JP6509931B2 - 油圧クラッチ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、オイルポンプが吐出するオイルを調圧する調圧弁と、当該調圧弁で調圧されたオイルで係合する油圧クラッチとを備える油圧クラッチ装置に関する。
車両などの動力伝達経路には、動力の伝達の有無の切り換えや動力の伝達量の調節を行うための油圧クラッチが設けられている。そして、この油圧クラッチにオイル(作動油)を供給する油圧制御装置として、オイルを溜めるオイルストレーナと、オイルストレーナからオイルを吸い上げて油圧クラッチへ送るオイルポンプと、油圧クラッチを締結させるためのピストンを駆動するピストン室(油室)と、オイルを所定の圧力(油圧)に調圧する調圧弁(リニアソレノイドバルブ)とを備えた油圧制御装置が知られている(例えば、特許文献1を参照。)。
特許文献1に記載されている油圧制御装置においては、オイルストレーナからオイルポンプによって吸い上げられたオイルは、行き側の油路を通って油圧ピストンのピストン室に供給され、その後ピストン室から戻り側の油路を通って調圧弁に供給され、ここで所定の油圧に調圧された後、一部はオイルストレーナに戻され、残りはベアリング及びクラッチ等の回転摺動部の潤滑に供給される。
特許第5844506号公報
ところで、特許文献1に記載の油圧クラッチ装置では、油圧クラッチの油室(ピストン室)の下流側に油圧調整用の調圧弁(リニアソレノイド弁)が配置されている。このような構成の油圧クラッチでは、調圧弁から排出されるオイルが流通する排出側の油路の抵抗(管路抵抗)が高くなることで調圧弁から排出されるオイルの排出性(排油性)に影響を与える場合、指示油圧が無い状態でも油圧クラッチの油室(ピストン室)内に圧力(油圧クラッチの作動圧)が発生してしまうことがある。特に、上記構成の油圧クラッチを四輪駆動車両の副駆動輪用の駆動装置(後輪を副駆動輪とする場合のリアディファレンシャルユニットなど)に用いる場合、極低温の環境下でオイルの粘性が高くなることにより排出側の油路の抵抗(管路抵抗)が高くなり、上記の問題が発生し易くなる。これにより、油圧クラッチに引きずりなどの不具合が生じるおそれがある。そのため、調圧弁から排出されるオイルが流通する排出側の油路の抵抗を低減するための対策が必要となる。
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑み成されたものであり、その目的は、調圧弁から排出されるオイルが流通する排出側の油路の抵抗を低減できるようにすることで、指示油圧が無い状態で油圧クラッチに作動圧が発生することを防止できる油圧クラッチ装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明にかかる油圧クラッチ装置は、オイルポンプ(7)と、オイルポンプが吐出するオイルを調圧する調圧弁(8)と、調圧弁で調圧されるオイルで係合する油圧クラッチ(5)と、を備える油圧クラッチ装置において、調圧弁を油圧クラッチのオイル流れ方向下流側に配置するとともに、油圧クラッチを収容するケース(58)と、ケースに設けた調圧弁(8)の少なくとも一部を挿入する挿入穴(61)と、挿入穴に開口する開口部(67a)を有し該開口部から挿入穴に油圧クラッチから出たオイルを導入する上流側油路(67)と、挿入穴に開口する他の開口部(60a)を有し該他の開口部から挿入穴の下流側にオイルを導出する下流側油路(60)と、を備え、上流側油路(67)の軸方向に沿ってその開口部(67a)の断面の重心点を通る第1仮想線(L1)の位置と、挿入穴の軸方向に沿ってその断面の重心点を通る第2仮想線(L2)の位置とを互いに異ならせて配置し、挿入穴(61)における上流側油路(67)の開口部(67a)と下流側油路(60)の開口部(60a)との間に挿入穴(61)の内周面で構成されたシール部(62)が設けられており、下流側油路(60)の開口部(60a)は、第2仮想線(L2)に対して第1仮想線(L1)と反対側の位置に設けられていることを特徴とする。さらにこの場合、第1仮想線(L1)と第2仮想線(L2)とが互いにねじれ位置にあるようにするとよい。
本発明にかかる油圧クラッチ装置によれば、上流側油路の開口部の重心点の位置と挿入穴の重心点の位置を互いに異ならせて(オフセットさせて)配置したことで、下流側油路の径寸法を拡大しても、挿入穴の内周面における上流側油路の開口部と下流側油路の開口部との間にシール部分を確保することができる。したがって、上流側油路の開口部から挿入穴に流入したオイルが調圧弁を介さず直接上流側油路の開口部から流出することを効果的に防止できる。これにより、下流側油路の径寸法を拡大してその抵抗(管路抵抗)の低減を図りながらも、挿入穴(調圧弁)の内部を経由せずに上流側油路から下流側油路へ直接オイルが流れ込むこと(いわゆるショートカット)を効果的に防止できるので、調圧弁の動作性能を確保することができる。したがって、下流側油路を通って調圧弁の下流側に排出されるオイルの排出性を向上させることで、指示油圧が無い状態で油圧クラッチに作動圧が発生することを防止できる。したがって、油圧クラッチに引きずりなどの不具合が生じるおそれを低減することができる。
また、この油圧クラッチ装置では、第1仮想線(L1)は、第2仮想線(L2)よりも高さ方向で上側に位置しているとよい。
この構成によれば、第1仮想線が第2仮想線よりも高さ方向で上側に位置していることで、上流側油路の開口部が挿入穴の中心よりも高い位置に配置されるようになる。したがって、下流側油路の開口部を挿入穴の中心よりも低い位置に配置することができるので、下流側油路を通って排出されるオイルの排出性を更に向上させることが可能となる。また、上流側油路の開口部と下流側油路の開口部との間のシール部をより大きな寸法にすることができるので、挿入穴(調圧弁)の内部を経由せずに上流側油路穴から下流側油路穴へ直接オイルが流れ込むことをより効果的に防止できる。
また、この油圧クラッチ装置では、油圧クラッチは、動力伝達経路に設けた摩擦係合要素(53,54)と、摩擦係合要素に押圧力を付与する押圧部材(57)と、導入されたオイルの油圧で押圧部材を駆動するための油室(59)と、油室の油圧に抗して押圧部材を摩擦係合要素から離間させる方へ付勢する付勢部材(45)と、を備え、上流側油路は、油室から挿入穴に連通する油路であり、上流側油路を流通するオイルにかかる抵抗圧(P1)と、調圧弁を通過するオイルにかかる抵抗圧(P2)と、下流側油路を流通するオイルにかかる抵抗圧(P3)とを合わせた圧力が、付勢部材から押圧部材にかかる荷重と釣り合う油室の油圧(P4)よりも小さくなる(P1+P2+P3<P4)ように、上流側油路及び下流側油路の径寸法及び長さ寸法を設定するとよい。
この構成によれば、油圧クラッチの指示油圧が無い状態で、付勢部材の付勢で押圧部材を摩擦係合要素から離間させる方へ戻すことができるようになるので、油圧クラッチの油室内に作動圧が発生することを効果的に防止できる。したがって、油圧クラッチに引きずりなどの不具合が生じるおそれをより効果的に低減することができる。
なお、上記の括弧内の符号は、後述する実施形態における対応する構成要素の図面参照番号を参考のために示すものである。
本発明の油圧クラッチ装置によれば、下流側油路を通って調圧弁の下流側に排出されるオイルの排出性を向上させることで、指示油圧が無い状態で油圧クラッチに作動圧が発生することを効果的に防止できる。
本発明の一実施形態に係る油圧クラッチ装置を備える動力伝達装置の全体構成を示す断面図である。 図1のA部拡大図である。 動力伝達装置の外観構成を示す図で、(a)は平面図、(b)は、側面図である。 調圧弁を示す要部断面図である。 サイドケースに設けた調圧弁の挿入穴を示す側断面図である。 挿入穴を示す斜視図(一部断面図)である。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1は、本発明の第一実施形態に係る油圧クラッチ装置を備える動力伝達装置の全体構成を示す断面図である。また、図2は、図1のA部拡大図である。また、図3は、動力伝達装置の外観構成を示す図で、(a)は平面図、(b)は、側面図である。
図1に示す動力伝達装置100は、駆動シャフト1の回転を左右の車輪(図示せず)に配分するための差動機構(ディファレンシャル機構)として構成されている。駆動シャフト1は、図示しないプロペラシャフトに結合し、図示しない駆動源(エンジン)からの駆動力が伝達される。油圧クラッチ装置は、駆動シャフト1と一体回転する駆動ベベルギヤ2と、該駆動ベベルギヤ2に噛み合う従動ベベルギヤ3と、駆動シャフト1に直交して配置され、従動ベベルギヤ3と一体回転するように結合されたセンターシャフト(回転軸)4と、該センターシャフト4の左右に配置された左右の油圧クラッチ5L,5Rと、左右の油圧クラッチ5L,5Rによって伝達される各駆動力を左右の車輪(図示せず)にそれぞれ伝達する左右の出力シャフト6L,6Rと、左右の油圧クラッチ5L,5Rの各ピストン室59(図2)に作動油(オイル)を供給するオイルポンプ(電動オイルポンプ)7と、各ピストン室59から排出されるオイルの圧力を調圧する左右の調圧弁8L,8Rと、左右のピストン室59L,59R内のオイルの油圧を検出するための油圧センサ90L,90Rと、ディファレンシャル機構を覆う(収容する)センターケース9と左右の油圧クラッチ5L,5Rそれぞれを収容するサイドケース58R,58Lとを備える。左右のサイドケース58L,58Rは、センターケース9の左右端の開口にボルト97(図3(a)参照)の締結で一体に固定されている。以下、各構成について更に説明する。
センターシャフト4は、テーパ軸受11、12を介してディファレンシャル機構のセンターケース9に軸受けされる。センターシャフト4は、大別して、中央の大径部4aと、該大径部4aの左右の中径部4bと、該中径部4bに隣接する左右端の小径部4cとを含むように構成されており、大径部4aに従動ベベルギヤ3が固定されて、センターシャフト4の全体が一体回転する。センターシャフト4の左右端の各小径部4cには、円周方向に複数のスプライン歯が形成され、対応する左右の油圧クラッチ5L,5Rの各クラッチガイド51(図2)と一体回転するようにスプライン結合している。
左右の油圧クラッチ5L,5Rは、湿式多板クラッチから成っている。左右の油圧クラッチ5L,5Rは同一の構成であるため、ここでは図2を参照しながら右油圧クラッチ5Rについてのみ説明することとする。また、同様な理由から以降の説明では「左」又は「右」を意味する添字L,Rは、特に区別する必要がある場合を除き省略することとする。
図2に示されるように、入力側回転部材であるクラッチガイド51の内周面に対して複数のセパレータプレート(第1摩擦材)53が軸方向に所定間隔で並んでスプライン結合し、出力側回転部材であるクラッチハブ52の外周面に対して複数のフリクションプレート(第2摩擦材)54が軸方向に所定間隔で並んでスプライン結合しており、各セパレータプレート53と各フリクションプレート54は軸方向に互い違いに交互に並ぶように配置され、セパレータプレート53及びフリクションプレート54の積層体を成している。クラッチガイド51の根元には、スプライン部55が形成されており、該スプライン部55は、センターシャフト4にスプライン結合する。
同様に、クラッチハブ52の根元寄りにはスプライン部56が形成されている。スプライン部56は右出力シャフト6Rにスプライン結合し、クラッチハブ52はボール軸受14を介してサイドケース58に対して回転自在に支持され、該右出力シャフト6Rと一体回転する。一方、クラッチガイド51とクラッチハブ52は、ボール軸受13を介して相互に軸受けされ、相対回転可能である。
セパレータプレート53及びフリクションプレート54の積層体(摩擦係合部)は、クラッチ締結時に、ピストン57によって軸方向(図2では左方向)に駆動される。ピストン57の駆動に応じてセパレータプレート53とフリクションプレート54とが摩擦係合し、クラッチが締結される。ピストン57はピストン室59の油圧によってリターンスプリング(付勢部材)45の付勢力に抗して摩擦係合部に向けて油圧駆動され、摩擦係合部において必要なクラッチ締結量を得るよう制御される。
ピストン57の摩擦係合部に対向する側には、軸方向(図中左方向)に突出した押圧部46が形成されている。押圧部46は摩擦係合部を押圧する。押圧部46の先端部には、摩擦係合部を回転自在にスラスト方向に支持する第1のスラスト軸受48が取り付けられている。他方、センターケース9におけるクラッチガイド51の後側に対向する位置には、軸方向(図中右方向)に突出した押圧荷重受部47が形成されている。押圧荷重受部47は、摩擦係合部にかかるピストン57の押圧荷重を受け止める。押圧荷重受部47の先端部には、クラッチガイド51を回転自在にスラスト方向に支持する第2のスラスト軸受49が取り付けられている。
なお、センターシャフト4は左右の油圧クラッチ5L,5Rにとって「入力軸」に該当し、左右の出力シャフト6L,6Rは左右の油圧クラッチ5L,5Rにとって「出力軸」に該当する。
図1に戻って、電動オイルポンプ7は、回転動力を発生するモータ部71と、その回転動力によって作動油(オイル)をオイルストレーナ66から吸引して左右の油圧クラッチ5L,5Rへ圧送するポンプ部72とから成り、ポンプ部72はポンプシャフト73上に左右2個の内接ギヤポンプ(オイルポンプ)74L,74Rが直列に接続された2連ポンプ構造を成している。なお、本実施形態では、左の内接ギヤポンプ74Lは左油圧クラッチ5Lのピストン室59Lにオイルを圧送し、右の内接ギヤポンプ74Rは右油圧クラッチ5Rのピストン室59Rにオイルを圧送している。
左右の調圧弁8L,8Rは、リニアソレノイドバルブ(電磁調圧弁)から成っている。本実施形態における左右の調圧弁8L,8Rは、左右の油圧クラッチ5L,5Rの各ピストン室59L,59Rの真横にそれぞれ略対称に配置されている。従って、左右の各ピストン室59L,59Rから左右の各調圧弁8L,8Rまでの上流側油路67L,67Rが最短距離でそれぞれ構成されている。また、ピストン室59L,59Rと調圧弁8L,8Rとの間の上流側油路67L,67Rには、該上流側油路67L,67Rを流通する作動油に含まれる微少異物を除去するためのフィルタ(セカンダリフィルタ:清浄部材)40L,40Rが設置されている。
図4は、調圧弁8(8R)を示す要部断面図である。なお、左右の調圧弁8L,8Rなど符号にL,Rの添字を付した構成要素はいずれも左右対称の同一構成であるため、以降の説明では、それらにおける添字L,Rは、特に区別する必要がある場合を除き省略する。
調圧弁8は、スプール82、ボディ83及びスプリング84から成る弁部81にリニアソレノイド部85が直列に結合することにより構成されている。そしてこの調圧弁8は、弁部81がサイドケース58に形成した挿入穴61に差し込まれて収容されており、リニアソレノイド部85がサイドケース58の外部に露出した状態となっている。
リニアソレノイド部85は、磁力線を発生するコイル86と、コイル86が発生した磁力線を透磁する中空円筒状の磁性体87と、磁力線の作用によって軸方向に駆動されるプランジャ88と、コイル86に電流を供給するための配線(図示せず)が接続されるカプラ(接続具)89と、全体を覆うケース93とから成り、プランジャ88はスプール82の端部に接合し、磁性体87はボディ83に接合している。カプラ89はリニアソレノイド部85の外周面から径方向の外側へ突出する突起状に形成された部分で、カプラ89の先端部には、配線を接続するための接続口89aが設けられている。
ボディ83には、入口ポートP/IN、出口ポートP/OUT、および帰還ポートP/FBがそれぞれ形成され、スプール82とボディ83との間には、複数の環状油路(図示せず)が形成されている。これら環状油路には、入口ポートP/INと出口ポートP/OUTを連通させる環状油路や、ピストン室59から吐出されたオイルがフィードバック圧としてスプール82に作用するための環状油路がある。また、サイドケース58とボディ83との間には隙間(図示せず)が部分的に形成されており、ピストン室59から吐出されたオイルがこの隙間を通って帰還ポートP/FBに流入してフィードバック圧としてスプール82に作用するように構成されている。
従って、油圧クラッチ5のピストン室59から上流側油路67(フィルタ40)を通って調圧弁8の入口ポートP/INに流入するオイルは、ピストン室59から吐出されたオイルのフィードバック圧(油圧)、リニアソレノイド部85のプランジャ88の推力、並びにスプリング84が弁体に作用する弾性力という3力がつり合う油圧に調圧され、調圧弁8の出口ポートP/OUTから下流側油路60へ吐出される。
また、調圧弁8がピストン室59に隣接して配置されることにより、ピストン室59から調圧弁8の入口ポートP/INまでの油路を最短距離でつなぐことができ、ピストン室59から調圧弁8に到る上流側油路67の圧力損失を最小限に抑えることが可能となる。また、後述するように、調圧弁8の出口ポートP/OUTから排出されたオイルを、シャフト内部に形成された軸芯油路を介さずに油圧クラッチ5の内部に導入することが可能となる。
再び図2に戻って、サイドケース58の内部には、調圧弁8の出口ポートP/OUTから吐出されたオイルを油圧クラッチ5の内部に導く下流側油路60が形成されている。すなわち、本実施形態の油圧クラッチ装置では、シャフト内部に形成された油路(軸芯油路)を介さずに、調圧弁8の出口ポートP/OUTから吐出されたオイルを下流側油路60を介して直に油圧クラッチ5の内部に導入して、導入されたオイルをクラッチハブ52の回転によって撹拌させ、これによりボール軸受13,14等の回転摺動部を潤滑することとしている。そのため、下流側油路60を通って油圧クラッチ5内部に導入されたオイルが、ボール軸受13,14に効率良く且つ均等に行き渡るように、クラッチハブ52のボール軸受13に対向する部位に、第1の貫通穴52aが設けられている。更に、セパレータプレート53及びフリクションプレート54にオイルが効率良く且つ均等に行き渡るように、クラッチハブ52の径方向の内周面と外周面を貫通する第2の貫通穴52bが設けられている。
図3に示すように、調圧弁8(8R,8L)及び油圧センサ90(90R,90L)は、油圧クラッチ5を収容するサイドケース58(58L,58R)に取り付けられている。詳細には、調圧弁8は、サイドケース58の外側の側面(センターシャフト4の軸方向の外側)に設けた挿入穴61に差し込まれて取り付けられている。また、油圧センサ90は、サイドケース58の外側の側面に設けた他の挿入穴(図示せず)にその一部が差し込まれて取り付けられている。油圧センサ90は、一部が当該挿入穴を介してピストン室59内に配置されていることで、該ピストン室59内の油圧を検出するようになっている。また、配線を接続するためのカプラ(接続具)91がサイドケース58の外部に露出している。
そして、サイドケース58から露出するこれら調圧弁8及び油圧センサ90の少なくとも一部を覆うカバー(保護部材)95(95L,95R)が設けられている。カバー95は、金属製のプレス部品で、調圧弁8のリニアソレノイド部85の外側の側面及び長手方向の後側の端面と油圧センサ90の外側の側面とを覆う構成である。このカバー95は、ボルト(締結具)96の締結でサイドケース58の外面(センターシャフト4の軸方向の外側を向く面)に固定されている。なお、カバー部材95は、金属製のプレス部品以外にも、合成樹脂製の一体成型品などであってもよい。
図5及び図6は、サイドケース58に設けた調圧弁8の挿入穴61を示す図で、図5は、サイドケース58における図3(a)のY−Y矢視に対応する部分の側断面図、図6は、同矢視に対応する部分の斜視図である。本実施形態の油圧クラッチ装置では、サイドケース58に設けた調圧弁8の弁部81を挿入する筒状(略円筒状)の挿入穴61と、ピストン室59(凹部59a)から挿入穴61に連通する上流側油路67と、挿入穴61から下流側に連通する下流側油路60とを備えている。挿入穴61は、その軸方向が動力伝達装置100の前後方向に略水平に延伸している。上流側油路67の開口部67aは、挿入穴61の側面(外周面の鉛直方向に対する左右方向の一方)に開口しており、下流側油路60の開口部60aは、挿入穴61の下面(外周面の鉛直下方向)に開口している。
そして、上流側油路67の軸方向(長手方向)に沿って開口部67aの断面の重心点(中心点)を通る第1仮想線L1の高さ位置(油圧クラッチ装置及び動力伝達装置100を車両に搭載した状態での鉛直方向の位置をいう、以下同じ。)と、挿入穴61の軸方向(長手方向)に沿ってその断面の重心点(中心点)を通る第2仮想線L2の高さ位置とを互いに異ならせて(オフセットして)配置しており、それらの高さの差(オフセット量)DL(図5参照)を設けている。詳細には、第1仮想線L1は第2仮想線L2よりも高さ方向の上側にオフセットしている。これにより、図6に示すように、挿入穴61における上流側油路67の開口部67aと下流側油路60の開口部60aとが直接連通しておらず、それらの間に挿入穴61の内周面で構成されたシール部62(シール幅DS)が設けられている。このシール部62によって、上流側油路67の開口部67aから挿入穴61に流入したオイルが下流側油路60の開口部60aへ直接流出することを防止するシール効果を得ることができる。なお、ここでいう上流側油路67及び挿入穴61の断面の重心点とは、これら上流側油路67及び挿入穴61の断面が円形の場合にはその中心点と一致し、断面が円形以外の形状でその中心点と重心点が一致しない場合には、中心点とは異なる重心点となる。
さらに、図6に示すように、第1仮想線L1と第2仮想線L2とが互いにねじれ位置にある。すなわち、第1仮想線L1と第2仮想線L2は互いに平行ではなく、かつそれらの高さ位置が異なっており、互いが交わらない位置に配置されている。
また、本実施形態の油圧クラッチ装置では、フィルタ40を通過するオイルにかかる抵抗圧(フィルタ抵抗圧)(あるいは上流側油路67の管路抵抗圧でもよい。)をP1とし、調圧弁8の各ポートを流れるオイルにかかる抵抗圧(ポート抵抗圧)をP2とし、下流側油路60の管路抵抗圧(下流側油路60を流れるオイルにかかる抵抗圧)をP3とし、油圧クラッチ5のリターンスプリング45の荷重(ピストン57を摩擦係合要素53,54から離間させる方へ戻す荷重)と釣り合うピストン室59内の油圧をP4とするとき、
P1+P2+P3<P4
の関係が成り立つように、上流側油路67及び下流側油路60の管路の長さ寸法及び径寸法等を設定している。これにより、油圧クラッチの指示油圧が無い状態で、リターンスプリング45の付勢でピストン57を摩擦係合要素から離間させる方へ戻すことができる。
以上説明したように、本実施形態の油圧クラッチ装置では、調圧弁8を油圧クラッチ5のオイル流れ方向の下流側に配置するとともに、油圧クラッチ5を収容するサイドケース58と、このサイドケース58に設けた挿入穴61と、挿入穴61に油圧クラッチ5から出たオイルを導入する上流側油路67と、挿入穴61の下流側にオイルを導出する下流側油路60とを備えている。そして、上流側油路67の開口部67aの断面の重心点を通る第1仮想線L1の高さ位置と、挿入穴61の断面の中心を通る第2仮想線L2の高さ位置とを異ならせて配置している。また、第1仮想線L1と第2仮想線L2とが互いにねじれ位置にあるようにしている。
本発明にかかる油圧クラッチ装置によれば、上流側油路67の開口部67aの断面の重心点(中心)の位置と挿入穴61の断面の重心点(中心)の位置を異ならせて(オフセットさせて)配置したことで、下流側油路60の径寸法を拡大しても、挿入穴61の内周面における上流側油路67の開口部67aと下流側油路60の開口部60aとの間にシール部62(シール幅DS)を確保することができる。したがって、上流側油路67の開口部67aから挿入穴61に流入したオイルが調圧弁8を介さず直接下流側油路60の開口部60aから流出することを防止できる。これにより、下流側油路60の径寸法を拡大してその抵抗(管路抵抗)の低減を図りながらも、挿入穴61(調圧弁8)の内部を経由せずに上流側油路67から下流側油路60へ直接オイルが流れ込むこと(いわゆるショートカット)を効果的に防止できるので、調圧弁8の動作性能を確保することができる。したがって、下流側油路60を通って調圧弁8の下流側に排出されるオイルの排出性を向上させることで、指示油圧が無い状態で油圧クラッチ5に作動圧が発生することを防止できる。これにより、油圧クラッチ5に引きずりなどの不具合が生じるおそれを低減することができる。
また、この油圧クラッチ装置では、第1仮想線L1は、第2仮想線L2よりも高さ方向(鉛直方向)で上側に位置している。この構成によれば、第1仮想線L1が第2仮想線L2よりも高さ方向で上側に位置していることで、上流側油路67の開口部67の中心が挿入穴61の中心よりも高い位置に配置されるようになる。したがって、下流側油路60の開口部60aの中心を挿入穴61の中心よりも低い位置に配置することができるので、下流側油路60を通って排出されるオイルの排出性を更に向上させることが可能となる。また、上流側油路67の開口部67aと下流側油路60の開口部60aとの間のシール部62(シール幅DS)をより大きな寸法にすることができるので、挿入穴61の内部(調圧弁8)を経由せずに上流側油路67から下流側油路60へ直接オイルが流れ込むことをより効果的に防止できる。
また、この油圧クラッチ装置では、フィルタ40を通過するオイルにかかる抵抗圧(P1)と、調圧弁8を通過するオイルにかかる抵抗圧(P2)と、下流側油路60を流通するオイルにかかる抵抗圧(P3)とを合わせた圧力が、リターンスプリング45からピストン57にかかる荷重と釣り合うピストン室59の油圧(P4)よりも小さくなるように(P1+P2+P3<P4)、上流側油路67及び下流側油路60の径寸法及び長さ寸法を設定している。なお、上流側油路67に設置したフィルタ40を備えていない場合には、上記の圧力の関係式において、フィルタ40を通過するオイルにかかる抵抗圧(P1)に代えて、上流側油路67を流通するオイルの管路抵抗圧の値を用いるようにしてもよい。
この構成によれば、油圧クラッチ5の指示油圧が無い状態で、リターンスプリング45の荷重でピストン57を摩擦係合要素53,54から離間させる方へ戻すことができるので、油圧クラッチ5のピストン室59内に作動圧が発生することを効果的に防止できる。したがって、油圧クラッチ5に引きずりなどの不具合が生じるおそれをより効果的に低減することができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内において種々の変形が可能である。
1 駆動シャフト
4 センターシャフト
5(5L,5R) 油圧クラッチ
6(6L,6R) 出力シャフト
7 電動オイルポンプ(オイルポンプ)
8(8L,8R) 調圧弁
9 センターケース
40(40L,40R) フィルタ
45 リターンスプリング(付勢部材)
51 クラッチガイド
52 クラッチハブ
53 セパレータプレート(摩擦係合要素)
54 フリクションプレート(摩擦係合要素)
57 ピストン(押圧部材)
59 ピストン室(油室)
60 油路(下流側油路)
64,65 油路
66 オイルストレーナ
67(67L,67R) 油路(上流側油路)
71 モータ部
72 ポンプ部
74L,74R 内接ギヤポンプ(オイルポンプ)
81 弁部
85 リニアソレノイド部
90 油圧センサ
100 動力伝達装置
110 油圧回路
L1 第1仮想線
L1 第2仮想線

Claims (4)

  1. オイルポンプと、前記オイルポンプが吐出するオイルを調圧する調圧弁と、前記調圧弁で調圧されるオイルで係合する油圧クラッチと、を備える油圧クラッチ装置において、
    前記調圧弁を前記油圧クラッチのオイル流れ方向下流側に配置するとともに、
    前記油圧クラッチを収容するケースと、
    前記ケースに設けた前記調圧弁の少なくとも一部を挿入する挿入穴と、
    前記挿入穴に開口する開口部を有し該開口部から前記挿入穴に前記油圧クラッチから出たオイルを導入する上流側油路と、
    前記挿入穴に開口する他の開口部を有し該他の開口部から前記挿入穴の下流側にオイルを導出する下流側油路と、を備え、
    前記上流側油路の軸方向に沿ってその開口部の断面の重心点を通る第1仮想線の位置と、前記挿入穴の軸方向に沿ってその断面の重心点を通る第2仮想線の位置とを互いに異ならせて配置し
    前記挿入穴における前記上流側油路の開口部と前記下流側油路の開口部との間に前記挿入穴の内周面で構成されたシール部が設けられており、
    前記下流側油路の開口部は、前記第2仮想線に対して前記第1仮想線と反対側の位置に設けられている
    ことを特徴とする油圧クラッチ装置。
  2. 前記第1仮想線と前記第2仮想線とが互いにねじれ位置にある
    ことを特徴とする請求項1に記載の油圧クラッチ装置。
  3. 前記第1仮想線は、前記第2仮想線よりも前記油圧クラッチ装置の高さ方向で上側に位置している
    ことを特徴とする請求項2に記載の油圧クラッチ装置。
  4. 前記油圧クラッチは、
    動力伝達経路に設けた摩擦係合要素と、
    前記摩擦係合要素に押圧力を付与する押圧部材と、
    導入された前記オイルの油圧で前記押圧部材を駆動するための油室と、
    前記油室の油圧に抗して前記押圧部材を前記摩擦係合要素から離間させる方へ付勢する付勢部材と、を備え、
    前記上流側油路は、前記油室から前記挿入穴に連通する油路であり、
    前記上流側油路を流通するオイルにかかる抵抗圧と、前記調圧弁を通過するオイルにかかる抵抗圧と、前記下流側油路を流通するオイルにかかる抵抗圧とを合わせた圧力が、前記付勢部材から前記押圧部材にかかる荷重と釣り合う前記油室の油圧よりも小さくなるように、前記上流側油路及び前記下流側油路の径寸法及び長さ寸法が設定されている
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の油圧クラッチ装置。
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