JP6488598B2 - サスペンションフレーム構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両下部で車幅方向に延びその車幅方向外側に位置するサスペンションアームを固定するサスペンションフレームと、サスペンションフレーム内部に配置される補強部材とを含むサスペンションフレーム構造に関するものである。
一般に、車両には、前後方向に延びる左右一対のサイドメンバに掛け渡されるようにサスペンションフレームが取り付けられる。このサスペンションフレームの車幅方向外側には、車輪を懸架するサスペンションアーム(ロアアームとも称される)が取り付けられる(例えば特許文献1)。サスペンションアームには走行時の振動による負荷が加わるため、特許文献1では、サスペンションフレームの内部にリンフォースを配置することにより、剛性の向上を図っている。
特開2008−001307号公報
特許文献1のサスペンションに設けられているリンフォースは、サスペンションフレーム自体の剛性の向上には、ある程度の効果が得られると考えられる。しかしながら、特許文献1では、リンフォースは後壁に沿うように配置されているため、かかる後壁の変形の抑制には寄与できるものの、前壁の変形を抑制する効果は不十分である。このため、特許文献1の構成では更なる改良の余地があった。
本発明は、このような課題に鑑み、サスペンションアームから入力される荷重に対してより高い剛性を得ることができ、ひいては変形を好適に抑制することが可能なサスペンションフレームを提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明にかかるサスペンションフレーム構造の代表的な構成は、車両下部で車幅方向に延びその車幅方向外側に位置するサスペンションアームを固定するサスペンションフレームと、サスペンションフレーム内部に配置される補強部材とを含むサスペンションフレーム構造であって、補強部材は、サスペンションフレームの内部で上下方向に延びサスペンションフレームの上壁と下壁とを接続する支持部と、支持部の側面から車両前方に向かうにしたがって車幅方向外側に延びサスペンションフレームの上壁または下壁の少なくとも一方に接合される前側立設壁と、支持部の側面から車両後方に向かうにしたがって車幅方向外側に延びサスペンションフレームの上壁または下壁の少なくとも一方に接合される後側立設壁とを有し、平面視において、前側立設壁および後側立設壁が支持部で屈曲するL字形状を形成していることを特徴とする。
上記構成によれば、補強部材が、前側立設壁、後側立設壁および支持部からなるL字形状である。このため、補強部材は、前後方向および左右方向に立体的な形状となる。したがって、サスペンションアームからの荷重に対して高い剛性が得られるため、サスペンションフレームの変形を抑制する効果を高めることが可能となる。
特に前側立設壁と後側立設壁が前後方向に開いたL字形状であることにより、左右方向にかかる荷重に対するサスペンションフレームの前壁および後壁の変形を好適に抑制することが可能である。また前側立設壁および後側立設壁が、サスペンションフレームの上壁や下壁に接合されることにより、上下方向にかかる荷重に対するサスペンションフレームの上壁や下壁の変形を抑制する効果を高めることもできる。
上記サスペンションフレームは、車幅方向に延びる中央部と、中央部の端の前部から外側に向かって延びサスペンションアームを固定する前側アーム部と、中央部の端の後部から外側に向かって延びサスペンションアームを固定する後側アーム部とを有し、平面視において、支持部は、中央部の前壁および前側アーム部の前壁のそれぞれの延長線の交点、または中央部の後壁および後側アーム部の後壁のそれぞれの延長線の交点よりも車幅方向内側に配置されていて、前側立設壁および後側立設壁の車幅方向外側の端は、中央部の前壁および前側アーム部の前壁のそれぞれの延長線の交点、または中央部の後壁および後側アーム部の後壁のそれぞれの延長線の交点よりも車幅方向外側に位置するとよい。
かかる構成によれば、補強部材は、サスペンションフレームの内部のうち、中央部と、前側アーム部および後側アーム部の境界近傍に配置される。中央部と、前側アーム部および後側アーム部の境界近傍は、前壁および後壁に角度変化が生じるため、他の箇所よりもサスペンションアームからの荷重によって変形が生じやすい。そこで、境界近傍に補強部材を配置することにより、変形が生じやすい箇所を好適に補強することができ、変形抑制効果を更に高めることが可能である。
平面視において、上記前側立設壁と後側立設壁とがなす屈曲角は90度以上であり、支持部を車幅方向に通過する線分と前側立設壁および後側立設壁とがそれぞれ成す角はほぼ等しい角度であるとよい。前側立設壁および後側立設壁とがなす屈曲角、すなわち開き角を90度以上とすることにより、かかる前側立設壁および後側立設壁が支持部を補強する効果を高めることができる。また支持部と、前側立設壁および後側立設壁とが成す角を等しくすることにより、支持部をバランスよく補強することが可能となる。
上記前側立設壁は前側アーム部の前壁に沿うように延びていて、後側立設壁は後側アーム部の後壁に沿うように延びているとよい。このように前側立設壁および後側立設壁が、前側アーム部の前壁および後側アーム部の後壁に沿うように延びている、すなわちそれらに近接していることにより、前側立設壁および後側立設壁を前側アーム部の前壁および後側アーム部の後壁と連動させることができる。したがって、応力を効率的に分散することができ、サスペンションフレームの変形量を低減することが可能となる。またかかる構成によれば、前側立設壁および後側立設壁は、中央部の断面を覆うように配置される。これにより、中央部のねじれ変形を抑制する効果を得ることもできる。
当該サスペンションフレーム構造は、後側アーム部の後縁に後側アーム部を延長するようになだらかに取り付けられサスペンションフレームを車体構造部材に接続するエクステンションブラケットを更に含み、平面視において、エクステンションブラケットの車両内側の稜線は、後側立設壁の延長線と連続するとよい。これにより、後側立設壁で受けた荷重を、エクステンションブラケットを介して車体構造部材に効率的に伝達することができるため、上述した変形抑制効果を更に高めることが可能である。
上記支持部は、サスペンションフレームの上方に配置され車幅方向に延びるステアリングギアボックスを支持するとよい。ステアリングギアボックスは高い剛性を有するため、これを補強部材の支持部を介してサスペンションフレームに連結することにより、サスペンションフレームの剛性を高めることができる。また支持部に前側立設壁および後側立設壁が接合されていることにより、支持部の剛性が高まる。これにより、ステアリングギアボックスの取付強度を高めることができ、操縦安定性の向上、ロードノイズ等の振動の低減を図ることが可能となる。
本発明によれば、サスペンションアームから入力される荷重に対してより高い剛性を得ることができ、ひいては変形を好適に抑制することが可能なサスペンションフレームを提供することができる。
本実施形態のサスペンションフレーム構造の全体斜視図である。 図1のサスペンションフレーム構造の右側部分を上方から観察した拡大図である。 図2のサスペンションフレーム構造を車内側上方から観察した斜視図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
図1は、本実施形態のサスペンションフレーム構造100の全体斜視図である。図2は、図1のサスペンションフレーム構造100の右側部分を上方から観察した拡大図である。図3は、図2のサスペンションフレーム構造100を車内側上方から観察した斜視図である。なお、理解を容易にするために、図2および図3では、図1に示すステアリングギアボックス150を不図示とし、サスペンションフレーム110の内部の補強部材130を仮想線にて図示している。
図1に示すように、本実施形態のサスペンションフレーム構造100は、車両下部で車幅方向に延びるサスペンションフレーム110、かかるサスペンションフレーム110内部に配置される補強部材130(図2および図3参照)、およびサスペンションフレーム110を車体構造部材(不図示)に接続する右側エクステンションブラケット140a・左側エクステンションブラケット140bを含んで構成される。
サスペンションフレーム110の左右両側には、その車幅方向外側に位置する右側サスペンションアーム120a・左側サスペンションアーム120bがそれぞれ固定される。更に、本実施形態では、サスペンションフレーム110の上方には、車幅方向に延びるステアリングギアボックス150が配置される。なお、以下の説明では、サスペンションフレーム構造100の右側の構造を例示するが、左側においても同様の構成を有することは言うまでもない。
図2に示すように、サスペンションフレーム110の中央では、中央部112が車幅方向に延びている。かかる中央部112の端の前部からは前側アーム部114が外側に向かって延びていて、中央部112の端の後部からは後側アーム部116が外側に向かって延びている。そして、サスペンションフレーム110では、これらの前側アーム部114および後側アーム部116にサスペンションアーム(右側サスペンションアーム120a)が固定される。
図3に示すように、サスペンションフレーム110の内部には補強部材130が配置される。補強部材130は、支持部132、前側立設壁134および後側立設壁136を含んで構成される。支持部132は、サスペンションフレーム110の内部で上下方向に延び、サスペンションフレーム110の上壁110a(図1参照)と下壁110b(図3参照)とを接続する。前側立設壁134は、支持部132の側面から車両前方に向かうにしたがって車幅方向外側に延び、サスペンションフレーム110の上壁110aまたは下壁110bに接合される。後側立設壁136は、支持部132の側面から車両後方に向かうにしたがって車幅方向外側に延び、サスペンションフレーム110の上壁110aまたは下壁110bに接合される。
なお、本実施形態では、前側立設壁134および後側立設壁136の上端をサスペンションフレーム110の上壁110aに接合した後に、前側立設壁134のフランジ134aおよび後側立設壁136のフランジ136a(図2参照)をサスペンションフレーム110の下壁110bに接合している。ただし、これに限定するものではなく、前側立設壁134および後側立設壁136は、サスペンションフレーム110の上壁110aおよび下壁110bの少なくとも一方に接合されていればよい。
本実施形態の特徴として、図2に示すように、補強部材130は、平面視において、前側立設壁134および後側立設壁136が支持部132で屈曲するL字形状を形成している。これにより、補強部材130は、前後方向および左右方向に立体的な形状となるため、右側サスペンションアーム120a(サスペンションアーム)からの荷重に対して高い剛性が得られる。したがって、サスペンションフレーム110の変形を抑制する効果を高めることが可能となる。
特に本実施形態では、補強部材130は、前側立設壁134と後側立設壁136が前後方向に開いたL字形状である。これにより、左右方向にかかる荷重に対するサスペンションフレーム110の前壁110c(図1参照)および後壁110d(図3参照)の変形を好適に抑制することができる。また前側立設壁134および後側立設壁136がサスペンションフレーム110の上壁110aや下壁110bに接合されることにより、上下方向にかかる荷重に対するサスペンションフレーム110の上壁110aや下壁110bの変形を抑制する効果を高めることが可能となる。
更に本実施形態では、図2に示すように、補強部材130において、支持部132は、中央部112の前壁112aの延長線L1と、前側アーム部114の前壁114aのそれぞれの延長線L2の交点P1(変曲点)よりも車幅方向内側に配置されている。また前側立設壁134および後側立設壁136の車幅方向外側の端は、延長線L1・L2の交点P1よりも車幅方向外側に位置する。すなわち本実施形態では、補強部材130は、サスペンションフレーム110の内部のうち、中央部112と、前側アーム部114の境界近傍に配置される。
図2に示すように、中央部112と前側アーム部114との境界近傍では、それらの前壁112a・114aが連続する部分において角度変化が生じるため、荷重の集中による変形が生じやすい傾向がある。そこで、上記説明したように中央部112と前側アーム部114の境界近傍に補強部材130を配置することにより、かかる境界近傍を好適に補強することができ、その変形を好適に抑制することが可能となる。
なお、本実施形態では、支持部132を、中央部112の前壁112aおよび前側アーム部114の前壁114aの延長線L1・L2の交点P1よりも車幅方向内側に配置し、前側立設壁134および後側立設壁136の車幅方向外側の端を、かかる交点P1よりも車幅方向外側に位置させる構成を例示したが、これに限定するものではない。例えば、支持部132を、中央部112の後壁112bの延長線L3と、後側アーム部116の後壁116bの延長線L4の交点P2よりも車幅方向内側に配置し、前側立設壁134および後側立設壁136の車幅方向外側の端を、延長線L3・L4の交点P2よりも車幅方向外側に位置させる構成としてもよい。これによれば、中央部112の後壁112bおよび後側アーム部116の後壁116bの境界近傍を好適に補強することが可能となる。
また本実施形態では、図2に示すように、平面視において、前側立設壁134と後側立設壁136とがなす屈曲角θを90度以上とし、支持部132を車幅方向に通過する線分L5と、前側立設壁134および後側立設壁136とがそれぞれ成す角θ1・θ2をほぼ等しい角度としている。このように前側立設壁134および後側立設壁136の屈曲角θ、すなわち開き角を90度以上とすることにより、前側立設壁134および後側立設壁136が支持部132を補強する効果を高めることができる。また支持部132と、前側立設壁134および後側立設壁136とが成す角θ1・θ2を等しくすることにより、支持部132をバランスよく補強することができ、上述した効果を高めることが可能となる。
更に本実施形態では、図2に示すように、前側立設壁134は前側アーム部114の前壁114aに沿うように延びていて、後側立設壁136は後側アーム部116の後壁116bに沿うように延びている。すなわち、前側立設壁134は前側アーム部114の前壁114aに近接するように延びていて、後側立設壁136は後側アーム部116の後壁116bに近接するように延びている。
上記構成により、前側立設壁134および後側立設壁136を前側アーム部114の前壁114aおよび後側アーム部116の後壁116bと連動させることができる。このため、応力を効率的に分散することができ、サスペンションフレーム110の変形量を低減することが可能となる。またかかる構成によれば、前側立設壁134および後側立設壁136は、中央部112の断面を覆うように(塞ぐように)配置されるため、中央部112のねじれ変形を抑制する効果を得ることもできる。
ここで、上述したように本実施形態のサスペンションフレーム構造100は、サスペンションフレーム110を車体構造部材(不図示)に接続する右側エクステンションブラケット140a(エクステンションブラケット)を含んで構成される。図2に示すように、右側エクステンションブラケット140aは、後側アーム部116の後縁に、かかる後側アーム部116を延長するようになだらかに取り付けられる。
図2に示すように、本実施形態では、平面視において、エクステンションブラケットの車両内側の稜線L6は、後側立設壁の延長線L7と連続する。これにより、後側立設壁136の延長線L7は、右側エクステンションブラケット140aの車両内側の稜線L6の前端での接線と一致することとなる。かかる構成によれば、後側立設壁136で受けた荷重を、右側エクステンションブラケット140aを介して車体構造部材に効率的に伝達することができる。したがって、荷重分散性能を向上し、上述した変形抑制効果を更に高めることが可能である。
更に本実施形態では、サスペンションフレーム110の上方に配置されるステアリングギアボックス150(図1参照)を支持部132において支持する。すなわち、サスペンションフレーム110には、補強部材130の支持部132を介してステアリングギアボックス150が連結される。これにより、ステアリングギアボックス150の高い剛性によってサスペンションフレーム110の剛性を高めることができる。
また上述したように本実施形態では、支持部132に前側立設壁134および後側立設壁136が接合されているため、支持部132の剛性を高めることができる。これにより、ステアリングギアボックス150の取付強度を高めることができ、ロードノイズ等の振動を低減し、操縦安定性の向上を図ることが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は、車両下部で車幅方向に延びその車幅方向外側に位置するサスペンションアームを固定するサスペンションフレームと、サスペンションフレーム内部に配置される補強部材とを含むサスペンションフレーム構造に利用することができる。
100…サスペンションフレーム構造、110…サスペンションフレーム、110a…上壁、110b…下壁、110c…前壁、110d…後壁、112…中央部、112a…前壁、112b…後壁、114…前側アーム部、114a…前壁、116…後側アーム部、116b…後壁、120a…右側サスペンションアーム、120b…左側サスペンションアーム、130…補強部材、132…支持部、134…前側立設壁、134a…フランジ、136…後側立設壁、136a…フランジ、140a…右側エクステンションブラケット、140b…左側エクステンションブラケット、150…ステアリングギアボックス

Claims (4)

  1. 車両下部で車幅方向に延びその車幅方向外側に位置するサスペンションアームを固定するサスペンションフレームと、該サスペンションフレーム内部に配置される補強部材とを含むサスペンションフレーム構造であって、
    前記補強部材は、
    前記サスペンションフレームの内部で上下方向に延び該サスペンションフレームの上壁と下壁とを接続する支持部と、
    前記支持部の側面から車両前方に向かうにしたがって車幅方向外側に延び前記サスペンションフレームの上壁または下壁の少なくとも一方に接合される前側立設壁と、
    前記支持部の側面から車両後方に向かうにしたがって車幅方向外側に延び前記サスペンションフレームの上壁または下壁の少なくとも一方に接合される後側立設壁とを有し、
    平面視において、前記前側立設壁および前記後側立設壁が前記支持部で屈曲するL字形状を形成し
    前記サスペンションフレームは、
    車幅方向に延びる中央部と、
    前記中央部の端の前部から外側に向かって延び前記サスペンションアームを固定する前側アーム部と、
    前記中央部の端の後部から外側に向かって延び前記サスペンションアームを固定する後側アーム部とを有し、
    平面視において、
    前記支持部は、前記中央部の前壁および前記前側アーム部の前壁のそれぞれの延長線の交点、または該中央部の後壁および前記後側アーム部の後壁のそれぞれの延長線の交点よりも車幅方向内側に配置されていて、
    前記前側立設壁および前記後側立設壁の車幅方向外側の端は、前記中央部の前壁および前記前側アーム部の前壁のそれぞれの延長線の交点、または該中央部の後壁および前記後側アーム部の後壁のそれぞれの延長線の交点よりも車幅方向外側に位置し、
    前記前側立設壁は、前記前側アーム部の前壁に沿うように延び、前記中央部の前壁および該前側アーム部の前壁が連続していて角度変化が生じている第1の角度変化部の車幅方向の範囲内に位置し、
    前記後側立設壁は、前記後側アーム部の後壁に沿うように延び、前記中央部の後壁および該後側アーム部の後壁が連続していて角度変化が生じている第2の角度変化部の車幅方向の範囲内に位置し、
    前記支持部は、前記サスペンションフレームの上方に配置され車幅方向に延びるステアリングギアボックスを支持することを特徴とするサスペンションフレーム構造。
  2. 平面視において、
    前記前側立設壁と前記後側立設壁とがなす屈曲角は90度以上であり、
    前記支持部を車幅方向に通過する線分と前記前側立設壁および前記後側立設壁とがそれぞれ成す角はほぼ等しい角度であることを特徴とする請求項1に記載のサスペンションフレーム構造。
  3. 平面視において、
    前記前側立設壁と前記後側立設壁とがなす屈曲角は90度以上であり、
    前記支持部を車幅方向に通過する線分と前記前側立設壁および前記後側立設壁とがそれぞれ成す角はほぼ等しい角度であることを特徴とする請求項に記載のサスペンションフレーム構造。
  4. 当該サスペンションフレーム構造は、前記後側アーム部の後縁に該後側アーム部を延長するようになだらかに取り付けられ前記サスペンションフレームを車体構造部材に接続するエクステンションブラケットを更に含み、
    平面視において、
    前記エクステンションブラケットの車両内側の稜線は、前記後側立設壁の延長線と連続することを特徴とする請求項またはのいずれか1項に記載のサスペンションフレーム構造。
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