JP6482514B2 - 鞍乗り型車両 - Google Patents

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本発明は、鞍乗り型車両に関する。
近年、鞍乗り型車両において、車輪のスリップ率をフィードバックして車輪に対する制動力を制御するアンチロックブレーキシステム(「Anti-lock Brake System」、以下、「ABS」という。)を採用することが増えている。
ABSでは、複数の車輪にそれぞれ車輪速センサーを備え、これら各センサーの出力を相互に比較することにより、車輪のスリップ率を検出している。一方、ABSを安価な小型車両にも採用するために、1つの車輪にのみ車輪速センサーを備えたいわゆる1チャンネルABSが知られている。
例えば、特許文献1では、自動二輪車の1チャンネルABSにおいて、初発進時に車輪速センサーが正常であると確認できるまでABSのインジケータ表示を行うとともに、初発進後にも所定速度以下となった際にABSのインジケータ表示を行うことで、初発進後にも車輪速センサーの異常の可能性を運転者に知らせている。
特許第5653417号公報
しかし、上記従来の構成では、初発進後にも所定速度以下となった際にABSのインジケータ表示を行うため、実際の停車中なのか車輪速センサーの異常なのかを運転者が判別できないという課題がある。
そこで本発明は、1チャンネルABSを採用した鞍乗り型車両において、ABSの警告手段の作動時にセンサーの故障であることを運転者が判別可能とすることを目的とする。
上記課題の解決手段として、請求項1に記載した発明は、前輪(Wf)の回転速度を検出する車輪速センサー(41)と、前記車輪速センサー(41)の検出情報に基づき前記前輪(Wf)のみABS制御を行うABSモジュレータ(33)と、前記車輪速センサー(41)とは別に車速情報を検出する車速センサー(42)と、運転者にABS制御に関する警告を行う警告手段(43)と、前記車輪速センサー(41)および車速センサー(42)の各検出情報同士の比較結果に基づき、各検出情報間の差異が所定値以上になった際に、前記各検出情報間の差異が所定値以上になった状態が所定時間以上続いたときに、前記警告手段(43)を作動させる警告制御部(44)と、を備えている、鞍乗り型車両(1)を提供する。
この構成によれば、警告手段の作動は、初発進前の他、互いに別個の車輪速センサーおよび車速センサーの何れかに異常が生じる等により、それぞれ車輪速に係る各検出情報間の差異が所定値以上になったときになされるので、警告手段の作動時にセンサーの故障であることを運転者が容易に判別することができる。
また、車輪ロック回避の重要性の高い前輪にのみ低コストでABS制御を可能とすることができる。
また、意図的に車輪をロック又は空転させる場合に警告手段が作動することを抑止し、警告手段の作動時にセンサーの故障であることを運転者がより確実に判別することができる。
なお、前記鞍乗り型車両には、運転者が車体を跨いで乗車する車両全般が含まれ、自動二輪車(原動機付自転車及びスクータ型車両を含む)のみならず、三輪(前一輪かつ後二輪の他に、前二輪かつ後一輪の車両も含む)又は四輪の車両も含まれる。
請求項2に記載した発明は、前記車速センサー(42)は、当該鞍乗り型車両(1)の原動機(PU)の出力軸(23a)の回転速度を車速情報として検出する。
この構成によれば、車輪速センサーが監視する車輪とは異なる車輪の回転速度を別途の車輪速センサーで直接検出する場合に比して、該車輪速センサーの設置に伴うセンサーブラケットの新設、及びパルサリングの設定や配線が不要となるため、部品点数や設置作業を簡素化してコストダウンを図ることができる。
請求項3に記載した発明は、車速情報を表示するメーター装置(53)を備え、前記車速センサー(42)は、前記メーター装置(53)に車速情報を表示するためのセンサーを兼ねている。
この構成によれば、メーター装置用のセンサーとは別に車速センサーを設ける場合に比して、センサー数を減らしてコストダウンを図ることができる。
請求項4に記載した発明は、前記車速センサー(42)は、前記ABSモジュレータ(33)の電源部(38b)に接続されている。
仮に、車速センサーがメーター装置の電源部に接続される構成では、メーター装置用のヒューズが切れる等によりメーター装置の電源が落ちた場合に、センサーのフェール判断を維持できなくなる。一方、上記構成のように、車速センサーがABSモジュレータの電源部に接続される構成であれば、メーター装置の電源が落ちた場合にも、センサーのフェール判断を維持できるとともに、メーター装置に警告手段があれば、該警告手段をABSモジュレータの電源を用いて作動させることができる。なお、警告手段がメーター装置の電源で作動する構成であっても、上記構成によれば、メーター装置の電源が落ちても車速センサーは作動可能であり、ABS制御自体を可能な状態を維持できる。
請求項5に記載した発明は、前記車速センサー(42)は、当該鞍乗り型車両(1)の原動機(PU)の出力軸(23a)の回転速度から、当該鞍乗り型車両(1)の後輪(Wr)の回転速度を検出する。
この構成によれば、後輪を意図的にロック又は空転させた場合に警告手段が頻繁に作動することを抑止した上で、車輪ロック回避の重要性の高い前輪にのみ低コストでABS制御を可能とすることができる。
本願発明によれば、1チャンネルABSを採用した鞍乗り型車両において、ABSの警告手段の作動時にセンサーの故障であることを運転者が判別することができる。
本発明の実施形態における自動二輪車の右側面図である。 上記自動二輪車のABS制御系の構成図である。 警告制御部の処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の説明における前後左右等の向きは、特に記載が無ければ以下に説明する車両における向きと同一とする。また以下の説明に用いる図中適所には、車両前方を示す矢印FR、車両上方を示す矢印UPが示されている。
図1に示すように、本実施形態は、鞍乗り型車両である自動二輪車1に適用されている。自動二輪車1の前輪Wfは、左右一対のフロントフォーク22の下端部に支持されている。左右フロントフォーク22の上部は、ステアリングステム22aを介して、車体フレームFの前端部のヘッドパイプ11に支持される。ステアリングステム22aのトップブリッジ上には、バータイプの操向ハンドル21が取り付けられている。操向ハンドル21の前方で例えばフロントカウル54の内側には、運転者に車両情報を表示するメーター装置53が配置されている。
自動二輪車1の後輪Wrは、スイングアーム34の後端部に支持されている。スイングアーム34の前端部は、車体フレームFのセンターフレーム14に支持されている。後輪Wrは、自動二輪車1の原動機であるパワーユニットPUに対し、例えばチェーン式の伝動機構(不図示)を介して連係されている。
車体フレームFは、その前端部に配置されるヘッドパイプ11と、ヘッドパイプ11から後斜め下方へ延出するメインフレーム12と、ヘッドパイプ11上のメインフレーム12との連結部の下方位置から下方に延出するダウンフレーム13と、メインフレーム12の後部の左右側部から下方に湾曲して延出する左右一対のセンターフレーム14と、左右センターフレーム14の下端に連続して前方に延びてダウンフレーム13の下部の左右側部に結合されるロアフレーム15と、メインフレーム12の後部から車体後方側に向かって延出する左右一対のシートフレーム16と、左右センターフレーム14の下部と左右シートフレーム16の後部とを連結するサポートフレーム17と、を備えている。
メインフレーム12には燃料タンク50が取り付けられ、燃料タンク50の後方には運転者等が着座するシート51が取り付けられている。
メインフレーム12、ダウンフレーム13、センターフレーム14およびロアフレーム15に囲まれた領域には、エンジン2および変速機23を一体に有するパワーユニットPUが搭載されている。エンジン2は、クランク軸を収容するクランクケース26の前部上方にシリンダ27を起立させている。変速機23は、エンジン2のクランクケース26の後部内に収容されている。
変速機23は、メインシャフトおよびカウンタシャフトならびに両シャフトに跨る変速ギヤ群(何れも不図示)を有する有段式のトランスミッションである。カウンタシャフトは変速機23ひいてはパワーユニットPUの出力軸23aを構成している。カウンタシャフトの端部はクランクケース26の後部左側に突出し、前記チェーン式の伝動機構を介して後輪Wrに連結されている。
自動二輪車1は、液圧式(油圧式)のディスクブレーキである前輪ブレーキ30を備えている。前輪ブレーキ30は、前輪Wfと一体回転するブレーキディスク31と、ブレーキディスク31を挟圧して摩擦制動力を発生させるブレーキキャリパ32と、を備えている。なお、後輪ブレーキについては説明を省略する。
図2を併せて参照し、前輪ブレーキ30には、ABS(Anti-lock Brake System)が採用されている。ブレーキキャリパ32は、ABSモジュレータ33を介して、ブレーキレバー35が係合されたマスターシリンダ36に接続されている。ABSモジュレータ33は、ブレーキ液の給排を制御するためのバルブおよびアクチュエータ等を含む液圧回路部37と、液圧回路部37の制御等を行う制御部38と、を一体に備えている。ABSモジュレータ33は、例えばエンジン2の上前方かつ燃料タンク50の下方となる位置において、車体フレームFにラバーマウントされている。
前輪制動時には、運転者がブレーキレバー35を操作してマスターシリンダ36に液圧を発生させ、この液圧がABSモジュレータ33の液圧回路部37を介してブレーキキャリパ32に供給されて、ブレーキディスク31を挟圧して前輪Wfの回転を制動する。
前輪制動時に、車輪速センサー41の検出情報から前輪Wfがロック状態に陥りそうになったことを制御部38が検出すると、制御部38がABS制御(アンチロックブレーキ制御)を行う。
ABS制御では、ブレーキキャリパ32に供給するブレーキ液圧を減圧、増圧あるいは一定に保持する。減圧、増圧および保持のいずれのモードを選択するかは、車輪速センサー41から得た検出情報に基づいて判断される。
図2に示すABS制御系は、前輪Wfの回転速度を検出する車輪速センサー41と、車輪速センサー41の検出情報に基づき前輪WfのABS制御を行うABSモジュレータ33と、車輪速センサー41とは別に車速情報を検出する車速センサー42と、運転者にABS制御に関する警告を行うインジケータランプ43と、車輪速センサー41および車速センサー42の各検出情報同士の比較結果に基づき、各検出情報間の差異が所定値以上になった際に、インジケータランプ43を点灯させる警告制御部44と、を備えている。警告制御部44は、例えばABSモジュレータ33の制御部38に一体に設けられている。制御部38は、液圧回路部37の制御等を行うABS制御部38aを備えている。警告制御部44およびABS制御部38aは、ともに制御部38の電源部38bから電力供給を受けて作動する。制御部38の電源部38bには、車速センサー42が接続されている。車速センサー42は、メーター装置53の電源を共用していないので、インジケータ機能と車速検出機能ひいてはABS機能とが同時に消失することはない。
車輪速センサー41は、フロントフォーク22の下部に設置され、前輪Wfと一体回転するパルサリング41aの回転速度を検出する。
車速センサー42は、パワーユニットPUのクランクケース26に設置され、パワーユニットPUの出力軸23aの回転速度を車速情報として検出する。車速センサー42は、パワーユニットPUの出力軸23a等を介して後輪Wrの回転速度を検出する。車速センサー42は、メーター装置53に車速情報を表示するためのセンサーを兼ねている。換言すれば、メーター表示用の車速センサー42がABS制御にも用いられている。
車輪速センサー41および車速センサー42は、ともに電源線h1、アース線h2および信号線h3を介してABSモジュレータ33の制御部38に接続されている。車輪速センサー41および車速センサー42は、ともに制御部38の電源部38bから電力供給を受けて作動する。
メーター装置53には、ABSモジュレータ33の制御部38から延びる第一出力線h4および第二出力線h5が接続されている。第一出力線h4は、ABSモジュレータ33からメーター装置53へ車速情報を出力可能とする。メーター装置53は、ABSモジュレータ33から出力された車速情報に基づき、適宜の速度表示を行う。
メーター装置53には、インジケータランプ43が設けられている。第二出力線h5は、ABSモジュレータ33からメーター装置53へ警告灯出力を出力可能とする。本実施形態の警告灯出力は、インジケータランプ43を点灯させる電力である。インジケータランプ43は、ABSモジュレータ33から出力された警告灯出力に基づき点灯し、警告灯出力の消失時には消灯する。警告灯出力は、自動二輪車1の初発進時に車輪速センサー41および車速センサー42が正常であると確認できるまで出力されるとともに、初発進後にも、車輪速センサー41および車速センサー42の各検出情報同士の比較結果に基づき、各検出情報間の差異が所定値以上になった際に出力される。
ABSモジュレータ33およびメーター装置53は、車載電源であるバッテリBTに接続されている。ABSモジュレータ33とバッテリBTとの間には、イグニッションスイッチ(メインスイッチ)MSおよびメインヒューズMFUの他、ABSヒューズFU1が介設されている。メーター装置53とバッテリBTとの間には、イグニッションスイッチMSおよびメインヒューズMFUの他、メーターヒューズFU2が介設されている。
図3は、警告制御部44におけるセンサーフェールを検出するまでの処理を示すフローチャートである。
まず、ステップS1で車速センサー42の検出信号より後輪Wrの車輪速を演算する。また、ステップS2で車輪速センサー41の検出信号より前輪Wfの車輪速を演算する。
次に、ステップS3で車輪速センサー41および車速センサー42の各検出情報同士を比較し、前後輪Wrの車輪速の差異の絶対値が所定の閾値以上になったか否かを判定する。ステップS3でYES(前記絶対値が閾値以上)の場合、ステップS4で前記絶対値が閾値以上の状態が所定時間以上継続したか否かを判定する。ステップS4でYES(所定時間以上継続)の場合、ステップS5でセンサーフェールと検出し、警告灯出力を出力してインジケータランプ43を点灯させる。
以上説明したように、上記実施形態における自動二輪車1は、一つの車輪(前輪Wf)の回転速度を検出する車輪速センサー41と、車輪速センサー41の検出情報に基づき前記一つの車輪のABS制御を行うABSモジュレータ33と、車輪速センサー41とは別に車速情報(他の車輪(後輪Wr)の回転速度)を検出する車速センサー42と、運転者にABS制御に関する警告を行うインジケータランプ43と、車輪速センサー41および車速センサー42の各検出情報同士の比較結果に基づき、各検出情報間の差異が所定値以上になった際に、インジケータランプ43を点灯させる警告制御部44と、を備えた鞍乗り型車両である。
この構成によれば、インジケータランプ43の点灯は、初発進前の他、互いに別個の車輪速センサー41および車速センサー42の何れかに異常が生じる等により、それぞれ車輪速に係る各検出情報間の差異が所定値以上になったときになされるので、初発進前を除いたときのインジケータランプ43の点灯であれば、センサーの故障であることを運転者が容易に認識することができる。また、車輪ロック回避の重要性の高い前輪Wfにのみ低コストでABS制御を可能とすることができる。
また、本実施形態では、車速センサー42が、自動二輪車1のパワーユニットPUの出力軸23aの回転速度を車速情報として検出するので、車輪速センサー41が監視する車輪(前輪Wf)とは異なる車輪(後輪Wr)の回転速度を別途の車輪速センサーで直接検出する場合に比して、該車輪速センサーの設置に伴うセンサーブラケットの新設、及びパルサリングの設定や配線が不要となるため、部品点数や設置作業を簡素化してコストダウンを図ることができる。
また、本実施形態では、車速センサー42は、メーター装置53に車速情報を表示するためのセンサーを兼ねるので、メーター装置53用のセンサーとは別に車速センサー42を設ける場合に比して、センサー数を減らしてコストダウンを図ることができる。
また、車速センサー42は、ABSモジュレータ33の電源部38bに接続されているので、メーター装置53の電源が落ちた場合にも、センサーのフェール判断を維持することができる。また、メーター装置53のインジケータランプ43をABSモジュレータ33の電源を用いて点灯させることもできる。
また、警告制御部44は、ABSモジュレータ33の制御部38に一体に設けられ、ABS制御部38aとともに制御部38の電源部38bから電力供給を受けて作動するので、ABSモジュレータ33以外の装置の電源によらずインジケータランプ43を点灯させることができる。
また、本実施形態では、車輪速センサー41および車速センサー42の各検出情報間の差異が所定値以上になった状態が所定時間以上続いたときに、インジケータランプ43を点灯させるので、意図的に車輪をロック又は空転させる場合にインジケータランプ43が点灯することを抑止し、インジケータランプ43の点灯時にセンサーの故障であることを運転者がより確実に判別することができる。
また、車輪速センサー41は前輪Wfの回転速度を検出し、車速センサー42はパワーユニットPUの出力軸23aの回転速度から後輪Wrの回転速度を検出するので、後輪Wrを意図的にロック又は空転させた場合に警告手段が頻繁に作動することを抑止した上で、車輪ロック回避の重要性の高い前輪Wfにのみ低コストでABS制御を可能とすることができる。
なお、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、例えば、後輪のロックを回避する1チャンネルABSであってもよい。車速センサーが後輪の車輪速センサーであってもよい。警告制御部がABSモジュレータと別体であってもよい。インジケータランプに限らず液晶等の情報表示部への警告表示であってもよく、視覚以外に聴覚や触覚等で運転者に認識させる警告手段を備えてもよい。
前記鞍乗り型車両には、運転者が車体を跨いで乗車する車両全般が含まれ、自動二輪車のみならず、三輪(前一輪かつ後二輪の他に、前二輪かつ後一輪の車両も含む)又は四輪の車両も含まれる。また、パワーユニットに電気モータを含む車両も含まれる。
そして、上記実施形態における構成は本発明の一例であり、実施形態の構成要素を周知の構成要素に置き換える等、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
1 自動二輪車(鞍乗り型車両)
Wf 前輪(一つの車輪)
Wr 後輪(他の車輪)
23a 出力軸
33 ABSモジュレータ
38b 電源部
41 車輪速センサー
42 車速センサー
43 インジケータランプ(警告手段)
44 警告制御部
53 メーター装置
PU パワーユニット(原動機)

Claims (5)

  1. 前輪(Wf)の回転速度を検出する車輪速センサー(41)と、
    前記車輪速センサー(41)の検出情報に基づき前記前輪(Wf)のみABS制御を行うABSモジュレータ(33)と、
    前記車輪速センサー(41)とは別に車速情報を検出する車速センサー(42)と、
    運転者にABS制御に関する警告を行う警告手段(43)と、
    前記車輪速センサー(41)および車速センサー(42)の各検出情報同士の比較結果に基づき、各検出情報間の差異が所定値以上になった際に、前記各検出情報間の差異が所定値以上になった状態が所定時間以上続いたときに、前記警告手段(43)を作動させる警告制御部(44)と、を備えている、鞍乗り型車両。
  2. 前記車速センサー(42)は、当該鞍乗り型車両(1)の原動機(PU)の出力軸(23a)の回転速度を車速情報として検出する、請求項1に記載の鞍乗り型車両。
  3. 車速情報を表示するメーター装置(53)を備え、
    前記車速センサー(42)は、前記メーター装置(53)に車速情報を表示するためのセンサーを兼ねている、請求項1又は2に記載の鞍乗り型車両。
  4. 前記車速センサー(42)は、前記ABSモジュレータ(33)の電源部(38b)に接続されている、請求項1から3の何れか一項に記載の鞍乗り型車両。
  5. 前記車速センサー(42)は、当該鞍乗り型車両(1)の原動機(PU)の出力軸(23a)の回転速度から、当該鞍乗り型車両(1)の後輪(Wr)の回転速度を検出する、請求項1から4の何れか一項に記載の鞍乗り型車両。
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