JP6474272B2 - 掲示装置 - Google Patents

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本発明は、掲示物を掲示するための掲示装置に関する。
学校等に設けられた掲示面に、生徒の作品や回覧物といった紙葉類を掲示物として掲示する場合、従来は、平板状の裏当てシートを掲示面に取り付けた上で、当該裏当てシートに対して糊付けによって掲示物を重ね貼りしたり、或いは、画鋲によって掲示物を重ね付けしたりすることにより行われていた(例えば、特許文献1を参照)。
ところが、従来のものは、裏当てシートに対して掲示物が糊付けや画鋲により留められているため、裏当てシートに対して掲示物が離脱し易いという不具合がある。
更に、従来のものは、前記掲示物を移動したり保管したりすることを考慮した構造のものではないため、移動や保管をする場合には掲示物がばらついてしまうという不具合もある。
実用新案登録第3178885号公報
本発明は、以上のような事情に着目してなされたものであり、掲示面に好適に添接され得るものであり、用紙等の掲示物を好適に保持するとともに移動や保管をする場合の利便性にも優れた掲示装置を提供することにある。
すなわち、本発明は次の構成をなしている。
請求項1の記載の掲示装置は、掲示面に添接させるための貫通孔、又は貫通孔を形成するための領域を有した基板と、この基板に設けられ前面側に掲示物を着脱可能に保持するための綴じ具とを具備してなり、前記基板が、前記掲示面に添接する掲示姿勢と前記掲示物を包持するファイリング姿勢とを採り得るように構成されている掲示装置であって、前記基板が、前記掲示姿勢において前記掲示物を裏当て支持するとともに前記ファイリング姿勢において表紙として機能する基板本体と、この基板本体の一端に設けられ前記掲示姿勢において見出しとして機能する見出し部とを備えたものであり、前記基板本体が、前記掲示姿勢と前記ファイリング姿勢とを採るべく、前記見出し部の前記基板本体に対する相対位置を変更するための複数の折り線を備えているものであり、前記複数の折り線が、前記ファイリング姿勢を採る際に折り曲げられる第一の谷折り線と、前記掲示姿勢を採る際に折り曲げられる第二の谷折り線である
請求項2に記載の掲示装置は、請求項1記載の構成において、前記基板が、画鋲を貫装可能な貫通孔を形成するための領域を有している。
請求項3に記載の掲示装置は、請求項1又は2記載の構成において、前記基板が、懸吊具を掛止可能な懸吊具用の貫通孔を有している。
請求項に記載の掲示装置は、請求項1、2又は3記載の構成において、前記綴じ具が、前記基板に植設され前記掲示物に設けたパンチ孔に貫通可能な綴じ足と、この綴じ
足の貫通端側に装着され前記掲示物の前記綴じ足からの外れを防止する綴じ具本体とを備えている。
請求項に記載の掲示装置は、請求項1、2、3又は4記載の構成において、前記基板本体及び前記見出し部が、共通の紙材により一体に作られたものである。
請求項に記載の掲示装置は、請求項1、2、3、4又は5記載の構成において、前記基板が、前記基板本体の一端に連設され前記掲示姿勢において見出しとして機能するとともに前記ファイリング姿勢において前記基板本体と係わり合う見出し部とを備えており、前記基板本体又は前記見出し部の何れか一方に配された係止片と、他方に配されたスリットとを係わり合わせることにより、前記ファイリング姿勢が維持されるようになっているものである。
また、請求項7に記載の掲示装置は、掲示面に添接させるための貫通孔、又は貫通孔を形成するための領域を有した基板と、この基板に設けられ前面側に掲示物を着脱可能に保持するための綴じ具とを具備してなり、前記基板が、前記掲示面に添接する掲示姿勢と前記掲示物を包持するファイリング姿勢とを採り得るように構成され、前記掲示姿勢において前記掲示物を裏当て支持するとともに前記ファイリング姿勢において表紙として機能する基板本体を有したものであり、前記基板本体が、表表紙と、背表紙と、懸吊具用の一方の貫通孔が配された裏表紙と、接続表紙とをこの順に一体的に連設したものであり、前記裏表紙と前記接続表紙との間に山折り線が介在したものであり、前記接続表紙には、前記山折り線を介して前記裏表紙に重なるように折り返した際に、前記一方の貫通孔に合致する部位に懸吊具用の他方の貫通孔が形成されている。
以上説明したように本発明によれば、掲示面に好適に添接され得るものであり、用紙等の掲示物を好適に保持するとともに移動や保管をする場合の利便性にも優れた掲示装置を提供することができる。
本発明の一実施形態を示す斜視図。 同実施形態における正面図。 同実施形態における概略側面図。 同実施形態における基板の展開図。 同実施形態における分解斜視図。 同実施形態における基板がファイリング姿勢に至る過程を説明するための斜視図。 同実施形態における基板がファイリング姿勢に至る過程を説明するための斜視図。 同実施形態における基板がファイリング姿勢に至る過程を説明するための斜視図。 同実施形態における基板がファイリング姿勢にある状態を説明するための斜視図。 同実施形態における他の使用例を示すための斜視図。
以下、本発明の一実施形態を、図1〜10を参照して説明する。
この実施形態における掲示装置Aは、図1に示すように、小学校や中学校等における教室の掲示面Bに画鋲vを用いて添接されるものである。掲示装置Aは、例えば、掲示物であるA4サイズの用紙Sを、重ね貼り状態で掲示し得るものである。
掲示装置Aは、掲示面Bに添接させるための画鋲vを貫装可能な貫通孔を形成するための領域r1、r2を有した基板1と、この基板1に設けられ前面側に掲示物たる用紙Sを着脱可能に保持するための綴じ具2とを具備してなる。そして、前記基板1が、図1に示すように、背面側が掲示面Bに添接する掲示姿勢(K)と、図9に示すように、前記用紙Sを包持するファイリング姿勢(F)とを採り得るように構成されている。基板1は、掲示姿勢(K)において画鋲vにより掲示面Bに対して止着される。
基板1は、主に、図2〜5に示すように、掲示姿勢(K)において用紙Sを裏当て支持するとともにファイリング姿勢(F)において表紙すなわち表表紙111、背表紙112、裏表紙113、及び、接続表紙114として機能する基板本体11と、この基板本体11の一端に設けられ前記掲示姿勢(K)において見出しとして機能する見出し部12とを備えたものである。
基板1の内面すなわち掲示姿勢(K)における前面には、使用説明に関する図や説明書き(図示せず)が印刷により示されている。基板1を構成する基板本体11及び見出し部12は、図4に示すように、共通の紙材により一体に作られたものである。基板1は、図10に示すように、懸吊具Tを掛止可能な懸吊具T用の貫通孔h1をも有している。
以下、基板本体11及び見出し部12について詳述する。
基板本体11は、用紙Sの背面側に配され、掲示姿勢(K)において、用紙Sの周縁に枠状の視認領域wを表出させることにより、用紙Sを掲示対象物として見栄え良くする作用を営むものである。基板本体11は、図2〜図5に示すように、表表紙111と、背表紙112と、裏表紙113と、接続表紙114とを一体的に連設したものである。表表紙111と背表紙112との間には、谷折り線L3が介在させてある。背表紙112と裏表紙113との間には、谷折り線L4が介在させてある。裏表紙113と接続表紙114との間には、山折り線L5が介在させてある。掲示姿勢(K)では、表表紙111と背表紙112と裏表紙113とが、一枚の板状をなすように並べ配されるものとなり、用紙Sの背面側に位置することになる。
表表紙111は、ファイリング姿勢(F)において使用される係止片111aを備えている。係止片111aは、図2等に示されるように、円弧状のスリットs1により片持ち片状に形成されたものである。掲示姿勢(K)において、表表紙111における下側の縁部の二箇所には、画鋲vが貫通する貫通孔を形成するための領域r1が設けられている。すなわち、この領域r1は、小さな黒丸を印刷により示したものであり、画鋲vを刺し入れる位置を案内する機能を営むものである。使用者等が、画鋲vを前記領域r1を目印にして差し込むと、その画鋲vを貫通させるとともに画鋲vを貫通した状態で支持するための貫通孔が形成される。
背表紙112は、表表紙111や裏表紙113よりも幅狭に形成されたものであり、ファイリング姿勢(F)における外面側に見出しを書き込むための書き込み領域112aを備えている。
裏表紙113は、前記表表紙111と同様に、画鋲vが貫通する貫通孔を形成するための領域r2が設けられている。すなわち、この領域r2は、小さな黒丸を印刷により示したものであり、画鋲vを差し入れる位置を案内する機能を営むものである。裏表紙113は、接続表紙114側の縁部近傍に懸吊具Tを掛止可能な懸吊具用の貫通孔h1を配している。さらに、懸吊具用の貫通孔h1と前記領域r2との間には、後述する綴じ具2の綴じ足21を装着するための取付孔t1、t2が設けられている。
接続表紙114は、前記掲示姿勢(K)と前記ファイリング姿勢(F)とを採るべく、前記見出し部12の前記基板本体11に対する相対位置を変更するための複数の折り線たる第一、第二の谷折り線L1、L2を備えている。換言すれば、前記基板本体11は、前記見出し部12の前記基板本体11に対する飛び出し姿勢を変更するための第一、第二の谷折り線L1、L2を備えている。より具体的に言えば、接続表紙114には、ファイリング姿勢(F)を採る際に折り曲げられる第一の谷折り線L1と、掲示姿勢(K)を採る際に折り曲げられる第二の谷折り線L2とが設けられている。
第一の谷折り線L1は、折り曲げられた際に、接続表紙114と見出し部12との境界に設けられた谷折り線L6が、前記裏表紙113と接続表紙114との境界に設けられた山折り線L5に近接するように、接続表紙114の所定箇所に形成されている。
第二の谷折り線L2は、折り曲げられた際に、後述する見出し部12のスリットs2が前記裏表紙113によって隠されるように、接続表紙114の所定箇所に形成されている。
なお、第一の谷折り線L1の上には、「保管時谷折り」という説明が印刷されており、第二の谷折り線L2の上には「見出しスペース使用時谷折り」という説明が印刷されている。また、この接続表紙114には、前記山折り線L5を介して裏表紙113に重なるように折り返した際に、前記懸吊具用の貫通孔h1、及び、綴じ足用の取付孔t1、t2に合致する部位に、懸吊具用の貫通孔h1’、及び、綴じ足用の取付孔t1’、t2’が形成されている。
見出し部12は、前記接続表紙114に連続する基端側領域12aと基端側領域12aから連続した先端側領域12bとを備えている。基端側領域12aには、ファイリング姿勢(F)において前記係止片111aが係合するスリットs2が配されている。先端側領域12bには、見出し用の文字等を書き込んだり貼り付けたりするための表示領域121が配されている。接続表紙114の第二の谷折り線L2を折り曲げた際には、見出し部12における先端側領域12bが、正面視において基板本体11に隠されることなく表出するものとなる一方、基端側領域12aが基板本体11の背後に位置し、基板本体11によって隠されることになる。
続いて、綴じ具2について説明する。
綴じ具2は、前記基板1に植設され掲示物たる用紙Sに設けたパンチ孔saに貫通可能な綴じ足21と、この綴じ足21の貫通端側に装着され用紙Sの前記綴じ足21からの外れを防止する綴じ具本体22とを備えたものである。
綴じ足21は、基端に抜け止めフランジ211を備えた合成樹脂製により形成された紐状のもので、山折り線L5を介して裏表紙113と接続表紙114とを重ね合わせた状態で、基板1に取付けられている。すなわち、裏表紙113と接続表紙114とが重ね合わされた状態では、裏表紙113の取付孔t1、t2と接続表紙の取付孔t1’、t2’とが合致しており、これら取付孔t1、t1’、t2、t2’に前記綴じ足21を挿通させている。
具体的には、前記綴じ足21を、外側に位置する裏表紙113の取付孔t1と接続表紙114の取付孔t1’に、裏表紙113側から順番に挿通させて、抜け止めフランジ211を裏表紙113に係止させ、さらに、前記綴じ足21の先端側を、内側に位置する接続表紙114の取付孔t2’と裏表紙113の取付孔t2に、接続表紙114側から順番に挿通させて、裏表紙113の内面側(前面側)に引き出すことにより取付けられている。この実施形態では、用紙Sに形成した一対のパンチ孔saに対応させて二本の綴じ足21が設けられている。
綴じ具本体22は、用紙Sに添接するベース221と、このベース221にスライド可能に設けられたスライダ222とを具備してなる。
ベース221は、前記綴じ足21が貫通する綴じ足挿通孔221aを備えている。スライダ222は、前記ベース221にスライド可能に設けられたもので前記綴じ足21が前記綴じ足挿通孔221aに対して挿脱されるのを許容する退避位置(N)と綴じ足挿通孔221aに挿通された綴じ足21を折り曲げて前記ベース221との間で保持する保持位置(M)との間でスライドさせることができるようにしたものである。
次いで、掲示装置Aの使用方法について説明する。
この掲示装置Aを用いて、単数の又は複数枚重ね合わせた用紙Sを掲示する場合、換言すれば、基板1が掲示姿勢(K)を採る場合には、次のように使用される。すなわち、図1に示すように、接続表紙114に設けられた第二の谷折り線L2を折り曲げて、見出し部12の先端側領域12bを裏表紙113に隠されることなく表出させた状態で、表表紙111における貫通孔を形成するための領域r1、及び裏表紙113における貫通孔を形成するための領域r2に画鋲vを刺し、これらの画鋲vによって基板1を掲示面Bに止着する。裏表紙113における前記領域r1に画鋲vを刺すと、当該画鋲vの先端は、接続表紙114、及び、接続表紙141と見出し部12との境界付近の部位をそれぞれ貫通し、最後に掲示面Bに至ることになる。
なお、第二の谷折り線L2を折り曲げた状態で見出し部12を上側に表示させるようにすると、第一の谷折り線L1を折り曲げた場合と比較して、裏表紙113と接続表紙114との間の山折り線L5からの離間寸法を長くなる。このため、山折り線L5に伴う紙材の弾性反発力が抑制されるものとなり、領域r2に刺した状態の画鋲vが、掲示面Bから抜け出し難いものとなっている。この状態で、前記綴じ具2によりパンチ孔saを穿設した用紙Sを基板本体11の前面に保持させることにより、単数の用紙Sを掲示することが可能となるだけでなく複数枚の用紙Sを前後方向に積層された状態(いわゆる重ね貼り状態)で掲示することが可能になる。
一方、この掲示装置Aを用いて、用紙Sを保管したり、移動させたりする場合には、前記基板1を掲示面Bから取り外してファイリング姿勢(F)に切り換える。
すなわち、図6に示すように、接続表紙114に設けられた第一の谷折り線L1を折り曲げて、掲示姿勢(K)にあるときよりも裏表紙113に対して外方に延出するように見出し部12を引き延ばす。
次いで、図7に示すように、用紙Sを二つ折りに変形させる。
しかる後に、図8に示すように、谷折り線L6を折り曲げて、二つ折りに変形された用紙Sの上に見出し部12を重ねる。
その後、図9に示すように、表表紙111を見出し部12の上に重ね合わせてファイリングを行う。この状態で、基板1は、ファイリング姿勢(F)を採ることになる。なお、この状態で、表表紙111に配された係止片111aと見出し部12の基端側領域12aに配されたスリットs2とを係わり合わせれば、ファイリング姿勢(F)を維持することができる。なお、ファイリング姿勢(F)の掲示装置Aは、B5ノートよりも小さな大きさを実現することも容易であり、鞄やランドセルの収納具に入れやすいものとなる。
以上説明したように、本実施形態に係る掲示装置Aは、掲示面Bに添接させるための貫通孔を形成するための領域r1、r2を有した基板1と、この基板1に設けられ前面側に掲示物たる用紙Sを着脱可能に保持するための綴じ具2とを具備してなる。そして、前記基板1が、前記掲示面Bに添接する掲示姿勢(K)と前記用紙Sを包持するファイリング姿勢(F)とを採り得るように構成されている。このため、掲示面Bに好適に添接され得るものであり、用紙Sを好適に保持するとともに移動や保管をする場合の利便性にも優れた掲示装置Aを提供することができるものとなる。
前記基板1が、画鋲vを貫装可能な貫通孔を形成するための領域r1、r2を有しているものであるため、掲示面Bに対して基板1を好適に添接させることができるものとなる。
前記基板1が、懸吊具Tを掛止可能な懸吊具用の貫通孔h1を有しているものであるため、図10に示すように、基板1を懸吊具Tを用いて掲示面Bに添接させることもできるものとなる。なお、このとき、基板1は、接続表紙114及び見出し部12を、裏表紙113の裏側に添接させるようにして、利用することができるものとなっている。
前記基板1が、前記掲示姿勢(K)において前記用紙Sを裏当て支持するとともに前記ファイリング姿勢(F)において表紙すなわち表表紙111、背表紙112、裏表紙113、及び、接続表紙114として機能する基板本体11と、前記基板本体11の一端に連設され前記掲示姿勢(K)において見出しとして機能する見出し部12とを備えている。このため、掲示姿勢(K)において、用紙Sを掲示するために、裏当て支持及び見出し表示の両機能を具備した基板1を提供することができるとともに、ファイリング姿勢(F)において、用紙Sを好適に包持し得る基板1を提供することができるものとなる。
前記綴じ具2が、前記基板1に植設され前記用紙Sに設けたパンチ孔saに貫通可能な綴じ足21と、この綴じ足21の貫通端側に装着され前記用紙Sの前記綴じ足21からの外れを防止する綴じ具本体22とを備えている。このため、用紙Sを着脱可能に好適に保持し得るものとなる。しかも、綴じ足21は、基板1が掲示面Bに支持された状態において、掲示面Bに対して概ね直交する方向に向かって突出することになる。このため、綴じ具2に対して用紙Sを追加保持させる際や用紙Sを抜きとる際に、掲示済みの用紙Sのパンチ孔saが綴じ足21に係わり合った状態におかれることになり、掲示済みの用紙Sが落下し難いものとなる。
前記基板本体11及び前記見出し部12が、共通の紙材により一体に作られたものであるため、製造の容易に寄与し得るものとなるのみならず使用者の使用の利便性に寄与し得るものとなる。
前記基板本体11が、前記掲示姿勢(K)と前記ファイリング姿勢(F)とを採るべく、前記見出し部12の前記基板本体11に対する相対位置を変更するための複数の折り線すなわち第一の谷折り線L1と第二の谷折り線Lとを備えている。このため、掲示姿勢(K)とファイリング姿勢(F)という二つの異なる姿勢に対応して、見出し部12の相対位置を好適なものに変更することができるものとなっている。
前記基板1が、前記掲示姿勢(K)において前記掲示物たる用紙Sを裏当て支持するとともに前記ファイリング姿勢(F)において表紙として機能する基板本体11と、前記基板本体11の一端に連設され前記掲示姿勢(K)において見出しとして機能するとともに前記ファイリング姿勢(F)において前記基板本体11と係わり合う見出し部12とを備えている。そして、一方である前記基板本体11に配された係止片111aと、他方である見出し部12に配されたスリットs2とを係わり合わせることにより、前記ファイリング姿勢(F)が維持されるようになっている。このため、ファイリング姿勢(F)をシート状の基板1から形成された係止片111a及びスリットs2により容易に形成することができるとともにファイリング姿勢(F)を好適に維持することができるものとなる。
なお、本発明は、以上に詳述した実施形態に限られるものではない。
掲示装置は、学校に適用されるものには限られない。すなわち、学校に限らず、オフィス、工場、屋外の掲示板や壁面、或いは、一般の家屋等あらゆる場所において利用可能なものである。
止着具は、必ずしも画鋲に限られるものではなく、釘状のものやねじ状のものを用いてもよいし、その他種々の止着具を使用してもよい。懸吊具も、基板を吊り下げて支持させ得るものであればよく、紐状のものであってもよいし、フック状のものであってもよいし、棒状のものであってもよい。
掲示面は、掲示物を掲示するための領域を形成し得るものであればどのようなものであってもよい。
上述した実施形態では、基板には、画鋲を貫通させるべく貫通孔を形成するための領域のみが設けられ、使用時に使用者が画鋲を通過させることにより貫通孔を形成するようにしていたが、かかる態様に限定されるものではない。基板に、画鋲やねじ部材等の止着具を貫通させるべく、あらかじめ、貫通孔を設けたものとしてもよい。
掲示物は、上述した実施形態に示すような用紙に限られるものではなく、また、シート状のものに限定されるものではない。すなわち、掲示物は、綴じ具に着脱可能に保持され得るものであればどのようなものであってもよい。
綴じ具は、掲示物を着脱可能に保持し得るものであればよく、上述した実施形態のものに限定されるものではない。
上述した実施形態では、ファイリング姿勢を維持するべく、前記基板本体に係止片を配するとともに見出し部にスリットを配したものについて説明したがこのようなものに限定されるものではない。例えば、見出し部に係止片を配するようにし、基板本体に当該見出し部に設けた係止片と係わり合うスリットを配するようにしてもよい。
その他、各部の具体的構成についても上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
1…基板
B…掲示面
r1…貫通孔を形成するための領域
r2…貫通孔を形成するための領域
S…用紙(掲示物)
2…綴じ具
(K)…掲示姿勢
(F)…ファイリング姿勢

Claims (7)

  1. 掲示面に添接させるための貫通孔、又は貫通孔を形成するための領域を有した基板と、この基板に設けられ前面側に掲示物を着脱可能に保持するための綴じ具とを具備してなり、前記基板が、前記掲示面に添接する掲示姿勢と前記掲示物を包持するファイリング姿勢とを採り得るように構成されている掲示装置であって、
    前記基板が、前記掲示姿勢において前記掲示物を裏当て支持するとともに前記ファイリング姿勢において表紙として機能する基板本体と、この基板本体の一端に設けられ前記掲示姿勢において見出しとして機能する見出し部とを備えたものであり、
    前記基板本体が、前記掲示姿勢と前記ファイリング姿勢とを採るべく、前記見出し部の前記基板本体に対する相対位置を変更するための複数の折り線を備えているものであり、
    前記複数の折り線が、前記ファイリング姿勢を採る際に折り曲げられる第一の谷折り線と、前記掲示姿勢を採る際に折り曲げられる第二の谷折り線である掲示装置
  2. 前記基板が、画鋲を貫装可能な貫通孔を形成するための領域を有している請求項1記載の掲示装置。
  3. 前記基板が、懸吊具を掛止可能な懸吊具用の貫通孔を有している請求項1又は2記載の掲示装置。
  4. 前記綴じ具が、前記基板に植設され前記掲示物に設けたパンチ孔に貫通可能な綴じ足と、この綴じ足の貫通端側に装着され前記掲示物の前記綴じ足からの外れを防止する綴じ具本体とを備えている請求項1、2又は3記載の掲示装置。
  5. 前記基板本体及び前記見出し部が、共通の紙材により一体に作られたものである請求項1、2、3又は4記載の掲示装置。
  6. 前記基板が、前記基板本体の一端に連設され前記掲示姿勢において見出しとして機能するとともに前記ファイリング姿勢において前記基板本体と係わり合う見出し部とを備えており、
    前記基板本体又は前記見出し部の何れか一方に配された係止片と、他方に配されたスリットとを係わり合わせることにより、前記ファイリング姿勢が維持されるようになっている請求項1、2、3、4又は5記載の掲示装置。
  7. 掲示面に添接させるための貫通孔、又は貫通孔を形成するための領域を有した基板と、この基板に設けられ前面側に掲示物を着脱可能に保持するための綴じ具とを具備してなり、前記基板が、前記掲示面に添接する掲示姿勢と前記掲示物を包持するファイリング姿勢とを採り得るように構成され、前記掲示姿勢において前記掲示物を裏当て支持するとともに前記ファイリング姿勢において表紙として機能する基板本体を有したものであり、
    前記基板本体が、表表紙と、背表紙と、懸吊具用の一方の貫通孔が配された裏表紙と、接続表紙とをこの順に一体的に連設したものであり、前記裏表紙と前記接続表紙との間に山折り線が介在したものであり、
    前記接続表紙には、前記山折り線を介して前記裏表紙に重なるように折り返した際に、前記一方の貫通孔に合致する部位に懸吊具用の他方の貫通孔が形成されている掲示装置。
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