JP4566628B2 - スパウト装着方法及びスパウト装着装置 - Google Patents

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Description

この発明は、パウチの垂直または傾斜した側縁部分にスパウトを装着すスパウト装着装置に関する。
例えば、図7(a)に示すように、合成樹脂フィルム等のフレキシブルシートによって形成されたサイドガセット部を有するパウチP1の上縁部分UEに、飲口や注口となるスパウトS1が装着されたスパウト付きパウチ容器SP1は、上縁部分UEがヒートシールされていないパウチP1を別工程によって予め製造しておき、同図(b)に示すように、このパウチP1の開放された上縁部分UEにスパウトS1を挿入した後に、その上縁部分UEをヒートシールすることによって、スパウトS1をパウチP1に装着することになるが、こういったスパウト装着作業は、例えば、図8に示すようなスパウト装着装置50によって行われる。なお、図7における網掛け表示部分がパウチP1のヒートシール領域を示している。
上述したスパウト装着装置50は、図8に示すように、スパウトS1を順次搬送して供給するスパウト供給部51と、上縁部分UEがヒートシールされていないパウチP1を順次供給するパウチ供給部52と、パウチ供給部52から供給されるパウチP1の上縁部分UEに、スパウト供給部51から供給されるスパウトS1を挿入した後、パウチP1の上縁部分UEをヒートシールすることで、スパウト付きパウチ容器SP1を形成する、多数のスパウト装着ヘッドを備えたロータリ型のスパウト装着部53と、スパウト装着部53によって形成されたスパウト付きパウチ容器SP1を順次排出する排出部54とを備えており、パウチ供給部52は、ヒートシールされていない上縁部分UEが上を向くように、パウチP1を立てた状態でスパウト装着部53に引き渡すようになっている。
前記スパウト装着部53の各スパウト装着ヘッドは、スパウトS1における上下のフランジ部間を一対の把持アームで把持するスパウトクランパーと、このスパウトクランパーの下方側に配設された一対の吸引把持アームでパウチP1の表裏両面を吸引保持するパウチホルダーと、スパウトクランパーとパウチホルダーとの間に配設された一対のシールバーを有するヒートシーラーとを備えており、スパウトクランパーによって把持されたスパウトS1と、このスパウトS1の下方側で、パウチホルダーによって吸引保持されたパウチP1を、同一の搬送ライン上を搬送しながら、パウチP1の表裏両面を吸引保持している一対の吸引把持アームを開くことによってパウチP1の上縁部分UEを開いた後、この吸引把持アームを上昇させることによって、パウチP1の開いた上縁部分UEにスパウトS1を挿入し、その上縁部分UEをヒートシーラーによってヒートシールするようになっている。
特開2003−311851号公報 特開平6−48401号公報
ところで、こういったスパウト付きパウチ容器としては、上述したように、パウチP1の上縁部分UEにスパウトS1を装着したもの以外に、例えば、図9(a)に示すように、パウチPの傾斜した側縁部分(スパウト装着縁部)SEにスパウトSを装着したものがあるが、上述したスパウト装着装置50は、同図(b)に示すように、スパウト装着縁部SEがヒートシールされていないパウチPに対してスパウトSを斜めに装着することを考慮したものではないので、パウチPの傾斜した側縁部分SEにスパウトSを装着することはできない。なお、図9における網掛け表示部分がパウチPのヒートシール領域を示している。
一方、特開平6−48401号公報には、立てた状態のパウチの傾斜した側縁部分にスパウトを装着するようにした自動充填包装システムが開示されているが、この自動充填包装システムは、(a)上端縁部分がヒートシールされていないパウチの供給、(b)パウチの上端コーナ部の切除、(c)切除することによって形成されたパウチの傾斜した側縁部分へのスパウトの挿入、(d)スパウトが挿入された、傾斜した側縁部分のヒートシール、(e)内容物を充填するための充填口の開口、(f)内容物の充填、(g)充填口のヒートシール、(h)内容物が充填されたスパウト付きパウチ容器の排出といったそれぞれの処理を各ステーションにおいて、間欠的に実行するものであるため、高速化に適していないといった問題がある。
そこで、この発明の課題は、パウチの垂直または傾斜した側縁部分にスパウトを装着することができる高速化に適しスパウト装着装置を提供することにある。
上記の課題を解決するため、請求項1に係る発明は、垂直または傾斜した側縁部分にスパウトが装着されるスパウト装着縁部を有するパウチを、パウチ供給ユニットから、パウチ受渡ユニットを介して、スパウト装着ユニットに引き渡し、このスパウト装着ユニットが、受け取った前記パウチにスパウトを装着するスパウト装着装置において、前記パウチ受渡ユニットは、立てた状態で受け取った前記パウチを、前記スパウト装着縁部が略水平になるように傾けた状態で、前記スパウト装着ユニットに引き渡すようになっていることを特徴とするスパウト装着装置を提供するものである。
なお、請求項における「略水平」とは、スパウト装着縁部が±10度の範囲内で傾いている状態を許容する意味である。
以上のように、発明のスパウト装着装置では、パウチ受渡ユニットが、立てた状態で受け取ったパウチを、スパウト装着縁部が略水平になるように傾けた状態で、スパウト装着ユニットに引き渡すようになっているので、その後は、傾けた状態のままパウチを取り扱うことにより、パウチの垂直または傾斜した側縁部分へのスパウトの装着作業を高速化することが可能になる。
また従来のスパウト装着装置において、種々の工程を実行するために複雑な構造を有しているスパウト装着ユニットをほとんど変更することなく、簡単な構造を有しているパウチ受渡ユニットを変更するだけで、簡単に対応することができる。従って、種々の工程を実行するために多数のスパウト装着ヘッドを搭載しなければならないロータリ型のスパウト装着ユニットを採用しているスパウト装着装置の場合に特に有効である。
以下、実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、図9(b)に示すように、上縁部分UE及び傾斜した側縁部分SEがヒートシールされていないパウチPにおける傾斜した側縁部分SEにスパウトSを装着することによって、図10に示すように、パウチPの上縁部分UEが内容物の充填口として開放されたスパウト付きパウチ容器SPMを形成するためのスパウト装着装置を示しており、このスパウト装着装置1によって形成されたスパウト付きパウチ容器SPMには、後工程において、内容物が充填された後、充填口を形成しているパウチPの上縁部分UEがヒートシールされるようになっている。
このスパウト装着装置1は、図1に示すように、上縁部分UE及び傾斜した側縁部分(スパウト装着縁部)SEがヒートシールされていないパウチPをパウチ受渡位置αに順次供給するパウチ供給ユニット2と、このパウチ供給ユニット2によってパウチ受渡位置αに供給されたパウチPを受け取ってパウチ受渡位置βに搬送するロータリ型のパウチ受渡ユニット3と、スパウトSを起立させた状態でスパウト受渡位置γに順次供給する、エアーコンベア及びスパウトフィーダを備えたスパウト供給ユニット4と、このスパウト供給ユニット4によってスパウト受渡位置γに供給されたスパウトSを受け取ってスパウト受渡位置δに搬送する、多数のスパウトクランパーを備えたロータリ型のスパウト受渡ユニット5と、前記パウチ受渡ユニット3によって搬送されてきたパウチPをパウチ受渡位置βにおいて受け取ると共に、前記スパウト受渡ユニット5によって搬送されてきたスパウトSをスパウト受渡位置δにおいて受け取り、これらを容器受渡位置εまで搬送する間にスパウトSをパウチPに装着する、多数のスパウト装着ヘッドを備えたロータリ型のスパウト装着ユニット6と、このスパウト装着ユニット6によって搬送されてきた、パウチPにスパウトSが装着されたスパウト付きパウチ容器SPMを、容器受渡位置εにおいて受け取って容器受渡位置ζに搬送するロータリ型の容器受渡ユニット7と、この容器受渡ユニット7によって容器受渡位置ζに搬送されてきたスパウト付きパウチ容器SPMを送出する容器送出ユニット8とから構成されており、スパウト受渡ユニット5は、パウチ受渡ユニット3から受け取ったパウチPの上方位置で、スパウト供給ユニット4からスパウトSを受け取り、その上下関係を維持した状態で、両者を搬送しながら、パウチPの傾斜した側縁部分SEにスパウトSを装着するようになっている。
前記パウチ供給ユニット2は、図2及び図3に示すように、パウチPを吸引保持する2本の搬送ベルト2a、2aを備えており、この2本の搬送ベルト2a、2aにパウチPを吸引保持した状態で、パウチ受渡位置αの上方位置からパウチ受渡位置αにパウチPを搬送することで、ヒートシールされていない上縁部分UEが上を向くように立てた状態で、パウチPをパウチ受渡位置αに供給するようになっている。
前記パウチ受渡ユニット3は、図1〜図3に示すように、パウチ受渡位置αとパウチ受渡位置βとを通るように一定の回転速度で回転する複数本のテイクアップ部材10を備えており、立てた状態でパウチ受渡位置αに供給されるパウチPを、テイクアップ部材10が吸引保持することによって受け取り、パウチ受渡位置βまで搬送するが、パウチ受渡位置βでは、傾斜したスパウト装着縁部SEが水平になるように、立てた状態で受け取ったパウチPを、その搬送途中で斜めに傾けるようになっている。
前記テイクアップ部材10は、図2〜図4に示すように、回転軸3aと共に回転する円盤状の回転ベース3bに、径方向外側に張り出すように、固定された複数本の回転アーム11と、この回転アーム11の先端部に揺動可能に支持された、パウチPの片面を吸引保持する吸引ヘッド12と、各回転アーム11の吸引ヘッド12を所定のタイミングで揺動させる揺動機構13とから構成されている。なお、図3には、全てのテイクアップ部材10が示されておらず、パウチ受渡位置α、βに位置しているテイクアップ部材10のみが示されている。
前記回転アーム11は、図4(a)、(b)に示すように、回転ベース3bに支持された基端部11aと、基端部11aの先端から立ち上がる中間部11bと、中間部11bの先端から外側に張り出す先端部11cとから構成されており、吸引ヘッド12は、先端部11cに揺動可能に支持されている。
前記吸引ヘッド12は、図4(a)、(b)に示すように、揺動中心部分から垂下する垂下部12aと、垂下部12aの下端から回転ベース3bの径方向の内側及び外側に張り出して、パウチPの底部側を2箇所で吸引保持する第1吸引部12bと、垂下部12aにおける揺動中心部分の近傍から、回転ベース3bの径方向内側に張り出した張出部12cと、張出部12cの先端から立ち上がって、パウチPにおける傾斜したスパウト装着縁部SEを吸引保持する第2吸引部12dとを備えており、垂下部12aの揺動中心部分もパウチPにおける上部側を吸引保持することができるようになっている。
前記揺動機構13は、図2、図3及び図4(a)、(b)に示すように、回転アーム11における基端部11aの先端側に揺動可能に支持された逆T字状の第1揺動部材14aと、回転ベース3bの下側において、回転ベース3bに揺動可能に支持されたT字状の第2揺動部材14bと、第1揺動部材14aの一端と吸引ヘッド12の張出部12cとを連結する第1リンク15aと、第1揺動部材14aの他端と第2揺動部材14bの一端とを連結する第2リンク15bと、第2揺動部材14bを揺動させることによって、第2リンク15bを回転ベース3bの径方向に進退させるカム機構16とを備えており、カム機構16によって、第2リンク15bが回転ベース3bの径方向に進退すると、これに伴って、第1揺動部材14aが揺動するので、第1リンク15aが上下方向に進退し、これに伴って、吸引ヘッド12が揺動するようになっている。
前記カム機構16は、図3及び図4(a)、(b)に示すように、第2揺動部材14bの他端に回転可能に支持されたカムフォロア17と、このカムフォロア17が嵌り込む環状のカム溝18aを有する、回転ベース3bの下側に配設された環状のカム板18とから構成されており、回転軸3aを中心にして、テイクアップ部材10(回転ベース3b)が回転すると、カムフォロア17がカム溝18aに沿って移動することで、第2揺動部材14bが揺動し、これに伴って、第2リンク15bが、回転ベース3bの径方向に進退するようになっている。
具体的には、図4(a)に示すように、テイクアップ部材10がパウチ受渡位置αに位置している時点では、第2リンク15bが回転ベース3bの径方向内側に最も後退しており、この状態では、吸引ヘッド12の垂下部12aが垂直になっているが、同図(b)に示すように、テイクアップ部材10がパウチ受渡位置βに移動した時点では、第2リンク15bが回転ベース3bの径方向外側に最も前進し、これに伴って、第1リンク15aが最も突き上げられた状態となり、吸引ヘッド12が、パウチPのスパウト装着縁部SEの傾斜角度θ(同図(a)参照)だけ、回転ベース3bの径方向内側に傾いた状態となっている。従って、パウチ受渡位置αにおいて、上縁部分UEが水平な状態で受け取ったパウチPは、スパウト装着縁部SEが水平になるように傾いた状態で、パウチ受渡位置βに供給され、スパウト装着ユニット6のスパウト装着ヘッドに引き渡されることになる。
前記スパウト装着ユニット6に搭載された各スパウト装着ヘッドは、スパウトSにおける上下のフランジ部間を一対の把持アームで把持するスパウトクランパーと、このスパウトクランパーの下方側に配設された一対の吸引把持アーム6a(図2及び図3参照)で、スパウト装着縁部SEが水平になるように傾いたパウチPの表裏両面を吸引保持するパウチホルダーと、スパウトクランパーとパウチホルダーとの間に配設された一対のシールバーを有するヒートシーラーとを備えており、パウチ受渡位置βにおいて、パウチホルダーがパウチPを受け取り、続いて、スパウト受渡位置δにおいて、スパウトクランパーがスパウトSを受け取った後、スパウトクランパーによって把持されたスパウトSと、このスパウトSの下方側で、パウチホルダーによって吸引保持されたパウチPとを、同一の搬送ライン上を搬送しながら、パウチPの表裏両面を吸引保持している一対の吸引把持アーム6aを開くことによってパウチPのスパウト装着縁部SEを開いた後、この吸引把持アーム6aを上昇させることによって、パウチPの開いたスパウト装着縁部SEにスパウトSを挿入し、そのスパウト装着縁部SEをヒートシーラーによってヒートシールすることで、スパウトSをパウチPに装着するようになっている。
以上のように、このスパウト装着装置1では、パウチ受渡ユニット3が、上縁部分UEが水平になるように立てた状態で受け取ったパウチPを、傾斜したスパウト装着縁部SEが水平になるように傾けた状態で、スパウト装着ユニット6に引き渡すようになっているので、スパウト装着ユニット6は、パウチPを傾けた状態のまま、従来と同様の処理を行うことにより、パウチPの傾斜したスパウト装着縁部SEへのスパウトSの装着作業を連続的に高速で行うことができる。
特に、ロータリ型のスパウト装着ユニット6は、「パウチPの受け取り」、「スパウトSの受け取り」、「パウチPにおけるスパウト装着縁部SEの開口」、「スパウト装着縁部SEへのスパウトSの挿入」及び「スパウト装着縁部SEのヒートシール」といった種々の工程を実行するために、複雑な構造を有している多数のスパウト装着ヘッドを搭載しなければならないが、このスパウト装着装置1では、パウチ受渡ユニット3によってパウチPを傾けるようになっているので、パウチの上縁部分にスパウトを装着する従来のスパウト装着装置におけるスパウト装着ヘッドをほとんど変更することなく、構造が簡単でテイクアップ部材の搭載数も少ないパウチ受渡ユニットを変更することで、簡単に対応することができる。従って、スパウト装着装置1の製造コストを最小限に抑えることができる。
また、このスパウト装着装置1では、パウチ受渡ユニット3が、テイクアップ部材10の回転中心側にパウチPを傾けるようにしているので、パウチ受渡ユニット3からスパウト装着ユニット6にパウチPを引き渡す際、吸引ヘッド12の第1吸引部12bとスパウト装着ユニット6の吸引把持アーム6aとが干渉することがなく、スパウト装着ユニット6では、パウチPの底部が外側に張り出すので、スパウト装着ユニット6がコンパクトになるという利点がある。
なお、上述した実施形態では、スパウト装着縁部SEが水平になるように、パウチPを傾けているが、必ずしも、スパウト装着縁部を完全な水平にする必要はなく、スパウト装着縁部のヒートシール作業やパウチの搬送作業等を行いやすくするために、スパウト装着縁部を略水平にすればよく、その許容角度は水平に対して±10度の範囲内である。
また、上述した実施形態では、吸引ヘッド12の回転中心部分が回転アーム11に支持されているので、このような構造のテイクアップ部材10では、スパウト装着ユニット6にパウチPを引き渡す際、パウチPにおける吸引ヘッド12の回転中心部分を、パウチホルダーの吸引把持アームによって把持することができないが、例えば、図5(a)、(b)に示すように、回転アーム(図示せず)に固定された、円弧状のガイドレール11Aaを、吸引ヘッド12Aに取り付けた複数のガイドローラ12Aaによって挟み込み、複数のガイドローラ12Aaをガイドレール11Aaの円弧状のガイド面に沿わせるように、吸引ヘッド12Aを移動させたり、図6(a)、(b)に示すように、吸引ヘッド12Bに形成した円弧状のガイドレール12Baを、回転アーム(図示せず)に取り付けた複数のガイドローラ11Baによって挟み込み、ガイドレール12Baの円弧状のガイド面を複数のガイドローラ11Baに沿わせるように、吸引ヘッド12Bを移動させるようにしておくと、図5及び図6において、「+」で示している吸引ヘッド12A、12Bの回転中心が開放されるので、パウチPにおける吸引ヘッド12A、12Bの回転中心部分を、パウチホルダーの吸引把持アームによって把持することが可能となる。
また、上述した実施形態では、パウチ受渡位置βにおいて、テイクアップ部材10を構成している吸引ヘッド12を傾けないと、スパウト装着ユニット6におけるパウチホルダーの吸引把持アームと吸引ヘッド12とが相互に緩衝するので(図2参照)、パウチの上縁部分にスパウトを装着することはできないが、吸引ヘッドを、傾けない状態でパウチホルダーの吸引把持アームと干渉しない形状にしておくと、パウチPの傾斜した側縁部分SEにスパウトSを装着する場合だけでなく、パウチの上縁部分にスパウトを装着する場合にも使用することができる。
また、上述した実施形態では、パウチ受渡ユニット3が、上縁部分UEが水平になるように立てた状態で受け取ったパウチPを、傾斜したスパウト装着縁部SEが水平になるように傾けた状態で、スパウト装着ユニット6に引き渡すようになっているが、これに限定されるものではなく、スパウト装着ユニット6が、上縁部分UEが水平になるように立てた状態で受け取ったパウチPを、スパウトSをパウチPに装着する前に、傾けるようにしたり、パウチ供給ユニット2が、パウチPを予め傾けた状態で、パウチ受渡ユニット3に供給することも可能である。
また、上述した実施形態では、パウチPの傾斜した側縁部分SEにスパウトSを装着するスパウト装着装置について説明したが、これに限定されるものではなく、パウチにおける垂直な側縁部分にスパウトを装着する場合(パウチを90度傾けて装着する場合)にも、本発明を適用することができることは言うまでもない。
この発明にかかるスパウト装着装置の一実施形態を示す概略構成図である。 同上のスパウト装着装置におけるパウチ受渡ユニットを示す側面図である。 同上のパウチ受渡ユニットを示す平面図である。 (a)、(b)は同上のパウチ受渡ユニットにおけるテイクアップ部材を示す拡大側面図である。 (a)、(b)はテイクアップ部材の変形例を示す概略図である。 (a)、(b)はテイクアップ部材の他の変形例を示す概略図である。 (a)はパウチの上縁部分にスパウトが装着されたスパウト付きパウチ容器を示す側面図、(b)は同上のスパウト付きパウチ容器の製造方法を説明するための説明図である。 同上のスパウト付きパウチ容器を製造するためのスパウト装着装置を示す概略図である。 (a)はパウチの傾斜した側縁部分にスパウトが装着されたスパウト付きパウチ容器を示す側面図、(b)は同上のスパウト付きパウチ容器の製造方法を説明するための説明図である。 この発明にかかるスパウト装着装置によって製造されるスパウト付きパウチ容器の一例を示す側面図である。
符号の説明
1 スパウト装着装置
2 パウチ供給ユニット
2a 搬送ベルト
3 パウチ受渡ユニット
3a 回転軸
3b 回転ベース
4 スパウト供給ユニット
5 スパウト受渡ユニット
6 スパウト装着ユニット
6a 吸引把持アーム
7 容器受渡ユニット
8 容器送出ユニット
10 テイクアップ部材
11 回転アーム
11Aa ガイドレール
11Ba ガイドローラ
12、12A、12B 吸引ヘッド
12Aa ガイドローラ
12Ba ガイドレール
13 揺動機構
14a 第1揺動部材
14b 第2揺動部材
15a 第1リンク
15b 第2リンク
16 カム機構
17 カムフォロア
18 カム板
18a カム溝
P パウチ
S スパウト
SPM スパウト付きパウチ容器

Claims (1)

  1. 垂直または傾斜した側縁部分にスパウトが装着されるスパウト装着縁部を有するパウチを、パウチ供給ユニットから、パウチ受渡ユニットを介して、スパウト装着ユニットに引き渡し、このスパウト装着ユニットが、受け取った前記パウチにスパウトを装着するスパウト装着装置において、
    前記パウチ受渡ユニットは、立てた状態で受け取った前記パウチを、前記スパウト装着縁部が略水平になるように傾けた状態で、前記スパウト装着ユニットに引き渡すようになっていることを特徴とするスパウト装着装置。
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