JP2019018909A - ラベル装着装置 - Google Patents

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Shigeru Haneda
繁 羽田
小林 康裕
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Abstract

【課題】容器の搬送時に当該容器の位置ずれ等の不都合を防止するのに適したラベル装着装置を提供する。
【解決手段】供給位置βに容器Bを供給する供給ユニット1と、供給ユニット1から受け取った容器Bを送出位置γまで搬送する間にラベルを容器Bに装着するラベル装着ユニット3と、ラベル装着済みの容器Bを送出する送出ユニット4と、を備えるラベル装着装置A1であって、供給ユニット1は、容器Bを載置して直線状に搬送する供給側コンベア11と、供給側コンベア11上の容器Bを保持し、供給位置βまで搬送する供給側容器保持搬送機構12と、を有し、供給側容器保持搬送機構12には、供給側コンベア11上の容器Bを保持し供給側コンベア11の搬送方向と同じ方向に直線状の軌道に沿って搬送する供給側直線搬送区間S1と、その終点位置から供給位置βまで円弧状の軌道に沿って搬送する供給側円弧搬送区間S2とが設定されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、容器に筒状ラベルを装着するラベル装着装置に関する。
シュリンクフィルムからなる筒状ラベルを例えばPETボトル(ポリエチレンテレフタレート製ブローボトル)等の容器の胴部に装着するためのラベル装着装置については、例えば特許文献1に記載されている。同文献に開示されたラベル装着装置は、容器供給ユニットと、ロータリー型のラベル装着ユニットと、容器送出ユニットと、を備えている。容器供給ユニットは、容器を直線状に搬送するコンベアやスクリューと、容器を所定の円周上に沿って搬送するスターホイールと、を有する。ラベル装着装置の運転時において、コンベア等により直線状に搬送された容器は、スターホイールに受け渡されて円運動をしながら容器供給位置まで送られる。ラベル装着ユニットは、容器供給ユニットにより供給される容器を容器供給位置において順次受け取り、容器送出位置において容器送出ユニットに受け渡す。また、ラベル装着ユニットは、円周上に配列された複数のラベル装着ヘッドを有する。これらラベル装着ヘッドは、シート状に折り畳まれた状態の筒状ラベルを順次受け取り、その筒状ラベルを開口しながら容器に装着する。容器送出ユニットは、容器を所定の円周上に沿って搬送するスターホイールと、容器を直線状に搬送するコンベアと、を有する。ラベル装着ユニットによりフィルムが装着された容器は、容器送出位置においてスターホイールを介してコンベアに受け渡され、送出される。
容器供給時において、コンベアからスターホイールへの容器の受け渡し動作は、容器の保持が不安定となりやすい。そして、上記構成のラベル装着装置においては、受け渡し動作において、容器が搬送される軌道が、直線状から円弧状に切り替わる。このため、容器の保持がさらに不安定となることが懸念される。
容器送出時においても、ラベルが装着された容器がラベル装着ユニットからスターホイールを介してコンベアに受け渡される際、容器が搬送される軌道が、円運動から直線運動に突然切り替わる。即ち、円運動(スターホイール)から直線運動(コンベア)への受け渡しが接点で行われるので、当該円運動から直線運動に切り替わった後の容器については、その慣性力により位置ずれや転倒、容器自体の回転等を招くといった問題があった。
また、特許文献1に記載されたラベル装着装置においては、容器送出ユニットのスターホイールにおいて容器の搬送中に当該容器が回転し、あるいは振動により装着されたラベルの位置ずれが生ずるのを防止するため、容器を持ち上げて搬送しているが、そのために構造が複雑化する傾向にあった。
特開2005−145484号公報
本発明は、このような事情のもとで考え出されたものであって、容器の搬送時に当該容器の位置ずれ等の不都合を防止するのに適したラベル装着装置を提供することを主たる課題とする。
上記の課題を解決するため、本発明では、次の技術的手段を講じている。
本発明によって提供されるラベル装着装置は、容器供給位置に容器を供給する容器供給ユニットと、前記容器供給位置において前記容器供給ユニットから受け取った前記容器を容器送出位置まで搬送する間に、筒状ラベルを前記容器に装着するロータリー型のラベル装着ユニットと、前記容器送出位置において前記ラベル装着ユニットから前記筒状ラベルが装着された前記容器を受け取って送出する容器送出ユニットと、を備えるラベル装着装置であって、前記容器供給ユニットは、前記容器を載置して直線状の軌道に沿って搬送する供給側コンベアと、前記供給側コンベア上に載置された前記容器を保持し、前記容器供給位置まで搬送する供給側容器保持搬送機構と、を有し、前記供給側容器保持搬送機構には、前記供給側コンベア上の前記容器を保持しながら前記供給側コンベアによる搬送方向と同じ方向に直線状の軌道に沿って搬送する供給側直線搬送区間と当該供給側直線搬送区間の終点位置から前記容器供給位置までを円弧状の軌道に沿って搬送する供給側円弧搬送区間とが設定されていることを特徴とする。
好ましい実施の形態においては、前記容器送出ユニットは、前記容器送出位置において前記ラベル装着ユニットから受け取った前記容器を保持し、前記送出側コンベアまで搬送する送出側容器保持搬送機構と、前記送出側容器保持搬送機構により搬送された前記容器を載置し、直線状の軌道に沿って搬送する送出側コンベアと、を有し、前記送出側容器保持搬送機構には、前記容器を保持しながら前記送出側コンベアによる搬送方向と同じ方向に直線状の軌道に沿って搬送する送出側直線搬送区間と前記容器送出位置から前記送出側直線搬送区間の始点位置までを円弧状の軌道に沿って搬送する送出側円弧搬送区間とが設定されている。
好ましい実施の形態においては、前記供給側コンベアおよび前記送出側コンベアは、互いに分離独立しており、前記供給側コンベアにおいて前記容器を載置するための第1載置面と、前記送出側コンベアにおいて前記容器を載置するための第2載置面とは、実質的に同じ高さ位置にある。
前記容器供給ユニットは、前記供給側容器保持搬送機構により搬送される前記容器が載った状態で摺動する支持板を有し、かつ当該支持板の上面は前記第1載置面と実質的に同じ高さ位置にあり、前記送出側容器保持搬送機構により搬送される前記容器の垂直方向下方には、底板が設けられており、かつ当該底板の上面は前記第2載置面よりも低い位置または前記第2載置面と実質的に同じ高さ位置にある。
好ましい実施の形態においては、前記供給側容器保持搬送機構は、各々が水平面内方向において環状をなし、かつ上下に間隔を隔てた第1ベルトおよび第2ベルトと、前記第1ベルトおよび第2ベルトそれぞれに同一ピッチで配列されており、前記容器の胴部を挟むための複数の第1クランプ部および複数の第2クランプ部と、を有し、互いに対をなす前記第1クランプ部および前記第2クランプ部の間隔が一括して調整可能に構成されている。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
本発明に係るラベル装着装置の一例を示す概略平面図である。 供給側容器保持搬送機構を説明するための平面図である。 供給側容器保持搬送機構を説明するための部分正面図である。 図1に示すラベル装着装置の部分拡大平面図である。 図1に示すラベル装着装置の部分拡大平面図である。 容器供給ユニットおよび容器送出ユニットを説明するための部分拡大正面図である。 底板の変形例を説明するための図6と同様の図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態について、図面を参照して具体的に説明する。
図1は、本発明に係るラベル装着装置の一例を示す(概略構成図である)。本実施形態のラベル装着装置A1は、例えばPETボトル(ポリエチレンテレフタレート製ブローボトル)等の容器の胴部にシュリンクフィルムからなる筒状ラベルを装着するための装置である。ラベル装着装置A1は、容器供給ユニット1と、ラベル供給ユニット2と、ラベル装着ユニット3と、容器送出ユニット4と、を備えている。
容器供給ユニット1は、ラベル未装着の容器Bを所定の容器供給位置に供給するものであり、供給側コンベア11および供給側容器保持搬送機構12を有する。供給側コンベア11は、容器Bを載置して直線状に順次搬送するものであり、いわゆるベルトコンベアにより構成される。また、供給側コンベア11の近傍には、当該供給側コンベア11の搬送方向に沿ってスクリュー13が設けられている。このスクリュー13により、供給側コンベア11上に並んだ容器Bは一定ピッチで順次送られる。
容器Bの具体的構成は特に限定されない。容器Bとしては前記のPETボトル等のボトル型容器が好適であるが、材質や形状についても種々の態様をとりうる。
供給側容器保持搬送機構12は、供給側コンベア11により搬送された容器Bを保持し、容器供給位置βまで搬送するものである。本実施形態において、供給側容器保持搬送機構12は、無端ベルトの外周部に複数の容器保持部が一定ピッチで配列された構成とされている。具体的には、図2および図3に示すように、供給側容器保持搬送機構12は、駆動輪や従動輪(図示略)に水平面内に沿う姿勢で掛け回された第1ベルト121および第2ベルト122を有する。当該第1ベルト121および第2ベルト122は、上下に所定の間隔を隔てて配されている。本実施形態では、第1ベルト121の外周部には、周方向に沿って一定ピッチで複数の第1クランプ部123が取り付けられている。第2ベルト122の外周部には、周方向に沿って一定ピッチで複数の第2クランプ部124が取り付けられている。また、第1クランプ部123の配列ピッチと第2クランプ部124の配列ピッチは、同一である。なお、図2においては、理解の便宜上、複数の第1クランプ部123および複数の第2クランプ部124のうち一部のみを図示しており、他は省略している。また、図3において、第1ベルト121およびこれに取り付けられた第1クランプ部123には、斜線を付している。
本実施形態において、互いに対をなす第1クランプ部123および第2クランプ部124が、容器Bを保持するための容器保持部として機能しており、対をなす第1クランプ部123および第2クランプ部124により容器Bの胴部が挟まれる。なお、図示は省略するが、供給側容器保持搬送機構12は、容器Bの首部が嵌り込む凹部が一定ピッチで外周部に設けられた首部保持用の無端ベルトを更に具備してもよい。
本実施形態では、供給側容器保持搬送機構12(第1ベルト121および第2ベルト122)において、供給側コンベア11による容器Bの搬送方向に沿って直線移動する区間があり、当該直線移動区間が供給側直線搬送区間S1として設定される。具体的には、図4に示すように、供給側直線搬送区間S1は、供給側コンベア11による容器Bの搬送区間とオーバーラップしている。このオーバーラップする区間(供給側直線搬送区間S1)において、供給側コンベア11上の容器Bが保持されながら供給側コンベア11と同じ方向に直線状の軌道O1に沿って搬送される。なお、本実施形態において、「軌道」については、搬送される容器Bの中心が通過する搬送中心線として表す。
供給側コンベア11に載置された容器Bは、供給側直線搬送区間S1の始点位置において供給側容器保持搬送機構12(第1クランプ部123および第2クランプ部124)に受け渡される。
供給側容器保持搬送機構12による容器Bの搬送速度は、供給側コンベア11による容器Bの搬送速度と同一または供給側コンベア11の当該搬送速度よりも高速とされる。
図4に示すように、供給側容器保持搬送機構12は、供給側直線搬送区間S1の下流側において容器Bを円弧状の軌道O2に沿って搬送する。当該円弧状に搬送する区間が供給側円弧搬送区間S2として設定される。当該容器Bは、容器供給位置βにおいてラベル装着ユニット3により受け取られる。なお、本実施形態において、「円弧状」とは、真円の円弧形状に限定するものでなはく、例えば楕円の円弧形状も含む。
容器供給ユニット1は、供給側円弧搬送区間S2において容器Bの底部を支持する支持板14を有する。図6に示すように、当該支持板14の上面141の高さ位置は、供給側コンベア11の載置面111(第1載置面)と実質的に同一高さに設定されている。供給側円弧搬送区間S2において搬送される容器Bは、支持板14に載った状態で摺動する。
本実施形態では、容器Bを供給側円弧搬送区間S2において供給側容器保持搬送機構12(第1ベルト121および第2ベルト122)と所定の隙間を設けて湾曲したガイド部材15が設けられている。ガイド部材15は、供給側容器保持搬送機構12によって搬送される容器Bを容器供給位置βにガイドする機能を果たす。
ラベル供給ユニット2は、ラベル装着ユニット3において容器Bに装着するための筒状ラベルを供給するものである。詳細な図示説明は省略するが、ラベル供給ユニット2は、基材繰出部によって基材ロールから繰り出された長尺のラベル形成基材Mを順次切断しながら筒状ラベルを形成し、その筒状ラベルをラベル供給位置αに順次供給する。
図1に示すように、ラベル装着ユニット3は、複数のラベル装着ヘッド31を有するロータリー型として構成されたものである。複数のラベル装着ヘッド31は、垂直軸線Ox周りに回転する支持円盤32上に設けられており、平面視において前記垂直軸線Oxを中心とした同心円上に一定ピッチで並んでいる。本実施形態では、32個のラベル装着ヘッド31が配設される例を示すが、一部のラベル装着ヘッド31のみを図示しており、他のラベル装着ヘッド31についてはその記載を省略している。詳細な図示説明は省略するが、各ラベル装着ヘッド31は、ラベル供給位置αにおいて受け取ったシート状に折り畳まれた筒状ラベルを開口し、この開口されたラベルを、容器供給位置βにおいて受け取った容器Bが容器送出位置γまで搬送される途中で、容器Bの胴部に装着する。複数のラベル装着ヘッド31は、前記垂直軸線Oxを中心とした同心円上を移動しながら、連続的に供給される容器Bに順次筒状ラベルを装着する。なお、ラベル装着ユニット3が具備するラベル装着ヘッド31の数量は、図1に示した例に限定されるものではない。
容器送出ユニット4は、ラベル装着ユニット3から筒状ラベルが装着された容器Bを受け取って送出するものであり、送出側容器保持搬送機構41および送出側コンベア42を有する。
送出側容器保持搬送機構41は、容器送出位置γにおいてラベル装着ユニット3から受け取った容器Bを保持し、送出側コンベア42まで搬送するものである。本実施形態において、送出側容器保持搬送機構41は、駆動輪や従動輪(図示略)に水平面内に沿う姿勢で掛け回された無端ベルト411に複数の容器保持部412が一定ピッチで配列された構成とされている。容器保持部412は、容器Bの首部を挟み持つための一対の保持アーム413を有する。詳細な図示説明は省略するが、一対の保持アーム413は、例えば容器保持部412の移動にともない開閉するカム機構により、容器Bの首部を把持する閉状態と、当該首部の把持を解除する開状態とに切り替えられる。
図5に示すように、本実施形態では、送出側容器保持搬送機構41において、容器Bを円弧状の軌道O3に沿って搬送する区間と、この区間の下流側において、容器Bを送出側コンベア42による容器Bの搬送方向と同じ方向に直線状の軌道O4に沿って搬送する区間とを含む。当該円弧状の軌道O3に沿って搬送する区間が送出側円弧搬送区間S3として設定され、当該直線状の軌道O4に沿って搬送する区間が送出側直線搬送区間S4として設定される。容器送出位置γにおいてラベル装着ユニット3から送出側容器保持搬送機構41(容器保持部412)に容器Bが受け渡されると、当該容器Bは、円弧状の軌道O3に沿って送出側直線搬送区間S4の始点位置まで搬送される。送出側直線搬送区間S4は、送出側コンベア42による容器Bの搬送区間とオーバーラップしている。このオーバーラップする区間(送出側直線搬送区間S4)において、容器Bを保持する容器保持部412の保持アーム413が開かれ、容器Bは容器保持部412(送出側容器保持搬送機構41)から送出側コンベア42に受け渡される。なお、図1に示すように、送出側コンベア42は、供給側コンベア11から分離しており、独立して設けられている。
図5、図6に示すように、送出側容器保持搬送機構41(容器保持部412)により搬送される容器Bの垂直方向下方には、底板43が設けられている。底板43の上面431は、送出側コンベア42の載置面421(第2載置面)よりも低い位置にある。これにより、送出側容器保持搬送機構41(容器保持部412)により搬送される容器B(筒状ラベルLが装着された容器B)の底部は底板43の上面431から離間しており、容器Bの底部と底板43の上面431との間には所定の隙間t1がある。当該隙間t1の寸法は、例えば5mm程度である。また、本実施形態においては、送出側コンベア42の載置面421の高さ位置は、供給側コンベア11の載置面111と実質的に同じ高さ位置にある。
上記構成のラベル装着装置A1の運転時においては、容器供給ユニット1により容器Bが所定の搬送速度(例えば1分あたりの容器Bの供給量が720本程度)で連続的に引き込まれる。次いで、ラベル装着ユニット3において容器Bに筒状ラベルが装着され、ラベル装着済みの容器Bが容器送出ユニット4により送出される。ここで、容器供給ユニット1、ラベル装着ユニット3および容器送出ユニット4は、搬送される容器Bが受け渡し位置を通過するタイミングについてそれぞれ同期するように制御される。
次に、ラベル装着装置A1の作用について説明する。
本実施形態によれば、容器供給ユニット1において、供給側容器保持搬送機構12には、供給側直線搬送区間S1および供給側円弧搬送区間S2が設定されている。供給側直線搬送区間S1において、供給側容器保持搬送機構12は、供給側コンベア11上の容器Bを受け取り、当該容器Bを保持しながら供給側コンベア11による搬送方向と同じ方向に直線状の軌道O1に沿って搬送する。このような構成によれば、供給側直線搬送区間S1は供給側コンベア11による容器Bの搬送区間とオーバーラップしているため、供給側コンベア11から供給側容器保持搬送機構12への容器Bの受け渡し時に当該容器Bが直線運動から円運動に突然動作が切り替わることはない。その結果、前記のオーバーラップ区間において容器Bの起立姿勢が安定し、その後の供給側円弧搬送区間S2にスムーズに移行することができる。したがって、供給側コンベア11から供給側容器保持搬送機構12への容器Bの受け渡し時に、容器Bの位置ずれ等の不都合は防止され、当該容器Bの受け渡しが適確になされる。
本実施形態において、送出側容器保持搬送機構41には、送出側円弧搬送区間S3および送出側直線搬送区間S4が設定されている。容器送出位置γにおいてラベル装着ユニット3から送出側容器保持搬送機構41にラベル装着済みの容器Bが受け渡されると、当該容器Bは、送出側円弧搬送区間S3において円弧状の軌道O3に沿って送出側直線搬送区間S4の始点位置まで搬送される。送出側直線搬送区間S4において、送出側容器保持搬送機構41(容器保持部412)は、容器Bを保持しながら送出側コンベア42による搬送方向と同じ方向に直線状の軌道O4に沿って搬送する。送出側直線搬送区間S4は、送出側コンベア42による容器Bの搬送区間とオーバーラップしており、このオーバーラップする区間(送出側直線搬送区間S4)において、容器Bが容器保持部412(送出側容器保持搬送機構41)から送出側コンベア42に受け渡される。このような構成によれば、送出側容器保持搬送機構41から送出側コンベア42への容器Bの受け渡し時に当該容器Bが円運動から直線運動に突然動作が切り替わることはなく、容器Bの受け渡しがスムーズに行われる。したがって、送出側容器保持搬送機構41から送出側コンベア42への容器Bの受け渡し時に、容器Bの位置ずれや転倒、容器B自体の回転等の不都合は防止され、当該容器Bの受け渡しが適確になされる。
本実施形態において、供給側コンベア11および送出側コンベア42は、互いに分離独立しており、供給側コンベア11における載置面111と、送出側コンベア42における載置面421とは、実質的に同じ高さ位置にある。容器供給ユニット1は、供給側容器保持搬送機構12により搬送される容器Bが載った状態で摺動する支持板14を有し、当該支持板14の上面141は供給側コンベア11における載置面111と実質的に同じ高さ位置にある。また、送出側容器保持搬送機構41により搬送される容器Bの垂直方向下方には、底板43が設けられており、当該底板43の上面431は送出側コンベア42の載置面421よりも低い位置にある。このような構成によれば、容器供給ユニット1により引き込まれた容器Bは、ラベル装着ユニット3を経て容器送出ユニット4の送出側コンベア42に受け渡されるまで、その容器Bの高さ位置を一定に維持したまま搬送することができる。ここで、容器送出ユニット4において容器Bを持ち上げることが不要であるので、装置構成が複雑になることは回避される。また、底板43の上面431は送出側コンベア42の載置面421よりも低い位置にあるため、容器Bの底部が底板43の上面431から離間した状態で容器Bを搬送することができる。このように底板43の上面431の高さを相対的に低い位置に設定することができるのは、供給側コンベア11および送出側コンベア42が互いに分離独立していることでこれらコンベアとの干渉を回避することが可能となることに起因する。
本実施形態において、供給側容器保持搬送機構12は、水平面内に沿う姿勢で掛け回された第1ベルト121および第2ベルト122を有し、これら第1ベルト121および第2ベルト122は、上下に所定の間隔を隔てて配されている。また、第1ベルト121には複数の第1クランプ部123が配列され、第2ベルト122には複数の第2クランプ部124が配列されており、第1クランプ部123の配列ピッチと第2クランプ部124の配列ピッチは、同一である。このような構成によれば、例えば図2、図3において仮想線で示すように、第1ベルト121および第2ベルト122を、その進行方向に相対的に変位させることにより、互いに対をなす第1クランプ部123および第2クランプ部124の間隔を一括して調整することができる。したがって、形状やサイズが種々異なる容器Bに対して段取り変更を容易に行うことができるとともに、段取り変更にともなう部品点数の削減を図ることができる。
以上、本発明の具体的な実施形態を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、発明の思想から逸脱しない範囲内で種々な変更が可能である。本発明に係るラベル装着装置の各部の具体的な構成は、種々に設計変更自在である。
上記実施形態において、供給側容器保持搬送機構12および送出側容器保持搬送機構41についてベルトを用いて構成する場合について説明したが、これに限定されない。供給側容器保持搬送機構12および送出側容器保持搬送機構41について、例えばローラーチェーンを用いて構成してもよい。また、供給側容器保持搬送機構12や送出側容器保持搬送機構41をベルトを用いて構成する場合、当該ベルトの種類も特に限定されるものではなく、例えばタイミングベルトやVベルト等の種々の構成を採用することができる。
上記実施形態において、送出側容器保持搬送機構41(容器保持部412)により搬送される容器Bの垂直方向下方に設けられた底板43について、その上面431の高さ位置を送出側コンベア42の載置面421よりも低い位置に設定していたが、これに代えて、底板43の上面431を送出側コンベア42の載置面421と実質的に同じ高さ位置に設定してもよい。容器Bの形状や搬送条件によってはラベル装着後の容器Bの胴部を保持することが許容される場合がある。この場合には、送出側容器保持搬送機構41を、先に説明した供給側容器保持搬送機構12のように構成し、底板43の上面431を送出側コンベア42の載置面421と実質的に同じ高さ位置に設定しておくと、送出側容器保持搬送機構41により搬送される容器Bは、胴部が保持され、かつ底板43に載った状態で摺動する。加えて、送出側容器保持搬送機構41のクランプ部の間隔を一括して調整可能に構成してもよい。
また、底板43については、その上面431の高さ位置が一定であるものに限定されず、上面431について高さ位置が異なる部分を含んでいてもよい。図7は、底板43についてのそのような変形例を示している。同図に示す底板43においては、上面431の高さ位置が異なる部分を有しており、上面431は、低位上面431a、高位上面431b、および傾斜面431cを含む。低位上面431aは、送出側コンベア42の載置面421よりも低い位置にある。高位上面431bは、載置面421と実質的に同じ高さ位置にある。傾斜面431cは、低位上面431aおよび高位上面431bの間をつないでいる。また、底板43の一部は、送出側コンベア42に近接して当該送出側コンベア42の上にオーバーハングする。なお、図7に示した構成に代えて、上面431が低位上面431aと傾斜面431cからなる構成を採用してもよい。
さらに、送出側容器保持搬送機構41(容器保持部412)について上記実施形態のように容器Bの首部を保持する構成とする場合、搬送される容器Bの下方の底板43は必ずしも必要ではなく、底板43を設けない構成としてもよい。
上記実施形態では、供給側容器保持搬送機構12(第1クランプ部123および第2クランプ部124)により容器Bの胴部を挟むように構成されていたが、これに代えて、容器Bの首部を保持するように構成してもよい。供給側容器保持搬送機構12により容器Bの首部を保持する構成を採用する場合、供給側円弧搬送区間S2において容器Bの底部を支持するための支持板14は必ずしも必要ではなく、支持板14を設けない構成としてもよい。
上記実施形態では、図1に示したように、供給側コンベア11による容器Bの搬送方向と送出側コンベア42による容器Bの搬送方向とが一致する場合について例示したが、これに限定されない。ラベル装着装置のレイアウトの関係により、供給側コンベア11による容器Bの搬送方向と送出側コンベア42による容器Bの搬送方向とが、オフセットし、あるいは異なるように構成してもよい。このことは、供給側コンベア11および前記送出側コンベア42が互いに分離独立していることにより実現可能である。
A1 ラベル装着装置
1 容器供給ユニット
11 供給側コンベア
111 載置面(第1載置面)
12 供給側容器保持搬送機構
121 第1ベルト
122 第2ベルト
123 第1クランプ部
124 第2クランプ部
13 スクリュー
14 支持板
141 上面(支持板の上面)
15 ガイド部材
2 ラベル供給ユニット
3 ラベル装着ユニット
31 ラベル装着ヘッド
32 支持円盤
4 容器送出ユニット
41 送出側容器保持搬送機構
411 無端ベルト
412 容器保持部
413 保持アーム
42 送出側コンベア
421 載置面(第2載置面)
43 底板
431 上面(底板の上面)
431a 低位上面
431b 高位上面
431c 傾斜面
B 容器
L 筒状ラベル
M ラベル形成基材
O1 軌道(供給側直線搬送区間における直線状の軌道)
O2 軌道(供給側円弧搬送区間における円弧状の軌道)
O3 軌道(送出側円弧搬送区間における円弧状の軌道)
O4 軌道(送出側直線搬送区間における直線状の軌道)
Ox 垂直軸線
S1 供給側直線搬送区間
S2 供給側円弧搬送区間
S3 送出側円弧搬送区間
S4 送出側直線搬送区間
t1 隙間
α ラベル供給位置
β 容器供給位置
γ 容器送出位置

Claims (4)

  1. 容器供給位置に容器を供給する容器供給ユニットと、
    前記容器供給位置において前記容器供給ユニットから受け取った前記容器を容器送出位置まで搬送する間に、筒状ラベルを前記容器に装着するロータリー型のラベル装着ユニットと、
    前記容器送出位置において前記ラベル装着ユニットから前記筒状ラベルが装着された前記容器を受け取って送出する容器送出ユニットと、を備えるラベル装着装置であって、
    前記容器供給ユニットは、前記容器を載置して直線状の軌道に沿って搬送する供給側コンベアと、前記供給側コンベア上に載置された前記容器を保持し、前記容器供給位置まで搬送する供給側容器保持搬送機構と、を有し、
    前記供給側容器保持搬送機構には、前記供給側コンベア上の前記容器を保持しながら前記供給側コンベアによる搬送方向と同じ方向に直線状の軌道に沿って搬送する供給側直線搬送区間と当該供給側直線搬送区間の終点位置から前記容器供給位置までを円弧状の軌道に沿って搬送する供給側円弧搬送区間とが設定されていることを特徴とする、ラベル装着装置。
  2. 前記容器送出ユニットは、前記容器送出位置において前記ラベル装着ユニットから受け取った前記容器を保持し、前記送出側コンベアまで搬送する送出側容器保持搬送機構と、前記送出側容器保持搬送機構により搬送された前記容器を載置し、直線状の軌道に沿って搬送する送出側コンベアと、を有し、
    前記送出側容器保持搬送機構には、前記容器を保持しながら前記送出側コンベアによる搬送方向と同じ方向に直線状の軌道に沿って搬送する送出側直線搬送区間と前記容器送出位置から前記送出側直線搬送区間の始点位置までを円弧状の軌道に沿って搬送する送出側円弧搬送区間とが設定されている、請求項1に記載のラベル装着装置。
  3. 前記供給側コンベアおよび前記送出側コンベアは、互いに分離独立しており、
    前記供給側コンベアにおいて前記容器を載置するための第1載置面と、前記送出側コンベアにおいて前記容器を載置するための第2載置面とは、実質的に同じ高さ位置にある、請求項2に記載のラベル装着装置。
  4. 前記供給側容器保持搬送機構は、各々が水平面内方向において環状をなし、かつ上下に間隔を隔てた第1ベルトおよび第2ベルトと、
    前記第1ベルトおよび第2ベルトそれぞれに同一ピッチで配列されており、前記容器の胴部を挟むための複数の第1クランプ部および複数の第2クランプ部と、を有し、
    互いに対をなす前記第1クランプ部および前記第2クランプ部の間隔が一括して調整可能に構成されている、請求項1ないし3のいずれかに記載のラベル装着装置。
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