JP6471666B2 - 通信装置 - Google Patents

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本発明は、通信装置に関し、特に、電話回線に接続されて使用される、ファクシミリ機能を有した通信装置に関する。
電話回線に接続されて使用される、ファクシミリ機能を有した通信装置においては、電話回線に接続するためのモジュラージャック(回線端子)に、電話回線に繋がれたモジュラーケーブルが正しく装着されているか否かを検出する技術が採用されている。例えば、下記の特許文献1には、電話回線の供給電圧の値に基づいて、電話回線に繋がれた回線接続コード(モジュラーケーブル)が正しく装着されているか否かを判定し、正しく装着されていないと判定すると、その旨を表示することが記載されている。
特開2001−53895号公報
ファクシミリ機能を有した通信装置においては、電話回線を接続するためのモジュラージャックだけでなく、通話用の電話機を接続するためのモジュラージャックが設けられているものがある。
これら2つのモジュラージャックは中継線を介して接続されるが、ファクシミリ通信が行われる時、中継線は遮断され、電話機側からのノイズが通信データに入るのを防止している。例えば、CEG信号(被呼端末識別信号)を受信し、相手先が受信モードであることが分かると、この中継線は遮断される。
ここで、これらモジュラージャックには、同一形状のものが採用されることが多いため、電話回線側のモジュラージャックに、電話機に繋がれたモジュラーケーブルを装着し、電話機側のモジュラージャックに、電話回線に繋がれたモジュラーケーブルを装着するという、モジュラージャックへの誤接続が生じる場合がある。
このような誤接続が生じた場合でも、電話機を用いた通話については支障なく行えるが、ファクシミリ通信が行われる時には、中継線が遮断され、電話回線が遮断されることになるので、ファクシミリ通信はできない。
また、中継線が遮断されるのは、CEG信号を受信した後であり、相手先と電話回線が繋がってからなので、ファクシミリ通信ができないにも拘わらず、通信料が掛かってしまう。
従って、特許文献1に記載されたように、電話回線に接続するためのモジュラージャックに、電話回線に繋がれたモジュラーケーブルが正しく装着されているか否かを検出し、正しく装着されていない場合に、その旨を表示するだけでは不十分である。
本発明は、上記の事情に鑑みなされたものであり、電話回線、電話機それぞれを接続するための接続端子への誤接続が生じた場合に、無駄な通信料が発生するなどの不都合を解消することを目的とする。
本発明の一局面に係る通信装置は、電話回線を接続するための回線側接続端子と、
電話機へ接続するための電話機側接続端子と、
前記電話機側接続端子を前記電話回線に繋げるために、前記電話機側接続端子と前記回線側接続端子とを接続するための中継線と、
前記電話回線を用いたファクシミリ通信が行われる時、前記中継線を遮断するスイッチ部と、
前記電話回線に供給される供給電圧を検出する電圧検出部と、
前記スイッチ部を制御して前記中継線を遮断した状態で前記電圧検出部により検出される電圧の大きさに基づいて、前記回線側接続端子及び前記電話機側接続端子への誤接続が生じているか否かを判定する誤接続判定部と、
前記誤接続判定部により前記誤接続が生じていると判定された場合に、前記電話回線を用いたファクシミリ通信の使用を禁止する処置実行部と、を備える。
また、本発明の一局面に係る通信装置は、電話回線へ接続するための回線側接続端子と、
電話機を接続するための電話機側接続端子と、
前記電話機側接続端子を前記電話回線に繋げるために、前記電話機側接続端子と前記回線側接続端子とを接続するための電話機側中継線と、
前記電話機側中継線と前記回線側接続端子とを接続するための回線側中継線と、
前記電話回線を用いたファクシミリ通信が行われる時、前記電話機側中継線を遮断する電話機側スイッチ部と、
前記回線側中継線を遮断する回線側スイッチ部と、
電話回線の供給電圧を検出する電圧検出部と、
前記スイッチ部を制御して前記電話機側中継線を遮断し、前記電圧検出部により検出される電圧の大きさから、前記回線側接続端子及び前記電話機側接続端子への誤接続が生じているか否かを判定する誤接続判定部と、
前記誤接続判定部により前記誤接続が生じていると判定された場合、前記電話回線を用いたファクシミリ通信が行われる時、前記回線側スイッチ部を制御して、前記電話機側中継線ではなく前記回線側中継線を遮断する処置実行部と、を備える。
本発明の一局面に係る通信装置によれば、電話機側接続端子と回線側接続端子とを接続するための中継線が遮断されたときに検出される電話回線の供給電圧の大きさから、これら端子への誤接続が生じているか否かが判定され、これら端子への誤接続が生じていると判定された場合、電話回線を用いたファクシミリ通信の使用が禁止されるので、無駄な通信料が発生するなどの不都合を解消することができる。
これら端子への接続が正しく行われている場合には、電話回線からの給電により、電話回線の供給電圧は例えば48V程度になる。これに対し、これら端子への誤接続が生じている場合、中継線が遮断されると、電話回線も遮断されるので、電話回線からの給電が無くなり、供給電圧は上記48Vよりも低いレベルとなる。従って、中継線が遮断されたときの電話回線の供給電圧の大きさから、これら端子への誤接続が生じているか否かを適切に判定することができる。
また、本発明の一局面に係る通信装置によれば、回線側接続端子及び電話機側接続端子への誤接続が生じていると判定された場合、電話回線を用いたファクシミリ通信が行われる時、電話機側接続端子(実際には、電話回線と接続されている端子)と回線側接続端子(実際には、電話機が接続されている端子)とを接続するための電話機側中継線は遮断されず、回線側中継線が遮断される。
従って、ファクシミリ通信が行われる時、電話機と電話回線とを繋ぐ中継線は遮断されるが、電話回線は遮断されないので、電話回線を用いたファクシミリ通信ができ、電話機からのノイズが通信データに入るのを防止することもできる。
本発明の第1実施形態に係る通信装置としての画像形成装置の主要内部構成を概略的に示した機能ブロック図である。 第1実施形態に係る通信装置としての画像形成装置のファクシミリ通信部及びその周辺部の主要内部構成を概略的に示した機能ブロック図である。 制御ユニットにおける処理動作の一例を示した図である。 モジュラージャックへの誤接続が生じている状態を示したフローチャートである。 制御ユニットにおける処理動作の一例を示したフローチャートである。 第2実施形態に係る通信装置としての画像形成装置のファクシミリ通信部及びその周辺部の主要内部構成を概略的に示した機能ブロック図である。 制御ユニットにおける処理動作の一例を示したフローチャートである。 制御ユニットにおける処理動作の一例を示したフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態に係る通信装置について図面を参照して説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る通信装置としての画像形成装置の主要内部構成を概略的に示した機能ブロック図である。画像形成装置1は、例えば、コピー機能、プリンター機能、スキャナー機能、及びファクシミリ機能のような複数の機能を兼ね備えた複合機であり、制御ユニット10、原稿給送部6、原稿読取部5、画像形成部12、画像メモリー32、HDD(Hard Disk Drive)92、定着部13、操作部47、ファクシミリ通信部71、及びネットワークインターフェイス部91を含んで構成されている。
原稿給送部6は、読取対象の原稿を原稿読取部5へ給送する。
原稿読取部5は、制御ユニット10を構成する制御部100による制御の下、光照射部及びCCD(Charge Coupled Device)センサー等を有する読取機構(図示せず)を備えており、原稿読取部5は、光照射部を使って原稿を照射し、その反射光をCCDセンサーで受光することによって、原稿から画像を読み取る。
画像形成部12は、印刷すべき画像のトナー像を用紙上に形成する。
画像メモリー32は、原稿読取部5による読み取りで得られた原稿の画像データを一時的に記憶したり、画像形成部12のプリント対象となるデータを一時的に保存したりするための領域である。
HDD92は、原稿読取部5によって読み取られた原稿画像等を記憶する大容量の記憶装置である。
定着部13は、用紙上のトナー像を、熱圧着により用紙に定着させる。
操作部47は、画像形成装置1が実行可能な各種動作及び処理について操作者から画像形成動作実行指示や原稿読取動作実行指示等の指示を受け付ける。操作部47は、操作者への操作案内等を表示する表示部473を備えている。表示部473はタッチパネルになっており、操作者は画面表示されるボタンやキーに触れて画像形成装置1を操作することができる。
ファクシミリ通信部71は、図示しない符号化・複合化部、変復調部、及びNCU(Network Control Unit)等を備え、公衆電話回線網を用いてのファクシミリの通信を行うものである。
ネットワークインターフェイス部91は、LAN(Local Area Network)ボード等の通信モジュールを含んで構成され、ネットワークインターフェイス部91に接続されたLAN等を介して、ローカルエリア内、又はインターネット上のパーソナルコンピューター等の外部装置20と種々のデータの送受信を行うものである。
制御ユニット10は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、及び専用のハードウェア回路を含んで構成される。制御ユニット10は、画像形成装置1の全体的な動作制御を司る制御部100と、誤接続判定部101と、処置実行部102と、監視部103と、を備えている。
制御ユニット10は、HDD92にインストールされている制御プログラムに従った動作により、制御部100、誤接続判定部101、処置実行部102、及び監視部103として機能するものである。但し、制御部100等は、制御ユニット10による制御プログラムに従った動作によらず、それぞれハードウェア回路により構成することも可能である。以下、特に触れない限り、各実施形態について同様である。
制御部100は、原稿搬送部6、画像読取部5、画像形成部12、画像メモリー32、HDD92、定着部13、操作部47、ファクシミリ通信部71、及びネットワークインターフェイス部91と接続され、これら各部の駆動制御を行う。なお、誤接続判定部101、処置実行部102、及び監視部103については、図2を用いて後で詳しく説明する。
図2は、ファクシミリ通信部71及びその周辺部の主要内部構成を概略的に示した機能ブロック図である。なお、図1に示した画像形成装置1と同様の構成部分については同符号を付し、ここではその詳しい説明を省略する。
2線式の電話回線Lは、2本の通信線L1,L2で構成され、交換機80と接続されている。電話回線Lは、画像形成装置1が設置される建造物の壁81まで延びており、そこでモジュラージャックJ1が形成されている。
画像形成装置1は、制御ユニット10、操作部47、ネットワークインターフェイス部91、及びファクシミリ通信部71を含んで構成され、画像形成装置1の本体側面には、モジュラージャックJ2,J3が形成されている。
モジュラーケーブルCAは、2本の通信線CA1,CA2で構成され、その一端を壁81に形成されたモジュラージャックJ1に装着し、他端を画像形成装置1に設けられたモジュラージャックJ2に装着することによって、電話回線Lに画像形成装置1を繋げることができる。なお、モジュラージャックJ2は、特許請求の範囲における回線側接続端子の一例となる。
モジュラーケーブルCBは、長さの違いはあったとしてもモジュラーケーブルCAと同様のものであり、2本の通信線CB1,CB2で構成され、その一端を電話機82に装着し、他端を画像形成装置1に設けられたモジュラージャックJ3に装着することによって、電話機82を画像形成装置1に繋げることができる。なお、図示しないが、電話機82にも、画像形成装置1に設けられているモジュラージャックJ3と同様のモジュラージャックが形成されている。また、モジュラージャックJ3は、特許請求の範囲における電話機側接続端子の一例となる。
ファクシミリ通信部71は、モデム72とNCU73とを備えるとともに、モデム72はNCU73と接続され、モデム72は制御ユニット10と接続されている。NCU73は、通信線A1,A2を有する接続線Aを介して、モジュラージャックJ2に接続されている。
モジュラージャックJ3は、通信線B1,B2を有する中継線Bを介して、モジュラージャックJ2に接続されている。すなわち、電話機82は交換機80(電話回線L)に接続されている。
中継線Bの通信線B1には、通信線B1を遮断するためのリレー75が設けられている。リレー75は、電話機82と交換機80とを接続したり、切断したりするために設けられ、制御ユニット10によってオン・オフが制御される。例えば、電話回線Lを用いたファクシミリ通信が行われる時、電話機82からのノイズが通信データに入らないようにリレー75はオフされる。なお、リレー75は、特許請求の範囲におけるスイッチ部の一例となる。
接続線Aの通信線A1,A2の間には、抵抗76が設けられ、NCU73は、通信線A1と通信線A2との間の電圧(電話回線Lの供給電圧)を検出する電圧検出部74を備える。NCU73の電圧検出部74で検出された電圧値を示すデジタルデータは、モデム72を介して、制御ユニット10へ送信される。
制御ユニット10に備えられる誤接続判定部101は、リレー75を制御して中継線Bの通信線B1を遮断し、電圧検出部74により検出される電圧の大きさから、モジュラージャックJ2,J3への誤接続が生じているか否かを判定する。例えば、誤接続判定部101は、モジュラージャックJ2に対して正確にモジュラーケーブルCAが接続された場合に生じる予め定められた電圧と、モジュラージャックJ3に対して正確にモジュラーケーブルCBが接続された場合に生じる予め定められた電圧とを記憶しており、電圧検出部74により検出される電圧が、これら予め定められた電圧に一致する場合に、モジュラージャックJ2に対して正確にモジュラーケーブルCAが接続されており、モジュラージャックJ3に対して正確にモジュラーケーブルCBが接続されていると判定する。他方、誤接続判定部101は、電圧検出部74により検出される電圧が、これら予め定められた電圧に一致しない場合に、モジュラージャックJ2に対して正確にモジュラーケーブルCAが接続されておらず、モジュラージャックJ3に対して正確にモジュラーケーブルCBが接続されていないと判定する。
処置実行部102は、誤接続判定部101による判定結果に応じた適切な処置を行う。処置実行部102は、例えば、誤接続判定部101によりモジュラージャックJ2,J3への誤接続が生じていると判定された場合、電話回線Lを用いたファクシミリ通信の使用を禁止する。
監視部103は、電圧検出部74により検出される電圧の変化から、モジュラージャックJ2,J3に対するモジュラーケーブルCA,CBの接続状態及び非接続状態が連続して生じたかを監視する。すなわち、監視部103は、監視部103が、モジュラーケーブルCA,CBがモジュラージャックJ2,J3から一旦引き抜かれた後、再度装着されたか否か(すなわち、モジュラージャックJ2,J3に対するモジュラーケーブルCA,CBの装着のやり直しが行われたか否か)を監視する。
次に、制御ユニット10で行われる処理動作について、図3に示したフローチャートに基づいて説明する。なお、この処理動作は、電源が投入され、ファクシミリ通信部71が使用可能な状態になったときに行われる処理動作である。
まず、誤接続判定部101が、ファクシミリ通信部71のリレー75をオフに制御して、中継線Bを遮断し、電圧検出部74により検出される電圧の大きさからモジュラージャックJ2,J3への誤接続が生じているか否かを判定する(S1)。
図4は、モジュラージャックJ2,J3に対する誤接続が生じている場合を示した図であり、モジュラーケーブルCAの一端がモジュラージャックJ1に装着されているが、他端はモジュラージャックJ3に装着されている。また、モジュラーケーブルCBの一端が電話機82に装着されているが、他端はモジュラージャックJ2に装着されている。
図2に示したように、モジュラージャックJ2,J3に対する誤接続が生じていない場合、リレー75をオフしても、ファクシミリ通信部71は交換機80(電話回線L)から給電されるが、図4に示したように、モジュラージャックJ2,J3に対する誤接続が生じている場合、リレー75をオフすると、電話回線Lが切断されるので、交換機80(電話回線L)からの給電が無くなる。従って、リレー75をオフしたときに電圧検出部74により検出される電圧の大きさからモジュラージャックJ2,J3への誤接続が生じているか否かを判定することができる。
誤接続判定部101が、モジュラージャックJ2,J3への誤接続が生じていないと判定すれば(S1でNO)、S1へ戻る。
一方、誤接続判定部101が、モジュラージャックJ2,J3への誤接続が生じていると判定すれば(S1でYES)、誤接続判定部101は、リレー75をオンに制御し(S2)、処置実行部102が、モジュラージャックJ2,J3への誤接続が生じていることを示すメッセージを表示部473に表示する(S3)。
次に、処置実行部102が、画像形成装置1がIP−FAX対応機であるか否か(すなわち、IP−FAXによるファクシミリ機能を有しているか否か)を判断し(S4)、処置実行部102が、画像形成装置1がIP−FAX対応機であると判断すれば(S4でYES)、処置実行部102が、ネットワークインターフェイス部91の状態に基づいて、画像形成装置1がネットワーク環境に接続され、IP−FAXによるファクシミリ通信が使用できる状態にあるか否かを判断する(S5)。
処置実行部102が、IP−FAXによるファクシミリ通信が使用できる状態にあると判断すれば(S5でYES)、処置実行部102は、ファクシミリ通信の使用を許可する(S6)。但し、G3−FAXによるファクシミリ通信(電話回線Lを用いたファクシミリ通信)の使用については禁止する。
具体的には、G3−FAXの受信モードを「手動受信モード」に設定することによって、G3−FAXによるファクシミリ通信ができないにも拘わらず、G3−FAXが受信動作に自動的に切り替わるのを防止する。また、ユーザーからファクシミリ送信が指示された場合には、IP−FAXを使ってファクシミリ送信を行う。
一方、処置実行部102が、画像形成装置1がIP−FAX対応機でないと判断し(S4でNO)、又は処置実行部102が、IP−FAXによるファクシミリ通信が使用できる状態にないと判断すれば(S5でNO)、処置実行部102は、ファクシミリ通信の使用を禁止する(S7)。
ファクシミリ通信の使用を禁止する具体例としては、処置実行部102が、表示部473に表示される操作画面上での操作を制限することによって、ファクシミリ機能に対応する選択ボタンを選択不可としたり、処置実行部102が、ファクシミリ通信部71に、外部装置20(例えば、パソコン)からのファクシミリ送信の指示を受け付けさせないようにしたりすること等がある。また、処置実行部102は、画像形成装置1ファクシミリ受信モードを「手動受信モード」に設定することによって、ファクシミリ通信ができないにも拘わらず、受信動作に自動的に切り替わるのを防止するようにしてもよい。
次に、制御ユニット10で行われる処理動作について、図5に示したフローチャートに基づいて説明する。なお、この処理動作は、モジュラージャックJ2,J3への誤接続が解消されていない場合に行われる処理動作である。
まず、監視部103が、電圧検出部74により検出される電圧の変化を監視し(S11)、監視部103が、モジュラーケーブルCA,CBがモジュラージャックJ2,J3から一旦引き抜かれた後、再度装着されたか否か(すなわち、モジュラージャックJ2,J3に対するモジュラーケーブルCA,CBの装着のやり直しが行われたか否か)を判断する(S12)。
リレー75がオンされていれば、モジュラージャックJ2,J3への誤接続が生じていても、交換機80(電話回線L)からファクシミリ通信部71へ給電されるため、電圧検出部74によって電圧が検出されるが、モジュラーケーブルCA,CBがモジュラージャックJ2,J3から引き抜かれると、交換機80からの給電は無くなるので、電圧検出部74によって電圧は検出されない。従って、電圧検出部74により検出される電圧の変化から、モジュラージャックJ2,J3に対するモジュラーケーブルCA,CBの装着のやり直しが行われたか否かを判断することができる。
監視部103が、モジュラージャックJ2,J3に対するモジュラーケーブルCA,CBの装着のやり直しが行われていないと判断すれば(S12でNO)、S11へ戻る。
一方、監視部103が、モジュラージャックJ2,J3に対するモジュラーケーブルCA,CBの装着のやり直しが行われたと判断すれば(S12でYES)、誤接続判定部101が、リレー75をオフに制御して、中継線Bを遮断し、電圧検出部74により検出される電圧の大きさからモジュラージャックJ2,J3へモジュラーケーブルCA,CBが正しく装着され、誤接続が解消されたか否かを判定する(S13)。
誤接続判定部101が、モジュラージャックJ2,J3への誤接続が解消されていないと判定すれば(S13でNO)、S11へ戻る。
一方、誤接続判定部101が、モジュラージャックJ2,J3への誤接続が解消されたと判定すれば(S13でYES)、誤接続判定部101は、リレー75をオンに制御し(S14)、処置実行部102が、モジュラージャックJ2,J3への誤接続が解消されたことを示すメッセージを表示部473に表示する(S15)。
次に、処置実行部102が、ファクシミリ通信の使用が制限されているか否かを判断し(S16)、処置実行部102が、ファクシミリ通信の使用が制限されていると判断すれば(S16でYES)、処置実行部102が、ファクシミリ通信の使用制限を解除する(S17)。一方、処置実行部102が、ファクシミリ通信の使用が制限されていないと判断すれば(S16でNO)、そのままこの処理動作を終了する。
上記実施形態によれば、モジュラージャックJ2とモジュラージャックJ3とを接続するための中継線Bが遮断されたときに検出される電話回線Lの供給電圧の大きさから、これらモジュラージャックJ2,J3への誤接続が生じているか否かが判定され、これらモジュラージャックJ2,J3への誤接続が生じていると判定された場合、G3−FAXによるファクシミリ通信の使用が禁止されるので、無駄な通信料が発生するなどの不都合を解消することができる。従来は、中継線が遮断されるのは、CEG信号を受信した後であり、相手先と電話回線が繋がってからなので、ファクシミリ通信ができないにも拘わらず通信料が掛かってしまう事態が生じていたが、本実施形態に係る画像形成装置1では、このような事態は生じない。
また、IP−FAXによるファクシミリ通信が使用できる場合には、ファクシミリ通信の使用が全て禁止されるわけではないので、使い勝手が悪くなるのを防止することができる。
図6は、第2実施形態に係る通信装置としての画像形成装置のファクシミリ通信部及びその周辺部の主要内部構成を概略的に示した機能ブロック図である。図2に示した第1実施形態に係る通信装置としての画像形成装置1とは、中継線BとモジュラージャックJ2とを接続するための(通信線C1,C2を有する)中継線Cの通信線C1を遮断するためのリレー77が設けられている点で相違している。また、リレー77は、制御ユニット10によってオン・オフが制御される。なお、リレー77は、特許請求の範囲における回線側スイッチ部の一例となる。
次に、制御ユニット10で行われる処理動作について、図7に示したフローチャートに基づいて説明する。なお、この処理動作は、電源が投入され、ファクシミリ通信部71が使用可能な状態になったときに行われる処理動作である。
まず、誤接続判定部101が、ファクシミリ通信部71のリレー75をオフに制御して、中継線Bを遮断し、電圧検出部74により検出される電圧の大きさからモジュラージャックJ2,J3への誤接続が生じているか否かを判定する(S21)。
誤接続判定部101が、モジュラージャックJ2,J3への誤接続が生じていないと判定すれば(S21でNO)、S21へ戻る。
一方、誤接続判定部101が、モジュラージャックJ2,J3への誤接続が生じていると判定すれば(S21でYES)、誤接続判定部101は、リレー75をオンに制御し(S22)、処置実行部102が、電話回線Lを用いたファクシミリ通信が行われる時にオフ制御されるリレーをリレー75からリレー77に変更する(S23)。
次に、制御ユニット10で行われる処理動作について、図8に示したフローチャートに基づいて説明する。なお、この処理動作は、モジュラージャックJ2,J3への誤接続が解消されていない場合に行われる処理動作である。
まず、監視部103が、電圧検出部74により検出される電圧の変化を監視し(S31)、監視部103が、モジュラーケーブルCA,CBがモジュラージャックJ2,J3から一旦引き抜かれた後、再度装着されたか否か(すなわち、モジュラージャックJ2,J3に対するモジュラーケーブルCA,CBの装着のやり直しが行われたか否か)を判断する(S32)。
監視部103が、モジュラージャックJ2,J3に対するモジュラーケーブルCA,CBの装着のやり直しが行われていないと判断すれば(S32でNO)、S31へ戻る。
一方、監視部103が、モジュラージャックJ2,J3に対するモジュラーケーブルCA,CBの装着のやり直しが行われたと判断すれば(S32でYES)、誤接続判定部101が、リレー75をオフに制御して、中継線Bを遮断し、電圧検出部74により検出される電圧の大きさからモジュラージャックJ2,J3へモジュラーケーブルCA,CBが正しく装着され、誤接続が解消されたか否かを判定する(S33)。
誤接続判定部101が、モジュラージャックJ2,J3への誤接続が解消されていないと判定すれば(S33でNO)、S31へ戻る。
一方、誤接続判定部101が、モジュラージャックJ2,J3への誤接続が解消されたと判定すれば(S33でYES)、誤接続判定部101は、リレー75をオンに制御し(S34)、処置実行部102が、電話回線Lを用いたファクシミリ通信が行われる時にオフ制御されるリレーをリレー77からリレー75に戻す(S35)。
上記実施形態によれば、モジュラージャックJ2,J3への誤接続が生じていると判定された場合、電話回線Lを用いたファクシミリ通信が行われる時、リレー75はオフされず、代わりにリレー77がオフされるので、中継線Bは遮断されず、中継線Cが遮断される。
従って、モジュラージャックJ2,J3への誤接続が生じていたとしても、電話回線Lは遮断されないので、電話回線Lを用いたファクシミリ通信ができ、電話機82からのノイズが通信データに入るのを防止することもできる。
本発明は上記実施の形態の構成に限られず種々の変形が可能である。また、上記実施形態では、本発明に係る通信装置の一実施形態として画像形成装置の複合機を用いて説明しているが、これは一例に過ぎず、他の電子機器、例えば、ファクシミリ機能を有した他の画像形成装置でもよい。
また、上記実施形態では、図1乃至図8用いて上記実施形態により示した構成及び処理は、本発明の一実施形態に過ぎず、本発明を当該構成及び処理に限定する趣旨ではない。
1 画像形成装置
10 制御ユニット
71 ファクシミリ通信部
74 電圧検出部
75,77 リレー
82 電話機
100 制御部
101 誤接続判定部
102 処置実行部
103 監視部
A 接続線
B,C 中継線
J1,J2,J3 モジュラージャック
L 電話回線

Claims (3)

  1. 電話回線へ接続するための回線側接続端子と、
    電話機を接続するための電話機側接続端子と、
    前記電話機側接続端子を前記電話回線に繋げるために、前記電話機側接続端子と前記回線側接続端子とを接続するための中継線と、
    前記電話回線を用いたファクシミリ通信が行われる時、前記中継線を遮断するスイッチ部と、
    前記電話回線に供給される供給電圧を検出する電圧検出部と、
    前記スイッチ部を制御して前記中継線を遮断した状態で前記電圧検出部により検出される電圧の大きさに基づいて、前記回線側接続端子及び前記電話機側接続端子への誤接続が生じているか否かを判定する誤接続判定部と、
    前記誤接続判定部により前記誤接続が生じていると判定された場合に、前記電話回線を用いたファクシミリ通信の使用を禁止する処置実行部と、を備え
    前記処置実行部は、前記誤接続判定部により前記誤接続が生じていると判定された場合、前記電話回線とは別の通信手段を用いたファクシミリ通信が使用可能であるか否かを判断し、前記別の通信手段を用いたファクシミリ通信が使用可能であると判断したときは、前記別の通信手段を用いたファクシミリ通信を実行し、前記別の通信手段を用いたファクシミリ通信が使用可能でないと判断したときは、ファクシミリ通信の使用を禁止する通信装置。
  2. 前記電圧検出部により検出される電圧の変化から、前記回線側接続端子及び前記電話機側接続端子に対する前記回線側接続端子及び前記電話機側接続端子の接続状態及び非接続状態が連続して生じたかを監視する監視部を更に備え、
    前記監視部により前記接続状態に変化があったと判断された場合、前記誤接続判定部が前記回線側接続端子及び前記電話機側接続端子への誤接続が解消されているか否かを判定し、
    前記処置実行部は、前記誤接続判定部により前記誤接続が解消されていると判定された場合、ファクシミリ通信の使用制限を解除する請求項1に記載の通信装置。
  3. 表示部を更に備え、
    前記処置実行部は、前記誤接続判定部により前記誤接続が生じていると判定された場合に、前記表示部に、誤接続が生じている旨のメッセージを表示させる請求項1又は請求項に記載の通信装置。
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