JP6526502B2 - 連続式粒子製造装置 - Google Patents

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本発明は、医薬品、化学薬品、食品、農薬、飼料、化粧品、ファインケミカル等の各種製造分野において、粉粒体の造粒又はコーティング粒子を連続的に製造する連続式粒子製造装置に関する。
造粒又はコーティング粒子を連続的に製造する装置として、原料粉末を分散又は溶解させた原料液を処理容器内でスプレーノズルから噴霧して乾燥させる、いわゆる噴霧造粒方式の製造装置が知られている(下記の特許文献1〜4)。
特許文献1に開示された装置では、原料液を噴霧するノズルの下方に、導入管と、この導入管内に熱風を吹き込む吹込管とを有するエジェクタを設けている。そして、このエジェクタによって、流動室内の微粒子又は小径顆粒をノズル付近に導いて、ノズルから噴霧される噴霧液滴でコーティングすると共に、ノズル付近での微粒子又は小径顆粒の運動エネルギーを増大させて、粒子同士の付着を防止している。流動室内でコーティング処理された粒子は、排出口から分級機構に送られ、所定の粒子径・重量に達していない微粒子又は小径顆粒は、分級機構に供給される空気で吹き上げられて流動室に戻される。
特許文献2に開示された装置では、噴霧乾燥部の円錐部の上端付近に、この円錐部の内面に沿って下向き又は斜め下向きに気流を導入する手段を設け、円錐部の内面に付着した乾燥工程終了後の乾燥粉体を気流導入手段から導入される気流によって吹き飛ばして、下方の流動造粒部に強制的に移送する共に、円錐部の内面への乾燥粉体の付着・堆積を防止している。排気ラインにはサイクロンが介装されており、排気に混じった微粉はサイクロンにより回収されて流動層造粒部に戻される。
特許文献3に開示された装置では、造粒室内の粉体の流動層に対して高圧気体を吹き付ける複数組のジェットノズルを設けて、粒子同士の凝集を抑制している。
特許文献4に開示された装置では、造粒室内壁面に対して流体を噴出するノズルを複数設けている。各ノズルから噴出する液体は、気体、液体、またはスチームに切り替えることができる。
特許第4658652号公報 特開2002−45675号公報 特許第3894686号公報 特許第3907605号公報
粘着性を有する粒子や粒子径の小さい微粒子等、付着性の高い粒子を処理容器内で造粒又はコーティング処理する際に、処理容器の内壁面への粒子の付着が問題になることが多い。特に、これらの粒子が原料液、結合剤液又は膜剤液の噴霧によって湿潤すると、処理容器内壁面への付着性がより高まる。そして、処理容器内壁面への粒子付着が起こると、造粒又はコーティング製品の収率が低下するばかりではなく、処理容器内壁面に付着した粒子が塊となって処理容器内に落下して製品品質を低下させる原因となる。
しかしながら、特許文献1、3は、処理容器内壁面への粒子付着の問題は考慮していない。また、特許文献2では、噴霧乾燥部の円錐部の内面に付着した乾燥粉体を気流導入手段から導入される気流によって吹き飛ばして、円錐部の内面への乾燥粉体の付着・堆積を防止しているが、付着性の高い粒子の付着を気流の吹き付けだけで払い落とすのは難しい。同様に、特許文献4では、ノズルから気体を噴出させることにより、造粒室内壁面に付着した粉体を払い落とすことができるが、付着性の高い粒子の付着を気体の噴出だけで払い落とすのは難しい。
本願発明の課題は、造粒又はコーティング粒子を連続的に製造する装置において、処理容器内面に付着した粒子を効果的に払い落とすことができる構成を提供し、これにより、粉粒体製品の収率向上や品質向上を図ることである。
上記課題を解決するため、本発明は、処理容器と、前記処理容器の内部に処理気体を導入する処理気体導入部と、前記処理容器の内部に設けられ、原料粉末を含む原料液、結合剤液及び膜剤液のうち一の処理液を噴霧するスプレーノズルとを備え、前記処理容器内で前記スプレーノズルから噴霧される原料液の乾燥によって連続的又は断続的に生成される原料粉末の乾燥粒子、または、前記処理容器内に連続的又は断続的に投入される原料粉末の粒子を、前記処理気体によって浮遊流動させつつ、前記スプレーノズルから噴霧される前記処理液と接触させて造粒又はコーティング処理を行い、前記造粒又はコーティング処理が完了した処理完了粒子を排出する連続式粒子製造装置において、前記処理容器の内部から粒子を取り出す粒子取出し部と、前記粒子取出し部で取り出された粒子を処理完了粒子と処理未完了粒子とに選別する選別部と、前記選別部で選別された処理完了粒子を連続的又は断続的に排出する排出部と、前記選別部で選別された処理未完了粒子を前記処理容器の内部に戻す粒子戻し部とを備え、前記粒子戻し部は、前記処理未完了粒子を気流と伴に前記処理容器の内壁面に吹き付けることを特徴とする連続式粒子製造装置を提供する。
上記構成において、前記粒子戻し部は、前記処理未完了粒子を含む気流を、前記処理容器の内壁面に対して接線方向又は上下方向に吐出する吐出ノズルを備えている構成とすることができる。
上記構成において、前記粒子取出し部は、前記処理容器内の粒子を吸引気流により吸引して取り出す吸引ノズルを備えている構成とすることができる。
上記構成において、前記選別部は、前記粒子取出し部で取り出された粒子を分級気流により処理完了粒子と処理未完了粒子とに選別する分級機構を備えている構成とすることができる。
上記構成において、前記分級機構はサイクロン機構を介して前記粒子取出し部と前記粒子戻し部に接続されている構成とすることができる。
本発明によれば、造粒又はコーティング粒子を連続的に製造する装置において、処理容器内面に付着した粒子を効果的に払い落とすことができ、これにより、粉粒体製品の収率向上や品質向上を図ることができる。
第1の実施形態に係る連続式粒子製造装置を概念的に示す図である。 処理容器の内部を上方から見た図である。 第2の実施形態に係る連続式粒子製造装置を概念的に示す図である。 第3の実施形態に係る連続式粒子製造装置を概念的に示す図である。 第4の実施形態に係る連続式粒子製造装置を概念的に示す図である。 第5の実施形態に係る連続式粒子製造装置を概念的に示す図である。 第5の実施形態に係る連続式粒子製造装置を概念的に示す図である。 処理容器の壁部に気体噴出ノズルを設置した実施形態を示す図であり、図8(a)は処理容器の横断面図、図8(b)は気体噴出ノズル周辺部の拡大断面図である。 攪拌羽根を有する回転板を処理容器の底部に設置した実施形態を示す図であり、図9(a)は処理容器の底部周辺の縦断面図、図9(b)は回転板を上方からみた図、図9(c)は図9(b)のc−c線に沿った攪拌羽根の断面図である。 処理容器の底部にスプレーノズルを複数設置した実施形態を概念的に示す図であり、図10(a)は処理容器を斜め上方からみた斜視図、図10(b)は処理容器を上方からみた図である。
以下、本発明の実施形態を図面に従って説明する。
図1は、第1の実施形態に係る連続式粒子製造装置の一構成例を概念的に示している。
この実施形態に係る連続式粒子製造装置は、流動層装置を主体として構成され、流動層装置の処理容器1は、粉粒体の造粒又はコーティング処理を行う処理室2と、処理室2の上方に配置された固気分離用のフィルター部3と、フィルター部3の上方に設けられた排気室(図示省略)とを備えている。
処理室2の底部には、パンチングメタル等の多孔板(又は金網)で構成された気体分散板2aが配設されている。気体導入部4から供給される熱風等の処理気体A1は、気体分散板2aを介して処理容器1内に導入される。また、処理室2の底部には処理液(原料液、結合剤液又は膜剤液)を上向きに噴霧するスプレーノズル5が設置されている。この実施形態において、スプレーノズル5は、原料粉末を結合剤液又は膜剤液に分散又は溶解させた原料液を噴霧する。また、流動層装置は、気体分散板2aの上方に所定の隙間を介して回転円板(転動板)を設置した、いわゆる転動流動層装置であっても良い。
処理容器1の内部には、処理容器1の内部から粉粒体の粒子Pを取り出す粒子取出し部、この実施形態では吸引ノズル6と、後述する選別部7で選別された処理未完了粒子P0を気流と伴に処理容器1の内壁面1aに吹き付ける粒子戻し部、この実施形態では吐出ノズル8とが設置されている。吸引ノズル6は、処理容器1の外部で吸引手段、例えば吸引エジェクタ9を介して、後述する選別部7のサイクロン機構7aに接続される。また、吐出ノズル8は、処理容器1の外部でサイクロン機構7aに接続される。
選別部7は、上方側のサイクロン機構7aと、下方側の分級機構7bとで構成される。サイクロン機構7aは、吸引ノズル6で吸引され、吸引気流(吸引エアー)と伴に処理容器1の内部から取り出された粒子P(処理未完了粒子P0、処理完了粒子P1)を旋回させて流速を低下させ、自重により降下させて分級機構7bに送る。サイクロン機構7aから分級機構7bに降下する粒子Pには、処理未完了粒子P0と処理完了粒子P1が混在する場合が多いが、サイクロン機構7aの性能によっては、サイクロン機構7aで処理未完了粒子P0と処理完了粒子P1とを選別することも可能である。
この実施形態において、分級機構7bは、上方に吹き上げる分級気流(分級エアー)A2によって、処理未完了粒子P0と処理完了粒子P1とを選別する。分級機構7bによって選別された処理完了粒子P1は、分級機構7bから下方の排出部10に排出される。また、分級機構7bによって選別された処理未完了粒子P0は、分級気流A2、または、分級気流A2と吸引ノズル6からの吸引気流との混合気流によって吐出ノズル8に送られ、吐出ノズル8から気流と伴に処理容器1の内壁面1aに吐出する。
図2に模式的に示すように、吸引ノズル6は、処理容器1の接線方向に吸引気流を発生させて、処理容器1内の粒子Pを吸引するように、その形態及び設置状態が設定される。また、吐出ノズル8は、処理未完了粒子P0を気流と伴に、処理容器1の内壁面1aに接線方向に吹き付けるように、その形態及び設置状態が設定される。吐出ノズル8の吐出部8aは、好ましくは、処理容器1の内壁面1aへの吹き付け効果を高めるため、内壁面1aと直交する方向に偏平な形態に形成される。また、吸引ノズル6の吐出部も同様の形態にして、粒子Pに対する吸引効果を高めても良い。
処理容器1の底部に設置されたスプレーノズル5から上向きに噴霧された原料液は、処理容器1内に導入される処理気体A1によって乾燥されて、原料液中に分散又は溶解された原料粉末の乾燥粒子が生成される。この乾燥粒子は、処理容器1内に導入される処理気体A1によって処理容器1内を浮遊流動する間に、スプレーノズル5から噴霧される原料液の液摘と接触する。乾燥粒子に付着した原料液の液滴は処理気体A1によって乾燥され、液摘中の原料粉末の粒子が核となる乾燥粒子に付着して、乾燥粒子の粒子径が成長する。この乾燥粒子は、さらに、処理容器1内に導入される処理気体A1によって処理容器1内を浮遊流動する間に、スプレーノズル5から噴霧される原料液の液摘と接触して、粒子径が更に成長する。そして、このような粒子成長の過程が繰り返されて、所定の粒子径(又は重量)をもった処理完了粒子P1(造粒物)が生成される(いわゆるレイヤリング造粒)。尚、処理過程で原料粉末を処理容器1内に散布するようにしても良い。
上記の造粒又はコーティング処理の過程で、処理容器1内には、所定の粒子径(又は重量)に達しない処理未完了粒子P0(核となる原料粒子を含む)と、所定の粒子径(又は重量)に達した処理完了粒子P1とが混在することになる。そこで、処理未完了粒子P0と処理完了粒子P1とを選別し、処理完了粒子P1は粒子製品として排出し、処理未完了粒子P0に対しては処理を続行して、処理完了粒子P1に仕上げる。
処理未完了粒子P0と処理完了粒子P1が混在した処理容器1内の粒子Pは、吸引ノズル6の吸引気流によって吸引されて、選別部7のサイクロン機構7aに移送される。サイクロン機構7aに移送された粒子Pは、サイクロン機構7a内を旋回する間に流速が低下して、自重により降下して分級機構7bに送られる。分級機構7bに送られた粒子Pは、上方に吹き上げる分級気流A2によって、処理未完了粒子P0と処理完了粒子P1とに選別され、処理完了粒子P1は自重により分級気流A2に逆らって下方に降下して排出部10に排出される。また、処理未完了粒子P0は分級気流A2に乗って上方に吹き上げられてサイクロン機構7aに戻り、サイクロン機構7aを降下しなかった処理未完了粒子P0がある場合は該粒子と共に、分級気流A2、または、分級気流A2と吸引ノズル6からの吸引気流との混合気流によって、吐出ノズル8に移送される。そして、吐出ノズル8に移送された処理未完了粒子P0は、吐出ノズル8内を流れる分級気流A2の気流、または、分級気流A2と吸引ノズル6からの吸引気流との混合気流によって吐出部8aまで進み、吐出部8aから気流と伴に処理容器1の内壁面1aに吹き付けられる。この処理容器1の内壁面1aに接線方向に吹き付けられる気流と処理未完了粒子P0によって、処理容器1の内壁面1aに付着した粉体粒子が効果的に払い落とされて、処理容器1内の流動層に戻される。また、吐出ノズル8から処理容器1内に吐出された処理未完了粒子P0は、上記の払い落とし作用を行った後、処理容器1内の流動層に戻り、造粒又はコーティング処理を受ける。尚、吐出ノズル8の吐出部8aから吐出される気流及び処理未完了粒子P0の流速を高めて、払い落とし効果をより一層高めるために、吐出ノズル8の一部、または、吐出ノズル8とサイクロン機構7aとの接続部に、吐出部8a側に向かう吸引力を発生させる吸引手段、例えば吸引エジェクタを設けたり、あるいは、吐出部8aに向かう気流を供給する気流供給手段を設けたりしても良い。
上記の分級気流A2の流量を、減圧装置(例えば0〜0.5MPa)や流量調整弁(例えば0〜1000L/min)により調節可能とすることで、選別する粒子サイズ(粒子径)を適宜調節することができる。あるいは、上記の分級気流A2が分級機構7bに導入される時間を手動やタイマー装置で制御して、分級時間を適宜調節(例えば0〜1時間)することにより、選別する粒子サイズ(粒子径)の精度を適宜調整することができる。
図2に示すように、この実施形態において、吸引ノズル6は、処理容器1内の粒子Pを処理容器1の接線方向に吸引し、また、吐出ノズル8は、処理未完了粒子P0を気流と伴に処理容器1の内壁面1aに接線方向に吹き付けるように構成され、しかも、吸引ノズル6による吸引力(吸引気流)と吐出ノズル8による吐出力(吐出気流)は周方向の同じ向きに働く。そのため、吸引ノズル6の吸引力(吸引気流)と吐出ノズル8の吐出力(吐出気流)によって、処理容器1内に同図に示す方向の旋回気流A3が発生し、この旋回気流A3によって処理容器1内の粒子Pが分散されて、粒子同士の付着凝集による粗大粒の発生が防止される。また、旋回気流A3によって粒子の運動が促進されるため、処理容器1の内壁面1aへの粒子の付着も抑制される。
上述した処理操作は連続的又は断続的に行われ、これにより、原料液から、処理完了粒子P1(粒子製品)が連続的に製造される。この実施形態の連続式粒子製造装置によれば、粒子径の小さい微粒子製品、例えば粒子径100μm以下の微粒子を連続的に収率良く製造することができる。
図3は、第2の実施形態に係る連続式粒子製造装置を概念的に示している。この実施形態に係る連続式粒子製造装置が、第1の実施形態に係る連続式粒子製造装置と実質的に異なる点は、吐出ノズル8を複数(同図に示す例では3本)設置した点にある。同図に示す例では、各吐出ノズル8は共通部分8bからそれぞれ分岐し、また、各吐出ノズル8の吐出部8aは処理容器1の上下方向に沿って配列されている。ただし、各吐出ノズル8の吐出部8aが処理容器1の円周方向の異なる位置に設置されるように構成しても良い。また、少なくとも1本の吐出ノズル8は、選別部7のサイクロン機構7aに個別に接続するようにしても良い。その他の事項は第1の実施形態に準じるので、重複する説明を省略する。
図4は、第3の実施形態に係る連続式粒子製造装置を概念的に示している。この実施形態に係る連続式粒子製造装置が、第1及び第2の実施形態に係る連続式粒子製造装置と実質的に異なる点は、吸引ノズル6を複数(同図に示す例では2本)設置した点にある。同図に示す例では、各吸引ノズル6は共通部分6bからそれぞれ分岐している。ただし、少なくとも1本の吸引ノズル6は、エジェクタ9を介して選別部7のサイクロン機構7aに個別に接続するようにしても良い。その他の事項は第1及び第2の実施形態に準じるので、重複する説明を省略する。
図5は、第4の実施形態に係る連続式粒子製造装置を概念的に示している。この実施形態に係る連続式粒子製造装置が、第1及び第2の実施形態に係る連続式粒子製造装置と実質的に異なる点は、吐出ノズル8の吐出部8aを下向きに設置し、吐出ノズル8から処理未完了粒子P0を気流と伴に処理容器1の内壁面1aに下向きに吹き付けるようにした点にある。この実施形態の構成は、流動層装置として、いわゆるワースター式流動層装置を用いる場合に特に有効である。すなわち、ワースター式流動層装置では、スプレーノズルの上方にドラフトチューブ(内筒)を設置して、スプレーノズルから上向きに噴霧される処理液の噴霧流(スプレーゾーン)をドラフトチューブによって上方に案内する。ドラフトチューブ内を処理液の噴霧流に乗って上昇した粒子は、ドラフトチューブの上方から噴出した後、流速が低下して、処理容器1の内壁面1aに沿って下降する。吐出ノズル8から処理未完了粒子P0を気流と伴に処理容器1の内壁面1aに下向きに吹き付ける構成とすることにより、処理容器1の内壁面1aに沿って下降する粒子の運動が促進され、内壁面1aの粒子の付着が抑制される。その他の事項は第1及び第2の実施形態に準じるので、重複する説明を省略する。
図6及び図7は、第5の実施形態に係る連続式粒子製造装置を概念的に示している。この実施形態では、選別部7の分級機構7bの上部にバイパス経路7b1を接続し、バイパス経路7b1を切換え弁、例えば三方切換え弁11を介して、第2の吐出ノズル8’と、排出部10に繋がる排出経路10aとに接続している。三方切換え弁11は、電磁気力、空気圧、油圧又は手動操作により、バイパス経路7b1、第2の吐出ノズル8’及び排出経路10aの相互間の連通を遮断する状態と、バイパス経路7b1と第2の吐出ノズル8’とを連通させる状態と、バイパス経路7b1と排出経路10aとを連通させる状態とに切り換えることができる。また、選別部7のサイクロン機構7aと分級機構7bとの間に、開閉弁12を介装している。粒子戻し部としての第2の吐出ノズル8’の構造及び機能は、上述した吐出ノズル8と同じ又は同等である。但し、第2の吐出ノズル8’に代えて、単なる接続管のような形態のものを用いても良い。分級機構7bは、分級気流(分級エアー)A2等を下方からその内部に導入できると共に、その内部に粒子が滞留できる構造になっている。例えば、分級機構7bの下部は、所定孔径の多数の通気孔が設けられたメッシュ板で構成されており、分級気流A2等はこのメッシュ板を通って分級機構7bの内部に流入する一方、粒子はメッシュ板を通過できない構造になっている。分級気流A2は、主管路13を介して分級機構7bに導入される。また、この実施形態では、主管路13に開放弁15を介して補助管路14を分岐接続している。補助管路14には、補助気流A3が供給される。
図6に示す状態では、三方切換え弁11により、バイパス経路7b1と第2の吐出ノズル8’とが連通し、バイパス経路7b1と排出経路10aとの間は遮断されている。開放弁12は開いており、サイクロン機構7aと分級機構7bとは連通している。また、開放弁15は閉じており、分級機構7bには分級気流A2のみが導入される。吸引ノズル6によって吸引されて、選別部7のサイクロン機構7aから分級機構7bに送られた粒子Pは、上方に吹き上げる分級気流A2によって、処理未完了粒子P0と処理完了粒子P1とに選別され、処理完了粒子P1は自重により分級気流A2に逆らって下方に降下して、分級機構7bの下部に滞留する。一方、処理未完了粒子P0は分級気流A2に乗って上方に吹き上げられ、その一部は、バイパス経路7b1から三方切換え弁11を介して第2の吐出ノズル8’に移送され、残りは、サイクロン機構7aを経由して吐出ノズル8に移送される。
選別部7での粒子Pの選別操作において、サイクロン機構7aを介して降下してくる粒子Pが、分級機構7bの下部から上方に吹き上げる分級気流A2の勢いに押されて分級機構7bまで降下せずに、そのまま吐出ノズル8へ流れてしまうことがある。これを防止するためには、分級気流A2を一時的に弱め又は停止させる必要があるが、これは操作の煩雑化につながる。また、分級気流A2を一時的にでも停止させると、分級機構7bのメッシュ板が目詰まりする懸念がある。これに対して、この実施形態の連続式粒子製造装置では、上述のように、分級気流A2及びこれに乗った処理未完了粒子P0の一部が、バイパス経路7b1から三方切換え弁11を介して第2の吐出ノズル8’に移送される(逃がされる)ので、サイクロン機構7aを介して降下してくる粒子Pが分級機構7bに円滑に移送され、分級機構7bによる選別操作(分級操作)が効果的に行われる。
吸引ノズル6による粒子Pの処理容器1からの取り出し、選別部7による粒子Pの選別、吐出ノズル8及び第2の吐出ノズル8’による粒子P(P0)の処理容器1への戻しという一連の循環サイクルを繰り返して、分級機構7bの下部に一定量の処理完了粒子P1が滞留すると、図7に示すように、三方切換え弁11の切り換えにより、バイパス経路7b1と第2の吐出ノズル8’との間を遮断し、バイパス経路7b1と排出経路10aとを連通させる。また、開閉弁12を閉じ、サイクロン機構7aと分級機構7bとの間を遮断する。さらに、補助管路14の開放弁15を開き、補助管路14から主管路13に補助気流A3を供給する。これにより、分級気流A2に補助気流A3が加えられた強い気流(分級気流A2よりも強い気流)が主管路13から分級機構7bに導入され、分級機構7bの下部に滞留した処理完了粒子P1は、分級機構7bからバイパス経路7b1、三方切換え弁11及び排出経路10aを経由して排出部10に効果的に排出される。
尚、三方切換え弁11に代えて、バイパス経路7b1と第2の吐出ノズル8’とを連通させる状態と、バイパス経路7b1と排出経路10aとを連通させる状態とに切り換える二方切換え弁を用いても良い。
以上の実施形態において、図8に示すように、処理容器1の壁部に気体噴出ノズル21を設置しても良い。同図に示す実施形態では、処理容器1の所定高さ位置に円周方向に沿って複数、例えば3つの気体噴出ノズル21を設置している。気体噴出ノズル21を設置する上記の所定高さ位置は、1つの高さ位置であっても良いし、上下方向に離隔した複数の高さ位置であっても良い。
各気体噴出ノズル21は、それぞれ、処理容器1の壁部に設けられた設置穴1bに取り付けられた支持管21aと、支持管21aに進退移動可能に挿入されたノズル管21bとを主要な要素として構成される。支持管21aは、溶接等の適宜の手段で設置穴1bに固定され、その先端面21a1は、処理容器1の内壁面1aと面一となる。ノズル管21bは、気体通路21b1と、気体通路21b1と連通し、先端面21b2の近傍で側方に開口したノズル孔21b3とを備えている。気体通路21b1は、気体供給口21cに接続され、気体配管21cには、図示されていない気体供給源(圧縮空気源等)に繋がる気体配管が接続される。処理容器1の横断面(水平方向断面)において、ノズル孔21b3は、気体通路21b1に対して所定方向に傾斜し、処理容器1の内壁面1aに沿うように円周方向の一方向を指向している。ノズル管21bの先端面21b2は、処理容器1の内壁面1aに沿った曲率を有し、図8(b)に示すように、支持管21a内でノズル管21bが後退位置に保持されているとき、先端面21b2は、支持管21aの先端面21a1及び処理容器1の内壁面1aと面一となる。また、ノズル管21bが後退位置に保持されているとき、ノズル孔21b3の先端開口は、支持管21aの内壁面によって閉塞される。
支持管21aに対するノズル管21bの保持は、支持管21aの壁部を貫通して支持管21aに螺合接続された止めねじ21dによって行う。図8(b)に示す状態から、止めねじ21dを緩め、ノズル管21bを支持管21aに対して進出移動させると、図8(a)に示すように、ノズル管21bの先端面21b2が支持管21aの先端面21a1から処理容器1の内部側に僅かに突出し、ノズル孔21b3の先端が処理容器1の内壁面1aの近傍位置で開口する。この位置(ノズル管21bの進出位置)で止めねじ21dを締めて、ノズル管21bを支持管21aに保持する。この状態で、気体供給口21cに圧縮気体(圧縮空気等)を供給すると、この圧縮気体は、気体通路21b1を介してノズル孔21b3に入り、ノズル孔21b3の先端から処理容器1の内部に噴出する。上述のように、ノズル孔21b3は、処理容器1の内壁面1aに沿うように円周方向の一方向を指向し、また、ノズル孔21b3の先端は処理容器1の内壁面1aの近傍位置で開口するので、ノズル孔21b3から噴出した圧縮気体は、処理容器1の内壁面1aに沿って円周方向に流れる旋回流となる{図8(a)の下側の気体噴出ノズル21を参照}。この圧縮気体の旋回流によって、処理容器1の内壁面1aに付着した粉粒体粒子Pが内壁面1aから効果的に払い落とされて、処理容器1内の流動層内に戻される。また、上記の圧縮気体の旋回流に乗って処理容器1内を移動する粒子が内壁面1aと衝突しあるいは接触することにより、該粒子が圧密作用を受け、その球形化・重質化が促進される。
また、以上の実施形態において、図9に示すように、処理容器1の底部に、攪拌羽根を有する回転板、例えばボス部2b1と複数(例えば3つ)の攪拌羽根2b2とを備えた回転板2bを設置しても良い。回転板2bは、回転駆動軸2cに連結され、図9(b)に示す矢印方向(R方向)に回転する。ボス部2b1は、略円錐形状をなし、回転中心部に位置する。攪拌羽根2b2は、それぞれ、ボス部2b1の外周から外周方向に延びている。また、回転板2bの下方には、メッシュ網2dが設置されており、気体導入部4(図1参照)から供給される熱風等の処理気体は、メッシュ網2d、処理容器1の底部と回転板2bの下面との間の隙間、及び処理容器1の内周と回転板2bの外周との間の隙間を通って、処理容器1内に導入される。
図9(b)及び図9(c)に示すように、この実施形態では、攪拌羽根2b2の回転方向前面2b21に所定の傾斜角度α及びβを持たせている。傾斜角度αは、攪拌羽根2b2の回転方向前面2b21の下縁と、該下縁の外周側角部における接線Sとのなす角度であり、この傾斜角度αは、60〜100°に設定することが好ましい。また、傾斜角度βは、攪拌羽根部2b2の回転方向前面2b21と、回転板2bの上面とのなす角度であり、この傾斜角度βは、25〜45°に設定することが好ましい。
攪拌羽根2b2を有する回転板2bを処理容器1の底部に設置したことにより、特に、攪拌羽根2b2の回転方向前面2b21の傾斜角度α及びβを上記の値に設定したことにより、回転板2bの回転に伴い、処理容器1内の粒子Pに、処理容器1の内壁面1a1に沿って旋回方向に移動する動きが与えられる。この粒子Pの動きによって、吸引ノズル6(図1等を参照)による粒子Pの吸引が促進され、粒子Pが処理容器1の内部から効率的に取り出される。そして、吸引ノズル6(粒子取出し部)から選別部7に粒子Pが効率的に送られ、選別部7による粒子Pの選別(分級)効果が高まる結果、製品収率(所望の粒子径の粒子の収率)が向上する。また、処理容器1内を旋回方向に移動する粒子が内壁面1aと衝突しあるいは接触することにより、該粒子が圧密作用を受け、その球形化・重質化が促進される。
また、以上の実施形態において、図10に模式的に示すように、処理液を上向きに噴霧するスプレーノズル5を流動層容器1の底部に複数(同図に示す例では3つ)設置しても良い。この場合、各スプレーノズル5の設置位置は、フィルター部3の各フィルター3aに対して円周方向にずらすのが好ましい。スプレーノズル5を複数設置することにより、スケールアップの簡便化を図ることができる。また、各スプレーノズル5の設置位置をフィルター部3の各フィルター3aに対して円周方向にずらすことにより、スプレーノズル5から噴霧される処理液がフィルター3aに付着して、フィルター機能が低下することが抑制される。
以上の実施形態において、処理容器1内の粒子Pを吸引ノズル6で吸引する位置は、処理容器1内における粒子Pの流動層の下部、中部、上部、および、粒子Pの流動層よりも上方の位置のうち、少なくとも一の位置に設定すれば良い。
以上の実施形態の連続式粒子製造装置では、スプレーノズル5から処理容器1内に原料液を噴霧して、処理完了粒子P1(粒子製品)を連続的に製造するようにしているが、原料粉末の粒子を連続的又は断続的に処理容器1内に投入し、スプレーノズル5から結合剤液又は膜剤液を噴霧して、処理完了粒子P1(粒子製品)を連続的に製造するようにしても良い。この場合、スプレーノズル5は、結合剤液又は膜剤液を上向き、下向き又は接線方向に噴霧する構成にすることができる。あるいは、これらの方向への噴霧を任意に組み合わせても良い。
また、スプレーノズル5からの原料液の噴霧による原料粉末の乾燥粒子の生成、吸引ノズル6による粒子の取り出し、選別部7による粒子の選別、および排出部10による粒子の排出は、連続的に行っても良いし、断続的に行っても良い。
1 処理容器
1a 内壁面
4 気体導入部
5 スプレーノズル
6 吸引ノズル
7 選別部
7a サイクロン機構
7b 分級機構
7b1 バイパス経路
8 吐出ノズル
8’ 第2の吐出ノズル
10 排出部
10a 排出経路
11 三方切換え弁
12 開放弁
21 気体噴出ノズル
P 粒子
P0 処理未完了粒子
P1 処理完了粒子

Claims (9)

  1. 処理容器と、前記処理容器の内部に処理気体を導入する処理気体導入部と、前記処理容器の内部に設けられ、原料粉末を含む原料液、結合剤液及び膜剤液のうち一の処理液を噴霧するスプレーノズルとを備え、前記処理容器内で前記スプレーノズルから噴霧される原料液の乾燥によって連続的又は断続的に生成される原料粉末の乾燥粒子、または、前記処理容器内に連続的又は断続的に投入される原料粉末の粒子を、前記処理気体によって浮遊流動させつつ、前記スプレーノズルから噴霧される前記処理液と接触させて造粒又はコーティング処理を行い、前記造粒又はコーティング処理が完了した処理完了粒子を連続的又は断続的に排出する連続式粒子製造装置において、
    前記処理容器の内部から粒子を取り出す粒子取出し部と、前記粒子取出し部で取り出された粒子を処理完了粒子と処理未完了粒子とに選別する選別部と、前記選別部で選別された処理完了粒子を排出する排出部と、前記選別部で選別された処理未完了粒子を前記処理容器の内部に戻す粒子戻し部とを備え、
    前記粒子取出し部は、前記処理容器内の処理完了粒子と処理未完了粒子を吸引して取り出す吸引ノズルを備え、該吸引ノズルは、吸引手段を介して前記選別部に接続され、
    前記粒子戻し部は、前記処理未完了粒子を気流と伴に前記処理容器の内壁面に吹き付けることを特徴とする連続式粒子製造装置。
  2. 前記粒子戻し部は、前記処理未完了粒子を含む気流を、前記処理容器の内壁面に対して接線方向又は上下方向に吐出する吐出ノズルを備えていることを特徴とする請求項1に記載の連続式粒子製造装置。
  3. 前記粒子戻し部は、前記処理未完了粒子を含む気流を、前記処理容器の内壁面に対して接線方向に吐出する吐出ノズルを備え、前記粒子取出し部の吸引ノズルは、前記処理容器内の処理完了粒子と処理未完了粒子を前記処理容器の接線方向に吸引し、かつ、前記吸引ノズルによる吸引力と前記吐出ノズルによる吐出力とが前記処理容器の周方向の同じ向きに働くことを特徴とする請求項に記載の連続式粒子製造装置。
  4. 前記選別部は、前記粒子取出し部で取り出された粒子を分級気流により処理完了粒子と処理未完了粒子とに選別する分級機構を備えていることを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の連続式粒子製造装置。
  5. 前記選別部は、サイクロン機構を備えており、前記分級機構は、前記サイクロン機構を介して前記粒子取出し部と前記粒子戻し部に接続されていることを特徴とする請求項4に記載の連続式粒子製造装置。
  6. 前記選別部は、前記分級機構の上部に接続されたバイパス経路と、該バイパス経路と連通可能な第2の粒子戻し部とを備えており、前記バイパス経路と前記第2の粒子戻し部とが連通した状態で、前記分級気流及び前記処理未完了粒子の一部が前記バイパス経路と前記第2の粒子戻し部を通って前記処理容器の内部に戻されることを特徴とする請求項4又は5に記載の連続式粒子製造装置。
  7. 前記バイパス経路は、切換え弁を介して前記第2の粒子戻し部と、前記排出部に繋がる排出経路とに接続され、前記切換え弁は、前記バイパス経路と前記第2の粒子戻し部とが連通した状態と、前記バイパス経路と前記排出経路とが連通した状態と、に切り換え可能であり、前記分級機構の上部は、前記バイパス経路よりも上方の位置で開閉弁により開閉可能に構成され、前記切換え弁により、前記バイパス経路と前記排出経路とを連通させ、かつ、前記開閉弁により、前記分級機構の上部を閉じた状態で、前記分級機構に前記分級気流よりも強い気流を導入し、前記分級機構に滞留した前記処理完了粒子を前記気流により前記バイパス経路及び前記排出経路を介して前記排出部に排出することを特徴とする請求項6に記載の連続式粒子製造装置。
  8. 前記処理容器の壁部に気体噴出ノズルが設置されており、該気体噴出ノズルは、前記処理容器の内壁面に沿って円周方向に流れる旋回流を形成するように気体を噴出することを特徴とする請求項1から7の何れか一項に記載の連続式粒子製造装置。
  9. 攪拌羽根を有する回転板を前記処理容器の底部に設置したことを特徴とする請求項1から7の何れか一項に記載の連続式粒子製造装置。
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