JP6526104B2 - ラップ包装用容器 - Google Patents
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Description
容器は、底面部1と、該底面部1の周縁部から立ち上がった側壁部2と、該側壁部2の上端部から外側に延設されたフランジ部3とを備えている。底面部1は、容器の平面視形状に対応して平面視略長方形状である。尚、底面部1の一対の長辺は平面視においてそれぞれ直線状ではなく外側に向けて湾曲した曲線状となっていることが好ましく、底面部1の一対の長辺は外側に太鼓状に膨出していることが好ましい。また、底面部1は、図5のように全体として長辺方向に沿って上側に向けて湾曲した湾曲形状となっていることが好ましい。底面部1の上面は、全体として、長辺方向に沿って上側に向けて湾曲した膨出形状となっていることが好ましい。底面部1の下面は、平面視略長方形状の下面主部10と、その外側に囲むように周設された所定幅の枠状の下面枠部と、下面主部10と下面枠部との間の境界部分に位置する所定幅の傾斜面部12とから構成してよい。下面主部10は下面枠部に対して上側に向けて凹んでおり、傾斜面部12は、下面主部10の外周縁部と下面枠部の内周縁部との間を傾斜しつつ接続している構成としてよい。下面枠部は、一対の長辺帯部11aと一対の短辺帯部11bとから構成されている。下面枠部の長辺帯部11aは、長辺方向に沿って上側に向けて湾曲した湾曲面としてよい。下面枠部の短辺帯部11bは、短辺方向に沿って高さが略一定の平坦面となっている。従って、下面枠部の一対の短辺帯部11bが接地面となり、容器を水平な載置面に載置した際には、下面枠部の一対の短辺帯部11bが載置面に当接し、下面主部10は載置面から上方に浮いた状態となる。
側壁部2は底面部1の下面枠部の外周縁部から上側に向けて外側に拡開しつつ立ち上がっている。即ち、側壁部2は、底面部1に対して斜め上方に立ち上がっている。側壁部2の底面部1に対する立ち上がり角度は、底面部1に対して側壁部2が拡開せずに垂直上方に立ち上がっている場合を90度とする角度である。上述のように側壁部2は底面部1に対して外側に拡開しつつ上方に立ち上がっているので、その立ち上がり角度は90度未満である。尚、側壁部2と底面部1との境界部分には、上下方向に沿って外側に向けて湾曲した湾曲面部4が形成されている。側壁部2は、四つの壁面部2a,2bから構成され、一対の長辺側の壁面部2aと一対の短辺側の壁面部2bとからなる。短辺側の壁面部2bは容器の内外方向に湾曲しない傾斜平面となっており、従って、短辺側の壁面部2bは、上下方向に沿って傾斜しつつ直線状に延びると共に水平方向にも直線状に延びており、長辺側の壁面部2aは、上下方向には傾斜しつつ直線状に延びているが、水平方向には外側に向けて湾曲した形状となっていてよい。従って、長辺側の壁面部2aは、水平方向に沿って外側に向けて湾曲した湾曲面となっていてもよい。長辺側の壁面部2aは、両辺端部から辺中央部にかけて外側に向けて膨出するように湾曲していてよい。長辺側の壁面部2aの下端部における外側への膨出の程度は相対的に小さく、長辺側の壁面部2aの上端部における外側への膨出の程度は相対的に大きく構成してもよい。
フランジ部3は、側壁部2の上端部に全周に亘って形成されている。フランジ部3は、その上面に周回方向に延びる突条30を全周に亘って備えており、その下面には周回方向に延びる凹溝32を略全周に亘って備えている。凹溝32は突条30の下側に対応して位置している。また、フランジ部3の外周縁部には、薄肉状の縁取り部35が全周に亘って形成されている。該縁取り部35が容器の最外周部を構成している。縁取り部35は、外側に向けて略水平に延びている。また、フランジ部3と側壁部2は互いに滑らかに連続していてもよいが、本実施形態では、フランジ部3と側壁部2との境界部分に段差部5が全周に亘って形成されている。段差部5の上面50は略水平な平坦面であって、段差部5の下面51は上下方向に沿って湾曲すると共に外側且つ下側に向けて円弧状に突出する湾曲面となっている。そして、段差部5の上面50の外縁から外側に向けてフランジ部3の上面が延設され、段差部5の下面51の外縁から外側に向けてフランジ部3の下面が延設されている。
2 側壁部
2a 長辺側の壁面部
2b 短辺側の壁面部
3 フランジ部
3a 長辺部
3b 短辺部
3c 辺部
4 湾曲面部
5 段差部
10 下面主部
11a 長辺帯部
11b 短辺帯部
12 傾斜面部
30 突条
30a 頂上部
31 縁取り上面
32 凹溝
32a 外縁
32b 内縁
32c 溝底部
33 下平坦面
35 縁取り部
50 段差部の上面
51 段差部の下面
60 仮想の水平線
Claims (4)
- 発泡層を有する合成樹脂シートからなり、底面部と、該底面部の周縁部から立ち上がった側壁部と、該側壁部の上端部から外側に延設されたフランジ部とを備えた、平面視略長方形状のラップ包装用容器であって、
フランジ部の上面には、内外方向に沿って上側に向けて円弧状に湾曲した形状である突条が全周に亘って形成されており、フランジ部の下面には、円弧状の突条よりも幅狭で上側に向けて凹んだ凹溝が突条に沿って形成されており、
フランジ部の外周縁部には略水平な縁取り部が全周に亘って形成されており、
円弧状の突条の外側には、全周に亘って円弧状の突条よりも細幅である縁取り部の上面が連続しており、縁取り部の上面の高さは全周に亘って一定であり、
凹溝の外側には、凹溝の全長に亘って下平坦面が連続しており、下平坦面の高さは全周に亘って一定であり、
フランジ部の一対の長辺部における凹溝は、それぞれ両辺端部から辺中央部にかけて溝深さが徐々に浅くなっており、
両辺端部から辺中央部にかけて徐々に凹溝の溝深さが浅くなっているフランジ部の辺部における、突条の頂上部と凹溝の溝底部との間の厚さは、両辺端部と辺中央部とで略同一、あるいは、両辺端部よりも辺中央部の方が厚いことを特徴とするラップ包装用容器。 - 発泡層を有する合成樹脂シートからなり、底面部と、該底面部の周縁部から立ち上がった側壁部と、該側壁部の上端部から外側に延設されたフランジ部とを備えた、平面視略正方形状のラップ包装用容器であって、
フランジ部の上面には、内外方向に沿って上側に向けて円弧状に湾曲した形状である突条が全周に亘って形成されており、フランジ部の下面には、円弧状の突条よりも幅狭で上側に向けて凹んだ凹溝が突条に沿って形成されており、
フランジ部の外周縁部には略水平な縁取り部が全周に亘って形成されており、
円弧状の突条の外側には、全周に亘って円弧状の突条よりも細幅である縁取り部の上面が連続しており、縁取り部の上面の高さは全周に亘って一定であり、
凹溝の外側には、凹溝の全長に亘って下平坦面が連続しており、下平坦面の高さは全周に亘って一定であり、
フランジ部の四つの辺部における凹溝は、それぞれ両辺端部から辺中央部にかけて溝深さが徐々に浅くなっており、
フランジ部の各辺部における、突条の頂上部と凹溝の溝底部との間の厚さは、両辺端部と辺中央部とで略同一、あるいは、両辺端部よりも辺中央部の方が厚いことを特徴とするラップ包装用容器。 - 両辺端部から辺中央部にかけて徐々に凹溝の溝深さが浅くなっているフランジ部の辺部において、両辺端部から辺中央部にかけて、凹溝の外縁が徐々に凹溝の内縁に接近していくことにより溝幅が徐々に狭くなっている請求項1又は2記載のラップ包装用容器。
- 両辺端部から辺中央部にかけて徐々に凹溝の溝深さが浅くなっているフランジ部の辺部において、突条の高さは、両辺端部から辺中央部にかけて徐々に低くなっている請求項1又は2記載のラップ包装用容器。
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JP2017104140A JP6526104B2 (ja) | 2017-05-26 | 2017-05-26 | ラップ包装用容器 |
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Family Applications (1)
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- 2017-05-26 JP JP2017104140A patent/JP6526104B2/ja active Active
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