JPH02117515A - クランプ式物品搬送装置 - Google Patents
クランプ式物品搬送装置Info
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- JPH02117515A JPH02117515A JP63270378A JP27037888A JPH02117515A JP H02117515 A JPH02117515 A JP H02117515A JP 63270378 A JP63270378 A JP 63270378A JP 27037888 A JP27037888 A JP 27037888A JP H02117515 A JPH02117515 A JP H02117515A
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- clamp
- shaft
- cam
- clamp shaft
- shafts
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- Granted
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- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims abstract description 7
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 abstract description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Specific Conveyance Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本発明は、物品を把持する一対のクランプアームを備え
たクランプ式物品搬送装置に関し、より詳しくは上記ク
ランプアームで把持した物品を回転体の回転に伴なって
回転移送するようにしたクランプ式物品搬送装置に関す
る。
たクランプ式物品搬送装置に関し、より詳しくは上記ク
ランプアームで把持した物品を回転体の回転に伴なって
回転移送するようにしたクランプ式物品搬送装置に関す
る。
「従来の技術」
従来この種のクランプ式物品搬送装置は、通常、フレー
ムに回転自在に軸支した駆動軸と、この駆動軸に設けた
回転体と、この回転体に軸支されて相互に逆方向に回転
される一対のクランプ軸と、各クランプ軸に設けられて
その回転動作により開閉作動される一対のクランプアー
ムと、上記クランプ軸に連動させた揺動レバーと、この
揺動レバーに設けたカムフォロワと、さらに上記フレー
ムに設けたカム部材とを備え、上記カムフォロワをカム
部材のカム面に係合させ、該カム面のカム曲線に従う上
記揺動レバーの揺動によりクランプ軸を回転させて上記
一対のクランプアームを開閉作動させるようにしたもの
が知られている。
ムに回転自在に軸支した駆動軸と、この駆動軸に設けた
回転体と、この回転体に軸支されて相互に逆方向に回転
される一対のクランプ軸と、各クランプ軸に設けられて
その回転動作により開閉作動される一対のクランプアー
ムと、上記クランプ軸に連動させた揺動レバーと、この
揺動レバーに設けたカムフォロワと、さらに上記フレー
ムに設けたカム部材とを備え、上記カムフォロワをカム
部材のカム面に係合させ、該カム面のカム曲線に従う上
記揺動レバーの揺動によりクランプ軸を回転させて上記
一対のクランプアームを開閉作動させるようにしたもの
が知られている。
しかるに、従来一般のクランプ式物品搬送装置では、上
記一対のクランプアームの開閉作動位置は上記カム部材
のカム曲線に従って一義的に定められるため、例えば一
対のクランプアームを閉じさせて大型の物品を所定位置
で把持できるように上記カム曲線を定めた場合には、そ
の位置では小型の物品を把持することができず、クラン
プアームがさらに閉じてから小型の物品を把持するため
、把持位置が異なる結果となる。
記一対のクランプアームの開閉作動位置は上記カム部材
のカム曲線に従って一義的に定められるため、例えば一
対のクランプアームを閉じさせて大型の物品を所定位置
で把持できるように上記カム曲線を定めた場合には、そ
の位置では小型の物品を把持することができず、クラン
プアームがさらに閉じてから小型の物品を把持するため
、把持位置が異なる結果となる。
これは物品の開放位置についても同様であり、大型の物
品を所定位置で開放できるように上記カム曲線を定めた
場合には、その位置となる前に小型の物品を開放してし
まうので、開放位置が異なることとなる。
品を所定位置で開放できるように上記カム曲線を定めた
場合には、その位置となる前に小型の物品を開放してし
まうので、開放位置が異なることとなる。
このような欠点を解決するため、従来、上記回転体に設
けた一対のクランプアームをばねで閉じる方向に付勢し
ておき、上記回転体に昇降自在に設けたカム部材の上端
部に形成した円錐部を両クランプアーム間に介在させる
とともに、該カム部材をフレームに設けた円筒状のカム
レール上に転勤可能に載置させ、さらに該カムレールを
昇降可能としたものが提案されている(特開昭62−5
2096号公報) かかる構成を有するクランプ式物品搬送装置によれば、
上記回転体の回転によるカム部材の昇降量はカムレール
のカム曲線に従って一定となるので、両クランプアーム
の開閉作動位置も一定となるが、同一回転角度位置にお
ける両クランプアームの間隔は上記カムレールを昇降さ
せることによって調整できるので、その間隔を大型の物
品を把持するのに適した間隔、又は小型の物品を把持す
るのに適した間隔に設定することにより、両物品ともに
同一回転角度位置で把持又は開放させることができる。
けた一対のクランプアームをばねで閉じる方向に付勢し
ておき、上記回転体に昇降自在に設けたカム部材の上端
部に形成した円錐部を両クランプアーム間に介在させる
とともに、該カム部材をフレームに設けた円筒状のカム
レール上に転勤可能に載置させ、さらに該カムレールを
昇降可能としたものが提案されている(特開昭62−5
2096号公報) かかる構成を有するクランプ式物品搬送装置によれば、
上記回転体の回転によるカム部材の昇降量はカムレール
のカム曲線に従って一定となるので、両クランプアーム
の開閉作動位置も一定となるが、同一回転角度位置にお
ける両クランプアームの間隔は上記カムレールを昇降さ
せることによって調整できるので、その間隔を大型の物
品を把持するのに適した間隔、又は小型の物品を把持す
るのに適した間隔に設定することにより、両物品ともに
同一回転角度位置で把持又は開放させることができる。
「発明が解決しようとする課題」
しかしながら、上記一対のクランプアーム間に介在させ
たカム部材を昇降させてクランプアームを開閉作動させ
るようにした場合には、クランプアームの開閉作動方向
とカム部材の昇降方向とが直交するようになるため、ク
ランプアームの軸受部にガタが発生し易く、或いはクラ
ンプアームとカム部材との接触部が摩耗し易いという欠
点がある。
たカム部材を昇降させてクランプアームを開閉作動させ
るようにした場合には、クランプアームの開閉作動方向
とカム部材の昇降方向とが直交するようになるため、ク
ランプアームの軸受部にガタが発生し易く、或いはクラ
ンプアームとカム部材との接触部が摩耗し易いという欠
点がある。
「課題を解決するための手段」
本発明はそのような事情に鑑み、上述した従来数のクラ
ンプ式物品搬送装置において、上記クランプ軸を少なく
ともクランプアーム側のクランプ軸と揺動レバー側のク
ランプ軸との複数のクランプ軸に分割し、相互に隣接す
るクランプ軸を軸方向に変位させる移動手段を設けると
ともに、その隣接するクランプ軸を、両クランプ軸の相
対変位に応じて両クランプ軸の回転方向の位相を調整す
るカム手段を介して連動させるようにしたものである。
ンプ式物品搬送装置において、上記クランプ軸を少なく
ともクランプアーム側のクランプ軸と揺動レバー側のク
ランプ軸との複数のクランプ軸に分割し、相互に隣接す
るクランプ軸を軸方向に変位させる移動手段を設けると
ともに、その隣接するクランプ軸を、両クランプ軸の相
対変位に応じて両クランプ軸の回転方向の位相を調整す
るカム手段を介して連動させるようにしたものである。
「作用」
上記構成によれば、上記クランプアームによって同一物
品を把持、解放する際には、上記移動手段によるクラン
プ軸の変位やそれに伴うカム手段による位相調整作動は
生じないので、移動手段やカム手段の耐久性の向上を図
ることができ、したがってそれらの摩耗等による作動不
良が生じる虞がない。
品を把持、解放する際には、上記移動手段によるクラン
プ軸の変位やそれに伴うカム手段による位相調整作動は
生じないので、移動手段やカム手段の耐久性の向上を図
ることができ、したがってそれらの摩耗等による作動不
良が生じる虞がない。
そして物品の大きさを変更した際には、上記移動手段に
よって相互に隣接するクランプ軸を軸方向に変位させ、
かつその相対変位に応じて上記カム手段より両クランプ
軸の回転方向の位相を調整させれば、同一回転角度位置
において1両クランプアームの間隔を物品の大きざに応
じた間隔に調整することができる。
よって相互に隣接するクランプ軸を軸方向に変位させ、
かつその相対変位に応じて上記カム手段より両クランプ
軸の回転方向の位相を調整させれば、同一回転角度位置
において1両クランプアームの間隔を物品の大きざに応
じた間隔に調整することができる。
「実施例」
以下図示実施例について本発明を説明すると、第1図に
おいて、供給コンベア1によって搬送されてきた容器2
は、タイミングスクリュウ3によって本発明に係るクラ
ンプ式物品搬送装置4の作動に同期されて搬送され、所
定の把持位置Xにおいて一対のクランプアーム5a、5
bで把持される。
おいて、供給コンベア1によって搬送されてきた容器2
は、タイミングスクリュウ3によって本発明に係るクラ
ンプ式物品搬送装置4の作動に同期されて搬送され、所
定の把持位置Xにおいて一対のクランプアーム5a、5
bで把持される。
上記一対のクランプアーム5a、5bで把持された容器
2は、クランプ式物品搬送装置4を構成する回転体6の
回転に伴って搬送され、次に所定の解放位置Yでクラン
プアーム5a、5bから解放され、回転式充填機7の図
示しない充填ノズルの直下位置に搬入される。
2は、クランプ式物品搬送装置4を構成する回転体6の
回転に伴って搬送され、次に所定の解放位置Yでクラン
プアーム5a、5bから解放され、回転式充填機7の図
示しない充填ノズルの直下位置に搬入される。
上記クランプ式物品搬送装置4は、第2図に示すように
、フレーム8に軸受9を介して回転自在に軸支した鉛直
方向の駆動軸10と、この駆動軸lOの上端部に設けた
上述の回転体6とを備えており、上記駆動軸10の下端
部を図示しないモータに連動させている。
、フレーム8に軸受9を介して回転自在に軸支した鉛直
方向の駆動軸10と、この駆動軸lOの上端部に設けた
上述の回転体6とを備えており、上記駆動軸10の下端
部を図示しないモータに連動させている。
上記回転体6は、上方に配設した上部板11と下方に配
設した下部板12とを備えており、下方の下部板12を
上記駆動軸lOの上端部に固定している。
設した下部板12とを備えており、下方の下部板12を
上記駆動軸lOの上端部に固定している。
この下部板12の軸部には上方に伸びる筒状部13を形
成してあり、該筒状部13の外周に、上記上部板11の
軸部に下方に向けて形成した筒状部14を昇降自在に嵌
装し、かつ両者間にキ一部材15を設けて両者が相対的
に回転するのを防止すると同時に、上部板11の筒状部
14が下部板12の筒状部13に対して昇降するのを許
容している。
成してあり、該筒状部13の外周に、上記上部板11の
軸部に下方に向けて形成した筒状部14を昇降自在に嵌
装し、かつ両者間にキ一部材15を設けて両者が相対的
に回転するのを防止すると同時に、上部板11の筒状部
14が下部板12の筒状部13に対して昇降するのを許
容している。
上記上部板11にはねじ軸16を回転自在に軸支してあ
り、このねじ軸16を上記下部板12の筒状部13内に
軸支し、該ねじ軸16を回転させることにより下部板1
2に対して上部板11を昇降させることができるように
している。そして上記ねじ軸16は、上部板11に設け
たストッパ手段17でねじ軸16の外周を締付けること
により、その自由回転を防止している。
り、このねじ軸16を上記下部板12の筒状部13内に
軸支し、該ねじ軸16を回転させることにより下部板1
2に対して上部板11を昇降させることができるように
している。そして上記ねじ軸16は、上部板11に設け
たストッパ手段17でねじ軸16の外周を締付けること
により、その自由回転を防止している。
然して上記回転体6には、その外周部等間隔位置に複数
のクランプ機構18を設けている(第1図参照)。第2
図、第3図に示すように、各クランプ機構18は、回転
体6の上部板11に鉛直方向に軸支した一対のクランプ
軸19a 、 19bと、各クランプ軸に取付けて相互
に噛合させた歯車20a 、20bと、さらに各クラン
プ軸の上部に取付けたクランプアーム5a、5bを備え
ている。
のクランプ機構18を設けている(第1図参照)。第2
図、第3図に示すように、各クランプ機構18は、回転
体6の上部板11に鉛直方向に軸支した一対のクランプ
軸19a 、 19bと、各クランプ軸に取付けて相互
に噛合させた歯車20a 、20bと、さらに各クラン
プ軸の上部に取付けたクランプアーム5a、5bを備え
ている。
したがって、一方のクランプ軸19aを後述するカム機
構21によって正逆方向に回転駆動することにより、上
記歯車20a 、20bを介して一対のクランプアーム
5a、5bを開閉作動させることができる。
構21によって正逆方向に回転駆動することにより、上
記歯車20a 、20bを介して一対のクランプアーム
5a、5bを開閉作動させることができる。
また、上記回転体6の下部板12には、一方のクランプ
軸19aの同一軸線上にクランプ軸22を回転自在に軸
支してあり、このクランプ軸22の上端部を筒状部とし
て形成するとともに、クランプ軸19aの下端部を該筒
状部内に摺動かつ回転自在に嵌合している。
軸19aの同一軸線上にクランプ軸22を回転自在に軸
支してあり、このクランプ軸22の上端部を筒状部とし
て形成するとともに、クランプ軸19aの下端部を該筒
状部内に摺動かつ回転自在に嵌合している。
そして上記クランプ軸22の上端筒状部に上方から下方
へ斜めにカム溝25を形成するとともに、上記クランプ
軸19aの下端部に設けたピン状のカムフォロワ26を
上記カム溝25に係合させてあり、上方のクランプ軸1
9aを下方のクランプ軸22に対して昇降させた際には
、傾斜したカム溝25とカムフォロワ26との係合によ
り、下方のクランプ軸22に対して上方のクランプ軸1
9aを回転させることができるようにしている。
へ斜めにカム溝25を形成するとともに、上記クランプ
軸19aの下端部に設けたピン状のカムフォロワ26を
上記カム溝25に係合させてあり、上方のクランプ軸1
9aを下方のクランプ軸22に対して昇降させた際には
、傾斜したカム溝25とカムフォロワ26との係合によ
り、下方のクランプ軸22に対して上方のクランプ軸1
9aを回転させることができるようにしている。
さらに、下方のクランプ軸22の下端部には揺動レバー
27の一端を取付けてあり、該揺動レバー27の他端に
上述したカム機構21を構成するカムフォロワ28を取
付けている。そしてクランプ軸22と下部板12との間
に設けたリターンスプリング29によって該クランプ軸
22を一方向に回転付勢させ、それによって上記カムフ
ォロワ28をフレーム8に設けたカム部材30の外周カ
ム面に係合させている。
27の一端を取付けてあり、該揺動レバー27の他端に
上述したカム機構21を構成するカムフォロワ28を取
付けている。そしてクランプ軸22と下部板12との間
に設けたリターンスプリング29によって該クランプ軸
22を一方向に回転付勢させ、それによって上記カムフ
ォロワ28をフレーム8に設けたカム部材30の外周カ
ム面に係合させている。
上記カム部材30のカム面は大径円弧状部30aと小径
円弧状部30bとから構成してあり、大径円弧状部30
aにおいて上記カムフォロワ28を半径方向外方に変位
させてクランプアーム5a、5bを閉じさせ、また小径
円弧状部30bにおいてクランプアーム5a、5bを開
放させるようにしている。
円弧状部30bとから構成してあり、大径円弧状部30
aにおいて上記カムフォロワ28を半径方向外方に変位
させてクランプアーム5a、5bを閉じさせ、また小径
円弧状部30bにおいてクランプアーム5a、5bを開
放させるようにしている。
以上の構成において、クランプ式物品搬送装置4で背の
低い小径の容器2aを把持して搬送する際には、上記ね
じ軸16を回転して上部板11を下方の所定高さ位置ま
で降下させる。すると、上部板11に軸支したクランプ
軸19aが一体的に降下されるので、傾斜したカム溝2
5とカムフォロワ26との係合により、リターンスプリ
ング29によって所定回転角度位置に保持されている下
方のクランプ軸22に対して、上方のクランプ軸19a
が回転されるようになる。
低い小径の容器2aを把持して搬送する際には、上記ね
じ軸16を回転して上部板11を下方の所定高さ位置ま
で降下させる。すると、上部板11に軸支したクランプ
軸19aが一体的に降下されるので、傾斜したカム溝2
5とカムフォロワ26との係合により、リターンスプリ
ング29によって所定回転角度位置に保持されている下
方のクランプ軸22に対して、上方のクランプ軸19a
が回転されるようになる。
その結果、上方のクランプ軸19aおよびこれと対をな
すクランプ軸19bに設けた一対のクランプアーム5a
、5bは、背の低い容器に適合した高さ位置に位置され
、しかも両クランプアーム5a、5bの開き角度もその
小径の容器の大きさに適合した開き角度に調整されるよ
うになる。
すクランプ軸19bに設けた一対のクランプアーム5a
、5bは、背の低い容器に適合した高さ位置に位置され
、しかも両クランプアーム5a、5bの開き角度もその
小径の容器の大きさに適合した開き角度に調整されるよ
うになる。
これに対し、背の高い大径の容器2bを把持して搬送す
る際には、上記ねじ軸16を上述とは逆方向に回転して
上部板11を上方の所定高さ位置まで上昇させる。する
と、上記クランプ軸19aが上部板11と一体的に上昇
されるので、傾斜したカム溝25とカムフォロワ26と
の係合により、リターンスプリング29によって所定回
転角度位置に保持されている下方のクランプ軸22に対
して、上方のクランプ軸19aが上述とは逆方向に回転
されるようになる。
る際には、上記ねじ軸16を上述とは逆方向に回転して
上部板11を上方の所定高さ位置まで上昇させる。する
と、上記クランプ軸19aが上部板11と一体的に上昇
されるので、傾斜したカム溝25とカムフォロワ26と
の係合により、リターンスプリング29によって所定回
転角度位置に保持されている下方のクランプ軸22に対
して、上方のクランプ軸19aが上述とは逆方向に回転
されるようになる。
その結果、上記クランプ軸19a 、 19bに設けた
一対のクランプアーム5a、 5bは、背の高い容器に
適合した高さ位置に位置され、しかも両クランプアーム
5a、5bの開き角度もその大径の容器の大きさに適合
した開き角度に調整されるようになる。
一対のクランプアーム5a、 5bは、背の高い容器に
適合した高さ位置に位置され、しかも両クランプアーム
5a、5bの開き角度もその大径の容器の大きさに適合
した開き角度に調整されるようになる。
したがって本実施例によれば、容器の背の高さと直径と
が変更された場合であっても、常に容器の大きさに応じ
た最適な把持位置で容器を把持することができ、それに
よって常に安定した状態で容器を搬送することができる
。
が変更された場合であっても、常に容器の大きさに応じ
た最適な把持位置で容器を把持することができ、それに
よって常に安定した状態で容器を搬送することができる
。
なお、上記実施例では容器の背の高さに応じてクランプ
アーム5a、5bを昇降させるようにしているが、その
必要がない場合には、上部板11の代りに下部板12を
昇降させればよい。この場合には、カム部材30の厚さ
を厚くしてカムフォロワ28が昇降してもその保合が外
れないようにすればよく、或いはカム部材30をフレー
ム8に昇降可能に設け、カムフォロワ28の昇降に伴っ
てカム部材30を昇降させるようにしてもよい。
アーム5a、5bを昇降させるようにしているが、その
必要がない場合には、上部板11の代りに下部板12を
昇降させればよい。この場合には、カム部材30の厚さ
を厚くしてカムフォロワ28が昇降してもその保合が外
れないようにすればよく、或いはカム部材30をフレー
ム8に昇降可能に設け、カムフォロワ28の昇降に伴っ
てカム部材30を昇降させるようにしてもよい。
または第4図に示すように、上方のクランプ軸19aと
下方のクランプ軸22との外周に中空の第3のクランプ
軸31を昇降かつ回転自在に嵌装し、クランプ軸19a
に設けたビン状のカムフォロワ32を第3クランプ軸3
1に設けた鉛直方向のカム溝33に係合させるとともに
、クランプ軸22に設けたピン状のカムフォロワ34を
第3クランプ軸31に斜めに設けたカム溝35に係合さ
せる。
下方のクランプ軸22との外周に中空の第3のクランプ
軸31を昇降かつ回転自在に嵌装し、クランプ軸19a
に設けたビン状のカムフォロワ32を第3クランプ軸3
1に設けた鉛直方向のカム溝33に係合させるとともに
、クランプ軸22に設けたピン状のカムフォロワ34を
第3クランプ軸31に斜めに設けたカム溝35に係合さ
せる。
そして上記第3クランプ軸31を昇降プレート36に回
転のみ可能に軸支するとともに、上部板11に軸支した
ねじ軸37を該昇降プレート36に螺合させ、ねじ軸3
7の回転によって昇降プレート36および第3クランプ
軸31を昇降させるようにする。
転のみ可能に軸支するとともに、上部板11に軸支した
ねじ軸37を該昇降プレート36に螺合させ、ねじ軸3
7の回転によって昇降プレート36および第3クランプ
軸31を昇降させるようにする。
このような構成においても、クランプアーム5a、5b
を昇降させることなくその開き角度を調整できることは
明らかであり、さらに本実施例において上部板11を昇
降できるようにすれば、クランプアーム5a、5bの開
き角度とその高さ位置とを別個に調整することが可能と
なる。
を昇降させることなくその開き角度を調整できることは
明らかであり、さらに本実施例において上部板11を昇
降できるようにすれば、クランプアーム5a、5bの開
き角度とその高さ位置とを別個に調整することが可能と
なる。
「発明の効果」
以上のように、本発明によれば、ねじ軸16や37等の
移動手段によって隣接するクランプ軸19aとクランプ
軸22、或いはクランプ軸31とクランプ軸22とを軸
方向に変位させることができ、かつその相対変位に応じ
て、カム溝25とカムフォロワ26とからなるカム手段
、或いはカム溝35とカムフォロワ34とからなるカム
手段により両クランプ軸の回転方向の位相を調整するこ
とがてきるので、回転体6の同一回転角度位置において
、両クランプアーム5a、5bの間隔を物品の大きさに
応じた間隔に調整することができる。
移動手段によって隣接するクランプ軸19aとクランプ
軸22、或いはクランプ軸31とクランプ軸22とを軸
方向に変位させることができ、かつその相対変位に応じ
て、カム溝25とカムフォロワ26とからなるカム手段
、或いはカム溝35とカムフォロワ34とからなるカム
手段により両クランプ軸の回転方向の位相を調整するこ
とがてきるので、回転体6の同一回転角度位置において
、両クランプアーム5a、5bの間隔を物品の大きさに
応じた間隔に調整することができる。
しかも上記クランプアームによって同一物品を把持、解
放する際には、上記移動手段によるクランプ軸の変位や
それに伴うカム手段による位相調整作動は生じないので
、移動手段やカム手段の耐久性の向上を図ることができ
、したがってそれらの摩耗等による作動不良が生じる虞
がないという効果が得られる。
放する際には、上記移動手段によるクランプ軸の変位や
それに伴うカム手段による位相調整作動は生じないので
、移動手段やカム手段の耐久性の向上を図ることができ
、したがってそれらの摩耗等による作動不良が生じる虞
がないという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す平面図、第2図は第1
図の要部の断面図、第3図は竿2図の要部の平面図、第
4図は他の実施例を示す要部の断面図である。
図の要部の断面図、第3図は竿2図の要部の平面図、第
4図は他の実施例を示す要部の断面図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 フレームに回転自在に軸支した駆動軸と、この駆動軸に
設けた回転体と、この回転体に軸支されて相互に逆方向
に回転される一対のクランプ軸と、各クランプ軸に設け
られてその回転動作により開閉作動される一対のクラン
プアームと、上記クランプ軸に連動させた揺動レバーと
、この揺動レバーに設けたカムフォロワと、さらに上記
フレームに設けたカム部材とを備え、上記カムフォロワ
をカム部材のカム面に係合させ、該カム面のカム曲線に
従う上記揺動レバーの揺動によりクランプ軸を回転させ
て上記一対のクランプアームを開閉作動させるようにし
たクランプ式物品搬送装置において、 上記クランプ軸を少なくともクランプアーム側のクラン
プ軸と揺動レバー側のクランプ軸との複数のクランプ軸
に分割し、相互に隣接するクランプ軸を軸方向に変位さ
せる移動手段を設けるとともに、その隣接するクランプ
軸を、両クランプ軸の相対変位に応じて両クランプ軸の
回転方向の位相を調整するカム手段を介して連動させた
ことを特徴とするクランプ式物品搬送装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27037888A JP2615929B2 (ja) | 1988-10-26 | 1988-10-26 | クランプ式物品搬送装置 |
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CA000604055A CA1331467C (en) | 1988-10-26 | 1989-06-27 | Article transfer apparatus with clamper |
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EP89306500A EP0366225B1 (en) | 1988-10-26 | 1989-06-27 | Article transfer apparatus with clamper |
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Applications Claiming Priority (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2009035427A (ja) * | 2007-08-01 | 2009-02-19 | Sidel Holdings & Technology Sa | 適合可能なグリッパーを有する分配スター |
JP2010089848A (ja) * | 2008-10-03 | 2010-04-22 | Shibuya Machinery Co Ltd | 容器受け渡し装置 |
JP2016533994A (ja) * | 2013-09-12 | 2016-11-04 | カーハーエス・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング | 搬送輪ならびに搬送システム |
CN111731832A (zh) * | 2020-08-03 | 2020-10-02 | 华丰动力股份有限公司 | 发动机组件生产用运输装置 |
EP3912936A1 (de) * | 2020-05-19 | 2021-11-24 | Tyrolon-Schulnig GmbH | Führungseinrichtung sowie greif- und transportvorrichtung zum greifen, halten, führen und transportieren von flaschenartigen behältern |
-
1988
- 1988-10-26 JP JP27037888A patent/JP2615929B2/ja not_active Expired - Lifetime
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US11427411B2 (en) | 2020-05-19 | 2022-08-30 | Tyrolon-Shulnig Gmbh | Guiding device as well as gripping and transport device for gripping, holding, guiding and transporting bottle-like containers |
CN111731832A (zh) * | 2020-08-03 | 2020-10-02 | 华丰动力股份有限公司 | 发动机组件生产用运输装置 |
CN111731832B (zh) * | 2020-08-03 | 2020-12-29 | 华丰动力股份有限公司 | 发动机组件生产用运输装置 |
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Publication number | Publication date |
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JP2615929B2 (ja) | 1997-06-04 |
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