JP2015037835A - 薄物物品シート体 - Google Patents

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Abstract

【課題】付箋が必要な時に、読んでいる本のページを開いたままの状態で、また立ったままでも付箋貼りが楽にでき、しかも読んでいるページが変わっても付箋が簡単に貼れる薄物物品シート体を提供することにある。【解決手段】冊子などを閉じているときには薄物物品の冊子などからの突出をなくすし、冊子などのページを開いた状態で前記薄物物品を冊子などから突出可能とした薄物物品シート体であって、冊子などに取り付ける取付手段をシートに設け、取付手段から適宜の間隔で離れた位置に前記シートの表面側及び/又は裏面側に前記薄物物品を設け、前記薄物物品と前記取付手段との間に少なくとも1つ以上の折線を適宜の位置に設け、冊子などに取り付けた前記シートの前記折線を折るあるいは開くことにより前記薄物物品が冊子などから突出されるあるいは突出をなくすことができるようにしている。【選択図】図9

Description

本発明は、付箋紙束・メモパッド・薄物袋などの薄物物品とファイル・書籍・冊子などに取り付けるための取付手段とがシートに設けられた薄物物品付シート体と、付箋紙束・メモパッド・薄物袋などの薄物物品を取り付けるための薄物物品設置部とファイル・書籍・冊子などに取り付けるための取付手段を設けた薄物物品用シート体と、の薄物物品シート体に関する。
薄物物品として付箋紙束を使用した場合に効果が大きいので、付箋紙束を設けた例を中心に説明する。
付箋紙束を色々な箇所に取り付けられるよう付箋紙束をカバーで包んで、そのカバーの裏に粘着剤を設けたものが販売されている。(例えば非特許文献1と非特許文献2を参照。)また、貼って剥がせる粘着剤をメモパッドやシート状袋などの裏に設けて、色々な箇所に貼れるものが販売されている。
[平成24年5月22日検索]、インターネット<URL:http://www.kanmido.co.jp/product/cocofusen/index.html> [平成24年5月24日検索]<URL:http://www18.ocn.ne.jp/〜deza−ru/osusume10gatu.html>
非特許文献1の物と非特許文献2の物は、色々な箇所に取り付けられる点で、便利である。ところが、非特許文献1あるいは非特許文献2の物を本の表紙内側に貼ってある場合、読んでいるページに付箋を貼る必要が生じたときに、まず読んでいるページを閉じる。次にその付箋紙束が貼ってある表紙内側ページを開いて付箋を取り出し、更にその表紙内側ページを閉じてから、付箋を貼る必要のあるページを再び開き、その付箋を貼る。非特許文献1の物と非特許文献2の物では、このように複雑な動作をとることになり大変に不便である。
読んでいるページに付箋が必要な時に、そのページは開いたままの状態で、読んでいるページに付箋を付けることができ、更に立ったままでも付箋貼りが楽にできると大変に便利であると考えた。
更に付箋紙だけでなくメモパッド類・シート袋などの色々な薄物物品を設けることで更に便利なものにもなると考えた。
本発明は、前述の課題に着目してなされたものであって、付箋やメモ用紙などが必要な時に、システム手帳や本や辞書やノートなどの冊子体類の開いているページを閉じることなく、また表紙やブックカバーなどの別の箇所に設けられた付箋やメモ用紙などの箇所を開いて付箋紙を取り出したりもせずに、読んでいるページは開いたままの状態で、すなわちそのままの状態を保ちながら、また立ったままでも付箋貼りが楽にでき、しかも読んでいるページが変わっても付箋が簡単に貼れる薄物物品シート体を提供することにある。
このような薄物物品シート体を作るにはどうしたらよいか、試行錯誤した。
そして長めの矩形シートの側縁近くに、貼って剥がせる粘着剤を設けて冊子体に取り付けられるようにした。更に、粘着剤を設けた矩形シート面と反対の面で、かつ粘着剤が設けられた側縁と反対側縁近くに付箋束を設けた。
閉じた状態でも突出しないよう本の表紙の内側にこの矩形シートを貼り付けておく。本を読むときに、粘着剤部を本から剥がし、本を閉じた状態であっても付箋束が突出するように矩形シートを移動させて、本の表紙裏に取り付けて使ってみた。この時に課題が二つ見つかった。その一つは、薄物物品シート体を何度も本に貼ったり剥がしたりしているうちに粘着力が低下してしまうという点である。第2の課題は、薄物物品シート体を本に貼ったり剥がしたりする作業が意外に手間であるとい点である。
この二つの課題を解決するためには、薄物物品シート体を貼ったり剥がしたりして移動させない構造とする必要があった。そこで、薄物物品シート体は移動せずに付箋紙束を突出させたり引っ込めたりするにはどうしたらよいか更に試行錯誤した。そして辿り着いた方法が、薄物物品シート体を折り曲げる構造にすればよいということである。
このようにすることで、目的とする薄物物品シート体が実現できると考えた。
請求項1に記載の薄物物品シート体は、ファイル・書籍・冊子などを閉じているときには前記ファイル・書籍・冊子などから薄物物品設置部あるいは薄物物品の突出をなくすことが可能であるとともに、前記ファイル・書籍・冊子などのページを開いた状態で前記薄物物品設置部あるいは前記薄物物品を前記ファイル・書籍・冊子などからの突出を可能とした薄物物品シート体であって、前記ファイル・書籍・冊子などに取り付ける取付手段をシートに設け、前記取付手段から適宜の間隔で離れた位置に前記シートの表面側及び/又は裏面側に前記薄物物品設置部あるいは前記薄物物品を設け、前記薄物物品設置部あるいは前記薄物物品と前記取付手段との間に少なくとも1つ以上の折線を適宜の位置に設け、前記ファイル・書籍・冊子などに取り付けた前記シートの前記折線を折るあるいは開くことにより前記薄物物品設置部あるいは前記薄物物品が前記ファイル・書籍・冊子などから突出されるあるいは突出をなくすことができるようにしている。
請求項2に記載の薄物物品シート体は、ファイル・書籍・冊子などを閉じているときには前記ファイル・書籍・冊子などから薄物物品設置部あるいは薄物物品の突出をなくすことが可能であるとともに、前記ファイル・書籍・冊子などのページを開いた状態で前記薄物物品設置部あるいは前記薄物物品を前記ファイル・書籍・冊子などからの突出を可能とした薄物物品シート体であって、前記ファイル・書籍・冊子などに取り付ける取付手段をシートに設け、前記薄物物品シート体を折り曲げて使用する時に突出片が形成されるように、前記取付手段側に膨らんだ切込線で形成される前期突出片を前記取付手段から適宜な間隔で前記シートに設け、前記突出片の表面側及び/又は裏面側に前記薄物物品を設け、突出片根元部と前記取付手段との間に2つ以上の折線を前記突出片には形成されないよう前記シートに設け、少なくとも一つの前記折線は前記突出片の突出長さよりも小さな位置に設けて、前記取付手段を前記ファイル・書籍・冊子などに取り付けた状態で、前記突出片根元部に近い一つの折線を山折りし、前記取付手段に近い前記折線を谷折りしたときに、前記薄物物品が前記ファイル・書籍・冊子などの端から突出するようにしている。
請求項3に記載の薄物物品シート体は、請求項1・請求項2のいずれかに記載の薄物物品シート体において、前記ファイル・書籍・冊子などに取り付ける前記取付手段が粘着剤層あるいは接着剤層であって、前記シートの前記表面側及び/又は前記裏面側に前記粘着剤層あるいは前記接着剤層を設けている。
請求項4に記載の薄物物品シート体は、請求項3に記載の前記粘着剤層あるいは前記接着剤層の表面に剥離紙が貼付されている。
請求項5に記載の薄物物品シート体は、請求項1・請求項2のいずれかに記載の薄物物品シート体において、前記ファイル・書籍・冊子などに取り付ける前記取付手段を挟持部としている。
請求項6に記載の薄物物品シート体は、請求項1・請求項2のいずれかに記載の薄物物品シート体において、前記ファイル・書籍・冊子などに取り付ける前記取付手段を一つ以上の穴あるいは溝係止部としている。
本発明の薄物物品シート体に、薄物物品として付箋紙束を使用したものとして説明していく。
本発明の薄物物品シート体によれば、薄物物品シート体を本の表紙内側に取り付けて本を読むとき、薄物物品シート体の縦折線を折り曲げて付箋紙束を本から突出させておくことで、付箋を貼りたいページを開いたままの状態で、本などの端から突出している付箋紙束から付箋紙を取り、読んでいるそのページに付箋を貼ることができる。そして、本の端から突出できない従来の非特許文献1や非特許文献2などの物を表紙に貼り付けてあるような場合に、付箋を付ける必要のある現在のページを一度閉じてから表紙を開きそのページから付箋を取り出して、さらに付箋をするページを再度開いてようやく付箋を貼ることができるという煩わしさに比べて、本発明の薄物物品シート体は本や冊子やファイルなどを開いているときの付箋紙貼りが簡単にでき利便性が高いものとなっている。
実施例1の薄物物品シート体の展開平面図である。 実施例1の図1に示す線C1−C1に沿った断面図である。 実施例1の薄物物品シート体の斜視図である。 実施例1の薄物物品シート体がファイルや冊子などに保持された状態を示す図である。 実施例1の薄物物品シート体の図4に示す線C2−C2に沿った拡大部分断面図である。 実施例1の薄物物品シート体の突出片を突出させる途中状態を示す図である。 実施例1の薄物物品シート体における図6の作業が完全に終わった状態を示す図である。 実施例1の薄物物品シート体における図7の状態を上から見た時の図である。 実施例1の薄物物品シート体の使用状態を示す図である。 実施例2の薄物物品シート体の展開平面図である。 実施例2の図10に示す線C3−C3に沿った断面図である。 実施例2の薄物物品シート体がファイルや冊子などに保持された状態を示す図である。 実施例2の薄物物品シート体の図12に示す線C4−C4に沿った拡大部分断面図である。 実施例2の薄物物品シート体の突出片を突出させる途中状態を示す図である。 実施例2の薄物物品シート体における図14の作業が完全に終わった状態を示す図である。 実施例2の薄物物品シート体における図15の状態を上から見た時の平面図である。 実施例2の薄物物品シート体の使用状態を示す図である。 実施例3の薄物物品シート体の展開平面図である。 実施例3の図18に示す線C5−C5に沿った断面図である。 実施例4の薄物物品シート体の展開平面図である。 実施例4の図20に示す線C6−C6に沿った断面図である。 実施例4の薄物物品シート体がファイルや冊子などに保持された状態を示す図である。 実施例4の薄物物品シート体の図22における線C7−C7に沿った拡大部分断面図である。 実施例4の薄物物品シート体の突出片を突出させる途中状態を示す図である。 実施例4の薄物物品シート体における突出片の突出が終わった状態を示す図である。 実施例4の薄物物品シート体における図25の状態を上から見た時の平面図である。 実施例5の薄物物品シート体の展開平面図である。 実施例6の薄物物品シート体の展開平面図である。 実施例7の薄物物品シート体の展開平面図である。 実施例8の薄物物品シート体の展開平面図である。 実施例8の図30に示す線C8−C8に沿った断面図である。 実施例8の図30に示す折線を谷折りした時の線C8−C8に沿った断面図である。 実施例8の図32の状態を上から見た時の平面図である。 実施例8の薄物物品シート体がファイルや冊子などに保持された状態を示す図である。 実施例8の薄物物品シート体における突出片の突出が終わった状態を示す図である。
図1から図9に基づいて実施例1を説明する。
図1は、実施例1の薄物物品シート体(1)の展開平面図である。全体が略長方形である紙製のシート(2)の中心より左側の表面側(2a)に4種類の付箋の束でできた付箋紙束部(3)を設け、冊子(A)に取り付ける取付手段(5)として粘着剤層(51)をシート(2)の右側端近傍の裏面側(2b)に設け、付箋紙束部(3)と粘着剤層(51)との間に2つの縦折線(41、42)を設け、一つの縦折線(41)を山折りし縦折線(41)よりも右側にある縦折線(42)を谷折りしたときに付箋紙束部(3)がシート(2)の右端から突出すようにしてある。
図2は、図1に示す線C1−C1に沿った断面図である。図1では表示されていない粘着剤層(51)が表示されている。
図3は、実施例1の薄物物品シート体(1)の斜視図である。
次に実施例1の薄物物品シート体(1)の使い方にについて説明する。
薄物物品シート体(1)の粘着剤層(51)を例えば冊子(A)の表紙内側に取り付きけて使用する。その図の状態を示したのが図4である。
図5は、薄物物品シート体(1)の図4に示す線C2−C2に沿った拡大部分断面図である。
薄物物品シート体(1)の冊子(A)への取り付けが終わり、次に縦折線42は谷折りし縦折線41を山折りして、付箋紙束部(3)を冊子(A)から突出させる。図6が、薄物物品シート体(1)の付箋紙束部(3)を突出させる途中状態を示すもので、図5における縦折線42は谷折りし縦折線41は山折りしたときの断面図である。図7は、薄物物品シート体(1)における図6の作業が完全に終わり、付箋紙束部(3)が冊子(A)から突出している状態を示している。
図8は、薄物物品シート体(1)における図7の状態を上から見た時の図である。図9は、実施例1の薄物物品シート体(1)の使用状態を示す図である。この図9は、冊子(A)のあるページを開いている状態である。このページで付箋(31)を貼る必要が出た場合には、突出している付箋紙束部(3)から付箋(31)を剥がし取りその開いているページに貼り付ける。
冊子(A)の読みを終えて閉じる時には、薄物物品シート体(1)を貼り付けてあるページを開き、薄物物品シート体(1)の縦折線(41、42)を引き延ばして平らにして、突出部分を仕舞い込み、それから冊子(A)を閉じる。
実施例1においては付箋紙束部(3)と取付手段である粘着剤層(51)との間に2本の縦折線(41、42)を設けているが、3本以上設けてもよい。3本以上設けた場合には、突片の突出距離を変更できる利点がある。
図10から図17に基づいて実施例2を説明する。実施例2のシート(2)はプラスチック製で、冊子などに取付ける手段として挟持部(6)を一体化して成型加工されたものである。
図10は、実施例2の薄物物品シート体(1)の展開平面図で、図11は、実施例2の図10に示す線C3−C3に沿った断面図である。
冊子(A)に取り付ける手段としてシート(2)の右端近傍の裏面側(2b)に挟持部(6)を設け、挟持部(6)よりも左側に、一つの突出片根元部(10)と他の突出片根元部(11)とを挟持部(6)側に膨らんだ形で繋げられた切込み線(8)で形成される略コの字状の突出片(9)をシート(2)に設け、突出片(9)の表面側(9a)に前記付箋紙束部(3)を設け、突出片根元部(10、11)で断線された縦折線(41、41)を設けて、挟持部(6)と突出片(9)との間に一つの縦折線(42)を設け、縦折線(41、41)を山折りし縦折線(42)を谷折りしたときに付箋紙束部(3)がシート(2)の右端から突出するようにしている。
図12は、実施例2の薄物物品シート体(1)が挟持部(6)により冊子(A)に保持された状態を示す図である。
図13は、実施例2の薄物物品シート体(1)の図12に示す線C4−C4に沿った拡大部分断面図である。
図14は、実施例2の薄物物品シート体(1)の突出片(9)を突出させる途中状態を示すもので、図13における縦折線42は谷折りし縦折線41は山折りしたときの断面図である。
図15は、実施例2の薄物物品シート体(1)における図14の作業が完全に終わった状態を示している。この状態で、突出片(9)が冊子(A)の端から突出している。
図16は、実施例2の薄物物品シート体(1)における図15の状態を上から見た時の平面図である。
図17は、実施例2の薄物物品シート体(1)の使用状態を示す図である。
使い方は、実施例1と同じである。付箋(31)を貼る場合には、開いたページをそのままにして、付箋紙束(3)から付箋(31)を剥がして、そのページに付箋(31)を貼り付ける。閉じる時も実施例1と同じである。実施例による挟持具はコの字状をしたクリップであるが、冊子などを挟めるものであれば色々な構造の挟持具であるクリップを使用してもよい。
実施例3を図18と図19で説明する。
図18は、実施例3の薄物物品シート体(1)の展開平面図である。
実施例3の薄物物品シート体(1)は、実施例2の薄物物品シート体(1)を変形させたものであって、シート(2)の上側の側縁端まで突出片(9)を寄せたものである。突出片根元部(11)から下に縦折線(41)を、挟持部(5)よりわずかに左側に縦折線(42)を設けている。突出片根元部(11)からほぼ水平に右側に縦折線(42)の手前まで延ばしそこから上に向かってシート(2)の上側端縁まで切り込んだ切込線(8)を設けている。
図19は、実施例3の図18に示す線C5−C5に沿った断面図である。シート(2)の右端近傍の裏面側(2b)に冊子(A)などに取り付けるための挟持部(6)を設けている。
使用方法は、実施例2の物と同じである。挟持部(6)を冊子(A)に取り付けて、使用するときには、縦折線(42)を谷折りし、縦折線(41)を山折りする。読み終わった冊子(A)を閉じるときには、折り曲げた縦折線(42)と縦折線(41)をまっすぐ伸ばして、突出箇所がないようにする。
実施例4を図20から図26で説明する。
図20は、実施例4の薄物物品シート体(1)の展開平面図である。
全体が略長方形である紙製のシート(2)の中心より左側の裏面側(2b)に4種類の付箋の束でできた付箋紙束部(3)を設け、冊子(A)に取り付ける取付手段(5)として粘着剤層(51)をシート(2)の右側端近傍に設け、付箋紙束部(3)と粘着剤層(51)との間に1つの縦折線(42)を設け、縦折線(42)を谷折りしたときに裏面側(2b)に設けられている付箋紙束部(3)がシート(2)の右端から突出するようにしてある。
図21は、図20に示す線C6−C6に沿った薄物物品シート体(1)の断面図である。図20では表示されていない粘着剤層(51)が表示されている。
次に実施例4の薄物物品シート体(1)の使い方にについて説明する。薄物物品シート体(1)を例えば冊子(A)の表紙内側に取り付けて使用する。その図の状態を示したのが図22である。
図23は、薄物物品シート体(1)の図22で示す線C7−C7に沿った拡大部分断面図である。薄物物品シート体(1)の冊子(A)への取り付けが終わり、次に縦折線42を谷折りし、裏表面(2b)に設けられている付箋紙束部(3)を冊子(A)から突出させる。図24が、箋紙付シート体(1)の付箋紙束部(3)を突出させる途中状態を示すものである。図25は、図24の作業が完全に終わり、付箋紙束部(3)が冊子(A)から突出している状態を示している。図26は、図25の状態を上から見た時の平面図である。
実施例5を図27で説明する。実施例5は、実施例4における変形である。図27は、実施例5の薄物物品シート体(1)の展開平面図である。システム手帳などのリングなどに取り付け可能としたものであり、更に冊子(A)などに取り付け可能とする粘着剤層(51)をシート(2)の裏側に設けている。
略長方形である紙製のシート(2)の中心より左側の表面側(2a)に薄物物品設置部(3a)を印刷で設け、システム手帳などのリングに取り付けるために係止溝(13)をシート(2)の右側端近傍に設け、薄物物品設置部(3a)と係止溝(13)との間に縦折線(42)を設け、更に縦折線(42)と係止溝(13)との間のシート(2)裏側に粘着剤層(51)を設けている。縦折線(42)を谷折りした状態で手帳などに取り付けるので、システム手帳などの端から突出しないような位置に縦折線(42)が設けられている。縦折線(42)を広げることで薄物物品設置部(3a)がシステム手帳などの端から突出するようになっている。
薄物物品設置部(3a)は位置を印刷線で囲んで示した例である。この線は、凹凸を設けて示してもよい。薄物物品設置部(3a)に粘着剤や糊などで付箋束を貼りつけて使用する。
実施例6を図28で説明する。実施例6は、実施例5における取付手段を穴(12)とした実施例である。縦に並べて設けた4個の穴(12)に対して横折線(43)をほぼ直角に設けている。
次に実施例6の薄物物品シート体(1)の使い方にについて説明する。薄物物品設置部(3a)には、まだ付箋紙などが付いていないので、利用者が自分に合った付箋を用意して自分で取り付けてから使用する。この実施例6においては、システム手帳などの上側に取り付けて使用するのがよい。シート(2)の横折線(43)を谷折りにしてからシステム手帳などに取り付けておく。そして必要な時に横折線(43)を折り返してシート(2)を開く。この実施例6の物はシステム手帳の上端側に薄物物品設置部(3a)が突出することになる。
実施例7を図29で説明する。実施例7は実施例5の変形である。薄物物品設置部(3a)は、裏面に設けてあり、斜め折線(44)と斜め折線(45)をほぼ中央の位置に設けている。斜め折線(44)と斜め折線(45)とは折らずにシート(2)は広げた状態のままシステム手帳のリンクなどに係止溝(13)を取り付けて、シート(2)を取り付ける。
使用方法について説明する。システム手帳などの上端に取り付けられた薄物物品シート体(1)の斜め折線(44)を谷折りすることで薄物物品設置部(3a)が上側に突出する。システム手帳などの下端に取り付けられた薄物物品シート体(1)の斜め折線(45)を谷折りすることで薄物物品設置部(3a)が下側に突出する。
図30から図35に基づいて実施例8を説明する。
図30は、実施例8の薄物物品シート体(1)の展開平面図である。全体が略長方形である紙製のシート(2)の中心より左側の表面側(2a)に4種類の付箋の束でできた付箋紙束部(3)を設け、冊子(A)に取り付けるための粘着剤層(51)をシート(2)の中心よりも左側の裏面側(2b)に設け、付箋紙束部(3)と粘着剤層(51)との間に1つの縦折線(41)を設けている。
図31は、図30に示す線C8−C8に沿った断面図である。
図32は、実施例8の薄物物品シート体(1)の縦折線(41)を谷折りし閉じた状態の断面図である。
図33は、図32の状態を上から見た時の図である。
図34は、縦折線(41)を谷折りした状態の薄物物品シート体(1)の粘着剤層(51)を冊子(A)の端から少し内側に張り付けた時の使用状態を示す図である。
図35は、図34の状態から縦折線(41)を折り返し広げた時の状態を示したものである。このようにすることで付箋紙束部(3)を冊子(A)から突出させることが可能となる。
なお、本発明は前述した実施形態に限るものではない。実施例では紙シートを使用しているが紙シート以外の材料シートであってもよい。また形状・寸法・取付手段位置・薄物物品などは、ここに示した実施例に限らず、機能が発揮できる条件で、いろいろ変更が可能である。例えば、シート端近傍に設けられている取付手段の位置からシートを更に延ばして宣伝用に利用できる面積を設けてもよい。シートの形状・大きさは自由であるから、機能が損なわれない範囲で、薄物物品シート体の表側面あるいは裏側面に予備の付箋紙束を張り付けておいてもよい。また、挟持部は、シートと別体として取り付けてもよい。さらに、付箋に替わりメモ用紙なども使用できる。更に薄物小物であれば色々なものを付けて便利に使用できる。付箋紙などを設けた個所にその貼り付け位置を示して、付箋紙は別体とし、色々な形状や大きさの付箋紙などを利用者が設けるようにしてもよい。
薄物物品設置部としては、印刷で示した設置部、粘着剤などをあらかじめ設けておく設置部、凹凸で示す設置部など色々な方法が適用できるが、設置場所を指定せずに薄物物品が設置できる場所がシートに確保されているだけの薄物物品設置部であってもよい。
粘着剤層の粘着力は用途によって色々な強さの物を利用してもよい。更に、実際に商品化する場合には粘着剤層の表面に剥離紙を設けておくのが最適である。
シート本体に点字を設けるか、点字シートを張り付けることで、目の見えない方には、大変便利になる。
更に、折線の角度も、その効果が期待てきる範囲で色々な角度に変更してもよい。
A 冊子
1 薄物物品シート体
2 シート
2a 表面側
2b 裏面側
3 付箋紙束部
31 付箋
3a 薄物物品設置部
41 縦折線
42 縦折線
43 横折線
44 斜め折線
45 斜め折線
5 取付手段
51 粘着剤層
6 挟持部
8 切込線
9 突出片
9a 表面側
10 突出片根元部
11 突出片根元部
12 穴
13 係止溝

Claims (6)

  1. ファイル・書籍・冊子などを閉じているときには前記ファイル・書籍・冊子などから薄物物品設置部あるいは薄物物品の突出をなくすことが可能であるとともに、前記ファイル・書籍・冊子などのページを開いた状態で前記薄物物品設置部あるいは前記薄物物品を前記ファイル・書籍・冊子などからの突出を可能とした薄物物品シート体であって、前記ファイル・書籍・冊子などに取り付ける取付手段をシートに設け、前記取付手段から適宜の間隔で離れた位置に前記シートの表面側及び/又は裏面側に前記薄物物品設置部あるいは前記薄物物品を設け、前記薄物物品設置部あるいは前記薄物物品と前記取付手段との間に少なくとも1つ以上の折線を適宜の位置に設け、前記ファイル・書籍・冊子などに取り付けた前記シートの前記折線を折るあるいは開くことにより前記薄物物品設置部あるいは前記薄物物品が前記ファイル・書籍・冊子などから突出されるあるいは突出をなくすことができるようにしたことを特徴とする薄物物品シート体。
  2. ファイル・書籍・冊子などを閉じているときには前記ファイル・書籍・冊子などから薄物物品設置部あるいは薄物物品の突出をなくすことが可能であるとともに、前記ファイル・書籍・冊子などのページを開いた状態で前記薄物物品設置部あるいは前記薄物物品を前記ファイル・書籍・冊子などからの突出を可能とした薄物物品シート体であって、前記ファイル・書籍・冊子などに取り付ける取付手段をシートに設け、前記薄物物品シート体を折り曲げて使用する時に突出片が形成されるように、前記取付手段側に膨らんだ切込線で形成される前期突出片を前記取付手段から適宜な間隔で前記シートに設け、前記突出片の表面側及び/又は裏面側に前記薄物物品を設け、突出片根元部と前記取付手段との間に2つ以上の折線を前記突出片には形成されないよう前記シートに設け、少なくとも一つの前記折線は前記突出片の突出長さよりも小さな位置に設けて、前記取付手段を前記ファイル・書籍・冊子などに取り付けた状態で、前記突出片根元部に近い一つの折線を山折りし、前記取付手段に近い前記折線を谷折りしたときに、前記薄物物品が前記ファイル・書籍・冊子などの端から突出するようにしたことを特徴とする薄物物品シート体。
  3. 前記ファイル・書籍・冊子などに取り付ける前記取付手段が粘着剤層あるいは接着剤層であって、前記シートの前記表面側及び/又は前記裏面側に前記粘着剤層あるいは前記接着剤層を設けていることを特徴とする請求項1・請求項2のいずれかに記載の薄物物品シート体。
  4. 前記粘着剤層あるいは前記接着剤層の表面に剥離紙が設けられていることを特徴とする請求項3に記載の薄物物品シート体。
  5. 前記ファイル・書籍・冊子などに取り付ける前記取付手段が挟持部であることを特徴とする請求項1・請求項2のいずれかに記載の薄物物品シート体。
  6. 前記ファイル・書籍・冊子などに取り付ける前記取付手段が一つ以上の穴あるいは溝係止部であることを特徴とする請求項1・請求項2のいずれかに記載の薄物物品シート体。
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