JP6511610B2 - 二重傾斜型カルーセル - Google Patents

Description

本発明は二重傾斜型カルーセルに関し、より具体的に、ベルトコンベヤーとカルーセルが連結されて手荷物を搬送する手荷物処理施設において、カルーセルに投入される手荷物とカルーセルに搬送される手荷物間の衝突によって墜落及び破損の現象を防止することができ、手荷物をカルーセルで複層以上に積載できる二重傾斜型カルーセルに関する。

一般に、空港には手荷物を運送処理するコンベヤーライン（施設）が構築されている。このようなコンベヤーラインの最後の段階で設置されて手荷物を目的先ごとに分類したり受取る用途として、一定空間で回転させる閉ループ形態の回転型コンベヤーがカルーセルである。

ところで、コンベヤーとカルーセルの接続部で手荷物が墜落し手荷物が破損する問題や積載量が少なく搬送される問題などがある。

また、傾斜型カルーセルは、ベルトコンベヤーがカルーセルの内側で接続される形態、すなわち、内接形態に構成されなければならないため、カルーセルが設けられる層が大きい空間を占有し、設置コストが高いという問題がある。

したがって、コンベヤーの設置による空間占有が少なくて設置コストを節減し、手荷物の積載量を傾斜型カルーセルのように大量にしながらも、手荷物の墜落及び破損を防止できるカルーセルの装置開発が求められる実状である。

本発明の目的は、カルーセルなどのコンベヤー設置による空間占有を小さくすることで低い設置コストが求められ、カルーセルに順傾斜及び逆傾斜の区間を構成して手荷物の積載量を向上させ、手荷物が墜落及び破損することのない二重傾斜型カルーセルを提供することにある。

本発明の実施形態に係る二重傾斜型カルーセルについて説明する。カルーセルの外側にベルトコンベヤーが備えられるカルーセルにおいて、カルーセルの搬送表面を閉ループに形成するように連続して設置された複数のスラット板と、前記スラット板は、ベルトコンベヤーから手荷物が伝達される部位にスラット板がカルーセルの外側から内側方向に下向き傾斜するよう形成された接続部と、接続部から所定の距離離隔した位置にスラット板がカルーセルの内側から外側方向に下向き傾斜するよう形成されたピックアップ部とを含み、接続部とピックアップ部は傾斜した方向が互いに反対に形成され得る。

一実施形態によると、接続部は、カルーセルの外側から内側方向に下向き傾斜するよう形成され、底と約２０度内外の角度で傾斜するよう形成され得る。

一実施形態によると、ベルトコンベヤーと近い位置のスラット板の一側は、ベルトコンベヤーの高さに対応するよう形成され、スラット板の他側は下向き傾斜するように構成され得る。

一実施形態によると、スラット板の内側及び外側の高さが調整されるよう、スラット板の下段に連結装置をさらに含み、スラット板は、スラット板と同時に回転し、前記スラット板の下段に備えられたローラと、ローラの間に設けられ、スラット板を回転させるチェーンと、スラット板と離隔して配置され、スラット板の軌跡に沿って回転するようにローラをガイドするレールとを含み得る。

一実施形態によると、連結装置は、一側はスラット板と連結し、他側はチェーンと連結した伝達部と、伝達部と連結して回転形態に構成され、伝達部を搬送する移動部とを含み、連結装置は、スラット板の傾斜角の変化に対応するよう構成され得る。

また、カルーセルの外側にベルトコンベヤーが備えられるカルーセルにおいて、ベルトコンベヤーから手荷物が伝達される部位のスラット板が記カルーセルの外側から内側方向に下向き傾斜するよう形成された接続部と、接続部から所定の距離離隔した位置に、前記スラ板がカルーセルの内側から外側方向に下向き傾斜するよう形成されたピックアップ部とを含み、接続部とピックアップ部は、スラット板の傾斜方向が異なるように形成され得る。

一実施形態によると、接続部は、カルーセルの外側から内側方向に下向き傾斜するよう形成され、底と約２０度内外の角度で傾斜するよう形成され得る。

一実施形態によると、接続部の前後区間には接続部区間の傾斜角度よりも緩やかな傾斜を形成し、ピックアップ部は、カルーセルの内側から外側方向に下向き傾斜するよう形成され、底と約２０度内外の角度で傾斜するよう構成し得る。

本発明によると、カルーセルに順傾斜及び逆傾斜の区間から構成され、手荷物が墜落する危険を減らし、手荷物が破損しない長所がある。

本発明によると、カルーセルに手荷物を多く積載することができる。

また、手荷物がカルーセルの傾斜角を用いて旅客が待機している外部側に手荷物が自然に下がるため、旅客が受取ることが便利な特徴がある。

本発明の実施形態に係る二重傾斜型カルーセルの斜視図である。 本発明の実施形態に係る二重傾斜型カルーセルを説明するための概略的な平面図である。 本発明の実施形態に係るカルーセルの搬送表面の内外側方向（横方向）の傾斜勾配を説明するための図である。 本発明の実施形態に係る搬送表面が傾斜したことを示した断面図である。 図３に示す搬送表面の内外側方向の傾斜勾配を説明するための図である。 本発明の実施形態に係るコンベヤー側のカルーセルの傾斜勾配を説明するための図である。 スラット板の構成を示す図である。 連結装置がスラット板を水平形態で搬送させるのを示す図であり、 連結装置がスラット板を傾斜した形態で搬送させることを示す図である。 スラット板が流動されるように固定した連結装置の正面図である。 スラット板が流動されるように固定した連結装置の側面図である。

図１は本発明の実施形態に係る二重傾斜型カルーセルの斜視図であり、図２は本発明の実施形態に係る二重傾斜型カルーセルを説明するための概略的な平面図であり、図３は本発明の実施形態に係るカルーセルの搬送表面の内外側方向（横方向）の傾斜勾配を説明するための図であり、図４は本発明の実施形態に係る搬送表面が傾斜したことを示した断面図であり、図５は図３に示す搬送表面の内外側方向の傾斜勾配を説明するための図であり、図６は本発明の実施形態に係るコンベヤー側のカルーセルの傾斜勾配を説明するための図である。これを参照して説明する。

二重傾斜型カルーセルは、手荷物搬送及び受取システムにのみ適用されることなく、手荷物の他の貨物などの様々な物の搬送及び受取りシステムに適用される。

すなわち、本願における手荷物とは辞典的な意味上の手荷物だけではなく、貨物などの搬送及び受取り工程が求められる様々な物を意味する。

カルーセル１００は、搬送表面１２０を閉ループに形成するよう連続して設けられる複数のスラット板１１０を順次移動するよう構成されている。

このような閉ループ形態の搬送表面１２０において、連結コンベヤー２００から手荷物９００が伝達される部分である接続部１４０は、内側の下向きで最大の傾斜勾配を有するように構成される。

搬送表面１２０のうち、内側の下向きへの傾斜勾配を有する搬送表面１５０の内側に手荷物９００の墜落防止のための防止部が備えられる。

ここで、接続部１４０は、閉ループ形態の搬送表面１２０のうち、ベルトコンベヤー６０から手荷物９００が伝達される部分である。カルーセルの接続部１４０は、連結コンベヤー２００の配置した部位に、内側の下向き方向に底と約２０度内外の角度で傾斜するよう構成される。接続部の前後区間は傾斜角度が緩和され、接続部１４０で傾斜角度が最大になるよう構成される。

一方、接続部以外の区間は、カルーセルの内側から外側方向に下向き傾斜するように構成される。

ベルトコンベヤーと近接する接続部１４０は、水平面と約２０度内外の角度をなす外側から内側方向に下向き傾斜を形成する。

一例として、ベルトコンベヤーと近接するカルーセルの接続部１４０において、第１接続部１４１はベルトコンベヤーの高さに対応するよう搬送表面が高く位置した形態を有し、第２接続部１４２は搬送表面がカルーセルの内側に下向き傾斜するよう形成される。スラット板が接続部１４０を経過すれば、第１接続部及び第２接続部は傾斜角度が緩やかになり、第２接続部が第１接続部よりも高く、カルーセルの外側方向の下向き傾斜した形態に構成される。再び、接続部１４０の付近に位置する場合、第１接続部１４１は、ベルトコンベヤーの高さに対応するよう搬送表面が高く位置した形態であり、第２接続部１４２は搬送表面がカルーセルの内側に下向き傾斜するよう形成される。

接続部１４０とピックアップ部の区間は、スラット板の傾斜方向が異なるように形成される。

以下、図５を参照して説明する。Ｈ−ｈ線の後からはピックアップ区間であり、Ｄ−ｄ線はベルトコンベヤーと近接するカルーセルの接続部である。

まず、スラット板が搬送されるとき、外側から内側に下向きになるようスラット板が回転し、接続部の付くに近接したとき、カルーセルの外側から内側方向に下向きになるように構成される。ここで、接続部の付近にスラット板が位置した場合、カルーセルの外側から内側方向に２０度内外の角度で形成され、最大の傾斜角を形成するように構成される。接続部の区間を経過すれば、傾斜角度が緩やかに形成されてから、カルーセルの内側から外側方向に下向き傾斜するように構成される。

Ａ−ａ区間は、内側で外側の下向きに傾斜した約１７度内外の角度で構成され、スラット板がもっと回転する場合、Ｂ−ｂ区間に近接したときに内側で外側の下向き傾斜した約５度の角度で形成され、その後、接続部の付近に近接したＣ−ｃ区間でスラット板の角度が変化し、カルーセルの外側で内側の下向き傾斜した約５度の角度で形成され、Ｄ−ｄ区間の接続部の付近でカルーセルの外側から内側に下向き傾斜した約最大２０度の角度で形成され、接続部を経過してＥ−ｅ区間でスラット板が位置する場合、カルーセルの外側で内側の下向き傾斜した５度の角度で形成される。

その後、顧客が手荷物を便利にピックアップできるようにするため、スラット板は傾斜方向が反対になり、Ｆ−ｆ区間でカルーセルの内側から外側に下向き傾斜した５度の角度で形成され、Ｇ−ｇ区間でカルーセルの内側から外側に下向き傾斜した１２度の角度で形成され、Ｈ−ｈ区間でカルーセルの内側から外側に下向き傾斜した１７度の角度で形成され得る。

カルーセルの内側から外側に下向き傾斜した１７度の角度は、スラット板の内側よりも外側をさらに低くすることで手荷物を二重に乗せることができ、旅客が遠くにある手荷物をピックアップすることが便利になり、下側の手荷物を受取れば自然に上側の手荷物が下方に下がるという特徴がある。

そして、搬送表面１２０の最外側Ａ、Ｂ、Ｃ、Ｄ、Ｅ、Ｆの高さは連結コンベヤー２００に対応する接続部１４０の最外側Ｄが最も高く設定され、これを頂点にして両側で緩やかな勾配をもって低くなり、Ｃ、Ｅの地点は中間の高さになる。

このように搬送表面１２０の外側のＡ〜Ｈの地点までの上昇及び下降を通したカルーセル１００の内外側の傾斜構造により先に引入されて回転した第１手荷物９００ａは、Ａ−ａ線及びＢ−ｂ線を通過しながら外側の下向き傾斜に沿って搬送表面１２０が移動し始め、第２手荷物９００ｂが引入される接続部１４０、すなわち、Ｄ−ｄ区間で第１手荷物９００ａは、搬送表面１２０の内側に完全に移動して第２手荷物９００ｂとの衝突を避けることができる。このような傾斜構造により、手荷物９００どうしの衝突による破損又は底への離脱（墜落）を防止することができる。

ここで、Ｈ−ｈ区間からＡ−ａ区間はピックアップ部であり、Ａ−ａ区間からＣ−ｃ区間は接続部の前区間、Ｄ−ｄ区間は接続部、Ｅ−ｅ、Ｆ−ｆ、Ｇ−ｇは接続部の後区間、Ｈ−ｈ区間の後からはピックアップ部である。

搬送表面１２０の最外側の高さは接続部１４０で最大の高さを有し、その後、接続部１４０から遠ざかるほど低くなり、再び接続部に近づいたときに傾斜角度が最大になるよう構成される。閉ループの経路に沿って搬送表面１２０の内外側方向の傾斜勾配を調整することができ、複数のスラット板１１０が閉ループの経路に沿って連続して延びるように構成される。

これは、ベルトコンベヤー２００と同じ層で連結されるカルーセル１００によって手荷物の墜落や離脱を防止し、スラット板が傾斜するよう形成されることで手荷物を二重に積載可能な長所がある。

スラット板１１０の傾斜角度は、スラット板１１０の材質に応じて摩擦値が相異なるため、材質に応じて角度が相異に形成される構成も可能である。

数字上の角度のように記載したが、これに限定されることはない。接続部１４０の付近で、カルーセルの外側から内側に下向き傾斜した形態及びピックアップ部の付近でカルーセルの外側から内側に下向き傾斜した形態の構成であれば、全て可能である。

接続部１４０及びＨ−ｈ区間からＡ−ａ区間のピックアップ部の付近は底と約２０度内外の角度で傾斜した形態に構成されてもよく、傾斜方向は、接続部１４０とピックアップ部は互いに反対になるよう構成されてもよい。

これは、手荷物がカルーセルの傾斜角を用いて旅客が待機している外部側に手荷物が自然に下がることができて、旅客の受取りに便利な特徴がある。

図７は、スラット板の構成を示す図である。これを参考して説明する。

カルーセル１００は複数のスラット板１１０で構成され、スラット板１１０の上段には手荷物を搬送させる搬送表面１２０が備えられ、スラット板の下段にはスラット板を搬送させるチェーン１１６、チェーンの両側にサイドローラ１１３が配置されている。

チェーン１１６及びサイドローラ１１３はスラット板１１０の下段に連結され、サイドローラに対応するようフレーム１３１にサイドレール１１４が備えられ、チェーンに対応するガイドレール１１７が備えられる。

フレーム１３１は固定型の形態として、レール１１４及びガイドレール１１７を備えて固定形態に構成され、レールに対応したチェーン１１６及びローラ１１３はスラット板１１０を搬送させ、搬送表面１１０が回転するように構成される。

チェーン１１６及びローラ１１３はそれぞれのスラット板に連結され、スラット板は閉ループに形成し、連続して複数のスラット板を回転させてカルーセルを構成する。

図１〜図６に示すように、カルーセルの傾斜した部位ごとにスラット板の下段にフレームが傾斜して形成されている。

サイドローラ１１３は、レール１１４に対応するように形成される。チェーン１６０及びサイドレール１１４の軌跡に沿って、サイドローラ１１３がローリング移動しながらスラット板１１０を移動させ、閉ループ形態の移動経路が形成される。

図８Ａは、連結装置がスラット板を水平形態に搬送させることを示す図であり、図８Ｂは、連結装置がスラット板を傾斜した形態に搬送させることを示す図であり、図９Ａは、スラット板が流動性をもって固定した連結装置の正面図であり、図９Ｂは、スラット板が流動性をもって固定した連結装置の側面図である。

スラット板１１０の下段には連結装置３００が備えられる。連結装置の一側はスラット板の下段に固定され、他側はフレームに連結されるよう構成され、連結装置は、チェーン１６０を流動性をもって固定し、スラット板が流動性をもって回転されるように構成可能である。

スラット板１１０を回転させるために、スラット板１１０の下段にチェーンが備えられ、チェーン１６０は、減速モータ、スプロケットの回転によってチェーンが回転し、チェーンに連結された連結装置３００が移動することにより複数のスラット板が回転し、搬送表面を流動性をもって回転させた構成が可能である。

まず、連結装置３００は、回動部３１０、伝達部３２０、移動部３３０を含む。回動部３１０は、スラット板の下段に備えられた板固定部１１１にヒンジ式に連結される。ヒンジ式で形成された回動部３１０の下段には伝達部３２０が連結され、伝達部の下段には輪、ローラ式の移動部３３０が備えられる。回動部３１０の下段に伝達部３２０、伝達部の下段に移動部３３０が連結されて移動装置を構成している。

伝達部３２０はスラット板を固定したチェーン１６０と連結され、チェーン１６０は、移動部３３０と回動部３１０との間に介在して連結される。スラット板がチェーン１６０により回転するとき、チェーンは伝達部に力を伝達し、伝達部の下段に備えられたローラ、輪、ベアリングのうちの少なくとも１つ以上に構成された移動部３３０は回転するよう構成可能である。これは、カルーセルの軌跡に沿って移動部が回転しながらスラット板を移動させ、閉ループ形態の移動経路を形成し得る。フレームの下段の中央にはガイド部１３２が固定され、ガイド部１３２は移動部３３０をガイドする形態に形成される。

一方、スラット板１１０の下段には、スラット板を搬送させるチェーン１１６が配置され、チェーンの両側にサイドローラ１１３がスラット板１１０に連結されるように構成している。

チェーン１１６及びサイドローラ１１３はスラット板の下段に備えられ、サイドローラに対応するようにフレーム１３１にサイドレール１１４が連結装置に対応するガイド部１３２が備えられる。

フレーム１３１は底に固定してもよく、フレームの上段では連結装置が移動しながらスラット板をヒンジ形態に固定し、流動性をもってスラット板１１０を支持するように構成可能である。フレーム１３１の上段にはガイド部１３２が備えられる。

ガイド部１３２に沿って移動部３３０が移動され、移動部３３０の移動方向と回動部の運動方向と相異に構成してもよい。一例として、移動部が南北方向に移動すれば、回動部３１０は東西方向に運動するよう構成されてもよい。移動部３３０及び回動部３１０は互いに異なる方向、同じ方向に回転しながら移動可能である。

移動部３３０及び回動部３１０に連結して固定されたチェーン１６０は流動性をもってスラット板１１０を支持できるように構成される。チェーン１６０と連結した連結装置３００は、スラット板１１０上に備えられた搬送表面１５１の内側及び外側の高さを相異に形成し得る。

接続部１４０では、カルーセルの外側から内側方向に下向き傾斜するよう形成し、その他には、カルーセルの内側から外側方向に下向き傾斜するよう形成され、傾斜角を用いて手荷物を顧客に安全に伝達することができ、手荷物を二重で積載できるという長所がある。

上述したように本発明では具体的な構成要素などのような特定事項と限定した実施形態及び図面に基づいて説明したが、これは本発明のより全般的な理解を助けるために提供されたものである。また、本発明が上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明が属する分野における通常の知識を有する者であれば、このような実施形態から様々な修正及び変形が可能である。したがって、本発明の思想は、上述した実施形態に限定されて決定されることなく、後述する特許請求の範囲のみならず特許請求の範囲と均等であるか等価的な変形のある全てのものは本発明の思想の範疇に属するものであろう。

１００：カルーセル
１１０：複数のスラット板
１１３：ローラ
１１４：レール
１１６：チェーン
１１７：ガイドレール
１２０：搬送表面
１４０：接続部
１４１：第１接続部
１４２：第２接続部
１６０：チェーン
２００：連結コンベヤー
３００：連結装置部
３１０：回動部
３２０：伝達部
３３０：移動部
９００：手荷物
９００ａ：第１手荷物
９００ｂ：第２手荷物

Claims (12)

1. カルーセルの外側にベルトコンベヤーが備えられるカルーセルであって、
   前記カルーセルの搬送表面を閉ループに形成するように連続して設置された複数のスラット板と、
   前記スラット板は、前記ベルトコンベヤーから手荷物が伝達される部位に前記スラット板が前記カルーセルの外側から内側方向に下向き傾斜するよう形成された接続部と、
   前記接続部から所定の距離離隔した位置に前記スラット板が前記カルーセルの内側から外側方向に下向き傾斜するよう形成されたピックアップ部とを含み、
   前記接続部と前記ピックアップ部は、傾斜した方向が互いに反対であり、
   前記スラット板は、
   前記スラット板と同時に回転し、前記スラット板の下段に備えられたローラと、
   前記ローラの間に設けられ、前記スラット板を回転させるチェーンと、
   前記スラット板と離隔して配置され、前記スラット板の軌跡に沿って回転するように前記ローラをガイドするレールとを含むことを特徴とする、二重傾斜型カルーセル。
2. 前記接続部の前後区間には、前記接続部の区間の傾斜角度よりも緩やかな傾斜を形成することを特徴とする、請求項１に記載の二重傾斜型カルーセル。
3. 前記接続部は、前記カルーセルの外側から内側方向に下向き傾斜するよう形成され、底と約２０度内外の角度で傾斜するよう形成されたことを特徴とする、請求項１に記載の二重傾斜型カルーセル。
4. 前記ピックアップ部は、前記カルーセルの内側から外側方向に下向き傾斜するよう形成され、底と約２０度内外の角度で傾斜するよう形成されたことを特徴とする、請求項１に記載の二重傾斜型カルーセル。
5. 前記ベルトコンベヤーと近い位置のスラット板の一側は、前記ベルトコンベヤーの高さに対応するよう形成され、前記スラット板の他側は下向き傾斜するように構成されたことを特徴とする、請求項１に記載の二重傾斜型カルーセル。
6. 前記スラット板の内側及び外側の高さが調整されるよう、前記スラット板の下段に連結装置をさらに含むことを特徴とする、請求項１に記載の二重傾斜型カルーセル。
7. 前記連結装置は、
   一側は前記スラット板を固定し、他側は前記チェーンを固定した伝達部と、
   前記伝達部と連結して回転形態に構成され、前記伝達部を搬送する移動部と、
   を含むことを特徴とする、請求項６に記載の二重傾斜型カルーセル。
8. 前記連結装置は、前記スラット板の傾斜角の変化に対応するよう構成されたことを特徴とする、請求項６に記載の二重傾斜型カルーセル。
9. カルーセルの外側にベルトコンベヤーが備えられるカルーセルであって、
   前記ベルトコンベヤーから手荷物が伝達される部位のスラット板が前記カルーセルの外側から内側方向に下向き傾斜するよう形成された接続部と、
   前記接続部両側から所定の距離離隔した位置に、前記スラット板が前記カルーセルの内側から外側方向に下向き傾斜するよう形成されたピックアップ部とを含み、
   前記接続部と前記ピックアップ部の区間は、前記スラット板の傾斜方向が異なるように形成され、
   前記スラット板は、
   前記スラット板と同時に回転し、前記スラット板の下段に備えられたローラと、
   前記ローラの間に設けられ、前記スラット板を回転させるチェーンと、
   前記スラット板と離隔して配置され、前記スラット板の軌跡に沿って回転するように前記ローラをガイドするレールとを含むことを特徴とする、二重傾斜型カルーセル。
10. 前記接続部の前後区間には、前記接続部の区間の傾斜角度より緩やかな傾斜を形成することを特徴とする、請求項９に記載の二重傾斜型カルーセル。
11. 前記接続部は、前記カルーセルの外側から内側方向に下向き傾斜するよう形成され、底と約２０度内外の角度で傾斜するよう形成されたことを特徴とする、請求項９に記載の二重傾斜型カルーセル。
12. 前記ピックアップ部は、前記カルーセルの内側から外側方向に下向き傾斜するよう形成され、底と約２０度内外の角度で傾斜するよう形成されたことを特徴とする、請求項９に記載の二重傾斜型カルーセル。

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