JP6516503B2 - インクジェット記録装置 - Google Patents

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本発明は、ハンディプリンタのようにプリント時の走査速度や走査方向が固定されない記録装置に関する。
小型の記録装置をユーザが保持し、記録媒体に対しこれを移動させながら画像を記録するハンディプリンタでは、移動時の速度や傾きの変動に伴って画像品位が損なわれるおそれがある。このような課題に対し、例えば特許文献1には、記録媒体に対する装置の存在位置を検出する機構を設け、検出された結果に基づいて個々の画素の記録位置を決定する方法が開示されている。このような特許文献1によれば、記録装置が一定方向に一定速度で移動されない状態でも、傾いたり変倍したりすることの無い画像を出力することが出来る。
また、特許文献2には、移動方向に対する記録装置の傾きを検出し、検出した傾きと反対の方向に画像データを傾けることにより、傾きの無い画像を記録媒体に出力するハンディプリンタが開示されている。さらに、特許文献2には、インクジェット方式の場合、吐出されたインク滴が重力の影響を受けることを鑑み、重力方向に対する吐出方向の傾斜角を検出して当該傾斜角に応じてインクの吐出力を調整する方法も開示されている。
特許文献2のように、インク吐出方向の傾斜角に応じてインク吐出力を調整することが出来れば、インク滴の吐出速度や記録ヘッドがインクを吐出してから記録媒体に着弾するまでの時間を調整することが出来る。結果、重力の影響が大きい傾斜であっても、吐出速度を速めて、吐出されたインク滴が重力によって吐出方向とは異なる方向に移動する距離を短くすることが出来る。
特開2004−106330号公報 特開2013−14114号公報
しかしながら、特許文献2の方法を採用した場合であっても、吐出してから着弾するまでの時間を0にすることは出来ない。また、吐出力や吐出速度の設定にも上限がある。このため、重力に伴う記録位置ずれを画像上で目立たない程度まで吐出速度を大きくすることは困難な場合があった。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものである。よって、その目的とするところは、ハンディタイプのインクジェット記録装置において記録媒体が水平に配置されていない場合であっても、画像上において重力の影響に伴う記録位置ずれを目立たなくすることが可能な記録方法を提供することである。
そのために本発明は、インクを吐出するためのノズルが配列されたノズル面を備え、記録媒体に対する移動に応じて前記ノズルからインクを吐出することにより前記ノズル面と対向する前記記録媒体に画像を記録するインクジェット記録装置であって、前記配列されたノズルを挟むように前記ノズル面に配され、前記記録媒体と前記ノズル面との距離を測定するための第1のセンサおよび第2のセンサと、重力方向に対するインクの吐出方向の傾きを検出する傾き検出手段と、前記第1のセンサおよび前記第2のセンサの前記距離の測定結果に基づき、前記第1のセンサおよび前記第2のセンサそれぞれの位置での前記記録媒体と前記ノズル面の距離を検出する距離検出手段と、前記傾き検出手段によって検出された前記傾きと前記距離検出手段によって検出された前記距離に基づいて、前記記録媒体上での記録位置のずれ量を取得するずれ量取得手段と、前記ずれ量取得手段によって取得された前記ずれ量に応じて、インクを吐出させるために付与する吐出エネルギを前記ノズル毎に調整するエネルギ制御手段と、を更に備えることを特徴とする。
本発明によれば、重力に伴う記録位置ずれの補正の精度を高めつつ補正を可能とする範囲を従来よりも拡大することが出来る。
第1の実施形態で使用する記録装置の概略構成図である。 第1の実施形態で使用する記録装置の制御構成を示すブロック図である。 吐出エネルギを調整して記録位置ずれを補正する仕組みを示す図である。 吐出ノズルの位置を調整して記録位置ずれを補正する仕組みを示す図である。 第1の実施形態における記録時の処理を説明するためのフローチャートである。 第2の実施形態で使用する記録装置の概略構成図である。 第2の実施形態で使用する記録装置の制御構成を示すブロック図である。 第2の実施形態における記録時の処理を説明するためのフローチャートである。 記録時の処理の別例を示すフローチャートである。
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態で使用するハンディタイプのインクジェット記録装置21の概略構成図である。記録装置21には、インクを滴として吐出する複数のノズルが配列された記録ヘッド22が配備されている。使用時において、ユーザはハンドル28を掴み、記録ヘッド22のノズル面Fを記録媒体Pに対向させた状態で、記録装置21を図のZ方向に手動で移動させる。移動の最中、記録ヘッド22に配列する複数のノズルより、画像データに応じてインクが吐出され、記録媒体P上に所定の画像が記録される。
記録装置21には、ノズル面Fと記録媒体の距離を測定するための紙間検出部23、記録装置21の重力方向(Y方向)に対する傾きを検出するための傾き検出部24、記録装置21のZ方向への移動量を検出するための移動量検出部25が備えられている。傾き検出部24としては、例えば加速度センサやジャイロセンサを用いることが出来る。移動量検出部25としては、加速度センサを用いることも出来るし、ローラとエンコーダの組み合わせ機構を利用することも出来る。記録装置21において、記録ヘッド22と反対側の面には、ユーザが各種情報を確認するための表示部26やコマンドを入力するための操作部27が設けられている。
図2は、記録装置21の制御の構成を説明するためのブロック図である。CPU100は、メモリ101に格納されたプログラムに従って、バス118を介して装置全体を制御する。I/O制御部102は、各種情報の仲介を行う。具体的には、紙間検出部23、傾き検出24、移動量検出23が検出した結果や操作部27から受信したコマンドをCPU100に提供したり、CPU100の指示に従って各種情報を表示部26に表示させたりする。また、CPU100の指示のもと、画像入力部117から受信した画像データを画像処理部109に提供する。電源制御部104は、CPU100の指示のもと、装置内の各機構に安定した電力を供給できるよう制御する。ハンディプリンタでは様々な電源形態が考えられるため、それぞれに対応した制御部を用意する必要がある。
I/O制御部102を介して画像入力部117より受信した画像データは、CPU100の制御のもと、画像処理部109にて所定の画像処理が施され、記録ヘッド22が記録可能な記録データに変換される。この際、吐出ノズル設定部110は、生成された記録データのそれぞれを記録ヘッド22に配列する複数のノズルのいずれかに対応づける。また、記録データ生成部111は、吐出ノズル設定部110によって個々のノズルに対応づけられた記録データを、CPU100の指示に従って整列し、ヘッド駆動部106に提供する。
ヘッド駆動部106は受信した記録データに従って吐出動作を行う。この際、吐出タイミング生成部107は、CPU100の制御のもと、移動量検出部25から得られた移動量に従って個々のノズルがインクを吐出するタイミングを制御する。吐出エネルギ制御部108は、CPU100の指示に従って、個々のノズルからインクを吐出させるために付与するエネルギを制御する。
記録位置ずれ量算出部105は、紙間検出部23と傾き検出部24から得られた検出情報に基づいて、記録媒体Pで想定される重力作用方向への記録位置ずれ量を算出する。CPU100は、得られた記録位置ずれ量に基づき、当該ずれ量が補正されるように、吐出エネルギ制御部108と吐出ノズル設定部110を制御する。
図3は、吐出エネルギをコントロールすることにより、記録位置ずれを補正する仕組みを示す図である。ここでは、記録ヘッド22のノズル面Fと記録媒体Pとの距離をLとし、吐出方向が重力方向に対しθだけ傾いている状態を示している。このような状態において、記録ヘッド22のノズル11aから吐出速度V0でインクが吐出されると、飛翔中のインク滴には重力加速度が作用するので、記録媒体Pにおける記録位置は吐出した位置よりも下方にD0だけずれる。但し、ノズル11aからの吐出速度をV0よりも大きいV1に変更すれば、インク滴はより短時間で記録媒体に着弾することが出来るので、重力加速度による影響は抑えられ、記録位置のずれ量D1もD0より小さくすることが出来る。
この際、記録位置ずれ量D0は、吐出速度V0のほか距離Lと傾きθに依存するが、本実施形態において、距離Lと傾きθは紙間検出部23と傾き検出部24から取得することが出来る。そして、記録位置ずれ量算出部105は、紙間検出部23と傾き検出部24より得られた距離Lと傾きθに基づいて、記録位置ずれ量D0を算出することが出来る。更に、吐出エネルギ制御部108は、記録位置ずれ量算出部105が算出した記録位置ずれ量D0に応じて、ノズル11aに付与する吐出エネルギを調整して、記録位置ずれ量D0を0に近づけることが出来る。
一方、図4は、吐出ノズル設定部110によって吐出ノズルの位置を調整することにより、記録位置ずれを補正する仕組みを示す図である。ここでも、図3と同様、記録ヘッド22のノズル面Fと記録媒体Pとの距離をL、吐出方向の重力方向に対する傾きをθとし、D0の記録位置ずれが生じている場合を示している。この際、吐出するノズルをノズル11aから重力方向の上位にあるノズル11bに変更すれば、インク滴の記録位置もより上位に移動させることが出来、実際の記録位置を目標の位置に近づけることが出来る。図4では、吐出するノズルをノズル11aからノズル11bに変更することにより、記録位置ずれ量D0を0にした状態を示している。
ただし、図3で説明したように吐出エネルギを調整する方法を採用した場合であっても、図4で説明したように吐出ノズルを変更する方法を採用した場合であっても、それぞれについて補正には限界がある。例えば、吐出エネルギを調整する方法を採用する場合、個々のノズルに付与可能なエネルギには上限があるし、吐出してから着弾するまでの時間を完全に0にすることも出来ない。また、吐出ノズルを変更する方法を採用した場合であっても、最端部に位置するノズルよりも上方にあるノズルに吐出動作を変更することは出来ない。すなわち、紙間距離Lや重力方向に対する傾きθには補正が可能な範囲に限界があり、これらがあまりに大きすぎると、十分な補正が行えず好ましい画像が得られない場合がある。このような状況を鑑み、本実施形態では、図3で説明したように個々のノズルにおける吐出エネルギを変調する方法と、図4で説明したように吐出するノズルの位置を調整する方法との両方を併用する。これにより、紙間距離Lや重力方向に対する傾きθにおける補正が可能な範囲を拡大するとともに、補正の精度も高めることが出来る。
図5は、記録動作時にCPU100が実行する処理を説明するためのフローチャートである。本処理が開始されると、CPU100は、まずステップS100において、移動検出部25が移動を検出したか否か、すなわちユーザが記録装置21の移動を開始したか否か、を確認する。移動が確認されると、ステップS101に進み、移動検出部25が検出した移動量(移動速度)に基づき、吐出タイミング生成部107に移動速度に見合った吐出タイミングを生成させる。
続くステップS102では、紙間検出部23が検出した紙間距離Lを取得し、ステップS103では、傾き検出部24が検出した傾き量θを取得する。更に、ステップS104では、これら情報を記録位置ずれ量算出部105に提供し、記録位置ずれ量D0を算出させる。
ステップS105において、CPU100は、ステップS104で取得した記録位置ずれ量D0に基づいて、吐出エネルギ制御部108がノズルに付与する吐出エネルギを設定する。具体的には、ノズルからの吐出速度を調整するためにノズルに印加する電圧パルスのパルス幅や電圧の大きさを設定する。更に、ステップS106において、CPU100は、ステップS104で取得した記録位置ずれ量D0に基づいて、吐出ノズル設定部110に個々の記録データと個々のノズルの対応付けを行わせる。
その後、ステップS107に進み、CPU100は、記録データ生成部111にて上記情報に従った記録データを生成し、当該記録データをヘッド駆動部106に転送させる(ステップS108)。そして、ステップS109では、上述した様々な設定に従って、ヘッド駆動部106に吐出動作を実行させる。以上、ステップS100〜S109までの工程は、記録ヘッドの駆動タイミングを単位に実行する。
続くステップS110では、全ての記録データに対する記録処理が終了したか否かを判断する。まだ記録すべき記録データが残っていると判断した場合は次の駆動のためにステップS100に戻る。一方、全ての記録データについての記録処理が完了したと判断した場合は本処理を終了する。
以上説明した本実施形態によれば、個々のノズルにおける吐出エネルギの変調と、吐出するノズルの位置の調整を併用することにより、重力に伴う記録位置ずれの補正の精度を高めつつ補正を可能とする範囲を従来よりも拡大することが出来る。
(第2の実施形態)
図6は、本実施形態で使用するハンディタイプのインクジェット記録装置21の概略構成を示す図である。また、図7は、本実施形態における制御の構成を説明するためのブロック図である。これら図において、第1の実施形態と異なる点は、紙間距離Lを検出するために2つの紙間距離検出部30aおよび30bを配備することである。
第1の実施形態の場合、紙間距離検出23が設置されている箇所については、記録媒体Pまでの距離Lを正確に計測することは出来るが、ある程度の長さを有する記録ヘッド22の全域について正確な紙間距離Lを取得することは出来ない。よって、図6のように、ノズル面Fが記録媒体Pに対して傾いてしまっている場合、記録ヘッド22の全域に渡って好ましい補正を行うことが出来ない。
このため、本実施形態では、記録ヘッド22の先端位置と後端位置に紙間距離検出部30aおよび30bを設置するとともに記録面相対角度算出部700を用意する。そして、2つの検出部30aおよび30bが検出した紙間距離から記録媒体Pに対するノズル面Fの傾きαを算出する。
図8は、本実施形態のCPU100が、記録動作時に実行する処理を説明するためのフローチャートである。ステップ200およびS201の工程は第1の実施形態におけるステップS100およびS101の処理と同様である。
ステップS202において、CPU100は、紙間距離検出部30aおよび30bを用いて2箇所の紙間距離L1およびL2を取得する。更にステップS203では、ステップS2で得られた紙間距離L1およびL2に基づいて、記録面相対角度αを算出する。
更にステップS204では、傾き検出部24が検出した傾き量θを取得する。ステップS203で算出される記録面相対角度αと、ステップS204で取得される傾き量θは、独立に管理される。
ステップS205において、CPU100は、ステップS202〜ステップS204で得られた情報を記録位置ずれ量算出部105に提供し、記録位置ずれ量D0を算出させる。この際、記録面相対角度αが0でなければ、記録位置ずれ量D0は記録ヘッド22内配列するノズルの位置によって異なる。よって、本実施形態では、ノズルごとに記録位置ずれ量を算出し、これを管理する。
続くステップS206において、CPU100は、ステップS205で取得した記録位置ずれ量D0に基づいて、吐出エネルギ制御部108がノズルに付与する吐出エネルギをノズルごとに設定する。具体的には、ノズルからの吐出速度を調整するためにノズルに印加する電圧パルスのパルス幅や電圧の大きさを設定する。更に、ステップS207において、CPU100は、ステップS104で取得した記録位置ずれ量D0に基づいて、吐出ノズル設定部110に個々の記録データと個々のノズルの対応付けを行わせる。
その後、ステップS208〜ステップS211までの工程は、第1の実施形態におけるステップS107〜S210の処理と同様である。
以上説明した本実施形態によれば、ノズル面Fが記録媒体Pに対して傾いている場合でも、記録ヘッド全域に渡って重力に伴う記録位置ずれを好適に補正することが出来る。
なお、上記説明では記録面相対角度αより、複数のノズルそれぞれに対し個別の補正処理を行う内容で説明したが、個別の制御は処理負担が大きく、駆動回路の構成上不可能な場合もある。このような場合、例えば所定のノズル数ごとにブロック単位で個別の補正処理を行っても良い。また、記録面相対角度αから紙間距離の平均値を求め、これに基づいて記録ヘッド全体を一括して制御しても良い。この場合であっても、記録ヘッド22の片側のみの距離に基づいて補正値を求める第1の実施形態に比べ、より好適な補正を行うことが出来る。
また、上記実施形態では記録位置ずれ量算出部105が、検出された紙間Lと重力方向に対する傾きθに基づいて記録位置ずれ量を算出する内容出説明したが、本発明はこのような構成に限定されるものではない。例えば、紙間Lと傾きθの組み合わせに対応する記録位置ずれD0を予め測定しておき、これらの対応関係をあらかじめテーブルとして記録しておいても良い。このような場合でも、検出された紙間Lと傾きθに基づいた記録位置ずれ量D0を一義的に取得することが出来る。記録面相対角度算出部700における記録面相対角度αの取得も同様である。
更に、上記実施形態のように個々のノズルにおける吐出エネルギの変調と、吐出するノズルの位置の調整を併用しても、紙間距離L、重力方向に対する傾きθ、記録面相対角度αがあまりにも大きい場合には、十分な補正が出来ない場合もある。このような場合には、図9に示すフローチャートのように、適切な補正が出来ない旨を表示部26を介してユーザに通知し、紙間距離Lを近づけたり記録面相対角度αを小さくしたりするよう、ユーザに促すことが出来る。
21 記録装置
22 記録ヘッド
23 紙間距離検出部
24 傾き検出部
25 移動量検出部
100 CPU
105 記録位置ずれ量算出部
108 吐出エネルギ制御部
110 吐出ノズル設定部
F ノズル面
P 記録媒体

Claims (5)

  1. インクを吐出するためのノズルが配列されたノズル面を備え、
    記録媒体に対する移動に応じて前記ノズルからインクを吐出することにより前記ノズル面と対向する前記記録媒体に画像を記録するインクジェット記録装置であって、
    前記配列されたノズルを挟むように前記ノズル面に配され、前記記録媒体と前記ノズル面との距離を測定するための第1のセンサおよび第2のセンサと、
    重力方向に対するインクの吐出方向の傾きを検出する傾き検出手段と、
    前記第1のセンサおよび前記第2のセンサの前記距離の測定結果に基づき、前記第1のセンサおよび前記第2のセンサそれぞれの位置での前記記録媒体と前記ノズル面の距離を検出する距離検出手段と、
    前記傾き検出手段によって検出された前記傾きと前記距離検出手段によって検出された前記距離に基づいて、前記記録媒体上での記録位置のずれ量を取得するずれ量取得手段と、
    前記ずれ量取得手段によって取得された前記ずれ量に応じて、インクを吐出させるために付与する吐出エネルギを前記ノズル毎に調整するエネルギ制御手段と
    更に備えることを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 前記距離検出手段によって検出された、前記第1のセンサおよび前記第2のセンサそれぞれの位置での前記記録媒体と前記ノズル面との距離に基づいて、前記記録媒体に対する前記ノズル面の相対角度を取得する相対角度取得手段を更に備え、
    前記ずれ量取得手段は、前記傾き検出手段が検出した前記傾き、前記距離検出手段が検出した前記距離、および前記相対角度取得手段が取得した前記相対角度に基づいて、前記ずれ量を取得することを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  3. 前記ノズル面に配列されたノズルの中から、前記記録媒体に向けてインクを吐出するためのノズルを、記録データに対応づけて設定する設定手段を更に備えることを特徴とする請求項1または2に記載のインクジェット記録装置。
  4. 前記ずれ量が所定の値よりも大きい場合に、記録動作が不可能である旨をユーザに通知する手段を更に備えることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  5. ユーザが掴むための掴み部を更に備え、
    ユーザが前記掴み部を掴みながら前記記録媒体と前記インクジェット記録装置を離間させ、前記インクジェット記録装置を前記記録媒体に対して移動させることによって記録が行われることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
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