JP4782569B2 - エンドキャップ、およびそれを用いた長尺物の連結構造 - Google Patents
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Description
複数の間仕切パネルおよび上部カバーを、左右方向に並べて連結したり、または支柱を介して、平面視L字状、T字状、または十字状等に連結する場合、互いに対向する上部カバーの対向端面に嵌着したエンドキャップ同士、またはエンドキャップと支柱の上端に設けた支柱キャップとは、単に突き合わせるだけとすることが多い。
(1) 長尺物の開口端面に嵌合して使用されるエンドキャップであって、長尺物の開口端部に嵌合される差し込み部の一端に、長尺物の開口端面に当接する拡幅鍔部を連設し、前記拡幅鍔部から差し込み部までの全長に亘って、長手方向を向く凹溝を設け、前記差し込み部の他端に、前記拡幅鍔部から差し込み部までの全長より長い折曲片を、可撓片を介して連設し、前記折曲片を、前記凹溝を開放し、かつ前記凹溝の内面と前記折曲片の一面とが連続する平面をなす延長位置と、前記可撓片が折曲されて、一部が前記凹溝内に嵌合し、かつ他部が拡幅鍔部より外方に突出する折り曲げ位置とに折り曲げ可能とすることによって、前記折曲片を延長位置として、前記差し込み部を長尺物の開口端面に嵌合することにより、凹型のものとして、また前記折曲片を折り曲げ位置として、差し込み部を長尺物の開口端面に嵌合することにより、凸型のものとして用いることができるようにする。
請求項1記載の発明によると、折曲片を延長位置に位置させて、エンドキャップを、長尺物の端面に嵌合することにより、拡幅鍔部に凹溝が開口する凹型のエンドキャップとして用いることができ、また折曲片を折り曲げ位置に位置させて、エンドキャップを、長尺物の端面に嵌合することにより、拡幅鍔部から折曲片が外方に突出する凸型のエンドキャップとして用いることができる。
すなわち、1種類のエンドキャップのみで、その一部を延ばしたり、折り曲げたりすることにより、凹型と凸型との2種類に変化させることができるので、他種類のエンドキャップを用意しておく必要がなく、また、装着される長尺物の対向部分の状況に応じて、装着時に簡単に凹型としたり、凸型としたりすることができ、長尺物の連結作業が容易になる。
また、長尺物同士を互いに連結する際に、エンドキャップを、装着しようとする長尺物の対向部分の状況に応じて、装着時に簡単に凹型としたり、凸型としたりすることができ、長尺物の連結作業が容易になる。
図1は、本発明のエンドキャップの第1の実施形態を用いて、上部カバー同士、および上部カバーと支柱キャップ等とを連結した間仕切装置の一例を示す。
なお、各間仕切パネル(1)と、他の間仕切パネル(1)、エンドカバー(2)、または支柱(3)との連結構造に関しては、本発明に直接関係しないので、その図示および詳細な説明は省略する。
上部カバー(4)は、金属板、アルミニューム合金の押し出し成形材、または硬質合成樹脂材料等により、扁平な中空角管の下面中央に長手方向を向く凹溝(5)を設けた、断面ほぼ下向きC字状に形成されている。
図3〜図6に示すように、各エンドキャップ(9)は、上部カバー(4)の各開口端面に嵌合される差し込み部(10)と、この差し込み部(10)の一端に連設され、かつ上部カバー(4)の開口端面とほぼ同形をなして、その開口端面に当接する拡幅鍔部(11)とを備えている。
差し込み部(10)の他端には、拡幅鍔部(11)から差し込み部(10)までの全長より長い折曲片(13)が、可撓片(14)を介して連設され、折曲片(13)は、その一面が凹溝(12)の内面の延長上に位置し、かつ凹溝(12)を開放する延長位置(図5および図6の上部参照)と、可撓片(14)がU字状に折曲されて、一部が凹溝(12)内に嵌合し、かつ他部が拡幅鍔部(11)より外方に突出する折り曲げ位置(図5および図6の下部参照)とに折り曲げ可能となっている。
すなわち、1種類のエンドキャップ(9)のみで、その一部を延ばしたり、折り曲げたりすることにより、凹型と凸型との2種類に変化させることができるので、他種類のエンドキャップを用意しておく必要がなく、また、装着される長尺物の対向部分の状況に応じて、装着時に簡単に凹型としたり、凸型としたりすることができ、長尺物の連結作業が容易になる。
なお、突片(16a)は、凸型としたエンドキャップ(9)における拡幅鍔部(11)より外方に突出する折曲片(13)の突出部分(13a)の形状と同一としてある。
この例では、上部カバー(長尺物)(20)は、上述の上部カバー(4)とほぼ同一構成の基部(21)の上面に、上方を向く延長ボード(22)の下部を両側方より把持する1対の把持片(23)(23)を立設した構造のものとし、それに合わせて、その上部カバー(20)の各端部に着脱自在に装着するエンドキャップ(24)も、上部カバー(20)の各端部の外形とほぼ同一形状とした拡幅鍔部(25)と、その一側面に突設され、かつ上部カバー(20)の各端面における空隙部分に進入しうるようにした差し込み部(26)とを備えるものとしてある。
すなわち、第1の実施形態におけるのと同様に、1種類のエンドキャップ(24)のみで、その一部を延ばしたり、折り曲げたりすることにより、凹型と凸型との2種類に変化させることができるので、他種類のエンドキャップを用意しておく必要がなく、また、装着される長尺物の対向部分の状況に応じて、装着時に簡単に凹型としたり、凸型としたりすることができ、長尺物の連結作業が容易になる。
(2)エンドカバー
(3)支柱
(4)上部カバー(長尺物)
(5)凹溝
(6)把持手段
(6a)基部
(6b)弾性把持片
(7)凹溝
(8)係合片
(9)エンドキャップ
(10)差し込み部
(10a)基片
(10b)側部差し込み部
(10c)中央肉厚部
(11)拡幅鍔部
(12)凹溝
(13)折曲片
(13a)突出部分
(14)可撓片
(15)弾性把持片(保持手段)
(15a)係止爪
(16)エンドカバーキャップ
(16a)突片
(17)支柱キャップ
(17a)凹溝
(20)上部カバー(長尺物)
(21)基部
(22)延長ボード
(23)把持片
(24)エンドキャップ
(25)拡幅鍔部
(26)差し込み部
(26a)基片
(26b)側部差し込み部
(26c)上部差し込み部
(27)凹溝
(28)折曲片
(29)可撓片
(30)弾性把持片(保持手段)
(30a)係止爪
Claims (5)
- 長尺物の開口端面に嵌合して使用されるエンドキャップであって、
長尺物の開口端部に嵌合される差し込み部の一端に、長尺物の開口端面に当接する拡幅鍔部を連設し、前記拡幅鍔部から差し込み部までの全長に亘って、長手方向を向く凹溝を設け、前記差し込み部の他端に、前記拡幅鍔部から差し込み部までの全長より長い折曲片を、可撓片を介して連設し、前記折曲片を、前記凹溝を開放し、かつ前記凹溝の内面と前記折曲片の一面とが連続する平面をなす延長位置と、前記可撓片が折曲されて、一部が前記凹溝内に嵌合し、かつ他部が拡幅鍔部より外方に突出する折り曲げ位置とに折り曲げ可能とすることによって、前記折曲片を延長位置として、前記差し込み部を長尺物の開口端面に嵌合することにより、凹型のものとして、また前記折曲片を折り曲げ位置として、差し込み部を長尺物の開口端面に嵌合することにより、凸型のものとして用いることができるようにしたことを特徴とするエンドキャップ。 - 差し込み部に、折曲片を折り曲げ位置において保持する保持手段を設けたことを特徴とする請求項1記載のエンドキャップ。
- 保持手段を、差し込み部に突設され、かつ折り曲げ位置としたときの折曲片を、両側方から把持する1対の弾性把持片としたことを特徴とする請求項2記載のエンドキャップ。
- 互いに対向する1対の長尺物の対向端部の一方に、請求項1〜3のいずれかに記載のエンドキャップを、凹型のものとして嵌合し、かつ他方の長尺物の対向端部に、請求項1〜3のいずれかに記載のエンドキャップを、凸型のものとして嵌合し、凸型のものとしたエンドキャップにおける拡幅鍔部より外方に突出する折曲片の突出部分を、凹型のものとしたエンドキャップにおける拡幅鍔部に形成された凹溝内に嵌合して、前記両長尺物を互いに連結したことを特徴とする長尺物の連結構造。
- 各長尺物を、互いに連結される1対の間仕切パネルのそれぞれの上端に設けられる上部カバーとしたことを特徴とする請求項4記載の長尺物の連結構造。
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