JPH0780506B2 - トリガーポンプ容器用施蓋,巻締機およびトリガーポンプ容器用施蓋,巻締方法 - Google Patents

トリガーポンプ容器用施蓋,巻締機およびトリガーポンプ容器用施蓋,巻締方法

Info

Publication number
JPH0780506B2
JPH0780506B2 JP2272894A JP27289490A JPH0780506B2 JP H0780506 B2 JPH0780506 B2 JP H0780506B2 JP 2272894 A JP2272894 A JP 2272894A JP 27289490 A JP27289490 A JP 27289490A JP H0780506 B2 JPH0780506 B2 JP H0780506B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
trigger pump
lid
pump cap
trigger
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2272894A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04154590A (ja
Inventor
光治 浜高
秀夫 土屋
道夫 小松原
真 村崎
Original Assignee
靜甲株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 靜甲株式会社 filed Critical 靜甲株式会社
Priority to JP2272894A priority Critical patent/JPH0780506B2/ja
Publication of JPH04154590A publication Critical patent/JPH04154590A/ja
Publication of JPH0780506B2 publication Critical patent/JPH0780506B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B67OPENING, CLOSING OR CLEANING BOTTLES, JARS OR SIMILAR CONTAINERS; LIQUID HANDLING
    • B67BAPPLYING CLOSURE MEMBERS TO BOTTLES JARS, OR SIMILAR CONTAINERS; OPENING CLOSED CONTAINERS
    • B67B3/00Closing bottles, jars or similar containers by applying caps
    • B67B3/20Closing bottles, jars or similar containers by applying caps by applying and rotating preformed threaded caps
    • B67B3/204Linear-type capping machines
    • B67B3/2046Linear-type capping machines using friction means for screwing the caps, e.g. belts or wheels

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Sealing Of Jars (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、物品の充填,包装業界等において用いるトリ
ガーポンプ容器用施蓋,巻締機に係るもので、詳しく
は、物品例えば液体を充填した容器へノズル付トリガー
ポンプキャップを供給して、該容器とトリガーポンプキ
ャップとの対応位置を一律として、一定トルクによる巻
締め作業を自動的に連続して行なうことができる装置お
よび方法に関する。
(従来の技術) 現今、包装容器体の著しい進歩により、洗剤等の溶液を
泡状または霧状にして被洗浄面へスプレーする容器体
は、第3図に示すような、液体を収容する容器1と、ト
リガーポンプ式のトリガーポンプキャップ4とにより構
成されているものが市場に多数提供されている。
このものは、前記したトリガーポンプキャップ4が水平
方向のポンプ5へ回転可能に取り付けられており、この
ポンプ5の下部すなわち吸液側に吸引ホース6を、ま
た、上部すなわち溶液の吐出側に一側へ向けたノズル7
を設けて、更に、前記ポンプ5に連係させて手の指が掛
かるトリガー部8を取り付けたものである。
そして、前記トリガーポンプキャップ4を介してこの容
器1の上部に吐出するノズル7の方向も、該商品を店頭
に陳列したときの意匠的効果を勘案して、容器正面ラベ
ル1aに対して必ず一方向に統一して取り付けられてい
る。
これら、洗剤等の溶液の容器への充填,包装を行なう作
業は、連続的な工程を有する機械によっての自動化が試
みられている。
例えば、特開昭63−67294号公報所載の兼用型キャッパ
が挙げられる。
(発明が解決しようとする課題) 前記した従来の兼用型キャッパは、以下に述べる問題点
を有する。
蓋に取り付けたポンプの吸液側の吸引ホースを正し
くかつ円滑に容器の口元に挿入するために、該容器口元
の上方に漏斗状の案内手段を設けて、前記吸引ホースの
下端をこの内斜面に沿わせることにより行なっていた。
しかし、前記吸引ホースの曲がり具合は個々に一律では
なく、第3図において仮想線で示すように、大きく湾曲
したホースにあっては、前記案内手段の開口内にホース
の先端が入り切れないことがあって、容器にトリガーポ
ンプキャップが冠着されない不良品を生ずる。
蓋の巻締に際して、蓋の周面に当接してその回転力
を該蓋へ転動させるローラ式の構成であるため、その当
接がローラ面の点または線接触であって、蓋との接触面
積が極めて小さく、強固な本締めを行なうための十分な
巻締トルクが得られない。
また、巻締めの回転トルクを得るためには前記ロー
ラは大径のものを用いる必要があるが、被回転の蓋は小
径であるため、並設するローラの軸間が十分に取れず、
更に、図示してないが、ポンプの位置決め兼回り止め突
起を有する容器の場合は、この部分に、前記ローラの周
面が当たって挾持の邪魔になるから巻締作業ができない
もので、したがって、使用するローラは小径とならざる
を得ず、該小径のローラは一層の発生トルクの減退とな
るものである。
等の様々な問題点を有するもので、当業界においては、
前記した課題を解消する装置の出現を強く要望されてい
た。
本発明は前記した所望に鑑みなされたもので、物品例え
ば液体を充填した容器へ該容器とトリガーポンプキャッ
プとの対応位置を一律としたトリガーポンプキャップ
を、そのホースの先端を確実に容器口元へ対応させて供
給し、一定トルクによる巻締め作業を確実でかつ自動的
に連続して行なうことができるトリガーポンプ容器用施
蓋,巻締機およびトリガーポンプ容器用施蓋,巻締方法
を提供することを目的としている。
(課題を解決するための手段) 前記した目的を達成するための本発明の手段は、 駆動手段により移送されて機体へ容器を搬入する移送装
置と、機体の近傍に設けて、該機体へ前記容器における
トリガーポンプキャップのノズル側が送り出しのシュー
トに対応するように整列されて繰り出す第一蓋整列装置
と、前記搬入された該移送装置上の容器を所定ピッチで
送り込む容器受渡装置と、前記シュートの途中に設けて
トリガーポンプキャップのノズル部をその自重により下
方へ向く一方向へ整列させる第二整列装置と、前記シュ
ートの終端部に設けて、整列された前記トリガーポンプ
キャップを所定ピッチで送り込む蓋受渡装置と、前記容
器受渡装置と蓋受渡装置とに接続して、送り込まれた容
器の口元へ、昇降手段によって昇降する吊持手段によ
り、蓋受渡装置における受渡位置においてトリガーポン
プキャップの天部を保持させて、該ホースの挿入と該ポ
ンプキャップの被着とを行なう装着装置と、容器に装着
されたトリガーポンプキャップを巻締めする巻締装置
と、巻締めを終えたトリガーポンプキャップ付き容器を
機体外へ搬出する移送装置と、前記各装置へ連係させた
駆動手段と、 を備えさせたトリガーポンプ容器用施蓋,巻締機の構成
にある。
そして、 移送装置により送られる容器を、旋回移動する装着装置
へ容器受渡装置を介して所定ピッチで搬入し、また、第
一蓋整列手段によりトリガーポンプキャップのノズル側
が送り出しのシュートに対応するようにノズル付トリガ
ーポンプキャップを整列して前記シュートより第二蓋整
列手段へ送り出し、この第二蓋整列手段によりトリガー
ポンプキャップをそのノズル部をその自重により下方へ
向く一方向へ整列させ、前記装着装置に搬入された容器
へ向かって蓋受渡装置を介して送り込み、この容器内へ
トリガーポンプキャップにおけるホースを容器口元へ挿
入して該ポンプキャップを被着した後、この容器を旋回
移動する巻締装置へ中継手段を介して受け渡し、この巻
締装置において巻締めした後、巻締めを終えたトリガー
ポンプキャップ付き容器を移送装置へ中継手段を介して
搬出させるトリガーポンプキャップ容器用施蓋,巻締方
法にある。
(作用) 本発明は前記した構成により以下に述べる作用を奏す
る。
それぞれの駆動手段を操作して各装置を運転し、機体の
始端における移送装置により物品を充填された容器を移
送すると、該容器はこの移送装置上において待機する容
器受渡装置へ送られる。
該容器受渡装置へ達した容器は、該移送スクリューに納
まって次の装着装置の載置位置へ受け渡され、蓋受渡装
置へと水平円板により回転軌跡を旋回しながら移動する
もので、前記載置位置において、把持手段によりその位
置を保持されなから旋回移動する。
一方、前記容器へ挿入するトリガーポンプキャップは機
体の近傍に設けた第一蓋整列装置において、均一な同一
方向(蓋側とホース側)に選別,整列されて順次蓋受渡
装置のシュートへ送り出されるもので、このシュートの
途中に設けた第二蓋整列装置において、蓋側におけるノ
ズルの向きを一方向に整列され、順次該シュートの周端
におけるストッパーにより一定量ストックされて次の動
作を待機する。
そして、前記した装着装置の旋回に同期させて前記蓋受
渡装置の移送手段により、一個ずつトリガーポンプキャ
ップを前記装着装置へ送り込こませるもので、該ノズル
付蓋は前記把持されている容器の上方において、給蓋手
段における吊持手段により受け取られて垂直状態を保持
される。
この状態において、容器とトリガーポンプキャップは、
装着装置により同期的に旋回移動を続けると共に、前記
した吊持手段と隣接させた係止手段を操作させて、蓋の
ホースをその上部すなわち根元部で把持し、該昇降部材
により前記係止手段を該ホースの先端までしごくように
降下させると、曲がりを有する該ホースであっても、垂
直すなわち正しく容器の口元に対応するもので、昇降手
段により前記吊持手段を降下させると、前記ホースは容
器内に挿入される。
すると、この蓋付きの容器は該装着装置の近傍において
機体に取り付けられた巻締装置へ受け渡され、その載置
位置において把持手段により挾持されつつ該巻締装置に
おける巻締手段が降下して、蓋におけるノズル部を把持
部材により固定しておいとて、前記把持手段のベルト面
が蓋の周面に当接して所定の加圧力が与えられると共
に、該ベルトの移送により蓋が設定トルクにより巻締さ
れて、前記機体の終端に設けた移送装置により順次排出
される。
(実施例) 次に本発明に関するトリガーポンプ容器用施蓋,巻締機
およびその方法の一実施例を図面に基づいて説明する。
本発明の実施例の装置において使用する容器1は、合成
樹脂製によりおねじを設けた口元を小径に絞った形状
で、第3図に示すように楕円筒形か、第5図に示すよう
に円筒形に成形している。
そして、丸型容器1の場合は、底部の外面へこの容器の
表面に施された印刷面1aを位置決めする凹部2を付設し
てあるもので、この容器1内には洗剤等の溶液を充填し
て包装するものであり、口元のおねじには、めねじを内
設したトリガーポンプキャップ4が螺着される。
このトリガーポンプキャップ4は、水平方向の筒状ポン
プ5へ回転可能に取り付けられており、このポンプ5の
下部すなわち吸液側に前記液体を吸引するホース6を、
容器1の底部へ当接する長さに設け、また、前記ポンプ
5の上部すなわち溶液の吐出側には一側、すなわち、一
方の横向きノズル7を設けて、更に、ポンプ5に連係さ
せて手の指が掛かるトリガー部8を取り付けてあるもの
で、このトリガー部8を押すことによって泡状または霧
状となった洗剤等が被洗浄面へスプレーされる。
第1図および第2図において9は容器用施蓋,巻締機の
全体を示すもので、容器1の移送装置Aと、第一蓋整列
装置B1と、第二蓋整列装置B2と、容器受渡装置Cと、蓋
受渡装置Dと、容器1およびトリガーポンプキャップ4
の装着装置Eと、巻締装置Fと、トリガーポンプキャッ
プ4付き容器1の移送装置Gと、前記各装置へ連係させ
た駆動手段Hとにより基本的に構成される。
そして、前記した容器1の移送装置Aは、機体10の一側
全長に設けた支持枠板10aへ取り付けた水平の無限軌道
式コンベアを用いるもので、この上部へ液体を所定量充
填した前記容器1を載置して容器受渡装置Cへ連続移送
させるものであり、減速機付きモータ等の駆動手段11に
より一方向へ駆動される。
なお、この移送装置Aは、巻締めを終了した容器1の排
出を行なう移送装置Gと、兼用させて使用するものであ
るが、これらの移送を個別装置A,G(図示せず)により
行なっても良いものである。
第一蓋整列装置B1は、前記機体10の近傍において設け、
前記トリガーポンプキャップ4を多数内部に収容して、
該トリガーポンプキャップ4の向きすなわちトリガーポ
ンプキャップ4とホース6とを一方向へ整列させるもの
で、第6図に示すように、支持体12へ20〜30°程度に傾
斜させて円筒形框体13を支承させ、該支持体12に内蔵し
た昇降部材14によりその高さ調整自在としてある。
そして、該框体13内へこの框体13の傾斜に合わせて支軸
15により掻上円板16を回転自在に支承させ、この支軸15
へ減速機付きモータ等の駆動手段17を連結して一方向へ
連続回転させる。
また、前記掻上円板16の周側には、間隔的に多数の放射
状の切欠18を設けて、該切欠18より自在に出没する渫板
19を前記掻上円板16の裏面において、板ばね等の弾性体
20により前記切欠18より埋没する方向へ付勢させて取り
付ける。
そして、この渫板19の下縁に当接してその埋没を規制さ
せるガイド21を付設し、回転に伴って前記掻上円板16が
上り勾配を移動するとき、該掻上円板16より突出して、
框体13の下部に蓄溜するトリガーポンプキャップ4を、
前記渫板19により掻き上げて上部へ移送するもので、掻
き上げられたトリガーポンプキャップ4は前記掻上円板
16の周縁に設けた段部22へ、該トリガーポンプキャップ
4の下縁が係合して掻上円板16が上昇したときその落下
を防止すると共に、前記突出した渫板19がトリガーポン
プキャップ4の横方向への妄動を防止する。
また、上部位置よりの前記掻上円板16の下り勾配におい
ては、弾性体20の復元力により渫板19は切欠18から埋没
してトリガーポンプキャップ4の横移動を妨げない。
23は前記框体13の内部上方に設けた払落し手段で、取付
板24により支持される駆動モータ25からその両側に回転
軸26,26を突設し、この回転軸26,26へ多数の羽根部材27
を接線方向に取り付けて、框体13下部において渫い上げ
られたトリガーポンプキャップ4が渫板19,19へ正しく
納まらない場合、前記掻上円板16の上昇頂部において、
下方へ向かって回転する前記羽根部材27により跳ね飛ば
し、框体13の下部へ落とし込んで再び渫板19,19の間へ
納めて上昇移送させる。
28は、掻上円板16が下り勾配において框体13内部へ接線
状に設けた出口で、該掻上円板16に整列させたトリガー
ポンプキャップ4を外部へ送り出す。
第二蓋整列手段B2は、第一蓋整列手段B1の出口28に接続
させたシュート42の途中に設けて、前記トリガーポンプ
キャップ4のノズル7向きを一方向へ整列させるもので
あり、第10〜11図に示すように、ホース6が受片42a、
そして、ポンプ5部が受片42bに支承されつつ前記シュ
ート42を横の傾倒した状態で移送されると、前記受片42
bの下傾斜に伴ってポンプ8部が回動して重量差が大き
いノズル7部が下方に向いて整列されるもので、この状
態で前記シュート42の屈曲により徐々にトリガーポンプ
キャップ4の姿勢が起こされて、トリガーポンプキャッ
プ4の位置が上部にそしてホース6が下部に位置するよ
うに修正される。
前記した容器受渡装置Cは、移送装置A上の容器1を第
一中継手段29を介して装着装置Eへ連続的に一個ずつ送
り込むもので、移送装置A上に機体10における支持枠板
10aへ支持枠30を取り付け、この支持枠30へ移送スクリ
ュー31を回転自在に軸32支させてあり、該軸32の一端に
は、換向軸33,34を介して該軸34に取り付けた鎖車35
と、駆動手段Hにおける同調歯車36に噛合させた歯車37
と同軸38の鎖車29に掛け渡したチェーン40とによりなる
回転手段41を連係させてある。
蓋受渡装置Dは、第二蓋整列装置B1における出口42cと
装着装置Eとの間に設けて、トリガーポンプキャップ4
を該装着装置Eへ送り込むもので、第13,15図に示すよ
うに、出口42cへ前記トリガーポンプキャップ4のポン
プ5部両側を挾むチャンネル状で、所定傾斜を有するシ
ュート42を取り付け、終端を水平に形成してその端部に
該シュート42と直交するように、流体シリンダ43により
進退されるストッパー44を設けてあるもので、該トリガ
ーポンプキャップ4の送り込みには該ストッパー44の位
置に対応させて、シュート42の下側にエアーの噴射によ
り吹き飛ばす送出部材45を設けてあり、ストッパー44が
解除となったときトリガーポンプキャップ4を一個づつ
送り出す。
そして、該端部と前記装着装置Eとの間には、第13図に
示すように、半環状溝46付きガイド47に沿わせて前記送
り出されたトリガーポンプキャップ4を移送する送り切
欠48付きの円板状移送手段49を水平かつ回転自在に支承
させて、回転に伴って該切欠48により装着装置Eの把持
部材へ受け渡すもので、前記切欠48において弧状切欠48
aにトリガーポンプキャップ4の筒部を係合させ、横長
切欠48bにはポンプ5のトリガー部8を係合させること
により、ノズル7向きが常に前方の一方向へ向けられ
る。
前記した第一中継手段29は、容器受渡装置Cと装着装置
Eとの間に設けて、容器1を一個づつ前記装着装置Eへ
送り込むもので、第2図に示すように、水平の回転体50
を機体10へ回転自在に軸51支し、この回転体50へ間隔的
に前記容器1の外形状に合う切欠52を多数例えば6個所
設けてあるもので、該切欠52に係合した容器1を弧状ガ
イド52aに沿わせ、回転体50の旋回により容器受渡装置
Cから装着装置Eへ移送させる。
なお、丸または角容器1を用いる場合は、切欠52付きの
回転体50に替えて、図面には示してないが、回転体50へ
放射状に開閉自在の一対の回動爪からなる該容器1の把
持手段を多数例えば6個取り付けて、容器受渡装置Cか
らの容器1を把持して装着装置Eへ移送させる。
装着装置Eは、第一中継手段29から移送される容器1
と、蓋受渡装置Dから移送されるトリガーポンプキャッ
プ4とを受け取って両者を該装置E上において組み合わ
せるもので、第15,16図に示すように、機体10へ回転体5
0とその上面を一致させた水平円板53を回転自在に軸54
支させて、この水平円板53へ放射状に容器1の把持手段
55を多数例えば8個取り付けてあるもので、水平円板53
における該把持手段55の対応位置を載置位置56としてあ
る。
そして、この把持手段55は第15,16,20,21図に示すよう
に、その内周形状が容器外周の楕円形状に馴染むように
形成した一対の回動爪57,57により構成されているもの
で、この一対の回動爪57,57は側面形状をコの字状に形
成して、水平円板53へそれぞれ軸58,58支され、これら
の軸58,58へ取り付けて噛合する同調歯車59,59により、
連動的に作動させて開閉を行ない容器1の把持および開
放を行なうものであり、常時は、同調歯車59の一方に付
設した引張ばね60により閉塞方向へ付勢されている。
また、この把持手段55の開閉制御は、第16図に示すよう
に、軸58の一方に、回転軸54に取り付けたカム板61へ当
接するコロ62を設けて、該カム板61の動作軌跡に倣って
把持部材55の開閉を連続的に行なう。
なお、第20〜21図において55a,55bは、丸または角容器
の場合に用いる把持手段を示すもので、把持手段55a
は、一対の回動爪57a,57aの上部容器1の口元を挾持す
る挾みローラ63,63を軸支し、また、該回動爪57a,57aの
下部には該容器1の下胴部を挾持する挾みローラ64,64
をそれぞれ付設してあり、また、把持手段55bにおける
一対の回動爪57b,57bは容器(角型)形状に合わせて平
面円弧状に形成したもので、水平円板53へそれぞれ軸6
5,65支され、楕円容器1の回動爪57,57と同様な構成に
より開閉自在としてある。
そして、前記した丸容器1の場合は、装着装置Eにおけ
る位置決め手段66が付与されており、該手段66は、容器
1面の方向、すなわち、容器1に施されている表印刷の
面を、各容器1が一律な方向へ定まるように回転させて
修正するもので、第16〜17図に示すように、載置位置56
において、水平円板53にそれぞれ段付き円孔67を設けこ
の円孔67に位置決め板68を嵌合すると共に、水平円板53
の軸受69に支承させた回転軸70に旋回体71を支持させ、
該旋回体71にばね72により上方へ突出する突杆73を、位
置決め板68の適所に穿設した通孔74へ係止させることに
より、前記した容器1の凹部2へ係合したとき該容器1
を回転させる。
この位置決め手段66による容器1の回転範囲は、後記す
る制御手段75により間欠的に操作される。
この制御手段75は、回転軸70の回転と昇降を制御するも
ので、機体10に固定した大歯車87に噛合する歯車88を摩
擦クラッチ89を介して回転軸70へ取り付け、この回転軸
70には周縁の適所に切欠90を設けた円板91を取り付け
て、更に、回転軸70の近傍には一端にカム92へ係合する
コロ93を軸94支したベルクランク95を軸支して、該ベル
クランク95の他端に軸支させた係合子96が前記切欠90へ
係合したとき、摩擦クラッチ89により回転軸70への回転
の伝達を停止する。
なお、前記ベククランク95は圧縮ばね97により、常に係
合子96が切欠90へ係合する方向へ付勢される。
また、この制御手段75による前記した突杆73の昇降動作
は、回転軸70の下端に、受講98を周設した環体99を取り
付け、ベルクランク95の軸94へ枢着したアーム100の係
合子101を係合させると共に、該係合子101の軸102へ連
接したコロ103を、回転軸54を中心として周設したカム1
04と当接し、該カム104の上下高低に沿わせて回転軸70
を昇降させることにより、この上端に取り付けた旋回体
71の突杆73を、前記した位置決め板68の通孔74より自在
に出没させる。
なお、前記した回転軸70は、軸受69内に設けて常時上方
へ付勢される圧縮ばね105により上下が浮動的に支持さ
れている。
前記装着装置Eにおける給蓋手段106は、トリガーポン
プキャップ4の昇降手段108と、トリガーポンプキャッ
プ4の吊持手段109とより構成されるもので、昇降手段1
08は、蓋受渡装置Dにより送り込まれたトリガーポンプ
キャップ4のポンプ5を支持して、装着装置Eにおいて
載置位置56に供給された容器1へ正しく該トリガーポン
プキャップ4を装着するもので、第15図に示すように、
前記した機体10へカム溝110を穿設した円筒体111を取り
付け、該円筒体111のカム溝110へ、一側を前記回転軸54
の上取付板112に支承させた昇降杆113を、他側の移動子
114により取り付けられていて、円筒体111の回転に伴っ
てカム溝110を移動子114が摺動しつつ該昇降杆113が昇
降される。
そして、前記した吊持手段109は、昇降杆113の下端に取
り付けた流体シリンダ等の操作部材115により開閉し
て、蓋受渡装置Dから送られてくるトリガーポンプキャ
ップ4のポンプ5部を掴む一対の爪体116を備えてい
る。
更に、装着装置Eには、吊持手段109に保持されたトリ
ガーポンプキャップ4のホース6を容器1へ円滑かつ確
実に挿入するための係止手段117を設けてあるもので、
第15図に示すように、回転軸54の前記上取付板112と該
回転軸54に取り付けた下取付板118とに立設させた一対
のスプライン軸119,120へ移動駒121を係合させ、この移
動駒121に取付体118aに取り付けたロッドレスシリンダ
等の昇降部材122を連係させると共に、移動駒121の下部
に連結して前記一対のスプライン軸119,120へそれぞれ
摺動自在に挟み爪123,124を取り付けてある。
そして、一対のスプライン軸119,120の一方の上端に回
動レバー125を支承させ、このレバー125の先端に円筒体
111の下部に取り付けたカム板126に当接するコロ127を
軸支してあり、カム板126の偏位変化を回動レバー125お
よび同調歯車128,129を介して、一対のスプライン軸11
9,120へ回転力を与えることにより、挟み爪123,124を第
23図に示すように拡開したり、第24図に示すように閉鎖
したりできるようにしてあって、第3図にて二点鎖線に
より示すトリガーポンプキャップ4のホース6が大きく
湾曲した場合であっても、該トリガーポンプキャップ4
の下部において係止手段117の挟み爪123,124を閉鎖させ
てホース6を掴み、この状態で挟み爪123,124を降下さ
せれば、該ホース6はこの挟み爪123,124に支持されて
垂直状態が保持されるもので、前記した昇降手段108を
操作すれば水平円板54の載置位置56に待機する容器1き
ょ口元開口部へ確実に前記ホース6を挿入することがで
きる。
第2図において130は第二中継手段で、装着装置Eにお
いてトリガーポンプキャップ4を装着された容器1を後
記する巻締装置Fへ送り込むもので、前記した第一中継
手段29とその構成が同一であるためその詳細な説明は省
略する。
前記した巻締装置Fは、前記第二中継手段130から移送
される容器1を受け取って、容器1の口元へトリガーポ
ンプキャップ4を巻締めするもので、第25図に示すよう
に、機体10へ前記水平円板53とその上面を一致させた回
転円板131を回転自在に軸132支させて、この回転円板13
1へ放射状に容器1の把持部材133を多数、例えば、8個
取り付けてあるもので、回転円板131における該把持部
材133の対応位置を載置位置134としてある。
そして、該把持部材133はその内周形状が容器1外周の
楕円形状に馴染むように形成した一対の回転爪134,134
により構成されているもので、第25図において一方のみ
示すように、この一対の回動爪134,134は側面形状をコ
の字状に形成して、回転円板131へそれぞれ軸135,135支
され、これらの軸135,135へ取り付けて噛合する同調歯
車136,136により、連動的に作動させて開閉を行ない前
記容器1の把持および開放を行なうものであり、常時
は、同調歯車136の一方に付設した引張ばね137により閉
塞方向へ付勢されている。
また、この把持部材133の開閉制御操作は、前記した装
着装置Eにおける把持部材55,55aと同様な構成を採用す
るもので、その構成の図示と詳細な説明は省略する。
そして、巻き締めを行なう機構の構成は、載置位置134
の容器1上方において、軸132により支持された昇降手
段135により昇降自在かつ垂直に巻締体136を取り付け、
この巻締体136の下部には、装着装置Eから送られるト
リガーポンプキャップ付容器1の上部に対応させて、該
容器1のトリガーポンプキャップ4を挟圧するように配
した左右一対の無端ベルト体137,137からなる巻締手段1
38を垂設してある。
前記した昇降手段135は、その周面にカム溝139を穿設し
た円筒体140を軸132に取り付け、該円筒体140のカム溝1
39へ前記巻締体136の上部に付設した移動子141を係合さ
せて、円筒体140の回転に伴ない巻締体136を昇降させ
る。
そして、前記した巻締手段138は、巻締体136内におい
て、その基部を駆動軸142,142へ枢着した水平回動板14
3,143を内設してあって、該駆動軸142,142には駆動輪14
4,144を支承させ、水平回動板143,143の他端には従動輪
145,145を軸146,146支して、更に、水平回動板143,143
の中間部にはトリガーポンプキャップ4の外周を包囲す
るように一対の押え輪147,147を軸148,148支してあり、
これら4個の輪144,145,147,147にはウレタン,ゴム系
等の摩擦係数の大きいベルト体137,137をそれぞれ張設
してあって、駆動軸142,142の上部に取り付けた駆動歯
車149,149へ中間歯車150を介して駆動手段(図示せず)
の回転を伝達することにより、ベルト体137,137が互い
に締結方向に走行してトリガーポンプキャップ4を強固
に巻締するものである。
更に、この巻締手段138には容器1のトリガーポンプキ
ャップ4の外周への圧接と離隔とを行わせる操作手段15
1を連係してあるもので、水平回動板143の支持筒152に
突設したレバー153に基部を巻締体136へ枢着した流体シ
リンダ等の進退手段154を連係させて、該進退手段154を
操作すると水平回動板143が駆動軸142を中心に回動し
て、前記したトリガーポンプキャップ4の外周への圧接
と離隔とが任意に行なわれるもので、水平回動板143,14
3の回動角が一致する、すなわち、トリガーポンプキャ
ップ4へのベルト体137,137の当接力を同一にするため
に駆動軸142,142に取り付けた同調歯車155,155を噛合さ
せてある。
なお、前記した容器1のトリガーポンプキャップ4の外
周への圧接と離隔とを行わせる操作手段151は、水平回
動板143の揺動運動による構成以外にも、例えば、第28
〜29図に示すような水平板143の直線運動による構成で
もよいもので、第28図に示す場合は、水平板143へ進退
手段154を連係させて行ない、第29図に示す場合は、水
平板143へ進退自在の移動板156を設け、この移動板156
に押え輪148,148とベルト体137の緊張輪157,157を軸支
させて、該移動板156へ進退手段154を連係させることに
よりそれぞれが進退運動するものである。
そして、前記巻締手段138による巻締時に、トリガーポ
ンプキャップ4におけるノズル7部を挾持する把持部材
158を設けてあるもので、該把持部材158は、載置位置13
4において待機する容器1上すなわち挿入されたトリガ
ーポンプキャップ4の真上に対応させた保持体159の両
側に、中間を軸支しその上部に受ローラ160,160を取り
付けた開閉レバー161,161を回動自在に軸162,162支して
あって、該開閉レバー161,161の下端にはトリガーポン
プキャップ4におけるポンプ8部を挾持して、かつ、ト
リガーポンプキャップ4等の損傷や滑り止めを行なうゴ
ム系の弾性材163,163を取り付けてあるもので、この開
閉レバー161,161の開閉操作は、保持体159内にテーパー
コーン164を挿嵌させて、このテーパーコーン164の操作
手段(図示せず)による進退により、該斜面に当接する
受ローラ160,160を押圧することにより行なうものであ
る。
第2図において165は第三中継手段で、巻き締めを終了
した蓋付き容器1を移送装置Gへ送り込むもので、前記
した第一中継手段29および第二中継手段130とその構成
が同一であるためその詳細な説明は省略する。
前記したトリガーポンプキャップ4付きの容器1の移送
装置Gは無限軌道式コンベアを用いるもので、前記した
容器1の移送装置Aと兼用する。
前記において駆動手段Hは、第30図に示すように、前記
した第一中継手段29と円板状移送手段49と、装着装置E
と、第二中継手段130と、巻締装置Fと、第三中継手段1
65との回転を同調させて一連に駆動するもので、機体10
に設けたモータ166の回転を、ベルト等の連係部材167を
介して中継軸168へ伝達し、この中間軸168の左右からベ
ルト等の連係部材169,169を介して減速機170,171へ振り
分けて入力する。
そして、これら減速機170,171の出力軸172,173に歯車17
4,175をそれぞれ取り付けて、該歯車174へ第一中継手段
29の軸51に設けた歯車176を噛合させ、この歯車176へ装
着装置Eの軸54に設けた歯車36を歯合させ、更に、この
歯車36へ円板状移送手段49の軸に設けた歯車177を噛合
させてそれぞれ回転を伝達してある。
また、前記した減速機171の出力軸173に設けた歯車175
には第三中継手段165の軸178に設けた歯車179を噛合さ
せ、この歯車179へ巻締装置Fの軸132に設けた歯車180
を噛合させ、更に、第二中継手段130の軸181に設けた歯
車182を噛合させてそれぞれ回転を伝達してある。
次に前記した実施例の作用を簡単に説明する。
それぞれの駆動手段11,Hを起動して各装置および手段を
運転すると、これら装置および手段はそれぞれ同期的に
連動して動作される。
まず、機体10の始端側方における移送装置Aにより、洗
剤等の溶液が充填された例えば断面楕円形に形成された
容器1を連続して移送すると、該容器1はこの移送装置
A上において待機する容器受渡装置Cへ送られる。
このとき、この容器1の印刷表示面は一方向に統一され
て搬送される。
そして、該容器受渡装置Cへ達した容器1は、該移送ス
クリュー31の始端において該移送スクリュー31の凹部に
納まって、この状態で第一中継手段29における水平回転
体50の切欠52へ送り込む。
供給された容器1は切欠52に納まりつつ回転体50の外周
に設けたガイド52aに案内されて、回転体50の回転に伴
って装着装置Eの載置位置56へ受け渡す。
なお、この装置Eに供給された容器1が丸型の場合は、
その移送の途中において、水平円板53の位置決め板68よ
り突出する突杆73が該板68の回転に伴って旋回し、容器
1の底部に付設した凹部2に位置すると、そのばね72に
より該凹部2に係合して、制御手段75において係合子96
が切欠90へ係止されるまで容器1がこの載置位置56上で
回転される、すなわち、容器1の印刷表示面が位置決め
されるものである。
一方、第一蓋整列装置B1における框体13の内部へ多数投
入されたノズル付トリガーポンプキャップ4は、掻上円
板16の回転に伴って渫板19に係止されて上昇し、頂部で
は該トリガーポンプキャップ4の下縁が段部22に係止さ
れて下方への落下が防止されるもので、渫板19へ正しく
納まっていないトリガーポンプキャップ4は、頂部に設
けた払落し手段23の羽根部材27により下方へ落下させ再
度渫い上げる。
そして、整列されたトリガーポンプキャップ4は出口よ
り送出されて蓋受渡装置Dのシュート42から横向きにね
た状態で落下し、前記シュート42の途中に設けた第二蓋
整列装置B2へ送られる。
移送されたトリガーポンプキャップ4は、この第二蓋整
列装置B2における受片42aにホース6が、そして受片42b
にポンプ8部が支承されつつ自重による落下で移送され
るもので、この移送途中で前記受片42bの下向き傾斜に
伴って、これに係合するポンプ5部が回動し重量差の大
きいノズル7部が下方へ向くことにより、該ノズル7の
向きが一方向に統一されこの状態で前記シュート42の屈
曲により徐々にトリガーポンプキャップ4の姿勢が起こ
され、垂直状態で該シュート42を落下して、その下部の
ストッパー42により一定量ストックされて次の動作を待
機する。
このストッパー44に規制されるトリガーポンプキャップ
4は、装着装置Eによる容器1の旋回移動に同期させ
て、前記ストッパー44を解除すると共に、送出部材45の
エア噴射力により円板状移送手段49へ送り込む。
すると、トリガーポンプキャップ4は、半環状溝46付き
のガイド47に沿いながら、該移送手段49の送り切欠48に
トリガーポンプキャップ4の周面とトリガー部8の下端
とが係合し該切欠48に押送されて旋回移動するもので、
容器1を把持している装着装置Eを受渡位置へと移送さ
れる。
この受渡位置に達した該トリガーポンプキャップ4は、
把持されている容器1の上方において待機する給蓋手段
106の昇降杆113が、昇降手段108におけるカム溝118とこ
れに係合する移動子114との操作により降下すると共
に、昇降杆113の下端に設けた吊持手段109の爪体116が
開き、移送手段49上で待機するトリガーポンプキャップ
4のポンプ5部を把持し該トリガーポンプキャップ4を
垂直状態に保持させる。
更に、装着装置Eの載置位置56に供給された容器1内に
対して前記ノズル付トリガーポンプキャップ4を挿入す
るもので、このとき、トリガーポンプキャップ4のホー
ス6が大きく湾曲していても、係止手段117における挟
み爪123,124を操作して該ホース6上部を掴み、昇降部
材112によりこの挟み爪123,124を降下すると、該ホース
6はしごかれて垂直状態に保持されるので、この状態に
おいて昇降手段108を操作し、ホース6を容器1の口元
開口へ挿入した後、前記挟み爪123,124を開放すれば該
トリガーポンプキャップ4は容器1にセットされる。
そして、容器1とトリガーポンプキャップ4は装着装置
Eにより同期的に旋回移動を続け、第二中継手段130を
介して次の巻締装置Fへ受け渡される。
そして、該巻締装置Fにおける巻締手段138により所定
の巻締めトルクによりトリガーポンプキャップ4が締め
られて、機体10の終端に設けた移送装置GすなわちAに
より順次排出されるもので、トリガーポンプキャップ4
が挿入された容器1が巻締手段138の下部に達すると、
水平回動板143の輪144,145,147,147に懸張したベルト体
137,137を、操作手段151により内方へ回動してトリガー
ポンプキャップ4の周面へ所定トルクが得られるように
当接した後、該ベルト体137,137を駆動軸142,142により
緊締方向に走行すると、前記したベルト体137,137がト
リガーポンプキャップ4の周面に比較的大きな面接触に
より回転されて巻締されるものである。
なお、前記した操作手段151は第28〜29図に示す変形例
のものも、本実施例装置に採用できるものであるが、そ
の作用の説明は省略する。
(発明の効果) 前述のように構成される本発明は、施蓋から巻締まで一
連で連続的に行なわれるので、これら作業を自動化して
生産能率の向上を図ると共に、人手不足の現況にあって
目的とする工場オートメーション化が達成される。
機械化による巻締はその緊締トルクがすべて均一となっ
て安定し、従来のように締め忘れや、巻締トルクの不足
に起因する不良品の発生を皆無にすることができ、歩留
りの向上が計れる。
容器の口元の開口部へ挿入する蓋のホースが大きく湾曲
している場合であっても、装着装置に付設した係止手段
によりホース挿入時に、該ホースを垂直状態に修正しつ
つその姿勢を保持させるので、該ホースの挿入ミスやホ
ースが挿入されない蓋無し容器等の不良品の発生が皆無
となって、これら一連のシステムを通過した製品は良品
だけの高歩留りが達成される。
等の格別な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に関する容器用施蓋,巻締方法を採用し
た容器用施蓋,巻締機の一実施例を概念的に示す正面
図。第2図は同上の平面図。第3図は同上の装置におい
て用いる容器の正面図。第4図は同上の容器の底面図。
第5図は同上の丸型容器を示す平面図。第6図は第一蓋
整列装置の一部を破断した正面図。第7図は同上の平面
図。第8図は同上の渫板部を示す拡大断面図。第9図は
同上の出口部を示す拡大図。第10図は第二整列装置の要
部を示す正面図。第11図は同上の縦断側面図。第12図は
容器受渡装置の要部を示す正面図。第13図は蓋受渡装置
の概略を示す平面図。第14図はシュートを示す断面図。
第15図は蓋受渡装置と装着装置との連係を示す正面図。
第16図は装着装置における丸型容器の場合の位置決め手
段を示す一部の縦断正面図。第17図は同上の一部を示す
平面図。第18図は装着装置と第一中継手段との関係を示
す断面図。第19図は同上の平面図。第20図は丸型容器の
場合の把持部材を示す断面図。第21図は角型容器の場合
の把持部材を示す断面図。第22〜24図は装着装置におけ
る係止手段を示すもので、第22図は要部の正面図、第23
〜24は同上の平面図。第25図は巻締装置を示す一部縦断
正面図。第26図は巻締装置における巻締手段を示す縦断
面図。第27図は同上の平面図。第28〜29図は同上の巻締
手段における操作手段の変形例を示す説明図。第30図は
同上の駆動系を示す平面図である。 図において11は駆動手段.10は機体.1は容器.Aは移送装
置.4はノズル付蓋.B1は第一蓋整列装置.Cは容器受渡装
置.B2は第二蓋整列装置,42はシュート.Dは蓋受渡装置.E
は装着装置.Fは巻締装置.Gは移送装置.Hは駆動手段.53
は水平円板.56は載置位置.55は把持手段.109は吊持手
段.108は昇降手段.106は給蓋手段.118aは取付体.117は
係止手段.122は昇降部材.131は回転円板.134は載置位
置.133は把持部材.135は昇降手段.136は巻締体.137,137
はベルト体.138は巻締手段.151は操作手段.158は把持部
材である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−307091(JP,A) 特開 平2−241565(JP,A) 特開 平2−180197(JP,A) 特開 昭63−67294(JP,A) 実公 昭49−28116(JP,Y1) 米国特許4610345(US,A)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動手段により移送されて機体へ容器を搬
    入する移送装置と、機体の近傍に設けて、該機体へ前記
    容器におけるトリガーポンプキャップのノズル側が送り
    出しのシュートに対応するように整列されて繰り出す第
    一蓋整列装置と、前記搬入された該移送装置上の容器を
    所定ピッチで送り込む容器受渡装置と、前記シュートの
    途中に設けてトリガーポンプキャップのノズル部をその
    自重により下方へ向く一方向へ整列させる第二整列装置
    と、前記シュートの終端部に設けて、整列された前記ト
    リガーポンプキャップを所定ピッチで送り込む蓋受渡装
    置と、前記容器受渡装置と蓋受渡装置とに接続して、送
    り込まれた容器の口元へ、昇降手段によって昇降する吊
    持手段により、蓋受渡装置における受渡位置においてト
    リガーポンプキャップの天部を保持させて、該ホースの
    挿入と該ポンプキャップの被着とを行なう装着装置と、
    容器に装着されたトリガーポンプキャップを巻締めする
    巻締装置と、巻締めを終えたトリガーポンプキャップ付
    き容器を機体外へ搬出する移送装置と、前記各装置へ連
    係させた駆動手段とを備えさせたことを特徴とするトリ
    ガーポンプ容器用施蓋,巻締機。
  2. 【請求項2】移送装置により送られる容器を、旋回移動
    する装着装置へ容器受渡装置を介して所定ピッチで搬入
    し、また、第一蓋整列手段によりトリガーポンプキャッ
    プのノズル側が送り出しのシュートに対応するようにノ
    ズル付トリガーポンプキャップを整列して前記シュート
    より第二蓋整列手段へ送り出し、この第二蓋整列手段に
    よりトリガーポンプキャップをそのノズル部をその自重
    により下方へ向く一方向へ整列させ、前記装着装置に搬
    入された容器へ向かって蓋受渡装置を介して送り込み、
    この容器内へトリガーポンプキャップにおけるホースを
    容器口元へ挿入して該ポンプキャップを被着した後、こ
    の容器を旋回移動する巻締装置へ中継手段を介して受け
    渡し、この巻締装置において巻締めした後、巻締めを終
    えたトリガーポンプキャップ付き容器を移送装置へ中継
    手段を介して搬出させることを特徴とするトリガーポン
    プキャップ容器用施蓋,巻締方法。
JP2272894A 1990-10-11 1990-10-11 トリガーポンプ容器用施蓋,巻締機およびトリガーポンプ容器用施蓋,巻締方法 Expired - Fee Related JPH0780506B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2272894A JPH0780506B2 (ja) 1990-10-11 1990-10-11 トリガーポンプ容器用施蓋,巻締機およびトリガーポンプ容器用施蓋,巻締方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2272894A JPH0780506B2 (ja) 1990-10-11 1990-10-11 トリガーポンプ容器用施蓋,巻締機およびトリガーポンプ容器用施蓋,巻締方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04154590A JPH04154590A (ja) 1992-05-27
JPH0780506B2 true JPH0780506B2 (ja) 1995-08-30

Family

ID=17520243

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2272894A Expired - Fee Related JPH0780506B2 (ja) 1990-10-11 1990-10-11 トリガーポンプ容器用施蓋,巻締機およびトリガーポンプ容器用施蓋,巻締方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0780506B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021000549A (ja) * 2018-11-19 2021-01-07 アイリスオーヤマ株式会社 衣類スチーマ
KR102570729B1 (ko) * 2022-12-23 2023-08-25 곽필규 스프레이 캡의 정렬장치

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002211740A (ja) * 2001-01-15 2002-07-31 Seiko Corp トリガーキャップの供給装置とそのトリガーキャップの巻締装置
JP4706154B2 (ja) * 2001-09-07 2011-06-22 澁谷工業株式会社 スクリューキャッパ
JP4412134B2 (ja) * 2004-09-27 2010-02-10 澁谷工業株式会社 キャッピング装置
ITMN20050052A1 (it) * 2005-08-10 2007-02-11 Weightpack Srl Testa tappante
JP5543731B2 (ja) * 2009-06-18 2014-07-09 バブ日立工業株式会社 自動組付装置及び自動組付方法
EP2527289A1 (de) * 2011-05-27 2012-11-28 ITEC Füll-und Verschließtechnik Vorrichtung und Verfahren zum Anbringen eines Schraubverschlusses
JP7157325B2 (ja) * 2018-10-02 2022-10-20 澁谷工業株式会社 キャップ供給装置
DE102018008272A1 (de) * 2018-10-18 2020-04-23 Heuft Systemtechnik Gmbh Transportvorrichtung mit mehreren Drehzylindern und Klemmriemen
JP7339504B2 (ja) * 2019-06-18 2023-09-06 澁谷工業株式会社 キャップ供給装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4610345A (en) 1980-12-03 1986-09-09 Pmc Industries Method and apparatus for orienting and delivering dispenser cap assemblies

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4928116U (ja) * 1972-06-16 1974-03-11
JPS6367294A (ja) * 1986-09-06 1988-03-26 澁谷工業株式会社 兼用型キャッパ
JPS63307091A (ja) * 1987-06-05 1988-12-14 澁谷工業株式会社 キヤツパ
IT1224965B (it) * 1988-10-31 1990-10-29 Azionaria Costruzioni Acma Spa Apparecchiatura per l'applicazione di tappi a contenitori
JPH0678108B2 (ja) * 1989-03-15 1994-10-05 澁谷工業株式会社 ディスペンサの方向規制装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4610345A (en) 1980-12-03 1986-09-09 Pmc Industries Method and apparatus for orienting and delivering dispenser cap assemblies

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021000549A (ja) * 2018-11-19 2021-01-07 アイリスオーヤマ株式会社 衣類スチーマ
KR102570729B1 (ko) * 2022-12-23 2023-08-25 곽필규 스프레이 캡의 정렬장치

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04154590A (ja) 1992-05-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5450706A (en) Single twist bunch wrapping machine
JPH0780506B2 (ja) トリガーポンプ容器用施蓋,巻締機およびトリガーポンプ容器用施蓋,巻締方法
US4901504A (en) Filling and casing system
US4806197A (en) Continuous motion round bottle turret
EP0014173B1 (en) Capping apparatus
EP1035022B1 (en) Continuous container supply device in a continuous-filling packaging system
US6543514B2 (en) In-line continuous feed sleeve labeling machine and method
WO1991019666A1 (en) High speed sealing machine
US6263940B1 (en) In-line continuous feed sleeve labeling machine and method
EP1086901A1 (en) Method and apparatus for breaking connection ties between two parts of a rotatable label
JP2505053B2 (ja) ポンプキャップ容器用施蓋,巻締め機およびポンプキャップ容器用施蓋,巻締め方法
JPS5993686A (ja) キヤツプ螺着装置
JPH11314752A (ja) ボトル搬送装置
EP0559946B1 (en) Cap application and tightening apparatus for trigger pump vessel
US5316127A (en) Apparatus for loading containers on a conveyor
EP1314683B1 (en) Apparatus for corking bottles
US4271579A (en) Paint roller cage assembly apparatus and method
US20010002532A1 (en) Mechanism for inserting a straw into a container and method therefore
JP4274895B2 (ja) 容器整列装置
JP3380917B2 (ja) ボトリングシステム
JP4264706B2 (ja) キャップの供給方法及び装置
JPS60190339A (ja) 容器の蓋に注ぎ口を差込むための装置
JP4229801B2 (ja) 容器搬送装置
JP3023464B2 (ja) 搬送装置
JP4306861B2 (ja) ラベル装着装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070830

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080830

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080830

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090830

Year of fee payment: 14

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees