JP6500999B2 - 半導体装置 - Google Patents

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Description

本発明は、トーテムポール接続されたハイサイドスイッチング素子とローサイドスイッチング素子を相補的に駆動するハイサイド駆動回路とローサイド駆動回路とを備えた半導体装置に関する。
図11はトーテムポール接続されたハイサイドスイッチング素子XM1とローサイドスイッチング素子XM2とを備えた電力変換器の概略構成を示している。この電力変換器は、相補的にオン・オフされるスイッチング素子XM1,XM2を介して直流電圧HVおよび接地電位を交互に負荷RLに出力し、これによって負荷RLに供給する交流電力を生成するDC/ACコンバータとしての役割を担う。
ハイサイド駆動回路11およびローサイド駆動回路12を備えてスイッチング素子XM1,XM2を相補的にオン・オフする半導体装置1は、例えばIPM(Intelligent Power Module)として実現される。この半導体装置1は、外部機器であるコントローラ2から与えられる制御信号INに従ってハイサイド駆動信号とローサイド駆動信号とを相補的に生成するインターフェース回路13を備える。ハイサイド駆動回路11はハイサイド駆動信号に従ってハイサイドスイッチング素子XM1をオン・オフし、またローサイド駆動回路12はローサイド駆動信号に従ってローサイドスイッチング素子XM2をオン・オフする。尚、インターフェース回路13が生成したハイサイド駆動信号は、レベルシフト回路14を介してハイサイド駆動回路11に与えられる。
ここでローサイド駆動回路12およびインターフェース回路13は、接地電位GNDを基準電位として所定の電源電圧VCCを受けて動作する。またハイサイド駆動回路11はスイッチング素子XM1,XM2の直列接続点に生起される中間電圧VSを基準電位とし、ブートストラップダイオードDbsおよびブートストラップコンデンサCbsからなるブートストラップ回路にて電源電圧VCCを昇圧(ブートストラップ)した電源電圧VBを受けて動作する。
ブートストラップ回路は、ローサイドスイッチング素子XM2のオン時に電源電圧VCCによりブートストラップコンデンサCbsを充電する。ブートストラップ回路は、ローサイドスイッチング素子XM2がオフ動作のとき、ハイサイドスイッチング素子XM1のオン動作に伴ってブートストラップコンデンサCbsの低電圧側端子電圧である中間電圧VSが上昇することを利用して、昇圧(ブートストラップ)された電源電圧VBを生成する。
基本的には上述した如く構成される半導体装置1において、例えばハイサイドスイッチング素子XM1のオン時間が長いとき、ブートストラップコンデンサCbsに充電された電荷の減少が大きくなり、ハイサイド駆動回路11の駆動に必要な電源電圧VBを維持することができなくなる虞れがある。
このような不具合を解消する為に、例えば特許文献1にはローサイドスイッチング素子XM2をオフする際、高圧側電位を基準電位とするフローティング電源FVからブートストラップコンデンサCbsに電流を供給することが開示されている(特許文献1の図1を参照)。しかし特許文献1に開示される構成においては、フローティング電源FVを用意しなければならず、追加コストの発生やそもそもフローティング電源FV自体をどうするのか等の問題が生じる。
また特許文献2にはローサイドスイッチング素子XM2がオンのとき、高圧の直流電圧HVから抵抗R1を介してブートストラップコンデンサCbsを直接的に充電することが開示されている(特許文献2の図1を参照)。しかし特許文献2に開示される構成においてはハイサイドスイッチング素子XM1がオンのときには直流電圧HVと中間電圧VSとが略同電位となり、抵抗R1が電源電圧VBに対して負荷となってブートストラップコンデンサCbsに充電した電荷を放電すると言う不具合が生じる。
しかもローサイドスイッチング素子XM2がオンのときには中間電圧VSと接地電位GNDとが略同電位となるのでブートストラップコンデンサCbsの充電電流が大きくなる。更にブートストラップコンデンサCbsの充電電圧を規定するツェナーダイオードに流れるクランプ電流も大きくなる。この結果、ブートストラップ回路における消費電力が増大し、半導体装置1の小型化を図ることが困難になると言う問題がある。
この点、特許文献3には図12に示すようにスイッチ素子Qn1,Qn2を介して電源電圧VCCにより1段目のコンデンサC1を充電した後、スイッチ素子Qp1,Qp2を介してコンデンサC1の充電電圧にて2段目のコンデンサC2を充電することが開示される。特許文献3に開示される構成によれば、スイッチング素子XM1,XM2のオン・オフとは独立に制御回路15による制御の下でスイッチ素子Qn1,Qn2とスイッチ素子Qp1,Qp2を相補的にオン・オフさせることで、2段目のコンデンサC2の充電電圧として電源電圧VBが生成される。従ってローサイドスイッチング素子XM2のオフ時間が長い場合でもハイサイド駆動回路11を駆動する上で必要な電源電圧VBを確保することが可能となる。
特開2011−234430号公報 特開2013−55549号公報 特開2007−6207号公報
しかしながら特許文献3に開示される構成においては、2段目のスイッチ素子Qp1,Qp2をオン・オフする為には制御回路15内にレベルシフト回路を組み込むことが必要である。また、中間電圧VSはスイッチング素子XM1,XM2のスイッチング動作に伴い高圧の直流電圧HVになったり、接地電位GNDになったりする。中間電圧VSが高電圧になるとき、電源電圧VBも高電圧になっている。
これらの高電圧からスイッチ素子Qn1,Qn2に電源電圧VCCを供給する電源を分離・保護するためには、スイッチ素子Qn1,Qn2,Qp1,Qp2としてそれぞれ高耐圧素子を用いることが必要となる。またレベルシフト回路についても高耐圧素子を用いて構成することが必要となる。これ故、ブートストラップ回路の構成が複雑化すると共に、高耐圧素子の採用に伴う部品コストの高価格化が否めない。
本発明はこのような事情を考慮してなされたもので、その目的は、ハイサイドスイッチング素子のオン時間が長い場合でも、前記ハイサイドスイッチング素子をオン・オフ駆動するハイサイド駆動回路に安定に電源供給することのできるブートストラップ回路を備えた安価で簡易な構成の半導体装置を提供することにある。
本発明に係る半導体装置は、基本的にはトーテムポール接続されたハイサイドスイッチング素子およびローサイドスイッチング素子をそれぞれ相補的にオン・オフするハイサイド駆動回路およびローサイド駆動回路と、ダイオードを介して前記ローサイド駆動回路の駆動電源に接続されて前記ローサイドスイッチング素子のオン時に充電され、その充電電圧を前記ローサイドスイッチング素子のオフ時に昇圧して前記ハイサイド駆動回路に印加するブートストラップコンデンサとを備える。
特に本発明に係る半導体装置は上述した目的を達成するべく上記構成に加えて、
更にスイッチ回路を介して前記ブートストラップコンデンサに並列的に設けられて前記ハイサイドスイッチング素子のオン時に前記ハイサイドスイッチング素子および前記ローサイドスイッチング素子との接続点に生起される中間電圧により充電される補助ブートストラップコンデンサと、
前記接続点に接続されて該補助ブートストラップコンデンサの充電開始電圧を規定するツェナーダイオードと、
前記ハイサイドスイッチング素子のオン時における前記ブートストラップコンデンサの充電電圧が所定電圧よりも低下したときに前記スイッチ回路を介して前記補助ブートストラップコンデンサの充電電圧を前記ハイサイド駆動回路に印加する制御回路と
を備えたことを特徴としている。
即ち、本発明に係る半導体装置は、概略的にはローサイドスイッチング素子のオン時に充電されるブートストラップコンデンサと並列に、前記ローサイドスイッチング素子のオフ時に充電される補助ブートストラップコンデンサを備える。そしてハイサイドスイッチング素子のオン時間が長いときには、ブートストラップコンデンサからハイサイド駆動回路に印加される電圧の低下を補助ブートストラップコンデンサの充電電圧を用いて補うようにしたことを特徴としている。
ちなみに前記ハイサイド駆動回路は、前記接続点の電圧動作基準電圧として動作するように構成される。そして前記ツェナーダイオードは、前記中間電圧により充電される前記補助ブートストラップコンデンサの充電基準電圧を前記ローサイド駆動回路の駆動電源の電圧として規定する役割を担う。また前記制御回路は、前記ハイサイドスイッチング素子のオン時間が予め設定した時間を上回るとき、前記ブートストラップコンデンサの充電電圧が所定電圧よりも低下したと判断するものであっても良い。
好ましくは前記スイッチ回路は、例えば前記ハイサイドスイッチング素子のオン時で前記ブートストラップコンデンサの充電電圧が所定電圧よりも低下したときに前記補助ブートストラップコンデンサを前記ハイサイド駆動回路の電源ラインに並列接続する第1および第2のスイッチと、前記ハイサイドスイッチング素子がオンで前記第1および第2のスイッチがオフのときに前記補助ブートストラップコンデンサに前記充電基準電圧を印加する第3および第4のスイッチとを備えて構成される。これらの第1〜第4のスイッチとしては、例えば双方向アナログスイッチが用いられる。
また前記制御回路は、好ましくはトーテムポール接続された前記ハイサイドスイッチング素子と前記ローサイドスイッチング素子との直列接続点に生起される中間電圧を動作基準電圧として動作するように設けられる。特に前記制御回路は、例えば前記ハイサイド駆動回路に印加される電源電圧の低下を検出して電圧低下検出信号を出力する電圧低下検出器と、前記電圧低下検出信号に基づいて前記第1〜第4のスイッチをそれぞれオン・オフ制御するスイッチ信号を生成する制御ロジック回路とを備えて構成される。ちなみに前記第1および第2のスイッチは、第3および第4のスイッチと相補的にオン・オフするように設けられる。
尚、前記第1のスイッチを、前記補助ブートストラップコンデンサの充電電圧が前記ブートストラップコンデンサの充電電圧を上回ったときに導通する第1のダイオードとして実現し、また前記第3のスイッチを、前記補助ブートストラップコンデンサの充電電圧が前記ツェナーダイオードにより規定される電圧を下回るときに導通する第2のダイオードとして実現することも可能である。
また本発明は上述した構成の半導体装置において、
更に前記第1および第2のスイッチの導通時に前記ブートストラップコンデンサを前記ローサイド駆動回路の駆動電源から切り離す第5および第6のスイッチ、並びに前記第5および第6のスイッチに対して相補的に導通して前記補助ブートストラップコンデンサに前記充電基準電圧を印加する第7および第8のスイッチを設けて構成することも可能である。この場合、前記第5〜第8のスイッチについても双方向アナログスイッチを用いて実現すれば良い。
この場合、例えば前記ツェナーダイオードのカソードを、前記ハイサイドスイッチング素子と前記ローサイドスイッチング素子との接続点に接続する。そしてこのツェナーダイオードのアノードを前記中間電圧に対する負側の基準電位を規定し、該ツェナーダイオードのアノード・カソード間電圧が前記充電基準電圧となるようにすることが好ましい。
本発明に係る半導体装置は、上述したようにローサイドスイッチング素子のオン時に充電されるブートストラップコンデンサに加えて前記ハイサイドスイッチング素子のオン時に充電される補助ブートストラップコンデンサを備える。そしてハイサイドスイッチング素子のオン時間が長いときには、前記ブートストラップコンデンサからハイサイド駆動回路に印加される電圧の低下を前記補助ブートストラップコンデンサの充電電圧を用いて補うように構成されている。
従って上記構成の半導体装置によれば、ハイサイドスイッチング素子のオン時間が長い場合であっても前記ハイサイド駆動回路に、その動作に必要な電源電圧を安定に供給することができる。故に簡易な構成でありながらハイサイドスイッチング素子のオン・オフ条件に係わることなしに前記ハイサイド駆動回路の安定した動作を保証することが可能となる等の実用上多大なる効果が奏せられる。
また上記構成によれば、前記ハイサイド駆動回路は前記接続点の電圧を動作基準電圧として動作する。従って特許文献3に開示されるような高価な高耐圧素子を用いることなくブートストラップ回路を安価に構築することができる。しかも第1〜第4のスイッチのオン・オフをそれぞれ制御する制御回路についても、例えば制御ロジック回路として簡易に構築することができるので、この点においても半導体装置の低価格化を図ることができる等の効果も奏せられる。
また更に第5〜第8のスイッチを備えて構成される半導体装置によれば前記ブートストラップコンデンサの充放電とは独立して前記補助ブートストラップコンデンサを充電することができる。そして前記ブートストラップコンデンサの充電電圧が低下し、これに伴って前記補助ブートストラップコンデンサの充電電圧を前記ハイサイド駆動回路に印加している際には前記ブートストラップコンデンサを再充電することが可能となる。従って前記ハイサイドスイッチング素子のオン時間が長い場合であっても前記ブートストラップコンデンサの役割を逸早く回復させ、ハイサイド駆動回路に安定に電源電圧を供給することが可能となる。
本発明の第1の実施形態に係る半導体装置の概略構成図。 図1に示す半導体装置における制御回路の構成例を示す図。 図2に示す制御回路の動作を示すタイミング図。 図1に示す半導体装置におけるブートストラップ動作を示すタイミング図。 本発明の第2の実施形態に係る半導体装置の概略構成図。 図5に示す半導体装置における制御回路の構成例を示す図。 図6に示す制御回路の動作を示すタイミング図。 図5に示す半導体装置におけるブートストラップ動作を示すタイミング図。 本発明の第3の実施形態に係る半導体装置の概略構成図。 図9に示す半導体装置における制御回路の構成例を示す図。 トーテムポール接続されたハイサイドスイッチング素子とローサイドスイッチング素子をそれぞれ駆動するハイサイド駆動回路とローサイド駆動回路とを備えた従来一般的な半導体装置の概略構成図。 ローサイドスイッチング素子のオン・オフに係わらずにハイサイド駆動回路に安定に電力供給するように構成した従来の半導体装置の一例を示す図。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は本発明の第1の実施形態に係る半導体装置1の概略構成を示す図である。尚、本発明の実施形態においては、図11に示した従来の半導体装置1と同一部分には同一符号を付して説明する。
本発明に係る半導体装置1は、基本的にはトーテムポール接続されたハイサイドスイッチング素子XM1およびローサイドスイッチング素子XM2を相補的に駆動するハイサイド駆動回路11およびローサイド駆動回路12と、ブートストラップダイオードDbsを介してローサイド駆動回路12の駆動電源に接続されたブートストラップコンデンサCbsとを備えて構成される。
ブートストラップコンデンサCbsは、その一端をハイサイドスイッチング素子XM1とローサイドスイッチング素子XM2との直列接続点に接続し、他端をブートストラップダイオードDbsのカソードに接続されている。従ってブートストラップコンデンサCbsは、ローサイドスイッチング素子XM2のオン時には接地電位GNDを基準電位としてブートストラップダイオードDbsを介して電源電圧VCCに充電される。そしてブートストラップコンデンサCbsに充電された電圧は、ローサイドスイッチング素子XM2のオフに伴ってハイサイドスイッチング素子XM1とローサイドスイッチング素子XM2との直列接続点の電位VSを基準とする電位まで昇圧(ブートストラップ)される。このようにして昇圧されたブートストラップコンデンサCbsの充電電圧が電源電圧VBとしてハイサイド駆動回路11に印加される。
第1の実施形態に係る半導体装置1が特徴とするところは、第1〜第4のスイッチSW1〜SW4からなるスイッチ回路を介してブートストラップコンデンサCbsと並列的に補助ブートストラップコンデンサCsplを備える点にある。尚、第1〜第4のスイッチSW1〜SW4は双方向アナログスイッチ(トランスミッションゲート)などで構成される。第1および第2のスイッチSW1,SW2は、制御回路15の制御を受けて互いに連動してオン・オフするものであり、また第3および第4のスイッチSW3,SW4もまた制御回路15の制御を受けて互いに連動してオン・オフするものである。
具体的には補助ブートストラップコンデンサCsplの一端は、第1のスイッチSW1を介してブートストラップダイオードDbsのカソード(ブートストラップコンデンサCbsの他端側)に接続され、補助ブートストラップコンデンサCsplの他端は第2のスイッチSW2を介してハイサイドスイッチング素子XM1とローサイドスイッチング素子XM2との直列接続点(ブートストラップコンデンサCbsの一端側)に接続されている。また同時に補助ブートストラップコンデンサCsplの一端は、第3のスイッチSW3を介してハイサイドスイッチング素子XM1とローサイドスイッチング素子XM2との直列接続点(ブートストラップコンデンサCbsの一端側)に接続され、補助ブートストラップコンデンサCsplの他端は第4のスイッチSW4を介して基準電位MVSに接続されている。基準電位MVSは定電流源ibiasを介して接地電位GNDに接続されている。
尚、ブートストラップコンデンサCbsの一端と定電流源ibiasとの間にはツェナーダイオードZDが介装されている。後述するように、このツェナーダイオードZDの両端電圧(特に、降伏電圧)が、補助ブートストラップコンデンサCsplを充電する充電基準電圧となる。
ここで第3および第4のスイッチSW3,SW4は、ローサイドスイッチング素子XM2がオフであって、ハイサイドスイッチング素子XM1がオンのときに導通(オン)制御されて補助ブートストラップコンデンサCsplを充電する役割を担う。このとき、ツェナーダイオードZDのカソードには高圧の直流電圧HVが印加されて降伏し、その降伏電圧が充電基準電圧として補助ブートストラップコンデンサCsplに印加される。また第1および第2のスイッチSW1,SW2は、ローサイドスイッチング素子XM2がオフであって、ブートストラップコンデンサCbsからハイサイド駆動回路11に供給される電源電圧VBが該ハイサイド駆動回路11の動作を保証する最低電圧付近の予め定めた所定電圧まで低下したときに導通(オン)制御される。これらの第1および第2のスイッチSW1,SW2のオンによって電源電圧VBの低下が補助ブートストラップコンデンサCsplからの充電電圧の放電によって補われ、ハイサイド駆動回路11に給電される電源電圧VBの低下が防がれる。尚、このときの第3および第4のスイッチSW3,SW4はオフとなっている。
このように第1〜第4のスイッチSW1〜SW4のオン・オフを制御する制御回路15は、例えば図2に示すように構成される。この制御回路15は、その基準電位MVSをツェナーダイオードZDのアノードから得ている。基準電位MVSは、ツェナーダイオードZDが降伏しているときは(中間電圧VS−ツェナーダイオードZDの降伏電圧)となり、ツェナーダイオードZDが降伏していないときは接地電位GNDとなる。なお、ツェナーダイオードZDの降伏電圧は、ハイサイドスイッチング素子XM1がオンし、ローサイドスイッチング素子XM2がオフのときにツェナーダイオードZDが降伏するように設定されている。
ここでハイサイド駆動回路11は、中間電圧VSを動作基準電位として動作する。制御回路15は、ハイサイドスイッチング素子XM1のオン駆動に連動してハイサイド駆動回路11が出力する信号CENBを入力して該制御回路15の基準電位MVSをLレベルとするオン信号CENに変換する入力回路15aを備える。また制御回路15は、中間電圧VSを基準電位として電源電圧VBの低下、即ち、(VB−VS)間電圧の低下を検出する電圧低下検出器16を備える。この電圧低下検出器16は、電源電圧VBがハイサイド駆動回路11の動作を保証する最低電圧付近の予め定めた所定電圧まで低下したとき、電圧低下の検出信号を出力する。電源電圧VBの低下時に電圧低下検出器16から出力される検出信号は、入力回路15bを介して基準電位MVSをLレベルとする電圧低下信号UVENに変換される。
また制御回路15に設けられた制御ロジック回路15cは基準電位MVSを動作基準電圧とし、中間電圧VSを電源電圧として動作する。そして制御ロジック回路15cは、オン信号CENと電圧低下信号UVENとに従って、例えば図3に示すように第1〜第4のスイッチSW1〜SW4をそれぞれオン・オフ制御する為のスイッチ信号S1C,S2C,S3,S4を生成する。
特に制御ロジック回路15cは、中間電位VSを基準とする電源電圧VB(VB-VS間電圧)がハイサイド駆動回路11の動作を保証する電圧まで低下したときにだけスイッチ信号S1C,S2Cを生成する。具体的には制御ロジック回路15cは、オン信号CENと電圧低下信号UVENとに従って、ハイサイドスイッチング素子XM1がオンの状態において(VB−VS)間電圧が低下したときにスイッチ信号S1C,S2Cを出力する。
尚、オン信号CENは必ずしも制御ロジック回路15cの動作に必要ではない。なぜならば、信号CENBがHレベルの期間は、基本的にローサイドスイッチング素子XM2がオンして中間電位VSが接地電位GNDとなり、制御ロジック回路15cに電源が供給されていない状態となるので、信号CENBがHレベルであることを制御ロジック回路15cに伝えても無意味であるからである。但し、ハイサイドスイッチング素子XM1とローサイドスイッチング素子XM2がともにオフしているデッドタイムでの動作を確定させるためには、オン信号CENはあった方がよい。
ここで制御ロジック回路15cが生成するスイッチ信号S1C,S2CはLレベルのときに第1および第2のスイッチSW1,SW2をオンにする為の負論理信号である。これらのスイッチ信号S1C,S2Cは出力回路15d,15eを介して電源電圧VBまたは中間電圧VSに択一的に設定される信号に変換されて第1および第2のスイッチSW1,SW2にそれぞれ印加される。またスイッチ信号S3,S4はHレベルのときに第3および第4のスイッチSW3,SW4をオンにする為の正論理信号である。これらのスイッチ信号S3,S4は、中間電圧VSまたは基準電位MVSに択一的に設定される信号として第3および第4のスイッチSW3,SW4にそれぞれ印加される。
また信号CENBがLレベルのとき、第1および第2のスイッチSW1,SW2は、前記第3および第4のスイッチSW3,SW4と相補的にオン・オフして、電源電圧VBと中間電圧VSが短絡したり、中間電圧VSと基準電位MVSが短絡したりしないようにしている。
尚、図2においてC1は、ツェナーダイオードZDの降伏電圧によりクランプされた(VS−MVS)間電圧を平滑化して制御回路15に取り込む平滑コンデンサである。この平滑コンデンサC1とツェナーダイオードZDとにより制御回路15の基準電圧MVSの安定化を図る電圧レギュレータが構成される。
図4は上述した如く構成された半導体装置1におけるブートストラップ動作を示すタイミング図である。即ち、図4はスイッチング素子XM1,XM2を相補的にオン・オフするハイサイド駆動回路11およびローサイド駆動回路12の動作に伴う第1〜第4スイッチSW1〜SW4のオン・オフの形態と、このときのブートストラップコンデンサCbsおよび補助ブートストラップコンデンサCsplの充放電の様子を示している。
図4に示すようにブートストラップコンデンサCbsはローサイドスイッチング素子XM2のオン・オフに連動し、ローサイドスイッチング素子XM2がオンのときに電源電圧VCCにより充電される。そしてブートストラップコンデンサCbsの充電電圧(電荷)は、ローサイドスイッチング素子XM2がオフのときに放電されてハイサイド駆動回路11に給電される。この際、ブートストラップコンデンサCbsの放電によりハイサイド駆動回路11に供給される電源電圧VBは、ローサイドスイッチング素子XM2のオフおよびハイサイドスイッチング素子XM1のオンに伴って電源電圧VCCを中間電位VSだけ昇圧(ブートストラップ)したものとなる。
これに対して補助ブートストラップコンデンサCsplは、ハイサイドスイッチング素子XM1がオンになってハイサイドスイッチング素子XM1とローサイドスイッチング素子XM2との直列接続点の中間電圧VSが高電圧となったとき、ツェナーダイオードZDの降伏電圧によりクランプされた(VS−MVS)間電圧、すなわち充電基準電圧により充電される。ちなみにツェナーダイオードZDによりクランプされた(VS−MVS)間電圧は、ローサイド駆動回路12を駆動する電源電圧VCCに相当する電圧である。即ち、補助ブートストラップコンデンサCsplは、電源電圧VCCを受けて充電されるブートストラップコンデンサCbsとは独立に、ハイサイドスイッチング素子XM1を介して印加される中間電圧VSを受けて充電される。
そして電源電圧VBの供給源となるブートストラップコンデンサCbsの放電によって該ブートストラップコンデンサCbsの残存電荷量が不足し、これに伴ってハイサイド駆動回路11に印加する電源電圧VBが低下したときには、補助ブートストラップコンデンサCsplに充電された電荷が放電される。この補助ブートストラップコンデンサCsplの放電によってハイサイド駆動回路11に印加する電源電圧VBの低下が補われて該ハイサイド駆動回路11の動作に必要な電源電圧VBが維持される。
従ってハイサイドスイッチング素子XM1のオン時間が長い場合であっても、ブートストラップコンデンサCbsの充電容量の制約を受けることなしにハイサイド駆動回路11の動作に必要な電源電圧VBを維持することが可能となる。特にブートストラップコンデンサCbsの充電容量の不足を補助ブートストラップコンデンサCsplによって解消することができるので、ハイサイドスイッチング素子XM1のオン時間が長い場合でも簡易にして効果的に対処することが可能となる。
ところでハイサイドスイッチング素子XM1のオン時間が長いときにブートストラップコンデンサCbsにより生成される電源電圧VBの低下を防ぐには、例えばブートストラップコンデンサCbsの容量自体を増やすことが考えられる。或いはブートストラップコンデンサCbsに補助ブートストラップコンデンサCsplを並列接続することで、その合成容量を増大させることが考えられる。しかしながらこのようにした場合、ブートストラップコンデンサCbsの充電はローサイドスイッチング素子XM2のオン時に行われるので、ブートストラップコンデンサCbsを十分に充電することができなくなる恐れがある。
この点、上述した如く構成された半導体装置1においてはローサイドスイッチング素子XM2がオフであって、ハイサイドスイッチング素子XM1がオンのときに補助ブートストラップコンデンサCsplを充電する。換言すればブートストラップコンデンサCbsの充放電とは独立に補助ブートストラップコンデンサCsplを充電し、電源電圧VBの低下時にだけ補助ブートストラップコンデンサCsplを放電させて電源電圧VBの低下を防止する。従って仮にローサイドスイッチング素子XM2のオン時間が短い場合であっても、ブートストラップコンデンサCbsおよび/または補助ブートストラップコンデンサCsplに電源電圧VBを安定に供給するに必要な電荷を十分に充電することが可能となる。この結果、スイッチング素子XM1,XM2のオン・オフ時間が大きく変化する場合であっても電源電圧VBを安定に生成することができ、半導体装置1の安定動作を図ることが可能となる。
しかも上述した如く構成された半導体装置1によれば、ツェナーダイオードZDにより(VS−MVS)間電圧をクランプし、これによって補助ブートストラップコンデンサCsplの充電電圧を制限するものとなっている。従って特許文献3に開示される回路のように高耐圧素子を用いる必要がなく、制御回路15を簡易に、且つ安価に構築することができる。また第1〜第4のスイッチSW1〜SW4として用いる双方向アナログスイッチについても高耐圧化を図る必要がないので半導体装置1の全体を安価に構築することができる等の効果が奏せられる。
次に本発明の第2の実施形態について説明する。
図5は本発明の第2の実施形態に係る半導体装置1の概略構成を示す図である。第2の実施形態に係る半導体装置1は、上述した第1の実施形態に係る半導体装置1の構成に第5〜第8のスイッチSW5〜SW8を追加し、ブートストラップコンデンサCbsおよび補助ブートストラップコンデンサCsplをブートストラップダイオードDbsのカソードとスイッチング素子XM1,XM2の直列接続点との間、またはスイッチング素子XM1,XM2の直列接続点と接地電位GNDとの間に選択的に接続するように構成したことを特徴としている。ちなみに第5〜第8のスイッチSW5〜SW8は、第1〜第4のスイッチSW1〜SW4と同様に、制御回路15の制御を受けて互いに連動して一括してオン・オフされる。また、第5〜第8のスイッチSW5〜SW8は、双方向アナログスイッチ(トランスミッションゲート)などで構成される。
具体的にはブートストラップコンデンサCbsの一端は、第5のスイッチSW5を介してブートストラップダイオードDbsのカソードに接続され、他端は第6のスイッチSW6を介してハイサイドスイッチング素子XM1とローサイドスイッチング素子XM2との直列接続点に接続されている。また同時にブートストラップコンデンサCbsの一端は、第7のスイッチSW7を介してハイサイドスイッチング素子XM1とローサイドスイッチング素子XM2との直列接続点に接続され、他端は第8のスイッチSW8を介して基準電位MVSに接続されている。基準電位MVSは定電流源ibiasを介して接地電位GNDに接続されている。
これらの第5〜第8のスイッチSW5〜SW8は、前述した第1〜第4のスイッチSW1〜SW4と連動して前記制御回路15によりオン・オフ制御されて、ブートストラップコンデンサCbsと補助ブートストラップコンデンサCsplが交互に充電と放電を行うようにする役割を担う。
ちなみに第1〜第8のスイッチSW1〜SW8をオン・オフ制御する制御回路15は、例えば図6に示すように構成される。尚、この制御回路15は、前述した電圧低下検出器16に代えて制御ロジック回路15c内にタイマー17を備える。このタイマー17は、ハイサイドスイッチング素子XM1のオン時間を計時し、オン時間が予め設定時間を超えたときに電圧検出信号UVEN(図6には不図示)を生成する役割を担う。
即ち、ブートストラップコンデンサCbsからハイサイド駆動回路11に給電される電源電圧VBは、ハイサイドスイッチング素子XM1のオン時間に依存し、ブートストラップコンデンサCbsの放電時間が長くなるに従って低下する。タイマー17は、ブートストラップコンデンサCbsの放電に伴う電源電圧VBの低下の度合いを、ハイサイドスイッチング素子XM1のオン時間の長さとして等価的に検出することで電圧検出信号UVENを生成する。
そして制御ロジック回路15cは、オン信号CENと電圧検出信号UVENとに従い、例えば図7に示すように前述した第1〜第4のスイッチSW1〜SW4をそれぞれオン・オフ制御する為のスイッチ信号S1C,S2C,S3,S4に加えて、第5〜第8のスイッチSW5〜SW8をそれぞれオン・オフ制御する為のスイッチ信号S5C,S6C,S7,S8を生成するように構成される。
尚、制御ロジック回路15cが生成するスイッチ信号S1C,S2C,S5C,S6CはLレベルのときに第1,第2,第5および第6のスイッチSW1,SW2,SW5,SW6をそれぞれオンにする為の負論理信号である。これらのスイッチ信号S1C,S2C,S5C,S6Cは出力回路15d,15e,15f,15gを介して電源電圧VBまたは中間電圧VSに択一的に設定される信号に変換されて第1,第2,第5および第6のスイッチSW1,SW2,SW5,SW6にそれぞれ印加される。
またスイッチ信号S3,S4,S7,S8はHレベルのときに第3,第4,第7および第8のスイッチSW3,SW4,SW7,SW8をそれぞれオンにする為の正論理信号である。これらのスイッチ信号S3,S4,S7,S8は、中間電圧VSまたは基準電位MVSに択一的に設定される信号として第3,第4,第7および第8のスイッチSW3,SW4,SW7,SW8にそれぞれ印加される。
図8は上述した如く構成された半導体装置1におけるブートストラップ動作を示すタイミング図である。即ち、図8はスイッチング素子XM1,XM2を相補的にオン・オフするハイサイド駆動回路11およびローサイド駆動回路12の動作に伴う第1〜第8スイッチSW1〜SW8のオン・オフの形態と、このときのブートストラップコンデンサCbsおよび補助ブートストラップコンデンサCsplの充放電の様子を示している。
このように構成された半導体装置1によれば、図8に示すようにブートストラップコンデンサCbsはローサイドスイッチング素子XM2のオン・オフに連動し、ローサイドスイッチング素子XM2がオンのときに電源電圧VCCにより充電される。そしてブートストラップコンデンサCbsの充電電圧は、ローサイドスイッチング素子XM2がオフでハイサイドスイッチング素子XM1がオンのときに昇圧(ブートストラップ)されてハイサイド駆動回路11に供給される。また補助ブートストラップコンデンサCsplは、第1の実施形態の場合と同様に、電源電圧VCCを受けて充電されるブートストラップコンデンサCbsとは独立に、(VS−MVS)間電圧を受けて充電される。
そしてタイマー17によって電源電圧VBが低下したことが示されたとき、補助ブートストラップコンデンサCsplに充電された電荷が第1およぴ第2のスイッチSW1,SW2を介して放電され、電源電圧VBとしてハイサイド駆動回路11に供給される。この際、ブートストラップコンデンサCbsは、第5および第6のスイッチSW5,SW6によりハイサイド駆動回路11から切り離されると共に、第7およぴ第8のスイッチSW7,SW8を介してスイッチング素子XM1,XM2の直列接続点と基準電位MVSとに接続される。
この結果、ハイサイド駆動回路11には、ブートストラップコンデンサCbsに代わって補助ブートストラップコンデンサCsplから電源電圧VBが印加される。また補助ブートストラップコンデンサCsplの放電時には、ブートストラップコンデンサCbsが(VS−MVS)間電圧を受けて再充電される。従ってこのように動作する半導体装置1においても、第1の実施形態として説明した半導体装置1と同様に、ハイサイドスイッチング素子XM1のオン時間が長い場合でもハイサイド駆動回路11に電源電圧VBを安定に供給することが可能である。しかも補助ブートストラップコンデンサCsplの放電時にブートストラップコンデンサCbsを充電するので、ローサイドスイッチング素子XM2のオン時間が短い場合においてもブートストラップコンデンサCbsを確実に充電することが可能となる。
また、ブートストラップコンデンサCbsに代わって補助ブートストラップコンデンサCsplから電源電圧VBの供給を開始してからタイマー17を再起動させる。そしてタイマー17の計時により補助ブートストラップコンデンサCsplの電圧低下を検出したとき、再度補助ブートストラップコンデンサCspl代わってブートストラップコンデンサCbsから電源電圧VBの供給を行うようにする。以下、同様にブートストラップコンデンサCbsからの電源電圧VBの供給と補助ブートストラップコンデンサCsplからの電源電圧VBの供給を交互に行い続ければ、ハイサイドスイッチング素子XM1のオン時間がどのような場合であっても対応可能である。
故に第1の実施形態に比較して第5〜第8のスイッチSW5〜SW8を余分に必要とするものの、スイッチング素子XM1,XM2のオン・オフ時間の変化に対してより柔軟に対処して電源電圧VBを安定に生成し、半導体装置1の安定動作を図ることができる等の効果が奏せられる。
図9は本発明の第3の実施形態に係る半導体装置1の概略構成を示している。この第3の実施形態に係る半導体装置1は、上述した第1の実施形態に係る半導体装置1における第1および第3のスイッチSW1,SW3を、ダイオードD1,D2を用いて実現したものである。即ち、ダイオードD1のアノードを補助ブートストラップコンデンサCsplの一端に接続すると共に、ダイオードD1のカソードをハイサイド駆動回路11の電源電圧VBの供給ラインに接続する。そして第2のスイッチSW2のオン時に、電源電圧VBと、中間電圧VSに補助ブートストラップコンデンサCsplの充電電圧を加算した電圧との電位差を利用してダイオードD1をオン・オフし、補助ブートストラップコンデンサCsplの放電を制御するように構成する。
またダイオードD2のアノードをスイッチング素子XM1,XM2の直列接続点に接続すると共に、ダイオードD2のカソードを補助ブートストラップコンデンサCsplの一端に接続する。そして第4のスイッチSW4のオン時に、中間電圧VSと、制御回路15の基準電位MVSに補助ブートストラップコンデンサCsplの充電電圧を加算した電圧との電位差を利用してダイオードD2をオン・オフし、ローサイドスイッチング素子XM2がオフのときに補助ブートストラップコンデンサCsplを充電するように構成する。
第1および第3のスイッチSW1,SW3としてダイオードD1,D2を用いて構成した半導体装置1における制御回路15については、図10に示すように出力回路15dを省略することができる。従ってこの第3の実施形態に係る半導体装置1によれば、前述した第1の実施形態に係る半導体装置1と同様に作用させながら、制御回路15の構成の簡素化を図ることができる等の効果が奏せられる。
尚、本発明は上述した各実施形態に限定されるものではない。例えばブートストラップコンデンサCbsおよび補助ブートストラップコンデンサCsplの各容量については、スイッチング素子XM1,XM2のオン・オフ時間の変化幅を見込んで設定すれば十分である。また電圧低下検出器16については従来より知られている種々の回路構成を適宜採用可能である。更に制御ロジック回路15cについても、例えば種々の論理ゲート回路を用いて構成することが可能である。その他、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
1 半導体装置
2 コントローラ
11 ハイサイド駆動回路
12 ローサイド駆動回路
13 インターフェース回路
14 レベルシフト回路
15 制御回路
15c 制御ロジック回路
16 電圧低下検出器
17 タイマー
XM1 ハイサイドスイッチング素子
XM2 ローサイドスイッチング素子
Dbs ブートストラップダイオード
Cbs ブートストラップコンデンサ
Cspl 補助ブートストラップコンデンサ
SW1,SW2〜SW8 スイッチ
ZD ツェナーダイオード
ibias 定電流源
D1,D2 ダイオード(スイッチ)

Claims (11)

  1. トーテムポール接続されたハイサイドスイッチング素子およびローサイドスイッチング素子をそれぞれ相補的にオン・オフするハイサイド駆動回路およびローサイド駆動回路と、
    ダイオードを介して前記ローサイド駆動回路の駆動電源に接続されて前記ローサイドスイッチング素子のオン時に充電され、その充電電圧を前記ローサイドスイッチング素子のオフ時に昇圧して前記ハイサイド駆動回路に印加するブートストラップコンデンサと、
    スイッチ回路を介して前記ブートストラップコンデンサに並列的に設けられて前記ハイサイドスイッチング素子のオン時に前記ハイサイドスイッチング素子および前記ローサイドスイッチング素子との接続点に生起される中間電圧により充電される補助ブートストラップコンデンサと、
    前記ハイサイドスイッチング素子のオン時における前記ブートストラップコンデンサの充電電圧が所定電圧よりも低下したときに前記スイッチ回路を介して前記補助ブートストラップコンデンサの充電電圧を前記ハイサイド駆動回路に印加する制御回路と
    を具備したことを特徴とする半導体装置。
  2. 前記ハイサイドスイッチング素子および前記ローサイドスイッチング素子との接続点に接続されて前記補助ブートストラップコンデンサの充電基準電圧を規定するツェナーダイオードを備え、
    前記ツェナーダイオードのカソードは前記接続点に接続され、前記ツェナーダイオードのアノードは前記中間電圧に対する負側の基準電位を規定し、前記ツェナーダイオードのアノード・カソード間電圧が前記充電基準電圧であることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記ハイサイド駆動回路は、前記接続点の電圧を動作基準電圧として動作するものであって、
    前記ツェナーダイオードは、前記中間電圧を受けて充電される前記補助ブートストラップコンデンサの充電基準電圧を前記ローサイド駆動回路の駆動電源の電圧に規定することを特徴とする請求項に記載の半導体装置。
  4. 前記制御回路は、前記ハイサイドスイッチング素子のオン時間が予め設定した時間を上回るとき、前記ブートストラップコンデンサの充電電圧が所定電圧よりも低下したと判断することを特徴とする請求項1または2に記載の半導体装置。
  5. 前記スイッチ回路は、前記ハイサイドスイッチング素子のオン時で前記ブートストラップコンデンサの充電電圧が所定電圧よりも低下したときに前記補助ブートストラップコンデンサを前記ハイサイド駆動回路の電源ラインに接続する第1のスイッチおよび第2のスイッチと、前記ハイサイドスイッチング素子がオンで前記第1のスイッチおよび前記第2のスイッチがオフのときに前記補助ブートストラップコンデンサに前記充電基準電圧を印加する第3のスイッチおよび第4のスイッチとを備えたことを特徴とする請求項に記載の半導体装置。
  6. 前記第1のスイッチ〜前記第4のスイッチは、それぞれ双方向アナログスイッチからなることを特徴とする請求項に記載の半導体装置。
  7. 前記制御回路は、トーテムポール接続された前記ハイサイドスイッチング素子と前記ローサイドスイッチング素子との接続点電圧を動作基準電圧として動作するものであって、
    前記ハイサイド駆動回路に印加される電源電圧の低下を検出して電圧低下検出信号を出力する電圧低下検出器と、
    前記電圧低下検出信号に基づいて前記第1のスイッチ〜前記第4のスイッチをそれぞれオン・オフ制御するスイッチ信号を生成する制御ロジック回路とを備えて構成されることを特徴とする請求項に記載の半導体装置。
  8. 前記第1のスイッチおよび前記第2のスイッチは、前記第3のスイッチおよび前記第4のスイッチと相補的にオン・オフすることを特徴とする請求項に記載の半導体装置。
  9. 前記第1のスイッチは、前記補助ブートストラップコンデンサの充電電圧が前記ブートストラップコンデンサの充電電圧を上回ったときに導通する第1のダイオードからなり、前記第3のスイッチは、前記補助ブートストラップコンデンサの充電電圧が前記ツェナーダイオードにより規定される電圧を下回るときに導通する第2のダイオードからなることを特徴とする請求項に記載の半導体装置。
  10. 請求項に記載の半導体装置において、
    更に前記第1および第2のスイッチの導通時に前記ブートストラップコンデンサを前記ローサイド駆動回路の駆動電源から切り離す第5および第6のスイッチ、
    並びに前記第5および第6のスイッチに対し相補的に導通して前記ブートストラップコンデンサに前記充電基準電圧を印加する第7および第8のスイッチを備えることを特徴とする半導体装置。
  11. 前記第5のスイッチ〜前記第8のスイッチは、双方向アナログスイッチからなることを特徴とする請求項10に記載の半導体装置。
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