JP6152932B2 - カレンダー装置 - Google Patents

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Description

本願発明は、支持台を用いて複数月のカレンダーを掲示するカレンダー装置に関するものである。
従来の一般的カレンダーは、1ケ月の日付を表示して1年分12枚のカレンダー用紙が用紙の上部を綴じ具で綴じられているものが多く見られる。しかし、より便利である複数月の日付を表示する以下のようなカレンダーも見られる。
3ケ月掲示のカレンダーは図13に表すように、3ケ月分の日付が印刷され、上端部で綴じられているものが多く見られる。月毎に切取り線で過ぎた月のカレンダー用紙を部分的に切り取っていくものである。
また、3ケ月表示の壁掛けカレンダーであって、上部に穴をあけた月毎のカレンダーに折り目をつけたものを連続させ、台板の上部に突起を設けて3ケ月分を表示し、残りの非掲示のカレンダーを台板の背後に格納するカレンダー装置がある。(図14参照)(特許文献1参照)
同じように、3ケ月表示の壁掛けカレンダーであって、縦長の用紙を用に13ケ月のカレンダーを連続に記載し、各月間に折り線を設け、2ケ月毎に繰り上げて掲示するカレンダーがある。(特許文献2参照)
更に、屏風状に折り曲げ自在の多面のカレンダー表示部を、台座にあるV字状のスリットに植立させて、多数月を掲示する卓上カレンダーがある。(特許文献3参照)
特開2002−103849号公報 実用新案登録第30901992号公報 特許第3623821号公報
前記従来の複数月を掲示するカレンダーは、下記のようないずれか課題がある。
1)カレンダー用紙吊下げ用のフックや台座に紙以外の金属やプラスチック材料が必要であり、環境的、ゴミの分別的に不都合がある。またカレンダー用紙の裏面を使用せず不経済である。
2)カレンダー装置として、壁掛けカレンダーまたは卓上カレンダーのどちらかに使い道が限られている。また、月毎のカレンダーの掲示が縦並びか横並びのどちらかに限られている。
3)月表示のカレンダー並び順が時系列ではない。あるいは月毎に今月のカレンダーの位置が変わってしまい、目的の日付を目で探さなければならない。また、1ケ月または2カ月分のカレンダーの掲示ができない。
4)ジャバラ折のカレンダー用紙は、吊下げても紙の折り目が残り、カレンダーが平坦にならず見難い。また、屏風のように植立するカレンダーはカレンダー用紙の正面からカレンダーを見ることは難しい。
5)カレンダー用紙が切り取られて、記録として残らない。
6)スリットに植立したり、フックに吊ったカレンダーは、風や揺れで簡単に煽られたり倒れたりする。
7)掲示の交換に手間取る。
上記のような課題を解決するために、本願発明のカレンダー装置は、月別に折り曲げ可能なカレンダー用紙と、上縁部と下縁部に前記カレンダー用紙のガイド溝を有する支持台とよりなる、複数月のカレンダーを掲示するカレンダー装置である。
あるいは、月別に折り曲げ可能なカレンダー用紙と、左縁部と右縁部に前記カレンダー用紙のガイド溝と下縁部に前記カレンダー用紙のストッパーを有する支持台とよりなる、複数月のカレンダーを掲示するカレンダー装置である。
また、カレンダー用紙をガイド溝に収める操作性をよくする、ガイド溝と支持台とに立て掛けた前記カレンダー用紙を摘むための切欠きを設けたことを特徴とするカレンダー装置である。
さらに、カレンダーの掲示月数を選べる(1ケ月から4ケ月程度)ように、支持台が複数台からなり、各支持台を任意の位置に固定する構成とすることによって、大きさを可変可能なカレンダー装置とした。
本願発明のカレンダー装置では次のような効果を得ることができる。
1)すべて紙を素材として製作することが可能であり、環境に優しく、分別ごみの手間もなく、カレンダー用紙は表裏面を利用するので経済的である。
2)本願発明のカレンダー装置は壁掛けあるいは卓上カレンダーとしても適用可能である。また、月毎に連続したカレンダーの掲示も縦並び、横並びとも可能であるため、利用範囲が広い。
3)本願発明のカレンダー装置は3ケ月連続のカレンダー掲示することが最適の使用状況であるが、利用者の使い方や掲示場所の状況によって、1ケ月、2ケ月や4ケ月のカレンダー表示も可能である。そのために、支持台は大きさを可変可能とすることができる。
また3ケ月のカレンダーを掲示する場合、カレンダーの月順は時系列順で上から(あるいは左から)3ケ月連続のカレンダーが掲示できるため見易く便利である。このとき例えば、中央の位置を今月のカレンダーと定めることで、日付を探すとき迷うことがない。
4)本願発明のカレンダー装置では、折り曲げられたカレンダー用紙はガイド溝で両端部を押えられることにより、カレンダー用紙はほぼ平坦な状態で掲示される。カレンダー用紙が屏風のように斜めになって見辛いことはない。
5)一年分のカレンダー用紙は切り取られず残り、記録として残すまた見直すこともでき便利である。
6)カレンダー用紙はガイド溝で両端を押えられているため、風や揺れで煽られたり傾いたりしない。
7)3ケ月分のカレンダー掲示を一度で交換するため、それほど手間はかからない。また、ガイド溝にカレンダー用紙を挿し込む操作を容易にするため、カレンダー用紙を摘むための切欠きを設けている。
本願発明のカレンダー装置は、上記のように掲示カレンダー用紙の取り替えに手間がかからず、3ケ月分のカレンダーを常に時系列で掲示することが可能であるため、見易く便利である。
以下図面を参照にしながら本願発明の好適な実施の形態を詳細に説明するが、実施例の説明に先立って本願発明の部材と部位に関して説明する。
「カレンダー用紙1の説明」
月別に折り曲げ可能なカレンダー用紙1とは、説明の上で、いわゆる蛇腹式に折り目1aで折り曲げ可能な用紙であり、折り曲げられた一面一面に月毎のカレンダー(日付、曜日、月表示)が記載された用紙である。カレンダー用紙には歳時記や六曜の記載やメモ欄があってもよい。
一般的カレンダーの概念を越えて、地下鉄路線図、緊急連絡先リスト、写真、絵、標語や予定表を記載した一面があってもよい。
カレンダー用紙1の材質は紙または合成樹脂板で、薄くて丈夫なものであればよい。しかし支持台3に立て掛ける必要があることから、一枚の紙の硬さとして、ちり紙や新聞紙の様に柔らかいものは不適であり、一般的な学習ノートやパンフレット用紙が適当である。はがきや画用紙程度の硬さの紙質であれば十二分である。
カレンダー用紙1の寸法は、折り曲げられた一面の寸法として、小はメモ用紙程度から大はA4サイズの用紙程度が適当である。カレンダー用紙の展開寸法としては、この一面の寸法を折り目にそって広げた大きさとなる。また、カレンダーの掲示寸法としては、折り曲げられた―面の1倍(一カ月掲示の場合)から4倍程度(4ケ月掲示の場合)である。
カレンダー用紙は矩形の縦長あるいは横長の用紙を用いることで、本願発明のカレンダー装置は最適に機能を発揮する。長い用紙をいわゆる蛇腹のように折り目1aで折り曲げて、多面を構成した各面に月別のカレンダーを記載する。しかし本願発明のカレンダー用紙は、いわゆる蛇腹式とは異なり折り目である山折や谷折部分は、使用状況によってどちら向きに折るかが決められる。また1年間のカレンダー掲示期間中に、カレンダー用紙の表面と折返した裏面とを同時に並べて掲示する期間も多々ある。
尚、カレンダー用紙は縦長、横長の形状ではなく、通常のA1やA2サイズのような矩形の用紙を縦と横に何度か折り曲げて、折り曲げた各面に月別のカレンダーを記載したものであってもよい。しかしこの場合、月表示のカレンダーがどこに記載されているか探しにくくなる。また、折り曲げて複数月のカレンダーを掲示するとき、月表示を時系列に連続させて並べることができない不都合も生じる。
本願発明のカレンダー装置の主目的として、数か月分のカレンダーを見易く表示するとともに、月毎のカレンダー用紙の表示を取り替え易くするという観点から、後記で説明する横長で8面折り曲げ可能なカレンダー用紙1c、縦長で8面折り曲げ可能なカレンダー用紙1dあるいは、細長で4面折り曲げ可能な2枚のカレンダー用紙1eを用いることが最適な使用状況といえる。
「ガイド溝2の説明」
ガイド溝を構成する部材の材料は、支持台と同一材料であってもよいし、異なった材料でもよい。材料は紙、プラスチック、木材が適当である。
図1のガイド溝2は、支持台の端部を折り曲げて、止め針2aで折返し部分を止めてガイド溝を構成している。図3のガイド溝2は、支持台の端部を折り曲げて、止め針の替わりに接着剤で折返し部分を止めてガイド溝を構成している。
図5、6、7はガイド溝の別な形態を説明する図である。(A)は正面図、(B)は側面図である。
図5で表されるガイド溝は帯状部材2bの一辺を支持台にホッチキスで固定した構成である。帯状部材を引き起こして、支持台と帯状部材の間の空間がガイド溝となる。帯状部材と支持台との固定は接着剤でも可能である。図1と図5で表す形態のガイド溝は、溝の奥が閉じられて隙間がない断面形状である。この形状はカレンダー用紙をガイド溝に収めた状態で、ガイド溝の前面壁2dと支持台3とカレンダー用紙1との間に摩擦力が働くため、カレンダー用紙がガイド溝から外れ難くなる利点がある。
図6のガイド溝2はプラスチックの支持台の端部を断面形状コの字形に構成したものである。
図7のガイド溝2はプラスチックの支持台の端部を断面形状U字形に構成したものである。この形状の利点は、ガイド溝がガイド溝の中にあるカレンダー用紙を挟む力があることである。つまり、カレンダー用紙が他の形状のガイド溝よりしっかりと支持台に保持されることである。
上縁部(左縁部)のガイド溝と下縁部(右縁部)のガイド溝の間隔はカレンダー用紙がそれら二つのガイド溝の間に入り、かつ外れ落ちない間隔である。双方の溝と溝とは等間隔であり、溝の方向は相向かいである。
ガイド溝の延長方向の長さは掲示する複数のカレンダー用紙の片の長さと同じ長さであってもよい。それより短くてもよい。また、ガイド溝の延長は途中で途切れて連続してなくてもよい。要点は、ガイド溝はカレンダー用紙の折り目部分を押えさえすれば、カレンダー用紙を保持しかつ掲示することは可能である。しかし、ガイド溝が連続して長い方が、カレンダー用紙をガイド溝に収める操作は容易である。
ガイド溝2は前面壁2dがあり、前面壁の一部分は前面壁を支持台に固定する部分であり、他の部分はカレンダー用紙が前面に脱落しないように押える部分である。
前面壁2dと支持台との間にカレンダー用紙1が緩く置かれた状態あってもよいし、前面壁2dと支持台との間に挟む力があって、カレンダー用紙が挟む力で押えられた状態であってもよい。
上縁部と下縁部とにガイド溝を有するカレンダー装置の場合には、上縁部のガイド溝を深く、下縁部のガイド溝を浅く構成すると、まず障子や襖を鴨居の溝に挿し込み、次に敷居の溝に挿し込むように、カレンダー用紙を上縁部のガイド溝に挿し込み、次に下縁部のガイド溝に挿し込む方法で、カレンダー用紙を上縁部と下縁部とのガイド溝の間に容易に収めることができる。
左右にガイド溝がある場合でも同様に、まず一方の深いガイド溝2eにカレンダー用紙を挿し込み、次に他方の浅いガイド溝2fに挿し込む方法で、カレンダー用紙を二つのガイド溝の間に容易に収めることができ、便利である。
「支持台3の説明」
支持台3は上縁部と下縁部にカレンダー用紙1の上端部と下端部を保持するガイド溝2を有する。あるいは、左縁部と右縁部にカレンダー用紙1の左右両端部を保持するガイド溝2とストッパー5を有する。
また本願第4発明である、支持台は図4で表すように、支持台が複数台からなり、各支持台を任意の位置に固定する構成とすることによって、大きさを可変可能な支持台である。
支持台3の材質は、硬くしっかりとした紙または合成樹脂板がよい、あるいは木製であってもよい。支持台3の紙または板としての曲げや撓みの硬さは、郵便はがき程度以上の硬さが必要であり、卓上カレンダーとして使用する場合にはボール紙程度以上の硬さが適当である。
支持台3の寸法は、概ね折り曲げたカレンダー用紙1の一面より大きい。三面より大きい必要はない。
また、支持台3には本願発明のカレンダーを壁に吊るすための吊り具7を取付ける領域や卓上に起立させるための背板の領域が場合によって必要である。
「カレンダー用紙をガイド溝に収める方法の説明」
予めカレンダー用紙は掲示する1〜4面が前面になるように折りたたんでおく。
(一の方法)ガイド溝2の端から、折りたたんだカレンダー用紙を挿し込み、カレンダー用紙の両端をガイド溝の中を滑らせることで、カレンダー用紙を所定の位置に収める方法であってもよい。例として、障子を閉める方法である。
(二の方法)一方のガイド溝にカレンダー用紙の一辺を挿し込み、その後カレンダー用紙を撓ませて(曲げて)反対側の一辺を他方のガイド溝に挿し込む方法であってもよい。
(三の方法)一方のガイド溝の溝を深く構築し、他方のガイド溝の溝を浅く構築しておくことが前提である。カレンダー用紙1の一辺を溝の深いガイド溝2eに奥まで挿し込み、次いでカレンダー用紙の対辺を浅いガイド溝2fに挿し込む方法である。この際はカレンダー用紙を撓ませたり曲げたりする必要はない。例として、障子をまず鴨居に挿し込み次いで敷居にさしこむ方法である。
「カレンダー用紙を摘むための切欠きの説明」
前記のようにカレンダー用紙をガイド溝に収める方法はいくつかある。カレンダー用紙を手に持って指で摘まんで操作する際、支持台とガイド溝が障害となり、カレンダー用紙の裏面に指が届かなくなる。
摘まむことができないと、カレンダー用紙の表面を指で押しつけて、カレンダー用紙を操作しなければならず、煩わしい操作作業となる。
図2で表すように、本願第3の発明である「カレンダー用紙を摘むための切欠き4」は、カレンダー用紙1を指で摘まんで操作ができるように、障害となるガイド溝2と支持台3を部分的に削除したものである。
図1と2は本願発明の実施例1を説明する図であり、図1は(A)正面図であり、(B)は側面図である。図2は図1の状態のカレンダー用紙を取り除いた状態の説明図である。
図1で表されている本願発明のカレンダー装置は、月別に折り曲げ可能なカレンダー用紙1と、上縁部と下縁部に前記カレンダー用紙1のガイド溝2を有する支持台3とよりなる、複数月のカレンダーを掲示するカレンダー装置である。
図1では上縁部のガイド溝は中央のカレンダー面と左右のカレンダー面の一部を拘束している。また、下縁部のガイド溝はカレンダー用紙の二カ所の折り目部分を数センチメートルの長さで押え、左右の隣り合う面を拘束して、3面で3ケ月のカレンダーを同一平面に平坦に見易く並べて保持して掲示している。また、3面のカレンダーは連続した紙を折り曲げているため、相互に斜めになったり重なり合ったりすることもない。
カレンダー用紙1は、ガイド溝2に上下から拘束され立て掛けられた状態であり、多少の風や揺れで支持台から外れることはない。ここで拘束とは、ガイド溝2と支持台3が挟む力でカレンダー用紙を押える、あるいはガイド溝2と支持台3とカレンダー用紙との摩擦力でカレンダー用紙が動きにくいことである。
図1では4月、5月、6月のカレンダーが表示されているが、一ケ月経過後はカレンダー用紙をガイド溝2から取り外して、次の5月、6月、7月のカレンダーが表面になるようにカレンダー用紙を折返して、再度ガイド溝に収めることで、3ケ月分のカレンダーの掲示を一度で容易に交換することができる。
またこのとき、例えば中央の位置を今月のカレンダーと定めることで、日付を探すとき迷うことがない。
尚、図1の実施例1のカレンダー装置は、止め針2a以外は全て紙製である。止め針も粘着剤を使用することで環境にやさしい、分別ごみの手間のないカレンダー装置を構成することができる。
図2は図1のカレンダー装置の支持台3の説明図である。a−a断面図はカレンダー用紙を指で摘まんだ状態を表す側面説明図ある。
本願第3の発明である、ガイド溝2と支持台3とに立て掛けたカレンダー用紙1を摘むための切欠き4を設けたことを特徴としたカレンダー装置であることを説明する図である。図2のように、ガイド溝2と支持台3との両方に切欠きを設けることで、カレンダー用紙の表と裏とを指で摘まむことができるため、カレンダー用紙を操作してガイド溝に収めることがより容易になる。
図1では上縁部のガイド溝2は深いガイド溝2eであり、下縁部のガイド溝2は浅いガイド溝2fである。まずカレンダー用紙の上辺を深いガイド溝2eに挿し込み、次いでカレンダー用紙全体を支持台3に押付け、カレンダー用紙を摘むための切欠き4の部分で、カレンダー用紙を指で摘まんで、浅いガイド溝2fの中に引き下げることで、カレンダー用紙を容易に上下のガイド溝の間に収めることができる。
尚、本願発明のカレンダー装置は、支持台3の背面に支持台を起立させる背板を設けることで、容易に卓上カレンダーとして使用することも可能である。
図3は実施例2であり、本願第二の発明のカレンダー装置の正面図(A)と背面図(B)である。
図3は、月別に折り曲げ可能なカレンダー用紙1と、左縁部と右縁部に前記カレンダー用紙1のガイド溝2と下縁部に前記カレンダー用紙1のストッパー5を有する支持台3とよりなる、複数月のカレンダーを掲示するカレンダー装置である。
図3(A)では、10月から12月の3ケ月のカレンダーが縦に時系列で並んで掲示されている。図3(B)の背面図では、カレンダー用紙を摘まむための切欠き4から、カレンダー用紙1の裏面が見えている。
実施例2のように、カレンダー用紙1を左右のガイド溝2で保持する場合には、カレンダー用紙が重力によって下にずり落ちる。それを下から保持するのが、ストッパー5である。ストッパー5は支持台3から突出した形状であれば機能する。例えば支持台3の下縁部の一部を折り曲げた構造であってもよい。
図4は本願第4の発明である、支持台3が複数台からなり、各支持台を任意の位置に固定する構成とすることによって、大きさを可変可能であるカレンダー装置の説明図である。
図4(A)は上半分の支持台3aと下半分の支持台3bとを切り離した状態の説明図である。上半分の支持台3aと下半分の支持台3bはそれぞれの凸部を差し違える形でスライドさせて図4(B)に表す小さく連結した状態の支持台を構成することができる。
スライド止めの切込A3cとスライド止め切込B3dを噛み合わせることで、スライドを途中で止めることもできる。スライド止め切込B3dを任意の間隔で設けることで、支持台3の大きさもその間隔で固定することができる。同様に図1で表す支持台であれば、左右にスライド式に可変可能である。
支持台3が、大きさが可変可能であることは、小さい梱包でありながら大きなカレンダー掲示が可能となる便利なカレンダー装置であると言える。つまり月別に折り曲げたカレンダー用紙の一月分がA4サイズ(横幅210mm)の寸法の場合、3ケ月あるいは4ケ月連続のカレンダー掲示をする場合カレンダー用紙の横幅は最大840mmまでになる。
支持台を二分割、三分割と複数台とすることで持ち運びのときは小さいサイズで収まることが可能である。1ケ月のカレンダーの掲示から4ケ月のカレンダーの掲示まで可能なカレンダー装置であるといえる。
尚、支持台3の大きさを可変可能とする方法は、スライドさせる方法以外の他の紙工作の方法であってもよい。
「横長カレンダー用紙の説明」
図8は横長の月別に折り曲げ可能なカレンダー用紙1の実施例を表す図であり、(A)はカレンダー用紙の正面図、(B)は背面図である。月別に折り曲げ可能なカレンダー用紙1は横長で8面折り曲げ可能なカレンダー用紙1cであって、折り目1aで区切られた各面には月別のカレンダーが記載されている。
この実施例は任意の連続した16ケ月分のカレンダーを、カレンダーとして使い易い3ケ月表示とし、かつ3ケ月分のカレンダーを左から時系列で並べて表示をすることを可能としたカレンダー用紙である。
横長で8面折り曲げ可能なカレンダー用紙1cの表面の左から第1面、第2面、第3面、第4面、第5面、第6面、第7面、第8面とする。裏面の左から第13面、第14面、第15面、第16面、第9面、第10面、第11面、第12面とする。
このように、横長で8面(表裏面で16面)に折り曲げ可能なカレンダー用紙1cに第1面から第16面まで順序をつけると、第16面の次に第1面を並べることが可能である。つまり連続した16ケ月のカレンダーを、どこの面から配置を始めても、この順序で配置することで、連続した3ケ月のカレンダーを左から時系列に並べることが可能なカレンダーとすることができる。
図9は図8で表したカレンダー用紙を折りたたんで、連続3ケ月のカレンダーを左から時系列で並べて表示した説明図である。
図9の(A)から(N)までが連続した16ケ月分のカレンダーを、3ケ月表示とし、かつ3ケ月分のカレンダーを左から時系列で並べて表示している、14パターンである。
図9の(ロ)で表される図は、折り曲げた3ケ月連続のカレンダー用紙を正面から見た図である。(イ)で表される図は、カレンダー用紙の折り曲げ状況を説明するための図であり、(ロ)で表される折り曲げたカレンダー用紙を上から見た図である。(イ)の図は説明用のため、折り目1aや寸法や折れ曲げ角度等を誇張して表している。
尚、16ケ月連続のカレンダーを必要としない場合、例えば前年の12月と今年の1月から12月までの13ケ月のカレンダーとする場合には、図8のどこの面から始めても13ケ月のカレンダーを前記の順序で連続して配置し、残りの三つの面にカレンダー以外の地下鉄路線図、絵、写真等を記載すれば使い易いカレンダー装置となる。
この、横長あるいは縦長の8面折り曲げ可能なカレンダー用紙は、カレンダー用紙の印刷や折り曲げ(長さ方向を半分に三回折れば8面ができる)も容易であるため、製作し易い。また裏面も利用するため経済的である。
また、図8のカレンダー配置は、本願発明のカレンダー装置の利用者にとっても、カレンダー用紙を展開(長く広げたとき)したとき主要な1月から8月と9月から12月のカレンダーが連続して記載されているため、求める月表示を探し易く、また折り曲げるとき惑うことが少ない、便利なカレンダーである。
図10は、横長で8面(表裏面で16面)折り曲げ可能なカレンダー用紙1cの表裏面に第1面から第16面まで前記のように順序をつけると、第16面の次に第1面を並べることが可能であることを説明する図である。図10の(P)図では、第16面の右側に第1面を並べることができる。結果、図9の14パターンと図10の2パターンを合わせて16パターンが3ケ月連続で時系列にカレンダーを表示することができる。つまり、前記のカレンダー用紙は、連続した16ケ月のカレンダーをどこから配置を開始しても順序通り配置することで、3ケ月時系列の並びで掲示可能なカレンダーであると言える。(図10では、記載されたカレンダーが連続していないため、3ケ月時系列の並びにはなっていない。)
尚、図9と図10で表される(イ)のカレンダー用紙の折り曲げ状況を説明するための図において、表面から見えない面の折り曲げ方向は図の方法以外であってもよい。
「縦長カレンダー用紙の説明」
図11は月別に折り曲げ可能なカレンダー用紙1の実施例を表す図であり、(A)はカレンダー用紙の正面図、(B)は背面図である。月別に折り曲げ可能なカレンダー用紙1は縦長で8面折り曲げ可能なカレンダー用紙1dであって、折り目で区切られた各面には月別のカレンダーが記載されている。
この実施例は任意の連続した16ケ月分のカレンダーを、カレンダーとして使い易い3ケ月表示とし、かつ3ケ月分のカレンダーを上から時系列で並べて表示をすることを可能としたカレンダー用紙である。
縦長で8面折り曲げ可能なカレンダー用紙1dの表面の上から第1面、第2面、第3面、第4面、第5面、第6面、第7面、第8面とする。裏面の上から第12面、第11面、第10面、第9面、第16面、第15面、第14面、第13面とする。
このように、縦長8面(表裏面で16面)に折り曲げたカレンダー用紙に第1面から第16面まで順序をつけると、第16面の次に第1面を並べることが可能である。つまり連続した16ケ月のカレンダーを、どこの面から配置を始めても、この順序で配置することで、連続した3ケ月のカレンダーを上から時系列に並べることが可能なカレンダーとすることができる。ここで重要なことは図11(B)図に表すように、裏面に記載する表示物は、表面に記載する表示物にたいして上下逆さまに記載することである。つまり裏面のカレンダーは折り曲げて表面に掲示されるときに逆さまに掲示されるからである。
折り曲げる方法は前記横長のカレンダー用紙の説明で述べたことと同様であるため、ここでは省略する。
「二枚のカレンダー用紙の説明」
図12は別な形態の月別に折り曲げ可能なカレンダー用紙1である細長で4面折り曲げ可能な2枚のカレンダー用紙1eの説明図である。図12の(A)は1枚目のカレンダー用紙の正面図である。(B)はその背面図である。(C)は2枚目のカレンダー用紙の正面図である。(D)はその背面図である。
図12は月別に折り曲げ可能なカレンダー用紙2枚を使って、常に上から下に向かって、時系列で3ケ月のカレンダーを表示することができるカレンダー用紙を表している。カレンダー用紙を2枚に分けることで、縦長のカレンダー用紙であっても図11のように裏面を逆さに表示する必要はない。
縦長あるいは横長のカレンダー用紙を2枚に分けることで、4ケ月連続の表示も容易に可能である。しかし、カレンダー用紙を展開したとき、目的とした月のカレンダーを見つけにくいこと、2枚のカレンダー用紙を重ねると不揃いになりやすいことの不都合もある。
以上で説明したように、本願発明のカレンダー装置の便利さとして、以下のようなことを補足的に言うことができる。
過去のカレンダーにした書き込み(予定やメモ)を見たい時が多々ある。本願発明のカレンダー装置は過去の一年分のカレンダー用紙を保持することができるので、便利である。
図1や図3の実施例のカレンダー装置で掲示されるように、上方(左方)に過去、下方(右方)に未来という月表示と日付表示を順序正しく整列させることができ、便利である。
本願発明のカレンダー装置は、壁掛け式あるいは卓上式のカレンダーとしても適用可能であり、また複数月のカレンダーの並びを縦並びあるいは横並びとすることも可能であり、適用範囲の広いカレンダー装置である。
本願発明実施例1の(A)は正面図、(B)は側面図である。 本願発明実施例1のカレンダー用紙を摘まむための切欠きの説明図であり、(A)は正面図、(B)はa―a断面説明図である。 本願発明実施例2の(A)は正面図、(B)は背面図である。 本願発明実施例3の支持台の(A)は組立前の正面図、(B)組立後の正面図ある。 ガイド溝の別な形態を説明する図1である。 ガイド溝の別な形態を説明する図2である。 ガイド溝の別な形態を説明する図3である。 横長の月別に折り曲げ可能なカレンダー用紙の説明図。 連続3ケ月のカレンダーを表示した説明図1。 連続3ケ月のカレンダーを表示した説明図2。 縦長の月別に折り曲げ可能なカレンダー用紙の説明図。 別な形態の月別に折り曲げ可能なカレンダー用紙の説明図。 3ケ月掲示の従来のカレンダー1の正面図。 3ケ月掲示の従来のカレンダー2の正面図。
1:カレンダー用紙
1a:折り目
1b:カレンダー用紙の端部
1c:横長で8面折り曲げ可能なカレンダー用紙
1d:縦長で8面折り曲げ可能なカレンダー用紙
1e:細長で4面折り曲げ可能な2枚のカレンダー用紙
2:ガイド溝
2a:止め針
2b:帯状部材
2c:溝の空間
2d:前面壁
2e:深いガイド溝
2f:浅いガイド溝
3:支持台
3a:上半分の支持台
3b:下半分の支持台
3c: スライド止め切込A
3d: スライド止め切込B
4:カレンダー用紙を摘むための切欠き
5:ストッパー
6:人の手
7:穴
8:吊り具
21:日付表示
22:曜日表示
23:月表示

Claims (2)

  1. 月別に折り曲げ可能なカレンダー用紙と、
    上縁部と下縁部に前記カレンダー用紙のガイド溝を有する支持台とよりなり、
    前記支持台が複数台からなり、各支持台を任意の位置に固定する構成とすることによって 、大きさを可変可能としたことを特徴とする、
    複数月のカレンダーを掲示するカレンダー装置。
  2. 月別に折り曲げ可能なカレンダー用紙と、
    左縁部と右縁部に前記カレンダー用紙のガイド溝と下縁部に前記カレンダー用紙のストッパーを有する支持台とよりなり、
    前記支持台が複数台からなり、各支持台を任意の位置に固定する構成とすることによって 、大きさを可変可能としたことを特徴とする、
    複数月のカレンダーを掲示するカレンダー装置。
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