JP7011872B1 - 机用天板 - Google Patents

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Abstract

【課題】規制部材3の組み合わせと取付の有無のみで、天板の大きさに対応するため、作業者によらず安定した載設作業をすることができ、載設時に天板が傷つくことも防止する机用天板1を提供する。【解決手段】第1の天板の大きさを拡張し、凹部21が設けられた拡張天板2と、凹部21の縁部21aに取付けられ、縁部21aから凹部21へ延出する延出プレート4と、を備え、凹部21に第1の天板を嵌め込んだ後に、縁部21aに延出プレート4を取付けて、拡張天板2と延出プレート4とで第1の天板を挟み込み、第1の天板に対して載設する机用天板1であって、机用天板1は、さらに、第1の天板よりも一回り小さい第2の天板に対して載設可能に形成されており、第2の天板に対して載設する場合に、第2の天板と縁部21aの間に位置させ、第2の天板の位置を規制する規制部材3を有することを特徴とする机用天板1。【選択図】図3

Description

本発明は、事務机、学童机等の天板に載設し、天板の大きさを拡張する机用天板に関する。
小学校や中学校等の学校(以下、「学校」という。)で用いられる学習机(以下、「学習机」という。)として、天板の大きさを横幅650mm×縦幅450mmとした大きめの天板(以下、「大きめの天板」という。)から天板の大きさを横幅550mm×縦幅350mmした小さめの天板(以下、「小さめの天板」という。)がある。このような大きめの天板や小さめの天板では、画面サイズを7インチ(横幅142.2mm×縦幅106.7mm)~12インチ(横幅254mm×縦幅169mm)とするタブレット(以下、「タブレット」という。)を天板に載せると、天板の大部分をタブレットが占めてしまい、タブレットを置きながら教科書を開くことができない問題があった。近年、この問題を解決するために、学習机の天板に載設して、天板の大きさを拡張する机用天板が鋭意研究されている。
例えば、特許文献1(従来例)には、図17で示すように、箱型に形成した天板110を事務用机天板(不図示)に覆うように被せて、天板110の側面の取付穴130-1、130-2、130-3、130‐4の内側に取付金具150を設置し、この取付穴130-1、130-2、130-3、130‐4および取付金具150に対して取付ボルト140を締め付けて、事務用机天板に対して天板110を固着する環境に優しい木製デスクカバー天板100が開示されている。
実登第3065796号
しかし、従来例で開示された環境に優しい木製デスクカバー天板100では、図17で示すように、取付ボルト140を締め付けて事務用机天板に固着するため、事務用机天板の側面を傷つける問題や、作業者による取付状態の差が生じる問題があった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされるものであって、天板の大きさに応じて規制部材を取付けることで、天板を規制部材で押圧して、天板を固定するため、天板を傷つけず、かつ作業者による載設状態のムラを低減させることができる机用天板を提供することを目的とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1に記載の発明は、載設対象の机における第1の天板の大きさを拡張し、裏面側に前記第1の天板と略同じ大きさの凹部が設けられた偏平な略受け皿形状の拡張天板と、前記凹部の縁部に取付けられ、前記縁部から前記凹部へ延出する延出プレートと、を備え、前記凹部に前記第1の天板を嵌め込んだ後に、前記縁部に前記延出プレートを取付けて、前記拡張天板と前記延出プレートとで前記第1の天板を挟み込み、前記第1の天板に対して載設する机用天板であって、前記机用天板は、さらに、前記第1の天板よりも一回り小さい第2の天板に対して載設可能に形成されており、前記第2の天板に対して載設する場合に、前記第2の天板と前記縁部の間に位置させ、前記第2の天板の位置を規制する規制部材を有することを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、規制部材の取付の有無のみで、載設対象の天板の大きさに対応するため、作業者によらず統一した状態で拡張天板を天板に載設することができるとともに、特段天板の側面等に取付ボルト等を当接させないため、載設時における天板が傷つくことを防止することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載された机用天板であって、前記机用天板は、さらに、前記第2の天板よりもさらに一回り小さい第3の天板に対して載設可能に形成されており、前記規制部材は、前記第3の天板に対して載設する場合に、2つを一体的に組み合わせたものを、前記縁部と前記第3の天板の間に位置させ、前記第3の天板の位置を規制することを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、規制部材を組み合わせることで、一回り小さい天板に対しても天板を載設することができるため、載設対象の天板の大きさごとに規制部材を設ける必要がないため、統一した金型で成形することができ、製造コストを低減することができる。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされるものであって、規制部材の取付の有無のみで、載設対象の天板の大きさに対応するため、作業者によらず統一した状態で拡張天板を天板に載設することができるとともに、特段天板の側面等に取付ボルト等を当接させないため、載設時における天板が傷つくことを防止する机用天板を提供することができる。
第1実施形態の机用天板を小さめの天板の学習机に載設した状態を示す概略斜視図である。 図1の机用天板の斜視図である。 図2の机用天板の展開図である。 図2の机用天板の正面図である。 図4の机用天板の背面図である。 図4の机用天板において延出プレートを取り外した状態を示す背面図である。 図3の規制部材の前方斜視図である。 図3の規制部材の後方斜視図である。 図7の規制部材の側面図である。 図3の延出プレートの斜視図である。 図1の机用天板を学習机に載設する作業を示すフローチャートである。 図1の机用天板を中位の天板に載設する状態にした際の背面図である。 図1の机用天板を大きめの天板に載設する際の背面図である。 第2実施形態の机用天板の展開図である。 図14の机用天板の背面図である。 図15の机用天板において延出プレートを取り外した状態を示す背面図である。 従来例の環境に優しい天板木製デスクカバー天板の裏面構成を示す斜視組立図である。
(第1実施形態)
以下、図面を参照して、本発明の第1実施形態に係る机用天板1について説明する。
図1は、第1実施形態の机用天板1を学習机5に載設した状態を示す概略斜視図であり、図2は、図1の机用天板1の斜視図であり、図3は、図2の机用天板1の展開図であり、図4は、図2の机用天板1の正面図であり、図5は、図4の机用天板1の背面図であり、図6は、図4の机用天板1において延出プレート4を取り外した状態を示す背面図であり、図7は、図3の規制部材3の前方斜視図であり、図8は、図3の規制部材3の後方斜視図であり、図9は、図7の規制部材3の側面図であり、図10は、図3の延出プレート4の斜視図である。図1に示す破線は、載設対象の小さめの天板51を表記したものであり、図5、6に示す二点鎖線は、小さめの天板51を示す仮想線である。
なお、机用天板1の幅方向をX軸、机用天板1の奥行き方向をY軸、机用天板1の高さ方向をZ軸とする。
図1乃至図3で示すように、引用符号1は、本実施形態の机用天板1である。机用天板1は、載設対象である学習机5の小さめの天板51(第3の天板)の大きさを拡張する拡張天板2と、この拡張天板2の内側に取付けられ、学習机5の小さめの天板51の位置を規制する規制部材3と、規制部材3で規制された拡張天板2の外周縁51aに当接し、拡張天板2の内側へ延出する延出プレート4と、を備える。
図2乃至図5で示すように、拡張天板2は、例えば、裏面側に凹部21が設けられた偏平な略受け皿形状をしており、例えば,ポリプロピレン、ポリカーボネイト、ABSなどのプラスチック材料(以下、「プラスチック材料」という。)、木材又はステンレスや鉄などの金属材料(以下、「金属材料」という。)などで形成されている。
拡張天板2の表面は、図4で示すように、中央手前側に幅方向へ広がる段部22が形成されており、奥側には、外周を覆う略コ字状の周壁部23が形成されている。この段部22は、拡張天板2の手前から周壁部23の周壁側部23aの長さよりも遠い位置に形成されている。
周壁部23の内側には、図4で示すように、タブレット(不図示)の横幅の長さよりも長くなるように幅方向へ延び、保護カバーを装着していないタブレットの厚さと略同じ幅の溝部24が形成されている。この溝部24の略中央には、保護カバー(不図示)を装着したタブレットの厚さと略同じ幅で幅方向へ膨出し、タブレットの横幅よりも長い膨出溝部24aが形成されている。
この構成により、本実施例の机用天板1は、保護カバーを装着したタブレットに関しては、タブレットを縦向きにして膨出溝部24aに挿入することができ、保護カバーを装着していないタブレットに関しては、タブレットを横向きにして、溝部24に挿入することができるため、保護カバーの装着の有無に関わらず、タブレットを拡張天板2上に起立させることができる。
拡張天板2の裏面は、図6および後述の図13で示すように、大きめの天板53(第1の天板)と略同じ大きさの凹部21が形成されている。この凹部21は、大きめの天板53に嵌め込み可能な大きさで形成されており、内側上面は平滑に形成されている。
凹部21の縁部21a内側における上下左右方向の略中央には、図5および図6で示すように、対向する位置に、規制部材3を取付ける取付凹部(不図示)がそれぞれ形成されている。左右方向に形成された取付凹部における縁部21aの両側には、取付ボルト43を螺合する複数の螺合孔25が形成されている。
図7乃至図9で示すように、規制部材3は、例えば略直方体形状をしており、例えば、プラスチック材料、木材または金属材料などで形成されている。規制部材3は、裏側に取付凹部と勘合する規制凸部31が形成されており、表側には規制凸部31に勘合可能な大きさの規制凹部32が形成さている。この規制凸部31は、表側の規制凹部32を除く面および裏側の規制凸部31を除く面をそれぞれ平滑に形成しており、小さめの天板51と凹部21の間に位置させて、均等に小さめの天板51を押圧できるように形成されている。
この規制部材3は、図1および図5で示すように、凹部21の上下左右に形成された取付凹部にそれぞれ取り付けられている。この取付凹部に取付けた各規制部材3は、規制凸部31を規制凹部32に勘合させて、2つのものを1組にして取り付ける。
図10で示すように、延出プレート4は、例えば、プレート形状をしており、例えば、金属材料、プラスチック材料または木材などで形成されている。延出プレート4には、先端側の上面にゴムなどの弾性部材からなる付勢部材41が取り付けられており、基端側には、拡張天板2の縁部21aに設けられた一対の螺合孔25と略同じ間隔で、一対の取付穴42が形成されている。
図3および図5で示すように、この一対の取付穴42に対して取付ボルト43を挿通し、螺合孔25に螺合することで、延出プレート4を拡張天板2の裏面に取付けできるように形成されている。ここで、取付ボルト43を取付ける際に、座金(不図示)を用いても良い。この構成により、より強固に延出プレート4を拡張天板2の裏面に取付けることができる。
本実施形態の机用天板1は、図1および2で示すように、周壁部23の周壁側部23aの長さよりも、拡張天板2の手前からの段部22の距離が遠くに位置しているため、表面を合わせるようにして重ね合わせた際に、周壁部23の周壁側部23aが拡張天板2の側面に当接しないため、安定した状態で学習机5を重ねることができる。
すなわち、本実施形態の机用天板1は、小さめの天板51に取付けた状態においても安定した状態で重ね合わせられるため、特段、学校などの掃除の時間で、2つの学習机5を重ね合わせて移動させる場合でも、上に位置する学習机5を安定して状態で下に位置する学習机に重ねられるため、移動中に上に位置する学習机5の落下を低減することができる。
また、本実施形態の机用天板1は、上下左右方向の凹部21の略中央に、組み合わせた規制部材3を取付けて、小さめの天板51の位置を規制することができるため、拡張天板1の略中央の位置で、小さめの天板51を取付けることができ、拡張天板2をより安定した状態で小さめの天板51に対して取付けることができる。
さらに、本実施形態の机用天板1は、各延出プレート4の先端側の上面に付勢部材41を取付けることで、小さめの天板51に縁部21aを確実に押圧して、拡張天板2の内側とで挟持することができる。
次に、本実施形態の机用天板1を学習机5に載設する載設方法について説明する。ここでは、大きめの天板53、旧JIS規格の天板サイズを横幅600mm×縦幅400mmした中位の天板52(以下、「中位の天板」という。)(第2の天板)および小さめの天板51に載設する方法について説明する、各初期条件として、拡張天板1には、規制部材3および延出プレート4が取り付けられていないものとする。
図11は、図1の机用天板1を学習机5に載設する作業を示すフローチャートであり、図12は、図1の机用天板1を中位の天板52に載設する状態にした際の背面図であり、図13は図1の机用天板1を大きめの天板53に載設する際の背面図である。図12に示す二点鎖線は中位の天板52を示す仮想線であり、図13に示す二点鎖線は大きめの天板51を示す仮想線である。
<机用天板1を小さめの天板51に載設する方法>
まず、作業者は、図11で示すように、載設対象の天板の大きさを測定する(STEP1、2)。作業者が、天板の大きさを横幅550mmで縦幅350mmと測定し、小さめの天板51と判断すると(STEP3)、作業者は、規制凹部32に規制凸部31を勘合させて、2つの規制部材3を一体的に形成する(STEP4)。
作業者は、この一体的に形成した2つの規制部材3を、凹部21の上下左右方向における各取付凹部に取付けて、拡張天板2を図6で示す状態にする(STEP7)。作業者は、図6の状態になった拡張天板2の凹部21に小さめの天板51を勘合させる(STEP8)。縁部21aの左右両側に形成された一対の螺合孔25に、取付孔42を合わせて、一対の延出プレート4を拡張天板2に取付けて図5に示す状態とし、机用天板1を取付ける作業を終了する(STEP9、10)。
本実施形態の机用天板1は、拡張天板2の内面と左右に取付けられた一対の延出プレート4で、小さめの天板51を挟み込むことで、簡単な構造で小さめの天板51に対して載設することができる。
また、本実施形態の机用天板1は、単に小さめの天板51を拡張天板2の内面と延出プレート4で挟み込むだけで小さめの天板51に対して固定することができるため、従来例のような取付ボルト140を小さめの天板1の側面に当接させるようなことがなく、載設に際して小さめの天板51が傷つくことも防止することができる。
<机用天板1を中位の天板52に載設する方法について>
作業者は、図11で示すように、載設対象の天板の載設する天板の大きさを測定し、天板の大きさが横幅600mm縦幅400mm中位の天板52と判断すると(STEP1、2、5)、作業者は、凹部21の上下左右に形成された取付凹部に規制部材3の規制凸部31を勘合させて、拡張天板2を図12で示す状態とする(STEP7)。
図12で示すように凹部21に規制部材3が取付られた後に、作業者は、中位の天板52に凹部21を勘合させて(STEP8)、拡張天板2の両側に形成された螺合孔25に取付孔42を合わせて、取付ボルト43を螺合孔25に螺合させることで、一対の延出プレート4を拡張天板2に取付けて、机用天板1を中位の天板52に載設する作業を終了する(STEP9、10)。
本実施形態の机用天板1は、小さめの天板51、小さめの天板51より一回り大きい中位の天板52に対して、同一形状の規制部材3の組み合わせたもの、または組み合わせずに用いることで、天板サイズに応じて、規制部材3を別個に設ける必要がないため、規制部材3の金型を統一した金型にすることができるため、規制部材3の製造コストを低減することができる。
<机用天板1を大きめの天板53に載設する方法について>
作業者は、図11で示すように、載設対象の天板の大きさを測定し、天板の大きさが横幅650mm縦幅450mmした大きめの天板53と判断すると(STEP1、2、6)、規制部材3を凹部21に取付けずに、凹部21をそのまま大きめの天板53に勘合させて、図13で示す状態とする(STEP8)。
大きめの天板53に凹部21を勘合させた後、作業者は、拡張天板2の両側に形成された螺合孔25に取付穴42が合うように位置させ、取付ボルト43で螺合孔25に螺合して、一対の延出プレート4を拡張天板2に取付けて、机用天板1を大きめの天板53に載設する作業を終了する(STEP9、10)。
本実施形態の机用天板1は、小さめの天板51に載設する場合は、規制部材3を組み合わせて凹部21に取付けて、小さめの天板51の側面に規制部材3を確実に当接させ、中位の天板52に載設する際には、規制部材3を組み合わせずに凹部21に取付けて、中位の天板52の側面に規制部材3を確実に当接させ、大きめの天板53に載設する場合には、凹部21に規制部材3を取付けずに、そのまま凹部21で大きめの天板53に取付けて、大きめの天板53の側面に凹部21を確実に当接させることで、小さめの天板51、中位の天板52および大きめの天板53に対して、机用天板1を確実に取り付けることができる。
すなわち、本実施形態の机用天板1は、載設対象の天板の大きさに応じて、凹部21に取付ける規制部材3の有無または個数を調整することで、複数パターンの大きさの天板に対しても確実に載設することができる。
また、本実施形態の机用天板1は、凹部21に取付ける規制部材3の有無や個数を変更するだけで、小さめの天板51、中位の天板52および大きめの天板53に取付けることができるため、作業者によらず、安定した載設状態を形成することができる。
(第2実施形態)
第2実施形態の机用天板1’について説明する。本実施形態の拡張天板2’における縁部21a’以外の構成、規制部材3および延出プレート4の構成に関しては、第1実施形態と同一であるため、同一符号を付し、ここでの説明は省略する。また、座標系も第1実施形態と同一のものとする。
図14は第2実施形態の机用天板1’の展開図であり、図15は図14の机用天板1’の背面図であり、図16は図15の机用天板1’において延出プレート4’を取り外した状態を示す背面図である。図15、16に示す二点鎖線は、小さめの天板51を示す仮想線である。
図14乃至図16で示すように、机用天板1’における拡張天板2’の縁部21a’には、上下左右方向に一対の螺合孔25’が形成されている。この螺合孔25’が形成された縁部21a’の内側には、それぞれ規制部材3の規制凸部31が勘合する取付凹部(不図示)が形成されている。
作業者は、各取付凹部に組み合わせた規制部材3を勘合させて、取付けた後に、小さめの天板51を勘合させて、上下左右方向に形成された一対の螺合孔25’に、一対の取付穴42を合うようにして、取付ボルト43を螺合孔25’に螺合させて、上下左右方向に延出プレート4を取付ける。
本実施形態の机用天板1’は、凹部21’内に位置する小さめの天板51の外周縁部51aを上下左右に位置する延出プレート4により挟持することで、第1実施形態の机用天板1よりもさらに強固に小さめの天板51に対して載設することができる。
また、本実施形態の机用天板1’は、上下左右方向において、小さめの天板51を拡張天板2’の内側と延出プレート4とで挟み込むことで、上下方向の動きに対しても拡張天板2がずれることを確実に防ぐことができる。
(他の実施形態)
第1実施形態の机用天板1において、小さめの天板51と中位の天板52と大きめの天板53を載設する際に用いる延出プレート4を統一した大きさのものとして説明したが、特にこれに限られるものではなく、載設対象の天板に応じて、延出プレート4の幅方向の長さを調節するものとしても良い。
この構成により、載設対象の天板の外周縁部が狭い場合においても、延出プレート4の長さが狭いものを用いることで、載設時において、延出プレート4の先端が学習机5の引き出し(不図示)などに当接し、載設することができない問題を防ぐことができる。
第1実施形態の机用天板1において、延出プレート4の先端側に付勢部材41を固定するものとして説明したが、載設対象の天板の外周縁を延出プレート4の先端側で押圧することができれば、特にこれに限られるものではない。
第1実施形態および第2実施形態において、規制部材3を凹部21、21’の縁部21a、21a’内側に形成された取付凹部に勘合させるものとして説明したが、規制部材3が凹部21、21’と載設対象の天板の間に位置していれば、特にこれに限られるものではない。
第1実施形態の机用天板1は、小さめの天板51に載設する場合に、複数の規制部材3を組み合わせたものを取付凹部に勘合させて、小さめの天板51の位置を規制するものとして説明したが、特にこれに限られるものではなく、複数の規制部材3を組み合わせずに、1つの規制部材3を各取付凹部に勘合させて、小さめの天板51の位置を規制するものとしても良い。但し、この場合は、規制部材3を小さめの天板51と凹部21とのスペースを踏まえて決めるものとする。
第1実施形態の机用天板1における凹部21として、内側上面が平滑に形成されているものとして説明したが、特にこれに限られるものではなく、内側上面に上下左右方向へ延びる複数の補強用リブ(不図示)を形成したものとしても良い。この構成により、拡張天板2の厚さを薄く形成しても上下左右方向の剛性を十分に保つことができる。
第1実施形態および第2実施形態の机用天板1、1’に関して、大きめの天板53を横幅650mm×縦幅450mmとし、中位の天板52を横幅600mm×縦幅400mmとし、小さめの天板51を横幅550mm×縦幅350mmとするものとして説明したが、この大きめの天板53、中位の天板52、小さめの天板51との関係は、中位の天板52が大きめの天板53より一回り小さい大きさであり、小さめの天板51が中位の天板52よりもさらに一回り小さい大きさであれば良い。
また、第1実施形態および第2実施形態の机用天板1、1’において、取付凹部を上下左右方向における凹部21、21’の縁部21a、21a’内側にそれぞれ設けるものとして説明したが、特にこれに限られるものではなく、載設対象の天板と凹部21、21’の間に位置し、載設対象の天板に当接し、規制することができる位置であれば良い。
さらに、第1実施形態および第2実施形態の机用天板1、1’を学習机5に載設するものとして説明したが、特にこれに限られるものではなく、事務用机(不図示)などの机(不図示)に載設する構成としても良い。
本発明は、その精神または主要な特徴から逸脱することなく。他の様々な形で実施することができる。そのため、前述の実施の形態はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は、特許請求の範囲によって示すものであって、明細書本文には、なんら拘束されない。さらに、特許請求の範囲の均等範囲に属する全ての変形、様々な改良、代替及び改質は、すべて本発明の範囲内のものである。
1、1’…机用天板
2、2’…拡張天板
21、21’…凹部 21a、21a’…縁部 22…段部 23…周壁部 23a…周壁側部 24…溝部 24a…膨出溝部 25、25’…螺合孔
3…規制部材
31…規制凸部 32…規制凹部
4…延出プレート
41…付勢部材 42…取付穴 43…取付ボルト
5…学習机
51…小さめの天板(第3の天板) 51a…外周縁 52…中位の天板(第2の天板) 53…大きめの天板(第1の天板)

Claims (2)

  1. 載設対象の机における第1の天板の大きさを拡張し、裏面側に前記第1の天板と略同じ大きさの凹部が設けられた偏平な略受け皿形状の拡張天板と、
    前記凹部の縁部に取付けられ、前記縁部から前記凹部へ延出する延出プレートと、を備え、前記凹部に前記第1の天板を嵌め込んだ後に、前記縁部に前記延出プレートを取付けて、前記拡張天板と前記延出プレートとで前記第1の天板を挟み込み、前記第1の天板に対して載設する机用天板であって、
    前記机用天板は、さらに、
    前記第1の天板よりも一回り小さい第2の天板に対して載設可能に形成されており、前記第2の天板に対して載設する場合に、前記第2の天板と前記縁部の間に位置させ、前記第2の天板の位置を規制する規制部材を有することを特徴とする机用天板。
  2. 前記机用天板は、さらに、
    前記第2の天板よりもさらに一回り小さい第3の天板に対して載設可能に形成されており、
    前記規制部材は、前記第3の天板に対して載設する場合に、2つを一体的に組み合わせたものを、前記縁部と前記第3の天板の間に位置させ、前記第3の天板の位置を規制することを特徴とする請求項に記載の机用天板。
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