JP6477416B2 - 防水コネクタ - Google Patents
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Description
また、前記厚肉部には、前記シール本体が前記ハウジングのゴム栓収容部に挿入される前側に向けて縮径するシール斜面が形成され、前記ハウジングのゴム栓収容部の開口部は、後側に向けて拡径して前記シール斜面が密着する開口斜面で区画されている。シール本体のシール斜面がハウジングの開口斜面に密着することにより、シール本体の後側が径方向内側に窄まる方向に圧縮されるため、反力発生部が十分な反力を発生することができ、防水性をよりいっそう良好に確保することができる。
前記シール本体が前記ハウジングのゴム栓収容部に挿入される前の単体状態においては、前記反力発生部から前記電線に作用する圧力が前記シールリップから前記電線に作用する圧力よりも小さくなるように設定されている。これによれば、シール本体の挿通孔に電線を挿通させる際に、電線と反力発生部との間で挿通抵抗が過大になるのを抑えることができ、作業性を良好に維持することができる。
以下、実施例1を図面に基づいて説明する。防水コネクタは、ハウジング10と、ゴム栓60とを備えている。なお、以下の説明において、前後方向については、各図の向かって左側を前側とし、右側を後側とする。後述するように、前側は、被覆電線からなる電線90がゴム栓60の挿通孔61に挿通される際の挿通方向前側となり、また、ゴム栓60がハウジング10のゴム栓収容部12に挿入される際の挿入方向前側となる。
シール本体62の挿通孔61に後方から電線90が挿通されると、電線90が反力発生部75に干渉して摺動し、さらに内周リップ67に干渉して摺動する。このとき、反力発生部75から電線90に作用する圧力は、内周リップ67から電線90に作用する圧力よりも小さくされている。このため、反力発生部75の存在に起因して電線90の挿通抵抗が格別大きくなることはなく、電線90の挿通作業を行う際に作業性が悪化するのを防止することができる。
以下、他の実施例を簡単に説明する。
(1)反力発生部は、挿通孔の内周面に前後方向に複数条並んで設けられるものであってもよい。
(2)反力発生部は、その形状をとくに限定するものではなく、例えば、断面略円弧形状又は略四角形状をなすものであってもよい。
(3)厚肉部の後面全体が円錐面として構成されるものであってもよい。
12…ゴム栓収容部
13…開口部
14…開口斜面
60…ゴム栓
61…挿通孔
62…シール本体
64…厚肉部
67…内周リップ(シールリップ)
71…シール斜面
72…円錐面
75…反力発生部
F…ハウジングから受ける圧力
R…反力
Claims (3)
- ハウジングと、
前記ハウジングのゴム栓収容部に挿入されるゴム栓と、を具備し、
前記ゴム栓が、前記ゴム栓収容部に液密に挿入されるシール本体を備え、前記シール本体には、電線が挿通される挿通孔が貫設され、前記挿通孔の内周面には、前記電線の外周面に弾性的に密着するシールリップが突設され、
前記シール本体の外周面には、前記ゴム栓収容部の開口部に弾性的に密着する厚肉の厚肉部が設けられ、
前記厚肉部の内周面には、前記シールリップよりも前記電線の挿通方向後側に、前記電線の外周面に当接した状態で、前記厚肉部が前記ハウジングから受ける圧力に対して反力を発生する反力発生部が突設され、
前記ゴム栓収容部は、径寸法が前後方向に概ね一定である部分と、前記開口部において後側に向けて拡径した開口斜面とを有し、
前記シール本体の外周面には、前記ゴム栓収容部のうち前記径寸法が前後方向に概ね一定である部分に密着する外周リップを有し、前記厚肉部は前記外周リップより後側に設けられ、
前記厚肉部の前面は、前方に向けて縮径する形態をなして、前記ゴム栓収容部の開口斜面に当接するシール斜面を有し、
前記反力発生部の頂部が、前後方向に関して前記シール斜面の形成範囲内に位置していることを特徴とする防水コネクタ。 - 前記シール本体が前記ハウジングのゴム栓収容部に挿入される前の単体状態においては、前記反力発生部から前記電線に作用する圧力が前記シールリップから前記電線に作用する圧力よりも小さくなるように設定されていることを特徴とする請求項1記載の防水コネクタ。
- 前記厚肉部には、前記シール本体が前記ハウジングのゴム栓収容部に挿入された状態で、前記ハウジングの外側に露出し、且つ前記ハウジングのゴム栓収容部の開口部の外周側に向けて拡径する円錐面が形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の防水コネクタ。
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JP2015080659 | 2015-04-10 |
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- 2015-10-28 JP JP2015211615A patent/JP6477416B2/ja active Active
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