JP3023464B2 - 搬送装置 - Google Patents
搬送装置Info
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- JP3023464B2 JP3023464B2 JP1296711A JP29671189A JP3023464B2 JP 3023464 B2 JP3023464 B2 JP 3023464B2 JP 1296711 A JP1296711 A JP 1296711A JP 29671189 A JP29671189 A JP 29671189A JP 3023464 B2 JP3023464 B2 JP 3023464B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、液体容器のように比較的安定性の悪い物体
を搬送するのに適した搬送装置に関するものである。
を搬送するのに適した搬送装置に関するものである。
[従来の技術] 例えば化粧品等の液状物を入れる容器は高さ方向に長
いものが多く、これら容器は通常のベルトコンベヤで搬
送するとわずかな振動や外力でも倒れやすい。そこで、
実際の工場内の生産ラインでは、振動の少ないトップチ
エンコンベヤに容器を保持するホルダを取り付けた搬送
装置が多く使用されている。
いものが多く、これら容器は通常のベルトコンベヤで搬
送するとわずかな振動や外力でも倒れやすい。そこで、
実際の工場内の生産ラインでは、振動の少ないトップチ
エンコンベヤに容器を保持するホルダを取り付けた搬送
装置が多く使用されている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記従来の搬送装置は、ホルダの内径
を調節することができなかったので、形状や径が異なる
容器に対する対応性が悪かった。このため、搬送する容
器の形状や径が異なるごとに、全てのホルダを取り換え
なければならなかった。
を調節することができなかったので、形状や径が異なる
容器に対する対応性が悪かった。このため、搬送する容
器の形状や径が異なるごとに、全てのホルダを取り換え
なければならなかった。
そこで本発明は、形状や径が大きく異なる物体に対し
ても簡単な調整をするだけで使用することのできる汎用
性の高い搬送装置を提供することを課題としている。
ても簡単な調整をするだけで使用することのできる汎用
性の高い搬送装置を提供することを課題としている。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するために、本発明は次のような構成
とした。
とした。
すなわち、本発明にかかる搬送装置は、搬送中は等速
で同方向に移動するが、必要に応じて互いの位相をずら
せることのできる2本の平行なコンベヤと、互いに対向
させて前記2本のコンベヤに別々に取り付けられた一対
のアタッチメントからなるホルダとを備え、前記ホルダ
は、互いに間隔をおいて複数組並設され、当該ホルダを
構成する前記一対のアタッチメントは、互いに対向する
面が平面視において搬送物品が嵌り込む凹状に形成され
るとともに、その両側部は、両アタッチメントが接近し
たときに、対向するアタッチメントの両側部と互いに上
下に重複可能に形成されていることを特徴としている。
で同方向に移動するが、必要に応じて互いの位相をずら
せることのできる2本の平行なコンベヤと、互いに対向
させて前記2本のコンベヤに別々に取り付けられた一対
のアタッチメントからなるホルダとを備え、前記ホルダ
は、互いに間隔をおいて複数組並設され、当該ホルダを
構成する前記一対のアタッチメントは、互いに対向する
面が平面視において搬送物品が嵌り込む凹状に形成され
るとともに、その両側部は、両アタッチメントが接近し
たときに、対向するアタッチメントの両側部と互いに上
下に重複可能に形成されていることを特徴としている。
[作 用] 1組の平行ベルトの位相をずらせることにより、一対
のアタッチメントの相互距離が変化してホルダの有効内
径が調整される。このため、搬送物の種類が異なり形状
や径が変化した場合でも、これに容易に対応させること
ができる。この搬送装置の前記平行ベルトには複数のホ
ルダが間隔をおいて並設され、複数の搬送物を連続的に
搬送できるようになっているが、これら複数のホルダの
有効内径を同時に能率よく調整することができる。
のアタッチメントの相互距離が変化してホルダの有効内
径が調整される。このため、搬送物の種類が異なり形状
や径が変化した場合でも、これに容易に対応させること
ができる。この搬送装置の前記平行ベルトには複数のホ
ルダが間隔をおいて並設され、複数の搬送物を連続的に
搬送できるようになっているが、これら複数のホルダの
有効内径を同時に能率よく調整することができる。
[実施例] 以下、図面にあらわされた実施例について説明する。
第1図乃至第3図は本発明にかかる搬送装置の1実施
例をあらわすもので、この搬送装置は、互いに隣接して
設けた一対の平行なトップチエンコンベヤ2a,2bから構
成され、両トップチエンコンベヤの外周面に容器3を保
持するためのホルダ5を構成する合成樹脂製のアタッチ
メント5a,5bが一定間隔ごとに取り付けられている。両
アタッチメント5a,5bは互いに対向して取り付けられて
おり、両者の凹状対向面に形成されている凹部6,6によ
って、両トップチエンコンベヤ2a,2bの境界線上に中心
がくるよう容器3が保持される。両トップチエンコンベ
ヤ2a,2bの位相をずらしてアタッチメント5a,5bの相互距
離を変更することにより、容器の大小や様々な形状、例
えば円形、楕円形、長方形等に対応させることができ
る。例えば第2図(a)は大径の容器を保持する場合、
同図(b)は同じホルダで小径の容器を保持する場合を
それぞれあらわしている。なお、アタッチメント5a,5b
は互いに重なり合うように両側部に切欠き部8,9が形成
されているので、小径の容器も確実に保持することがで
きるとともに、保持状態にある容器の中心が一定してい
る。凹部6,6の開き角度θとしては、容器の形状、寸法
に応じて最適なものとすればよく、例えば角形の容器や
偏平な形状の容器に対してはθ<90゜が適し、θ=80゜
程度に設定しておくのが好ましい。
例をあらわすもので、この搬送装置は、互いに隣接して
設けた一対の平行なトップチエンコンベヤ2a,2bから構
成され、両トップチエンコンベヤの外周面に容器3を保
持するためのホルダ5を構成する合成樹脂製のアタッチ
メント5a,5bが一定間隔ごとに取り付けられている。両
アタッチメント5a,5bは互いに対向して取り付けられて
おり、両者の凹状対向面に形成されている凹部6,6によ
って、両トップチエンコンベヤ2a,2bの境界線上に中心
がくるよう容器3が保持される。両トップチエンコンベ
ヤ2a,2bの位相をずらしてアタッチメント5a,5bの相互距
離を変更することにより、容器の大小や様々な形状、例
えば円形、楕円形、長方形等に対応させることができ
る。例えば第2図(a)は大径の容器を保持する場合、
同図(b)は同じホルダで小径の容器を保持する場合を
それぞれあらわしている。なお、アタッチメント5a,5b
は互いに重なり合うように両側部に切欠き部8,9が形成
されているので、小径の容器も確実に保持することがで
きるとともに、保持状態にある容器の中心が一定してい
る。凹部6,6の開き角度θとしては、容器の形状、寸法
に応じて最適なものとすればよく、例えば角形の容器や
偏平な形状の容器に対してはθ<90゜が適し、θ=80゜
程度に設定しておくのが好ましい。
また、第4図乃至第6図は別実施例をあらわし、この
搬送装置のホルダ10は、平面視鉤状の板材で成形した一
対のアタッチメント10a,10bがトップチエンコンベア2a,
2bに各別に取り付けられている。両アタッチメント10a,
10bは互いに高さを異ならせて設けられており、アタッ
チメント10aの下側にアタッチメント10bが入り込むこと
により、両者の相互距離を広範囲に調整できるようにな
っている。第5図(a)は大径の容器を保持する場合、
同図(b)は小径の容器を保持する場合をそれぞれあら
わしている。また、この搬送装置は傾斜部に設置するの
に適しており、第6図に示すように、コンベヤ面からの
距離が大きい方のアタッチメント(10a)を低位側に配
置することにより、搬送物を確実に保持して搬送するこ
とができる。
搬送装置のホルダ10は、平面視鉤状の板材で成形した一
対のアタッチメント10a,10bがトップチエンコンベア2a,
2bに各別に取り付けられている。両アタッチメント10a,
10bは互いに高さを異ならせて設けられており、アタッ
チメント10aの下側にアタッチメント10bが入り込むこと
により、両者の相互距離を広範囲に調整できるようにな
っている。第5図(a)は大径の容器を保持する場合、
同図(b)は小径の容器を保持する場合をそれぞれあら
わしている。また、この搬送装置は傾斜部に設置するの
に適しており、第6図に示すように、コンベヤ面からの
距離が大きい方のアタッチメント(10a)を低位側に配
置することにより、搬送物を確実に保持して搬送するこ
とができる。
これらの搬送装置の駆動機構は第7図に示すように構
成されている。図中の20は図示を省略したモータによっ
て駆動される駆動軸で、該駆動軸から歯車21,22を介し
て回転軸23に伝動される。回転軸23には、各トップチエ
ンコンベヤ2a,2bに対応させて各一対づつの中間歯車25a
〜25dが遊嵌されている。これら中間歯車25b,25cは平歯
部26と傘歯部27とを有する。回転軸23からこれら各一対
の中間歯車の間隔部に直径方向に突出するアーム30,30
が突設され、該アームに両中間歯車の傘歯部27,27に噛
合する傘歯車31,31がそれぞれ回転自在に取り付けられ
ている。一方、前記駆動軸20には、内側の中間歯車25b
(25c)の平歯部26に噛合するギヤ部33を有する爪車34a
(34b)が回動自在に嵌合しており、これにトップチエ
ンコンベヤ2a(2b)の下面に設けた爪条35が咬み合って
いる。したがって、回転軸23が回転してアーム30,30が
旋回運動を行なうと、傘歯車31,31および中間歯車25,25
が一体となって回転し、内側の中間歯車25b(25c)から
爪車34a(34b)に伝動されて該爪車が回転させられ、両
トップチエンコンベヤ2a,2bが同方向に同速度で循環移
動する。
成されている。図中の20は図示を省略したモータによっ
て駆動される駆動軸で、該駆動軸から歯車21,22を介し
て回転軸23に伝動される。回転軸23には、各トップチエ
ンコンベヤ2a,2bに対応させて各一対づつの中間歯車25a
〜25dが遊嵌されている。これら中間歯車25b,25cは平歯
部26と傘歯部27とを有する。回転軸23からこれら各一対
の中間歯車の間隔部に直径方向に突出するアーム30,30
が突設され、該アームに両中間歯車の傘歯部27,27に噛
合する傘歯車31,31がそれぞれ回転自在に取り付けられ
ている。一方、前記駆動軸20には、内側の中間歯車25b
(25c)の平歯部26に噛合するギヤ部33を有する爪車34a
(34b)が回動自在に嵌合しており、これにトップチエ
ンコンベヤ2a(2b)の下面に設けた爪条35が咬み合って
いる。したがって、回転軸23が回転してアーム30,30が
旋回運動を行なうと、傘歯車31,31および中間歯車25,25
が一体となって回転し、内側の中間歯車25b(25c)から
爪車34a(34b)に伝動されて該爪車が回転させられ、両
トップチエンコンベヤ2a,2bが同方向に同速度で循環移
動する。
また、回転軸23と平行にハンドル軸37が設けられてい
る。そして、このハンドル軸37にそれぞれ傘歯車38,39
を介して2本の直交軸41a(および41b)が伝動連結さ
れ、該直交軸に前記外側の中間歯車25a(25d)の平歯部
26に噛合するウォーム42a(42b)がそれぞれ各別に取り
付けられている。容器の形状、寸法に応じてホルダ5
(10)のアタッチメント5a,5b(10a,10b)の間隔を調整
するときは、駆動軸20が回転停止している状態で、ハン
ドル軸37の一方の端部にハンドル43を嵌着し、これを左
右いずれかの方向に回転させればよい。ハンドル軸37が
回転すると、直交軸41a,41bが互いに逆向きに回転す
る。該直交軸のウォーム42a(42b)から、外側の中間歯
車25a(25d)、傘歯車31,31、内側の中間歯車25b(25
c)を経由して爪車34a(34b)に回転動力が伝えられ、
トップチエンコンベヤ2a(2b)が互いに逆向きに移動し
て、アタッチメント5a,5b(10a,10b)の間隔が調整され
るのである。
る。そして、このハンドル軸37にそれぞれ傘歯車38,39
を介して2本の直交軸41a(および41b)が伝動連結さ
れ、該直交軸に前記外側の中間歯車25a(25d)の平歯部
26に噛合するウォーム42a(42b)がそれぞれ各別に取り
付けられている。容器の形状、寸法に応じてホルダ5
(10)のアタッチメント5a,5b(10a,10b)の間隔を調整
するときは、駆動軸20が回転停止している状態で、ハン
ドル軸37の一方の端部にハンドル43を嵌着し、これを左
右いずれかの方向に回転させればよい。ハンドル軸37が
回転すると、直交軸41a,41bが互いに逆向きに回転す
る。該直交軸のウォーム42a(42b)から、外側の中間歯
車25a(25d)、傘歯車31,31、内側の中間歯車25b(25
c)を経由して爪車34a(34b)に回転動力が伝えられ、
トップチエンコンベヤ2a(2b)が互いに逆向きに移動し
て、アタッチメント5a,5b(10a,10b)の間隔が調整され
るのである。
次に、第8図および第9図はこの搬送装置の設置例で
ある化粧品等の液状内容物の充填ラインをあらわしてい
る。この充填ラインの大半は階上部(2F)に設けられて
おり、階下部(1F)にはラインの始端である容器供給部
51のみが設置されている。人手等によって該容器供給部
51に1列に連続して供給された容器3,…は、傾斜コンベ
ヤ53によって階上部に運び上げられる。階上部には、2
列平行に設けられた複列コンベヤ55、単列コンベヤ56,5
7,58が順に設けられ、これらコンベヤに沿って前移載装
置60、充填装置61、後移載装置62、作業スペース64a、
中栓機65、作業スペース64b,蓋締機66、インクジェット
プリンタ67、ラベラ68、カートナ69等が設置されてい
る。本発明にかかる搬送装置は、第1図乃至第3図に示
したものが複列コンベヤ55(A,B)に、第4図乃至第6
図に示したものが傾斜コンベヤ53にそれぞれ採用されて
いる。
ある化粧品等の液状内容物の充填ラインをあらわしてい
る。この充填ラインの大半は階上部(2F)に設けられて
おり、階下部(1F)にはラインの始端である容器供給部
51のみが設置されている。人手等によって該容器供給部
51に1列に連続して供給された容器3,…は、傾斜コンベ
ヤ53によって階上部に運び上げられる。階上部には、2
列平行に設けられた複列コンベヤ55、単列コンベヤ56,5
7,58が順に設けられ、これらコンベヤに沿って前移載装
置60、充填装置61、後移載装置62、作業スペース64a、
中栓機65、作業スペース64b,蓋締機66、インクジェット
プリンタ67、ラベラ68、カートナ69等が設置されてい
る。本発明にかかる搬送装置は、第1図乃至第3図に示
したものが複列コンベヤ55(A,B)に、第4図乃至第6
図に示したものが傾斜コンベヤ53にそれぞれ採用されて
いる。
前移載装置60は、傾斜コンベヤ53の終端部から複列コ
ンベヤ55の始端部へ容器3,…を移し替えるための装置
で、支柱70,…に昇降自在に取り付けられた昇降ベース7
1と、該昇降ベースの下面に設けたリニアレール72に沿
って各コンベヤ53,(A),(B)と直交する方向に移
動可能なスライドベース73と、該スライドベースの下面
にコンベヤ方向に1列に並設された複数(図示例では
8)の容器把持具74,…とを備えている。容器把持具74
はエア等で開閉する一対の爪を有し、これで容器の首の
部分を把持するようになっている。傾斜コンベヤ53の終
端部に8個の容器3,…が並ぶと、昇降ベース71が下降し
て各把持具74,…がそれぞれ1個ずつ容器を把持して再
び上昇する。つぎに、スライドベース73が複列コンベヤ
の(A),(B)のいずれかの上方まで移動するととも
に昇降ベース71が下降し、把持具74,…が把持していた
容器3,…をコンベヤの上に開放する。その後、昇降ベー
ス72およびスライドベース73は元の傾斜コンベヤ上方位
置に復帰する。スライドベース73は傾斜コンベヤ53の上
方位置とコンベヤ(A)および(B)の上方位置との間
を交互に往復するようになっているので、コンベヤ
(A),(B)に8個づつの容器3,…が交互に供給され
る。
ンベヤ55の始端部へ容器3,…を移し替えるための装置
で、支柱70,…に昇降自在に取り付けられた昇降ベース7
1と、該昇降ベースの下面に設けたリニアレール72に沿
って各コンベヤ53,(A),(B)と直交する方向に移
動可能なスライドベース73と、該スライドベースの下面
にコンベヤ方向に1列に並設された複数(図示例では
8)の容器把持具74,…とを備えている。容器把持具74
はエア等で開閉する一対の爪を有し、これで容器の首の
部分を把持するようになっている。傾斜コンベヤ53の終
端部に8個の容器3,…が並ぶと、昇降ベース71が下降し
て各把持具74,…がそれぞれ1個ずつ容器を把持して再
び上昇する。つぎに、スライドベース73が複列コンベヤ
の(A),(B)のいずれかの上方まで移動するととも
に昇降ベース71が下降し、把持具74,…が把持していた
容器3,…をコンベヤの上に開放する。その後、昇降ベー
ス72およびスライドベース73は元の傾斜コンベヤ上方位
置に復帰する。スライドベース73は傾斜コンベヤ53の上
方位置とコンベヤ(A)および(B)の上方位置との間
を交互に往復するようになっているので、コンベヤ
(A),(B)に8個づつの容器3,…が交互に供給され
る。
充填装置61は、前移載装置60により1回当りの容器移
載数に相当する充填ノズル80,…を備え、これがコンベ
ヤ(A),(B)に沿って列状に並設されている。この
充填ノズル80には、給液タンク81内の液が定容量シリン
ダ82を経由して供給されており、吐出用のエアシリンダ
83を作動させるとノズルの下端吐出部80aが下降してこ
こから液が吐出されるようになっている。各充填ノズル
80,…を取り付けた共通の取付プレート85はロータリア
クチュエータ86によって前後動可能に昇降枠87に取り付
けられ、さらに昇降枠87はレール支柱88,88に沿って昇
降可能に取り付けられている。また、取付プレート85の
下方には中央部が樋状に凹んだ滴受板90が設けられてい
る。この滴受板90は固定枠91のリニヤレール92に沿って
前後動可能で、取付プレート85の前後動作と同期して前
後動を行なうとともに、充填ノズル80,…が昇降する際
にはノズルよりも後方に引き込むようになっている。
載数に相当する充填ノズル80,…を備え、これがコンベ
ヤ(A),(B)に沿って列状に並設されている。この
充填ノズル80には、給液タンク81内の液が定容量シリン
ダ82を経由して供給されており、吐出用のエアシリンダ
83を作動させるとノズルの下端吐出部80aが下降してこ
こから液が吐出されるようになっている。各充填ノズル
80,…を取り付けた共通の取付プレート85はロータリア
クチュエータ86によって前後動可能に昇降枠87に取り付
けられ、さらに昇降枠87はレール支柱88,88に沿って昇
降可能に取り付けられている。また、取付プレート85の
下方には中央部が樋状に凹んだ滴受板90が設けられてい
る。この滴受板90は固定枠91のリニヤレール92に沿って
前後動可能で、取付プレート85の前後動作と同期して前
後動を行なうとともに、充填ノズル80,…が昇降する際
にはノズルよりも後方に引き込むようになっている。
コンベヤ(A)または(B)の始端部に供給された所
定数の容器3,…は、ホルダ5,…に保持された状態で終端
部側に搬送される。コンベヤ(A),(B)はホルダ5
の取付間隔8個分に相当する1ピッチP分づつ移動し、
ノズル80,…の直下にあたる充填位置で一旦停止させら
れる。容器3,…が充填位置に到達すると、充填ノズル8
0,…によって容器内に液が充填される。充填が完了する
とコンベヤが再び作動し、容器は終端部に搬送される。
充填位置にはコンベヤ(A)上の容器とコンベヤ(B)
上の容器が交互に供給され、それに応じて充填ノズル8
0,…が交互に前後移動する。換言すれば、一方のコンベ
ヤ上の容器に液を充填中に、他方のコンベヤによって次
の容器が充填位置まで運ばれそこで待機している。この
ように構成することにより、充填装置61の待ち時間がな
くなり、液の充填を能率よく行なうことができるのであ
る。また、充填ノズル80,…の下方に滴受板90が設けら
れているので、ノズルの前後移動中にその吐出部80aか
ら垂れ落ちた給液の滴で容器や搬送装置を汚すことがな
い。なお、コンベヤ(A),(B)の作動・停止のタイ
ミングおよび充填装置61の動作タイミングは、前記前移
載装置60の動作および後記後移載装置62の動作と同期し
て行なわれる。
定数の容器3,…は、ホルダ5,…に保持された状態で終端
部側に搬送される。コンベヤ(A),(B)はホルダ5
の取付間隔8個分に相当する1ピッチP分づつ移動し、
ノズル80,…の直下にあたる充填位置で一旦停止させら
れる。容器3,…が充填位置に到達すると、充填ノズル8
0,…によって容器内に液が充填される。充填が完了する
とコンベヤが再び作動し、容器は終端部に搬送される。
充填位置にはコンベヤ(A)上の容器とコンベヤ(B)
上の容器が交互に供給され、それに応じて充填ノズル8
0,…が交互に前後移動する。換言すれば、一方のコンベ
ヤ上の容器に液を充填中に、他方のコンベヤによって次
の容器が充填位置まで運ばれそこで待機している。この
ように構成することにより、充填装置61の待ち時間がな
くなり、液の充填を能率よく行なうことができるのであ
る。また、充填ノズル80,…の下方に滴受板90が設けら
れているので、ノズルの前後移動中にその吐出部80aか
ら垂れ落ちた給液の滴で容器や搬送装置を汚すことがな
い。なお、コンベヤ(A),(B)の作動・停止のタイ
ミングおよび充填装置61の動作タイミングは、前記前移
載装置60の動作および後記後移載装置62の動作と同期し
て行なわれる。
後移載装置62は、前記前移載装置60と同様の構成で、
支柱100、昇降ベース101、リニヤレール102、スライド
ベース103および容器把持具104,…を備え、コンベヤ
(A),(B)の終端部に交互に搬送されてくる液充填
後の容器3,…を所定数づつコンベヤ56の始端部に順次移
し換えるようになっている。
支柱100、昇降ベース101、リニヤレール102、スライド
ベース103および容器把持具104,…を備え、コンベヤ
(A),(B)の終端部に交互に搬送されてくる液充填
後の容器3,…を所定数づつコンベヤ56の始端部に順次移
し換えるようになっている。
液を充填された容器3,…は、以下順に、中栓機65によ
ってフィーダ65aから供給される中栓が取り付けられ、
作業スペース64bで人手によって被せられた蓋が蓋締機6
6で締められ、インクジェットプリンタ67によって所定
の印字が施され、ラベラ68によってラベルが貼られ、カ
ートナ69によって箱詰めされる。
ってフィーダ65aから供給される中栓が取り付けられ、
作業スペース64bで人手によって被せられた蓋が蓋締機6
6で締められ、インクジェットプリンタ67によって所定
の印字が施され、ラベラ68によってラベルが貼られ、カ
ートナ69によって箱詰めされる。
なお、容器や液の種類によっては、通常の蓋の代りに
ノズル付き蓋等を取り付けることがあり、このような場
合は作業スペース64a,64bを利用して手作業で行なって
もよい。
ノズル付き蓋等を取り付けることがあり、このような場
合は作業スペース64a,64bを利用して手作業で行なって
もよい。
[発明の効果] 以上の説明から明らかなように、本発明にかかる搬送
装置は、一対のアタッチメントからなるホルダを有し、
安定性の悪い縦長の物体等の搬送に適したものであり、
しかもこのホルダの内径を、該ホルダの両アタッチメン
トの側部同士が重なり合う小径状態から両アタッチメン
トが間隔をおいて離れあった大径状態まで短時間で簡単
に調節することができるので、搬送物の形状や大きさが
変った場合でも容易に対応させることができるようにな
った。この搬送装置の前記平行ベルトには複数のホルダ
が間隔をおいて並設されているので、複数の搬送物を順
次能率よく搬送できる。しかも、平行ベルトの位相をず
らすだけでこれら複数のホルダの有効内径を同時に調整
することができるので、実用上きわめて便利なものとな
った。
装置は、一対のアタッチメントからなるホルダを有し、
安定性の悪い縦長の物体等の搬送に適したものであり、
しかもこのホルダの内径を、該ホルダの両アタッチメン
トの側部同士が重なり合う小径状態から両アタッチメン
トが間隔をおいて離れあった大径状態まで短時間で簡単
に調節することができるので、搬送物の形状や大きさが
変った場合でも容易に対応させることができるようにな
った。この搬送装置の前記平行ベルトには複数のホルダ
が間隔をおいて並設されているので、複数の搬送物を順
次能率よく搬送できる。しかも、平行ベルトの位相をず
らすだけでこれら複数のホルダの有効内径を同時に調整
することができるので、実用上きわめて便利なものとな
った。
第1図は本発明にかかる搬送装置の1実施例の平面図、
第2図(a),(b)はその要部の互いに異なる状態を
あらわす斜視図、第3図はホルダの説明図、第4図は別
実施例の平面図、第5図(a),(b)はその要部の互
いに異なる状態をあらわす斜視図、第6図は傾斜部で使
用する場合の説明図、第7図は搬送装置の駆動機構の説
明図、第8図は液状内容物の充填ラインの全体斜視図、
第9図はその要部の斜視図である。 2a,2b……トップチエンコンベヤ、3……容器、5……
ホルダ、5a,5b……アタッチメント、10……ホルダ、10
a,10b……アタッチメント、53……傾斜コンベヤ(搬送
装置)、55……複列コンベヤ(搬送装置)。
第2図(a),(b)はその要部の互いに異なる状態を
あらわす斜視図、第3図はホルダの説明図、第4図は別
実施例の平面図、第5図(a),(b)はその要部の互
いに異なる状態をあらわす斜視図、第6図は傾斜部で使
用する場合の説明図、第7図は搬送装置の駆動機構の説
明図、第8図は液状内容物の充填ラインの全体斜視図、
第9図はその要部の斜視図である。 2a,2b……トップチエンコンベヤ、3……容器、5……
ホルダ、5a,5b……アタッチメント、10……ホルダ、10
a,10b……アタッチメント、53……傾斜コンベヤ(搬送
装置)、55……複列コンベヤ(搬送装置)。
Claims (1)
- 【請求項1】搬送中は等速で同方向に移動するが、必要
に応じて互いの位相をずらせることのできる2本の平行
なコンベヤと、互いに対向させて前記2本のコンベヤに
別々に取り付けられた一対のアタッチメントからなるホ
ルダとを備え、前記ホルダは、互いに間隔をおいて複数
組並設され、当該ホルダを構成する前記一対のアタッチ
メントは、互いに対向する面が平面視において搬送物品
が嵌り込む凹状に形成されるとともに、その両側部は、
両アタッチメントが接近したときに、対向するアタッチ
メントの両側部と互いに上下に重複可能に形成されてい
ることを特徴とする搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1296711A JP3023464B2 (ja) | 1989-11-14 | 1989-11-14 | 搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1296711A JP3023464B2 (ja) | 1989-11-14 | 1989-11-14 | 搬送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03158307A JPH03158307A (ja) | 1991-07-08 |
JP3023464B2 true JP3023464B2 (ja) | 2000-03-21 |
Family
ID=17837098
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1296711A Expired - Fee Related JP3023464B2 (ja) | 1989-11-14 | 1989-11-14 | 搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3023464B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4989174B2 (ja) * | 2006-09-28 | 2012-08-01 | 花王株式会社 | 物品の搬送装置 |
JP5158881B2 (ja) * | 2009-04-30 | 2013-03-06 | 群馬県 | 浮上搬送装置 |
JP7576593B2 (ja) * | 2022-08-02 | 2024-10-31 | 株式会社 日立産業制御ソリューションズ | 搬送装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5249629A (en) * | 1975-10-18 | 1977-04-20 | Kajima Corp | Magnetic interior building wall |
JPS6134518U (ja) * | 1984-07-31 | 1986-03-03 | 澁谷工業株式会社 | 容器搬送装置 |
JPS632843A (ja) * | 1986-06-21 | 1988-01-07 | 脇村 守 | 木質物又はピ−ト層土のセメントによる固化方法 |
-
1989
- 1989-11-14 JP JP1296711A patent/JP3023464B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03158307A (ja) | 1991-07-08 |
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---|---|---|---|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
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R371 | Transfer withdrawn |
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S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
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