JP4472975B2 - アルミニウム製防護屋根 - Google Patents
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Description
例えば、1枚の天板と、それをエアコンの室外機の上方に支持するための一対の支持部材とからなるもの、同じく天板と一対の支持部材からなるが、種々の大きさの室外機に対応することができるように、天板を1〜3枚程度に増減できるようにすることによって奥行きを変更できるもの等がある。また、日除け又は防雪等の目的に応じて、樹脂製の日除け屋根、ステンレス鋼製の防雪屋根等のように、天板の材質が選択されていた。
通常、天板を増減することができるタイプのものは、奥行き方向の端部にコの字状の鉤つきフックを有しており、このフックを相互に掛合させることで、複数の天板を連結させていた。例えば、樹脂製の日除け屋根の場合は、材料の性質上、可撓性があるために、2枚の天板の巾(奥行)方向に並べ、それらのフックを掛合させるように圧入するのみで、容易に複数の天板を連結することができる。
また、金属製の防雪屋根の場合には、各部材、例えば、支持部材や天板が金属板を切断することにより製造されるが、その切断部分のエッジがむき出しとなっている箇所があり、防護屋根を組み立てる工事中や、防護屋根の取付後に、作業者の手や腕を傷つけるという危険が伴う。
樹脂製日除け屋根(KKC926C41,KKC934C41)据付説明書(ダイキン工業株式会社) 防雪屋根(KIS72A,KKC712A1)取付説明書(ダイキン工業株式会社)
該支持部材によって支持され、複数の屋根板を巾方向に配列し、これら屋根板を相互に結合部で結合させてなる屋根部材と、該屋根部材の長さ方向端縁部を支持する枠部材とから構成されるアルミニウム製防護屋根であって、前記結合部は、一方の屋根板の側縁部に形成され、側縁から下方に屈曲した凸状屈曲部と、他方の屋根板の側縁部に形成され、凸状屈曲部の外形形状に対応する凹状屈曲部とから構成され、一方の屋根板の凸状屈曲部を、所定角度から他方の屋根板の凹状屈曲部内に挿入し、凹状屈曲部内で屋根板が平面的に結合した状態となるように回動させることにより結合し、巾方向において屋根板が遊離しない状態とされたものにおいて、上記防護屋根は、他方の屋根板の凹状屈曲部の先端部近傍において前記他方の屋根板の巾方向外側に突出した外側突部が形成され、かつ、一方の屋根板の凸状屈曲部から一定間隔離れ、該凸状屈曲部が配置する裏面側の側端部近傍に、先端部が少なくとも前記一方の屋根板の巾方向外側に向かう鉤状突部が形成されており、前記他方の屋根板と一方の屋根板とが結合された際に、前記鉤状突部と外側突部とが対向することによって、支持部と連結するための締結部材を納め得る溝が形成されていてもよい。
さらに、屋根部材が2枚の屋根板から構成される。屋根部材が3枚の屋根板から構成され、1つの屋根板が片側側縁部に凸状屈曲部を有するのみであり、1つの屋根板が片側側縁部に凹状屈曲部を有するのみであり、1つの屋根板が両側側縁部に凸状屈曲部と凹状屈曲部とを有してなるか、あるいは2つの屋根板が片側側縁部に凹状屈曲部を有するのみであり、1つの屋根板が両側側縁部に凸状屈曲部を有してなる。屋根部材が4枚以上の屋根板から構成され、1つの屋根板が片側側縁部に凸状屈曲部を有するのみであり、1つの屋根板が片側側縁部に凹状屈曲部を有するのみであり、2つ以上の屋根板が両側側縁部に凸状屈曲部と凹状屈曲部とを有してなるか、あるいは1つの屋根板が両側側縁部に凸状屈曲部を有するのみであり、2つの屋根板が片側側縁部に凹状屈曲部を有するのみであり、2つ以上の屋根板が両側側縁部に凸状屈曲部と凹状屈曲部とを有していてもよい。
さらに、一方の屋根板と他方の屋根板とが結合された際に形成される溝の一部において、支持部材と連結するための締結部材を出し入れし得る切欠部が形成されていてもよい。
また、支持部材が、空気調和機の側面から上面にわたって当接し得る脚部と、該脚部に連結され、かつ屋根部材に固定される腕部とから構成されており、
前記空気調和機の側面に当接し得る前記脚部の中央において上下方向に延びる縦孔が左右方向に複数個形成され、両端において左右方向に延びる横孔が上下方向にそれぞれ少なくとも1個形成されていてもよい。
また、他方の屋根板における凸状屈曲部と鉤状突部との間に、該鉤状突部よりも低い締結部材の支持リブが形成されてなる場合には、上述したように、屋根部材に支持部を締結部材によって締結させる作業時に、締結部材が倒れて溝内に入り込むことを防止することができ、作業効率を向上させることができる。
また、空気調和機の上方に、上述したアルミニウム製防護屋根を固定する場合、通常、空気調和機の側面にすでに形成されている螺子孔を利用して、防護屋根を固定することになるが、本発明のように、空気調和機の側面に当接し得る前記脚部の中央において上下方向に延びる縦孔が左右方向に複数個形成され、両端において左右方向に延びる横孔が上下方向にそれぞれ少なくとも1個形成されていることにより、メーカーごとの別々の規格の空気調和機、別々の位置(例えば、中央部近傍に1個、又は両端側に2個等)に形成された空気調和機側面の螺子孔のいずれにも対応して利用することができ、防護屋根の取付を容易かつ確実に行うことができる。
実施例1
この実施例のアルミニウム製防護屋根10は、図1の斜視図に示すように、主として、空気調和機の上部に配置する屋根部材11と、この屋根部材11を支持する一対の支持部材21と、屋根部材11の長さ方向(図1中矢印P方向)の端縁部を支持する枠部材31とから構成される。
屋根板12、13、14は、図4(a)、(b)、(c)にそれぞれ示すように、所定巾、例えば、200〜300mm程度に形成された平面部12a、13a、14aを有し、少なくともその一側縁部に結合部を備えている。
結合部は、例えば、屋根部材11の一端側に配置される屋根板12において、平面部12aの側縁から下方に、一部円弧形状を形成するように屈曲した凸状屈曲部12cとして形成されている。また、屋根部材11の他端側に配置される屋根板13において、平面部13aの裏面側に延び、屋根板12の凸状屈曲部12cの外形形状に対応する形状の凹状屈曲部13bとして形成されている。なお、凹状屈曲部13bの先端は、凹状屈曲部13bの内側に突出した鍵部13eが形成されている。屋根部材11の中央に配置される屋根板14においては、平面部14aの一方の側縁部に、屋根板12の凸状屈曲部12cと同様の形状の凸状屈曲部14cが、さらに他方の側縁部に、屋根板13の凹状屈曲部13bと同様の形状の凹状屈曲部14bが、それぞれ形成されている。
このような構成を有する屋根板12、13、14を、凸状屈曲部12c、14cと凹状屈曲部13b、14bとを掛合させて結合させた場合、図6(a)に示すように、屋根板12と屋根板13との平面部12a、13aは、表面側において、面一になるように連結され、さらに、裏面側においては、凸状屈曲部12cと凹状屈曲部14bとが重なりあい、凹状屈曲部14bの先端部近傍の外側突部14fの一部と屋根板12の鉤状突部12eの一部とが対向することにより、後述する支持部材21を固定するための固定部材35(ここではボルト35aと蝶ナット35b)におけるボルト35aの頭を収める溝15が形成される。なお、図6(b)に示すように、溝15は、長さ方向の少なくとも1箇所において、ボルト35aの頭を出し入れすることができる程度の大きさの切欠部15aが形成されている。
さらに、先端部近傍の外側突部14fと屋根板12の鉤状突部12eとに、後述する支持部材21を当接させ、固定部材22で強固に締結することにより、支持部材21の取り付けと同時に、外側突部14fと鉤状突部12eとをより強固に締結することができ、屋根置台を、安定かつ強固に組み立てることができる。
腕部23は、図7(a)の平面図、図7(b)の側面図に示したように、脚部22に固定部材で固定するための螺子孔23aを備えた底部と、底部から延び、屋根部材11に所定の角度を付与するために、左右で高さの違う右腕部23b及び左腕部23cと、屋根部材11に当接して支持する受け部23dとから構成される。なお、左腕部23cの底部付近には、螺子孔23eが形成されている。また、受け部23dの上面には、略左右対称の位置であって、端部近傍に、屋根部材11と締結するための孔23fがそれぞれ形成されている。受け部23dの孔23fの外側における端部は、受け部23dの上面よりも若干突出している。このような形状により、支持部材23を、屋根部材11に取り付ける場合に、図6(a)に示したように、屋根板14の凹状屈曲部14bの外側突部14fを、屋根板12側に押圧することができ、より強固な屋根板12、14相互の結合を確保することができる。
また、側面固定部22aには、空気調和機の側面と固定するための一群の螺子孔が形成されている。螺子孔は、空気調和機の側面に当接し得る脚部22の中央において、上下方向に延びる縦孔22eが、左右方向に複数個、ここでは9個形成されている。さらに、その両端において、左右方向に延びる横孔22fが3個ずつ形成されている。
これに対して、上述したように、縦孔22eが中央部に複数個、横孔22fが両側に少なくとも1個ずつ形成されている場合には、どのようなメーカー空気調和機の規格のものにも、新たな孔を開けることなく、対応することができる。つまり、空気調和機の中央部付近に形成されている螺子及び螺子孔を利用する場合には、左右方向においては、支持部材21自体を数ミリ移動させることにより、上下方向においては、上下方向に延びる縦孔の形状により、その位置を調整することができる。また、空気調和機の両側付近に形成されている螺子及び螺子孔を利用する場合には、左右方向においては、左右方向に延びる左右2つの横孔の形状により、上下方向においては、支持部材21自体を数ミリ上下に移動させることにより、その位置を調整することができる。
なお、下側のアーム33には、リベット止めするための穴31aが形成されている。この穴31aは、図4(a)、(c)及び(d)において表された穴12i、14i、15h、15iと一緒にリベット止めされる。
このようなキャップ34により、枠部材31の外側の丸みと、屋根板12、13の端部との外側の丸みとがコーナー部においても連結されることとなり、防護屋根10の外周の全部を、丸みを帯びた形状とすることができ、美観を向上させることができる。
例えば、屋根板12、13、14、枠部材31は、それぞれ図1の長さ方向(矢印P方向)に押し出し成型され、例えば、600〜1200mm程度の長さに切断され、各部材が形成される。
さらに、支持部材21の脚部22は、まず、図8(a)の矢印Q方向に押し出し成型され、例えば、100〜200mm程度の長さで切断される。続いて、腕固定部22cの形状に対応する形状に加工され、さらに、螺子孔22d、縦孔22e、横孔22fがそれぞれ形成されることにより、形成される。
このような押し出し成型により、複雑な断面形状を有する屋根板等の部材が、折り曲げ加工等の複雑な作業を経ることなく、精密にかつ簡便に機械加工することができる。
この実施例の防護屋根は、屋根板3枚によって屋根部材が形成されるが、その屋根板として、図4(a)の屋根板12を2枚、図4(e)の屋根板16を1枚合体させる以外、実施例1と同様である。
このような屋根板を用いることにより、屋根板の種類を2種類にすることができ、より製造工程が簡便となり、製造コストの低減、ひいては安価な防護屋根を提供することができる。
この実施例の防護屋根は、屋根板3枚によって屋根部材が形成されるが、その屋根板として、図4(b)の屋根板13を2枚、図4(d)の屋根板15を1枚合体させる以外、実施例1と同様である。
この実施例の防護屋根は、屋根板4枚によって屋根部材が形成されているが、その屋根板として、図4(a)の屋根板12を1枚、図4(b)の屋根板13を1枚、図4(c)の屋根板14を2枚合体させる以外、実施例1と同様である。
この実施例の防護屋根は、屋根板4枚によって屋根部材が形成されているが、その屋根板として、図4(a)の屋根板12を2枚、図4(c)の屋根板14を1枚、図4(e)の屋根板16を1枚合体させる以外、実施例1と同様である。
この実施例の防護屋根は、屋根板4枚によって屋根部材が形成されているが、その屋根板として、図4(b)の屋根板13を2枚、図4(c)の屋根板14を1枚、図4(d)の屋根板16を1枚合体させる以外、実施例1と同様である。
この実施例の防護屋根は、屋根板4枚によって屋根部材が形成されているが、その屋根板として、図4(a)の屋根板12を1枚、図4(b)の屋根板13を1枚、図4(d)の屋根板16を1枚、図4(e)の屋根板16を1枚合体させる以外、実施例1と同様である。
(1)実施例においては、屋根部材は屋根板が3枚結合されて構成される例を示しているが、屋根板12と屋根板13との2枚の屋根板によって構成されるものでもよい。また、屋根板12と屋根板13との間に屋根板14に相当する屋根板を2枚以上結合することにより、4枚以上の屋根板によって構成されるものでもよい。
(2)支持部材21の脚部22における縦孔22e、横孔22fは、その形状、個数は特に限定されるものではなく、中央付近に縦方向に延びる孔が2個以上形成されていればよく、両端付近に横方向に延びる孔がそれぞれ2個以上、上下方向及び/又は左右方向に並ぶように配置して形成されていてもよい。また、縦孔22e、横孔22fは、必ずしも同じ大きさでなくてもよく、長さ、太さ等の異なる孔が2種類以上混在していてもよい。
(4)締結部材は、必ずしもボルト及びナットでなくても、同じ目的で使用されるものであれば、特にその種類は限定されない。
(5)枠部材31の形状は特に限定されず、屋根板12、13、14の連結を支持し、屋根板12、13、14の端面を覆うことができる形状であればよい。
(6)屋根部材11の端部に位置する屋根板12、13自体の形状は、平面のみならず、波形等を有していてもよい。また、屋根板12、13の端部の形状は特に限定されず、屋根板12、13の端面を露出させないような形状であれば、どのように屈曲等していてもよい。
11 屋根部材
12、13、14、15、16 屋根板
12a、13a、14a、15a、16a 平面部
12c、13c、15c 凸状屈曲部
12d、13d 屈曲部
12e 鉤状突部
12f 支持リブ
12g、14g、15g 先端部
12h、14h 凸起
13b、14b、16b 凹状屈曲部
13e、14e、15e、16e 鉤状突部
13f、14f、16f 外側突部
13h、15h 凹部
12i、14i、15h、15i 穴
15 溝
15a 切欠部
21 支持部材
22 脚部
22a 側面固定部
22b 上面固定部
22c 腕固定部
22d 螺子孔
22e 縦孔
22f 横孔
23 腕部
23a 螺子孔
23b 右腕部
23c 左腕部
23d 受け部
23e 螺子孔
23f 孔
31 枠部材
31a 凹部
32 丸み
33 アーム
35 固定部材
35a ボルト
35b 蝶ナット
Claims (11)
- 空気調和機の上部に支持される一対の支持部材と、
該支持部材によって支持され、複数の屋根板を巾方向に配列し、これら屋根板を相互に結合部で結合させてなる屋根部材と、
該屋根部材の長さ方向端縁部を支持する枠部材とから構成されるアルミニウム製防護屋根であって、
前記結合部は、一方の屋根板の側縁部に形成され、同側縁部から下方に屈曲して前記屋根板の側縁部に対して外側に突出するように設けられた凸状屈曲部と、他方の屋根板の側縁部に形成され、同側縁部から下方に屈曲して前記屋根板の側縁部に対して内側に凹むように設けられて凸状屈曲部の外形形状に対応する凹状屈曲部とから構成され、
前記凸状屈曲部には突起が設けられ、前記凹状屈曲部には前記突起に対応する凹部が形成され、
一方の屋根板の凸状屈曲部を、所定角度から他方の屋根板の凹状屈曲部内に挿入し、凹状屈曲部内で屋根板が平面的に結合した状態となるように回動させることにより前記突起と前記凹部とが掛合して同屋根板が結合し、巾方向において同屋根板が遊離しない状態とされることを特徴とするアルミニウム製防護屋根。 - 空気調和機の上部に支持される一対の支持部材と、
該支持部材によって支持され、複数の屋根板を巾方向に配列し、これら屋根板を相互に結合部で結合させてなる屋根部材と、該屋根部材の長さ方向端縁部を支持する枠部材とから構成されるアルミニウム製防護屋根であって、
前記結合部は、一方の屋根板の側縁部に形成され、側縁から下方に屈曲した凸状屈曲部と、他方の屋根板の側縁部に形成され、凸状屈曲部の外形形状に対応する凹状屈曲部とから構成され、
一方の屋根板の凸状屈曲部を、所定角度から他方の屋根板の凹状屈曲部内に挿入し、凹状屈曲部内で屋根板が平面的に結合した状態となるように回動させることにより結合し、巾方向において屋根板が遊離しない状態とされ、
他方の屋根板の凹状屈曲部の先端部近傍において前記他方の屋根板の巾方向外側に突出した外側突部が形成され、かつ、一方の屋根板の凸状屈曲部から一定間隔離れ、該凸状屈曲部が配置する裏面側の側端部近傍に、先端部が少なくとも前記一方の屋根板の巾方向外側に向かう鉤状突部が形成されており、前記他方の屋根板と一方の屋根板とが結合された際に、前記鉤状突部と外側突部とが対向することによって、支持部と連結するための締結部材を納め得る溝が形成されてなるアルミニウム製防護屋根。 - 屋根部材が2枚の屋根板から構成される請求項1又は2に記載のアルミニウム製防護屋根。
- 屋根部材が3枚の屋根板から構成され、1つの屋根板が片側側縁部に凸状屈曲部を有するのみであり、1つの屋根板が片側側縁部に凹状屈曲部を有するのみであり、1つの屋根板が両側側縁部に凸状屈曲部と凹状屈曲部とを有してなる請求項1又は2に記載のアルミニウム製防護屋根。
- 屋根部材が3枚の屋根板から構成され、2つの屋根板が片側側縁部に凹状屈曲部を有するのみであり、1つの屋根板が両側側縁部に凸状屈曲部を有してなる請求項1又は2に記載のアルミニウム製防護屋根。
- 屋根部材が4枚以上の屋根板から構成され、1つの屋根板が片側側縁部に凸状屈曲部を有するのみであり、1つの屋根板が片側側縁部に凹状屈曲部を有するのみであり、2つ以上の屋根板が両側側縁部に凸状屈曲部と凹状屈曲部とを有してなる請求項1又は2に記載のアルミニウム製防護屋根。
- 屋根部材が4枚以上の屋根板から構成され、1つの屋根板が両側側縁部に凸状屈曲部を有するのみであり、2つの屋根板が片側側縁部に凹状屈曲部を有するのみであり、2つ以上の屋根板が両側側縁部に凸状屈曲部と凹状屈曲部とを有してなる請求項1又は2に記載のアルミニウム製防護屋根。
- 他方の屋根板における凸状屈曲部と鉤状突部との間に、該鉤状突部よりも低い締結部材の支持リブが形成されてなる請求項2〜7のいずれか1つに記載のアルミニウム製防護屋根。
- 一方の屋根板と他方の屋根板とが結合された際に形成される溝の一部において、支持部材と連結するための締結部材を出し入れし得る切欠部が形成されてなる請求項2〜7のいずれか1つに記載のアルミニウム製防護屋根。
- 支持部材が、空気調和機の側面から上面にわたって当接し得る脚部と、該脚部に連結され、かつ屋根部材に固定される腕部とから構成されており、
前記空気調和機の側面に当接し得る前記脚部の中央付近において上下方向に延びる縦孔が左右方向に複数個形成され、両端付近において左右方向に延びる横孔がそれぞれ少なくとも1個形成されてなる請求項1〜9のいずれか1つに記載のアルミニウム製防護屋根。 - 空気調和機の上部に支持される一対の支持部材と、該支持部材によって支持され、複数の屋根板を巾方向に配列し、これら屋根板を相互に結合部で結合させてなる屋根部材と、該屋根部材の長さ方向端縁部を支持する枠部材とから構成されるアルミニウム製防護屋根であって、
前記結合部は、一方の屋根板の側縁部に形成され、側縁から下方に屈曲した凸状屈曲部と、他方の屋根板の側縁部に形成され、凸状屈曲部の外形形状に対応する凹状屈曲部とから構成され、
一方の屋根板の凸状屈曲部を、所定角度から他方の屋根板の凹状屈曲部内に挿入し、凹状屈曲部内で屋根板が平面的に結合した状態となるように回動させることにより結合し、巾方向において屋根板が遊離しない状態とされ、
支持部材が、空気調和機の側面から上面にわたって当接し得る脚部と、該脚部に連結され、かつ屋根部材に固定される腕部とから構成されており、
前記空気調和機の側面に当接し得る前記脚部の中央付近において上下方向に延びる縦孔が左右方向に複数個形成され、両端付近において左右方向に延びる横孔がそれぞれ少なくとも1個形成されてなるアルミニウム製防護屋根。
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