JP6489873B2 - 油中水型乳化化粧料 - Google Patents

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Description

本発明は、油中水型乳化化粧料に関する。
カルボシロキサンデンドリマー構造を側鎖に有するビニル系重合体を含有した油中水型乳化化粧料は、皮膜性に優れ、毛穴や小じわを目立たなくさせ、化粧持続性に優れている。
例えば、特許文献1には、カルボシロキサンデンドリマー構造を側鎖に有するビニル系重合体と、特定の不揮発性油剤、疎水化処理粉体を含有する油中水型乳化化粧料が記載され、乳化安定性が良好で、のびが良く、べたつきが少なく、皮膜感などの違和感が少ない使用感で、肌の凹凸を目立たなくする効果に優れ、化粧持続性が良好で、経時での凹凸の目立ちやよれが起こりにくいことが記載されている。
また、特許文献2には、カルボシロキサンデンドリマー構造を側鎖に有するビニル系重合体、極性油、ポリエーテル変性シリコーン、酸化鉄又は酸化鉄被覆粉体を含有する化粧料が記載され、使用感や仕上がりの滑らかさ、化粧持続性に優れ、化粧直しがし易いことが記載されている。
特開2010−18612号公報 特開2011−16733号公報
本発明者らは、肌のきめが大きく、粗い肌にファンデーションを塗布した場合、粉体が、皮丘部分で上滑りし、皮溝に溜まり易くなり、ファンデーションがきれいに付かない、きちんと肌をカバーできないという課題があることを見出した。
本発明者らは、カルボシロキサンデンドリマー構造を側鎖に有するビニル系重合体、疎水化処理した粉体とともに、特定のエステル油を特定の割合で組み合わせて用いることにより、上記課題を解決した油中水型乳化化粧料が得られることを見出した。
本発明は、次の成分(A)、(B)及び(C):
(A)カルボシロキサンデンドリマー構造を側鎖に有するビニル系重合体 0.1〜20質量%、
(B)疎水化処理した粉体、
(C)25℃で液状のペンタエリスリトール脂肪酸エステル及びジペンタエリスリトール脂肪酸エステルから選ばれるエステル油 0.01〜30質量%
を含有し、成分(A)と成分(C)の質量割合(A)/(C)が、0.02〜80である油中水型乳化化粧料に関する。
本発明の油中水型乳化化粧料は、塗布後の肌への密着性が高く、高密度に付着して、塗りムラ(抜け)がなく、肌の皮丘に均一に付着するので、優れたカバー力、仕上がりを得ることができる。また、化粧皮膜の追随性に優れ、さらに、塗布後に肌のかさつきが目立たない。
本発明で用いる成分(A)のカルボシロキサンデンドリマー構造を側鎖に有するビニル系重合体において、カルボシロキサンデンドリマー構造としては、次式(1)で表される基が好ましい。
式中、Zは2価の有機基であり、pは0又は1であり、R1は炭素原子数1〜10のアルキル基又はアリール基である。尚、複数のR1は、同じであっても、異なっても良い。
1はi=1とした場合の次式で示されるシリルアルキル基である。
式中、R1は前記と同じであり、R2は炭素原子数2〜10のアルキレン基であり、R3は炭素原子数1〜10のアルキル基である。尚、複数のR1は、同じであっても、異なっても良い。
i+1は水素原子、炭素原子数1〜10のアルキル基、アリール基及び上記シリルアルキル基からなる群から選択される基である。iは該シリルアルキル基の階層を示している1〜10の整数であり、aiは0〜3の整数である。
式(1)中、Zは2価の有機基であり、アルキレン基、アリーレン基、アラルキレン基、エステル含有2価有機基、エーテル含有2価有機基、ケトン含有2価有機基、アミド基含有2価有機基が例示される。これらの中でも、次式で示される有機基が好ましい。
式中、R9は炭素原子数1〜10のアルキレン基であり、メチレン基、エチレン基、プロピレン基、ブチレン基が例示される。これらの中でもエチレン基、プロピレン基が好ましい。R10は炭素原子数1〜10のアルキル基であり、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基が例示される。これらの中でもメチル基が好ましい。R11は炭素原子数1〜10のアルキレン基であり、メチレン基、エチレン基、プロピレン基、ブチレン基等のアルキレン基が例示される。これらの中でもエチレン基が好ましい。dは0〜4の整数であり、eは0又は1である。
また、式(1)中、R1は炭素原子数1〜10のアルキル基又はアリール基であり、アルキル基としては、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、イソプロピル基、イソブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基が例示され、アリール基としては、フェニル基、ナフチル基が例示される。これらの中でもメチル基、フェニル基が好ましく、メチル基が特に好ましい。
1はi=1とした場合の次式で示されるシリルアルキル基である。
式中、R1は前記と同じである。R2は炭素原子数2〜10のアルキレン基であり、エチレン基、プロピレン基、ブチレン基、ヘキシレン基などの直鎖状アルキレン基;メチルメチレン基、メチルエチレン基、1−メチルペンチレン基、1,4−ジメチルブチレン基等の分岐状アルキレン基が例示される。これらの中でも、エチレン基、メチルエチレン基、ヘキシレン基、1−メチルペンチレン基、1,4−ジメチルブチレン基が好ましい。R3は炭素原子数1〜10のアルキル基であり、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、イソプロピル基が例示される。Xi+1は水素原子、炭素原子数1〜10のアルキル基、アリール基および上記シリルアルキル基からなる群から選択される基である。aiは0〜3の整数である。iは1〜10の整数であり、これは該シリルアルキル基の階層数、即ち、該シリルアルキル基の繰り返し数を示している。
成分(A)のビニル系重合体としては、(A1)、(A2)以外のビニル系単量体 0〜99.9質量部と、(A2)一般式(2):
(式中、Yはラジカル重合可能な有機基であり、R1及びX1は前記と同じである。)
で表されるラジカル重合可能な有機基を有するカルボシロキサンデンドリマー 100〜0.1質量部とを(共)重合させてなるカルボシロキサンデンドリマー構造を含有するビニル系重合体が好ましい。
上記式中、Yはラジカル重合可能な有機基であり、R1は炭素原子数1〜10のアルキル基もしくはアリール基である。アルキル基としては、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、イソプロピル基、イソブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基が例示される。アリール基としては、フェニル基、ナフチル基が例示される。これらの中でもメチル基,フェニル基が好ましく、メチル基が特に好ましい。
このビニル系重合体において、(A1)成分のビニル系単量体は、ラジカル重合性のビニル基を有するものであれば良く、その種類等については特に限定されない。かかるビニル系単量体としては、例えば、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸n−プロピル、(メタ)アクリル酸イソプロピル、(メタ)アクリル酸n−ブチル、(メタ)アクリル酸イソブチル、(メタ)アクリル酸tert−ブチル、(メタ)アクリル酸n−ヘキシル、(メタ)アクリル酸シクロヘキシル等の低級アルキル(メタ)アクリレート;(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシル、(メタ)アクリル酸オクチル、(メタ)アクリル酸ラウリル、(メタ)アクリル酸ステアリル等の高級アルキル(メタ)アクリレート;酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、酪酸ビニル、カプロン酸ビニル、2−エチルヘキサン酸ビニル、ラウリン酸ビニル、ステアリン酸ビニル等の脂肪酸ビニルエステル;スチレン、ビニルトルエン、ベンジル(メタ)アクリレート、フェノキシエチル(メタ)アクリレート等の芳香族含有単量体;(メタ)アクリルアミド、N−メチロール(メタ)アクリルアミド、N−メトキシメチル(メタ)アクリルアミド、イソブトキシメトキシ(メタ)アクリルアミド、N,N−ジメチル(メタ)アクリルアミド、ビニルピロリドン、N−ビニルアセトアミド等のアミド基含有ビニル型単量体;(メタ)アクリル酸ヒドロキシエチル、(メタ)アクリル酸ヒドロキシプロピル、グリセリル(メタ)アクリレート、ヒドロキシエチルアクリルアミド等の水酸基含有ビニル型単量体;(メタ)アクリル酸、イタコン酸、クロトン酸、フマル酸、マレイン酸等のカルボン酸含有ビニル型単量体及びそれらの塩;テトラヒドロフルフリル(メタ)アクリレート、ブトキシエチル(メタ)アクリレート、エトキシジエチレングリコール(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコール(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコールモノ(メタ)アクリレート、ヒドロキシブチルビニルエーテル、セチルビニルエーテル、2ーエチルヘキシルビニルエーテル等のエーテル結合含有ビニル型単量体;(メタ)アクリル酸グリシジル、(メタ)アリルグリシジルエーテル、メタクリロイルオキシエチルイソシアネート、(メタ)アクリロキシプロピルトリメトキシシラン等の反応性基含有モノマー;片末端に(メタ)アクリル基を含有したポリジメチルシロキサン、片末端にスチリル基を含有するポリジメチルシロキサンなどのマクロモノマー類;ブタジエン;塩化ビニル;塩化ビニリデン;(メタ)アクリロニトリル;フマル酸ジブチル;無水マレイン酸;スチレンスルホン酸、アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸のようなスルホン酸基を有するラジカル重合性不飽和単量体、およびそれらのアルカリ金属塩、アンモニウム塩、有機アミン塩;2−ヒドロキシ−3−メタクリルオキシプロピルトリメチルアンモニウムクロライドのような(メタ)アクリル酸から誘導される4級アンモニウム塩;メタクリル酸ジエチルアミノエチルのような3級アミノ基を有するアルコールのメタクリル酸エステル、ビニルピリジンおよびそれらの4級アンモニウム塩などが例示される。
また、多官能ビニル系単量体も使用可能であり、例えば、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、テトラエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、1,4−ブタンジオールジ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリオキシエチル(メタ)アクリレート、トリス(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌレートジ(メタ)アクリレート、トリス(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌレートトリ(メタ)アクリレート、スチリル基封鎖ポリジメチルシロキサンなどの不飽和基含有シリコ−ン化合物等が例示される。
成分(A2)のカルボシロキサンデンドリマーは、一般式(2)で表されるラジカル重合可能な有機基を有するものであれば良く、その種類等については特に限定されない。一般式(2)中、Yはラジカル重合可能な有機基であり、ラジカル反応可能な有機基であればよいが、具体的には、下記一般式で表される(メタ)アクリロキシ基含有有機基、(メタ)アクリルアミド基含有有機基、スチリル基含有有機基、炭素原子数2〜10のアルケニル基等が挙げられる。
(式中、R4及びR6は水素原子又はメチル基であり、R5及びR8は炭素原子数1〜10のアルキレン基であり、R7は炭素原子数1〜10のアルキル基である。bは0〜4の整数であり、cは0または1である。)
このようなラジカル重合可能な有機基としては、例えば、2−アクリロイルオキシエチル基、3−アクリロイルオキシプロピル基、2−メタクリロイルオキシエチル基、3−メタクリロイルオキシプロピル基、4−ビニルフェニル基、3−ビニルフェニル基、4−(2−プロペニル)フェニル基、3−(2−プロペニル)フェニル基、2−(4−ビニルフェニル)エチル基、2−(3−ビニルフェニル)エチル基、ビニル基、アリル基、メタリル基、5−ヘキセニル基が挙げられる。
一般式(2)において、i=1、すなわちシリルアルキル基の階層数が1である場合、(A2)成分のカルボシロキサンデンドリマーは、一般式:
(式中、Y,R1,R2およびR3は前記と同じであり、R12は水素原子または前記R1と同じである。a1は前記aiと同じであるが、1分子中のa1の平均合計数は0〜7である。)で表される。
このようなラジカル重合可能な有機基を含有するカルボキシデンドリマー(A2)としては、下記平均組成式で示されるカルボシロキサンデンドリマーが例示される。
このようなカルボシロキサンデンドリマーは、例えば、特開平11―1530号公報、特開2000−63225号公報等に記載された製造方法に従って製造することができる。
本発明で用いられるデンドリマー構造を含有するビニル系重合体において、上記(A1)成分と(A2)成分の質量割合は、(A1):(A2)=0:100〜99.9:0.1が好ましく、5:95〜90:10がより好ましく、更に10:90〜80:20となる範囲であるのが好ましい。
本発明で用いられる成分(A)のカルボシロキサンデンドリマー構造を有するビニル系重合体の数平均分子量は、化粧品原料としての配合のしやすさから、好ましくは、3,000〜2,000,000であり、さらに好ましくは、5,000〜800,000である。また、その性状は、25℃で液状、ガム状、ペースト状、固体状などのいずれでも良いが、得られる化粧皮膜の持続性の観点から、固体状のものが好ましい。また、配合性の観点からは、溶媒によって希釈された溶液や分散液であることが好ましい。なかでも、化粧料中への分散性、作業性の点から、液状油によって希釈された分散液として用いるのが好ましく、シリコーン油、炭化水素油を用いるのが好ましく、ジメチルポリシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、イソドデカンを用いるのがより好ましい。
カルボシロキサンデンドリマー構造を側鎖に有するビニル系重合体としては、シリコーンデンドリマー・アクリル共重合体が好ましく、FA4001CM(デカメチルシクロペンタシロキサン溶液)、FA4002ID(イソドデカン溶液)(以上、東レ・ダウコーニング社製)等の市販品を用いることができる。
成分(A)は、1種又は2種以上を用いることができ、含有量は、のびが良く、皮膜形成性・密着性に優れる点から、全組成中に0.1質量%以上であり、0.2質量%以上が好ましく、0.3質量%以上がより好ましく、20質量%以下であり、15質量%以下が好ましく、10質量%以下がより好ましい。また、成分(A)の含有量は、全組成中に0.1〜20質量%であり、0.2〜15質量%が好ましく、0.3〜10質量%がより好ましい。
本発明で用いる成分(B)の粉体は、疎水化処理したものである。
処理される粉体としては、通常の化粧料に用いられるものであれば良く、形状は、球状、板状、針状等の形状;煙霧状(数nm〜数十nm)、微粒子(数十nm〜数百nm)、顔料級(数百nm〜数μm)等の粒子径;多孔質、無孔質等の粒子構造など、限定されるものではない。
処理される粉体としては、通常の化粧料に用いられる体質顔料、着色顔料であれば特に制限されず、例えば、ケイ酸、無水ケイ酸、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、セリサイト、合成セリサイト、タルク、カオリン、クレー、ベントナイト、マイカ、合成マイカ、オキシ塩化ビスマス、酸化ジルコニウム、酸化マグネシウム、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化アルミニウム、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、硫酸マグネシウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、ベンガラ、黄酸化鉄、黒酸化鉄、群青、酸化クロム、水酸化クロム、カラミン、カーボンブラック等の無機粉体;これらの複合体等である雲母チタン、酸化鉄コーティング雲母、酸化鉄コーティング雲母チタン、微粒子酸化チタン被覆雲母チタン、微粒子酸化亜鉛被覆雲母チタン、ベンガラ被覆雲母チタン、硫酸バリウム被覆雲母チタン、酸化チタン含有ガラスフレーク、酸化亜鉛含有二酸化珪素等の複合無機粉体;ポリアミド、ナイロン、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリウレタン、ビニル樹脂、尿素樹脂、フェノール樹脂、フッ素樹脂、ケイ素樹脂、アクリル樹脂、メラミン樹脂、エポキシ樹脂、ポリカーボネート樹脂、ジビニルベンゼン・スチレン共重合体、シルクパウダー、セルロース、長鎖アルキルリン酸金属塩、N−モノ長鎖アルキルアシル塩基性アミノ酸等の有機粉体、これらの複合体等の有機粉体;さらに、上記無機粉体と有機粉体との複合粉体などが挙げられる。
粉体を疎水化処理するには、公知の疎水化処理剤及び公知の疎水化処理方法を用いれば良く、例えば、フッ素化合物、シリコーン系化合物、金属石鹸、油剤等の表面処理剤を用い、乾式処理、湿式処理等を行えばよい。表面処理剤の具体例としては、パーフルオロアルキルリン酸エステル、パーフルオロアルキルアルコキシシラン等のフッ素系化合物;メチルハイドロジェンポリシロキサン、環状シリコーン、片末端又は両末端トリアルコキシ基変性オルガノポリシロキサン等のシリコーン系化合物;ステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸亜鉛等の金属石鹸、ラウロイルリジン等のアミノ酸系化合物が挙げられる。
なかでも、フッ素化合物処理及びシリコーン処理が好ましく、フッ素化合物処理とシリコーン処理を併用しても良く、シリコーン処理単独がより好ましい。
フッ素化合物としては、下記式で示されるトリデカフルオロオクチルトリエトキシシランが好ましい。
3C−(CF2)5−(CH2)2−Si−(OCH2CH3)3
粉体を表面処理するフッ素化合物のうちでも、トリデカフルオロオクチルトリエトキシシランで表面処理した粉体を用いることにより、安定性に優れ、肌なじみが良く、つっぱり感やムラづきを抑制し、しっとりした使用感を得ることができる。トリデカフルオロオクチルトリエトキシシランとしては、大東化成工業社より販売されているFHSが好適である。
処理量は粉体によって異なるが、成分(B)の疎水化処理した粉体100質量%に対して、0.05質量%以上が好ましく、0.1質量%以上がより好ましく、50質量%以下が好ましく、20質量%以下がより好ましい。これらの観点を総合すると、処理量は、成分(B)の疎水化処理した粉体100質量%に対して、0.05〜50質量%であるのが好ましく、0.1〜20質量%がより好ましい。この処理量であれば、撥水性及び撥油性が十分に発現し、感触も良好であるので好ましい。
成分(B)は、1種又は2種以上を用いることができ、仕上がりと安定性の点から、含有量は、全組成中に0.1質量%以上が好ましく、1質量%以上がより好ましく、8質量%以上がさらに好ましく、40質量%以下が好ましく、30質量%以下がより好ましく、22質量%以下がさらに好ましい。また、成分(B)の含有量は、全組成中に0.1〜40質量%が好ましく、1〜30質量%がより好ましく、8〜22質量%がさらに好ましい。
本発明において、成分(A)及び(B)の質量割合(A)/(B)は、化粧持ちと使用感の点から、0.005以上が好ましく、0.01以上がより好ましく、0.02以上がさらに好ましく、5以下が好ましく、3以下がより好ましく、1以下がさらに好ましい。また、成分(A)及び(B)の質量割合(A)/(B)は、0.005〜5が好ましく、0.01〜3がより好ましく、0.02〜1がさらに好ましい。
成分(C)のエステル油は、25℃で液状のペンタエリスリトール脂肪酸エステル及びジペンタエリスリトール脂肪酸エステルから選ばれるものである。
液状とは、流動性を有するもので、25℃で液体、ペースト状のものである。なかでも、25℃で液体のものが好ましい。
ペンタエリスリトール脂肪酸エステル及びジペンタエリスリトール脂肪酸エステルを構成する脂肪酸としては、飽和脂肪酸又は不飽和脂肪酸のいずれでも良く、直鎖脂肪酸又は分岐鎖脂肪酸のいずれでも良いが、肌への密着性や化合物の酸価安定性等の観点から、飽和脂肪酸を用いるのが好ましい。また、これらの脂肪酸は、ヒドロキシ基を有していても良い。このような脂肪酸としては、例えば、カプロン酸、カプリル酸、2−エチルヘキサン酸、イソノナン酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、イソステアリン酸、ヒドロキシステアリン酸、アラキジン酸、ベヘン酸、リグノセリン酸、セロチン酸、モンタン酸、メリシン酸等が挙げられる。また、上記飽和脂肪酸の中でも、炭素数16〜28の飽和脂肪酸が好ましい。このような脂肪酸としては、例えば、パルミチン酸、ステアリン酸、イソステアリン酸、ヒドロキシステアリン酸、アラキジン酸、ベヘン酸、リグノセリン酸、セロチン酸、モンタン酸等が挙げられる。また、炭素数16〜22の飽和脂肪酸がより好ましく、例えば、パルミチン酸、ステアリン酸、イソステアリン酸、ヒドロキシステアリン酸、アラキジン酸、ベヘン酸等が挙げられる。
具体的には、トリポリヒドロキシステアリン酸ジペンタエリスリチル、ペンタイソステアリン酸ジペンタエリスリチル、テトライソステアリン酸ジペンタエリスリチル、(ベヘン酸/ポリヒドロキシステアリン酸)ペンタエリスリチル等が挙げられる。
成分(C)は、塗布後の肌への密着性が高く、高密度に付着して、肌の皮丘に均一に付着する点から、水酸基を有するものが好ましく、例えば、ヒドロキシステアリン酸を有するものが挙げられる。
具体的には、トリポリヒドロキシステアリン酸ジペンタエリスリチル、(ベヘン酸/ポリヒドロキシステアリン酸)ペンタエリスリチル等が挙げられる。
成分(C)としては、塗布後の肌への密着性が高く、高密度に付着して、肌の皮丘に均一に付着し、皮膜の追随性に優れ、さらに、塗布後に肌のかさつきを抑制する点から、ジペンタエリスリトール脂肪酸エステルが好ましく、具体的には、トリポリヒドロキシステアリン酸ジペンタエリスリチルが好ましい。
トリポリヒドロキシステアリン酸ジペンタエリスリチルとしては、サラコスWO−6(日清オイリオ社製)、ペンタイソステアリン酸ジペンタエリスリチルとしては、サラコスDP−518N(日清オイリオ社製)等の市販品を用いることができる。
また、テトライソステアリン酸ジペンタエリスリチル、(ベヘン酸/ポリヒドロキシステアリン酸)ペンタエリスリチルは、公知の方法に従って製造することができ、例えば、後記製造例に記載された方法で製造することができる。
成分(C)は、1種又は2種以上を用いることができ、塗布後の肌への密着性が高く、高密度に付着して、肌の皮丘に均一に付着する点から、含有量は、全組成中に0.01質量%以上であり、0.05質量%以上が好ましく、0.1質量%以上がより好ましく、0.4質量%以上がさらに好ましく、30質量%以下であり、20質量%以下が好ましく、15質量%以下がより好ましく、10質量%以下がさらに好ましい。また、成分(C)の含有量は、全組成中に0.01〜30質量%であり、0.05〜20質量%が好ましく、0.1〜15質量%がより好ましく、0.4〜10質量%がさらに好ましい。
本発明において、成分(A)及び(C)の質量割合(A)/(C)は、塗布後の肌への密着性が高く、高密度に付着して、塗りムラ(抜け)がなく、肌の皮丘に均一に付着するので、優れたカバー力、仕上がりを得ることができる。また、化粧皮膜の追随性に優れ、さらに、塗布後に肌のかさつきを抑制する点から、0.02以上であり、0.03以上が好ましく、0.05以上がより好ましく、0.1以上がよりさらに好ましく、80以下であり、60以下が好ましく、40以下がより好ましく、20以下がさらに好ましい。また、成分(A)及び(C)の質量割合(A)/(C)は、0.02〜80であり、0.03〜60が好ましく、0.05〜40がより好ましく、0.1〜20がよりさらに好ましい。
本発明の油中水型乳化化粧料は、さらに、成分(D)として、成分(C)を除く、25℃で液状のエステル油を含有することができる。ここで、液状とは流動性を有するもので、ペースト状のものも含まれる。
成分(D)として、成分(C)を除くエステル油としては、モノエステル、ジエステルが好ましく、具体的には、例えば、イソノナン酸イソトリデシル、リンゴ酸ジイソステアリル、ミリスチン酸イソステアリル、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、ジイソステアリン酸ジグリセリル、モノイソステアリン酸モノミリスチン酸グリセリル、パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル、酢酸トコフェロール、モノイソステアリン酸ジグリセリル等が挙げられる。
これらのうち、モノエステルがより好ましく、イソノナン酸イソトリデシル、ミリスチン酸イソステアリル、モノイソステアリン酸モノミリスチン酸グリセリル、パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル、酢酸トコフェロールがさらに好ましく、パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシルがよりさらに好ましい。
成分(D)として、成分(C)を除くエステル油は、1種又は2種以上を組み合わせて用いることができ、塗布後にしっとり感を付与する点から、含有量は、全組成中に0.1質量%以上が好ましく、0.5質量%以上がより好ましく、1質量%以上がさらに好ましく、20質量%以下が好ましく、10質量%以下がより好ましく、5質量%以下がさらに好ましい。また、成分(C)以外のエステル油の含有量は、全組成中に0.1〜20質量%が好ましく、0.5〜10質量%がより好ましく、1〜5質量%がさらに好ましい。
また、本発明において、成分(C)及び(D)の質量割合(C)/(D)は、塗布後の肌への密着性が高く、高密度に付着して、塗りムラ(抜け)がなく、肌の皮丘に均一に付着するので、優れたカバー力、仕上がりを得ることができ、塗布後に肌のかさつきを抑制する点から、0.02以上が好ましく、0.06以上がより好ましく、0.1以上がさらに好ましく、0.2以上がよりさらに好ましく、25以下が好ましく、9以下がより好ましく、4以下がさらに好ましく、2.5以下がよりさらに好ましい。成分(C)及び成分(D)の質量割合(C)/(D)質量割合は、0.02〜25が好ましく、0.06〜9がより好ましく、0.1〜4がさらに好ましく、0.2〜2.5がよりさらに好ましい。
本発明の油中水型乳化化粧料は、さらに、(E)揮発性油を含有することができる。
かかる揮発性油としては、揮発性炭化水素油、揮発性シリコーン油が好ましい。揮発性とは、35〜87℃の引火点を有するものである。
成分(E)のうち、揮発性炭化水素油としては、例えば、n−デカン、n−ウンデカン、n−ドデカン等のパラフィン系炭化水素油;イソデカン、イソドデカン等のイソパラフィン系炭化水素油;シクロデカン、シクロドデカン等の環状パラフィン炭化水素油が挙げられる。これらのうち、イソパラフィン系炭化水素油が好ましく、イソドデカンがより好ましい。
また、揮発性シリコーン油としては、例えば、ジメチルポリシロキサン(1.5cs)、ジメチルポリシロキサン(2cs)等の直鎖状ジメチルポリシロキサン;トリス(トリメチルシリル)メチルシラン、テトラキス(トリメチルシリル)シラン等の分岐状シロキサン;オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン等の環状ジメチルシロキサンなどが挙げられる。
成分(E)としては、塗布後の使用感や塗布後の化粧膜が肌にきれいに密着する点から、揮発性シリコーン油が好ましい。
成分(E)は、1種又は2種以上を用いることができ、塗布後の使用感の点から、含有量は、全組成中に1質量%以上が好ましく、5質量%以上がより好ましく、20質量%以上がさらに好ましく、50質量%以下が好ましく、40質量%以下がより好ましく、35質量%以下がさらに好ましい。また、成分(E)の含有量は、全組成中に1〜50質量%が好ましく、5〜40質量%がより好ましく、20〜35質量%がさらに好ましい。
本発明において、水の含有量は、全組成中に5質量%以上が好ましく、10質量%以上がより好ましく、15質量%以上がさらに好ましく、70質量%以下が好ましく、50質量%以下がより好ましく、40質量%以下がさらに好ましい。
本発明の油中水型乳化化粧料は、前記成分以外に、通常化粧料に用いられる成分、例えば、前記以外の油性成分、界面活性剤、顔料、水溶性高分子、酸化防止剤、香料、色素、防腐剤、増粘剤、pH調整剤、血行促進剤、冷感剤、制汗剤、殺菌剤、皮膚賦活剤、保湿剤、清涼剤等を含有することができる。
本発明の油中水型乳化化粧料は、通常の方法に従って製造することができ、液状、乳液液、ペースト状、クリーム状、ジェル状等の剤型にすることができ、乳液状、クリーム状が好ましい。
また、本発明の油中水型乳化化粧料は、化粧下地、ファンデーション、コンシーラー;ほお紅、アイシャドウ、マスカラ、アイライナー、アイブロウ、オーバーコート剤、口紅等のメイクアップ化粧料;日やけ止め乳液、日焼け止めクリーム等の紫外線防御化粧料などとして適用することができる。なかでも、化粧下地、リキッドファンデーション、コンシーラーがより好ましい。
本発明の油中水型乳化化粧料は、単品のみの使用においても、リキッドファンデーションやパウダーファンデーション・白粉等の粉体化粧料の重ね付けにおいても使用することができる。
上述した実施形態に関し、本発明は、更に以下の組成物を開示する。
<1>次の成分(A)、(B)及び(C):
(A)カルボシロキサンデンドリマー構造を側鎖に有するビニル系重合体 0.1〜20質量%、
(B)疎水化処理した粉体、
(C)25℃で液状のペンタエリスリトール脂肪酸エステル及びジペンタエリスリトール脂肪酸エステルから選ばれるエステル油 0.01〜30質量%
を含有し、成分(A)と成分(C)の質量割合(A)/(C)が、0.02〜80である油中水型乳化化粧料。
<2>成分(A)において、カルボシロキサンデンドリマー構造が、次式(1)
{式中、Zは2価の有機基であり、pは0又は1であり、R1は炭素原子数1〜10のアルキル基又はアリール基である。X1はi=1とした場合の次式で示されるシリルアルキル基である。
(式中、R1は前記と同じであり、R2は炭素原子数2〜10のアルキレン基であり、R3は炭素原子数1〜10のアルキル基であり、Xi+1は水素原子、炭素原子数1〜10のアルキル基、アリール基及び上記シリルアルキル基からなる群から選択される基である。iは該シリルアルキル基の階層を示している1〜10の整数であり、aiは0〜3の整数である。)}
で表される基である前記<1>記載の油中水型乳化化粧料。
<3>成分(A)のビニル系重合体が、(A1)ビニル系単量体 0〜99.9質量部と、(A2)一般式:
{式中、Yはラジカル重合可能な有機基であり、R1は炭素原子数1〜10のアルキル基又はアリール基であり、X1はi=1とした場合の次式で示されるシリルアルキル基である。
(式中、R1は前記と同じであり、R2は炭素原子数2〜10のアルキレン基であり、R3は炭素原子数1〜10のアルキル基であり、Xi+1は水素原子、炭素原子数1〜10のアルキル基、アリール基及び上記シリルアルキル基からなる群から選択される基である。iは該シリルアルキル基の階層を示している1〜10の整数であり、aiは0〜3の整数である。)}
で表されるラジカル重合可能な有機基を有するカルボシロキサンデンドリマー 100〜0.1質量部とを重合させてなるものである前記<1>又は<2>記載の油中水型乳化化粧料。
<4>(A2)中のラジカル重合可能な有機基Yが、一般式
(式中、R4は水素原子又はメチル基であり、R5は炭素原子数1〜10のアルキレン基である。)
で表されるアクリル基又はメタクリル基含有有機基、一般式:
(式中、R6は水素原子又はメチル基であり、R7は炭素原子数1〜10のアルキル基であり、R8は炭素原子数1〜10のアルキレン基であり、bは0〜4の整数であり、cは0又は1である。)
で表されるスチリル基含有有機基及び炭素原子数2〜10のアルケニル基からなる群から選択される基である前記<3>記載の油中水型乳化化粧料。
<5>成分(A)のカルボシロキサンデンドリマー構造を側鎖に有するビニル系重合体が、好ましくは、シリコーンデンドリマー・アクリル共重合体である前記<1>〜<4>のいずれか1記載の油中水型乳化化粧料。
<6>成分(A)の含有量が、好ましくは、全組成中に0.2質量%以上であって、0.3質量%以上がより好ましく、15質量%以下が好ましく、10質量%以下がより好ましい前記<1>〜<5>のいずれか1記載の油中水型乳化化粧料。
<7>成分(B)において、疎水化処理が、好ましくは、フッ素化合物処理、シリコーン処理であって、フッ素化合物処理とシリコーン処理を併用しても良く、シリコーン処理単独がより好ましい前記<1>〜<6>のいずれか1記載の油中水型乳化化粧料。
<8>成分(B)において、疎水化処理が、好ましくは、トリデカフルオロオクチルトリエトキシシラン処理である前記<1>〜<6>のいずれか1記載の油中水型乳化化粧料。
<9>成分(B)において、疎水化処理の処理量が、成分(B)の疎水化処理した粉体100質量%に対して、好ましくは、0.05質量%以上であって、0.1質量%以上がより好ましく、50質量%以下が好ましく、20質量%以下がより好ましい前記<1>〜<8>のいずれか1記載の油中水型乳化化粧料。
<10>成分(B)の含有量が、好ましくは、全組成中に0.1質量%以上であって、1質量%以上がより好ましく、8質量%以上がさらに好ましく、40質量%以下が好ましく、30質量%以下がより好ましく、22質量%以下がさらに好ましい前記<1>〜<9>のいずれか1記載の油中水型乳化化粧料。
<11>成分(A)及び(B)の質量割合(A)/(B)が、好ましくは、0.005以上であって、0.01以上がより好ましく、0.02以上がさらに好ましく、5以下が好ましく、3以下がより好ましく、1以下がさらに好ましい前記<1>〜<10>のいずれか1記載の油中水型乳化化粧料。
<12>成分(C)のエステル油が、好ましくは、トリポリヒドロキシステアリン酸ジペンタエリスリチル、ペンタイソステアリン酸ジペンタエリスリチル、テトライソステアリン酸ジペンタエリスリチル、(ベヘン酸/ポリヒドロキシステアリン酸)ペンタエリスリチルであって、トリポリヒドロキシステアリン酸ジペンタエリスリチル、(ベヘン酸/ポリヒドロキシステアリン酸)ペンタエリスリチルがより好ましく、トリポリヒドロキシステアリン酸ジペンタエリスリチルがさらに好ましい前記<1>〜<11>のいずれか1記載の油中水型乳化化粧料。
<13>成分(C)のエステル油が、好ましくは、水酸基を有するものであって、トリポリヒドロキシステアリン酸ジペンタエリスリチル、(ベヘン酸/ポリヒドロキシステアリン酸)ペンタエリスリチルがより好ましい前記<1>〜<12>のいずれか1記載の油中水型乳化化粧料。
<14>成分(C)のエステル油が、好ましくは、ジペンタエリスリトール脂肪酸エステルであって、トリポリヒドロキシステアリン酸ジペンタエリスリチルがより好ましい前記<1>〜<13>のいずれか1記載の油中水型乳化化粧料。
<15>成分(C)の含有量が、好ましくは、全組成中に0.05質量%以上であって、0.1質量%以上がより好ましく、0.4質量%以上がさらに好ましく、20質量%以下が好ましく、15質量%以下がより好ましく、10質量%以下がさらに好ましい前記<1>〜<14>のいずれか1記載の油中水型乳化化粧料。
<16>成分(A)及び(C)の質量割合(A)/(C)が、好ましくは、0.03以上であって、0.05以上がより好ましく、0.1以上がよりさらに好ましく、60以下が好ましく、40以下がより好ましく、20以下がさらに好ましい前記<1>〜<15>のいずれか1記載の油中水型乳化化粧料。
<17>更に、成分(D)として、成分(C)を除く、25℃で液状のエステル油を含有することができ、好ましくは、モノエステル、ジエステルを含有し、モノエステルがより好ましく、イソノナン酸イソトリデシル、ミリスチン酸イソステアリル、モノイソステアリン酸モノミリスチン酸グリセリル、パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル、酢酸トコフェロールがさらに好ましく、パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシルがよりさらに好ましい前記<1>〜<16>のいずれか1記載の油中水型乳化化粧料。
<18>成分(D)として、成分(C)を除くエステル油の含有量が、好ましくは、全組成中に0.1質量%以上であって、0.5質量%以上がより好ましく、1質量%以上がさらに好ましく、20質量%以下が好ましく、10質量%以下がより好ましく、5質量%以下がさらに好ましい前記<17>記載の油中水型乳化化粧料。
<19>成分(C)及び成分(D)の質量割合(C)/(D)が、好ましくは、0.02以上であって、0.06以上がより好ましく、0.1以上がさらに好ましく、0.2以上がよりさらに好ましく、25以下が好ましく、9以下がより好ましく、4以下がさらに好ましく、2.5以下がよりさらに好ましい前記<17>又は<18>記載の油中水型乳化化粧料。
<20>さらに、(E)揮発性油を含有することができ、好ましくは、揮発性シリコーン油を含有する前記<1>〜<19>のいずれか1記載の油中水型乳化化粧料。
<21>成分(E)の含有量が、好ましくは、全組成中に1質量%以上であって、5質量%以上がより好ましく、20質量%以上がさらに好ましく、50質量%以下が好ましく、40質量%以下がより好ましく、35質量%以下がさらに好ましい前記<20>記載の油中水型乳化化粧料。
<22>水の含有量が、好ましくは、全組成中に5質量%以上であって、10質量%以上がより好ましく、15質量%以上がさらに好ましく、70質量%以下が好ましく、50質量%以下がより好ましく、40質量%以下がさらに好ましい前記<1>〜<21>のいずれか1記載の油中水型乳化化粧料。
製造例1((ベヘン酸/ポリヒドロキシステアリン酸)ペンタエリスリチルの製造)
(1)撹拌機、温度計、窒素ガス吹込管及び水分分離器を備えた1Lの四つ口フラスコに、12−ヒドロキシステアリン酸(小倉合成工業社製、商品名「12−ヒドロ酸HP」、純度:99質量%)540gを仕込み、触媒として全体仕込み量の0.1%の塩化スズ、及び還流溶剤として全体仕込み量の5%のキシロールを加え、窒素気流下、生成した水を除去しながら200℃の温度で、15時間反応を行い、12−ヒドロキシステアリン酸重合物を得た。得られた重合物の酸価を測定したところ、酸価は19.4mgKOH/gであり、酸価より算出した平均重合度は10.2であることから、得られた生成物は12−ヒドロキシステアリン酸10量体であった。
(2)次いで、撹拌機、温度計、窒素ガス吹込管及び水分分離器を備えた1Lの四つ口フラスコに、上述のようにして得られた12−ヒドロキシステアリン酸重合物(酸価:19.4mgKOH/g、10量体)514g、ベヘン酸(ユニケマ社製、商品名「PRIFRAC2989」)82g及びペンタエリスリトール(李長栄化学工業社製、商品名「ペンタエリスリトール」)16gを加え、窒素気流下、生成した水を除去しながら210℃の温度で、生成物の酸価が1.4mgKOH/g以下になるまで反応を行った。
反応終了後、触媒を濾別し、次に活性白土を用いて脱色後、常法にて脱臭を行い、常温でペースト状のエステル化反応生成物(テトラ(ポリ12−ヒドロキシステアリン酸/ベヘン酸)ペンタエリスリチル)246gを得た。
得られたエステル化反応生成物の酸価は1.6mgKOH/gであり、水酸基価は21mgKOH/gであった。また、得られたエステル化反応生成物の脂肪酸残基における7量体以上の12−ヒドロキシステアリン酸重合物のモル比(%)は43%であり、ベヘン酸のモル比(%)は57%であり、
製造例2(テトライソステアリン酸ジペンタエリスリチルの製造)
攪拌機、温度計、窒素ガス吹込管及び水分離管を備えた3Lの4つロフラスコに、ジペンタエリスリトール〔商品名:ジ・ペンタリット、広栄化学工業社製〕58.4g(0.23モル)と2−(1,3,3−トリメチル)ブチル−5,7,7−トリメチルオクタン酸〔商品名:イソステアリン酸、日産化学工業社製〕293.9g(1.03モル)を仕込んだ(原料仕込み質量比=10:50.3)。その後、ジブチルチンオキサイド(触媒)を全仕込み量の0.05質量%、キシレン(還流溶剤)を全仕込み量の5質量%加え、攪拌しながら200〜250℃で約21時間反応を行った。反応終了後、還流溶剤であるキシレンを減圧留去した。キシレンを除去した反応物を、活性白土により吸着処理し、次いで60℃程度まで冷却後ろ過し、常法にて脱臭・蒸留処理を行うことで、テトライソステアリン酸ジペンタエリスリチルを245g得た。
テトライソステアリン酸ジペンタエリスリチルの酸価は0.2、水酸基価は81、凝固点−16℃であり、−30℃でも曇らなかった。また、25℃における粘度は、35万mPa・sであり、25℃で液状であった。粘度は、ブルックフィールド型粘度計(BH型)を用い、25℃にてローターNo.6を用い、2rpmにて測定した。
実施例1〜8及び比較例1〜3
表1に示す組成の油中水型乳化化粧料を製造し、塗布後の肌への密着性、塗布後の肌への追随性、塗布後の肌のかさつきの目立たなさ、塗布後の肌の皮丘への付着性、塗布後の肌のカバー力及びファンデーションの塗布状態を評価した。結果を表1に併せて示す。
(製法)
粉体相成分を混合粉砕し、別途混合した油相成分に添加してディスパー(2000rpm)で10分間分散した。その後、水相成分を添加し、ディスパー(800rpm)で10分間撹拌することにより、油中水型乳化化粧料を得た。
(評価方法I)
専門評価者10人が、各油中水型乳化化粧料を肌に塗布した後の肌への密着性、塗布後の肌への追随性、塗布後の肌のかさつきの目立たなさ、塗布後の肌の皮丘への付着性及び塗布後の肌のカバー力を、以下の基準で官能評価した。なお、表中の評価結果は、専門評価者10人の合計点で示した。
(1)塗布後の肌への密着性:
5;肌にすべて密着している。
4;肌にほぼ密着している。
3;肌に一部が密着していない。
2;肌にあまり密着していない。
1;肌に密着していない。
(2)塗布後の肌への追随性:
5;顔を動かしでも、塗布後の化粧膜が肌にしっかり追随している。
4;顔を動かしでも、塗布後の化粧膜のほぼ肌に追随している。
3;顔を動かすと、塗布後の化粧膜がやや筋状になり、肌に追随しない。
2;顔を動かすと、塗布後の化粧膜が一部分で割れ、肌に追随しない。
1;顔を動かすと、塗布後の化粧膜がはっきり割れ、肌に追随しない。
(3)塗布後の肌のかさつきの目立たなさ:
5;かさつきを感じない。
4;かさつきをわずかに感じる。
3;かさつきがやや感じられる。
2;かさつきを感じる。
1;かさつきをかなり感じる。
(4)塗布後の肌の皮丘への付着性:
5;化粧料が肌のきめの皮丘部分にすべて付着している。
4;化粧料が肌のきめの皮丘部分にほぼ付着している。
3;化粧料が肌のきめの皮丘部分に一部が付着していない。
2;化粧料が肌のきめの皮丘部分にあまり付着していない。
1;化粧料が肌のきめの皮丘部分に付着していない。
(5)塗布後の肌のカバー力:
5;肌の色ムラのカバー力がある。
4;肌の色ムラのカバー力がほぼある。
3;肌の色ムラのカバー力がややある。
2;肌の色ムラのカバー力があまりない。
1;肌の色ムラのカバー力がない。
(評価方法II)
(6)ファンデーションの塗布状態:
専門評価者10人が、各油中水型乳化化粧料を黒色の人工皮革に20mg/60cm2となるように25μmコーターで均一に引き延ばした後、常温で1時間乾燥した。この化粧膜の塗布状態を、160倍のマイクロスコープ(ハイロックス社製、マイクロスコープ)を用い、以下の基準で官能評価した。なお、表中の評価結果は、専門評価者10人の合計点で示した。
5;ファンデーションの抜けがなく、高密度に付着している。
4;ファンデーションの抜けが少々あるが、密に付着している。
3;ファンデーションの抜けが少々あり、あまり密に付着していない。
2;ファンデーションの抜けが小さく、複数あり、密に付着していない。
1;ファンデーションの抜けが大きく、複数あり、密に付着していない。
実施例9(油中水型下地ファンデーション)
実施例1〜7と同様にして、以下に示す組成の油中水型下地ファンデーションを製造した。
得られた油中水型下地ファンデーションは、塗布後の肌への密着性が高く、高密度に付着して、頬での塗りムラ(抜け)がなく、肌の皮丘に均一に付着するので、優れたカバー力、仕上がりを得ることができる。また、化粧皮膜の追随性に優れ、さらに、塗布後に肌のかさつきが目立たないものであった。
(成分)
(A)シリコーンデンドリマー・アクリル共重合体
(30%デカメチルシクロペンタシロキサン溶液(東レ・ダウコーニング社製、FA4001CM)) 10.0(質量%)
(B)トリデカフルオロオクチルトリエトキシシラン処理酸化チタン 9.4
(B)トリデカフルオロオクチルトリエトキシシラン処理ベンガラ*3
0.4
(B)トリデカフルオロオクチルトリエトキシシラン処理黄酸化鉄*3
1.6
(B)トリデカフルオロオクチルトリエトキシシラン処理黒酸化鉄*3
0.2
(B)トリデカフルオロオクチルトリエトキシシラン処理タルク*3 2.0
(B)メチルハイドロジェンポリシロキサン2質量%処理微粒子酸化亜鉛
(テイカ社製、MZ−500、比表面積25m2/g) 3.0
(C)トリポリヒドロキシステアリン酸ジペンタエリスリチル
(日清オイリオ社製、サラコスWO−6) 2.0
(D)パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル 3.0
(E)デカメチルシクロペンタシロキサン 8.9
(E)ジメチルポリシロキサン
(信越化学工業社製、KF−96L−2cs) 15.0
ジメチルポリシロキサン・ポリオキシアルキレン共重合体
(東レ・ダウコーニング社製、シリコーンSH3775M) 3.0
エタノール 7.5
硫酸マグネシウム 1.0
精製水 バランス
合計 100.0
*3:トリデカフルオロオクチルトリエトキシシラン5質量%処理したもの

Claims (8)

  1. 次の成分(A)、(B)及び(C):
    (A)カルボシロキサンデンドリマー構造を側鎖に有するビニル系重合体 0.1〜20質量%、
    (B)疎水化処理した粉体 0.1〜40質量%
    (C)25℃で液状のペンタエリスリトール脂肪酸エステル及びジペンタエリスリトール脂肪酸エステルから選ばれるエステル油 0.01〜30質量%
    を含有し、成分(A)と成分(C)の質量割合(A)/(C)が、0.1〜60である油中水型乳化化粧料。
  2. さらに、成分(D)として、成分(C)を除く、25℃で液状のエステル油を含有する請求項1記載の油中水型乳化化粧料。
  3. 成分(C)及び成分(D)の質量割合(C)/(D)が、0.02〜25である請求項2記載の油中水型乳化化粧料。
  4. 成分(C)を構成する脂肪酸が、水酸基を有するものである請求項1〜3のいずれか1項記載の油中水型乳化化粧料。
  5. 成分(C)が、ジペンタエリスリトール脂肪酸エステルである請求項1〜4のいずれか1項記載の油中水型乳化化粧料。
  6. 成分(A)において、カルボシロキサンデンドリマー構造が、次式(1)
    {式中、Zは2価の有機基であり、pは0又は1であり、R1は炭素原子数1〜10のアルキル基又はアリール基である。X1はi=1とした場合の次式で示されるシリルアルキル基である。
    (式中、R1は前記と同じであり、R2は炭素原子数2〜10のアルキレン基であり、R3は炭素原子数1〜10のアルキル基であり、Xi+1は水素原子、炭素原子数1〜10のアルキル基、アリール基及び上記シリルアルキル基からなる群から選択される基である。iは該シリルアルキル基の階層を示している1〜10の整数であり、aiは0〜3の整数である。)}
    で表される基である請求項1〜5のいずれか1項記載の油中水型乳化化粧料。
  7. 成分(A)のビニル系重合体が、(A1)(A2)以外のビニル系単量体 0〜99.9質量部と、(A2)一般式:
    {式中、Yはラジカル重合可能な有機基であり、R1は炭素原子数1〜10のアルキル基又はアリール基であり、X1はi=1とした場合の次式で示されるシリルアルキル基である。
    (式中、R1は前記と同じであり、R2は炭素原子数2〜10のアルキレン基であり、R3は炭素原子数1〜10のアルキル基であり、Xi+1は水素原子、炭素原子数1〜10のアルキル基、アリール基及び上記シリルアルキル基からなる群から選択される基である。iは該シリルアルキル基の階層を示している1〜10の整数であり、aiは0〜3の整数である。)}
    で表されるラジカル重合可能な有機基を有するカルボシロキサンデンドリマー 100〜0.1質量部とを重合させてなるものである請求項1〜6のいずれか1項記載の油中水型乳化化粧料。
  8. (A2)中のラジカル重合可能な有機基Yが、一般式

    (式中、R4は水素原子又はメチル基であり、R5は炭素原子数1〜10のアルキレン基である。)
    で表されるアクリル基又はメタクリル基含有有機基、一般式:

    (式中、R6は水素原子又はメチル基であり、R7は炭素原子数1〜10のアルキル基であり、R8は炭素原子数1〜10のアルキレン基であり、bは0〜4の整数であり、cは0又は1である。)
    で表されるスチリル基含有有機基及び炭素原子数2〜10のアルケニル基からなる群から選択される基である請求項7記載の油中水型乳化化粧料。
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