JP5158881B2 - 浮上搬送装置 - Google Patents

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Description

本発明は、板状基板に対する気体の噴出によって、板状基板を浮上した状態にし、この状態で板状基板を移動、停止、静止、上昇及び方向転換させる場合、重くて大きい板状基板でも確実に、且つ高速で移動、停止、静止、上昇及び方向転換させることが出来る浮上搬送装置に関する。
特許第3519675号公報 特開2008−195541号公報 特開2005−75496号公報従来から、成形、加工工程における液晶ディスプレイ等に用いられるガラス板や半導体装置が形成されるウエハ等の板状基板を気流の噴射によって行う浮上搬送装置が知られている(例えば、特許文献1,2,3参照。)。
特許文献1において、搬送ローラやエンドレスベルトに設けられた押圧部材により、基板の搬送方向の後方端部の側面を後押しして搬送するなどして、制動は搬送ローラによるものである。特許文献2、3において、基板の移動方向とは逆の方向に気体を噴出して、基板を捕捉・停止させているものである。
画面の大型化の要望に応じ、基板等のサイズが大型化する傾向にあることに対応して、先行技術に係る浮上搬送装置にあっては、ローラとの摩擦抵抗や、気体の送気方向の調節による基板の速やかで高精度な停止は極めて難しいという問題がある。
そこで、本発明は、前述の問題を解決することができる、新規な構成の浮上搬送装置を提供することを目的とする。
請求項1の発明によれば、
気体を噴出させて、基板を浮上させる第1の浮上ユニットと、
歯付きベルトを有し、この歯付きベルトの背面の押圧搬送突起部により、
浮上された前記基板の後方端面を押圧し搬送する第1の押圧搬送ユニットと、
この第1の押圧搬送ユニットと協同して、同期移動しながら、
歯付きベルトを有し、この歯付きベルトの背面の受け搬送突起部により、
浮上された前記基板の前方端面を受けて搬送する第1の受け搬送ユニットを備えた第1の浮上搬送装置により、浮上された前記基板を、次の、第2の浮上搬送装置に搬送し、
この第2の浮上搬送装置は、
気体を噴出させて、搬送されてくる前記基板を浮上させる第2の浮上ユニットと、
前記第1の押圧搬送ユニットにより、後方端面を押圧搬送されると共に、
浮上された前記基板の前方端面を、前記第1の受け搬送ユニットにより、
受け搬送される方向と同一方向に受け搬送するように配置されていて、
各々歯付きベルトを有し、この各々歯付きベルトの背面の受け搬送突起部により、
同期移動しながら、浮上された前記基板の前方端面を、
第3の受け搬送ユニットから第3′の受け搬送ユニットにより、順々に受け搬送しつつ、浮上された前記基板を徐行してから一時停止させる前記第3の受け搬送ユニットおよび第3′の受け搬送ユニットと、
この一時停止され、浮上された前記基板の右方端面を、歯付きベルトを有し、この歯付きベルトの背面の押圧搬送突起部により押圧搬送する第2の押圧搬送ユニットと、
この第2の押圧搬送ユニットに協同して、同期移動しながら、
歯付きベルトを有し、この歯付きベルトの背面の受け搬送突起部により、
浮上された前記基板の左方端面を受けて搬送する第2の受け搬送ユニットとを備えており、
前記第1の浮上搬送装置による前記基板の搬送方向に対して、前記第2の浮上搬送装置の前記基板の搬送方向が、90度ずれた方向に設けられていることを特徴とする浮上搬送装置である。
本発明によれば、気体(気流)Gを噴出(噴射)させて、基板を浮上させて、第1の浮上搬送装置の第1の押圧搬送ユニットと、第1の受け搬送ユニットとの歯付きベルトの背面に設けた突起部(搬送桟)に挟んで協同で搬送、歯付きベルトの歯のかみ合いで高精度の搬送が可能であり、且つ、歯付きベルトの背面の突起部(搬送桟)により基板前後で挟んで支持して搬送するので、ずれや振動を防止できるので高速の搬送が可能である。そして、浮上搬送装置における第2の搬送装置では、
前記第1の押圧搬送ユニットにより、浮上された基板の後方端面を押圧搬送されると共に、これと同期移動しながら、第3の受け搬送ユニットから第3′の受け搬送ユニットに、浮上する前記基板の前方端面を、順々に受け搬送しつつ、徐行してから、浮上する前記基板の前方端面が、第3′の受け搬送ユニットの受け搬送領域の終端部にて、一時停止させて、次に、第1の搬送装置の搬送方向に対して90度ずれた方向に基板を搬送できる浮上搬送装置であるから、設置スペースの有効利用が可能である。
本発明の第1の実施の形態に係る、浮上搬送システム1の平面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る、第2の搬送装置3と第2の搬送装置30と、昇降搬送装置60との連接状態を示す斜視図である。 本発明の第1の実施の形態に係る、昇降搬送装置60と第2の搬送装置90との連接状態を示す斜視図である。 本発明の第2の実施の形態に係る第1の搬送装置3の斜視図を示す。 本発明に係る昇降搬送装置60の側面図である。 本発明に係る昇降搬送装置60の縮んだ場合の状態図である。 本発明に係る昇降搬送装置60の伸びた場合の状態図である。 基板Wが第3の搬送装置により検査装置内に搬送される斜視図である。
図1は、本発明の第1の実施形態における浮上搬送装置1の平面図である。この浮上搬送装置1は、第1の搬送装置3と、第2の搬送装置30と、昇降搬送装置60と、第3の搬送装置90とから成る。そして、第1の搬送装置3は、複数の第1の浮上ユニット4a、4b,4c,4d,4e(添え字のa〜eに掛けて、全長が段々長くなる)と、第1の押圧搬送ユニット7aと、第1の受け搬送ユニット7bとを設けている。そして、第2の搬送装置30は、複数の第2の浮上ユニット34a、34b、34c,34d,34e,34f、34g、34h(添え字のa〜hに掛けて、全長が段々長くなる)と、第2の押圧搬送ユニット37と、第2の受け搬送ユニット37bと、第3の受け搬送ユニット45bと第3′の受け搬送ユニット45b′とを設けている。昇降搬送装置60は、昇降ユニット82と、複数の第3の浮上ユニット64a、64b,64c、64d(添え字のa〜dの順に、全長が段々長くなる。尚、複数でなくとも基板を浮上させるに足る気体噴出流があれば一つでもよい。)と、第4の受け搬送ユニット67bと、第4の押圧搬送ユニット67aと、第5の押圧搬送ユニット75aと、第5の受け搬送ユニット75bと、を設けている。第3の搬送装置90は、第4の浮上ユニット94a、94b〜94e(添え字a〜eの順に、全長が段々長くなる。)と、第6の押圧搬送ユニット97aと、第6の受け搬送ユニット97bとを設けている。
上述の本発明の第1の実施の形態に係る図1、図2に示す第1の搬送装置3の構成と、本発明の第2の実施の形態である図4に示す第1の搬送装置3との構成は、同様な構成である。そこで、図1、図2、図4において同一の機能を果たす部分は同一名称、同一符号にて示す。図1、図2と、図4との第1の搬送装置3の具体的な相違は、第1の受け搬送ユニット7bにおいて第1の受け搬送歯付きベルト12c,12cの長さが異なる(図4の方が長い)。それに伴い、各々中間軸10cにおけるアイドルプーリ11cの数が異なる(図1、図2では2個ずつであり、図4では4個ずつである。)。そこで、第1の実施の形態における第1の搬送装置3と、第2の実施の形態における第1の搬送装置3とを併せて説明する。
第1の搬送装置3の斜視図を示す図2、図4を参照すると、基台25は、長部材と短部材とからなる上枠部25aと、同じく長部材と短部材とからなる下枠部25bとが、複数の柱部材25c,25cに支持されてなり、更に、その下枠部25bの下面側に、複数の脚車(キャスター)26と複数のストッパー27が設けられている。この複数の脚車(キャスター)26により第1の搬送装置3の移動が容易であり、複数のストッパー27により第1の搬送装置3の固定ができ、工場等の必要な設置場所に据え付け可能である。
そして、基台25の、対を成す上枠部25aの長部材上面部にて、対向して、且つ、平行に、第1の左側板24aと第1の右側板24bとが設けてある(左右は第1の搬送装置3が図1に配置された状態にて表現している。ちなみに図2、図4では長手方向における前側と後側とになる。)。この第1の左側板24aと第1の右側板24bの間に、複数の梁部材23a,23b〜23m,(図4では、複数の梁部材23a,23b〜23e)が、架け渡されており、しかも、これらの複数の梁部材23a,23b,〜23mは、図示してないネジ等で、上下方向の位置の微調整を可能に取り付けてある。
そして、前記梁部材23a,23b〜23mの上に、複数の第1の浮上ユニット4a、4b〜4eが設けられ(添え字のa〜eに向けて、全長が段々長くなる)、これ等複数の第1の浮上ユニット4a〜4eの間に平行して、各々対を成す第1の押圧搬送歯付きベルト12a、12aと第1の受け搬送歯付きベルト12c、12cとを各々備えた第1の押圧搬送ユニット7aと、第1の受け搬送ユニット7bとが、設けられている。
複数の第1の浮上ユニット4a〜4eにおいては、各々実際の長さは異なるが原理的には同じであり、コンプレッサーに接続した通気配管等を有する長尺部材から成る第1の浮上ユニット本体5aの表面に複数の気体噴出孔(気流噴射孔)5b、5bを有し、この複数の気体噴出孔(気流噴射孔)5b、5bから気体(気流)Gを噴出(噴射)させて、基板Wを浮上させるために複数の第1の浮上ユニット4a〜4eの列が配設してある。これ等の複数の第1の浮上ユニット4a〜4e等に相当する装置は、従来、種々の技術が開示されていて、これ等を使用可能とする。
そして、第1の押圧搬送ユニット7aの第1の押圧搬送歯付きベルト12a、12aの背面の所定箇所に、各々設けられた押圧搬送突起部(押圧搬送桟)12b、12bにより基板Wの後方端面から押圧し、第1の受け搬送ユニット7bの第1の受け搬送歯付きベルト12c、12cの背面の所定箇所に、各々設けられた受け搬送突起部(受け搬送桟)12d,12dにより、基板Wの前方端面を受けて当接する。即ち、基板Wを押圧搬送突起部(押圧搬送桟)12b、12bと受け搬送突起部(受け搬送桟)12d,12dとでずれないように、且つ、基板Wが変形しないような力で抑えながら所定の方向に、第1の押圧搬送歯付きベルト12a、12aと第1の受け搬送歯付きベルト12b、12bとにより搬送している。
第1の押圧搬送ユニット7aは、背面の所定箇所に、各々設けられた押圧搬送突起部(押圧搬送桟)12b、12bを有する第1の押圧搬送歯付きベルト12a、12aが、基板Wの後方端面から押圧搬送する。図1、図4を参照して、この第1の押圧搬送ユニット7aの構成を詳述すると、前記基台25の、前記上枠部25aの長部材上面部に平行に、且つ、対向して、前記第1の左側板24aと前記第1の右側板24bとの間において、複数の前記梁部材23a,23b,〜23mが架け渡され、そして、前端部の近傍(図2、図4では右方端部の近傍、図1では第2の搬送装置30の近傍)において、回転自在に図示してない軸受けに両端部を支承され、且つ、間に、複数の前記第1の浮上ユニット4a〜4eと後述する第1の受け搬送ユニット7bとを挟んで、2個の第1の押圧搬送駆動歯付きプーリ9a,9a固着配置して架設された第1の押圧搬送駆動軸8aと、これに対応する後端部の近傍(図2、図4では左方端部、図1では第2の搬送装置30から離れた部位)において、回転自在に図示してない軸受けに両端部を支承され、且つ、間に、複数の前記第1の浮上ユニット4a〜4eと後述する第1の受け搬送ユニット7bとを挟んで、2個の第1の押圧搬送従動歯付きプーリ11a,11aを固着配置して架設された第1の押圧搬送従動軸10aと、が前後に(図1では「前後に」であり、図2、図4では左右にである。)配設されている。ここの第1の押圧搬送駆動歯付きプーリ9a、9aと第1の押圧搬送従動歯付きプーリ11a、11aとの間に、各々第1の押圧搬送歯付きベルト12a,12aを巻回して架設してある。そして、この第1の押圧搬送駆動軸8aの一端には第1の押圧搬送サーボモータ13aが連設してある。
次に、第1の押圧搬送ユニット7aと協同して、ベルト背面の所定箇所に、各々設けられた第1の受け搬送突起部(受け搬送桟)12d,12dを有する第1の受け搬送歯付きベルト12c,12cが、基板Wの前方端面を受けて当接搬送する第1の受け搬送ユニット7bの構成を述べる。前記基台25の、前記上枠部25aの長部材上面部に平行に、且つ、対向して、前記第1の左側板24aと前記第1の右側板24bとの間において、複数の前記梁部材23a,23b,〜23mが架け渡され、そして、前端部の近傍(図2、図4では右方端部近傍、図1では第2の搬送装置30の近傍で、むしろ、第1の搬送装置3の先端の一部が、第2の搬送装置30の搬送領域に入り込んだ状態である。)において、回転自在に図示してない軸受けに両端部を支承され、且つ、間に第1の浮上ユニット4eを挟んで、2個の第1の受け搬送駆動歯付きプーリ9b,9bと、これに隣接した駆動歯付きプーリ13d固着連接されている第1の受け搬送駆動軸8bが設けられている。そして、この第1の受け搬送駆動軸8bの下方に図示されないブラケット等に取り付けられて、且つ、モータ軸にモータ歯付きプーリ13cを有する第1の受け搬送サーボモータ13bが配設され、前記駆動歯付きプーリ13dと前記モータ歯付きプーリ13cとの間にモータ歯付きベルト13eが巻回架設してある。これにより第1の受け搬送歯付きベルト12cの張り側が基板Wを受け搬送する側となり、第1の受け搬送サーボモータ13bの回転力を精度良く伝達できる。(図4では第1の受け搬送サーボモータ13bが直結であり、モータ歯付きプーリ13cと、駆動歯付きプーリ13dと、モータ歯付きベルト13eとは不要である。)
そして、2個の第1の受け搬送駆動歯付きプーリ9b,9bと、これに隣接して駆動歯付きプーリ13d固着連接されている第1の受け搬送駆動軸8bに対応して、中央部近傍(図1、図2ではやや中央部より前記第1の押圧搬送従動軸10a寄りの部位、図1ではやや第2の搬送装置30寄りの部位でもある。)に架設され、そして、回転自在に図示してない軸受けに両端部を支承され、且つ、間に第1の浮上ユニット4eを挟んで、2個の第1の受け搬送従動歯付きプーリ11b,11bを固着配置してある第1の受け搬送従動軸10bが、架設されている。この第1の受け搬送駆動歯付きプーリ9b、9bと第1の受け搬送従動歯付きプーリ11b、11bとの間に、各々第1の受け搬送歯付きベルト12,12を巻回して架設してある。
ここで一部重複して述べるが、図1と図2では、判りやすいように第1の押圧搬送サーボモータ13aが表面に図示され、図4では、第1の押圧搬送サーボモータ13aと、第1の受け搬送サーボモータ13bとが表面に図示されているが、図1と図2では、第1の受け搬送サーボモータ13bは、第2の搬送装置30と干渉防止のために表面に現れない(図示されない)下側において、モータ軸にモータ歯付きプーリ13cを有する状態で、第1の受け搬送サーボモータ13bが、図示せぬ取り付けブラケット等により設けられ、且つ、ベルト張力の調整可能な構成も工夫できる。しかも確実に基板Wを搬送するためには、搬送動作時にベルトの張り側が上面になるようにする必要もある。更に、図1、図2においては、第1の搬送装置3の先端の一部が、第2の搬送装置30の搬送領域に入り込んだ状態にて、確実な基板Wの受け渡しを図っている。
図1を参照して、浮上搬送装置1における第1の搬送装置3の動作は、図示しない前工程の基板検査装置から第1の搬送装置3上のスタート位置W1に、搬送されて来る基板Wの搬送速度に同期して、予め、第1の押圧搬送駆動軸8aの一端に連設してある第1の押圧搬送サーボモータ13aの回転力を、第1の押圧搬送歯付きベルト12a,12aにより伝動回転される第1の押圧搬送駆動歯付きプーリ9a,9aに巻回し駆動される前記各々第1の押圧搬送歯付きベルト12a,12aの背面の押圧搬送突起部(押圧搬送桟)12b,12bにて、基板Wの後方端面と同期移動しながら衝撃を与えること無く当接し基板の搬送を開始する。第1の受け搬送駆動軸8bの一端に設された駆動歯付きプーリ13dとモータ歯付きプーリ13cに巻回架設されたモータ歯付きベルト13eを介して、第1の受け搬送サーボモータ13bにより、第1の受け搬送ユニット7bの第1の受け搬送歯付きベルト12c、12cの背面の所定箇所に、各々設けられた受け搬送突起部(受け搬送桟)12d,12dにより、基板Wの前方端面を同期移動しながら衝撃を与えること無く受けて当接搬送する。そして、基板Wがスタート位置W1に来た直後に、プログラムされた所定のタイミングにより、押圧搬送突起部(押圧搬送桟)12b,12bと受け搬送突起部(受け搬送桟)12d,12dとにより基板Wが湾曲するような力でなく変形しないような力により挟んで搬送する。
更に、浮上搬送装置1において、第1の搬送装置3から第2の搬送装置30に基板Wが搬送される。その場合、搬送される基板Wの先端が第1の搬送装置3の搬送領域の終端部に近づく所定のタイミングにて、第1の受け搬送サーボモータ13bの回転力が伝動され、第1の受け搬送従動歯付きプーリ11bに巻回している第1の受け搬送歯付きベルト12cの背面の受け搬送突起部(受け搬送桟)12d,12dが、基板Wの板厚よりも下方に回り込んで、搬送される基板Wと干渉しないような状態となる。そして、第1の押圧搬送歯付きベルト12a,12aの背面の押圧搬送突起部(押圧搬送桟)12b、12bに基板Wの後端部の側面を押圧させて基板Wの先端から、第2の搬送装置30の搬送領域に搬送される。
前記第1の左側板24aと前記第1の右側板24bとの間において、2個の第1の押圧搬送駆動歯付きプーリ9a,9aを固着配置した第1の押圧搬送駆動軸8aと、2個の第1の押圧搬送従動歯付きプーリ11a,11aを固着配置した第1の押圧搬送従動軸10aとが、前後端部の近傍に、回転自在に図示してない軸受けに両端部を支承され架設されていて、更に、ここの第1の押圧搬送駆動歯付きプーリ9a、9aと第1の押圧搬送従動歯付きプーリ11a、11aとの間に、各々第1の押圧搬送歯付きベルト12a,12aを巻回して架設してあることは前述した。そして、図1、図2を参照すると、前記第1の左側板24aと前記第1の右側板24bとの中間部にて、第1の押圧搬送駆動軸8aと、第1の押圧搬送従動軸10aとに平行で、且つ、回転自在に図示してない軸受けに両端部を支承され、各々2個の歯付きアイドルプーリ11c、11c、を備えた、2本の第1の中間軸10c、10cが、架設されている。そして、各々2個の歯付きアイドルプーリ11c、11c、により、第1の押圧搬送歯付きベルト12a,12aの垂れ下がり防止のために下方から支えている。尚、図4では、中間軸10cには各々4個の歯付きアイドルプーリ11c、11c、11c、11cを備えており、各々第1の押圧搬送歯付きベルト12a,12aのみならず、第1の受け搬送歯付きベルト12,12の垂れ下がり防止のために下方から支えている。
次に、図1、図2を参照して、第2の搬送装置30は、前記第1の搬送装置3の搬送方向に対して、直角方向に基板Wを搬送可能なように、配置されている。そして、第2の搬送装置30は、複数の第2の浮上ユニット34a、34b〜34hと、第2の押圧搬送ユニット37と、第2の受け搬送ユニット37bと、第3の受け搬送ユニット45bと、第3′の受け搬送ユニット45b′等を設けている。
第2の搬送装置30の構成は、前記第1の搬送装置3と同様に、基台55の上方部に高さ方向微調整可能に取り付けられた、梁部材53a,53b,〜53mが設けられ、これらの梁部材53a,53b,〜53mの上に、複数の第2の浮上ユニット34a、34b〜34h(図1を参照して、5箇所の第2の浮上ユニット34aと、1箇所の第2の浮上ユニット34fは前記第1の搬送装置3の搬送方向と同一であり、他の第2の浮上ユニットは前記第1の搬送装置3の搬送方向と直角を成す方向である。添え字a〜hに向けて長さが長くなる。)が設けられ、この第2の浮上ユニット34a、34b〜34hの間に、各々対を成す第2の押圧搬送歯付きベルト42a、42aと第2の受け搬送歯付きベルト42、42とを各々備えた第2の押圧搬送ユニット37aと、第2の受け搬送ユニット37bと、第3の受け搬送ユニット45bと、第3′の受け搬送ユニット45b′とが、設けられている。(図1を参照して、第3の受け搬送ユニット45bと、第3′の受け搬送ユニット45b′とが、前記第1の搬送装置3の搬送方向と同一であり、他の第2の押圧搬送ユニット37aと第2の受け搬送ユニット37bは前記第1の搬送装置3の搬送方向と直角を成す方向である。)
第2の浮上ユニット34a、34b〜34hは、長尺部材から成る第2の浮上ユニット本体35aの表面に複数の気体噴出孔(気流噴射孔)35b、35bを有し、この複数の気体噴出孔(気流噴射孔)35b、35bから気体(気流)Gを噴出(噴射)させて、基板Wを浮上させるに足る気体(気流)Gの噴出(噴射)であればよい。
更に図1を参照して、第2の搬送装置30には、第2の受け搬送ユニット37bの他に、第3の受け搬送ユニット45bと、第3′の受け搬送ユニット45b′とが、設けられていることは前記した。そして、第3の受け搬送ユニット45bと、第3′の受け搬送ユニット45b′とは、前記第1の受け搬送ユニット7bとの受け搬送方向の延長方向と同一方向に、基板Wの前方端面を同期移動しながら衝撃を与えること無く受けて当接して、基板の搬送速度を徐行させ、W2の位置に一次停止させる動作をする。
第3の受け搬送ユニット45bと、第3′の受け搬送ユニット45b′の構成は、背面の所定箇所に、各々設けられた受け搬送突起部(受け搬送桟)50d,50d及び50d′,50d′を有する第3の受け搬送歯付きベルト50c,50c及び50c′,50c′が、基板Wの前方端面を受けて当接する。図1を参照して、この第3の受け搬送ユニット45b及び第3′の受け搬送ユニット45b′は、前記基台55の、上枠部55aの短部材に平行に一対のブラケット52,52において、前記第1の搬送装置3に離れた位置方向に回転自在に軸受けに承支された第3の受け搬送駆動軸46b及び46b′が架設されている。そして、この第3の受け搬送駆動軸46bの中央部において、第3の受け搬送駆動歯付きプーリ47b,47bと、これに隣接した駆動歯付きプーリ51d固着連接されている。同様に第3′の受け搬送駆動軸46b′の中央部において、第3′の受け駆動歯付きプーリ47b′,47b′と、これに隣接した駆動歯付きプーリ51d′とが各々固着連接されている。そして、前記第3の受け搬送駆動軸46bの下方に図示されないブラケット等に取り付けられて、且つ、モータ軸にモータ歯付きプーリ51cを有する第3の受け搬送サーボモータ51bが配設され、前記駆動歯付きプーリ51dとモータ歯付きプーリ51cとの間にモータ歯付きベルト51eが巻回架設してある。これにより第3の受け搬送歯付きベルト50cの張り側が基板Wを受け搬送する側となり、第3の受け搬送サーボモータ51bの回転力を精度良く伝達できる。同様に、前記第3′の受け搬送駆動軸46b′の下方に図示されないブラケット等に取り付けられて、且つ、モータ軸にモータ歯付きプーリ51c′を有する第3′の受け搬送サーボモータ51b′が配設され、前記駆動歯付きプーリ51d′とモータ歯付きプーリ51c′との間にモータ歯付きベルト51e′が巻回架設してある。これにより第3′の受け搬送歯付きベルト50c′の張り側が基板Wを受け搬送する側となり、第3′の受け搬送サーボモータ51b′の回転力を精度良く伝達できる。
これらの軸(第3の受け搬送駆動軸46b及び第3′の受け搬送駆動軸46b′)に対応して、前記一対のブラケット52,52において、前記第1の搬送装置3に近い位置方向にて、回転自在に軸受けに承支され、且つ、第3の受け搬送従動歯付きプーリ49b、49b及び第3′の受け搬送従動歯付きプーリ49b′、49b′を、各々有する第3の受け搬送従動軸48b及び第3′の受け搬送従動軸48b′が架設されている。そして、第3の受け搬送駆動歯付きプーリ47b,47bと、第3の受け搬送従動歯付きプーリ49b、49bとの間に各々第3の受け搬送歯付きベルト50c,50cとが、また、第3′の受け搬送駆動歯付きプーリ47b′,47b′と、第3′の受け搬送従動歯付きプーリ49b′、49b′との間に、各々第3′の受け搬送歯付きベルト50c′、50c′が各々巻回され架設されている。
そして、前記第2の浮上ユニット34f及び第2の浮上34aを挟んで、前記第3の受け搬送従動軸48b及び第3′の受け搬送従動軸48b′に設けられている第3の受け搬送従動歯付きプーリ49b、49b及び第3′の受け搬送従動歯付きプーリ49b′、49b′と、前記第3の受け搬送駆動軸46b及び前記第3′の受け搬送駆動軸46b′に設けられている前記第3の受け搬送駆動歯付きプーリ47b,47b及び第3′の受け搬送駆動歯付きプーリ47b′,47b′との間に各々第3の受け搬送歯付きベルト50c、50c及び各々第3′の受け搬送歯付きベルト50c′、50c′を巻回架設していることは前記した通りであり、そして、前記第3の受け搬送サーボモータ51b及び第3′の受け搬送サーボモータ51b′(図示してない)の回転力を伝動する。
図1を参照して、浮上搬送装置1を構成する第2の搬送装置30における、第3の受け搬送ユニット45b及び第3′の受け搬送ユニット45b′の動作は、第1の搬送装置3から第2の搬送装置30に基板Wが搬送される場合、前記したように第3の受け搬送ユニット45b及び第3′の受け搬送ユニット45b′は、前記第1の押圧搬送ユニット7aと、前記第1の受け搬送ユニット7bとの搬送方向の延長方向と同一方向に、基板Wの前方端面を同期移動しながら衝撃を与えること無く受けて当接搬送して、基板の搬送を徐行してから一次停止させる動作をする。即ち、第1の押圧搬送サーボモータ13aに駆動される第1の押圧搬送歯付きベルト12a,12aの背面の押圧搬送突起部(押圧搬送桟)12b、12bに基板Wの後端部の側面を押圧させて基板Wの先端から、第2の搬送装置30の搬送領域において第2の浮上ユニット34a、34fに浮上されながら搬送される。そして第3の受け搬送サーボモータ51b及び第3′の受け搬送サーボモータ51b′の回転力を伝動する(伝動の順は、モータ歯付きプーリ51→モータ歯付きベルト51e→駆動歯付きプーリ51d)、各々第3の受け搬送歯付きベルト50c,50c及び(伝動の順は、モータ歯付きプーリ51c′→モータ歯付きベルト51e′→駆動歯付きプーリ51d′)、各々第3′の受け搬送歯付きベルト50c′,50c′の背面の所定箇所に、各々設けられた受け搬送突起部(受け搬送桟)50d,50d及び受け搬送突起部(受け搬送桟)50d′,50d′の移動速度を、第1の押圧搬送サーボモータ13aに駆動される第1の押圧搬送歯付きベルト12a,12aの背面の押圧搬送突起部(押圧搬送桟)12b、12bに基板Wの後端部の側面を押圧させて搬送速度に同期移動させながら、搬送される基板Wの前方端面に衝撃を与えること無く受けて当接搬送する。そしてまず初めに、第1の押圧搬送サーボモータ13aに駆動される第1の押圧搬送歯付きベルト12a,12aの背面の押圧搬送突起部(押圧搬送桟)12b、12bと、第3の受け搬送サーボモータ51bの回転力を伝動する各々第3の受け搬送歯付きベルト50c,50cの背面の所定箇所に、各々設けられた受け搬送突起部(押圧搬送桟)50d,50dとの協同で徐行させ、次に、第1の押圧搬送サーボモータ13aに駆動される第1の押圧搬送歯付きベルト12a,12aの背面の押圧突起部(押圧搬送桟)12b、12bと、第3′の受け搬送サーボモータ51b′の回転力を伝動する各々第3′の受け搬送歯付きベルト50c′,50c′の背面の所定箇所に、各々設けられた受け搬送突起部(受け搬送桟)50d′,50d′との協同で、基板Wの前後を挟持しながらW2の位置に基板Wを一時停止させる。この場合、基板Wが変形しないようなタイミングで動作させるようにする。
次に、図1、図2を参照して、第2の搬送装置30において、前記第1の搬送装置3の搬送方向に対して90度ずれた方向に基板Wを搬送する。そして、第2の押圧搬送駆動軸38a,38aの一端に各々連設してある第2の押圧搬送サーボモータ43a,43aの回転力を伝動する第2の押圧搬送駆動歯付きプーリ39a,39aに巻回し駆動される各々第2の押圧搬送ユニット37aの第2の押圧搬送歯付きベルト42a,42aの背面の押圧搬送突起部(押圧搬送桟)42b,42bと、第2の受け搬送駆動軸38,38の一端に連設された第2の受け搬送サーボモータ43b(下側にあり、モータ歯付きプーリ43cを備えモータ歯付きベルト43e,駆動歯付きプーリ43d等で第2の受け搬送駆動軸38bを駆動する。)により、第2の受け搬送ユニット37bの第2の受け搬送歯付きベルト42c、42cの背面の所定箇所に、各々設けられた受け搬送突起部(受け搬送桟)42d,42dにより、基板WにおけるW2(左)とW2(右)の各端面(図1参照)を各々挟持するように当接支持し、同期移動しながら衝撃を与えること無く左方に搬送する。
更に、浮上搬送装置1において、第2の搬送装置30から昇降搬送装置60に基板Wが搬送される。その場合、搬送される基板Wの左方端が昇降搬送装置60の搬送領域に入って、第2の受け搬送ユニット37bから、所定のタイミングにて、受け搬送サーボモータ43bの回転力が伝動され、第2の受け搬送従動歯付きプーリ41bに巻回している第2の受け搬送歯付きベルト42cの背面の受け搬送突起部(受け搬送桟)42d,42dが、基板Wの板厚よりも下方に回り込んで、搬送される基板Wと干渉しないような状態となる。そして、後述する第4の受け搬送ユニット67b(第4の受け搬送サーボモータ73aにて駆動)に引き継がれ、同期移動しながら衝撃を与えること無く左方に搬送される。基板Wの右端面が第2の押圧搬送ユニット37aから、第4の押圧搬送ユニット67aに引き継がれて基板Wの右端面部を押圧搬送しつつ、徐行し、基板WをW3の位置に一時停止させる。この基板Wが、W3の位置において、第4の押圧搬送歯付きベルト72a、72aの背面の押圧搬送突起部(押圧搬送桟)72b,72bにより基板Wの右端面部を当接支持され、第5の受け搬送ユニット75b(第5の受け搬送サーボモータ81aにて駆動)の第5の受け搬送歯付きベルト80c,80cの背面の受け搬送突起部(受け搬送桟)80d,80dにより基板Wの左端面部を当接支持されている。この状態から所定のタイミングにより昇降ユニット82の動作により、基板Wを、所定の上方の位置に上昇させて、第5の押圧搬送ユニット75aにより第3の搬送装置90に渡す動作をする。この第2の搬送装置30から昇降搬送装置60にかけても、且つ、第3の搬送装置90においても、基板Wは所定の寸法範囲の浮上状態を保持されて、搬送される。
図1、図2、図5、図6、図7を参照して、昇降搬送装置60の構成は、脚部材89aに支持されている搬送ベースプレート88a上において、第3の浮上ユニット64a、64b、64c、64dや第4の押圧搬送ユニット67や第4の受け搬送ユニット67b等を載置する第4の底板部83aを上下の所定位置に自在に昇降させ得る昇降ユニット82と、前記第4の底板部83aの上面に、第3の浮上ユニット64a、64b、64c、64と、前記第2の搬送装置30から搬送されてくる基板Wの左方端部の搬送速度と同期して受け取り、徐々に速度を落としてから、且つ、停止させる第4の受け搬送ユニット67bと、徐々に速度を落としてから停止する前記基板Wの動作に合わせて、基板Wの右方端部を押さえる第4の押圧搬送ユニット67aと、停止した基板の手前側端部を押圧する第5の押圧搬送ユニット75aと、第5の受け搬送ユニット75bと、を設けて、前記昇降ユニット82の下方位置にて基板Wを、第2の搬送装置30から受け取り、前記昇降ユニット82の上方位置にて基板Wを、第3の搬送装置90に渡す動作をする。
図5は、昇降搬送装置60と、第3の搬送装置90位置関係を示す右側面図である。図6は、昇降搬送装置60の昇降ユニット82が縮んだ状態図である。図7は、昇降搬送装置60を構成する昇降ユニット82が、上方に昇った状態図である。
各々両端部に所定の大きさの孔を有する第1のリンク左84aと第1のリンク右84bとが長手方向の中央部にて第1の回転中心軸84cにて回動自在に枢支された一段目の折りたたみリンクと、各々両端部に所定の大きさの孔を有する第2のリンク左86aと第2のリンク右86bとが長手方向の中央部にて第2の回転中心軸86cにて回動自在に枢支された二段階の折りたたみリンクとが、各々第1のリンク左84aの上端部の孔と第2のリンク右86bの下端部の孔とが回転中心軸86eにて回動自在に枢支され、第1のリンク右84bの上端部孔と第2のリンク左86aの下端部の孔とが第2の回転中心軸86にて回動自在に枢支されて、二段階の折りたたみリンクを形成して成る昇降ユニット82である。ここでは、2組の二段階の折りたたみリンクを用いて、搬送ベースプレート88aの対向する一端と各々の第1のリンク84aの下方端とが回転中心軸84に回動自在に枢支され、各々の第1のリンク右84bの下方端部が搬送ベースプレート88aの右方の案内溝88b摺動自在に枢軸84eにて枢支されている。上方において、底板部83aの対向する一端と各々の第2のリンク右86bの上方端とが回転中心軸86fに回動自在に枢支され、各々の第2のリンク左8aの上方端部が底板部83aの右方の案内溝83bに摺動自在に枢軸86gに枢支され、各々の第1のリンク右84bの中程を繋いだ軸85cにボールねじ使用のリニアーアクチュエータ85の中心部を枢支し、第2リンク86aの下端寄りの部位をブラケット85fにて繋いで、リニアーアクチュエータ85のアーム85eを回動自在に枢支している。これにより、基板Wを昇降搬送装置60に載せて、スムースな動作を可能として別の階層まで搬送可能である。
図8は、第3の搬送装置90により、基板Wを検査装置120内に搬送した斜視図である。第3の搬送装置90は、基板Wを検査装置120に搬送し、次の検査工程を実行させる任務を果たす。前記第1の搬送装置3と同一の構成であるために説明を省略する。
本発明は、液晶ディスプレイ(LCD)、プラズマディスプレイパネル(PDP)、カラーフィルター等の部品を、浮上搬送する装置に適用可能である。
浮上搬送システム 1
第1の搬送装置 3
第1の浮上装置 4
第2の搬送装置 30
第2の浮上ユニット 34
昇降搬送装置 60
第3の浮上装置 64
昇降ユニット 82
第3の搬送装置 90
第4の浮上装置 94。




Claims (1)

  1. 気体を噴出させて、基板を浮上させる第1の浮上ユニットと、
    歯付きベルトを有し、この歯付きベルトの背面の押圧搬送突起部により、
    浮上された前記基板の後方端面を押圧し搬送する第1の押圧搬送ユニットと、
    この第1の押圧搬送ユニットと協同して、同期移動しながら、
    歯付きベルトを有し、この歯付きベルトの背面の受け搬送突起部により、
    浮上された前記基板の前方端面を受けて搬送する第1の受け搬送ユニットを備えた第1の浮上搬送装置により、浮上された前記基板を、次の、第2の浮上搬送装置に搬送し、
    この第2の浮上搬送装置は、
    気体を噴出させて、搬送されてくる前記基板を浮上させる第2の浮上ユニットと、
    前記第1の押圧搬送ユニットにより、後方端面を押圧搬送されると共に、
    浮上された前記基板の前方端面を、前記第1の受け搬送ユニットにより、
    受け搬送される方向と同一方向に受け搬送するように配置されていて、
    各々歯付きベルトを有し、この各々歯付きベルトの背面の受け搬送突起部により、
    同期移動しながら、浮上された前記基板の前方端面を、
    第3の受け搬送ユニットから第3′の受け搬送ユニットにより、順々に受け搬送しつつ、浮上された前記基板を徐行してから一時停止させる前記第3の受け搬送ユニットおよび第3′の受け搬送ユニットと、
    この一時停止され、浮上された前記基板の右方端面を、歯付きベルトを有し、この歯付きベルトの背面の押圧搬送突起部により押圧搬送する第2の押圧搬送ユニットと、
    この第2の押圧搬送ユニットに協同して、同期移動しながら、
    歯付きベルトを有し、この歯付きベルトの背面の受け搬送突起部により、
    浮上された前記基板の左方端面を受けて搬送する第2の受け搬送ユニットとを備えており、
    前記第1の浮上搬送装置による前記基板の搬送方向に対して、前記第2の浮上搬送装置の前記基板の搬送方向が、90度ずれた方向に設けられていることを特徴とする浮上搬送装置。
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