JP6490158B2 - 真直度確認方法 - Google Patents

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Description

本発明は、直線状に配置された複数の部品の真直度確認方法に関する。
真直度を確認する方法としては、直線状に張られた糸とピンとの接触状態を、目視により確認する方法がある。この方法では、直線状に張られた糸がピンに押し付けられておらず、一点で接しているいわゆるゼロタッチの状態となっているか否かを、目視で判断することにより、真直度の確認を行う。
また、従来より、建物の基礎を施工する際に用いられる水平出しをする方法が知られている。
水平出しをする方法では、型枠に流し込まれたコンクリートにおいて最も高いと思われる箇所を基準箇所として、この箇所の型枠上に、周面に雄ねじが形成された棒状の治具本体を、保持体によって設置する。棒状の治具本体の下端部は、コンクリートの天端に接触させられ、治具本体の周面に形成された雄ねじに螺合するナット形状の固定体が、水糸に合わせられて固定される。そして、固定体の上面の位置に対応する目盛りであって、治具本体に設けられた目盛りを読み取ることにより、基準箇所における、水糸に対するコンクリートの天端の位置を認識する。そして、治具本体を保持体と共に型枠に沿って移動させてゆき、治具本体の下端部がコンクリートの天端にから離れたときに、その箇所に天端ならし剤を流し込むことにより、基準箇所と同一のコンクリートの天端の高さとなり、これが繰り返されることにより、コンクリートの天端が水平とされる。
実開昭57−190411号公報
前述のように目視によってゼロタッチの状態を確認することは困難であり、これを、例えば複数の部品が並べられて直線状とされて構成される装置の真直度を確認するために用いることは、実際には困難である。
また、上記公報に記載されているような水平出しをする方法は知られているが、それを複数の部品が並べられて直線状とされて構成される装置の真直度を確認するために、そのまま用いることはできない。
本発明は、複数の部品が直線状に並べられたときの真直度を確認することが可能な真直度確認方法を提供することを目的とする。
本発明に係る真直度確認方法は、それぞれ直線状の部材(例えば、後述の長手方向板状部材13、33)を有する複数の部品(例えば、後述の走行軸部10、30)を、前記直線状の部材同士が直線状になるように配置させ、前記直線状の部材同士の真直度を確認する真直度確認方法であって、真直度を確認する対象である、直線状に配置された前記複数の部品の前記直線状の部材の両端部にそれぞれピン(例えば、後述のピン51)を立てると共に、前記両端部の中間部に、側面の一部に切欠き(例えば、後述の切欠き523)が成形された切欠き付きピン(例えば、後述の切欠き付きピン52)を立てる工程と、前記両端部の前記ピンに線状材(例えば、後述の糸61)の一端部と他端部とをそれぞれ固定する工程と、前記線状材の中間部に、前記切欠き付きピンの切欠きが形成されていない側面の部分である非切欠き形成側面部(例えば、後述の非切欠き形成側面部524)を接触させる工程と、前記切欠き付きピンを回転させ、前記切欠き付きピンの回転による前記線状材の振動の有無を確認する工程と、を備える。
前記非切欠き形成側面部は、前記切欠き付きピン(例えば、後述の切欠き付きピン52A)の軸方向において異なる複数の径を有し、前記線状材の中間部に前記非切欠き形成側面部を接触させる工程では、一の径を有する前記非切欠き形成側面部の部分(例えば、後述の先端部側の半分の部分526A)が前記線状材から離間して接触しない場合には、他の径を有する前記非切欠き形成側面部の部分(例えば、後述の基部側の半分の部分525A)を前記線状材に接触させるように、前記切欠き付きピンの軸方向における前記非切欠き形成側面部の位置を変えて、前記他の径を有する前記非切欠き形成側面部(例えば、後述の非切欠き形成側面部524A)の部分を前記線状材に接触させてもよい。
真直度を確認する対象は、前記直線状の部材同士が直線状になるように、前記複数の部品が直線状に配置されて構成された装置(例えば、後述の走行軸1)でもよい。
本発明によれば、複数の部品が直線状に並べられたときの真直度を確認することが可能な真直度確認方法を提供することができる。
本発明の第1実施形態による真直度確認方法により真直度が確認される対象である走行軸1を示す平面図である。 本発明の第1実施形態による真直度確認方法により真直度が確認される対象である複数の走行軸1の一端部を示す拡大平面図である。 本発明の第1実施形態による真直度確認方法により真直度が確認される対象である複数の走行軸1の他端部を示す拡大平面図である。 本発明の第1実施形態による真直度確認方法により真直度が確認される対象である複数の走行軸1の中央部を示す拡大平面図である。 本発明の第1実施形態による真直度確認方法において走行軸1に固定される切欠き付きピン52を示す正面図である。 本発明の第1実施形態による真直度確認方法において走行軸1に固定される切欠き付きピン52の切欠き523を示す側面図である。 本発明の第1実施形態による真直度確認方法において走行軸1に固定されるピン51を示す側面図である。 本発明の第1実施形態による真直度確認方法において切欠き付きピン52の非切欠き形成側面部524が糸61に接触している様子を示す平面図である。 本発明の第1実施形態による真直度確認方法において切欠き付きピン52の切欠き523が糸61に対向している様子を示す平面図である。 本発明の第2実施形態による真直度確認方法において走行軸1に固定される切欠き付きピン52Aを示す正面図である。
次に、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
先ず、本実施形態による真直度確認方法において真直度が確認される対象である、複数の走行軸部10、30により構成される走行軸1について説明する。
走行軸1は、走行軸1を構成する部品である走行軸部10、30が複数配置されて、例えば、図1に示すように、直線状に2つ並べられて配置されて用いられる。走行軸1上においては、LMガイドが走行する。2つの走行軸部10、30は、同様の構成を有しているため、以下、主として図1の左側に配置された走行軸部10について説明し、右側の走行軸部30については、説明を省略する。図1は、本発明の第1実施形態による真直度確認方法により真直度が確認される対象である走行軸1を示す平面図である。
走行軸部10、30は、それぞれ2本の角形鋼管11、31と、幅方向板状部材12、32と、長手方向板状部材13、33とを備えている。2本の角形鋼管11は、平行な位置関係で配置されている。幅方向板状部材12は、2本の角形鋼管11に跨がるように固定されている。また、長手方向板状部材13は、2本の角形鋼管11のそれぞれに平行に、且つ、2本の角形鋼管11の上側にそれぞれ1つずつ重なる位置関係で、幅方向板状部材12の端部に固定されている。
長手方向板状部材13には、図2〜図4に示すように、複数の孔131が形成されている。孔131は、長手方向板状部材13の長手方向に平行に、形成されている。また、長手方向板状部材13においては、孔131の各列は、長手方向板状部材13の幅方向における縁部からそれぞれ所定の距離だけ離れた位置に、所定の公差で高い精度で形成されている。
図2は、本発明の第1実施形態による真直度確認方法により真直度が確認される対象である複数の走行軸1の一端部を示す拡大平面図である。図3は、本発明の第1実施形態による真直度確認方法により真直度が確認される対象である複数の走行軸1の他端部を示す拡大平面図である。図4は、本発明の第1実施形態による真直度確認方法により真直度が確認される対象である複数の走行軸1の中央部を示す拡大平面図である。
次に、本実施形態による真直度確認方法において使用されるピン51及び切欠き付きピン52について説明する。図5は、本発明の第1実施形態による真直度確認方法において走行軸1に固定される切欠き付きピン52を示す正面図である。図6は、本発明の第1実施形態による真直度確認方法において走行軸1に固定される切欠き付きピン52の切欠き523を示す側面図である。図5、図6に示すように、切欠き付きピン52は、孔131(図4等参照)等に固定される基部521と、糸61に接触する先端部522とを有している。基部521は、円柱形状に形成されており、図1における中央近傍に位置している長手方向板状部材13の部分に形成された孔131(図4参照)に挿入されて、長手方向板状部材13に固定される。
先端部522は、基部521よりも大径の円柱形状に構成されており、基部521と軸心が一致する位置関係を有している。先端部522の一部には、切欠き付きピン52の軸心に平行に先端部522の側面の一部を切欠いたような形状を有する切欠き523が形成されている。図5に示すように、切欠き523は、切欠き523の部分の平坦面に平行な方向から見た場合に、基部521に到達しない程度の深さで形成されている。
ピン51は、図7に示すように、切欠き付きピン52と同様に、基部521と先端部511とを有しているが、先端部511の形状が切欠き付きピン52の先端部522とは異なる。これ以外の構成は、切欠き付きピン52と同一であるため、同一の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。具体的には、ピン51の先端部511は、切欠き523が形成されていない円柱形状に形成されている。図7は、本発明の第1実施形態による真直度確認方法において走行軸1に固定されるピン51を示す側面図である。
次に、真直度確認方法について説明する。本実施形態においては、それぞれ直線状の長手方向板状部材13、33を有する複数の走行軸部10、30を、長手方向板状部材13、33同士が直線状になるように配置させ、長手方向板状部材13、33同士の真直度を確認する。
図8は、本発明の第1実施形態による真直度確認方法において切欠き付きピン52の非切欠き形成側面部524が糸61に接触している様子を示す平面図である。図9は、本発明の第1実施形態による真直度確認方法において切欠き付きピン52の切欠き523が糸61に対向している様子を示す平面図である。
真直度確認方法では、先ず、ピン51及び切欠き付きピン52を立てる工程を行う。ピン51及び切欠き付きピン52を立てる工程では、先ず、真直度を確認する対象である走行軸1を構成する走行軸部10、30を、クレーン等により運搬してほぼ一直線状に配置させる。より具体的には、一方の走行軸部10の角形鋼管11と、他方の走行軸部30の角形鋼管31と、が直線状になるように、また、一方の走行軸部10の長手方向板状部材13と、他方の走行軸部30の長手方向板状部材33と、が直線状になるように、2つの走行軸部10、30を配置する。
次に、長手方向板状部材13、33の孔131、331に、ピン51及び切欠き付きピン52を立てる。具体的には、走行軸1の両端部(図1の左右方向における両端部)に位置する長手方向板状部材13、33の部分に形成された孔131、331(図2、図3参照)に、ピン51の基部521を挿入して、ピン51を立てる。また、走行軸1の両端部(図1の左右方向における両端部)に対する中央部に位置する長手方向板状部材13、33の部分に形成された孔131、331(図4参照)に、切欠き付きピン52の基部521を挿入して、切欠き付きピン52を立てる。以上がピン51及び切欠き付きピン52を立てる工程である。
次に、ピン51に線状材としての糸61の一端部と他端部とをそれぞれ固定する工程を行う。具体的には、糸61の一端部を図1の左端部のピン51(図2に示すピン51)に固定すると共に、糸61の他端部を図1の右端部のピン51(図3に示すピン51)に固定する。これにより、糸61は、直線状に張られた状態とされる。
次に、糸61の中間部に、切欠き付きピン52の切欠き523が形成されていない側面の部分である非切欠き形成側面部524を接触させる工程を行う。具体的には、ハンマー等を用いて、角形鋼管11、31を叩くことにより、走行軸部10、30の位置を僅かに移動させて、図8に示すように、切欠き付きピン52の非切欠き形成側面部524に、目視により糸61の中間部を接触させる。
次に、切欠き付きピン52を回転させ、切欠き付きピン52の回転による線状材の振動の有無を確認する工程を行う。具体的には、図9に示すように、切欠き付きピン52を回転させて、糸61の中間部に切欠き付きピン52の非切欠き形成側面部524が接触している状態から、切欠き523が糸61に対向する状態とする。
走行軸部10、30の長手方向板状部材13、33同士が高い精度で直線状に配置され真直度が高い場合には、糸61が切欠き付きピン52の非切欠き形成側面部524に押し付けられておらず、一点で接しているいわゆるゼロタッチの状態となっている。この状態で切欠き付きピン52が回転しても糸61が切欠き付きピン52の非切欠き形成側面部524に押し付けられていないため、目視で判断できる程度には糸61は振動しない。しかし、走行軸部10、30の長手方向板状部材13、33同士がそれほど高い精度で直線状に配置されておらず真直度が高くない場合には、糸61が切欠き付きピン52の非切欠き形成側面部524に押し付けられて強く接触している。この状態で切欠き付きピン52が回転すると、糸61が切欠き付きピン52の非切欠き形成側面部524に押し付けられた状態で非切欠き形成側面部524に対して摺動するため、目視で判断できる程度に糸61は振動する。走行軸部10、30を配置させる作業者は、この糸61の振動の有無を確認し、配置された走行軸部10、30の真直度が高いか否かの確認を行う。
そして、糸61が振動する場合には、ハンマー等を使って角形鋼管11、31を叩いて僅かに移動させ、最終的に、糸61に対して非切欠き形成側面部524がゼロタッチの状態となるように調整し、ボルトで走行軸部10、30同士を固定する。
以上説明した本実施形態は、以下のような効果を奏する。
本実施形態では、それぞれ直線状の長手方向板状部材13、33を有する複数の走行軸部10、30を、長手方向板状部材13、33同士が直線状になるように配置させ、長手方向板状部材13、33同士の真直度を確認する真直度確認方法においては、真直度を確認する対象である、長手方向板状部材13、33の両端部にそれぞれピン51を立てると共に、両端部の中間部に、側面の一部に切欠き523が成形された切欠き付きピン52を立てる工程と、両端部のピン51に線状材としての糸61の一端部と他端部とをそれぞれ固定する工程と、糸61の中間部に、非切欠き形成側面部524を接触させる工程と、切欠き付きピン52を回転させ、切欠き付きピン52の回転による糸61の振動の有無を確認する工程と、を備える。
これにより、目視で糸61と非切欠き形成側面部524との接触状態を確認しただけでは、糸61が非切欠き形成側面部524に押し付けられておらず、一点で接しているいわゆるゼロタッチの状態となっているか否かを判断することが困難であるが、切欠き付きピン52を回転させたときに糸61の振動の有無を確認することで、容易にゼロタッチの状態になっているか否かを確認することが可能となる。
また、真直度を確認する対象は、長手方向板状部材13、33同士が直線状になるように、複数の走行軸部10、30が直線状に配置されて構成された走行軸1である。これにより、LMガイドが走行してロボット等が移動するため高い真直性が要求される走行軸1において、十分に高い真直度を得ることが可能となる。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
第2実施形態においては、切欠き付きピン52Aの構成が、第1実施形態における切欠き付きピン52の構成とは異なる。これに伴い、線状材としての糸61の中間部に非切欠き形成側面部524Aを接触させる工程において行う内容も異なる。これ以外の構成については、第1実施形態の構成と同様であるため、第1実施形態における各構成と同様の構成については、説明を省略する。図10は、本発明の第2実施形態による真直度確認方法において走行軸1に固定される切欠き付きピン52Aを示す正面図である。
図10に示すように、非切欠き形成側面部524Aは、切欠き付きピン52Aの軸方向において異なる複数の径を有している。具体的には、切欠き付きピン52Aの非切欠き形成側面部524Aにおいて先端部側の半分の部分526Aは、第1実施形態における切欠き付きピン52の非切欠き形成側面部524と同一の半径を有している。これに対して、切欠き付きピン52Aの非切欠き形成側面部524Aにおいて基部521に接続されている基部側の半分の部分525Aは、先端側の半分の部分526Aよりも所定の値だけ大きい半径を有している。
真直度確認方法における、線状材としての糸61の中間部に非切欠き形成側面部524Aを接触させる工程では、先ず、第1実施形態と同様に、ハンマー等を用いて、角形鋼管11、31を叩くことにより、走行軸部10、30の位置を僅かに移動させて、切欠き付きピン52Aの非切欠き形成側面部524Aの先端部側の半分の部分526Aに、目視により糸61の中間部を接触させる。次に、切欠き付きピン52Aの軸心方向へ切欠き付きピン52Aを移動させて、切欠き付きピン52Aの非切欠き形成側面部524Aの基部側の半分の部分525Aに、目視により糸61の中間部を接触させる。
このとき、切欠き付きピン52Aの非切欠き形成側面部524Aの先端部側の半分の部分526Aに、目視により糸61の中間部を接触させたように見えたものの、実際には、僅かに接触しておらず隙間が生じていた場合には、切欠き付きピン52Aの軸心方向へ切欠き付きピン52Aを移動させたときに、糸61が振動することがある。
具体的には、糸61と、切欠き付きピン52Aの非切欠き形成側面部524Aの先端部側の半分の部分526Aとの最短距離が、切欠き付きピン52Aの非切欠き形成側面部524Aの基部側の半分の部分525Aと、切欠き付きピン52Aの非切欠き形成側面部524Aの先端部側の半分の部分526Aとの半径の差よりも小さい場合には、切欠き付きピン52Aの軸心方向へ切欠き付きピン52Aを移動させたときに、非切欠き形成側面部524Aの先端部側の半分の部分526Aが糸61に接触する。これにより糸61に振動が生ずる。これに対して、糸61と、切欠き付きピン52Aの非切欠き形成側面部524Aの先端部側の半分の部分526Aとの最短距離が、切欠き付きピン52Aの非切欠き形成側面部524Aの基部側の半分の部分525Aと、切欠き付きピン52Aの非切欠き形成側面部524Aの先端部側の半分の部分526Aとの半径の差よりも大きい場合には、切欠き付きピン52Aの軸心方向へ切欠き付きピン52Aを移動させたときに、非切欠き形成側面部524Aの先端部側の半分の部分526Aは糸61に接触しない。このため、糸61は振動しない。これにより、糸61と、切欠き付きピン52Aの非切欠き形成側面部524Aの先端部側の半分の部分526Aとの最短距離がどの程度であるかを判断する。
以上説明した本実施形態は、以下のような効果を奏する。
本実施形態では、非切欠き形成側面部524Aは、切欠き付きピン52Aの軸方向において異なる複数の径を有している。
糸61の中間部に非切欠き形成側面部524Aを接触させる工程では、非切欠き形成側面部524Aの先端部側の半分の部分526Aが糸61から離間して接触しない場合には、他の径を有する非切欠き形成側面部524Aの基部側の半分の部分525Aを糸61に接触させるように、切欠き付きピン52Aの軸方向における非切欠き形成側面部524Aの位置を変えて、非切欠き形成側面部524Aの基部側の半分の部分525Aを糸61に接触させる。
これにより切欠き付きピン52Aの軸方向における非切欠き形成側面部524Aの位置を変えて、非切欠き形成側面部524Aの基部側の半分の部分525Aを糸61に接触させたときに、糸61の振動の有無によって、非切欠き形成側面部524Aの先端部側の半分の部分526Aから糸61までが、どの程度離れているかを確認することが可能である。また、非切欠き形成側面部524Aの先端部側の半分の部分526Aが糸61に接触しない場合であっても、非切欠き形成側面部524の基部側の半分の部分525Aが糸61に接触するのであれば、非切欠き形成側面部524の基部側の半分の部分525Aを糸61に接触させて、真直度確認方法を実施することが可能である。
以上本実施形態について説明をした。上述した実施形態は、本発明の好適な実施形態ではあるが、上記実施形態のみに本発明の範囲を限定するものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更を施した形態での実施が可能である。例えば、以下に説明する変形例のように変形をして実施することが可能である。
例えば、真直度確認方法により真直度が確認される対象は走行軸1であったが、これに限定されない。また、真直度確認方法においては糸61が用いられたが、糸61に限定されず線状材であればよい。また、真直度確認方法において用いられる各部材、例えば、ピンや切欠き付きピンの構成は、本実施形態におけるピン51や切欠き付きピン52の構成に限定されない。また、非切欠き形成側面部524Aは、切欠き付きピン52Aの軸方向において異なる複数の径を有していたが、これに限定されず、第1実施形態における切欠き付きピンと同様に非切欠き形成側面部が1つの径を有する複数の切欠き付きピンであって、それぞれ異なる径を有する複数の切欠き付きピンが用いられてもよい。
1…走行軸 10、30…走行軸部(部品) 13、33…長手方向板状部材(直線状の部材) 51…ピン 52…切欠き付きピン 61…糸(線状材) 521…基部 523…切欠き 524…非切欠き形成側面部 525A…基部側の半分の部分 526A…先端部側の半分の部分

Claims (3)

  1. それぞれ直線状の部材を有する複数の部品を、前記直線状の部材同士が直線状になるように配置させ、前記直線状の部材同士の真直度を確認する真直度確認方法であって、
    真直度を確認する対象である、直線状に配置された前記複数の部品の前記直線状の部材の両端部にそれぞれピンを立てると共に、前記両端部の中間部に、側面の一部に切欠きが成形された切欠き付きピンを立てる工程と、
    前記両端部の前記ピンに線状材の一端部と他端部とをそれぞれ固定する工程と、
    前記線状材の中間部に、前記切欠き付きピンの切欠きが形成されていない側面の部分である非切欠き形成側面部を接触させる工程と、
    前記切欠き付きピンを回転させ、前記切欠き付きピンの回転による前記線状材の振動の有無を確認する工程と、を備える真直度確認方法。
  2. 前記非切欠き形成側面部は、前記切欠き付きピンの軸方向において異なる複数の径を有し、
    前記線状材の中間部に前記非切欠き形成側面部を接触させる工程では、一の径を有する前記非切欠き形成側面部の部分が前記線状材から離間して接触しない場合には、他の径を有する前記非切欠き形成側面部の部分を前記線状材に接触させるように、前記切欠き付きピンの軸方向における前記非切欠き形成側面部の位置を変えて、前記他の径を有する前記非切欠き形成側面部の部分を前記線状材に接触させる請求項1に記載の真直度確認方法。
  3. 真直度を確認する対象は、前記直線状の部材同士が直線状になるように、前記複数の部品が直線状に配置されて構成された装置である請求項1又は請求項2に記載の真直度確認方法。
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