JP6502652B2 - 熱交換器の取り付け構造 - Google Patents

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本発明は、車両に設けられる熱交換器の取り付け構造に関する。
特許文献1には、車両の空調装置のコンデンサをエンジンのラジエータに重ね合わせて取り付ける熱交換器の取り付け構造が開示されている。
上記の取り付け構造では、コンデンサの上下端部における左右近傍に4個の取付具が取り付けられる。コンデンサの下方側に設けられる2個の取付具がラジエータの下端部に設けられたフック部にそれぞれ係合してネジ止め固定される。そして、コンデンサの上方側に設けられる2個の取付具がラジエータの上端部にそれぞれネジ止め固定される。
特開2002−114025号公報
しかしながら、このような従来の熱交換器の取り付け構造にあっては、車両に設けられるスペースによってコンデンサの取付具の位置や取り付け方向に制約を受ける場合に、ラジエータのネジ止め部に対するコンデンサの取付具の位置合わせが難しくなり、コンデンサの取り付け作業に手間がかかるという問題がある。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、熱交換器の取り付け作業が速やかに行える構造を提供することを目的とする。
本発明のある態様によれば、車両に設けられる熱交換器の取り付け構造であって、熱交換器の一方の端部に設けられて支持側の摺動支持部に差し込まれる摺動ステーと、熱交換器の他方の端部に設けられて支持側の係止支持部に締結される締結部を有する固定ステーと、を備え、固定ステーは、熱交換器の取り付け時に摺動ステーが摺動支持部に差し込まれた状態で締結部との間に係止支持部が差し込まれるガイド部を有し、ガイド部は、締結部に対して摺動ステーから離れる方向に離して形成され、熱交換器が一方向に移動することで摺動ステーが摺動支持部に差し込まれた後に、熱交換器が逆方向に移動することで係止支持部が締結部とガイド部との間に差し込まれることを特徴とする熱交換器の取り付け構造が提供される。
上記態様によれば、熱交換器の取り付け時には、摺動ステーが摺動支持部に差し込まれた後に、締結部とガイド部との間に係止支持部が差し込まれる。このときに、ガイド部が係止支持部に係合して締結部が係止支持部から離れようとする動きを規制するため、締結部を係止支持部に締結する熱交換器の取り付け作業が速やかに行える。
本発明の実施形態に係る熱交換器の取り付け構造を示す正面図である。 図1のII−II線に沿う断面図である。 図1のIII−III線に沿う断面図である。 熱交換器の取り付け動作を示す断面図である。 熱交換器の取り付け動作を示す断面図である。 熱交換器の取り付け動作を示す断面図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。なお、車両の前後方向を単に前後方向と称し、車幅方向を左右方向と称して説明する。
図1は、本実施形態に係る熱交換装置1を前方から見た正面図である。熱交換装置1は、車両のエンジンルームの前部に搭載される第1熱交換器10と、第1熱交換器10の前方に並んで配置される第2熱交換器50と、を備える。
車両には、第2熱交換器50の前方に車両走行風を取り入れる開口部(図示省略)が設けられる。第1熱交換器10の後方にエンジンのラジエータ(図示省略)が設けられる。ラジエータの後方にファン(図示省略)が設けられる。熱交換装置1では、車両走行風またはファンによって送られる強制風が第2熱交換器50、第1熱交換器10、ラジエータを順に通過する。つまり、第1熱交換器10と第2熱交換器50とは、冷却空気(外気)が通過する方向に並んで設けられている。
第1熱交換器10は、車両の空調装置(図示省略)に設けられるコンデンサである。
第1熱交換器10は、中央部に設けられるコア部12と、コア部12の両端に設けられる対のタンク11、13と、を備える。第1熱交換器10では、コンプレッサ(図示省略)から送られる冷媒が、配管が接続されるインレット(図示省略)から一方のタンク11に流入し、コア部12を循環した後に、他方のタンク13からアウトレット(図示省略)に接続される配管を介して流出する。第1熱交換器10では、コア部12を循環する冷媒と、コア部12を通過する冷却空気との間で熱交換が行われ、コンプレッサから送られる高温高圧のガス冷媒が凝縮液化する。
第1熱交換器10は、4個のブラケット15〜19を介して車体(図示省略)に支持される。上下方向に延びる一方のタンク11は、その上下端部がブラケット15、16を介して車体に支持される。同様に、上下方向に延びる他方のタンク13は、その上下端部がブラケット17、18を介して車体に支持される。
第2熱交換器50は、インバータなどの電気部品や電動機を冷却する強電系冷却装置(図示省略)に設けられるサブラジエータである。
第2熱交換器50は、中央部に設けられるコア部53と、コア部53の両端に設けられる対の樹脂製のタンク52、54と、を備える。第2熱交換器50では、強電系冷却装置の冷却部から送られる冷媒が、配管(図示省略)が接続されるインレット51から一方のタンク52に流入し、コア部53を循環した後に、他方のタンク54から配管(図示省略)が接続されるアウトレット55を通じて流出し、電気部品などの冷却部に送られる。第2熱交換器50では、コア部53を循環する冷媒と、コア部53を通過する冷却空気との間で熱交換が行われ、冷却部から送られる高温の冷媒が冷却される。
タンク52、54は、樹脂製のタンク部材に金属製のプレート部材が結合される構成である。なお、これに限らず、タンク52、54は、全てを金属製の部材で形成する構成であってもよい。
以下、第2熱交換器50の取り付け構造について説明する。
第2熱交換器50を車体に支持する支持側の部材として、サポート40及びブラケット20が第1熱交換器10に設けられる。なお、これに限らず、サポート40及びブラケット20がファンシュラウドなどの部材に設けられる構成としても良い。
第2熱交換器50は、その左端部から2本の摺動ステー81、82が左方向(図1において右方向)に延設される。摺動ステー81、82は、サポート40に摺動自在に支持される。つまり、サポート40は、第2熱交換器50の左端部を第2熱交換器50の長手方向に摺動自在に支持する摺動支持部を構成する。
摺動ステー81、82は、第2熱交換器50の樹脂製のタンク54の下部に一体形成される。摺動ステー81、82は、その段部85(図3参照)から第1熱交換器10の長手方向(左右方向)に延びる片持ち梁状に形成される。摺動ステー81、82は、互いに上下方向に並んで平行に延びる。
樹脂製のサポート40は、第1熱交換器10のタンク13に沿って延び、その上下端部がボルト41、42を介してブラケット15、16にそれぞれ締結される。
樹脂製のサポート40には、摺動ステー81、82がそれぞれ摺動自在に差し込まれるサポート孔43、44が形成される。
図2に示すように、サポート孔43は、摺動ステー81を上下方向について挟むように延びる対のサポート壁部47と、対のサポート壁部47の間に梁状にわたされるサポート梁部48と、サポート梁部48との間に摺動ステー81を前後方向について挟むように延びるサポート壁部49A、49Bと、によって形成される。
サポート壁部49Aは、第1熱交換器10の長手方向(左右方向)に延びる平面状に形成される。サポート壁部49Bは、サポート壁部49Aに対して傾斜して延びるように形成される。これにより、第2熱交換器50の取り付け時に、摺動ステー81がサポート孔43に差し込まれる際に、摺動ステー81がサポート壁部49Aに沿って傾斜するようになっている(図4参照)。
サポート40には、サポート壁部49Aから爪状に突出する弾性爪46(押圧部)が形成される。サポート孔43に摺動ステー81が挿入された取り付け状態で、弾性爪46は、摺動ステー81に当接して撓み変形し、摺動ステー81をサポート梁部48(サポート孔43の内壁)に押圧する。
また、サポート孔44は、サポート孔43と同様に形成される。
第2熱交換器50は、その右端部から1本の固定ステー60が右方向(図1において左方向)に延設される。固定ステー60は、ブラケット20にボルト95を介して締結される。つまり、ブラケット20は、第2熱交換器50の右端部を第2熱交換器50の長手方向の所定位置に支持する係止支持部を構成する。
図3に示すように、ブラケット20は、第1熱交換器10のタンク11に固定される基端部20Aと、基端部20Aから前方に突出するアーム部20Bと、アーム部20Bから左方向(図3において右方向)に延びる先端部20Cと、を有する。
ブラケット20の基端部20Aは、タンク11の取り付け孔11Aに挿入される突起部21と、タンク11に接合される接合面22と、を有する。金属製のブラケット20は、その接合面22が金属製のタンク11にロウ付けなどによって結合される。
ブラケット20の先端部20Cは、左右方向に延びる平板状に形成され、その前後面に平面状に延びる第1座面24及び第2座面25を有する。先端部20Cの中程には、ボルト95を通す取り付け孔23が形成される。
固定ステー60は、第2熱交換器50の樹脂製のタンク52に一体形成される。固定ステー60は、ブラケット20の先端部20Cを挟むように延びる対のガイド壁部64と、対のガイド壁部64の間に梁状にわたされる締結板部61及びガイド部63と、を有する。ブラケット20の先端部20Cは、第2熱交換器50の取り付け時に締結板部61とガイド部63との間に差し込まれるようになっている。
締結板部61には、ボルト95を螺合させる金属製のJナット90が取り付けられる。Jナット90は、ブラケット20に締結される固定ステー60の締結部を構成する。
Jナット90は、ボルト95を貫通させる座部91と、ボルト95を螺合させる内周ネジ部を持つナット部92と、座部91とナット部92とを結ぶ湾曲した連結部93と、を有する。Jナット90は、座部91とナット部92との間に締結板部61を挟み込むようにして固定ステー60に取り付けられる。Jナット90の座部91は、ブラケット20の第2座面25に当接する。
なお、固定ステー60の締結部は、固定ステー60に取り付けられるJナット90に限らず、樹脂製の固定ステー60にインサート成型されるネジ部材であってもよい。
ボルト95の頭部は、平ワッシャ97を介してブラケット20の第1座面24に当接する。ボルト95の頭部と平ワッシャ97との間には、バネワッシャ96が介装される。バネワッシャ96は、ボルト95の締結力によって圧縮され、その弾性復元力によってボルト95の緩み止めをする。
ガイド部63は、Jナット90の座部91に対して前方及び右方向(図3にて左方向)に所定の距離だけ離して形成され、第2熱交換器50の取り付け時にブラケット20に係合する。
ブラケット20の第1座面24には、ボルト95の頭部を受ける基準面24Aに対して傾斜する傾斜部26が形成される。傾斜部26は、第1座面24の中程から左方向(図3において右方向)にかけて前方に向かうように傾斜している。傾斜部26は、ブラケット20の先端部20Cの差し込み方向(第2熱交換器50の長手方向)に対して傾斜している。
傾斜部26が第1座面24の基準面24Aに対して前方に突出する最大突出量Lは、第2熱交換器50の取り付け時に差し込まれるブラケット20の第2座面25がJナット90の座部91に十分に近づき、両者が密着するように設定される。
次に、第2熱交換器50を第1熱交換器10に取り付ける作業時の動作について説明する。
まず、図4に示すように、摺動ステー81をサポート孔43に挿入して、固定ステー60(第2熱交換器50)を矢印Aで示すように左方向(図4において右方向)に移動する。このときに、摺動ステー81の段部85がサポート梁部48に当接することにより、第2熱交換器50の移動範囲が規制される。
続いて、図5に示すように、サポート孔43に挿入された摺動ステー81を支点として、固定ステー60(第2熱交換器50)を矢印Bで示すように後方向に回動させる。
このときに、第2熱交換器50は、ガイド部63がブラケット20の第1座面24に係合することにより、Jナット90の座部91がブラケット20の第2座面25より若干後方に来るように位置決めされる。こうして、ブラケット20に対する固定ステー60の回動範囲がガイド部63によって規制されることにより、固定ステー60がブラケット20の先端部20Cから離れることがなく、第2熱交換器50が第1熱交換器10に衝突することが防止される。
続いて、図6に示すように、サポート孔43に挿入された摺動ステー81を摺動させ、固定ステー60(第2熱交換器50)を矢印Cで示すように右方向(図6において左方向)にストロークSだけ移動する。
このときに、ガイド部63及びガイド壁部64がブラケット20に摺接し、固定ステー60が所定の取り付け位置に案内される。これにより、固定ステー60に設けられるJナット90の座部91をブラケット20の取り付け孔23に対峙させる位置合わせが速やかに行われる。
そして、傾斜部26がブラケット20の第1座面24に摺接することによって固定ステー60が矢印Dで示すように前方向に移動する。こうして、固定ステー60に設けられるJナット90の座部91がブラケット20の取り付け孔23に近づけられて密着する。これにより、ボルト95が矢印Eで示すように取り付け孔23とナット部92とにわたって円滑に挿入され、ボルト95をナット部92に螺合させる作業が確実に行われる。
このようにして、第2熱交換器50を第1熱交換器10に重ね合わせる位置合わせが的確に行われ、ボルト95を介して第1熱交換器10に取り付ける作業が速やかに行われる。
また、第2熱交換器50を取り外す作業時には、上記取り付け作業時と逆の動作が行われることにより、第2熱交換器50が第1熱交換器10から取り外される。
次に、車両の運転時における熱交換装置1の作動について説明する。
空調装置の作動時に、第1熱交換器10では、コンプレッサから送られる冷媒が循環し、冷媒と冷却空気との間で熱交換が行われ、高温高圧のガス冷媒が凝縮液化する。
一方、第2熱交換器50では、強電系冷却装置の冷却部から送られる冷媒が、循環し、冷媒と冷却空気との間で熱交換が行われ、高温の冷媒が冷却される。
空調装置及び強電系冷却装置の作動状態に応じて第1熱交換器10と第2熱交換器50を循環する冷媒の温度差が生じると、第1熱交換器10と第2熱交換器50との間に熱膨張差が生じる。このときに、サポート40に対して摺動ステー81、82が図1に矢印Fで示すように第2熱交換器50の長手方向に摺動することにより、第1熱交換器10と第2熱交換器50との熱膨張差が吸収される。これにより、熱交換装置1は、固定ステー60とブラケット20との締結部に生じる応力が低減され、十分な強度が確保される。
熱交換装置1では、固定ステー60とブラケット20とがボルト95を介して固定されているため、第2熱交換器50が第1熱交換器10に対して熱膨張差によって変位する量が小さく抑えられ、エンジンルーム内の部品などと干渉することが防止される。
車両の走行時には、車体から衝撃や振動が熱交換装置1に伝えられる。このときに、第2熱交換器50では、弾性爪46の弾性復元力によって摺動ステー81がサポート梁部48(サポート孔43の内壁)に押圧されていることにより、摺動ステー81にガタツキが生じることが抑えられる。
次に、本実施形態の効果について説明する。
本実施形態によれば、熱交換装置1は、熱交換器50の一方の端部に設けられ、支持側のサポート40(摺動支持部)に差し込まれる摺動ステー81、82と、熱交換器50の他方の端部に設けられ、支持側のブラケット20(係止支持部)に締結されるJナット90(締結部)を有する固定ステー60と、を備える。固定ステー60は、熱交換器50の取り付け時に摺動ステー81、82がサポート40に差し込まれた状態でJナット90との間にブラケット20が差し込まれるガイド部63を有する。
上記構成に基づき、熱交換器50の取り付け時に摺動ステー81、82がサポート40に差し込まれた状態で、Jナット90とガイド部63との間にブラケット20が差し込まれる。このときに、ガイド部63がブラケット20に係合してJナット90がブラケット20から離れようとする動きを規制するため、Jナット90をブラケット20に締結する作業が的確に行われる。これにより、熱交換器50の取り付け作業が速やかに行え、車両の生産性を高められる。
さらに、熱交換器50の取り付け時に、固定ステー60がブラケット20から離れようとする動きが規制されるため、熱交換器50が支持側に設けられる第1熱交換器10(車両搭載機器)に衝突することが防止され、第1熱交換器10が損傷することが回避される。
また、ブラケット20は、熱交換器50の取り付け時にガイド部63に摺接してJナット90(締結部)をブラケット20に近づける傾斜部26を有する。
上記構成に基づき、熱交換器50の取り付け時に、熱交換器50を移動してブラケット20がガイド部63に差し込まれるのに伴って、ブラケット20の傾斜部26がガイド部63に摺接して固定ステー60がブラケット20に近づく。これにより、ブラケット20にJナット90を締結する作業は、ブラケット20とJナット90が近接した状態で行われるため、固定ステー60を締結するボルト95が螺合するJナット90にカジリなどが生じることを防止できる。
また、熱交換器50が右方向(一方向)に移動することで摺動ステー81、82がサポート40に差し込まれた後に、熱交換器50が左方向(逆方向)に移動することでブラケット20がJナット90とガイド部63との間に差し込まれる。こうして、熱交換器50は、その取り付け位置の付近で往復動させられることにより、車両に設けられる狭いスペースで熱交換器50の取り付け、取り外し作業が行われる。
また、熱交換装置1は、サポート40及びブラケット20を備える第1熱交換器10と、摺動ステー81及び固定ステー60を備える第2熱交換器50と、が並んで設けられる。
上記構成に基づき、第1熱交換器10と第2熱交換器50とをユニット化して車両に取り付けることが可能となる。これにより、第1熱交換器10及び第2熱交換器50の取り付け作業が速やかに行える。また、第2熱交換器50を取り付ける部品の形状を車両毎に変更する必要がなく、車両の生産性を高められる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一部を示したに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
本発明は、コンデンサ、サブラジエータを備えるものに限らず、エンジンのラジエータ、オイルクーラ、チャージエアクーラなどの熱交換器を備えるものにも適用できる。
1 熱交換装置
10 第1熱交換器
20 ブラケット(係止支持部)
20 ブラケット
26 傾斜部
40 サポート(摺動支持部)
50 第2熱交換器
60 固定ステー
63 ガイド部
81 摺動ステー
90 Jナット(締結部)
95 ボルト

Claims (3)

  1. 車両に設けられる熱交換器の取り付け構造であって、
    前記熱交換器の一方の端部に設けられ、支持側の摺動支持部に差し込まれる摺動ステーと、
    前記熱交換器の他方の端部に設けられ、支持側の係止支持部に締結される締結部を有する固定ステーと、を備え、
    前記固定ステーは、前記熱交換器の取り付け時に前記摺動ステーが前記摺動支持部に差し込まれた状態で前記締結部との間に前記係止支持部が差し込まれるガイド部を有し、
    前記ガイド部は、前記締結部に対して前記摺動ステーから離れる方向に離して形成され、
    前記熱交換器が一方向に移動することで前記摺動ステーが前記摺動支持部に差し込まれた後に、前記熱交換器が逆方向に移動することで前記係止支持部が前記締結部と前記ガイド部との間に差し込まれることを特徴とする熱交換器の取り付け構造。
  2. 請求項1に記載の熱交換器の取り付け構造であって、
    前記係止支持部は、前記熱交換器の取り付け時に前記ガイド部に摺接して前記締結部を前記係止支持部に近づける傾斜部を有することを特徴とする熱交換器の取り付け構造。
  3. 請求項1又は2に記載の熱交換器の取り付け構造であって、
    前記摺動支持部及び前記係止支持部を備える第1熱交換器が設けられ、
    前記熱交換器として、前記摺動ステー及び前記固定ステーを備える第2熱交換器が前記第1熱交換器と並んで設けられることを特徴とする熱交換器の取り付け構造。
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