JP4013882B2 - 間仕切パネルの撓み防止装置 - Google Patents

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Description

本発明は、間仕切パネルの撓み防止装置に係わり、更に詳しくはパネル板の内方への撓みを防止するための間仕切パネルの撓み防止装置に関するものである。
従来から支柱又はフレームの縦杆の表裏両面にパネル板を取付けた構造の間仕切パネルは各種提供されている。そして、このような間仕切パネルのパネル板としては、スチール製の表面板の周囲を背面側へ折曲して補強縁部を形成し、該表面板の背面に石膏ボードや段ボールを貼着して防音効果を持たせた構造のものが一般的であり、このパネル板の背面に突設したフックを支柱又はフレームの縦杆の表裏両面に形成した開口に嵌合係止して取付けている。
ここで、前記パネル板は、重量が重いと取扱いが不便になるばかりでなく、製造コストや搬送コストが嵩むため、材料のスチール板の厚さをぎりぎりまで薄くし、軽量化の工夫がなされている。そのため、支柱間隔やフレームの縦杆間隔が広い間仕切パネルや、上下幅の狭いパネル板を上下に複数取付ける分割式の間仕切パネルでは、少しの外力でパネル板の中央部が面外方向に変形し、特に内方へ撓み、その変形量が大きいと元に復元しなくなる。
この改善策として、本出願人は、特許文献1に示すように、一端にパネル板の裏面に着脱自在に取付け得る取付部を有するとともに他端に係合部を有する一対の連結部材を、表裏パネル板の裏面中位にそれぞれ取付部を用いて着脱自在に突設し、両パネル板の側部を支柱又はフレームの縦杆の表裏両面に取付けた際に、両連結部材の係合部が互いに係合して、面外変移に対して表裏パネル板を一体化し、各パネル板の撓みを抑制する構造を提案している。
しかし、表裏一方のパネル板を支柱又はフレームの縦杆に取付けた後、他方のパネル板のフックを支柱又はフレームの縦杆の開口に落とし込み係合させる上下移動時に、両連結部材の係合部を係合させることは不可能ではないが熟練と手間がかかる。更に、各パネル板に連結部材を装着しなければならず、分割式の間仕切パネルでは採用することは実際的でない。
実公平6−43286号公報
そこで、本発明が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、支柱又はフレームの縦杆の表裏両面にパネル板の側部を取付けてなる間仕切パネルにおいて、パネル板の内方への撓みを簡単且つ確実に防止することができる間仕切パネルの撓み防止装置を提供する点にある。
本発明は、前述の課題解決のために、両側の縦杆間に複数の横杆を上下に間隔を隔てて渡設してフレームを形成し、該フレームの両縦杆の表裏両側面にパネル板の側部を取付けてなる間仕切パネルの撓み防止装置において、水平な連結板部の前後両側に垂直な当止板部を一体形成した断面略H字形を有する合成樹脂製の当止具を備え、該当止具の上下一方に前記連結板部と両当止板部とで前記横杆を上方又は下方から抜止め状態で外嵌する嵌合部を形成し、該嵌合部を設けた側とは反対側の両当止板部を接近する方向に押圧すると、前記嵌合部を形成する両当止板部が拡開して該嵌合部内に前記横杆を収容可能となるとともに、押圧力を解除すると両当止板部が弾性復元して嵌合部が前記横杆に抜止め状態で外嵌可能であり、前記横杆に外嵌した前記当止具の当止板部でパネル板の背面側を当止してなる間仕切パネルの撓み防止装置を構成した(請求項1)。
また、前記当止具の嵌合部を設けた側とは反対側であって、前記連結板部と両当止板部とで囲まれる空間に、間仕切パネルの連結用のボルト部材、ナット部材を保持する単又は複数の保持部を設けてなることが好ましい(請求項2)。
ここで、前記フレームは、縦杆の奥行厚さよりも少なくとも中間に位置する前記横杆の奥行厚さを小さく設定し、前記当止具は、外形における奥行厚さを前記縦杆の奥行厚さと略一致させるとともに、前記奥行厚さの小さい横杆に外嵌する嵌合部を設けてなることがより好ましい(請求項3)。
更に、前記当止具の嵌合部は、前記奥行厚さの小さい横杆を上方又は下方から嵌合収容する凹部と、前記両当止板部の内側端部に設けた抜止め用の突起とで形成されていることが好ましい(請求項4)。
以上にしてなる請求項1に係る発明の間仕切パネルの撓み防止装置は、嵌合部を設けた側とは反対側の両当止板部を指で摘んで嵌合部を拡開させ、横杆に外挿した後、指を離すだけで、当止具を横杆に簡単且つ確実に装着することができ、そして当止具の嵌合部をフレームの横杆に外嵌して装着した後、パネル板の両側部を両縦杆の表裏両面に取付けるだけで、前記当止具の当止板部でパネル板の背面側が当止され、もってパネル板の内方への撓みを簡単且つ確実に防止することができる。
請求項2によれば、予め間仕切パネルの連結に必要なボルト部材、ナット部材を保持部に必要数保持した状態で、当止具をフレームの横杆に装着しておけば、部品の管理が容易になり、間仕切パネルの連結作業の効率化が図れる。
請求項3によれば、複数の分割パネル板をフレームの上下に取付ける分割式の間仕切パネルにおいて、パネル板の接合部分に対応する高さ位置に横杆を設定し、該横杆に当止具を嵌着すれば、上下のパネル板の背面側縁部を同時に当止板部で当止して、内方への撓みを防止することができる。
請求項4によれば、当止具の凹部内に横杆を嵌合し、突起で抜止めをするので、当該当止具を横杆に確実に装着することができる。
次に本発明に係る間仕切パネルの撓み防止装置の実施形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。図1及び図2は間仕切パネルの基本構造を示し、図3〜図7は第1実施形態(60mmの厚さの間仕切パネル)、図8〜図11は第2実施形態(90mmの厚さの間仕切パネル)をそれぞれ示し、図中符号1はフレーム、2はパネル板、3は巾木、4は笠木、5は側カバー、6は当止具をそれぞれ示している。
本発明に係る間仕切パネルは、図1及び図2に示すように、前記フレーム1の表裏両側にパネル板2,2を取付けるとともに、最下段には巾木3を取付け、フレーム1の上端には笠木4を取付け、更に端部に位置するフレーム1には側カバー5を取付けて構成している。ここで、本実施形態では、上下寸法が小さい複数枚のパネル板2,…を上下方向に配列させて取付けた分割式の間仕切パネルを例示している。
前記フレーム1は、図2及び図3に示すように、角パイプからなる両側縦杆7,7の上下端部間に上横杆8と下横杆9をそれぞれ横設するとともに、上下中間部間に単又は複数の中横杆10を横設したものである。ここで、本実施形態では、前記上横杆8、下横杆9及び中横杆10は、全て同じ形状のものを用い、縦杆7の奥行厚さよりも前記横杆8,9,10の奥行厚さを小さく設定している。尚、本実施形態では、前記上横杆8、下横杆9及び中横杆10は同一形状のものを用いているので、特に区別する必要がない場合は、「横杆」と総称する。また、前記縦杆7の表面中央部には前記パネル板2を係止する上下一対の開口11,11を、上下方向に位置を変えて複数対形成するとともに、側端縁に沿った上下方向にオプション支持用のフックを係止するための係止孔12,…を一定間隔毎に形成している。
前記パネル板2は、図2及び図6に示すように、スチール製の表面板13の背面側周囲に縁部14を形成し、少なくとも両側縁部14,14には前記表面板13と略平行な折曲板15を形成し、該折曲板15の上下部に取付孔16,16を形成し、下方の取付孔16に下部連結具17を内嵌するとともに、上方の取付孔16に上部連結具18を内嵌したものである。そして、前記フレーム1の両側の縦杆7,7に形成した上下左右の開口11,…に、前記下部連結具17に設けた下向きフック19を係止するとともに、前記上部連結具18に設けた係合爪20を抜止め状態で弾性係合させて前記パネル板2を着脱自在に取付けるのである。尚、前記パネル板2は、前記表面板13を覆うようにクロスを張ったものでも良く、またクッション性を有する化粧シートを貼ったものでも、スチール面を塗装仕上げしたものでも良い。また、前記パネル板2として、多数の小孔が開いたパチングメタルや波板状に成形したものを採用することも可能である。
前記当止具6は、図4〜図6に示すように、水平な連結板部21の前後両側に垂直な当止板部22,22を一体形成した断面略H字形を有する合成樹脂製のものであり、上下一方に前記連結板部21と両当止板部22,22とで前記横杆9,10を上方又は下方から抜止め状態で外嵌する嵌合部23を形成するとともに、該嵌合部23を設けた側とは反対側であって、前記連結板部21と両当止板部22,22とで囲まれる空間に、間仕切パネルの連結用のボルト部材B、ナット部材Nを保持する単又は複数の保持部24,…を設けた構造である。このように断面略H字形に構成した前記当止具6は、前記嵌合部23を設けた側とは反対側の両当止板部22,22を接近する方向に押圧すると、前記嵌合部23を形成する両当止板部22,22が拡開して該嵌合部23内に前記横杆9,10を収容可能となるとともに、押圧力を解除すると両当止板部22,22が弾性復元して嵌合部23が前記横杆9,10に抜止め状態で外嵌可能である。
更に、前記当止具6の嵌合部23は、前記横杆9,10を上方又は下方から嵌合収容する凹部25と、前記両当止板部22,22の内側端部に設けた抜止め用の突起26,26とで形成されている。また、前記当止具6の保持部24は、前記連結板部21から立ち上げた先端が接近して湾曲した一対の突片27,27で形成されている。そして、前記当止具6は、外形における奥行厚さ、つまり両当止板部22,22の最大外寸を前記縦杆7の奥行厚さと略一致させている。
そして、前記当止具6の嵌合部23を設けた側とは反対側の両当止板部22,22を指で摘んで嵌合部23を拡開させ、横杆9,10に外挿した後、指を離すだけで、前記横杆9,10に抜止め状態で外嵌することができ、この状態で前記パネル板2を前記フレーム1の両縦杆7,7に取付けると、当該当止具6の当止板部22,22で該パネル板2の背面側、具体的にはパネル板2の背面側の上方縁部14又は下方縁部14を当止し、該パネル板2の内方への撓みを防止するのである。実際には、前記当止具6の当止板部22の外面上部には上方のパネル板2の下方縁部14を当止する低いリブ28,…を突設し、当止板部22の外面下部は下方のパネル板2の上方縁部14に外嵌した弾性目地部材29を当止するのである。ここで、前記フレーム1の上横杆8は、両縦杆7,7の上端間に渡設され、その上面に前記笠木4を密着させてネジ止めするので、前記当止具6を装着することができない。しかし、最上段のパネル板2の上端に設けた目地部材29は、前記笠木4の下面縁に沿って下設したリブに係合しているので、内外の撓みはもともと抑制されており、前記当止具6による撓み防止は不要である。
本実施形態では、前記縦杆7に対して横杆8,9,10をネジ止め連結してフレーム1を構成している。ここで、前記縦杆7に対する上横杆8の取付位置は上端部であり、下横杆9の取付位置は巾木3の上縁に対応する位置であり、中横杆10の取付位置は対となった前記開口11,11の対と対の中間であり、この位置に予めネジを挿通する孔を形成している。そして、前記パネル板2の上下幅は、一対の前記開口11,11を利用して取付け得る最小の基準幅の整数倍のものを適宜選択して取付けることができ、この場合にも上下のパネル板2,2の接合部分に対応する位置に前記中横杆10を連結しておき、該中横杆10に前記当止具6を外嵌して接続部分に対応する上下のパネル板2,2の背面側の各縁部14を当止するのである。
図7は、間仕切パネルの連結構造を示し、隣接するフレーム1,1の縦杆7,7同士を突合せ、該縦杆7に形成した貫通孔30を通した前記ボルト部材Bとナット部材Nで締結する簡単な構造である。この連結には上下二対のボルト部材Bとナット部材Nを用いるので、前記保持部24は合計4個設けている。従って、間仕切パネルに1個しか当止具6を用いなくても確実に必要数のボルト部材B、ナット部材Nを保持できるのである。
また、前記巾木3は、図2に示すように、前記フレーム1の縦杆7,7の下端部に形成した上下の取付開口31,31に、背面両側端部に突設した上下係合部32,32を嵌合して取付ける。具体的には、前記巾木3は、スチール製の巾木本体33の両端部に前記上下係合部32,32を一体形成した合成樹脂製の端部材34を嵌着した構造である。
次に、図8〜図11に基づいて本発明の第2実施形態を説明する。本実施形態も基本的には第1実施形態と同様であるので、同一構成には同一符号を付してその説明は省略する。本実施形態のフレーム1は、図9に示すように、縦杆7を四角パイプの芯杆35とその外側面部と前後面部を覆う係止杆36とから構成され、前記芯杆35に係止杆36を溶接するとともに、前記芯杆35と略同形状の四角パイプの上横杆8、下横杆9及び中横杆10を溶接して連結している。そして、前記縦杆7を構成する係止杆36に前記同様の複数対の開口11,…を形成するとともに、上下方向に一定間隔毎に係止孔12,…を形成している。このフレーム1の表裏両面にパネル板2,…を取付ける構造は前記同様である。尚、本実施形態の場合、連結した間仕切パネル間に渡って配線することができるように、前記縦杆7の係止杆36の一部を切断し、該切断部にコード受けを有する配線部材37を装着している。また、前記縦杆7の芯杆35の下端部を係止杆36の下端より露出させ、この露出部にコード受けを兼ねたアジャスター受部材38を装着し、該アジャスター受部材38に巾木3を嵌着している。
本実施形態で使用する当止具6Aは、図8〜図11に示すように、水平な連結板部21の前後両側に垂直な当止板部22,22を一体形成した断面略H字形を有する合成樹脂製のものであり、上下一方に前記連結板部21と両当止板部22,22とで前記横杆9,10を上方又は下方から抜止め状態で外嵌する嵌合部23を形成するとともに、該嵌合部23を設けた側とは反対側であって、前記連結板部21と両当止板部22,22とで囲まれる空間に、間仕切パネルの連結用のボルト部材Bを保持する単又は複数の保持部24,…を設けた構造である。この場合も、前記当止具6Aは、外形における奥行厚さ、つまり両当止板部22,22の最大外寸を前記縦杆7の係止杆36の奥行厚さと略一致させている。
ここで、本実施形態の場合、間仕切パネル同士を連結するには、隣接する前記フレーム1,1の各縦杆7を構成する係止杆36の連結面側に形成した凹溝内に連結ブロック39の半分を嵌合し、隣接する両側の縦杆7,7にそれぞれ内方から貫通させたボルト部材Bを前記連結ブロック39に螺合して締結する構造である。従って、本実施形態の場合には、前記当止具6Aの保持部24にはボルト部材Bのみを保持させておくのである。
次に、図12〜図16に基づいて本発明に係る間仕切パネルの使用例を簡単に説明する。先ず、図12は高さが高い間仕切パネルA1を3枚直線状に連結するとともに、その両端に高さの低い間仕切パネルA2をそれぞれ直角に連結し、該両間仕切パネルA2,A2の上端間に天板40を前記係止孔12,…に嵌合係止したブラケット(図示せず)にて支持するとともに、該天板40の下方に棚板41を同様に支持し、前記間仕切パネルA1の連結部に有する2条の目地部に出現した前記係止孔12,…を利用して、大型のフラットディスプレイ42を前記間仕切パネルA1に沿って装着するとともに、前記棚板41にその制御機器43等を収容し、視聴覚スペースを実現したものである。尚、前記フラットディスプレイ42と制御機器43等を接続するコード44は、前記間仕切パネルA1の特定のパネル板2の下縁の一部を切り欠いて形成したコード挿通部45を通してパネルの内部から天板40の下方へ配線している。
また、図13は、高さの高い2枚の間仕切パネルA3を直線状に連結し、その一端部に同じ高さの1枚の間仕切パネルA4を直角に連結して平面視L字形の構造体を形成し、その囲まれた空間に天板46を配し、該天板46の一端部を前記直線状に連結した間仕切パネルA3の端部の係止孔12,…に嵌合係止したブラケット47で支持するとともに、該天板46の他端部を前記直角に連結した間仕切パネルA4の両端部の係止孔12,…を利用して嵌合係止した水平な受金具48で支持し、前記天板46の上面にパソコン49を設置し、そのコード50は前記同様に特定のパネル板2の下縁部に形成したコード挿通部45を通してパネルの内外に配線し、ワークステーションを実現したものである。
また、図14は、間仕切パネルA5の両側の目地部に出現した前記係止孔12,…を利用して開閉扉付きのキャビネット51を高い位置に装着したものである。つまり、前記キャビネット51の約半分が間仕切パネルA5の上端から突出する位置で、前記上部の係止孔12,…に嵌合係止したブラケット52,52で支持したものである。
最後に、図15及び図16は、複数の前記フレーム1,…を用いて枠組み連結し、そのフレーム構造体に開口部を有する額縁部材53にアクリル板等の透光板54を装着した透光性パネル55,…を複数上下に並べて装着し、またコーナー部には平面視L字形の額縁部材53に同じく平面視L字形の透光板54を装着したコーナーパネル56を装着して開放感のある間仕切構造体を実現したものである。尚、前記額縁部材53は、アルミニウムの押出し型材の端部を45度の角度で切断して両側縦枠57,57と上下横枠58,58を形成し、その切断部で突き合わせた状態でL金具(図示せず)にてネジ止め連結し、正面視四角形状となしたものである。ここで、前記縦枠57と横枠58は表面部に断面L字形の係止縁59を形成し、各係止縁59が連続して前記透光板54の周囲を嵌合保持している。そして、前記額縁部材53の両縦枠57,57の背面側上下部に前記一対の開口11,11に嵌合係止する係止具60,60をそれぞれ突設し、該係止具60,…を所定高さの縦杆7の開口11,…に嵌合係止して前記フレーム1の表裏両面から取付ける。
本発明に係る間仕切パネルの斜視図である。 同じく間仕切パネルの分解斜視図である。 第1実施形態のフレームの正面図である。 第1実施形態における本発明の要部を示す部分分解斜視図である。 第1実施形態における当止具を示し、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は正面図、(d)は縦断面図である。 同じく組立てた状態の部分縦断面図である。 間仕切パネルの連結構造を示す部分分解斜視図である。 第2実施形態のフレームの正面図である。 第2実施形態における本発明の要部を示す部分分解斜視図である。 第2実施形態における当止具を示し、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は正面図、(d)は縦断面図である。 同じく組立てた状態の部分縦断面図である。 本発明の使用例を示し、視聴覚スペースを構成した状態の簡略斜視図である。 本発明の使用例を示し、ワークステーションを構成した状態の簡略斜視図である。 本発明の使用例を示し、キャビネット装着した状態の簡略斜視図である。 本発明の使用例を示し、開放感のある間仕切構造体を構成した状態の簡略斜視図である。 同じく要部の部分分解斜視図である。
符号の説明
1 フレーム 2 パネル板
3 巾木 4 笠木
5 側カバー 6、6A 当止具
7 側縦杆 8 上横杆
9 下横杆 10 中横杆
11 開口 12 係止孔
13 表面板 14 縁部
15 折曲板 16 取付孔
17 下部連結具 18 上部連結具
19 下向きフック 20 係合爪
21 連結板部 22 当止板部
23 嵌合部 24 保持部
25 凹部 26 突起
27 突片 28 リブ
29 目地部材 30 貫通孔
31 取付開口 32 上下係合部
33 巾木本体 34 端部材
35 芯杆 36 係止杆
37 配線部材 38 アジャスター受部材
39 連結ブロック 40 天板
41 棚板 42 フラットディスプレイ
43 制御機器 44 コード
45 コード挿通部 46 天板
47 ブラケット 48 受金具
49 パソコン 50 コード
51 キャビネット 52 ブラケット
53 額縁部材 54 透光板
55 透光性パネル 56 コーナーパネル
57 縦枠 58 横枠
59 係止縁 60 係止具
A1〜A5 間仕切パネル
B ボルト部材
N ナット部材

Claims (4)

  1. 両側の縦杆間に複数の横杆を上下に間隔を隔てて渡設してフレームを形成し、該フレームの両縦杆の表裏両側面にパネル板の側部を取付けてなる間仕切パネルの撓み防止装置において、水平な連結板部の前後両側に垂直な当止板部を一体形成した断面略H字形を有する合成樹脂製の当止具を備え、該当止具の上下一方に前記連結板部と両当止板部とで前記横杆を上方又は下方から抜止め状態で外嵌する嵌合部を形成し、該嵌合部を設けた側とは反対側の両当止板部を接近する方向に押圧すると、前記嵌合部を形成する両当止板部が拡開して該嵌合部内に前記横杆を収容可能となるとともに、押圧力を解除すると両当止板部が弾性復元して嵌合部が前記横杆に抜止め状態で外嵌可能であり、前記横杆に外嵌した前記当止具の当止板部でパネル板の背面側を当止してなることを特徴とする間仕切パネルの撓み防止装置。
  2. 前記当止具の嵌合部を設けた側とは反対側であって、前記連結板部と両当止板部とで囲まれる空間に、間仕切パネルの連結用のボルト部材、ナット部材を保持する単又は複数の保持部を設けてなる請求項1記載の間仕切パネルの撓み防止装置。
  3. 前記フレームは、縦杆の奥行厚さよりも少なくとも中間に位置する前記横杆の奥行厚さを小さく設定し、前記当止具は、外形における奥行厚さを前記縦杆の奥行厚さと略一致させるとともに、前記奥行厚さの小さい横杆に外嵌する嵌合部を設けてなる請求項1又は2記載の間仕切パネルの撓み防止装置。
  4. 前記当止具の嵌合部は、前記奥行厚さの小さい横杆を上方又は下方から嵌合収容する凹部と、前記両当止板部の内側端部に設けた抜止め用の突起とで形成されている請求項1〜3何れかに記載の間仕切パネルの撓み防止装置。
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