JP6477215B2 - 乗物用シート - Google Patents

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Description

本発明は、乗物用シートに関する。
乗物用シートには、乗員が使用するテーブルが付属するものがある。例えば下記特許文献1には、ヘッドレストを前方に変位させることによってテーブルとして使用することができる乗物用シートが記載されている。しかし、かかる乗物用シートは、テーブル使用時にヘッドレストを使用することができないという問題がある。
実開昭59−145851号公報
本発明が解決しようとする課題は、複数の機能を発揮する部材を備えた従来にない乗物用シートを提供することにある。
上記課題を解決するために本発明にかかる乗物用シートは、乗員が着座する着座部と、基端側が前記着座部に対して回動自在に接続された回動部と、前記回動部の先端側に設けられた支持部と、を備え、前記支持部が前記着座部の上側に位置し、当該支持部が載置部となる第一状態と、前記支持部が前記着座部の前側に位置し、当該支持部がフットレストとなる第二状態と、が切替自在であることを特徴とする。
前記支持部は、前記回動部の先端側に近づく方向および離れる方向に変位可能であり、前記支持部が前記回動部の先端側に近づく方向に付勢する付勢部材を備えるとよい。
前記付勢部材は、付勢力が相対的に大きい第一付勢部、および付勢力が相対的に小さい第二付勢部を有し、前記支持部が前記回動部から所定量以上離れたとき、前記支持部に対し前記第一付勢部の付勢力のみが作用するように構成されているとよい。
本発明にかかる乗物用シートによれば、第一状態においては、支持部が着座部の上側に位置するため、支持部を乗員が利用する載置部(テーブルやアームレスト)として機能させることができる。一方、第二状態においては、支持部が着座部の前側に位置するため、支持部をフットレストとして機能させることができる。
支持部が回動部の先端側に近づく方向に付勢部材によって付勢されていれば、支持部をフットレストとして機能させる際、支持部が乗員の足に追従する。また、支持部を載置部として機能させる際には、支持部が回動部に密着した状態、すなわち支持部が回動部に支えられた状態となるため、支持部が安定する。
付勢部材が、付勢力が大きい第一付勢部と付勢力が小さい第二付勢部とを有し、支持部が回動部から所定量以上離れたとき、支持部に対し第一付勢部の付勢力のみが作用するように構成されていれば、フットレストとして利用するため、支持部が回動部から所定量以上離れたとき、付勢力が大きい第一付勢部のみが支持部に作用することになるため、上記追従性能を向上させることができる。
本発明の一実施形態にかかる乗物用シートの側面図(格納状態を示した図)である。 本発明の一実施形態にかかる乗物用シートの側面図(テーブル使用状態を示した図)である。 本発明の一実施形態にかかる乗物用シートの側面図(フットレスト使用状態を示した図)である。 (a)は支持部が回動部に接触した状態における収容空間内の状態を示した図(回動部を幅方向に沿う平面で切断した一部断面図)であり、(b)は支持部が回動部に接触した状態における収容空間内の状態を示した図(回動部を前後方向に沿う平面で切断した一部断面図)であり、(c)は支持部の他方の面の平面図である。 (a)は支持部が回動部から離れた状態における収容空間内の状態を示した図(回動部を幅方向に沿う平面で切断した一部断面図)であり、(b)は支持部が回動部から離れた状態における収容空間内の状態を示した図(回動部を前後方向に沿う平面で切断した一部断面図)である。 回動部や支持部を荷物固定用の装置として使用した場合の使用例を示した図である。 変形例にかかる乗物用シートの側面図であって、(a)はテーブル使用状態を示した図、(b)はフットレスト使用状態を示した図である。 変形例にかかる乗物用シートの側面図であって、(a)はアームレスト使用状態を示した図、(b)はフットレスト使用状態を示した図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、特に明示した場合を除き、以下の説明における前後方向とは乗物用シート1が搭載された乗物の進行・後退方向をいうものとし、上下方向とは当該乗物の上下方向をいうものとし、幅方向とは当該乗物の幅方向であって前後方向および上下方向に直交する方向をいうものとする。
図1〜図5に示す本実施形態にかかる乗物用シート1は、着座部10と、回動部20および支持部30を備える。以下、各構成について説明するが、特に明示した場合を除き、各部材の形状や位置等は図1に示した格納状態(原位置)にあるときにおけるものをいう。
着座部10(シートクッションなどとも称される)は、乗員が腰掛ける部分である。当該着座部10自体の構造はどのようなものであってもよいため、説明を省略する。着座部10の後方には、背もたれ部11(シートバックなどとも称される)が回動自在に接続されている(図1〜図3等参照)。
回動部20は、着座部10に対して回動自在に接続された、硬質材料で形成された部である。本実施形態では、着座部10の左側面に左回動部20Lが、着座部10の右側面に右回動部20Rが回動自在に接続されている。左回動部20Lと右回動部20Rは、着座部10を幅方向に二分する面に関し対称である(図4、図5等参照)。回動部20は、外観が板状の部材であって、その後端側が着座部10の側面に回動自在に接続されている(以下、回動部20における着座部10に接続された側を基端側と称し、その反対側を先端側と称する)。格納状態(原位置)にある回動部20の先端面は、着座部10の先端面と略面一となるように設定されている(図1参照)。
着座部10に対する回動部20の回動機構はどのようなものであってもよいが、本実施形態では、回動部20の角度(着座部10に対する位置)が所定の角度となる位置で安定した状態で保たれるように、すなわちロックをかけることができるように構成されている。少なくとも、回動部20がその基端側から先端側にかけて真っすぐ上方に起立した状態(後述するテーブルとして使用するときにおける状態)と、回動部20がその基端側から先端側にかけて前側斜め下方に向かう状態(後述するフットレストとして使用するときにおける状態)と、回動部20がその基端側から先端側にかけてまっすぐ前方に向かう状態(格納状態)の三箇所においてロックをかけることができるように構成されている。なお、これ以外の箇所においてロックをかけることができるようにしてもよい(段階的にロックをかけることができる構造であってもよいし、どの位置でもロックをかけることができる構造であってもよい)。例えば、着座部10に対する回動部20の回動機構がいわゆるラチェット構造を含むものとすることで、当該ロックをかける構造を構築することができる。
図4および図5に示すように、回動部20には、先端側に向かって開放する収容空間21が形成されている。当該収容空間21は、格納状態にあるときに付勢部材40が収容される空間である。本実施形態における付勢部材40は、第一付勢部41および第二付勢部42を有する。第一付勢部41は、相対的に付勢力が大きい(第二付勢部42よりも付勢力が大きい)ものである。本実施形態における第一付勢部41は、帯状(平面状)の伸縮性材料(例えばゴムバンド)で形成されている。一方、第二付勢部42は、相対的に付勢力が小さい(第一付勢部41よりも付勢力が小さい)ものである。本実施形態における第二付勢部42は、コイルばねである。
回動部20における収容空間21の底面を構成する部分に第二付勢部42の一端側が接続されている。本実施形態では、回動部20の回動中心となる着座部10との接続部分を間に挟むように、二つの第二付勢部42が設けられている。第二付勢部42の他端側には、第一付勢部41の一端側が接続されている。本実施形態では、第一付勢部41と第二付勢部42とが、硬質材料によって形成された中継部材43によって間接的に接続されている。回動部20には、収容空間21の内側に向かって突出するストッパ部211が形成されている。中継部材43は、収容空間21における当該ストッパ部211が位置する箇所よりも内側に位置する。中継部材43は、ストッパ部211が設けられた箇所を通過することができない形状を有する。つまり、中継部材43は、ストッパ部211によって収容空間21外に移動することが阻止される。
第一付勢部41の他端側に、支持部30が接続されている。具体的には、左回動部20Lに設けられた第一付勢部41が支持部30の幅方向一方側に、右回動部20Rに設けられた第一付勢部41が支持部30の幅方向他方側に接続されている。つまり、支持部30は、二つの第一付勢部41間を橋渡しするように設けられている。支持部30は、硬質材料で形成された板状の部材である。
後述するように、支持部30の一方側の面31(収容空間21とは反対側の面)がテーブルとして種々の物が載地される部分(載置面)となり、他方側の面32(収容空間21側の面)がフットレストとして乗員の足を支持する部分(足載せ面)となる。したがって、支持部30の一方側の面31には、テーブルとして使用されることを前提としたコーティング等が施される。一方、支持部30の他方側の面32には、乗員の足が滑らないようにするための凹凸(以下、滑り止め部321と称することもある)が施される。本実施形態における滑り止め部321は、他方側の面32に、幅方向に延びる細長い突起が複数形成されたものである(図4(c)等参照)。
支持部30に対して付勢部材40の付勢力以外の力が作用していなければ、当該付勢力によって支持部30が左回動部20Lおよび右回動部20Rの先端面に接触した(押しつけられた)状態となる。支持部30の幅方向における長さは、左回動部20Lの幅方向外側の面から右回動部20Rの幅方向外側の面までの距離と略同じである。したがって、支持部30が左回動部20Lおよび右回動部20Rの先端面に接触した状態にあるとき、支持部30および両回動部20によって略「コ」の字(略「U」の字)型の構造体が構築される。
上記支持部30に形成された滑り止め部321(突起)の幅方向における長さは、左回動部20Lの幅方向内側の面と右回動部20Rの幅方向内側の面の距離と同じまたはわずかに小さく形成されている。そのため、支持部30が左回動部20Lおよび右回動部20Rの先端面に接触した状態にあるとき、滑り止め部321(突起)が両回動部20の間に入り込み、回動部20に対する支持部30の位置ずれ(幅方向の位置ずれ)が抑制される(図4等参照)。
以上説明した本実施形態にかかる乗物用シート1の作用について、一部上記説明と重複するが、以下詳細に説明する。本実施形態にかかる乗物用シート1は、回動部20および支持部30がテーブルとなる状態(本発明における第一状態に相当する)と、フットレストとなる状態(本発明における第二状態に相当する)に変化可能なものである。
テーブルやフットレストを使用しない場合には格納状態(図1参照)とされる。具体的には、回動部20がその基端側から先端側にかけてまっすぐ前方に向かう(着座部10に沿う)姿勢とされる。これにより、回動部20は着座部10の側方に位置し、支持部30は着座部10の前面に密接する状態となる。なお、本実施形態では、当該格納状態において回動部20の回動にロックをかけることで回動部20の格納状態が維持されることになるが、格納状態にある回動部20の先端面が着座部10の先端面よりも後方に位置するようにすることで、格納状態が維持されるようにしてもよい。つまり、付勢部材40の付勢力によって後方に引っ張られる支持部30が、着座部10の前面に押しつけられた状態となって、支持部30と着座部10の接触面に生ずる摩擦力により、格納状態が維持されるようにしてもよい。
テーブルを使用する場合には、回動部20を回動させ、その基端側から先端側にかけてまっすぐ上方に向かうよう起立させた状態とする(図2参照)。回動部20を回動させる際、着座部10の前側上方端部の出っ張りが邪魔になるのであれば、付勢部材40の付勢力に抗して支持部30を回動部20から離す方向に所定量変位させつつ、回動部20を回動させればよい。
このように回動部20を回動させると、支持部30は付勢部材40の付勢力、および重力によって回動部20の先端面に押しつけられた状態となる。つまり、硬質材料で形成された左回動部20Lと右回動部20R間に橋渡しされるようにして支持部30が両回動部20に支持された状態となる。このようにして、乗員は自身の大腿部が両回動部20間を通る状態で着座し、当該大腿部の上方に位置する支持部30(支持部30の一方側の面31)をテーブルとして使用することができる状態となる。支持部30の一方側の面31は、物が落ちないようにするための縁取り、ドリンクを設置するための凹部等、テーブルとして必要な要素が設けられたものとしてもよい。
フットレストを使用する場合には、回動部20を回動させ、その基端側から先端側にかけて前側斜め下方に向かう状態とする(図3参照)。乗員は、自身の足で支持部30を押し下げるよう操作する。つまり、回動部20の先端から離れる方向に支持部30を変位させる。支持部30は付勢部材40によって回動部20の先端側に付勢されているため、支持部30は常に乗員の足(足裏)に密着する。つまり、支持部30は乗員の足に追従する。このように、支持部30(支持部30の他方側の面32)が、乗員にとって程よい位置で足を支持するフットレストとなる。
なお、回動部20の回動方向位置(角度)を複数個所でロックできる構造、または任意の回動方向位置でロックできる構造とすれば、角度が調整可能なフットレストとなる。
このように、本実施形態にかかる乗物用シート1は、支持部30とテーブルとして機能させることもできるし、フットレストとして機能させることもできる。
上述したように、付勢部材40は、基本的には、格納状態やテーブルとして使用する際には支持部30を回動部20に押しつけた状態とする作用を発揮し、フットレストとして使用する際には支持部30を乗員の足に追従させる作用を発揮する。ここで、付勢部材40が、相対的に付勢力が大きい第一付勢部41と相対的に付勢力が小さい第二付勢部42とを有することによる作用について説明する。
本実施形態では、フットレストとして使用する際に、支持部30が回動部20の先端から所定量以上離れ、中継部材43がストッパ部211に接触した状態となると、支持部30に対して第一付勢部41のみの付勢力が作用した状態となる(図5参照)。つまり、支持部30を足に追従させるための力は、付勢力が大きい第一付勢部41がもたらす構造となるため、追従性能に優れたものとなる。また、フットレストを使用する際に、回動部20に接触している支持部30を回動部20から離す方向に移動させるとき、所定量以上離れる前(移動開始時)には、支持部30には第二付勢部42の付勢力が作用しているから、(回動部20に接触している状態から)支持部30を動かしやすいという利点もある。中継部材43やストッパ部211の位置は、第一付勢部41の付勢力のみが作用した状態となる支持部30の位置を決定するものであって、適宜設定可能である。
また、格納状態やテーブルとして使用する際には、付勢力が大きい第一付勢部41があまり作用せず(大きな付勢力を発現せず)、回動部20に接続された第二付勢部42の付勢力によって支持部30が回動部20に押しつけられた状態となる(図4参照)。このように、付勢力が小さい方の付勢部が回動部20に接続された構造とすることで、第一付勢部41の付勢力が弱まってしまうこと(第一付勢部41が伸びてしまうこと)を抑制しつつ、フットレストとして機能する際には、大きな付勢力を発現する第一付勢部41によって上記追従性能を高めることができる。
本実施形態にかかる乗物用シート1は、回動部20や支持部30を荷物固定用の装置として利用することもできる。例えば、図6(a)に示すように、回動部20をその基端側から先端側にかけて前方に向かう状態とすれば、着座部10の前面と支持部30との間に荷物Bを挟み込んだ状態とすることができる。また、図6(b)に示すように、回動部20をその基端側から先端側にかけて上方に向かう状態とすれば、着座部10の上面(着座面)と支持部30との間に荷物Bを挟み込んだ状態とすることができる。つまり、付勢部材40によって付勢された支持部30と、着座部10との間に荷物Bを挟み込んで固定することができる。
以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の改変が可能である。
例えば、次のような変形例が考えられる。
上記実施形態にかかる乗物用シート1では、支持部30が回動部20側に付勢されていることを説明したが、回動部20に対する支持部30の位置を変化させることができる構造であればよい。例えば、第一変形例として図7に示すように、支持部30のフットレストとして機能する側の面に硬質材料で形成されたスライド部50が固定され、当該スライド部50が回動部20に対してスライド自在、かつ所定位置でロック可能となるように設けられた構成が考えられる。ロック機構51は、どのようなものであってもよい。本例のロック機構51は、スライド部50に形成されたスライド部50のスライド方向に並ぶ複数の被ロック凹部511に対し、係脱自在な係合突起512が設けられたものである。係合突起512を任意の被ロック凹部511に係合させることにより、スライド部50を回動部20に対しロックすることができる。
この場合、スライド部50の露出する部分の大きさを変化させることにより、回動部20に対する支持部30の位置が変化することになる。ただし、このような構成としたときにおいて、支持部30をフットレストとして使用する場合には、スライド部50を回動部20に対してスライドさせ、乗員が程よい位置で支持部30(スライド部50)をロックさせる必要がある。つまり、上記実施形態にかかる乗物用シート1のような、支持部30をフットレストとして使用する際の追従機能は発揮されない構造となる。
また、上記実施形態にかかる乗物用シート1では、回動部20をその基端側から先端側にかけて上方に向かう状態とすることによりテーブルとして使用可能な状態となることを説明したが、上記スライド部50が支持部30に固定された構造とする場合には、アームレストとして使用可能となる構成とすることができる。具体的には、第二変形例として図8に示すように、左回動部20Lおよび右回動部20Rのそれぞれに支持部30(左支持部30Lおよび右支持部30R)がスライド部50を介して接続された構造とすることで、両回動部20をその基端側から先端側にかけて上方に向かう状態とすることにより、左支持部30および右支持部30がアームレストとして使用可能なものとなる。つまり、硬質材料で形成されたスライド部50が各回動部20に対して各支持部30が略直交する状態を維持する部材として機能するため、上記実施形態のように支持部30が両回動部20間に橋渡しされたような状態とならなくてもよい。このようにアームレストとして使用可能な構造とする場合、回動部20に対してスライド部50をスライドさせることで、アームレストとして機能する支持部30の高さを調整することもできる。
1 乗物用シート
10 着座部
20 回動部(20L左回動部、20R右回動部)
21 収容空間
211 ストッパ部
30 支持部
31 一方側の面
32 他方側の面
321 滑り止め部
40 付勢部材
41 第一付勢部
42 第二付勢部
43 中継部材
50 スライド部

Claims (2)

  1. 乗員が着座する着座部と、
    基端側が前記着座部に対して回動自在に接続された回動部と、
    前記回動部の先端側に設けられた支持部と、
    を備え、
    前記支持部が前記着座部の上側に位置し、当該支持部が載置部となる第一状態と、
    前記支持部が前記着座部の前側に位置し、当該支持部がフットレストとなる第二状態と、
    が切替自在であり、
    前記支持部は、前記回動部の先端側に近づく方向および離れる方向に変位可能であり、
    前記支持部が前記回動部の先端側に近づく方向に付勢する付勢部材を備えることを特徴とする乗物用シート。
  2. 前記付勢部材は、付勢力が相対的に大きい第一付勢部、および付勢力が相対的に小さい第二付勢部を有し、
    前記支持部が前記回動部から所定量以上離れたとき、前記支持部に対し前記第一付勢部の付勢力のみが作用するように構成されていることを特徴とする請求項に記載の乗物用シート。
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