JP2014148372A - 容器搬送装置 - Google Patents

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Toshiaki Kasai
俊明 笠井
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Abstract

【課題】本発明の容器搬送装置は、容器の胴部大きさ或いは胴部形状等の変更を伴う容器を扱う際に、容器とスクリューの溝部との係合位置合わせ(型替え)を容易にして、型替えの再現性があり、型替え時間が短縮できるようにする容器搬送装置を提供することを目的としている。
【解決手段】スクリュー6の軸の外周面に螺旋状に形成したポケット状のスクリュー溝61gに容器Pを係合させてスクリュー6が回転することによって、容器P同士の間隔を割り出して容器Pを搬送する容器搬送装置1において、容器Pを所定のタイミングで所定の位置に搬送するとともに、容器Pがスクリュー溝61gと係合するための位置合わせを、スクリュー6に設けた駆動用サーボモータ7m1のサーボ制御によってスクリューを6所定量回転して行うことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、外周面にポケット状の溝を螺旋状に形成したスクリューの前記溝に容器を係合させて、スクリューの回転により容器間隔を割り出して容器搬送する容器搬送装置に関する。
従来、外周面にポケット状の溝を螺旋状に形成したスクリューの前記溝に容器を係合させて、スクリューの回転により容器間隔を割り出して容器搬送する容器搬送装置は、スクリューの溝ピッチ間隔を徐々に所定の容器搬送ピッチ間隔にして、前記容器が所定のタイミングで所定の搬送位置にくるように構成している。
このような容器搬送装置においては、容器の胴部大きさ或いは胴部形状の種類が変わるごとに、スクリューの交換が必要となる場合があるが、スクリュー交換時間を短縮するための工夫がなされている。(特許文献1)
近年、容器の胴部大きさ或いは胴部形状が多種多様化の傾向にあり、容器の胴部大きさ或いは胴部形状に対応した溝を有するスクリューの交換、または、前記スクリューの溝部と容器との係合位置合わせ等の調整という型替えが多くなってきており、このような型替えを容易化する更なる工夫が要望されている。
特開2000−109210号公報
従来の容器搬送装置の1例を図9から図12に基づいて説明する。
図9は、従来の容器搬送装置の平面図である。
図10は、図9の正面図である。
図11は、図9の断面XI−XI図である。
図12は、図11に相当する図で、容器の胴部形状が図11と異なる場合を説明する図である。
図9から図12において、上流側からF方向に搬送されてくる容器Pは、従来の容器搬送装置11からスターホイール(回転移送手段)5の容器グリッパ(容器保持部)5gを経由して図示二点鎖線の回転式充填装置(図は一部省略図としている)4の容器保持部(図示省略)へ受け渡されるようになっている。
なお、スターホイール5は、外周に等間隔で容器Pを保持(或いは収容。ここでは保持と称する。)する円弧状のポケットを有するスターホイールの場合、或いは、外周に等間隔で容器Pをグリップ保持するグリッパ式スターホイールの場合があるが、ここでは説明の便宜上グリッパ式スターホイールとして説明する。
容器搬送装置11は、空気搬送装置40と容器Pの搬送間隔を適宜に割出す上下一対(ツイン)の回転するスクリュー軸(スクリュー軸を以下スクリューと称することがある)6によって主に構成されている。
前記空気搬送装置40は、図11に示すように、容器Pが、鍔部Psを備えた口部Phのネック部Pnを適宜の隙間Cで挟むような状態で、また、前記鍔部Psを受けるような状態で搬送ガイドする一対ネックレール41にガイドされ、鍔部Psの口部Ph側へ前記一対のネックレール41と覆い42によって囲まれた空間S内に上流側から下流側へ噴出される空気流を受けて搬送されるようになっている。
なお、前記一対のネックレール41は、覆い42とともに、図示しない支持台に取付けられている。
前記一対のスクリュー6は、後述する駆動装置7dによって回転駆動される上段スクリュー軸61と下段スクリュー軸62によって容器Pの搬送間隔を割出すようになっており、外周面にポケット状の溝部61g或いは溝部62gを螺旋状に形成され、前記溝部61g或いは溝部62gのピッチが上流側から下流側に向けて漸増となって、下流側の図示Qの位置で所定の容器搬送間隔になるように構成されていて、スクリューがツインであることにより容器搬送間隔の割出しが安定して行われるようになっている。
なお、前記上段スクリュー軸61と下段スクリュー軸62は、図11に示すように容器Pの胴部形状が円柱状の場合には、容器Pの胴部(胴径D)と係合する溝部61gおよび溝部62gの位置が上下で合うように調整され、図示しないフレームに載置された前記駆動装置7dおよび従動箱7rによって支持されて、前記スターホイール5と同期して回転駆動されるようになっている。
ここで、前記スクリュー6によって搬送される容器Pは、容器搬送経路に対してスクリュー6と反対側で図示しないフレームに固定して設けられたガイド49Gを有する搬送ガイド49によってガイドされ、容器姿勢が崩れないようになっている。
前記容器Pは、図9に示す前記スターホイール5の図示一点鎖線の搬送軌道5s上を矢印5aの方向に搬送されて、図示Rの位置で容器グリッパ5gから前記回転式充填装置4の図示しない容器グリッパに受け渡され、前記回転式充填装置4の図示二点鎖線の搬送軌道4s上を矢印4aの方向に回転搬送されている間に図示しない充填ノズルから充填液を充填されるようになっている。
ここで、前記容器グリッパ5gは、スターホイール5に所定のピッチで円周等分に設けられ、図示Qの位置付近で図示しない開閉機構により開閉されて、図11に示すように前記鍔部Psの上下面と係合して容器Pを閉状態でグリップするようになっており、図示Rの位置付近では図示しない開閉機構により開状態となって容器Pが容器グリッパ5gから前記回転式充填装置4の図示しない容器グリッパに受け渡されるようになっている。
なお、前記容器グリッパ5gの搬送軌道5s付近は前記ネックレール41が切欠かれて、容器グリッパ5gとネックレール41が干渉しないようになっている。
次に、従来の容器搬送装置11の作用を説明する。
容器Pは、空気搬送装置40によって、鍔部Psとネック部Pnを一対のネックレール41によってガイドされながら搬送され、回転する一対のスクリュー6の前記溝部61gおよび溝部62gに係合して一対のスクリュー6が回転することによって搬送間隔を所定ピッチに割出されて、図9の図示Qの位置に到達するタイミングで、鍔部Psをスターホイール5の容器グリッパ5gに保持されて搬送軌道5s上を搬送されていく。
ここで、容器Pが空気搬送装置40で搬送される状態を図13および図14を基に詳しく説明する。
図13は、図12の矢視XIII図で、一部切断した図としてある。
図14は、図13の断面XIV−XIV図である。
容器Pは、口部Phの図示Phf側が矢印Afの方向へ噴出される空気流によって空気圧を受けることにより搬送されるが、この時、鍔部Psの図示Pp点を支点として、図示二点鎖線および矢印Yで示すように、胴部Pbが上流側へ傾斜して容器姿勢が傾こうとする。
この容器姿勢の傾きにより、容器Pは鍔部Psの図示Pp点がネックレール41に食い込むような状態になる等容器搬送がスムーズに行われなくなるとともに、前記位置Qでの容器受渡しに不都合が生じる恐れがある。
したがって、容器Pの容器姿勢は、図13に実線で示すような直立した状態を保持する必要がある。
図13に示す胴部形状の容器Pを扱う場合には、容器Pの図示U部(胴径D1)および図示V部(胴径D)が、図13および図14の図示一点鎖線で示した上段スクリュー軸61の溝部61g、および、実線で示した下段スクリュー軸62の溝部62gと係合して直立姿勢となるように、係合位置合わせをしておく必要がある。
なお、図14では、図示一点鎖線で示した上段スクリュー軸61の溝部61gが、下段スクリュー軸62の溝部62gに対して相対的に図示61Fの方向に移動した状態を示しているが、該溝部の移動はスクリュー軸の軸方向の移動の場合もあれば、スクリュー軸の回転による移動の場合もある。
ここで、図11に示すように容器Pの胴部形状が円柱形状の場合には、前記上段スクリュー軸61と下段スクリュー軸62は、溝部61gおよび溝部62gの容器Pの胴部との係合位置が上段と下段で合うように、即ち容器Pの姿勢が直立となるような係合位置合わせとなっているが、図12および図13に示すように、胴径Dが容器Pと同じでも胴部に窪みPcおよび曲線部Pdを有する容器P1を扱う場合には、例えば上段スクリュー軸61に係合する胴部箇所の胴径がD1で、下段スクリュー軸62に係合する胴部箇所の胴径がDである場合には、上段スクリュー軸61の溝部61gと容器P1の図示U部の胴部(胴径D1)との係合位置が、下段スクリュー軸62の溝部62gと容器P1の図示V部の胴部(胴径D)との係合位置に対して相対的に異なるようにしておくことが必要で、上段スクリュー軸61を適合した溝部形状のものに交換するか、或いは、上段スクリュー軸61を下段スクリュー軸62に対して予め相対的に所要量回転させて、下段スクリュー軸62の溝部62gの係合位置に対して、上段スクリュー軸61の溝部61gの係合位置を相対的に移動させておく必要があり、何れも手作業で行っていて、型替えの再現性に乏しく、型替えに多くの時間を要しているという恐れがある。
また、胴径の大きさが異なる容器を扱う場合にも、異なる胴径に適合するスクリュー軸に変更するか、ポケットに余裕があるスクリュー軸を軸方向に進退させるか、或いは、前記説明と同様に、異なる胴径に適合するようにスクリューを予め所要量回転させて、スクリューの溝部を所要量移動させておく必要があり、前記説明と同様に何れも手作業で行っていて、型替えの再現性に乏しく、型替えに多くの時間を要しているという恐れがある。
前記説明では、容器Pを空気搬送装置40により搬送する場合を説明したが、図15に示すように、容器Pをコンベヤ8によって搬送する場合もある。
図15は、コンベヤにより容器を搬送する場合を説明する図であり、図13に相当する図である。
図15において、図13と同じ構造のものは同じ記号を付してあり、重複する説明は省略する。
図15において、容器Pが矢印Bf方向に作動するコンベヤ8によって搬送される場合は、容器Pは図示Pt点を支点として、図示二点鎖線および矢印Zで示すように、コンベヤ8の作動方向とは逆方向に傾斜しようとする。
この場合においても、容器Pを図15に実線で示すような直立した状態を保持する必要があり、胴部Pbの図示U部および図示V部で示すような箇所で前記上段スクリュー軸61および下段スクリュー軸62の溝部61gおよび溝部62gが胴部Pbと係合するように、係合位置合わせをしておく必要がある。
この場合の係合位置合わせについても、図13を基にした前記説明と同様であるので、重複する詳細説明は省略するが、この場合も、前記説明と同様に何れも手作業で行っていて、型替えの再現性に乏しく、型替えに多くの時間を要しているという恐れがある。
また、前記特許文献1によれば、コンベヤによって搬送されてきた容器を、螺旋状の溝から成る複数のポケットが外周面に形成されたスクリューによって容器間隔を割り出して、所定の位置で次工程のスターホイールに受け渡すスクリュー搬送装置において、容器の大きさを変更した場合に、サーボモータで駆動するスクリューを交換しないで容器の大きさに対応してスクリューを長手(軸)方向に進退させることによって、前記溝に容器を係合させ、スクリューを交換することなく各種サイズの容器に兼用して容器の大きさ変更に伴う型替え時間を短縮するとしている。
しかしながら、前記特許文献1の技術では、スクリューの長手方向の進退を手作業で行うことにしているため、前記係合位置合わせに多くの手間と時間を要しており、型替えの再現性に乏しく、型替え時間の短縮には限界があるという恐れがある。
また、前記特許文献1の技術では、スクリューをサーボモータによって駆動するとしているが、スクリューの溝部の係合位置合わせをサーボ制御で行う技術については開示されていない。
本発明は、前記説明の事情に鑑み、容器の胴部大きさ或いは胴部形状等の変更を伴う容器を扱う際に、容器とスクリューの溝部との係合位置合わせ(型替え)を容易にして、型替えの再現性があり、型替え時間が短縮できるようにする容器搬送装置を提供することを目的としている。
前記の課題に対し、本発明は以下の手段により解決を図る。
(1)第1の手段の容器搬送装置は、外周面にポケット状の溝を螺旋状に形成したスクリューの前記溝に容器を係合させて、スクリューの回転により容器間隔を割り出して容器搬送する容器搬送装置において、前記容器の胴部大きさ或いは胴部形状等の変更を伴う型替えの際に、前記容器が所定のタイミングで所定の搬送位置にくるように行う前記スクリュー溝と容器との係合位置合わせを、前記スクリューの駆動用サーボモータのサーボ制御によって前記スクリューを所定量回転させて行うようにしたことを特徴とする。
(2)第2の手段の容器搬送装置は、前記第1の手段の容器搬送装置において、前記スクリューを上下2段に設けたツインスクリューとして、上下2段のそれぞれの前記スクリューの溝部と容器との係合位置合わせを、上下2段のスクリューのそれぞれの前記駆動用サーボモータのサーボ制御によって行うようにしたことを特徴とする。
(3)第3の手段の容器搬送装置は、前記第1の手段の容器搬送装置において、前記スクリューを容器搬送通路の左右両側に設けた平行2列のツインスクリューとして、前記平行2列のそれぞれの前記スクリューの溝部と容器との係合位置合わせを、平行左右2列のスクリューのそれぞれの前記駆動用サーボモータのサーボ制御によって行うようにしたことを特徴とする。
(4)第4の手段の容器搬送装置は、前記第1の手段の容器搬送装置において、前記スクリューを容器搬送通路の左右両側に設けた高さ方向段違い2列のツインスクリューとして、前記段違い左右2列のそれぞれの前記スクリューの溝部と容器との係合位置合わせを、段違い左右2列のスクリューのそれぞれの駆動用サーボモータのサーボ制御によって行うようにしたことを特徴とする。
請求項1から4に係わる本発明は、外周面にポケット状の溝を螺旋状に形成したスクリューの前記溝に容器を係合させて、スクリューの回転により容器間隔を割り出して容器搬送する容器搬送装置において、前記容器の胴部大きさ或いは胴部形状等の変更を伴う型替えの際に、前記容器が所定のタイミングで所定の搬送位置にくるように行う前記スクリュー溝と容器との係合位置合わせを、前記スクリューの回転駆動用サーボモータのサーボ制御によって前記スクリューを所定量回転させて行うようにしたことにより、前記容器の胴部大きさ或いは胴部形状に応じてスクリューの溝部の位置合わせ(型替え)を行う際に、型替えを手作業でなくて容易に自動的に行うことができ、型替えの再現性があり、型替え時間が短く、かつ、多種類のスクリューを設ける必要がなく、安価な容器搬送装置を提供できるという効果を有する。
本発明の第1の実施の形態に係わる容器搬送装置の平面図である。 図1の正面図である。 本発明の第2の実施の形態に係わる容器搬送装置の平面図である。 図3の正面図である。 本発明の第3の実施の形態に係わる容器搬送装置の平面図である。 図5の正面図である。 図3の断面VII−VII図である。 図5の断面VIII−VIII図である。 従来の容器搬送装置の平面図である。 図9の正面図である。 図9の断面XI−XI図である。 図11に相当する図で、容器の胴部形状が図11と異なる場合を説明する図である。 図12の矢視VIII図で、一部切断した図としてある。 図13の断面XIV−XIV図である。 コンベヤにより容器を搬送する場合を説明する図であり、図13に相当する図である。
以下、この発明の実施の形態につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施の形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
(本発明の第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態を図1および図2に基づいて説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係わる容器搬送装置の平面図である。
図2は、図1の正面図である。
図1および図2において、従来の容器搬送装置11について説明した図9から図15と同じ構造のものは同じ記号を付してあり、一部の共通する図面は流用するとともに、重複する説明は省略することがある。
本発明の第1の実施の形態に係わる容器搬送装置1は、一対の(ツイン)スクリュー軸(以下スクリュー軸をスクリューと称することがある)6の上段スクリュー軸61および下段スクリュー軸62がそれぞれ操作制御盤10からの操作制御指令に基づいて作動するサーボモータ7m1(駆動用サーボモータ、以下単にサーボモータとする。)およびサーボモータ7m2によって一端が駆動され、他端がそれぞれ従動箱7r1および従動箱7r2によって支持されるように構成されている。
次に、本発明の第1の実施の形態の容器搬送装置1の作用を説明する。
サーボモータ7m1およびサーボモータ7m2によって駆動される上段スクリュー軸61および下段スクリュー軸62は、胴部大きさおよび胴部形状の変更を伴う容器を扱う場合に、胴部の窪みPc或いは曲線部Pdを有して溝部との係合がそれぞれ異なる箇所となる容器P1(以下容器P1を容器Pと称することがある。)と、或いは、胴径の大きさが変更となる容器Pと溝部61gおよび溝部62gとの係合位置合わせを行う場合に、それぞれ操作制御盤10からの操作制御指令(サーボ制御、以下単に操作制御指令とする。)に基づいてサーボモータ7m1およびサーボモータ7m2を所要量回転させて、容器Pとスクリュー6の溝部との係合位置合わせ調整がなされ、前記容器Pが所定のタイミングで所定の搬送位置(図1に示す位置Q)に直立した姿勢でくるようにすることができる。
前記上段スクリュー軸61および下段スクリュー軸62の溝部の容器Pとの係合位置合わせ調整は、容器Pの胴部大きさ或いは胴部形状に応じて予め操作制御盤10にサーボモータ7m1およびサーボモータ7m2の所要回転量を記憶させておいて操作指示することにより、容器Pの胴径が同じでも胴部形状の変更を伴う容器を扱う場合、或いは、容器Pの胴径の変更量が大きくない変更を伴う容器を扱う場合に、型替え調整が容易にでき、また、再現性を有する。
前記説明では、スクリュー軸を上下に一対設けた場合について説明したが、一対には限定せずに、容器によってはスクリュー軸を1個のみとして、容器Pの胴部大きさ或いは胴部形状に応じて、容器Pとスクリュー軸の溝部とが適宜に係合位置合わせされるようにサーボモータの所要量回転によって前記係合位置合わせをしてもよいことはもちろんであり、詳細な説明は省略する。
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態を図3、図4、図7を基に説明する。
図3は、本発明の第2の実施の形態に係わる容器搬送装置の平面図である。
図4は、図3の正面図である。
図7は、図3の断面VII−VII図である。
図3、図4、図7において、本発明の第1の実施の形態について説明した図1および図2、並びに、従来の容器搬送装置11について説明した図9から図15と同じ構造のものは同じ記号を付してあり、一部の共通する図面は流用するとともに、重複する説明は省略することがある。
本発明の第2の実施の形態に係わる容器搬送装置2は、一対のスクリュー26が容器Pの搬送通路の左右両側に設けられた平行2列のスクリュー軸63およびスクリュー軸64で構成され、それぞれ操作制御盤20からの操作制御指令に基づいて作動するサーボモータ7m3およびサーボモータ7m4によって一端が駆動され、他端がそれぞれ従動箱7r3および従動箱7r4によって支持されるように構成されている。
次に、本発明の第2の実施の形態の容器搬送装置2の作用を図3、図4、図7を基に説明する。
スクリュー軸63およびスクリュー軸64は、サーボモータ7m3およびサーボモータ7m4によって駆動されるが、容器Pの胴部大きさ或いは胴部形状等の変更を伴う容器を扱う場合は、容器Pの胴部(図7の図示では胴径Dの箇所)と溝部63gおよび溝部64gとの係合位置合わせが、それぞれ操作制御盤20からの操作制御指令に基づいてサーボモータ7m3およびサーボモータ7m4を所要量回転させることによって調整され、前記容器Pが所定のタイミングで所定の搬送位置(図3に示す位置Q)に直立した姿勢でくるようにすることができ、容器Pの胴径が同じでも胴部形状の変更を伴う容器を扱う場合、或いは、容器Pの胴径の変更量が大きくない変更を伴う容器を扱う場合に、型替え調整が容易にでき、また、再現性を有する。
(第3の実施の形態)
次に、本発明の第3の実施の形態を図5、図6、図8を基に説明する。
図5は、本発明の第3の実施の形態に係わる容器搬送装置の平面図である。
図6は、図5の正面図である。
図8は、図5の断面VIII−VIII図である。
図5、図6、図8において、本発明の第1の実施の形態について説明した図1および図2、並びに、本発明の第2の実施の形態について説明した図3および図4、図7、或いは、従来の容器搬送装置11について説明した図9から図15と同じ構造のものは同じ記号を付してあり、一部の共通する図面は流用するとともに、重複する説明は省略することがある。
本発明の第3の実施の形態に係わる容器搬送装置3は、一対の高さ方向段違いのスクリュー36が容器Pの搬送通路の左右両側に設けられた高さ方向段違いのスクリュー軸65およびスクリュー軸66で構成され、それぞれ操作制御盤30からの操作制御指令に基づいて作動するサーボモータ7m5およびサーボモータ7m6によって一端が駆動され、他端がそれぞれ従動箱7r5および従動箱7r6によって支持されるように構成されている。
ここで、前記スクリュー36によって搬送される容器Pは、容器Pの搬送通路に対して前記スクリュー6と反対側に固定して設けられたガイド349Gを有し、図示しないフレームに取付けられた搬送ガイド349によってガイドされ、容器姿勢が崩れないようになっている。
次に、本発明の第3の実施の形態の容器搬送装置3の作用を図5、図6、図8を基に説明する。
スクリュー軸65およびスクリュー軸66は、サーボモータ7m5およびサーボモータ7m6によって駆動されるが、容器Pの胴部大きさ或いは胴部形状等の変更を伴う容器を扱う場合は、容器Pの胴部(図8の図示では胴径Dの箇所および胴径D2の箇所)と溝部65gおよび溝部66gとの係合位置合わせが、それぞれ操作制御盤30からの操作制御指令に基づいてサーボモータ7m5およびサーボモータ7m6を所要量回転させることによって調整され、前記容器Pが所定のタイミングで所定の搬送位置(図5に示す位置Q)に直立した姿勢でくるようにすることができ、容器Pの胴径が同じでも胴部形状の変更を伴う容器を扱う場合、或いは、容器Pの胴径の変更量が大きくない変更を伴う容器を扱う場合に、型替え調整が容易にでき、また、再現性を有する。
前記説明では、容器Pの搬送を空気搬送装置40により行う場合を説明したが、容器Pの搬送を、空気搬送装置40によらずに、搬送コンベヤで行う場合としてもよく、或いは、前記搬送コンベヤの代わりに滑らかな平面の滑り板上で容器Pの底部を滑らせながら前記スクリュー軸で搬送するとしてもよく、本発明の趣旨である容器の胴部とスクリューの溝部との係合位置合わせを、前記スクリューを駆動用サーボモータのサーボ制御によって所要量回転させて行うことについては同様であるので、詳細な説明は省略する。
1、2、3 容器搬送装置
5 スターホイール
5g (スターホイールの)容器グリッパ
6、26、36 (ツイン)スクリュー軸
61、62、63、64、65、66 スクリュー軸
61g、62g、63g、64g、65g、66g (スクリュー軸の)溝部
7m1、7m2、7m3、7m4、7m5、7m6 サーボモータ
10、20、30 操作制御盤

Claims (4)

  1. スクリューの軸の外周面に螺旋状に形成したポケット状のスクリュー溝に容器を係合させて前記スクリューが回転することによって、前記容器同士の間隔を割り出して前記容器を搬送する容器搬送装置において、
    前記容器を所定のタイミングで所定の位置に搬送するとともに、前記容器が前記スクリュー溝と係合するための位置合わせを、前記スクリューに設けた駆動用サーボモータのサーボ制御によって前記スクリューを所定量回転して行うことを特徴とする容器搬送装置。
  2. 前記スクリューを上下に2本設け、前記スクリュー溝と前記容器が係合する位置合わせを、2本の前記スクリューのそれぞれに設けた前記駆動用サーボモータのサーボ制御によって行うことを特徴とする請求項1に記載の容器搬送装置。
  3. 前記スクリューを前記容器の搬送通路を挟んで両側に2本設け、前記スクリュー溝と前記容器が係合するための位置合わせを、2本の前記スクリューのそれぞれに設けた前記駆動用サーボモータのサーボ制御によって行うことを特徴とする請求項1に記載の容器搬送装置。
  4. 前記スクリューを前記容器の搬送通路を挟んで両側に設置高さが異なるように設け、それぞれの前記スクリュー溝と前記容器が係合するための位置合わせを、前記スクリューのそれぞれに設けた駆動用サーボモータのサーボ制御によって行うようにしたことを特徴とする請求項1または請求項3に記載の容器搬送装置。
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