JP4572331B2 - 部材の取付構造 - Google Patents

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Description

本発明は、一の部材に設けた係合孔に他の部材に設けた係合爪を係合させることにより、一の部材に他の部材を取り付けるようにした部材の取付構造に関するものである。
従来より、オフィス等において空間を仕切る間仕切りとして、骨格を形成する間仕切り本体の前後面にパネルを取り付けたものが知られている。このような間仕切りは、間仕切り本体の縦フレームに高さ方向に沿って係合孔を所定ピッチで形成するとともに、パネルの内面部に係合孔に係合可能な第1係合爪及び第2係合爪を設け、これら第1係合爪及び第2係合爪をそれぞれ異なる係合孔に係合させることにより、間仕切り本体にパネルを取り付けているのが通例である。
具体的には、特許文献1に示すように、第1係合爪に弾性変形可能な上向爪でる弾性係合爪部を設け、他方第2係合爪に下向爪部を設け、この下向爪部を、所定の2位置にある係合孔のうち下方に位置する係合孔の下縁部に引掛け、次いでこの引掛部位を支点としてパネルを間仕切り本体に近付く方向に回転させることにより、弾性係合爪部が、所定の2位置にある係合孔のうち上方に位置する係合孔の上縁部に当接しながら弾性変形し、且つこの係合孔を通過した時点で弾性復帰して係合孔に係合するように構成している。
このように、下方に位置する係合孔の下縁部に下向爪部を係合させ且つ上方に位置する係合孔の上縁部に弾性係合爪部を係合させる取付構造を採用しているため、上方に位置する係合孔の上縁部と下方に位置する係合孔の下縁部との離間距離を、弾性係合爪部と下向爪部との離間距離に正確に対応させていることが良好な取付状態を維持するための前提となり、極めて重要な設計事項となる。
特開平2003−96951
ところが、前記間仕切り本体の縦フレームは、鋼板等の板金素材をプレス工程やロールフォーミング工程を通じ塑性変形加工することによって所望の折曲形状に形成したものであるため、各係合孔の開口寸法は所定の金型を用いてプレス加工することにより正確なものとなるが、係合孔間の離間距離(ピッチ)は、プレス加工時やロールフォーミング加工時に若干の誤差が生じる場合がある。このようなピッチの誤差が生じた場合、特に係合孔が相互に離れる方向にピッチの誤差が大きくなった場合には、前記第1係合爪の弾性係合爪部の弾性変形量はその形状等により所定範囲内に制約されているため、弾性係合爪部の係合孔に対する係合が浅くなり、この弾性係合爪部と係合孔との係合状態が不安定なものとなり、その結果、パネルが間仕切り本体から外れ易くなるという不具合が発生する。つまり、従来の取付構造では、係合孔のピッチに誤差がある場合には、これら係合孔に対する第1係合爪及び第2係合爪の良好な係合状態を確保できないという問題があった。
本発明は、このような課題に着目してなされたものであって、主たる目的は、係合孔のピッチに誤差がある場合でもこれら係合孔にそれぞれ係合爪を確実に係合させることができる部材の取付構造を提供することにある。
すなわち、本発明の部材の取付構造は、一の部材に第1係合孔及び第2係合孔を所定ピッチで設け、他の部材に前記第1係合孔及び第2係合孔にそれぞれ係合可能な第1係合爪及び第2係合爪を設け、これら第1係合爪及び第2係合爪をそれぞれ第1係合孔及び第2係合孔に係合させることにより前記一の部材に前記他の部材を取り付けるようにしたものであって、前記第1係合爪が、前記第1係合孔に弾性係合可能な弾性係合爪部と、前記第1係合孔に対する当該第1係合爪の相対位置を前記弾性係合爪部が第1係合孔に係合し得る位置に位置決めする位置決め部とを備えたものであり、前記第2係合爪が、前記第1係合孔と前記第2係合孔とのピッチの誤差を許容しつつ前記第2係合孔に係合可能なものであることを特徴とする。
このようなものであれば、位置決め部を介して第1係合孔と第1係合爪との相対位置を位置決めすることにより、第1係合爪の弾性係合爪部と第1係合孔との良好な係合状態を確保することができるとともに、第2係合爪が第2係合孔との係合状態を解除することなくピッチの誤差を許容するものであるため、第1係合孔と第2係合孔とのピッチに多少の誤差がある場合でも、そのピッチの誤差を第2係合爪によって吸収することができる。このように、第1係合孔と第2係合孔とのピッチにばらつきが生じた場合でも、各係合孔にそれぞれ第1係合爪及び第2係合爪を確実に係合させることができ、従来のように一の部材と他の部材との取付状態がピッチのばらつきに左右されるという不具合を解消することができ、実用性に優れたものとなる。
特に、前記位置決め部が、前記第1係合爪を前記第1係合孔に係合させた係合状態において、前記第1係合孔の縁部のうち前記弾性係合爪部が当接して弾性係合する縁部とは異なる縁部に当接又は近接するものであれば、第1係合孔に対する第1係合爪の相対位置を確実に位置決めすることができる。
より具体的には、前記第1係合孔が略矩形状をなすものであり、前記第1係合爪を前記第1係合孔に係合させた係合状態において、前記弾性係合爪部が第1係合孔の対向する対向縁部の一方の縁部に当接して弾性係合し、前記位置決め部が他方の縁部に当接又は近接するものであることが好ましい。ここで、対向縁部とは、上縁部と下縁部、又は一方の側縁部と他方の側縁部を意味する。このようなものであれば、第1係合孔に対する第1係合爪の相対位置をより確実且つ容易に位置決めすることができる。
第1係合孔と第2係合孔とのピッチに誤差が生じた場合に、この誤差を第2係合爪によって吸収するには、前記第2係合爪が、第1係合孔と第2係合孔とのピッチに応じて、第2係合孔との係合状態を維持したまま第2係合孔に対する相対位置をピッチ方向に変更し得るように設定すればよい。
具体的な実施態様としては、前記一の部材又は前記他の部材の何れか一方が、間仕切りを構成する間仕切り本体であり、他方が前記間仕切り本体の少なくとも前後面の何れか一方に取り付けられるパネルであり、相互に対向する前記間仕切り本体のフレーム又は前記パネルの内面部の何れか一方に前記第1係合孔及び前記第2係合孔を設け、他方に前記第1係合爪及び第2係合爪を設けているものが挙げられる。
この場合、前記第1係合孔及び前記第2係合孔を前記間仕切り本体の縦フレームの高さ方向に沿って設けるとともに、前記第1係合爪及び第2係合爪を前記パネルの内面部の高さ方向に沿って設け、前記第1係合爪の前記弾性係合爪部が、前記第1係合孔の上縁部に当接して弾性係合する上向爪であり、前記位置決め部が、第1係合孔の下縁部に当接又は近接するものであれば、この位置決め部が第1係合孔の下縁部に当接又は近接することにより、第1係合孔に対する第1係合爪の相対位置を簡単に位置決めすることができるとともに、弾性係合爪部を第1係合孔に確実に係合させることができる。
一方、前記第2係合爪が、前記第2係合孔の下縁部に引掛可能な下向爪部を備えたものであれば、第1係合孔と第2係合孔のピッチの誤差に応じて第1係合孔の下縁部に対する下向爪部の引掛度合いを変更するようにすることにより、第1係合孔と第2係合孔のピッチの誤差を吸収することができる。
以上説明したように、本発明によれば、第1係合孔と第1係合爪との相対位置を位置決め部を利用して位置決めすることにより、第1係合爪の弾性係合爪部と第1係合孔との良好な係合状態を確保することができるとともに、第2係合爪が第2係合孔とのピッチの誤差を許容しつつ第2係合孔との係合状態を解除しないように設定しているため、第1係合孔と第2係合孔とのピッチに多少の誤差がある場合でも、各係合孔にそれぞれ第1係合爪及び第2係合爪を確実に係合させることができ、一の部材と他の部材との良好な取付状態を維持することができる。
以下、本発明の一実施形態について図を参照して説明する。
本実施形態では、本発明に係る部材の取付構造を図1等に示すような間仕切り1に適用している。
この間仕切り1は、図1及び図2に示すように、間仕切り1の骨格を形成する間仕切り本体2と、この間仕切り本体2の前後両面側に着脱可能に装着されるパネル3と、前記間仕切り本体2の上端部に取り付けられる笠木Kと、前記間仕切り本体2の下端部に取り付けられる巾木Hとを具備している。なお、図1では、笠木K及び巾木Hを想像線で示している。そして、本実施形態の間仕切り1は、前記間仕切り本体2とパネル3とによって閉止される位置である内部空間を配線類を収納し得る配線空間Sとしている。
以下、各部の構成について説明する。
間仕切り本体2は、図2に示すように、間仕切り1の側端面を形成する略鉛直方向に沿って配置した左右の縦フレーム21と、これら左右の縦フレーム21を連結する略水平方向に沿って配置した複数の横フレーム22とを具備し、これら縦フレーム21と横フレーム22とを枠体状に連結している。
縦フレーム21は、鋼板等の板金素材をプレス工程やロールフォーミング工程を通じ塑性変形加工することによって略角パイプ状に形成したのものであり、起立姿勢で配される。この縦フレーム21の前面21a及び後面21bに、パネル3に設けた後述する第1係合爪6及び第2係合爪7が係合可能な略矩形状の係合孔211を高さ方向に沿って所定ピッチで複数形成している。
横フレーム22は、鋼板等の板金素材をプレス工程やロールフォーミング工程を通じ塑性変形加工することによって横断面略下向きコ字形状に形成したのものであり、倒伏姿勢で配される。そして、横フレーム22の左右側端面を前記左右の縦フレーム21の内側面に当接させて、溶接等の適宜の手段で左右の縦フレーム21間に取り付けてある。
パネル3は、図2に示すように板金製の板状部材を折り曲げて形成した面板部31と、この面板部31の内面部31aに充填した芯材32とから構成したものである。このパネル3は、上下方向に沿って複数枚連設されることにより、前記間仕切り本体2の略全域を覆う位置に設けてある。
このような構成のものにおいて、本実施形態では、前記パネル3の面板部31の内面部31aに、第1係合爪6及び第2係合爪7を面板部31に取り付けるための第1取付金具4、第2取付金具5と、これら第1取付金具4及び第2取付金具5に取り付けられ且つ前記間仕切り本体2の係合孔211にそれぞれ係り合う第1係合爪6及び第2係合爪7とを設けている。そして、これら第1係合爪6及び第2係合爪7を利用して、前記間仕切り本体2の縦フレーム21の前面21a、後面21bにパネル3を着脱可能に装着し得るようにしている。なお、図2中符号Aで示すものは、パネル3の内面部31aに当接し、そのへこみを防止するへこみ防止部材である。
以下、各部の構成について説明する。
第1取付金具4は、図3又は図4に示すように、板金製の薄板状部材を折り曲げて形成したもので、前記パネル3の面板部31の内面部31aの上端部近傍にそれぞれ左右対をなして溶接等の適宜の手段で取り付けてある。具体的には、前記面板部31の内面部31aに取り付けてある正面視略矩形状の取付板41と、この取付板41の上縁部の略中央位置から一体に延出した頂壁421及びこの頂壁421の先端部から垂下させた垂下壁422から構成される上保持部42と、前記取付板41の下縁部の略中央位置から一体に延出した底壁431及び底壁431の先端部から起立させた起立壁432から構成される下保持部43とを具備している。そして、これら取付板41、上保持部42及び下保持部43によって包囲される空間を、第1係合爪6の一部が挿入可能な挿入空間4sに設定している。なお、前記下保持部43の起立壁432には、正面視円形状の貫通孔433が設けてある。
このような構成をなす第1取付金具4に取り付けられる第1係合爪6は、図3乃至図5に示すように、前記左右の第1取付金具4に着脱可能に取り付けてある左右に対をなすものであり、前記第1取付金具4に対してパネル3の幅方向に沿って略水平方向にスライドさせることにより取り付けられるものである。本実施形態では、左右の第1係合爪6は、それぞれ逆方向、すなわち互いに離間する方向にスライドさせることにより第1取付金具4に取り付けられるように、互いに左右対称な構成を有している。なお、図5(a)はパネル3の前面側から見た場合においてパネル3の左側に配される第1係合爪6の平面図であり、同図(b)、(c)はそれぞれ同正面図、同側面図である。
この第1係合爪6は、合成樹脂素材からなる一体成形品であり、前記第1取付金具4の挿入空間4s内に挿入される係合爪本体61と、前記係合爪本体61の下端部側に設けてある舌片62と、所定の取付位置で前記第1取付金具4の上保持部42、下保持部43の各内側面に突き当たって第1取付金具4に対する位置決めを行う当たり部63と、前記係合爪本体61の左右端部から間仕切り1の内方に向って突出した左右一対の突出壁64と、これら左右の突出壁64間に設けてある弾性変形可能な弾性係合爪部65と、これら左右の突出壁64の下端部同士を接続し且つ係合孔211に対する第1係合爪6の相対位置を位置決めし得る位置決め部66とを具備している。
係合爪本体61は、パネル3の幅方向に沿ってスライドさせることによって、前記第1取付金具4の挿入空間4s内に挿入される略矩形の枠体状をなすものである。
舌片62は、前記係合爪本体61の開口611内に位置するもので、その外側端側を前記係合爪本体61の一部から延出し、内側端側を自由端とするものである。そして、この舌片62は、挿入時に前記第1取付金具4の下保持部43の起立壁432に押されて経過的に弾性変形し所定の取付位置で元の形状に復元して起立壁432に形成した貫通孔433に係り合う突部621を有している。
当たり部63は、前記係合爪本体61の内側端側に設けられ、前記係合爪本体61の上下面よりも上下方向に延出した板状のものである。この当たり部63が、所定の取付位置で前記第1取付金具4の上保持部42、下保持部43の内側面に突き当たって第1取付金具4に対する第1係合爪4の取付位置を位置決めするようにしている。
突出壁64は、前記係合爪本体61の開口611縁部から前方に突出する平板状の水平板部67を挟んで起立させた一対のものであり、所定の取付位置で前記縦フレーム21の係合孔211内に挿入される挿入部641と、前記縦フレーム21の前面21a又は後面21bとパネル3の内面部31aとの間に介在する介在部642とを具備している(図9参照)。
弾性係合爪部65は、水平板部67の先端部に連続して設けられ、パネル3を間仕切り本体2に取り付ける際に、間仕切り本体2の縦フレーム21に設けた係合孔211に係合可能な上向爪であり、係合孔211に挿入した時に、この係合孔211の上縁部に押されて経過的に弾性変形し、所定の取付位置で元の形状に復元して係合孔211の上縁部に係り合うものである。
位置決め部66は、弾性係合爪部65を係合孔211の上縁部に係合させた際に係合孔211の下縁部に当接または近接し得るものであり、係合孔211に対する第1係合爪6の相対位置を弾性係合爪部65が係合孔211に係合し得る位置に位置決めするものである。本実施形態では、係合孔211への挿入をスムーズに行えるように、下面部に漸次上方に向かって反るように湾曲させたテーパ部661を形成している(図5参照)。
しかして、第1係合爪6の第1取付金具4への取付は、図3及び図4に示すように、左右の第1係合爪6を前記第1取付金具4の内側面側から互いに離間する方向へパネル3の幅方向に沿ってスライドさせ、前記係合爪本体61を第1取付金具4の挿入空間4s内へ挿入することにより行う。係合爪本体61の挿入空間4sへの挿入時、舌片62が、第1取付金具4の下保持部43の起立壁432に押されて経過的に弾性変形し所定の取付位置で元の形状に復元することにより前記下保持部43の貫通孔433に舌片62の突部621が係合するとともに、図4において想像線で示すように、前記当たり部63が、第1取付金具4の上保持部42及び下保持部43の内側面に突き当たることにより、第1取付金具4に対する第1係合爪6の取付位置が位置決めされる。
一方、第2取付金具5は、図6及び図7に示すように、板金製の薄板状部材を折り曲げて形成したもので、前記パネル3の面板部31の内面部31a側の下端部近傍に、それぞれ左右対をなして溶接等の適宜の手段で取り付けてある。具体的には、前記面板部31の内面部31aに取り付けてある正面視略矩形状の取付板51と、この取付板51の上縁部の略中央位置から一体に延出した頂壁521及びこの頂壁521の先端部から斜め下方に傾斜させた傾斜壁522から構成される下向固定金具52とを具備している。
このような構成をなす第2取付金具5に取り付けられる第2係合爪7は、図6及び図7に示すように、前記左右の第2取付金具5に対して着脱可能な左右に対をなすものであり、前記パネル3の幅方向に沿って略水平方向にスライドさせることにより取り付けられるものである。本実施形態では、左右の第2係合爪7は、それぞれ逆方向、すなわち互いに離間する方向にスライドさせることにより前記第2取付金具5に取り付けられるように互いに左右対称な構成を有している。
この第2係合爪7は、合成樹脂素材からなる一体成形品であり、略直方体状の係合爪本体71と、前記第2取付金具5の下向固定部52を挿入するための溝部72と、係合爪本体71から間仕切り本体2側に向って突出し且つ係合孔211の下縁部に引掛可能な下向爪部73とを具備している。
溝部72は、前記係合爪本体71の外側面711及びパネル3と対向する対向面712側に開口している。この溝部72は、外側面711側近傍の下向面72aから下方に突出した弾性変形可能なリブ721を有している。そして、このリブ721は、溝部72に第2取付金具5の下向固定部52を挿入した際に、経過的に弾性変形して下向固定部52の挿入を許容し、所定の取付位置で元の形状に復元して前記下向固定金具52の頂壁521の外側面に突き当って前記第2係合爪7の所定の取付位置からの移動を禁止するものである。なお、図6において符号74で示すものは、軽量化等を図るために設けた肉抜部である。
第2係合爪7の第2取付金具5への取付は、左右の第2係合爪7を前記第2取付金具5の内側面側から互いに離間する方向へパネル3の幅方向に沿ってスライドさせることにより、前記溝部72内に第2取付金具5の下向固定部52を挿入することにより行う。下向固定部52の溝部72への挿入時、溝部72の下向面72aに設けた前記リブ721は、前記第2取付金具5の頂壁521に押されて経過的に弾性変形することにより、前記第2取付金具5の挿入を許容するとともに、このリブ721が、所定の取付位置で元の形状に復元し、図7に示すように、前記第2取付金具5の頂壁521の外側面に突き当たることにより、前記第2係合爪7の所定取付位置からの移動が禁止され、第2取付金具5に対する第2係合爪7の取付位置が位置決めされる。
次に、第1取付金具4、第2取付金具5を介して第1係合爪6及び第2係合爪7を取り付けたパネル3を間仕切り本体2に取り付ける手順を図8及び図9を参照して説明する。
具体的には、第1係合爪6及び第2係合爪7をそれぞれ前記縦フレーム21の前面21a、21bに形成した複数の係合孔211のうちから選択される異なる2位置の係合孔211に係合させることにより行う。以下の説明において、異なる2位置の係合孔211のうち、相対的に上方に位置する係合孔211を第1係合孔211Aとし、下方に位置する係合孔211を第2係合孔211Bとする。なお、選択される第1係合孔211Aと第2係合孔211Bは、パネル3の高さ寸法(換言すれば第1係合爪6と第2係合爪7との離間距離)に応じて適宜変更されるものであり、高さ方向に隣り合う係合孔211同士である場合、或いは高さ方向に沿って複数の係合孔211を跨いだ位置にある係合孔211同士である場合もある。
しかして、先ず、図8において想像線に示すように、パネル3の下端部側に設けた第2係合爪7の下向爪部73を第2係合孔211Bの下縁部211Baに上方から引っ掛ける。次いで、この下向爪部73と第2係合孔211Bの下縁部211Baとの引掛部位を支点にして、パネル3の上端部が縦フレーム21に接近する方向にパネル3を回転させて、第1係合爪6の挿入部641及び位置決め部66を第1係合孔211A内に挿入する。その際、経時的に、弾性係合爪部65が、第1係合孔211Aの上縁部211Aaに当接して下方に弾性変形し、第1係合孔211Aの上縁部211Aaを通過した時点で、図9に示すように元の形状に弾性復帰して第1係合孔211Aの上縁部211Aaの裏面側に位置することにより、第1係合孔211Aと係合するとともに、位置決め部66が第1係合孔211Aの下縁部211Abに当接することにより、第1係合孔211Aに対する第1係合爪6の相対位置を、弾性係合爪部65と第1係合孔211Aとの係合状態を確保し得る位置に位置決めする。また、この取付状態において第2係合爪7の下向爪部73が第2係合孔211Bの下縁部211Baに係合している。このような簡単な作業により、第1係合爪6及び第2係合爪7をそれぞれ第1係合孔211A、第2係合孔211Bに確実に係合させることができ、その結果、パネル3と間仕切り本体2との良好な取付状態を確保することができる。
ところで、間仕切り本体3の縦フレーム21は、鋼板等の板金素材をプレス工程やロールフォーミング工程を通じ塑性変形加工することによって所望の折曲形状に形成したものであるため、係合孔211のピッチは、プレス加工時やロールフォーミング加工時に若干の誤差が生じる場合がある。次にこのような係合孔211のピッチに誤差が生じた場合における本発明に係る部材の取付構造の作用を説明する。
図10(a)に示す縦フレーム21は、前記図9に示す縦フレーム21と比較して、第1係合孔211Aと第2係合孔211Bとのピッチが若干大きくなったものである。このような場合、前述した取付手順を経ることにより、第1係合爪6の位置決め部66を利用して、第1係合爪6の弾性係合爪部65が第1係合孔211Aの上縁部211Aaに係合する位置に第1係合爪6の第1係合孔211Aに対する相対位置を位置決めし、弾性係合爪部65と第1係合孔211との良好な係合状態を確保する一方、図9に示す前記実施形態と比較して、下向爪部73の基端部が第2係合孔211Bの下縁部211Baからピッチ方向に沿って離れる方向に第2係合爪7が第2係合孔211Bに対する相対位置を変更しつつ、下向爪部73と第2係合孔211Bの下縁部211Baとの係合状態を確保している。
一方、図10(b)に示す縦フレーム21は、前記図9に示す縦フレーム21と比較して、第1係合孔211Aと第2係合孔211Bとのピッチが小さくなったものである。このような場合、前述した手順を経ることにより、第1係合爪6の位置決め部66を利用して、第1係合爪6の弾性係合爪部65が第1係合孔211Aの上縁部211Aaに係合する位置に第1係合爪6の第1係合孔211Aに対する相対位置を位置決めし、弾性係合爪部65と第1係合孔211との良好な係合状態を確保する一方、図9に示す前記実施形態と比較して、下向爪部73の基端部が第2係合孔211Bの下縁部211Baにピッチ方向に沿って近寄る方向に第2係合爪7が第2係合孔211Bに対する相対位置を変更しつつ、下向爪部73と第2係合孔211Bの下縁部211Baとの係合状態を確保している。
このように、本実施形態に係る部材の取付構造は、第1係合爪6の位置決め部65によって、前記弾性係合爪部65が第1係合孔211Aに係合し得る位置に第1係合爪6を位置決めするように設定しているため、弾性係合爪部65と第1係合孔211とを確実に係合させることができるとともに、第1係合孔211Aと第2係合孔211Bとのピッチの誤差に応じて第2係合爪7が第2係合孔211Bに対する相対位置を変更することにより、第2係合爪7と第2係合孔211Bとの係合状態を維持しつつ第1係合孔211Aと第2係合孔211Bとのピッチの誤差を吸収することができる。このように、第1係合孔211Aと第2係合孔211Bとのピッチにばらつきが生じた場合でも、各係合孔211A、211Bにそれぞれ第1係合爪6及び第2係合爪7を確実に係合させることができ、間仕切り本体2とパネル3との取付状態が第1係合孔211Aと第2係合孔211Bとのピッチの誤差によって左右されることなく、間仕切り本体2とパネル3との良好な取付状態を確保することができる。しかも、従来と同様の取付作業によって各係合孔211A、211Bにそれぞれ第1係合爪6及び第2係合爪7を確実に係合させることができ、作業性を損なうことなく、実用性に優れたものとなる。
特に、第1係合孔211Aが略矩形状をなすものであり、第1係合爪6を第1係合孔211Aに係合させた係合状態において、弾性係合爪部65が第1係合孔211Aの上縁部211Aaに当接して弾性係合し、位置決め部66が第1係合孔211Aの下縁部211Abに当接又は近接するものであるため、第1係合孔211Aに対する第1係合爪6の相対位置をより確実且つ容易に位置決めすることができる。
さらに、第2係合爪7が、第2係合孔211Bの下縁部211Baに引掛可能な下向爪部73を備えたものであるため、第1係合孔211Aと第2係合孔211Bのピッチの誤差に応じて第1係合孔211Aの下縁部211Baに対する下向爪部73の引掛度合いを変更するようにすることにより、第1係合孔211Aと第2係合孔211Bのピッチの誤差を吸収することができる。
なお、本発明は、以上に詳述した実施形態に限られるものではない。
例えば、第1係合爪をパネルの下端部側に設け、第2係合爪をパネルの上端部側に設けた態様であっても構わない。また、間仕切り本体の横フレームに巾方向に沿って係合孔を所定ピッチで複数形成し、これら複数の係合孔から適宜選択される第1係合孔及び第2係合孔に対応させて第1係合爪及び第2係合爪をパネルの幅方向に所定距離離間して設けてもよい。なお、第1係合爪及び第2係合爪を、第1取付金具及び第2取付金具を介さずにパネルの内面部に直接設けても勿論構わない。
また、本発明に係る取付構造は、上記実施形態で示した間仕切り本体とパネルとの取付に限らず、例えば、デスクの下肢空間に配する幕板を脚に取り付ける場合等、一の部材に設けた係合孔に他の部材に設けた係合爪を係合させることにより、一の部材に他の部材を取り付けるようにしたもの全般に適用することができる。
また、第1係合孔が略矩形状をなすものである場合、第1係合爪をこの係合孔に係合させた係合状態において、前記弾性係合爪部が係合孔の一方の側縁部に当接して弾性係合し、前記位置決め部が他方の縁部に当接又は近接するものであってもよい。このような場合であっても、第1係合孔に対する第1係合爪の相対位置をより確実且つ容易に位置決めすることができる。一方、第1係合孔の対向する対向縁部(上縁部と下縁部、一方の側縁部と他方の側縁部)に弾性係合爪部又は位置決め部をそれぞれ当接させる態様ではなく、第1係合爪をこの係合孔に係合させた係合状態において、第1係合孔の縁部のうち弾性係合爪部が当接して弾性係合する縁部とは異なる縁部に当接又は近接するように設定した態様でもよい。この場合、第1係合孔が、略菱形状や台形状等異形状をなす場合には特に有用である。
また、上記実施形態に示した第1係合爪は、弾性係合爪部と位置決め部とを一体成形したものであるが、弾性係合爪部と位置決め部とを別体に成形したものであっても構わない。
その他、各部の具体的構成についても上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
本発明の一実施形態に係る部材の取付構造を適用した間仕切りの全体斜視図。 同分解斜視図。 図2の要部拡大図。 図3におけるA矢視図。 同実施形態に係る第1係合爪を示す三面図。 図2の要部拡大図 図6におけるA矢視図。 作用説明図。 作用説明図。 作用説明図。
符号の説明
1…間仕切り
2…間仕切り本体
21…縦フレーム
21a…前面
21b…後面
211…係合孔
211A…第1係合孔
211Aa…上縁部
211Ab…下縁部
211B…第2係合孔
211Ba…下縁部
3…パネル
31a…内面部
6…第1係合爪
65…弾性係合爪部
66…位置決め部
7…第2係合爪
73…下向爪部

Claims (6)

  1. 一の部材に第1係合孔及び第2係合孔を所定ピッチで設け、他の部材に前記第1係合孔及び第2係合孔にそれぞれ係合可能な第1係合爪及び第2係合爪を設け、これら第1係合爪及び第2係合爪をそれぞれ第1係合孔及び第2係合孔に係合させることにより前記一の部材に前記他の部材を取り付けるようにした部材の取付構造であって、
    前記第1係合爪が、前記第1係合孔に弾性係合可能な弾性係合爪部と、前記第1係合孔に対する当該第1係合爪の相対位置を前記弾性係合爪部が第1係合孔に係合し得る位置に位置決めする位置決め部とを備えたものであり、
    前記第2係合爪が、前記第1係合孔と前記第2係合孔とのピッチの誤差を許容しつつ前記第2係合孔に係合可能なものであり、
    前記位置決め部が、前記第1係合爪を前記第1係合孔に係合させた係合状態において、前記第1係合孔の縁部のうち前記弾性係合爪部が当接して弾性係合する縁部とは異なる縁部に当接又は近接することにより第1係合孔に対する第1係合爪の相対位置を位置決めするものであり、
    前記第2係合爪が、第1係合孔と第2係合孔とのピッチに応じて、第2係合孔との係合状態を維持したまま第2係合孔に対する相対位置をピッチ方向に沿って変更し得るようにしていることを特徴とする部材の取付構造。
  2. 前記位置決め部にテーパ部を形成している請求項1記載の部材の取付構造。
  3. 前記第1係合孔が略矩形状をなすものであり、前記第1係合爪を前記第1係合孔に係合させた係合状態において、前記弾性係合爪部が第1係合孔の対向する対向縁部の一方の縁部に当接して弾性係合し、前記位置決め部が他方の縁部に当接又は近接するものである請求項1又は2記載の部材の取付構造。
  4. 前記一の部材又は前記他の部材の何れか一方が、間仕切りを構成する間仕切り本体であり、他方が前記間仕切り本体の少なくとも前後面の何れか一方に取り付けられるパネルであり、相互に対向する前記間仕切り本体のフレーム又は前記パネルの内面部の何れか一方に前記第1係合孔及び前記第2係合孔を設け、他方に前記第1係合爪及び第2係合爪を設けている請求項1、2又は3記載の部材の取付構造。
  5. 前記第1係合孔及び前記第2係合孔を前記間仕切り本体の縦フレームの高さ方向に沿って設けるとともに、前記第1係合爪及び第2係合爪を前記パネルの内面部の高さ方向に沿って設け、前記第1係合爪の前記弾性係合爪部が、前記第1係合孔の上縁部に当接して弾性係合する上向爪であり、前記位置決め部が、第1係合孔の下縁部に当接又は近接するものである請求項記載の部材の取付構造。
  6. 前記第2係合爪が、前記第2係合孔の下縁部に引掛可能な下向爪部を備えたものである請求項記載の部材の取付構造。
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JP2003096951A (ja) * 2001-09-25 2003-04-03 Kokuyo Co Ltd パネル、及び厚み調整部材

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