JP6478590B2 - 車両後部構造 - Google Patents

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Description

本発明は、乗車スペースと荷室とが連通する車両後部構造に関する。
図4(A)に示すように、乗車スペース2と荷室3とが連通する車両後部構造100を備える車両(例えば、ステーションワゴンなど)が知られている。このような車両後部構造100のうち、フロントシート4とリヤシート5との間の足元のスペース2Sに、背もたれ50を前傾させた状態のリヤシート5を収納することができる車両後部構造100も知られている(例えば、特許文献1参照)。
図4(A)に示すように、リヤシート5は、荷室3の床面3Fと面一に形成されるシート台部5S上に配置されている。図4(B)に示すように、このリヤシート5の背もたれ50を前傾させると、荷室3を広くすることができる。さらに図4(C)に示すように、リヤシート5を足元のスペース2Sに収納すれば、荷室3の床面3Fと、シート台部5Sの上面と、リヤシート5の背もたれ50の背面と、がほぼ面一となる。そのため、例えばスノーボードやスキー板、釣り竿などの長尺の荷物や、家具などの大きな荷物を荷室3に乗せることができ、しかも荷室3での荷物の載置状態が安定する。
特開平9−164885号公報
足元のスペース2Sに荷物を置くなどしてリヤシート5を足元のスペース2Sに折り畳めない場合、荷室3の積載量をアップさせるためには、図4(B)に示すようにリヤシート5の背もたれ50を前傾させるしかない。その場合、背もたれ50の背面と荷室3の床面3Fとの間に段差ができ、荷室3の床面3Fよりも大きな荷物を安定した状態で荷室3に積載することが難しい。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的の一つは、リヤシートの背もたれを前傾させたときに、背もたれの背面と荷室の床面との間に形成される段差をなくすことができる車両後部構造を提供することにある。
本発明は、乗車スペースと、リヤシートの背後に形成される荷室と、が連通する車両後部構造に係る。この本発明の車両後部構造は、前記荷室の床面に形成される凹状のアンダートランクと、折り畳み自在の支持脚を有し、前記アンダートランクの開口部に取り外し自在に嵌め込まれるデッキボードと、前記荷室の内周面に形成され、展開された前記支持脚が係合される係合部と、を備える。そして、展開された前記支持脚を前記係合部に係合させたときに、前記デッキボードの上面が、前傾させた前記リヤシートの背もたれの背面とほぼ面一となるように、前記支持脚の長さおよび前記係合部の位置が設定されている。
本発明の車両後部構造によれば、リヤシートの背もたれを前傾させたときに、デッキボードの支持脚を展開し、その支持脚を荷室の係合部に係合させるだけで、リヤシートの背もたれの背面とデッキボードの上面とをほぼ面一にすることができる。その結果、荷室に積載する荷物の安定性を向上させることができる。
(A)〜(D)は、実施形態に示す車両後部構造のシチュエーションに応じた使用態様を示す概略説明図である。 実施形態に示す車両後部構造に備わるデッキボードの概略斜視図である。 (A)は、支持脚を展開したデッキボードを荷室に取り付けた状態を示す概略図、(B),(C)は、係合部における支持脚の係合状態を示す概略図である。 (A)〜(C)は、従来の車両後部構造のシチュエーションに応じた使用態様を示す概略説明図である。
以下、本発明の車両後部構造の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、図4を参照して説明した従来の車両後部構造100と同じ構成については、図4と同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。
<実施形態>
≪全体構成≫
図1(A)に示すように、本実施形態の車両後部構造1は、乗車スペース2と、リヤシート5の背後に形成される荷室3と、が連通する構成を備える。この車両後部構造1における従来構成との主な相違点は、荷室3の床面3Fに形成されるアンダートランク6と、アンダートランク6に嵌め込まれるデッキボード7と、を備えており、かつリヤシート5の背もたれ50を前傾させたときに、デッキボード7の高さを背もたれ50の位置に容易に合わせることができる構成を備えていることである。
ここで、以降の説明において『部材Xと部材Yとがほぼ面一である』と表現される箇所がある。この『ほぼ面一』とは、部材Xの上面から部材Yの上面にかけて荷物を載置した場合、通常走行で荷物が容易にずれたり、がたついたりしない程度の平坦性を備えることをいう。
≪アンダートランク≫
アンダートランク6は、荷室3の床面3Fに形成される凹状の空間であって、その内部に荷物を収納することができる。アンダートランク6の開口側の部分には段差(当て止め部60)が形成されている。そのため、アンダートランク6の開口部に後述するデッキボード7を嵌め込むと、デッキボード7の下面が当て止め部60に係合し、アンダートランク6の開口部が封止される。つまり、デッキボード7の上面が荷室3の床面3Fを構成する。アンダートランク6に嵌め込んだデッキボード7の上面は、アンダートランク6の開口面とほぼ面一になっている。
≪デッキボード≫
上記デッキボード7は、図2の上図に示すように、厚みのある板状の部材である。図2の紙面左右方向におけるデッキボード7の長さL1は、車幅方向の荷室3(図1参照)の幅とほぼ等しく、その長さと直交する方向におけるデッキボード7の長さL2は、車両の前後方向の荷室3の長さとほぼ等しい。そのため、本例では、デッキボード7の上面が荷室3の床面3Fのほぼ全てを構成する。もちろん、荷室3のサイズよりも長さL1,L2を一回り小さくしても良く、その場合、デッキボード7の上面は荷室3の床面3Fの一部を構成する。
デッキボード7の厚さは、デッキボード7の強度をどの程度とするかによって適宜選択することができる。デッキボード7に棒状の補強材を埋設させておけば、デッキボード7の厚さを薄くすることができる。補強材は、その軸方向が長さL1の方向に沿って配置することが好ましい。
デッキボード7は、図2の下図に示すように、折り畳み自在に構成される4本の支持脚70を備える。支持脚70の根元部分(デッキボード7の板状部分と繋がる部分)は、デッキボード7の下面に回転可能に支持されている。支持脚70の回動角は制限されているため、支持脚70を展開したときのデッキボード7の高さHは一定となる。このデッキボード7の高さHは、後述する理由により厳密に決定する必要がある。
≪係合部≫
上記デッキボード7の支持脚70は、図3(A)に示すように、荷室3の内周面に一体に形成される係合部8A,8Bに係合される(上方の矢印の方向が車両前方)。この係合によって、支持脚70を展開したデッキボード7の荷室3における位置が固定される。なお、図3(A)ではデッキボード7の右側における支持脚70と係合部8A,8Bとの係合のみを図示している。図示しないデッキボード7の左側の係合状態も、図示する係合状態と同じと考えて良い。
本例の係合部8A,8Bは、荷室3の側面3Lのうち、アンダートランク6の内部に位置する部分に形成されている。係合部8A,8Bはそれぞれ、図3(B),3(C)に示すように凹状に形成されており、その凹状の部分に支持脚70の先端部を差し込む構成となっている。係合部8A,8Bのうち、荷室3の内方側(紙面左側)の部分は板バネ状になっており、支持脚70と係合部8A,8Bとの係合が、多少の振動では解除されないようになっている。
≪車両後部構造の使用態様≫
図1(A)に示す状態では、リヤシート5の背もたれが前傾されておらず、リヤシート5に搭乗者が座ることができる。また、デッキボード7は支持脚70を折り畳んだ状態でアンダートランク6の開口部に嵌め込まれており、アンダートランク6の内部に荷物を入れることもできるし、さらにデッキボード7の上に荷物を置くこともできる。
図1(B)に示すように、リヤシート5の背もたれ50を前傾させ、リヤシート5の座面上に背もたれ50を重ねた状態に折り畳めば、フロントシート4から後の空間全てを荷物の積載スペースとすることができる。この場合、背もたれ50の背面とデッキボード7の上面には段差が形成されている。
図1(C)に示すように、背もたれ50を前傾させたリヤシート5をさらに、フロントシート4とリヤシート5との間の足元のスペース2Sに収納することもできる。リヤシート5を足元のスペース2Sに収納することで、リヤシート5の背もたれ50の背面と、シート台部5Sの上面と、荷室3のデッキボード7の上面と、が面一になる。その結果、図1(B)よりもさらに積載スペースを広くすることができ、長尺の荷物や家具などの大型の荷物を車両に積載することができる。
ここで、本例の車両後部構造1では、図1(D)に示すように、リヤシート5の背もたれ50を前傾させただけの状態であっても、支持脚70を展開することで、背もたれ50の背面と、荷室3のデッキボード7の上面と、をほぼ面一にすることができ、その面一の面に荷物を置くことができる。また、アンダートランク6が開口した状態になるので、アンダートランク6にも大きな荷物を入れることができる。
背もたれ50の背面とデッキボード7の上面とをほぼ面一にすることができるのは、そうなるように、デッキボード7の高さH(図2下図参照)を決める支持脚70の長さ、および図3の係合部8A,8Bの位置(高さ)が設定されているからである。
≪効果≫
以上説明したように、本実施形態の車両後部構造1によれば、図1(D)に示すように、リヤシート5の背もたれ50を前傾させたときに、デッキボード7の支持脚70を展開し、その支持脚70を荷室3の係合部8A,8B(図3参照)に係合させるだけで、リヤシート5の背もたれ50の背面とデッキボード7の上面とをほぼ面一にすることができる。その結果、荷室3に積載する荷物の安定性を向上させることができる。
本発明の車両後部構造は、荷室の形態を荷物の大きさに応じて変化させることができ、車両の荷室に荷物を積み込み易くすることに好適に利用可能である。
1,100 車両後部構造
2 乗車スペース 2S 足元のスペース
3 荷室 3F 床面 3L 側面
4 フロントシート
5 リヤシート 50 背もたれ 5S シート台部
6 アンダートランク 60 当て止め部
7 デッキボード 70 支持脚
8A,8B 係合部

Claims (1)

  1. 乗車スペースと、リヤシートの背後に形成される荷室と、が連通する構造を備える車両後部構造であって、
    前記荷室の床面に形成される凹状のアンダートランクと、
    記アンダートランクの開口部に取り外し自在に嵌め込まれるデッキボードと、
    前記デッキボードの下面における車幅方向の一端側と他端側とに折り畳み自在に設けられる支持脚と、
    前記荷室の内周面に形成され、展開された前記支持脚の先端部が係合される係合部と、を備え、
    前記支持脚は、その根元部分が前記デッキボードの下面に回転可能に支持され、その先端部が車幅方向の外方に向って展開されるように構成され、かつ展開された前記支持脚の前記先端部が前記根元部分よりも車幅方向の外方に位置するように形成されており、
    前記係合部は、前記先端部を下支えする底部と、前記先端部の車幅方向の外方に位置する側部とを備え、
    展開された前記支持脚の前記先端部を前記係合部に係合させたときに、前記デッキボードの上面が、前傾させた前記リヤシートの背もたれの背面とほぼ面一となるように、前記支持脚の長さおよび前記係合部の位置が設定されている車両後部構造。
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