JP4729004B2 - 化粧板の取付構造 - Google Patents
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Description
そのため、台所収納体に対して化粧板を固定する場合には、ブラケットと化粧板とを位置合わせして該ブラケットの姿勢を維持したうえで、台所収納体の収納空間内に潜り込んで、電動ドライバーやレンチなどの締結具を使ってビス止め作業を行う必要があり、化粧板の取り付け作業に多くの人手や手間が掛かっていた。
そこで、本発明のように、ブラケット20の左右側面のいずれか一方から、位置決め用の凸部49・50が突設状に形成されていて、他方の左右側面が、出っ張りの無い平坦状に形成されていると、前者の開口部53にブラケット20を装着する場合(図13(a)・(b))には、凸部49・50を有する左右側面を収納体2の左右側板3側に指向させて、凸部49・50が開口部53に落ち込み、凸部49・50の側面が開口縁に当接するように配すれば、ブラケット20を位置精度良く取り付けることができる。また、後者の開口部53の無い平坦な左右側板3の内面にブラケット20を装着する場合(図12(a)・(b))には、出っ張りの無い平坦状の面を左右側板3側に指向させれば、凸部49・50が左右側板3に当たることがなく、ブラケット20をガタ付くことなく装着することができる。
図1ないし図5に本発明に係る化粧板の取付構造の第1実施形態を示す。図2に示すように、この取付構造は、所謂キッチンキャビネットと称される台所収納体(以下、単に収納体と記す)2に適用されるものであり、図示例では、左右方向の長さ寸法の異なる四種の収納体2を左右方向に列設して、一つのシステムキッチン1を構成している。図1および図3に示すように、各収納体2は、左右側板3と後板4と天板5と底板6とで区画され、前面に開口7を有する角箱状に形成されている。右端の収納体2の上方位置にはクッキングヒーター8が組み付けられており、下方位置には調理具を収納するための引き出し9・9が組み付けられている。他の三つの収納体2のそれぞれには、上中下の三段の引き出し9・9・9が開閉可能に組み付けられている。図1において符号10は、収納体2の上面に設けられたシンクを、符号14は、システムキッチン1の左右端に組み付けられるエンドプレートを示す。
かかる効果は、一方の左右側面3に対してのみ凸部49を形成して、正面視で左右非対称状にブラケット20を形成するとともに、当該ブラケット20を上下方向に対称状に形成したことにより得られたものである。これにて、ブラケット20を共用化した分だけ部品の種類を減らし、同時に成形用金型を削減できるので、化粧板13が取り付けられる収納体2の全体コストを削減化して、低コスト化要求に応えることができる。
図9ないし図13に、本発明に係る化粧板の取付構造の第2実施形態を示す。この第2実施形態では、ブラケット20の付勢部37の形態が、先の第1実施形態と大きく相違する。すなわち、付勢部37は、ベース35の前端部から前方向に向かって片持ち状に連出された上下一対の弾性部材47・47としている。図10に示すように、上方の弾性部材47は、ベース35の右側面から左方向に向かって連出されており、下方の弾性部材47は、ベース35の左側面から右方向に向かって連出されており、これら左右交差状に伸びる上下一対の弾性部材47・47に由来する弾発力により、化粧板13を前方向に付勢する。かかる形態は、弾性係合腕40・40の上下の間隔寸法が小さく、第1実施形態のようなアーチ状の付勢部37の形成が困難な小型のブラケット20に好適である。
3 左右側板
7 前面開口
16 ベース壁
17 上下壁
19 装着部
20 ブラケット
21 係合壁
22 抜止部
27 受面
28 傾斜案内面
33 締結孔
35 ベース
36 係合部
37 付勢部
40 弾性係合腕
41 係合爪
42 導出端部
45 係合面
47 弾性部材
49 凸部
50 凸部
E 変形隙間
Claims (7)
- 収納体(2)の左右側板(3)の内面に固定される左右一対のブラケット(20・20)と、これらブラケット(20・20)に固定支持されて、該収納体(2)の前面開口(7)に設置される化粧板(13)とを備えており、
化粧板(13)は、左右方向に走るベース壁(16)と、該ベース壁(16)の上下端部に連続して前方向に突出する上下壁(17・17)とを有する条材であり、ベース壁(16)の後面には、該化粧板(13)をブラケット(20)に差し込み係合するための装着部(19)が設けられており、
ブラケット(20)は、左右側板(3)の内面に締結固定するための締結孔(33)を有するベース(35)と、該ベース(35)の前面側に設けられて装着部(19)と係合する係合部(36)と、該係合部(36)に係合捕捉された化粧板(13)を前方向に付勢する付勢部(37)とを有する樹脂成形品であり、
装着部(19)は、ベース壁(16)の後面から後方向に突設する上下一対の係合壁(21)と、該係合壁(21)の後端部に設けられた抜止部(22)とを含み、
係合部(36)は、ベース(35)の前部から前方向に張り出し形成された上下一対の弾性係合腕(40・40)と、該弾性係合腕(40)の前端部に設けられて抜止部(22)に係合する係合爪(41)とを含み、上下の弾性係合腕(40・40)の間に付勢部(37)が設けられており、
係合爪(41)の後向きに指向する係合面(45)と、抜止部(22)の前向きに指向する受面(27)とが係合することで、化粧板(13)が抜け止め不能にブラケット(20)に装着され、かかる装着状態において、付勢部(37)が化粧板(13)を前方向に付勢するように構成されていることを特徴とする化粧板の取付構造。 - 抜止部(22)の外側壁に、係合爪(41)を係合案内する傾斜案内面(28)が形成されている請求項1記載の化粧板の取付構造。
- 左右のブラケット(20・20)は、左右勝手違いに形成されており、
ブラケット(20・20)の左右側面のいずれか一方から、位置決め用の凸部(49・50)が突設状に形成されていて、他方の左右側面が、出っ張りの無い平坦状に形成されている請求項1または2記載の化粧板の取付構造。 - ブラケット(20)の左右側面のいずれか一方から、位置決め用の凸部(49・50)が突設状に形成されていて、他方の左右側面が、出っ張りの無い平坦状に形成されており、
ブラケット(20)が上下対称状に形成されている請求項1または2記載の化粧板の取付構造。 - ベース(35)の上下両端から前方向に向かって導出端部(42)が張り出し形成されており、
導出端部(42)の前端部は、連出腕(43)と弾性係合腕(40)とからなる二股形状とされており、
連出腕(43)と弾性係合腕(40)との間に、該弾性係合腕(40)の変形を許す変形隙間(E)が形成されている請求項1ないし4のいずれかに記載の化粧板の取付構造。 - 付勢部(37)が、ベース(35)の前端面から前方向に向かって両持ち状に連出されたアーチ状の弾性部材(47)である請求項1ないし5のいずれかに記載の化粧板の取付構造。
- 付勢部(37)が、ベース(35)の前端部から前方向に向かって片持ち状に連出された上下一対の弾性部材(47・47)であり、
一方の弾性部材(47)が、ベース(35)の右側面から左方向に向かって連出されており、
他方の弾性部材(47)が、ベース(35)の左側面から右方向に向かって連出されている請求項1ないし5のいずれかに記載の化粧板の取付構造。
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