JP6196845B2 - 折板屋根用設置物の取付架台 - Google Patents

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Description

本発明は、折板屋根の上に設置される設置物を折板屋根に取り付けるための取付架台に係り、例えば、太陽光発電のためのソーラーパネル(太陽電池モジュール)や、太陽熱温水器、屋根緑化装置等の折板屋根用設置物に利用できるものである。
下記の特許文献1には、折板屋根の上に設置されるソーラーパネル等の設置物を折板屋根に取り付けるための取付架台が示されている。この取付架台は、折板屋根の上向き突出部の先端部に配置され、折板屋根の上に折板屋根用設置物を取り付けるために用いられる取付架台であって、折板屋根の上向き突出部の先端部を挟持するための第1挟持部材及び第2挟持部材と、これらの第1挟持部材及び第2挟持部材を互いに近づけるように締め付けることにより、第1挟持部材及び第2挟持部材に前記先端部を挟持させるための締め付け具と、を含んで構成されている。
特開2011−38286号公報(0024段落及び図4)
しかし、上記特許文献1に示されている取付架台の第1挟持部材及び第2挟持部材は、締め付け具の締め付けにより、互いに平行状態を維持しながら近づく方向へ移動し、これにより、折板屋根の上向き突出部の先端部を挟持するようになっているため、この挟持によって取付架台を折板屋根の上向き突出部の先端部に配置するためには、第1挟持部材及び第2挟持部材を、締め付け具の締め付けによって平行移動させる作業を行わなければならず、この作業は手間のかかる面倒な作業である。
本発明の目的は、折板屋根の上向き突出部の先端部に配置するための作業を簡単化に行えるようになる折板屋根用設置物の取付架台を提供するところにある。
本発明に係る折板屋根用設置物の取付架台は、折板屋根の上向き突出部の先端部に配置され、前記折板屋根の上に折板屋根用設置物を取り付けるために用いられる取付架台であって、前記先端部を挟持するための第1挟持部材及び第2挟持部材と、これらの第1挟持部材及び第2挟持部材を互いに近づけるように締め付けることにより、前記第1挟持部材及び前記第2挟持部材に前記先端部を挟持させるための締め付け具と、を含んで構成される折板屋根用設置物の取付架台において、前記第1挟持部材と前記第2挟持部材は、揺動中心部を中心に前記先端部の幅方向に揺動自在となっており、前記締め付け具の締め付けによって前記第1挟持部材と前記第2挟持部材が前記先端部を挟持することが、前記揺動中心部を中心とする前記第1挟持部材、前記第2挟持部材の揺動によってなされることを特徴とするものである。
この折板屋根用設置物の取付架台では、第1挟持部材と第2挟持部材が、揺動中心部を中心に折板屋根の上向き突出部の先端部の幅方向に揺動自在となっており、そして、締め付け具の締め付けによって第1挟持部材と第2挟持部材が前記先端部を挟持することが、揺動中心部を中心とする第1挟持部材、第2挟持部材の揺動によってなされるため、取付架台を折板屋根の上向き突出部の先端部に配置するための作業を、この揺動により短時間のうちに容易に行え、この作業の簡単化を図ることができるようになる。
本発明において、上述したように、第1挟持部材と第2挟持部材を、揺動中心部を中心に折板屋根の上向き突出部の先端部の幅方向に揺動自在とし、締め付け具の締め付けによって先端部が第1挟持部材と第2挟持部材で挟持されることが、揺動中心部とする第1挟持部材、第2挟持部材の揺動によってなされるようにするためには、揺動中心部を、第1挟持部材及び第2挟持部材とは別部材となっている揺動中心部材により形成し、この揺動中心部材によって第1挟持部材と第2挟持部材とを揺動自在に連結し、これにより、それぞれの挟持部材を揺動中心部材を中心に揺動自在としてもよく、あるいは、第1挟持部材と第2挟持部材のうち、一方に揺動中心部を設け、これにより、一方に設けられている揺動中心部を中心にそれぞれの挟持部材を揺動自在としてもよい。
また、後者のように第1挟持部材と第2挟持部材のうち、一方に揺動中心部を設ける場合には、前記一方に、他方に向かって延びるアーム部を設け、このアーム部の先端に揺動中心部が設けてもよい。
そして、この揺動中心部を、前記アーム部と一体に形成されている前記一方の一部分とし、前記他方には、揺動中心部が滑動自在に嵌合されている凹部を形成してもよい。
これによると、第1挟持部材と第2挟持部材のうち、一方を、アーム部と揺動中心部とを有する1個の部品として生産することができ、他方も1個の部品として生産することができる。
また、本発明において、第1挟持部材及び第2挟持部材と折板屋根用設置物との間に、中間部材が介設される場合には、前記アーム部に、この中間部材を前記一方に結合するための結合具を挿通させるための孔を形成してもよい。
これによると、アーム部に形成された孔を挿通させた結合具により、前記中間部材を前記一方に結合することができ、中間部材を確実に前記一方に結合できるようになる。
また、第1挟持部材及び第2挟持部材と折板屋根用設置物との間に、中間部材が介設される場合には、第1挟持部材と第2挟持部材とのうち、少なくとも一方には、中間部材が載せられる中間部材載置部を設けてもよい。
これによると、前記中間部材を、第1挟持部材と第2挟持部材とのうち、少なくとも一方に設けられた中間部材載置部に載せて配置できるようになり、中間部材の安定した配置を実現できるようになる。
さらに、前述した締め付け具は、ボルト及びナットによるものでもよく、あるいは、ばね等の弾性部材を用いた弾圧手段によるものでもよい。
そして、この締め付け具を、第1挟持部材及び第2挟持部材に形成されている孔を折板屋根の上向き突出部の先端部の幅方向に貫通するボルトと、このボルトの端部に螺合されるナットとを含んだものとする場合には、第1挟持部材及び第2挟持部材に形成されている前記孔を、上下方向に長い長孔とすることが好ましい。
これによると、第1挟持部材及び第2挟持部材にボルトを貫通させるために形成されている孔は上下方向に長い長孔となっているため、ボルト及びナットの締め付け力により第1挟持部材と第2挟持部材を前記揺動中心部を中心に揺動させる際に、ボルトの位置と第1挟持部材及び第2挟持部材の位置とが相対的に上下方向にずれることがこの長孔によって許容されることになり、これにより、ボルト及びナットの締め付け力を所定どおりに第1挟持部材と第2挟持部材に作用させることができるようになる。
以上において、締め付け具による締め付けにより第1挟持部材と第2挟持部材とで挟持される折板屋根の上向き突出部の先端部は、折板屋根のハゼ部、すなわち、折板屋根の上向き突出部を形成する二枚の板材の折り曲げによる結合部でもよく、あるいは、折板屋根の上向き突出部を形成する一枚の板材の折り曲げによって形成された先端部でもよい。
また、折板屋根の上向き突出部の先端部が、上部の幅広部と下部の幅狭部とを有する場合には、第1挟持部材と第2挟持部材を、内部に幅広部を収納して幅狭部を挟持するものとしてもよい。
さらに、以上説明した本発明に係る折板屋根用設置物の取付架台は、任意の折板屋根用設置物を折板屋根に取り付けるために用いることができ、この折板屋根用設置物は、例えば、太陽光発電のためのソーラーパネルでもよく、太陽熱温水器でもよく、屋根緑化装置等でもよい。
本発明によると、折板屋根の上向き突出部の先端部に取付架台を配置するための作業を簡単化に行えるという効果を得られる。
図1は、本発明の一実施形態に係る折板屋根用設置物の取付架台を示す正面図である。 図2は、図1で示されている取付架台の一部を示す正断面図である。 図3は、図1の取付架台の構成要素となっている第1挟持部材と第2挟持部材を示す斜視図である。 図4は、第1挟持部材と第2挟持部材が折板屋根の上向き突出部の先端部に配置されたときを示す正面図である。 図5は、第1挟持部材と第2挟持部材の上に中間部材であるレール受け部材を配置し、レール受け部材にレールを支持させるときを示す斜視図である。 図6は、レールに折板屋根用設置物であるソーラーパネルを載置固定する作業を示す斜視図である。 図7は、図1の取付架台が、上向き突出部の先端部であるハゼ部が図1のハゼ部と異なっている折板屋根に適用された場合を示す図1と同様の図である。 図8は、取付架台の第1及び第2挟持部材が、上向き突出部の先端部であるハゼ部が図1及び図7のハゼ部と異なっている折板屋根に適用可能の部材となっている場合の実施形態を示す図1と同様の図である。 図9は、取付架台の第1及び第2挟持部材が、上向き突出部の先端部が一枚の板材の折り曲げで形成されている折板屋根に適用された場合を示す図1と同様の図である。
以下に本発明を実施するための形態を図面に基づいて説明する。図1には、本発明の一実施形態に係る折板屋根用設置物の取付架台10が示されており、この取付架台10は、折板屋根1に形成されている上向き突出部2の先端部3に配置されて、折板屋根用設置物であるソーラーパネル(太陽電池モジュール)50を折板屋根1の上に設置するために用いられるものとなっている。
図1で示されている折板屋根1の上向き突出部2は、上向き突出部2の幅方向である折板屋根1の左右方向に多数並設されており、これらの上向き突出部2の全部又は一部の先端部3は、上向き突出部2を形成する二枚の板材4,5の端部同士を折り曲げて結合した結合部となっているハゼ部であり、先端部3は、上部の幅広部3Aと、下部の幅狭部3Bとからなる。
また、取付架台10は、左右に配置された第1挟持部材11及び第2挟持部材12と、これらの挟持部材11,12を締め付けるための締め付け具13と、第1及び第2挟持部材11,12の上に載せられるレール受け部材14と、レール受け部材14の上に載せられることにより、このレール受け部材14で支持されるレール15とを含んで構成されたものとなっている。取付架台10を構成するこれらの部材11〜15のうち、レール受け部材14とレール15は、2個の挟持部材11,12とソーラーパネル50との間に配置される上下の中間部材となっている。
これらの中間部材について先に説明すると、上下の中間部材のうち、下側の中間部材となっているレール受け部材14は、図1及び図2に示されているように、第1及び第2挟持部材11,12の上に載置される部材になっているとともに、このレール受け部材14は、図2に示されている底部14Aと、この底部の上に設けられた左右2個の段部14Bとを有し、これらの段部14Bの左右方向の外面において、外方へ段状に突出した段状突出部14Cが形成され、これらの段状突出部14Cの上面の内端部には起立部14Dが設けられている。左右2個設けられている起立部14Dの間は開口しているため、レール受け部材14は、全体として上向きに開口した形状になっている。
このような形状となっているレール受け部材14は、図5から分かるように、折板屋根1の上向き突出部2の長手方向(折板屋根1の前後方向)に短い寸法を有する部材となっており、これに対して上記中間部材のうち、上側の中間部材となっているレール15は、上向き突出部2の長手方向に長い寸法を有する部材となっている。このレール15は、図2に示されているように、レール受け部材14の左右2個の段部14Bの上に載せられることによりレール受け部材14によって支持される。また、全体の縦断面形状が略四角形となっているレール15の左右の側面部には、下向きにL字形に突出した突起15Aが形成されている。
レール15がレール受け部材14の左右2個の段部14Bの上に載せられたときには、レール受け部材14の起立部14Dは、レール15に下向きにL字形に形成されている突起15Aの内部に下側から挿入係合される。図2に示されている左右一対の連結部材16は、レール受け部材14とレール15とを、これらのレール受け部材14とレール15の側部において連結するためのものであり、連結部材16を、レール15の突起15Aとレール受け部材14の段状突出部14Cとに外側から被せ、図5に示されている連結部材16の孔16Aと、段状突出部14Cの孔14Eとにボルト17の軸部を挿入するとともに、段状突出部14Cの内部空間に挿入配置しておいた図2のナット18にボルト17の軸部の先端部を螺入することにより、連結部材16がレール受け部材14の段状突出部14Cにボルト17及びナット18で結合されるとともに、レール受け部材14とレール15とが連結部材16によって連結される。
図2に示されているように、レール15の上部には、このレール15の長さ方向に連続する溝部19が形成されている。この溝部19には、溝部19の底部19Aより上側の箇所において、溝部19の内側へ突出する左右一対のリップ部19Bが形成されており、これらのリップ部19Bの間は開口部19Cとなっている。
レール15には、図1で示したソーラーパネル50を、押さえ部材20と共にレール15に固定するためのT型ボルト21が取り付けられる。このT型ボルト21は、図6に示されているように、頭部21Aが長方形となっていて、この長方形の短辺の寸法がリップ部19Bの間の開口部19Cの開口幅よりも短い寸法となっているものであり、この頭部21Aをレール15の溝部19の底部19Aとリップ部19Bとの間の空間に上から挿入した後に、T型ボルト21を90度回動させ、図2の開口部19Cから上方へ延びているT型ボルト21の軸部にロックナット22を螺合して締め付けることにより、T型ボルト21は、レール15の溝部19に固定されて立設される。
押さえ部材20は、図6に示されているように、底部20Aと、この底部20Aの両端部から立ち上がった一対の立上り部20Bと、これらの立上り部20Bの上端から互いに水平方向の反対側へ延出した押さえ部20Cとからなる。レール15の上面にはソーラーパネル50が載せられ、互いに間隔をあけてレール15の上面に載せられた2枚のソーラーパネル50の間に押さえ部材20を挿入、配置するとともに、この押さえ部材20の底部20Aに形成された孔20DにT型ボルト21の軸部を挿入し、このT型ボルト21の軸部にナット23を螺合して締め付けることにより、2枚のソーラーパネル50は、押さえ部材20の押さえ部20Cによる押さえ作用により、レール15に固定される。
以上説明したレール15は、同じ縦断面形状が長さ方向(折板屋根1の上向き突出部2の長手方向)に連続しているアルミ又はアルミ合金製の押し出し成形品又は引き抜き成形品である。また、レール受け部材14及び連結部材16も、レール15の長さ方向である折板屋根1の上向き突出部2の長手方向に連続している縦断面形状を有し、これらのレール受け部材14及び連結部材16は、レール15よりも短い長さを有しているため、同じ縦断面形状が長さ方向に連続しているアルミ又はアルミ合金製の押し出し成形品又は引き抜き成形品を所定の短寸法で切断することにより形成されたものとなっている。
次に、図1で説明した第1挟持部材11と第2挟持部材12について説明する。これらの挟持部材11,12は、図5及び図6から分かるように、レール15、レール受け部材14及び連結部材16と同様に、レール15の長さ方向である折板屋根1の上向き突出部2の長手方向に連続している縦断面形状を有する。図1に示されているように、第1挟持部材11は、最下部に、折板屋根1の上向き突出部2における先端部3よりも下側の上面2Aに載せられる下面部11Aを有し、この下面部11Aの上部に左右方向の外方へ湾曲して膨出した膨出部11Bが設けられ、この膨出部11Bの上部は、内部が空間となったボックス部11Cとなっており、このボックス部11Cの上部に立上り部11Dを介して載置部11Eが形成されている。また、第2挟持部材12も、最下部に、折板屋根1の上向き突出部2における先端部3よりも下側の上面2Bに載せられる下面部12Aを有しており、この下面部12Aの上部に左右方向の外方へ湾曲して膨出した膨出部12Bが設けられており、この膨出部12Bの上部は、内部が空間となったボックス部12Cとなっている。そして、このボックス部12Cの上部に、左右方向の外方へ湾曲して膨出した膨出部12Dを介して載置部12Eが形成されている。
これらの第1及び第2挟持部材12の全体斜視図は図3に示されている。第1挟持部材11の立上り部11Dには、第2挟持部材12側に向かって延びるアーム部11Fが形成されており、このアーム部11Fの先端部は円柱状の揺動中心部11Gとなっている。また、第2挟持部材12の膨出部12Dには、第1挟持部材11側に向かって開口し、揺動中心部11Gが滑動自在に嵌合されている凹部12Fが形成されている。
このため、第1挟持部材11は、第2挟持部材12に対して揺動中心部11Gを中心として、折板屋根1の上向き突出部2の先端部3の幅方向へ揺動自在となっており、また、第2挟持部材12は、第1挟持部材11に対して揺動中心部11Gを中心として、折板屋根1の上向き突出部2の先端部3の幅方向へ揺動自在となっている。したがって、図1で示した締め付け具13により第1挟持部材11と第2挟持部材12とを締め付けたときには、揺動中心部11Gを中心にこれらの挟持部材11,12が揺動することにより、第1挟持部材11と第2挟持部材12の締め付けが行われる。
なお、上述したように、レール15の長さ方向である折板屋根1の上向き突出部2の長手方向に連続している縦断面形状を有する第1及び第2挟持部材11,12は、アルミ又はアルミ合金製の押し出し成形品又は引き抜き成形品であり、同じ縦断面形状が長さ方向に連続しているアルミ又はアルミ合金製の押し出し成形品又は引き抜き成形品を所定の短寸法で切断することにより、第1及び第2挟持部材11,12が形成されている。
図3に示されているように、第1挟持部材11のボックス部11Cには、左右方向に貫通した貫通孔31が形成され、第2挟持部材11のボックス部12Cにも、左右方向に貫通した貫通孔32が形成されている。上述の締め付け具13は、図1で示したボルト33とナット34であり、ボルト33の軸部は貫通孔31,32に挿通され、貫通孔32から突出したボルト33の軸部にナット34が螺合され、これらのボルト33とナット34とにより、第1挟持部材11と第2挟持部材12の締め付けが行われるようになっている。
なお、図3から分かるように、ボルト33の軸部が挿通されるそれぞれの貫通孔31,32は、上下方向の寸法が長い長孔になっている。また、貫通孔31,32は、レール15の長さ方向に複数個(図示例では2個)設けられ、これらの貫通孔31,32ごとにボルト33の軸部が挿通されるようになっている。
また、図1に示されているように、第1挟持部材11には前述したレール受け部材14が結合具40により結合されるようになっている。この結合具40は、ボルト41とナット42である。図3に示されているように、第1挟持部材11のアーム部11Fには、ボルト41の軸部を上下に挿通するための孔43が設けられている。ボルト41の軸部を孔43に挿通するためには、図1から分かるように、ボルト41の頭部41Aをアーム部11Fの下側に配置して、ボルト41の軸部を孔43に下から上へ挿通し、孔43から上方へ突出したボルト41の軸部にナット42を螺合する。図2に示されているように、前述したレール受け部材14の底部14Aには、ボルト41の軸部を上下に挿通させるための孔14Fが形成されている。
第1及び第2挟持部材11,12は、上述したようにボルト33及びナット34による締め付け具13が、貫通孔31,32にボルト33の軸部が挿通されてこの軸部にナット34が螺合されることにより、これらの挟持部材11,12に装着された状態となって、工場等からソーラーパネル設置現場へ搬送される。また、ボルト41及びナット42による結合具40も、孔43にボルト41の軸部が挿通されてこの軸部にナット42が螺合されることにより、これらの挟持部材11,12に装着された状態となって、第1及び第2挟持部材11,12は、工場等からソーラーパネル設置現場へ搬送される。
次に、ソーラーパネルを折板屋根1に設置するための作業について説明する。
ソーラーパネル設置現場では、締め付け具13のナット34をボルト33の軸部の先端部まで後退回転させた後に、第1及び第2挟持部材11,12を、揺動中心部11Gを中心に大きく開き揺動させ、次いで、これらの挟持部材11,12の膨出部11B,12Bの内部に折板屋根1の上向き突出部2の先端部3の幅広部3Aを収納し、次いで、ナット34を前進回転させることにより、第1及び第2挟持部材11,12を、ボルト33及びナット34の締め付け力によって揺動中心部11Gを中心に閉じ揺動させ、これにより、図4に示されているように、それぞれの挟持部材11,12の下面部11A,12Aを上向き突出部2の上面2A,2Bの上に載せながら、これらの下面部11A,12Aと膨出部11B,12Bとの間の部分11H,12Hにおいて、先端部3の下部の幅狭部3Bを挟持させる。このため、これらの部分11H,12Hは、幅狭部3Bを挟持するための第1及び第2挟持部材11,12における挟持部となっている。
なお、ボルト33の軸部が挿通されている第1及び第2挟持部材12の貫通孔31,32は、前述したように上下方向に長い長孔になっているため、ナット34の前進回転によって行われるボルト33及びナット34による締め付けにより、第1及び第2挟持部材11,12が揺動中心部11Gを中心に閉じ揺動するときに、ボルト33の軸部の位置と第1及び第2挟持部材11,12の位置とに相対的な上下方向のずれが生じても、このずれを、上下方向に長い長孔となっている貫通孔31,32によって吸収することができ、これにより、ボルト33及びナット34の締め付け力を所定どおりに第1及び第2挟持部材11,12に作用させることができる。
また、上述のように幅狭部3Bが第1及び第2挟持部材11,12の挟持部11H、12Hで挟持されることにより、これらの挟持部材11,12を折板屋根1の上向き突出部2の先端部3に固定配置できることになる。
さらに、幅狭部3Bが第1及び第2挟持部材11,12の挟持部11H、12Hで挟持されたときには、第1及び第2挟持部材11,12の下面部11A,12Aが、折板屋根1の上向き突出部2における先端部3よりも下側の上面2A,2Bの上に載せられているため、第1及び第2挟持部材11,12を折板屋根1の上向き突出部2における先端部3に安定させて取り付けることができる。
次いで、軸部が第1挟持部材11のアーム部11Fの孔43に挿通されているボルト41からナット42を取り外し、このボルト41の軸部をレール受け部材14の図2で示した孔14Fに挿通しながら、レール受け部材14を第1及び第2挟持部材11,12の載置部11E,12Eの上に載置する。そして、孔14Fから上方へ突出したボルト41の軸部にナット42を螺合し、このナット42を締め付ける。これにより、前述した中間部材となっているレール受け部材14は、結合具40であるボルト41及びナット42により第1挟持部材11に結合されたことになり、また、このときのレール受け部材14は、2個の挟持部材11,12にレール受け部材14を載せるために設けられている載置部11E,12Eに載置されているため、レール受け部材14は、これらの挟持部材11,12に安定して載置されながら、第1挟持部材11に結合具40によって結合されることになる。
また、図3及び図4に示されているように、第1及び第2挟持部材11,12のうち、少なくとも一方には、本実施形態では、これらの挟持部材11,12の両方には、第1挟持部材11のアーム部11Fの下側において突起11I、12Iが設けられているため、上述したようにボルト41の軸部からナット42を取り外したときに、このボルト41の頭部41Aがこれらの突起11I、12Iに係止することにより、ボルト41がアーム部11Fから脱落することを有効に防止することができ、これにより、上述したように、中間部材となっているレール受け部材14をボルト41及びナット42により第1挟持部材11に結合する作業を容易かつ迅速に行える。
以上のようにボルト33及びナット34による締め付け具13の締め付け力を第1及び第2挟持部材11,12に作用させることにより、これらの挟持部材11,12を、折板屋根1の上向き突出部2の先端部3に固定配置し、これらの挟持部材11,12の載置部11E,12Eの上にレール受け部材14を載置して、第1挟持部材11にレール受け部材14をボルト41及びナット42による結合具40で結合する作業は、折板屋根1の上向き突出部2の長手方向に離れた複数箇所において行う。そして、それぞれのレール受け部材14の段部14Bの上にレール15を載せることにより、これらのレール受け部材14でレール15を支持させた後に、前述したように連結部材16とボルト17及びナット18により、レール15とレール受け部材14とを連結する。また、レール15の溝部19には、T型ボルト21をロックナット22で立設固定する。
また、このように折板屋根1の上向き突出部2の長手方向に離れた複数箇所に配置された第1及び第2挟持部材11,12に載置されているレール受け部材14にレール15を載せて、このレール15を複数のレール受け部材14によって支持させる作業と、レール15の溝部19にT型ボルト21をロックナット22で立設固定する作業は、折板屋根1の左右方向に複数個が並設されている上向き突出部2のうち、少なくとも2個の上向き突出部2について行う。
この後に、折板屋根1の左右方向に互いに隣接配設された2本のレール15の上に複数枚のソーラーパネル50を載せ、次いで、間隔をあけて2本のレール15の上に載せられた2枚のソーラーパネル50に間に押さえ部材20を挿入、配置して、この押さえ部材20の底部20Aの孔20DにT型ボルト21の軸部を挿入し、T型ボルト21の軸部にナット23を螺合して締め付けることにより、それぞれソーラーパネル50を、押さえ部材20の押さえ部20Cによる押さえ作用によってレール15に固定する。
なお、レール受け部材14の段状突出部14Cには、前述したボルト17の軸部が挿通される図5の孔14Eとは別の孔14Gが設けられている。図6でも示されているこの孔14Gは、上向き突出部2の長手方向が屋根勾配方向となっている折板屋根1にそれぞれ2個の挟持部材11,12を介して複数個のレール受け部材14を配設したときに、これらのレール受け部材14に対してレール15が滑り落ちることを防止するために用いられ、上記複数個のレール受け部材14のうち、折板屋根1の屋根勾配方向の最下部である軒側端部に配置されたレール受け部材14に設けられている孔14Gと、この孔14Gと対応してレール15に形成された孔とに、レール受け部材14及びレール15を左右方向に貫通するボルトを挿通し、このボルトの端部にナットを螺合することにより、軒側端部に配置された上記レール受け部材14とレール15とが連結される。
以上説明した本実施形態によると、折板屋根1の上向き突出部2の先端部3にソーラーパネル50を取り付けるための取付架台10は、上部が幅広部3Aとなっている先端部3の下部の幅狭部3Bを挟持するための第1及び第2挟持部材11,12を有するものとなっており、これらの挟持部材11,12は、揺動中心部11Gを中心に折板屋根1の上向き突出部2の先端部3の幅方向に揺動自在であり、締め付け具13による締め付けによって第1挟持部材11と第2挟持部材12とが先端部3の下部の幅狭部3Bを挟持することは、揺動中心部11Gを中心に挟持部材11,12が揺動することによって行われるため、取付架台10を折板屋根1の上向き突出部2の先端部3に固定配置するための作業を短時間のうちに容易に行え、この作業の簡単化を図ることができるようになる。
また、第1挟持部材11には、第2挟持部材12側へ向かって延びるアーム部11Fが第1挟持部材11の一部分として形成されており、このアーム部11Fの先端部に揺動中心部11Gが、第1挟持部材11の一部分としてアーム部11Fと一体に形成されているため、アーム部11F及び揺動中心部11Gを有する第1挟持部材11を、1個の部品として、前述したように、同じ縦断面形状が長さ方向に連続しているアルミ又はアルミ合金製の押し出し成形品又は引き抜き成形品を所定の短寸法で切断することにより製造することができる。
また、揺動中心部11Gが滑動自在に嵌合される凹部12Fを有する第2挟持部材12も、1個の部品として、同じ縦断面形状が長さ方向に連続しているアルミ又はアルミ合金製の押し出し成形品又は引き抜き成形品を所定の短寸法で切断することにより製造することができる。
さらに、図1で示した折板屋根1の上向き突出部2の先端部3は、前述したように、二枚の板材4,5の端部同士を折り曲げて結合した結合部となっているハゼ部であり、このハゼ部3は、上方へ半円形に湾曲した丸ハゼ部となっているが、2個の挟持部材11,12は、左右方向の外方へ湾曲して膨出した膨出部11B,12Bを有しているため、この丸ハゼ部3の幅広部3Bを膨出部11B,12Bを内部に収納して、第1及び第2挟持部材11,12に丸ハゼ部3の幅狭部3Bを挟持させることができる。
図7の折板屋根101の上向き突出部102の先端部103も、二枚の板材104,105の端部同士を折り曲げて結合した結合部となっているハゼ部であって、上部の幅広部103Aと下部の幅狭部103Bからなるが、このハゼ部103は、幅広部103Aが左右方向の片側へのみ突起状に突出した形状となっている角ハゼ部である。このようにハゼ部が角ハゼ部103となっていても、2個の挟持部材11,12に左右方向の外方へ湾曲して膨出した膨出部11B,12Bを設けることにより、この角ハゼ部103の幅広部103Aを膨出部11B,12Bの内部に収納して、第1及び第2挟持部材11,12に角ハゼ部103の幅狭部103Bを挟持させることができる。
図8及び図9には、これまでの実施形態とは形状が異なる第1及び第2挟持部材111,112が示されている。これらの挟持部材111,112のうち、第1挟持部材111では、これまでの実施形態における第1挟持部材11の膨出部11Bがくの字形状又は略くの形状の屈曲部111Bに変更されており、また、第1挟持部材112では、これまでの実施形態における第1挟持部材12の膨出部12Bが逆くの字形状又は逆略くの形状の屈曲部112Bに変更されている。
図8の折板屋根201の上向き突出部202の先端部203も、二枚の板材204,205の端部同士を折り曲げて結合した結合部となっているハゼ部であって、上部の幅広部203Aと下部の幅狭部203Bからなる。このハゼ部203は、幅広部203Aが左右方向に角度をもって突出したものとなっているが、第1及び第2挟持部材111,112に屈曲部111B,112Bを設けることにより、ハゼ部203の幅広部203Aを屈曲部111B,112Bの内部に収納して、第1及び第2挟持部材111,112にハゼ部203の幅狭部203Bを挟持させることができる。
図9の折板屋根301の上向き突出部302の先端部303は、一枚の板材304の折り曲げにより形成されており、この先端部303は、上部の幅広部303Aと下部の幅狭部303Bからなる。このような先端部303についても、第1及び第2挟持部材111,112に屈曲部111B,112Bを設けることにより、先端部303の幅広部303Aを屈曲部111B,112Bの内部に収納して、第1及び第2挟持部材111,112に先端部303の幅狭部303Bを挟持させることができる。
本発明は、例えば、太陽光発電のためのソーラーパネルや、太陽熱温水器、屋根緑化装置等の設置物を折板屋根に設置するために利用することができる。
1,101,201,301 折板屋根
2,102,202,302 上向き突出部
3,103,203,303 先端部
3A,103A,203A,303A 幅広部
3B,103B,203B,303B 幅狭部
10 取付架台
11 第1挟持部材
11E 中間部材載置部である載置部
11F アーム部
11G 揺動中心部
12 第2挟持部材
12E 中間部材載置部である載置部
13 締め付け具
14 中間部材であるレール受け部材
15 レール
40 結合具
50 折板屋根用設置物であるソーラーパネル

Claims (5)

  1. 折板屋根の上向き突出部の先端部に配置され、前記折板屋根の上に折板屋根用設置物を取り付けるために用いられる取付架台であって、前記先端部を挟持するための第1挟持部材及び第2挟持部材と、これらの第1挟持部材及び第2挟持部材を互いに近づけるように締め付けることにより、前記第1挟持部材及び前記第2挟持部材に前記先端部を挟持させるための締め付け具と、を含んで構成される折板屋根用設置物の取付架台において、
    前記第1挟持部材と前記第2挟持部材は、揺動中心部を中心に前記先端部の幅方向に揺動自在となっており、前記締め付け具の締め付けによって前記第1挟持部材と前記第2挟持部材が前記先端部を挟持することが、前記揺動中心部を中心とする前記第1挟持部材、前記第2挟持部材の揺動によってなされ
    前記第1挟持部材と前記第2挟持部材のうち、一方に前記揺動中心部が設けられており、
    前記第1挟持部材と前記第2挟持部材のうち、前記一方には他方に向かって延びるアーム部が設けられ、このアーム部の先端に前記揺動中心部が設けられており、
    前記第1挟持部材及び前記第2挟持部材と前記折板屋根用設置物との間には、中間部材が介設され、前記アーム部には、この中間部材を前記一方に結合するための結合具が挿通する孔が形成されていることを特徴とする折板屋根用設置物の取付架台。
  2. 請求項1に記載の折板屋根用設置物の取付架台において、前記揺動中心部は、前記アーム部と一体に形成されている前記一方の一部分となっており、前記他方には、前記揺動中心部が滑動自在に嵌合されている凹部が形成されていることを特徴とする折板屋根用設置物の取付架台。
  3. 請求項1又は2に記載の折板屋根用設置物の取付架台において前記第1挟持部材と前記第2挟持部材とのうち、少なくとも一方には、前記中間部材が載せられる中間部材載置部が設けられていることを特徴とする折板屋根用設置物の取付架台。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の折板屋根用設置物の取付架台において、前記締め付け具は、前記第1挟持部材及び前記第2挟持部材に形成されている孔を前記先端部の幅方向に貫通するボルトと、このボルトの端部に螺合されるナットとを含んだものとなっており、前記第1挟持部材及び前記第2挟持部材に形成されている前記孔は、上下方向に長い長孔となっていることを特徴とする折板屋根用設置物の取付架台。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の折板屋根用設置物の取付架台において、前記先端部は、上部の幅広部と下部の幅狭部とを有し、前記第1挟持部材と前記第2挟持部材は、内部に前記幅広部を収納して前記幅狭部を挟持するものとなっていることを特徴とする折板屋根用設置物の取付架台。

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