JP5267309B2 - キャッピング装置 - Google Patents

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本発明は、キャッピングヘッドが保持したキャップを容器に装着するキャッピング装置に係り、特に、シュートから送られたキャップを受け取ってキャッピングヘッドに供給するキャップ供給装置の構成に特徴を有するキャッピング装置に関するものである。
回転ホイールで容器を保持して間欠的に回転搬送し、停止時に、キャップを保持したキャッピングヘッドを下降させてキャッピングを行うキャッピング装置が従来から広く知られている。このようなキャッピング装置のキャッピングヘッドにキャップを供給する構成として、主に二つのタイプが用いられている。第1のタイプはキャッピングヘッドを移動させるタイプであり、キャッピングヘッドが、下方でキャップを供給するキャップ供給手段からキャップを受け取った後、容器の上方まで移動してキャップ供給手段との干渉をさけるようにして、容器にキャップを装着するようにしている。このタイプのキャッピング装置では、キャッピングヘッドがキャップを受け取った位置では容器へのキャッピングを行うことができないので、キャッピングヘッドを移動させるための移動機構が必要であり、装置が大型化し、コスト高であるという問題がある。
第2のタイプは、キャッピングを行う位置の上方にキャッピングヘッドが配置されており、キャップ供給手段がキャップシュートから送り出されたキャップを受け取って、キャッピングヘッドの下方へ移動し、キャッピングヘッドに受け渡した後、キャッピングヘッドの下方から移動して、キャッピングを行う際にキャッピングヘッドに干渉しないようにするものである(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載されたキャップ供給装置は、キャップを順次送り出すキャップシュートと、キャップを保持して下方の容器に向かって下降してキャッピングを行うキャッピングヘッドとの間に設けられている。このキャップ供給装置は、中央の軸を中心に所定角度往復回動する移動部材の外周部にキャップを収容するポケットが形成されており、キャップシュートの取り出し位置で取り出したキャップをキャッピングヘッドの下方の受け渡し位置まで移動させ、キャッピングヘッドにキャップを受け渡した後、再び、キャップシュートのキャップ取り出し位置に移動するようになっている。
特許第3896816号公報
前記特許文献1に記載された発明のように、容器を間欠的に搬送しつつ停止中にキャッピングを行うキャッピング装置において、キャップ供給装置を移動させる構成にした場合には、構造が簡単で低コストであるが、キャップを1個ずつ供給する構成であり、複数のキャップを同時に供給して、複数のキャッピングヘッドで同時にキャッピングを行う構成のキャッピング装置は存在していない。
本発明は、複数のキャップを複数のキャッピングヘッドに同時に供給し、複数の容器に同時にキャッピングを行うことを可能にするもので、複数の容器保持手段によって容器を保持して間欠回転する容器ホイールと、キャップを収容するポケットを少なくとも2個有するキャップホイールと、このキャップホイールを間欠回転させるキャップホイール駆動手段と、キャップホイールからキャップを受け取って容器に装着する少なくとも2個のキャッピングヘッドと、これらキャッピングヘッドを昇降させる昇降手段とを備え、キャップホイールに、キャッピングヘッドが昇降する際に干渉しない逃げ部を形成するとともに、キャップホイールが保持するキャップと容器ホイールが保持する容器とが同一軸線上に位置するように、キャップホイールと容器ホイールの一部をオーバーラップさせて配置し、複数のキャッピングヘッドがキャップホイールからそれぞれキャップを受け取った後、キャッピングヘッドが干渉しない位置にキャップホイールを回転させて、複数のキャップを同時に容器に装着することを特徴とするものである。
また、請求項2の発明は、前記請求項1に記載した発明において、キャップを一列で供給するシュートを設け、前記キャップホイールの複数のポケット間に、前記シュートの先端に位置しているキャップに当接するストッパを形成したことを特徴とするものである。
さらに、請求項3の発明は、前記請求項1または請求項2に記載した発明において、前記キャップホイールに、各ポケット内に収容されたキャップが抜け出すことを防止するグリッパ片を設けたことを特徴とするものである。
本発明のキャッピング装置は、容器を間欠的に搬送する容器ホイールと、少なくとも2個のキャップを受け取って、少なくとも2個のキャッピングヘッドに引き渡すキャップホイールとを、容器ホイールに保持された容器とキャップホイールに保持されたキャップとが同一軸線上に位置するように、一部オーバーラップするように配置し、さらに、キャップホイールにはキャッピングヘッドが干渉せずに下降できるような逃げ部を形成し、キャッピングヘッドは同位置で昇降することにより、キャップの保持、および容器へのキャッピングを行うようにしたので、容器を間欠的に回転搬送するとともに、キャップホイールを移動させてキャップを供給するタイプのキャッピング装置において、複数のキャップを同時にキャッピングヘッドに供給し、同時に容器に装着することを可能にするという効果がある。
図1はロータリー式の充填・キャッピング装置の全体の構成を簡略化して示す平面図である。(実施例1) 図2は前記充填・キャッピング装置のキャッピング装置にキャップを供給するキャップ供給装置を拡大して示す平面図である。 図3は前記キャップ供給装置の要部の縦断面図である。 図4は前記キャップ供給装置の縦断面図である。 図5は図4のV方向矢視図である。
複数の容器保持手段を有し、これら各容器保持手段にそれぞれ容器を保持させて、間欠的に回転搬送する容器ホイールと、キャップを収容するポケットが少なくとも2個形成され、これら各ポケット内にそれぞれキャップを収容して、キャップホイール駆動手段によって間欠的に回転されるキャップホイールと、昇降手段によって昇降されることにより、キャップホイールからキャップを受け取って、容器に装着する少なくとも2個のキャッピングヘッドを備えており、キャップホイールには、キャップを収容するポケットが形成されている部分の他に、キャッピングヘッドが干渉しないで昇降できるように上下に貫通している逃げ部を形成し、かつ、容器ホイールに保持されている容器の軸線とキャップホイールに保持されているキャップの軸線とが一致するように、容器ホイールとキャップホイールを一部オーバーラップさせて配置し、キャッピングヘッドが、キャップホイールのポケット内に収容された複数のキャップを受け取った後、間欠的に回転するキャップホイールを回転させ、キャッピングヘッドの下方に逃げ部が位置している間に、複数のキャッピングヘッドを下降させて複数の容器に同時に装着するようにしたので、キャップを供給する手段側を可動式にした間欠回転式のキャッピング装置において、複数のキャッピングヘッドに複数のキャップを同時に供給することを可能にするという目的を達成する。
以下、図面に示す実施例により本発明を説明する。この実施例に係るキャッピング装置は、ロータリー式の充填・キャッピング装置に設けられているもので、ベース2上に直立して設置された中心軸(図示せず)に支持されて水平面内で回転する容器ホイール(スターホイール)4と、このスターホイール4を間欠的に回転させる駆動手段(図示せず)と、スターホイール4に容器6を供給する供給コンベヤ8と、スターホイール4から処理済みの容器6を排出する排出コンベヤ10と、スターホイール4に保持されて搬送される容器6の搬送経路の外周側に配置されて、回転搬送される容器6の外面側を支持するガイド(円弧状の外周ガイド部材)12とを備えている。さらに、このロータリー式充填・キャッピング装置は、スターホイール4によって間欠的に回転搬送される容器6に液体の充填を行うフィラ14、およびフィラ14において液体が充填された容器6の口部にキャップ18を装着するキャッピング装置16が設けられている。この実施例では、フィラ14は、4本の充填ノズル14A、14B、14C、14Dを備え、キャッピング装置16は2本のキャッピングヘッド16A、16Bを備えている。
前記スターホイール4は、外周部に円周方向等間隔で複数の容器受け入れ用の凹部4aが形成されている。各凹部4aは半円弧状に切り欠かれた形状をしており、これら凹部4aの前後に形成された半径方向外方へ突出している爪4b、4cによってそれぞれ区画されている。これらの爪4b、4cは、半径方向外方に大きく突出している長い爪4bと、小さく突出している短い爪4cとが交互に配置されている。長い爪4bは、凹部4a内に収容されている容器6の外周を囲む円(前記外周ガイド部材12の内面側)よりもやや短く、短い爪4cは、凹部4a内に収容されている容器6の中心を結ぶ円周の付近まで延びている。従って、短い爪4cは、凹部4a内に収容されている容器6は確実に支持することができるが、完全に凹部4a内に入りきっていない容器6には、係合できない場合がある。また、長い爪4bは、容器6がある程度凹部4a内に入り込んでいれば、凹部4aの奥まで完全に入りきっていない場合でも、後方から容器6に係合して搬送することができるようになっている。なお、スターホイール4に形成された凹部4aの数は図示のものに限定されるものではなく、適宜設定することができるが、この発明では容器6を2個ずつ搬送して処理を行うので複数である。この容器ホイール(スターホイール4)に形成されている凹部4aが、請求項1に記載した容器保持手段を構成している。
前記形状のスターホイール4を回転駆動する駆動手段は、スターホイール4を間欠的に回転および停止をさせるようになっており、1回の駆動により2ピッチ(凹部4aの数2個分)ずつ回転させる。このスターホイール4には、容器6を供給する供給コンベヤ8と、前記フィラ14による充填およびキャッピング装置16によるキャッピング等の処理が終わった容器6を排出する排出コンベヤ10が設置されている。これら両コンベヤ8、10は、スターホイール4の回転中心の方向を向けて平行に配置されており、容器6を載せる搬送面8a、10aがスターホイール4よりも下方に位置している。従って、底面を供給コンベヤ8の搬送面8a上に載せて供給されてきた容器6は、上方の胴部をスターホイール4の凹部4aに保持されて回転搬送される。スターホイール4の凹部4aに保持されて搬送される容器6は、これら凹部4aの下方に、前記供給コンベヤ8および排出コンベヤ10の搬送面8a、10aとほぼ同じ高さに配置されている環状の底面支持プレート11(後に説明する図4参照)上に載って回転移動する。
供給コンベヤ8は、容器6を一列で連続的に搬送し、スターホイール4の各凹部4aに1個ずつ供給する。また、排出コンベヤ10は、スターホイール4によって保持されて回転搬送される間に、後に説明する処理が行われた容器6を各凹部4aから取り出して1列で搬送する。この排出コンベヤ10の搬送面10aは、前記供給コンベヤ8の搬送面8aと同じ高さに位置している。これら供給コンベヤ8と排出コンベヤ10は、この実施例では常時駆動されている。なお、この実施例では、供給コンベヤ8と排出コンベヤ10が、凹部4aの1ピッチ分の間隔で隣接して配置されているが、必ずしも隣接して配置する必要はない。但し、供給コンベヤ8と排出コンベヤ10は、奇数ピッチの間隔で配置することが必要である。
スターホイール4に形成されている凹部4aは、容器6を保持する半円弧状の凹部の回転方向前方側に長い爪4bが位置するとともに、後方側に短い爪4cが位置する凹部(以下、この凹部を第1凹部4aaと呼ぶ)と、回転方向前方側に短い爪4cが位置するとともに、後方側に長い爪4bが位置する凹部(以下、この凹部を第2凹部4abと呼ぶ)とが交互に配置されている。このスターホイール4は前述のように、2ピッチずつ回転し、停止するようになっており、スターホイール4が停止した状態から回転する際に、供給コンベヤ8から容器6を供給される箇所に第1凹部4aaが位置し、排出コンベヤ10に容器6を排出する箇所に第2凹部4abが位置するようになっている。
スターホイール4の外周側には、凹部4a(4aa、4ab)内に収容されて回転搬送される容器6の、搬送方向の外周側を支持するガイド(円弧状の外周ガイド部材)12が設けられている。この外周ガイド部材12は、スターホイール4が供給コンベヤ8から容器6を受け取る位置Aの下流側から、排出コンベヤ10に容器6を引き渡す位置Bの上流側までの間に亘って配置されている。外周ガイド部材12は、全体としては、スターホイール4のポケット4a内に収容されている容器6の外周側を囲む円弧上に位置しており、その上流端(入口部分)12aが、やや外方に開いた形状をしている。つまり、外側ガイド部材12の上流端12aは、スターホイール4の回転中心からの距離が、最も遠くなっており、徐々に中心側に接近してスターホイール4との間隔が絞られ、最終的には、その他の部分と同じ円弧に連続する。
供給コンベヤ8および排出コンベヤ10は、それぞれ容器6の直径(角形の容器の場合にはその幅)よりもやや広い間隔で配置された両側ガイド部材8b、8c、10b、10cを備えている。供給コンベヤ8の両側ガイド部材8b、8cのうち、スターホイール4の搬送方向後方側(図1の下方)に位置しているガイド部材8cは、スターホイール4の下方を内部側へ延びている。一方、スターホイール4の搬送方向前方側(図1の上方)に位置しているガイド部材8bは、供給コンベヤ8上の容器6を取り出す際に容器6に干渉しないように、他方8cよりも短くなっている。このスターホイール4の搬送方向前方側に位置するガイド部材8bの先端8baは、前記外周ガイド部材12の上流端12aとほぼ同じ位置で対向している。また、排出コンベヤ10の両側ガイド部材10b、10cのうち、スターホイール4の搬送方向後方側のガイド部材10cは、先端10caが前記外側ガイド部材12の下流端12bとほぼ同じ位置で対向している。一方、スターホイール4の搬送方向前方側に位置するガイド部材10bは、スターホイール4によって回転搬送されてきた容器4を受け止めてスムーズに排出コンベヤ10に引き渡すために、スターホイール4側の先端部10baが排出コンベヤ10の搬送面10a上に向けて湾曲している(以下この部分を湾曲部10baと呼ぶ)。
スターホイール4による容器6の搬送経路上に、容器6内に液体を充填するフィラ14と、充填後の容器6の口部にキャップ18を装着するキャッピング装置16が配置されている。この実施例では、フィラ14が4本の充填ノズル14A、14B、14C、14Dを備えており、間欠的に搬送される容器6に追従して回転移動しつつ充填を行う。4本の充填ノズル14A、14B、14C、14Dのうち先頭(スターホイール4の回転方向前方側)の充填ノズル14Aは、スターホイール4の第1ポケット4aaに対応し、第2番目の充填ノズル14Bは第2ポケット4abに対応している。さらに、第3番目の充填ノズル14Cは第1ポケット4aaに、第4番目の充填ノズル14Dは第2ポケット4abに対応している。また、キャッピング装置16は固定位置に配置されており、2個のキャッピングヘッド16A、16Bのうち、スターホイール4の回転方向前方側のキャッピングヘッド16Aは、スターホイール4が停止したときの第1ポケット4aaの上方位置に、また、スターホイール4の回転方向後方側のキャッピングヘッド16Bは第2ポケット4abの位置に対応している。
次に、キャッピング装置16の構成について、前記図1およびキャッピング装置16を示す図2ないし図5により説明する。前記キャッピング装置16は、容器6を間欠的に回転搬送する容器ホイール(スターホイール4)と、このスターホイール4によって搬送されてきた容器6にキャッピングを行う2本のキャッピングヘッド16A、16Bと、これらキャッピングヘッド16A、16Bにキャップ18を供給するキャップ供給装置20を備えている。キャップ供給装置20は、上方の図示しないキャップソータによって上下の位置を整列されたキャップ18を一列で供給するキャップシュート22と、このキャップシュート22から送り出されたキャップ18を受け取ってキャッピングヘッド16A、16Bに供給するキャップホイール24と、このキャップホイール24を、後に説明するタイミングで間欠的に回転させるキャップホイール駆動手段(キャップホイール回転用サーボモータ26)を備えている。
シュート22から送り出されたキャップ18を保持して回転搬送し、前記キャッピングヘッド16A、16Bに供給するキャップホイール24は、容器6を2本ずつ間欠的に回転搬送する前記スターホイール4に隣接して配置されている。この実施例では、キャッピングヘッド16A、16Bが定位置で昇降して、キャップ18を保持した後、容器6に装着するようになっており、キャップホイール24が回転搬送してキャッピングヘッド16A、16Bに供給する2個のキャップ18と、停止中にキャップ18が装着される2本の容器6のそれぞれの軸線が、2個のキャッピングヘッド16A、16Bの軸線O1、O2に一致するように、キャップホイール24とスターホイール4の一部が上下にオーバーラップして配置されている。
キャッピングヘッド16A、16Bは、前述のように一部がオーバーラップして配置されているスターホイール4とキャップホイール24の両者に干渉しない位置に直立して設置された支柱28に取り付けられている(図4および図5参照)。この支柱28の上部に、直立した保持筒体30が固定され、その内部にボールねじ32が回転自在に支持されている。このボールねじ32にナット34が螺合しており、ボールねじ32の往復回転によってナット34が昇降する。また、ナット34は、保持筒体30の鉛直方向の溝を通して外部側にキャッピングヘッド16A、16Bの取付ブロック36が固定されており、この溝がボールねじ32の回転に伴うナット34の昇降を案内するとともに回転を規制している。ボールねじ32は、保持筒体30の上端に固定したキャッピングヘッド昇降用サーボモータ38によって回転される。この昇降用サーボモータ38が、請求項1に記載したキャッピングヘッドの昇降手段を構成している。なお、図1および図2では、キャッピングヘッド16A、16Bを支持する支柱28およびキャッピングヘッド16A、16Bの昇降手段38の図示は省略してある。
キャッピングヘッド取付ブロック36に、2本のキャッピングヘッド16A、16Bが鉛直方向を向けて取り付けられている。これら各キャッピングヘッド16A、16Bのスピンドル16Aa、16Baは、それぞれ、取付ブロック36の上端に固定された回転用サーボモータ40、42に連結されて回転される。各キャッピングヘッド16A、16Bの下端には、キャップ18を保持するチャック16Ab、16Bbが設けられており、このチャック16Ab、16Bbに保持したキャップ18を、前記回転用サーボモータ40、42によって回転させるとともに、昇降用サーボモータ38によって下降させることにより、容器6に装着する。
前記キャッピングヘッド16A、16Bを昇降可能に支持している支柱28に、水平な取付プレート44が固定されており、この取付プレート44にキャップホイール(全体として符号24で示す)が回転可能に支持されている。取付プレート44には上下に貫通する孔44aが形成され(図4の要部を拡大して示す図3参照)、この貫通孔44aの下面側に円筒部材46が固定されており、その内面に装着したボールベアリング48、50によって、キャップホイール24の中心の回転軸52が回転自在に支持されている。この回転軸52は上端に連結された前記サーボモータ(キャップホイール回転用サーボモータ26)によって回転駆動されるようになっており、後に説明するタイミングで間欠的に回転する。
キャップホイール24の回転軸52の下端に、上下2枚のプレート54A、54Bからなる底部支持プレート54が水平に固定されている。この底部支持プレート54の先端部(キャップホイール24の半径方向外方側の端部)寄りの上面に、図2に示すように、2個のキャップ18をそれぞれ保持する2箇所のポケット(第1ポケット56a、第2ポケット56b)が形成されたキャップ保持プレート56が固定されている。このキャップ保持プレート56は、2箇所のポケット56a、56b内にそれぞれ保持されたキャップ18の中心が移動する円(ピッチ円C1)が、前記スターホイール4の凹部4a、4bに保持された容器6の中心が移動する円(ピッチ円C2)と一部がオーバーラップしており、その交差する位置に、前記2本のキャッピングヘッド16A、16Bの軸心O1、O2が位置している。従って、これら2本のキャッピングヘッド16A、16Bの軸心O1、O2の下方に、容器ホイール4によって間欠的に搬送されて停止する2本の容器6の軸線が、そして上方に、キャップホイール24によって間欠的に搬送されて停止する2個のキャップ18の軸線が上下に一致して停止するようになっている。
キャップ保持プレート56は、全体としてほぼ台形状をしており、その台形の底面側をキャップホイール24の半径方向外方側へ向けている。このキャップ保持プレート56には、キャップホイール24の半径方向外方側に2箇所のポケット56a、56bが形成されており、これら各ポケット56a、56b内にそれぞれキャップ18を保持して回転搬送する。これら2箇所のポケット56a、56bの間の部分56cは、各ポケット56a、56bに収容されているキャップ18の外周側が移動する経路とほぼ一致している。この2箇所のポケット56a、56bの間の部分56cが、後に説明するように、シュート22の先端に位置しているキャップ18が落下することを防止するストッパとしての機能を果たす。
このキャップ保持プレート56が固定されている底部支持プレート54は、その外周部が、キャップ保持プレート56の外周部よりも半径方向外方側に延びており、キャップ保持プレート56の各ポケット56a、56b内に保持されているキャップ18の底面を支持するようになっている。なお、この実施例では、キャップホイール24に保持されて回転搬送されるキャップ18は、底部側に撹拌用の棒18aが取り付けられているので、底面支持プレート54の外周部には、この棒18aを受け入れるための切り欠き54a、54bが形成されている。この実施例では、底部支持プレート54およびキャップ保持プレート56が、2個のキャップ18を保持して搬送するようになっており、2箇所のポケット56a、56bと、2箇所の切り欠き54a、54bを設けることができる円周方向の幅を有している。そして、それ以外の部分は、前記キャッピングヘッド16A、16Bが昇降する際に干渉することがないように何も無い状態になっている。この部分が、請求項1に記載したキャップホイールを上下に貫通する逃げ部を構成している(この逃げ部を図2中に符号24Xで示す)。
前記キャップ保持プレート56に設けられた2箇所のポケット56a、56bの、円周方向の中央の位置と、キャップホイール24の中心に配置された回転軸52とを結ぶ半径方向の線上の、底部支持プレート54上に、垂直な支点ピン58が固定されている(図2および図3参照)。この支点ピン58に、上下2枚の回動レバー(第1回動レバー60、第2回動レバー62)が、それぞれボールベアリングを介して回転可能に支持されている。これら両回動レバー60、62は、図2に示すように交差して配置されており、その支点ピン58に支持された位置よりも中心の回転軸52寄りに、スプリング64が取り付けられて、両回動レバー60、62の内部側(キャップホイール24の半径方向内方側)の端部を互いに引きつけている。従って、これら回動レバー60、62の外方側の端部が互いに接近する方向に付勢されている。これら回動レバー60、62の閉鎖方向(接近する方向)の位置は、それぞれ位置決めストッパ61、63によって規制される。両回動レバー60、62の内部側の端部には、それぞれカムフォロア66、68が取り付けられており、前記円筒部材46の外周に固定した2枚のカム70、72の外周カム面に、前記スプリング64の付勢力によってそれぞれ弾接している。キャップホイール24が回転すると、これらカム70、72の形状に応じて、各カムフォロア66、68が半径方向に移動し、その移動に伴って、両回動レバー60、62の先端部60a、62bがキャップホイール24の円周方向に揺動する。
両回動レバー60、62は、それぞれ逆方向のく字状に折り曲げられており、さらに、それぞれの両先端部60a、62aは、互いに向かい合う方向にほぼ直角に折り曲げられている。これら両先端部60a、62aが、前記キャップ保持プレート56の2箇所のポケット56a、56bの回転方向前方側と回転方向後方側に位置している(正確には、第1ポケット56aの回転方向前方側に第2回動レバーの先端部62aが、第2ポケット56bの回転方向後方側に第1回動レバー60の先端部60aが位置している)。カム70、72の形状に応じて両回動レバー60、62は、ポケット56a、56bの外周側の位置と、このポケット56a、56bから円周方向の前方側または後方側に外れた位置に揺動する。この実施例では、各回動レバー60、62の先端部60a、62aがポケット56a、56bの外周側に揺動した時には、ポケット56a、56b内に収容されたキャップ18がポケット56a、56bから抜け出すことを阻止し、逆方向に揺動した時には、ポケット56a、56b内へのキャップ18の出入りを許容するようになっている。なお、両回動レバー60、62の先端部60a、62aが請求項3のグリッパ片を構成している。
キャップシュート22は、キャップホイール24の中心に向けて半径方向に配置されており、上流部22Aが下方へ向けて傾斜し、出口側の下流部22Bがほぼ水平になっている(図3参照)。このキャップシュート22は、キャップ18の底面を支持する底部22aと両側面22bおよび天面22cからなっている。この実施例では、キャップ18が攪拌用の棒18aを有しているので、この棒18aが通過できるように、底部22aには長溝が形成されている。
キャップシュート22の出口側端部の上方に、キャップ天面ガイド74が設けられている。このキャップ天面ガイド74は、キャップシュート22の出口側に取り付けられ、キャップ保持プレート56のポケット64a、64bに保持されたキャップ18の搬送経路に沿って、その上方を覆うように配置されている。このキャップ天面ガイド74は、キャップシュート22の天面22cに取り付けられており、キャップホイール24のポケット56a、56bに保持されているキャップ18がポケット56a、56bから上方へ抜け出すことを防止するもので、その下方側を前記両回動レバー60、62およびキャップ支持プレート56が通過できるようになっている。
キャップ18を送り出すシュート22の側部(図2の下側側部)には、シュート22の出口まで送られてきたキャップ18に斜め後方からエアを吹き付けて、前記キャップ保持プレート56の各ポケット56a、56b内に押し込むためのエア噴射手段76が設けられている。このエア噴射手段76は、ノズル76aの先端の噴射口をシュート22の出口に位置しているキャップ18の斜め後方側に向けている。このエア噴射手段76は、キャッピング装置16の運転中は常時エアを噴射している。また、シュート22を挟んでエア噴射手段76の逆側(図2の上側)には、シュート22の出口まで送られてきたキャップ18に係合して停止させるストッパ78が設けられている。この実施例のストッパ78は、エアシリンダ80のピストンロッドに取り付けられており、キャップホイール24がキャップ18を保持して回転し、キャップ保持プレート56がシュート22の前面側から外れている間は、このキャップストッパ78を前進させてシュート22の出口に位置しているキャップ18が抜け出すことを阻止する。
キャッピングヘッド16A、16Bの下方には、キャッピングを行う際に、スターホイール4の凹部aに保持されている容器6を把持するためのグリッパ82が設けられている(図4参照)。このキャッピング装置側のグリッパ82は、前記キャッピングヘッド16A、16Bが取り付けられている支柱28にプレート86を介して固定された水平なエアシリンダ84によって、スターホイール4の凹部4a側に進退動できるようになっており、スターホイール4が回転して容器6を搬送しているときには容器6に干渉しないようにグリッパ82が後退され、キャッピングを行うために容器6が停止したときには、エアシリンダ84の作動によって前進して容器6をグリップする。
以上の構成に係るキャッピング装置を備えたロータリー式充填・キャッピング装置の作動について説明する。この装置で液体が充填される容器6は、供給コンベヤ8によって一列の状態で、図1の矢印方向に連続的に搬送されて容器ホイール(スターホイール)4の凹部4a内に収容される。スターホイール4が停止したときには、搬送方向の前方側に長い爪4bが、そして後方側に短い爪4cが設けられている第1凹部4aaが、前記供給コンベヤ8に対応する位置にあり、供給コンベヤ8の先頭の容器6がこの第1凹部4aa内に収容されるとともに、後続の容器6が順次前方の容器6に接触した状態で停止する。
停止しているスターホイール4の第1凹部4aaに容器6が収容された後、駆動手段(図示せず)によってスターホイール4が回転される。第1凹部4aaが供給コンベヤ8上から移動するのに伴って、第1凹部4aaの搬送方向後方側に位置している短い爪4cが容器6に係合して搬送する。第1凹部4aa内に収容された容器6は、スターホイール4の停止中に供給されるので、第1凹部4aaの最も内部まで入り込んでおり、短い爪4cでも容器6に確実に係合して搬送することができる。
スターホイール4の回転に伴って、第1凹部4aaが供給コンベヤ8の位置から外れるとともに、第2凹部4abが供給コンベヤ8の搬送面8aと重なり合う位置まで移動してくる。この時点で供給コンベヤ8によって搬送されてくる容器6は、第2凹部4abの内部まで充分に入り込むことができない。この状態のように凹部4a内に充分に容器6が入り込んでいないと、凹部4aの後方側の爪が短い場合(短い爪4cの場合)には、爪4cが容器6に係合せず、容器6をスターホイール4の外方側へ押し出してしまうおそれがあるが、この実施例では、容器6が凹部4a内に完全に奥まで入りきらないおそれがある第2凹部4abは、後方側に長い爪4bが設けられているので、確実に容器6に係合して回転搬送することができる。しかも、容器6が第2凹部4abの内部に完全に収容されず、外方側に飛び出している場合でも、外側ガイド部材12の上流端12aが、スターホイール4の外方側へ離れているので、容器6が外側ガイド部材12の内側に入ることができる。一旦外側ガイド部材12の内側に入った容器6は、この外側ガイド部材12に案内されて次第にスターホイール4の半径方向内方側へ誘導されて、第2凹部4ab内に完全に収容される。
スターホイール4は2ピッチ(凹部2個分)回転した後再び停止する。このときも、第1凹部4aaが供給コンベヤ8の搬送面8aの上方に位置し、第2凹部4abは排出コンベヤ10の搬送面10aの上方に位置している。その後、スターホイール4が回転して、前述の動作と同様に第1凹部4aaと第2凹部4abにそれぞれ容器6を収容して回転搬送する。このようにスターホイール4が2ピッチずつの回転と停止を繰り返して容器6を搬送する。
スターホイール4の間欠的な回転によって容器6が回転搬送され、フィラ14が設けられている位置に到達すると、充填ノズル14A、14B、14C、14Dによってこれらの容器6内に液体が充填される。充填ノズル14A、14B、14C、14Dと凹部4aとは対応関係にあり、第1番目の充填ノズル14Aと第3番目の充填ノズル14Cが第1凹部4aaに、第2番目の充填ノズル14Bと第4番目の充填ノズル14Dが第2凹部4abに対応する。凹部4a内に保持された容器6が充填ノズル14A、14B、14C、14Dの下方に停止すると充填を開始し、その後、スターホイール4が回転すると、容器6の移動に追従して充填ノズル14A、14B、14C、14Dも回転移動しつつ充填を行う。
充填が終了した容器6は、さらに間欠的に搬送され、キャッピング装置16が設けられている位置に到達して、停止している間にキャッピングが行われる。キャッピング装置16の二つのキャッピングヘッド16A、16Bは位置が固定されており、容器6の搬送方向前方側のキャッピングヘッド16Aの下方に第1凹部4aaに保持された容器6が停止し、容器6の搬送方向後方側のキャッピングヘッド16Bの下方に第2凹部4abに保持された容器6が停止してキャッピングが行われる。このように容器を2本ずつ間欠的に搬送してキャッピング、あるいは充填を行うので、充分な停止時間を確保することが可能である。
キャッピングヘッド16A、16Bによって容器6に装着されるキャップ18は、シュート22から送り出され、キャップホイール24の2箇所のポケット56a、56bに収容され、キャップホイール24が回転することによって、キャッピングヘッド16A、16Bの位置まで搬送されて、このキャッピングヘッド16A、16Bに保持される。キャップホイール24は間欠的に回転するようになっており、キャップ保持プレート56に形成されている2個のポケット56a、56bのうち、まず、回転方向前方側の第1ポケット56aをシュート22の出口側に位置させた状態で停止する(図2に示す状態)。キャップホイール24がシュート22の前方まで移動してくる間は、エアシリンダ80の作動によってストッパ78がシュート22内に突出して、シュート22の先端のキャップ18を停止させており、第1ポケット56aがシュート22の前方に停止すると、ストッパ78が後退されるとともに、常時エアを噴射しているエア噴射手段76のノズル76aからエアが吹き付けられ、先頭のキャップ18は、エアによって斜め後方から押されて、第1ポケット56a内に嵌入する。
回転方向前方側の第1ポケット56aにキャップ18が収容されると、このキャップホイール24がキャップホイール回転用サーボモータ26によって回転される。キャップホイール24が回転を開始すると、この第1ポケット56a側の第2回動レバー62が、カム72の形状に応じてストッパ63に当接するまで回動し、先端部(グリッパ片)62aがこの第1ポケット56aの外周側に移動して、第1ポケット56a内に嵌合しているキャップ18の抜けだしを阻止する。キャップホイール24はさらに回転を続けて、搬送方向後方側の第2ポケット56bをシュート22の出口側に位置させた状態で停止する。シュート22の前方側に、前記回転方向前方側の第1ポケット56aから他方の第2ポケット56bが位置するまで回転させる間、キャップシュート22の先端に位置しているキャップ18は、キャップ保持プレート56の外周側の面(ストッパ56c)によって押さえられているので、ストッパ78を作動させてキャップ18を押さえておく必要はなくストッパ78の作動回数を減らすことができる。その後、回転方向後方側の第2ポケット56b内にも同様にしてキャップ18が嵌入して保持される。
シュート22によって送られてきたキャップ18が、2箇所のポケット56a、56bに収容されると、再びキャップホイール24が回転する。この回転が開始すると、カム70によって第2ポケット56b側の回動レバー60がストッパ61に当接するまで回動して、その先端部60aをポケット56bの外方側に位置させる。このように回動レバー60が回動することによりポケット56b内に収容されたキャップ18が、キャップホイール24の回転搬送中に抜け出すことを防止する。また、前記第1ポケット56aおよび第2ポケット56b内に収容されているキャップ18が、シュート22の前方から移動を開始した時点では、キャップ天面ガイド74によってキャップ18の上面が押さえられて、ポケット56a、56bから抜け出すことなく安定して搬送される。
キャップホイール24はそのまま回転を続けて、2箇所のポケット56a、56bがそれぞれ両キャッピングヘッド16A、16Bの真下に位置するまで移動して停止する。キャップホイール24の回転が停止すると、キャッピングヘッド昇降用サーボモータ38によって両キャッピングヘッド16A、16Bが下降し、前記キャップ保持プレート56のポケット56a、56bに保持されているキャップ18をそれぞれ保持する。その後、両キャッピングヘッド16A、16Bが上昇した後、キャップホイール24が回転する。キャップホイール24がキャッピングヘッド16A、16Bの下方から移動すると、再び、キャッピングヘッド16A、16Bが下降して、チャック16Ab、16Bbが保持しているキャップ18を、スターホイール4の凹部4aa、4abに保持されて下方に停止している容器6に装着する。なお、キャッピングが行われる容器6が停止すると、キャッピングヘッド16A、16Bの下方に配置されているグリッパ82が、エアシリンダ84によってスターホイール4側に前進されて、容器6をグリップしており、容器6を確実に保持してキャッピングを行うことができる。
キャップホイール24の各ポケット56a、56bに保持されているキャップ18と、スターホイール4の凹部4aa、4abに保持されている容器6は、その軸線O1、O2が一致するように、スターホイール4とキャップホイール24とがオーバーラップして配置されており、キャッピングヘッド16A、16Bがキャップ18を保持したその位置で下降すると、キャップ18をそのまま容器6に装着することができる。また、キャップホイール24は、前記底部支持プレート54、キャップ保持プレート56および両回動レバー60、62等が設けられている部分以外(逃げ部24X)は、何も無い状態になっており、キャッピングヘッド16A、16Bはキャップホイール24に干渉することなく、スターホイール4に保持されている容器6まで下降することができる。
キャッピングヘッド16A、16Bにキャップ18を引き渡した後回転したキャップホイール24は、キャップ保持プレート56の第1のポケット56aをシュート22の前方に位置させた状態で停止し、前記と同様に2箇所のポケット56a、56bが順次次のキャップ18の供給を受ける。一方、キャッピングが終了してキャッピングヘッド16A、16Bが上昇すると、下方のスターホイール4は、2ピッチ分回転して、次の2本の容器6をキャッピングヘッド16A、16Bの下方の位置に停止させる。
充填およびキャッピングが行われた容器6は、2本ずつ間欠的に搬送され、第1凹部4aaに保持されている容器6が排出コンベヤ10の位置に到達する。この容器6は、スターホイール4の回転中に、排出コンベヤ10のスターホイール4の搬送方向前方側に位置しているガイド部材10bの湾曲部10baに係合するとともに、排出コンベヤ10の走行によってスターホイール4の凹部4aaから取り出されて排出される。このように第1凹部4aaに収容されている容器6は、スターホイール4の回転中に排出コンベヤ10に取り出されるが、この第1凹部4aaは後方側の爪が短い爪4cなので、排出容器6に干渉することが無く、スムーズに容器6が排出される。続いて第2凹部4abの容器6が排出コンベヤ10の位置に到達すると、スターホイール4が停止する。第2凹部4abは後方側の爪が長い爪4bなので、スターホイール4が回転していると、前記ガイド部材10bと長い爪4bとに干渉してしまうが、スターホイール4が停止しているので、スムーズに排出することができる。
4 容器ホイール(スターホイール)
4a 容器保持手段(凹部)
6 容器
16A キャッピングヘッド
16B キャッピングヘッド
18 キャップ
22 シュート
24 キャップホイール
24X キャップホイールの逃げ部
26 キャップホイール駆動手段(サーボモータ)
32 キャッピングヘッド昇降手段(ボールねじ)
34 キャッピングヘッド昇降手段(ナット)
38 キャッピングヘッド昇降手段(サーボモータ)
56a ポケット
56b ポケット
56c ポケット間のストッパ
60a グリッパ片(回動レバーの先端部)
62a グリッパ片(回動レバーの先端部)

Claims (3)

  1. 複数の容器保持手段によって容器を保持して間欠回転する容器ホイールと、キャップを収容するポケットを少なくとも2個有するキャップホイールと、このキャップホイールを間欠回転させるキャップホイール駆動手段と、キャップホイールからキャップを受け取って容器に装着する少なくとも2個のキャッピングヘッドと、これらキャッピングヘッドを昇降させる昇降手段とを備え、
    キャップホイールに、キャッピングヘッドが昇降する際に干渉しない逃げ部を形成するとともに、キャップホイールが保持するキャップと容器ホイールが保持する容器とが同一軸線上に位置するように、キャップホイールと容器ホイールの一部をオーバーラップさせて配置し、
    複数のキャッピングヘッドがキャップホイールからそれぞれキャップを受け取った後、キャッピングヘッドが干渉しない位置にキャップホイールを回転させて、複数のキャップを同時に容器に装着することを特徴とするキャッピング装置。
  2. キャップを一列で供給するシュートを設け、前記キャップホイールの複数のポケット間に、前記シュートの先端に位置しているキャップに当接するストッパを形成したことを特徴とする請求項1に記載のキャッピング装置。
  3. 前記キャップホイールに、各ポケット内に収容されたキャップが抜け出すことを防止するグリッパ片を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のキャッピング装置。
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