JP4264706B2 - キャップの供給方法及び装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、容器の口部に装着されるキャップの供給方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ペットボトルのような容器に内容物を充填し、充填済みの容器の口部にキャップを巻き締めて閉鎖する容器への充填・閉鎖装置においては、容器を連続的に供給し、内容物が充填された容器がターレットによって搬送している中で、口部にキャップを巻き締めている。
【0003】
このような容器への充填・閉鎖装置に適用されるキャップ供給装置の一例が図5に示されている。図5はキャップ供給装置の一例を示す平面概略図である。キャップ供給装置30は、傾斜コンベヤ、振動フィーダ等の適宜の搬送手段から成るキャップ送り込み装置31と、供給されたキャップを容器の口部に巻き締めるメインターレット33との間に配設されたキャップフィーダターレット32を具備している。キャップ送り込み装置31において、キャップC(符号は一部のキャップにのみ付す)は、前後に隙間なく連続した状態で送り込まれる。キャップフィーダターレット32は、回転軸33によって連続回転するターレットであり、個々のキャップCと係合可能な複数(図示の例では8個)の係合部34(符号は一部のキャップにのみ付す。)が周囲に等間隔に隔置して形成されている。係合部34は、個々のキャップCが嵌入する引っ掛け形状を有している。
【0004】
キャップ供給装置30においては、キャップCは、キャップフィーダターレット32に係合しているときには、落下しないように、キャップフィーダターレット32と一体の又は別体の台に載置されている。キャップフィーダターレット32は、キャップ送り込み装置31から連続して送り込まれるキャップCを一つ一つに分離して、送り込み位置P1とは直径方向反対側の受け渡し位置P2にてメインターレット33に供給する働きをする。
【0005】
メインターレット33は、詳細には図示しないが、回転するターレットと、そのターレットの周上に隔置して配置されそれぞれ容器Bを把持可能な複数の容器把持手段と、そのターレットに各容器把持手段に対応して設けられ且つ容器把持手段と同期して公転するキャッパーとを備えている。各キャッパーは、途中から送り込まれる容器Bの直上位置で昇降し、下端部にエア圧力を利用してキャップCを把持するチャックを有し、チャックの上方にチャックを回転させる駆動手段を有している。各キャッパーは、受け渡し位置P2に近づくに従ってチャックを次第に降下させ、受け渡し位置P2においてキャップフィーダターレット32から順に供給されるキャップCを次々に把持する。キャッパーは、更に、ターレットが回転してキャッパーと容器Bが公転している中で、チャックで把持したキャップCを自転回転させながら降下させ、容器Bの口部に形成されているねじにキャップCをねじ込んで巻き締めを行っている。
【0006】
キャップCの受け渡し位置P2は、キャップフィーダターレット32とメインターレット33とのオーバーラップ部分であって、殆ど接点と言える非常に狭い領域であり、キャッパーがキャップCと並走する区間は殆どない。従って、受け渡し位置P2に到達したキャップCをキャッパーのチャックが把持することができる期間は非常に短く、チャックへのキャップCの挿入が難しく、キャップCがチャックに対して傾斜した、所謂、ベレーキャプと呼ばれる状態になる可能性がある。ベレーキャプ現象が生じると、容器Bの口部への巻き締めが不十分になるか又は巻締めに失敗し、容器包装体として不良品を生じることがある。
【0007】
上記の図5に記載のキャップの供給装置に相当するものとして、キャッピングマシンにおいて、容器を搬送するセンタースターの外周に容器供給位置よりも搬送方向上流側に配設されたキャップを供給する回転式搬送装置としてのキャップスターが用いられている(特許文献1参照)。キャップスターは、その周縁部にキャップを保持するための複数のポケットを備えた保持板を有しており、キャップ供給源に連結されたキャップシュートからキャップの供給を受けて、キャップをポケットに保持してセンタースターのキャップ供給位置に供給し、その位置にてキャップ螺着用のキャッピングヘッドがキャップを把持する。
【0008】
【特許文献1】
特開平10−1190号公報([0002]〜[0005]、図6及び図7)
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、キャップを把持するチャックを備えたキャッパーがキャップを把持する動作を完了させる区間を、キャップフィードターレットとメインターレットとの接点上という非常に限られた区間とするのではなく、キャップと並走する区間内とする点で解決すべき課題がある。
【0010】
この発明の目的は、キャッパーのチャックがキャップを把持する動作を許容する区間を長く取ることにより、キャップを把持するキャッパーを備えたメインターレットにおいて、キャッパーによるキャップの確実な把持を行うことができるキャップ供給方法及び装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、この発明によるキャップ供給方法は、容器を把持して回転するメインターレットの上方に設置され前記メインターレットと同期して回転するキャップフィーダターレットに前記容器の口部を封鎖するためのキャップを送り込み、前記キャップを前記キャップフィーダターレットへの受け渡し位置において前記容器に対応して個別に割り出し、割り出された前記キャップを、前記キャップフィーダターレットによる搬送中に、前記キャップを前記容器の前記口部に装着するために前記メインターレットに設けられているキャッパーによって把持可能としたことから成っている。
【0012】
また、この発明によるキャップ供給装置は、容器を把持する複数の把持具と前記把持具に対応して配置され且つ前記容器を封鎖するためのキャップを前記容器の口部に装着する複数のキャッパーとを有するメインターレット、前記メインターレットの上方に設置され前記メインターレットと同期して回転するキャップフィーダターレット、及び前記キャップフィーダターレットにキャップを送り込む送り込み手段を具備し、前記キャップを前記送り込み手段から前記キャップフィーダターレットに受け渡す際に前記キャップを前記容器に対応して個別に割り出し、前記各キャッパーは前記メインターレットの回転に伴い前記キャップフィーダターレットで搬送中の割り出された前記キャップを把持することから成っている。
【0013】
このキャップ供給方法及び装置によれば、メインターレットは、送り込まれる容器を複数の把持具で順次把持し、回転しながら搬送する。メインターレットは把持具に対応して配置されている複数のキャッパーを有しており、各キャッパーは、メインターレットの回転中に、容器を封鎖するためのキャップを容器の口部に装着する。キャップをキャッパーに供給するため、メインターレットの上方にはメインターレットと同期して回転するキャップフィーダターレットが設置されている。キャップの送り込み手段は、キャップフィーダターレットにキャップを送り込む。このときの送り込み態様は、キャップを1列に連続して送り込む態様でよい。送り込み手段からキャップをキャップフィーダターレットに受け渡す際に、キャップは容器に対応して個別に割り出されて、キャップフィーダターレットによって搬送される。各キャッパーは、メインターレットの回転に伴って、キャップフィーダターレットで搬送中の割り出されたキャップと並走し、その並走中にキャップを把持する。従って、キャッパーがキャップを把持するのに充分な時間があるので、キャップの把持が確実に且つ正確になりキャップの把持に失敗したり、所謂ベレーキャップのような不十分な把持となることがなくなる。
【0014】
このキャップ供給方法において、前記キャップフィーダターレットに送り込まれる前記キャップを前記キャップフィーダターレットにおいて前記容器に対応して設けられている係合部に係合させて搬送することにより前記キャップを割り出し、割り出された前記キャップの落下を防止するため前記メインターレットに備わる棚部で載置することができる。また、キャップ供給装置において、前記キャップフィーダターレットには、前記メインターレットによって把持される前記容器に対応して前記キャップを割り出すため、前記キャップフィーダターレットに送り込まれる前記キャップと係合して搬送させる係合部が設けられており、前記メインターレットには、割り出された前記キャップの落下を防止するため、前記キャップフィーダターレットの直下に前記キャップを載置可能な棚部が設けられている。
【0015】
キャップフィーダターレットには、容器に対応して係合部を設ける。キャップフィーダターレットに送り込まれるキャップを係合部に係合させ、その状態でキャップを搬送することにより、送り込み手段から送り込まれるキャップを、容器に応じて割り出すことができる。係合部にキャップを係合するだけでキャップの底側を支える手段がなければ、割り出されたキャップは落下する。そこで、メインターレットには、キャップフィーダターレットの直下にキャップを載置可能な棚部を設けることで、割り出されたキャップを棚部で支えて、キャッパーによる把持に備えることができる。
【0016】
このキャップ供給方法においては、前記メインターレットにおいて前記各容器に対応して容器把持用のグリッパーを開閉可能に設け、閉じた状態の前記グリッパーによって前記棚部を形成し、前記キャッパーが前記キャップを把持して前記係合部から上昇した後に、前記グリッパーを開く状態にし、前記容器を前記メインターレットに送り込むことができる。また、このキャップ供給装置においては、前記メインターレットにおいて、前記キャップの送り込み位置から所定間隔を置いた後流側に前記容器の送り込み位置を設定し、且つ前記各容器に対応して容器把持用のグリッパーを開閉可能に設け、前記キャップの送り込み位置において閉じた状態にある前記グリッパーによって前記棚部を形成し、前記キャッパーが前記キャップを把持して前記係合部から上昇した後に、前記グリッパーを開く状態にし、前記容器を前記送り込み位置に送り込むことができる。
【0017】
メインターレットにおいては、各容器に対応して容器把持用のグリッパーが開閉可能に設けられる。メインターレットにおいては、容器把持用のグリッパーが開いている状態のところに容器が送り込まれ、グリッパーが閉じることで容器が把持される。キャップフィーダターレットにおけるキャップの送り込み位置の周方向後流側に、メインターレットにおける容器の送り込み位置が設定される。キャップの送り込み位置では閉じている状態にあるグリッパーが、キャップを支持する棚部として利用される。グリッパーに載置されたキャップは、キャッパーによって把持されてキャップフィーダターレットの上方にリフトされる。キャップのリフト後に、グリッパーは、容器の送り込み位置での容器の送り込みに対応するため、容器の送り込み位置の手間で開状態となる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、添付した図面に基づいて、この発明によるキャップ供給方法及び装置の実施例を説明する。図1はこの発明によるキャップ供給装置の概略を示す平面図、図2は図1に示すキャップ供給装置の一部を拡大して示す平面図、図3は容器把持用のグリッパーの概略を示す平面図、図4は図1に示すキャップ供給装置の一部を切断して示す縦断面概略図である。
【0019】
図1に示すキャップ供給装置1は、キャップC(一部のキャップにのみ符号を付す。)を一列に成って送り込む送り込み手段2と、回転軸5の回りに回転し且つ送り込み手段2からキャップCを個別に受け取るキャップフィーダターレット3と、回転軸5の回りに回転するメインターレット4とを備えている。送り込み手段2は、シュート、振動フィーダ、コンベヤ等の手段であって、キャップCを送り込み方向に一列に且つ前後に隙間を形成することなく、キャップ送り込み位置Dにおいてキャップフィーダターレット3に送り込む。
【0020】
キャップフィーダターレット3とメインターレット4とは、回転軸5と同軸として同期回転するピッチ径が等しいターレットであり、例えば、一体回転構造に構成することができる。キャップフィーダターレット3の外周には、キャップCを個別に係合することができる係合部6(一部の係合部にのみ符号を付す。)が等間隔に隔置して形成されている。係合部6は、図示のように、回転方向前方向に開いてキャップと係合可能な係合凹部7に形成することができる。従って、キャップフィーダターレット3は、平面的には、全体として回転鋸刃のような形状を呈している。送り込み手段2から連続的に送り込まれるキャップCは、キャップ送り込み位置Dにおいてキャップフィーダターレット3に受け渡される際に、キャップフィーダターレット3の係合部6によって順次個別に割り出され、その後、キャップフィーダターレット3によって係合部6と係合状態を維持しつつ搬送される。
【0021】
メインターレット4は、容器B(一部の容器にのみ符号を付す。)を把持可能な複数のグリッパー10(詳細は図3に示すネックグリッパーを参照)を回転軸5の周りに等間隔に隔置して具備している。グリッパー10は、キャップフィーダターレット3に対して、径方向及び周方向には各係合部6に対応して設置されており、上下方向には各係合部6の直下に位置されている。内容物が充填済みの一連の容器Bがメインターレット4の回転の容器送り込み位置Eで送り込まれ、グリッパー10によって順次把持され、メインターレット4によって搬送される。容器Bは、この搬送中にキャップCが口部に装着されることによって封鎖され、その後、グリッパー10による把持が解除された容器Bが容器送り出し位置Fにおいて順次搬出される。
【0022】
図2に示すように、キャップフィーダターレット3に設けられる係合部6で係合したキャップCがキャップフィーダターレット3から落下しないように、メインターレット4に設けられている容器把持用のグリッパー10が、後述する棚部19の役割を果たしており、グリッパー10が閉じた状態でキャップCを載置可能である。
【0023】
図3に示すように、グリッパー10は、開閉機構12等の適宜の機構によって、左右に好ましくは同期して開閉自在な一対の把持アーム11,11を備えている。開閉機構12は、図3に示すように、固定カム13と、固定カム13に追従動作するカムフォロワ14と、カムフォロワ14に連結されたレバー15と、レバー15に連結された支持軸16とを備えている。支持軸16は各把持アーム11毎に対応して設けられており、支持軸16,16がメインターレット4に回動可能に軸支されていて、且つ上端部に把持アーム11,11がそれぞれ取り付けられている。各支持軸16にそれぞれ設けられた連動ギヤ17,17が互いに噛み合っており、把持アーム11,11を互いに反対方向に且つ同期して開閉動作させる。
【0024】
メインターレット4が回転軸5の回りに回転するとき、カムフォロワ14が固定カム13とのカム作用で追従することにより、レバー15及び連動ギヤ17を介して支持軸16,16が互いに反対方向に回転し、把持アーム11,11が開閉動作をする。このように、固定カム13の形状をメインターレット4の回転位置に応じて定めることにより、グリッパー10は、メインターレット4の回転位置に応じて開閉する。具体的には、グリッパー10は、図1に示す配置において、容器Bの送り込み位置Eの手前で開いて、容器Bの送り込みと同時に閉じて容器Bを把持する。メインターレット4のその後の回転においては、グリッパー10による把持状態のまま容器BにキャップCが装着され、容器送り出し位置Fの直前でグリッパー10による把持が解除される。
【0025】
グリッパー10の把持アーム11,11が閉じているときは、把持アーム11,11の先端内側に形成されているキャップ把持用の把持凹部11a,11aの輪郭は、キャップフィーダターレット3の係合部6の係合凹部7の輪郭よりも外側(凹空所側)に迫り出した位置を占めているので、凹部7の外側には把持アーム11,11によって棚部19が形成されている。キャップ送り込み位置Dでは把持アーム11,11が閉じているので、送り込み手段2から送り込まれてキャップフィーダターレット3の係合部6に係合したキャップCは、天板部の周囲から下方に広がる環状の胴部又はスカート部が棚部19に載置して支持される。
【0026】
図4に示すように、メインターレット4には、キャップフィーダターレット3の上方において、係合部6やグリッパー10に対応した周方向位置に、キャップCを容器Bの口部に装着するキャッパー20が配置されている。キャッパー20は、キャップCを口部のねじ部に巻き締める巻き締め型のキャッパーである。キャッパー20は駆動源としてサーボモータ21を上端部に備え、下端部にはキャップCを把持可能であると共にサーボモータ21の出力によってキャップを回転させることができるチャック22を備えている。キャッパー20についても、メインターレット4の回転に従って、固定カム23に係合すること等により上下動させることができる。
【0027】
キャップフィーダターレット3に送り込まれたキャップCは、キャップフィーダターレット3のその後のしばらくの間の回転中も把持アーム11,11は閉じた状態に維持されるので、棚部19に載置された状態で搬送される。この状態のとき、キャッパー20は、メインターレット4の回転に伴って、キャップフィーダターレット3で搬送中のキャップCと並走し、その並走中に作動してチャック22が降下し、キャップCを把持する。従って、キャッパー20がキャップCを把持するのに充分な時間があるので、チャック22によるキャップCの把持が確実に且つ正確になり、キャップCの把持に失敗したり、所謂ベレーキャップのような不十分な把持となることがなくなる。
【0028】
キャップCを把持したチャック22は上昇してキャップフィーダターレット3からキャップCをリフトさせる。各ターレット3,4は引き続き回転し、キャップCがリフトされた後、当該係合部6は容器送り込み位置Eに接近する。このとき、キャップCはリフト後であって送り込まれる容器Bとの干渉が回避されているので、グリッパー10が開き、容器Bの送り込みに備える。キャップフィーダターレット3の係合部6の係合凹部7は、閉じた状態の把持アーム11,11の把持凹部11a,11aが定める広さよりも広いので、容器Bの送り込みのガイドとなっても妨げることはない。容器Bがメインターレット4に送り込まれた後、キャッパー20が再び作動して、把持したキャップCを容器Bの口部に巻き締める等の装着を行う。キャップCの装着完了後は、チャック22が上昇して、キャップ送り込み位置Dから送られるキャップCの把持に備える。
【0029】
【発明の効果】
この発明によるキャップの供給方法及び装置は、上記のように、容器を把持して回転するメインターレットの上方にメインターレットと同期して回転するキャップフィーダターレットを設置し、容器の口部を封鎖するためのキャップをキャップフィーダターレットに直接送り込み、キャップをキャップフィーダターレットへの受け渡し位置において容器に対応して個別に割り出し、メインターレットに設けられているキャッパーが、キャップフィーダターレットで搬送中のキャップを把持する動作を行うことから構成されているので、キャッパーがキャップと並走しながらキャップを把持することができ、キャッパーによるキャップの把持動作を行う区間を長く取ることができる。従って、キャップの把持の失敗やベレーキャップのような不完全な把持を回避して、キャッパーによるキャップの確実な把持を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるキャップ供給装置の概略を示す平面図である。
【図2】図1に示すキャップ供給装置の一部を拡大して示す平面図である。
【図3】図1に示すキャップ供給装置に用いられる容器把持用のグリッパーの概略を示す平面図でる。
【図4】図1に示すキャップ供給装置の一部を切断して示す縦断面概略図である。
【図5】従来のキャップ供給装置の一例を示す平面概略図である。
【符号の説明】
1 キャップ供給装置 2 送り込み手段
3 キャップフィーダターレット 4 メインターレット
5 回転軸 6 係合部 7 係合凹部
10 グリッパー 11 把持アーム 11a 把持凹部
12 開閉機構 13 固定カム 14 カムフォロワ
15 レバー 16 支持軸 19 棚部
20 キャッパー 21 サーボモータ
22 チャック 23 固定カム
B 容器 C キャップ
D キャップ送り込み位置 E 容器送り込み位置
F 容器送り出し位置
Claims (2)
- 容器を把持して回転するメインターレットの上方に設置され前記メインターレットと同期して回転するキャップフィーダターレットに前記容器の口部を封鎖するためのキャップを送り込み、前記キャップを前記キャップフィーダターレットへの受け渡し位置において前記容器に対応して個別に割り出し、割り出された前記キャップを、前記キャップフィーダターレットによる搬送中に、前記キャップを前記容器の前記口部に装着するために前記メインターレットに設けられているキャッパーによって把持可能としたことから成り、
前記キャップフィーダターレットに送り込まれる前記キャップを前記キャップフィーダターレットにおいて前記容器に対応して設けられている係合部に係合させて搬送することにより前記キャップを割り出し、割り出された前記キャップの落下を防止するため前記メインターレットに備わる棚部で載置することから成り、
且つ前記メインターレットにおいて前記各容器に対応して容器把持用のグリッパーを開閉可能に設け、閉じた状態の前記グリッパーによって前記棚部を形成し、前記キャッパーが前記キャップを把持して前記係合部から上昇した後に、前記グリッパーが開く状態になり、前記容器が前記メインターレットに送り込まれることから成ることを特徴とするキャップ供給方法。 - 容器を把持する複数の把持具と前記把持具に対応して配置され且つ前記容器を封鎖するためのキャップを前記容器の口部に装着する複数のキャッパーとを有するメインターレット、前記メインターレットの上方に設置され前記メインターレットと同期して回転するキャップフィーダターレット、及び前記キャップフィーダターレットにキャップを送り込む送り込み手段を具備し、前記キャップを前記送り込み手段から前記キャップフィーダターレットに受け渡す際に前記キャップを前記容器に対応して個別に割り出し、前記各キャッパーは前記メインターレットの回転に伴い前記キャップフィーダターレットで搬送中の割り出された前記キャップを把持することから成り、
前記キャップフィーダターレットには、前記メインターレットによって把持される前記容器に対応して前記キャップを割り出すため、前記キャップフィーダターレットに送り込まれる前記キャップと係合して搬送させる係合部が設けられており、前記メインターレットには、割り出された前記キャップの落下を防止するため、前記キャップフィーダターレットの直下に前記キャップを載置可能な棚部が設けられ、
且つ前記メインターレットにおいて、前記キャップの送り込み位置から所定間隔を置いた後流側に前記容器の送り込み位置が設定され、且つ前記各容器に対応して容器把持用のグリッパーが開閉可能に設けられ、前記キャップの送り込み位置において閉じた状態にある前記グリッパーによって前記棚部を形成し、前記キャッパーが前記キャップを把持して前記係合部から上昇した後に、前記グリッパーが開く状態になり、前記容器が前記送り込み位置に送り込まれることから成ることを特徴とするキャップ供給装置。
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