JP2015149605A - 通信装置及びその制御方法、並びにプログラム - Google Patents

通信装置及びその制御方法、並びにプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、通信装置への誤接続がどのようなタイミングで行われたとしても誤接続を検出でき、誤接続による故障や劣化を防止することができる通信装置を提供する。【解決手段】ビジネスホンシステムへのファクシミリ装置の誤接続時において、オフフックの起動をかけたとき、オフフック動作を行う過程で接続された回線状態を検出し、その検出結果に基づきオフフックへ移行するかあるいはオフフック動作を停止してオンフックへ移行するかを判断する。【選択図】図8

Description

本発明は、通信装置及びその制御方法、並びにプログラムに関し、特に、回線の誤接続による保護技術に関するものである。
情報通信機器の発達によって、一般公衆回線に直接接続されないビジネスホンと呼ばれる電話機が広く普及している。このビジネスホンは、主装置を設け、複数の局線を収容し、複数の内線端末が接続できるシステムになっているが、端末は全て専用機となっている。すなわち、ビジネスホンシステムの主装置と、そこに接続されるビジネスホンのインターフェース(以下、「IF」とする)は、メーカ独特のもので、従来のPSTNの電気的な規格とは異なる。最近の多くのものは、2線によって電源供給と信号伝送を兼ねた2線接続となっており、デジタル化されている。
また、図2に示すように、ビジネスホンシステムの主装置には、従来のPSTN用の電話機あるいはFAX装置を接続するためのIFも設けられている場合もある。このPSTN用の電話機あるいはFAX装置を接続するためのIFは、RJ11という一般的な電話機用のコネクタを使用している。そして、これらビジネスホン用のIFも、このRJ11という一般的なコネクタを使用し、同じ信号ピンを使用しているものも存在する。このため、一般公衆電話回線に接続されるべき電話機やファクシミリ装置がビジネスホンの端末として誤って接続される可能性が想定される。
ところで、ビジネスホンの電源は、局側交換機の電圧源と同様に50V程度の正負の直流電圧を定電圧供給するが、その内部抵抗が10オーム程度しかないため、局側交換機の電圧源に比べてかなり大きな供給能力のあるものとなっている。そのため、一般公衆電話回線に接続されるべき電話機やファクシミリ装置がビジネスホンの端末として誤って接続された場合、許容するこができない過度の電流が装置に供給され続ける場合があり、ファクシミリ装置が故障する可能性があった。このような背景から、従来、これらの誤った接続による故障を回避し、装置を保護するために、誤接続を検知して誤って接続されたIFと切断するという保護機能を持った装置が存在している。例えば、回線閉結スイッチ保護装置として、一般公衆回線が接続されるべき回線端子と負荷との間に保護機能が設けられているものがある(特許文献1参照)。これは、一般公衆回線に接続する半導体素子からなる回線閉結スイッチを保護する回線閉結スイッチ保護装置である。この回線閉結スイッチ保護装置では、回線閉結スイッチの負荷側端の電圧や電流が所定時間の間、継続して所定値以上にあることを検出し、閉成状態にある回線閉結スイッチを開成することで回線閉結スイッチを保護するものである。
特開2006−14134号公報
しかしながら、上述した保護機能は、回線閉結スイッチを閉成、すなわち直流補足を行った(オフフック)時に動作するというものである。つまり許容することができない過電圧や過電流が装置に実際に加わり異常を検出した後、回線閉結スイッチを開成、すなわち直流補足を停止(オンフック)するというものである。
従って、異常を検出して回線閉結スイッチを開成するまでの間、実際はタイムラグが発生するため、早く検出したとしても、装置に許容することができない過電圧や過電流が加わりため、破壊に至らないまでも、装置が劣化するという課題がある。さらに、上述した一連の動作が何度も繰り返し行われた場合は、劣化が加速して装置が故障するおそれがある。
本発明は、上記問題に鑑みて成されたものであり、通信装置への誤接続がどのようなタイミングで行われたとしても誤接続を検出でき、誤接続による故障や劣化を防止することができる保護技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の通信装置は、公衆回線網と接続してファクシミリ通信が可能な通信装置において、オフフック動作中において、接続された回線に定電流を供給する定電流供給手段と、前記接続された回線の電圧を検知する電圧検知手段と、前記定電流供給手段により定電流を供給する前後の回線電圧を前記電圧検知手段により検知することで、検知した回線電圧の電圧差を検出する検出手段と、前記定電流供給手段により定電流を供給する前に前記電圧検知手段により検知された回線電圧が、予め決められた第1の閾値を上回る場合は、前記定電流供給手段により定電流を供給する前に前記オフフック動作を停止してオンフックへ移行する制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、通信装置への誤接続がどのようなタイミングで行われたとしても誤接続を検出でき、誤接続による故障や劣化を防止することができる。
本発明の第1の実施形態に係る通信装置の概略構成を示すブロック図である。 ビジネスホンシステムの概略構成を説明するための図である。 図1における直流捕捉回路の動作を説明するためのブロック図である。 直流捕捉回路による直流インピーダンス調整とDC−VI特性の関係を示す図である。 図1におけるレジスタに格納される情報を説明するための図である。 図1におけるSOCの動作の流れを示すフローチャートである。 (a)図6のステップS605で表示される通信エラー表示の一例を示す図、(b)通信エラー表示の他の一例を示す図である。 図1におけるDSPの動作の流れを示すフローチャートである。 図2における信号線2010の回線電圧の変化を示す図である。 図2における信号線2009の回線電圧の変化を示す図である。 SOCのプログラム展開動作の流れを示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態における直流捕捉回路の動作を説明するためブロック図である。 図3における電流源及び図12における電流源の内部構成を説明するための図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態に係る通信装置の概略構成を示すブロック図である。
図1において、ファクシミリ装置100は、以下に説明する各部を備える。システム・オン・チップ(SOC)101は、ファクシミリ装置100のシステム全体を制御する。ファクシミリ装置100におけるCPU200は、SOC101上に実装されている。
SOC101に接続されたメモリ140は、主記憶装置であり、SOC101のCPU200のシステムワークメモリ、本発明の処理を実行するための制御プログラムを格納するメモリとして機能する。また、メモリ140は、ファクシミリ送信又はファクシミリ受信等の際に、画像データや各種情報を一時的に記憶するためのメモリとしても機能する。また、ユーザが設定した情報を格納する。
SDAAプログラム202は、モデム102に転送され、RAM204に展開された後に、DSP205で実行されるプログラムである。
DC保護1_221は、回線電圧/電流のDC成分を検知して過大電圧/電流から保護するプログラムである。DC保護2_223は、DC保護1_221の保護機能を一部変更したプログラムである。
SOC101には、操作パネル118、読取部121、記録部122、インターフェース(IF)部123が接続されている。操作パネル118は、表示器119及びキーボード(KEY)類120を備え、これらはユーザ・インタフェースとして機能する。表示器119は、装置の状態やメニューに関する表示を行う。また、KEY類120は、ユーザからの各種の指示の入力を受け付けるボタンやテンキー等のキーボードである。ユーザがこのキーボードを用いて、ユーザ設定情報を入力することが可能である。
読取部121は、原稿から画像を読み取って、画像データを生成する。生成された画像データは、通信回線130を介して相手側装置に対してファクシミリ送信されてもよいし、記録部122で印刷されても良い。
インターフェース(IF)部123は、各種の情報機器が外部から接続される場合のインターフェースとして機能する。
モデム102は、SOC101に接続されており、SOC101による制御に基づいて動作する変復調器である。モデム102は、ファクシミリ送信の対象となる、読取部121で読み取られた画像データを用いた変調処理と、通信回線130を介して受信した信号の復調処理を行う。モデム102は、絶縁素子103を介してSDAA(すなわちシリコン・データ・アクセス・アレンジメント)104と接続されている。
ROM203は、RAM204に展開され、DSP205に実行されるプログラムを格納しているROMである。RAM204は、ホストから転送されるSDAAプログラム202とROM203の内容を展開し、DSP205に実行させるためのRAMである。DSP205は、RAM204の内容に基づいてモデム102の動作を行う。
レジスタ206は、SDAA104の状態を格納、あるいは、SOC101からの指示を格納するためのレジスタである。
SDAA104は、網制御手段の一例であって、半導体NCU(ネットワーク制御ユニット)である。SDAA104は、通信回線130と接続されており、ファクシミリ装置100と外部の公衆回線(通信回線130)とのインターフェースとして機能する網制御装置である。また、SDAA104は、通信回線130を介して相手側装置との間で通信を行う際に、回線の接続(捕捉)状態を制御する。
通信回線130には、ファクシミリ装置100に外付けされた電話機128も接続される。電話機128は、Hリレー110を介して通信回線130に接続されており、SDAA104は、電話機128と並列に通信回線130に接続されている。SDAA104は、ファクシミリ送受信を行う場合に、回線を捕捉してその通信を制御するだけでなく、電話機128が通信回線130を介して相手側装置との間で音声通信を行う場合にも、回線の捕捉状態を制御する。SDAA104は、これらの制御をSOC101の制御に基づいて実行する。
SDAA104は、回線捕捉手段105を使用して回線の直流捕捉状態を制御する。この回線捕捉手段105により直流捕捉される場合の直流インピーダンスは可変である。このインピーダンスは、予め設定された、直流的な電圧に対する電流特性(以下、「DC−VI特性」と呼ぶ。)により制御されることにより得られる。電圧検知手段150は、回線上の電圧をモニタする手段である。電流検知手段151は、回線上の電流をモニタする手段である。ACフィルタ手段201は、電圧検知手段150あるいは電流検知手段151の前段に接続され、電圧検知手段150あるいは電流検知手段151でDC電圧あるいは、電流を検知する場合に、AC成分による誤検知を防ぐためのものである。
直流捕捉回路152は、トランジスタなどの電流源により構成されるSDAA104の周辺回路であり、電流源の電流を調整することにより、直流捕捉を行いながら、SDAA104の制御で直流インピーダンスの調整を行うことに供される回路である。回線開放状態を作り出したり、回線に対する選択信号の1種であるダイヤルパルス送出にも使用される。整流回路155は、ダイオードブリッジ等からなり、回線からの信号を整流して104側へと伝えるものである。受信IF回路153は、130を介して受信されるファクシミリの受信信号などを受信するためのインターフェース回路である。
交流インピーダンス整合回路154は、例えば、日本の場合は、交流インピーダンスを600オームに合わせる。通信中の交流インピーダンスを合わせるための回路である。
ノイズ除去回路156は、通信回線130からの雷サージ、電磁ノイズなどを抑制し、逆に通信回線130を介して、ファクシミリ装置100のノイズが送出されることを防ぐ回路である。
CI検知回路108は、通信回線130に接続されており、通信回線130から受信した呼び出し信号(以下、「CI信号」と称する。)を検知する。CI検知回路108は、通信回線130からのCI信号を検知すると、そのことを示すCI検知信号109をSOC101に対して送信する。SOC101は、CI検知信号109に基づいて、通信回線130からCI信号の着信があったか否かを判断することができる。
Hリレー110は、フック検知回路117を介して接続される外付けの電話機128をDC電源113あるいは通信回線130に接続するための回路である。Hリレー110は、切替手段の一例であって、外付けの電話機128を通信回線130へ接続した接続状態と、通信回線130から切断した切断状態との間の切り替えを行う。また、Hリレー110は、Hリレー駆動信号111を用いて、SOC101によって制御される。なお、図1に示すように、Hリレー110で電話機128がPSTN210から切り離されている場合、CI着信しても電話機は鳴動しない。いわゆるファクシミリ装置100の無鳴動着信状態となる。DC電源113は、電流をフック検知回路117に対して供給する回路である。
フック検知回路117は、検知手段の一例であり、電話機128と接続されており、電話機128のオフフック又はオンフックを検知する回路である。フック検知回路117は、電話機128のオフフック又はオンフックの検知結果を、フック検知信号114を用いてSOC101へ伝達する。SOC101は、フック検知信号114に基づいて、電話機128におけるフックの状態を判定することができる。フック検知回路117は、Hリレー110によって、通信回線130に直接接続された場合、及びDC電源113に接続された場合の何れも、電話機128に流れる電流を検知する。これによって、電話機128におけるオフフック又はオンフックの状態を検知する。
擬似CI送出回路116は、擬似CI信号を電話機128に対して送出する回路である。疑似CI信号とは、通信回線130を介して相手側装置からのCI着信が.あった場合に、回線から切断された状態にある電話機128を鳴動させるために、電話機128に対して送られる信号である。擬似CI送出回路116は、SOC101からの擬似CI駆動信号115による送出指示に応じて、擬似CI信号を電話機128に対して送出する。
PSTN210は、公衆回線網である。220は相手のファクシミリ装置(相手FAX)である。230は、ヒューズ等で構成される電流保護素子である。
ファクシミリ装置100は、例えば、FAX送信や回線補足を行うため、操作パネル118上に表示されるFAX送信キーやオフフックキーを押下して、オフフックの起動をかけたとき、オフフック動作を行う過程で接続された回線状態のチェックを行う。そして、その結果に基づき直流インピーダンス調整へ移行しオフフックするかあるいはオフフック動作を停止しオンフックへ移行するかを判断する。回線状態のチェックは、まず電圧検知手段150によりオンフック時の回線電圧を検知し、さらにオフフック動作を開始し、回線に予め設定された定電流を供給した時の回線電圧を電圧検知手段150により検知する。これらの電圧降下である電位差が、予め設定された閾値以上の時はオフフックへ移行し、下回る時はオフフック動作を停止してオンフックへ移行後、エラー終了し、表示装置へその旨を表示する(図7)。
ここにおいて、オンフック及びオフフックとは、オンフックおよびオフフックしている状態のことを意味し、オフフック動作とは、オフフックの起動がかかってから直流インピーダンス調整へ移行する前までの回線チェック等を行う一連の処理動作を意味している。
図2は、ビジネスホンシステムの概略構成を説明するための図である。
図2において、2001は光ネットワークである。2002は、光ネットワーク2001に接続された回線終端装置であり、光信号をLANなどの電気信号に変更するユニットである。2003はビジネスホンシステムの主装置である。
2004は専用ビジネスホンである。2005は、PSTNに接続されるファクシミリ装置(FAX)である。2006は、専用ビジネスホン2004を接続するためのビジネスホン接続ユニットである。2007は、ファクシミリ装置あるいは電話機を接続するためのFAX/TEL接続ユニットである。
2009は、専用ビジネスホン2004とビジネスホン接続ユニット2006とを接続するための信号線である。2010は、FAX/TEL接続ユニット2007とファクシミリ装置2005とを接続するための信号線である。ここで、信号線2010と信号線2009は、それぞれRJ11という、同じモジュラージャックコネクタ用のケーブルを用いている。また、同じ信号ピンを使用している。
信号線2010からの電流は、PSTNの技術基準に基づいて約20mA〜120mAの範囲で制限されている。一方、信号線2009の電流は、そういったPSTNと同様の制限はなく、PSTNの4倍以上の約600mA流れる場合もある。
図3は、図1における直流捕捉回路152の動作を説明するためのブロック図である。
図3において、公衆回線網であるPSTN210は、局側交換機の電圧源3002と内部の直流抵抗3003で構成され、通信回線130で接続された直流捕捉回路152に対して48Vの直流電圧が直流抵抗3003を介して供給される。
直流捕捉回路152(電流調整手段)は、電流値が可変できる電流源3001で構成され、図1に示すSDAA104の制御により、PSTN210より供給される電流値Iを調整する回路である。予め設定された直流的な電圧Vに対する電流Iの特性に適合するよう電流Iを調整することで、直流捕捉回路152の直流インピーダンスZ(=V/I)の調整を行うことが可能となる。このとき、電圧Vは、電圧源3002の48Vから直流抵抗3003における電圧降下であるZ0×Iを引いた電圧と等しくなるため、電圧Vと電流Iは以下の関係式で表すことができる。
V=48−Z0×I
図4は、直流捕捉回路152による直流インピーダンス調整とDC−VI特性の関係を示す図である。図示のグラフは、縦軸に電圧値を示し、横軸に電流値を示す。
図4において、特性4001は、例えばファクシミリ通信をするために選択される、直流補足動作を行う場合の直流の電圧−電流特性を表わすDC−VI特性カーブの一例である。ここでは、回線電流が少ない時にはインピーダンスが高く、回線電流が大きい時にはインピーダンスが低くなるDC−VI特性例である。例えば、回線電流が20mAの時には、直流抵抗値は、見かけ上約900Ωになるが、回線電流が120mAの時には、見かけ上の直流抵抗値は約167Ωになる。
特性4002は、図3で説明した直流インピーダンス調整が行われた際の電圧Vと電流Iの関係を表す関係式(V=48−Z0×I)の特性である。電流Iが0の時は、電圧Vは48Vを示し、電流が48/Z0の時は、電圧Vは0を示す。例えば、直流抵抗3003が200Ωの時は回線電流Iが約240mAで電圧Vは0を示す。
このようにして、あらかじめ設定された直流的な電圧Vに対する電流Iの特性4001に適合するよう電流Iを調整するが、電圧Vと電流Iは特性4002の直線上を変化するため、特性4001と特性4002の交点Aに収束してインピーダンスZが決定される。
図4において、特性4003は、ビジネスホンを誤接続した場合、直流インピーダンス調整が行われた際の電圧Vと電流Iの関係を表す関係式(V=50−Z0×I)の特性である。
ところで、ビジネスホンの電源は、局側交換機の電圧源と同様に50V程度の正負の直流電圧を定電圧供給するが、その内部抵抗が10オーム程度しかないため、局側交換機の電圧源に比べてかなり大きな供給能力となっている。
従って、直流インピーダンス調整は、特性4001と特性4003の交点Bに収束してインピーダンスを調整するが、直流抵抗Z0が10オーム程度しかないため、非常に大きな電流が流れて装置の許容範囲を超えるため、故障が発生する。
図5は、図1におけるレジスタ206に格納される情報を説明するための図である。
図5において、過大電圧/過少電圧差表示フラグ5002は、SDAA104で検知した電圧値が、設定された過大電圧/過少電圧差閾値5007の許容範囲を超えていることを示すフラグである。回線電流モニタ値5003は、SDAA104で検知した電流値を保持するレジスタ値である。回線電圧モニタ値5004は、SDAA104で検知した電圧値を保持するレジスタ値である。
電話回線切断表示フラグ5005は、過大電圧/過少電圧差表示フラグ5002が立ったとき、すなわち、回線電圧/電圧差が、過大電圧/過少電圧差閾値5007の許容範囲を超えたときに、SDAA104が回線切断すなわちオンフックに移行したことを示すフラグである。
オフフック/オンフック指示フラグ5006は、ホストすなわち図1のSOC101からの指示で、SDAA104が直流捕捉すなわちオフフックに移行するか、もしくは、回線切断すなわちオンフックに移行するかを指示する設定フラグである。
定電流供給値5008は、上述した回線チェックで回線に供給される予め設定された定電流の供給値を示している。
図6は、図1におけるSOC101の動作の流れを示すフローチャートである。
ステップS601では、SOC101が、レジスタ206に格納された過大電圧/過少電圧差閾値5007の設定値および定電流供給値5008を参照する。ここでは、予め設定された設定値を参照するが、回線状態のチェックの最適化を行うため、KEY類120の入力をSOC101が認識することにより、設定値の設定変更ができるようにしてもよい。
次に、ステップS602では、SOC101が、オフフック/オンフック指示フラグ5006にオフフック指示を設定する。
ステップS603では、SOC101が、電話回線切断表示フラグ5005が立ったか否かを判定し、立っていると判定した場合には、ステップS605へ進む一方、立っていないと判定した場合には、ステップS604へ進む。
ステップS604では、SOC101は、他のタスクからの要求でオンフックするかどうかを判定し、オンフックしないと判定した場合には、ステップS603に戻る一方、オンフックすると判定した場合には、ステップS607へ進む。
ステップS605では、SOC101は、操作パネル118の表示器119に指示して、図7(a)または図7(b)に示すようなエラー表示を行わせて、本処理を終了する。
ステップS607では、SOC101は、オフフック/オンフック指示フラグ5006をオンフックに設定して、本処理を終了する。
図8は、図1におけるDSP205の動作の流れを示すフローチャートである。
ステップS801では、DSP205は、ホストすなわちSOC101からオフフック/オンフック指示フラグ5006に設定されたオフフックの設定を検知する。これにより、オフフックの起動がかかる。
ステップS802では、DSP205は、SDAA104を制御して、オフフック動作を開始させる。
ステップS803では、DSP205は、ACフィルタ手段201をイネーブルにする。
ステップS804では、DSP205は、後述するステップS807で回線に定電流が供給される前に、AC成分をカットされた電話回線上のDC電圧を、電圧検知手段150を使って検知する。
ステップS805では、DSP205は、電圧検知手段150による検知結果(V1)を、回線電圧モニタ値5004にセットする。
ステップS806では、DSP205は、検知した値V1が過大電圧/過少電圧差閾値5007に設定した過大電圧閾値(第1の閾値)を下回る許容範囲であるかを判断する。過大電圧閾値を上回り、許容範囲でない場合は、オフフック動作を停止し、オンフックを維持する一方、過大電圧閾値を下回る許容範囲である場合は、オフフック動作を継続する。すなわち、DSP205は、ステップS806でNOと判断された場合に、回線捕捉手段105を制御して、オンフックに移行させる(ステップS811)。一方、ステップS806でYESと判断された場合、DSP205は、電流源3001を定電流供給値5008に設定された電流値に等しくなるよう調整し、回線に定電流を供給する(ステップS807)。
次に、ステップS808では、DSP205は、回線に定電流が供給された後に、AC成分をカットされた電話回線上のDC電圧を、電圧検知手段150を使って検知する。
ステップS809では、DSP205は、電圧検知手段150による検知結果(V2)を、回線電圧モニタ値5004にセットする。回線電圧モニタ値5004は、V1及びV2等、複数の検知した値をセットすることができる。
ステップS810では、DSP205は、回線に定電流が供給される前後で、回線電圧モニタ値5004にセットされたV1からV2への電圧降下を表す電圧差と過大電圧/過少電圧差閾値5007に設定した過少電圧差閾値(第2の閾値)を比較する。そして、電圧差が過少電圧差閾値を上回り、許容範囲であるかを判断する。過少電圧差閾値を下回る許容範囲でない場合は、オフフック動作を停止し、オンフックに移行する一方、過少電圧差閾値を上回り、許容範囲である場合は、オフフック動作から直流インピーダンス調整へ移行し、オフフックする。すなわち、DSP205は、ステップS810でNOと判定された場合に、回線捕捉手段105を制御して、オンフックに移行させる(ステップS811)。一方、ステップS810でYESと判定された場合、ステップS814へ進む。
ステップS812では、DSP205は、ステップS811のオンフックの移行に伴って、電話回線切断表示フラグ5005を設定(セット)して、本処理を終了する。
ステップS814では、DSP205は、オフフック動作から直流インピーダンス調整へ移行してオフフックさせる。つまり、電流源3001の電流値をあらかじめ設定された直流的な電圧Vに対する電流Iの特性に適合するよう調整し、直流捕捉回路152の直流インピーダンスZ(V/I)を調整する。
次に、ステップS815では、DSP205は、ホストからのオフフック/オンフック指示フラグ5006のセット状態を検知し、オンフック指示があったかどうかを判定する。ステップS815でYESと判定された場合、回線捕捉手段105を制御して、オンフックに移行させて(ステップS816)、本処理を終了する。
図9は、PSTN210あるいはビジネスホンシステムのFAX用IFである信号線2010の回線電圧の変化を示す図である。
図9において、901では、直流捕捉回路152は、オンフックすなわち直流捕捉状態になっておらず、電流源3001はOFF状態になっている。このときの電圧値は、約48Vである。回線から見た直流抵抗値Zは、1MΩ以上になっている。
902では、直流捕捉回路152は、オフフック動作が開始され、電流源3001が動作し、定電流を供給(図8のステップS807)するようになると、回線電圧が一定の電圧だけ降下し、電圧を維持する。そのときの電圧差A1は、回線側の直流抵抗Z0が約50Ω〜550Ωであることから、例えば定電流の値を20mAで回線側の直流抵抗値が300Ωとすると、電圧差A1は6Vになる。この電圧差が過少電圧差閾値の許容範囲か否かを判断する(図8のステップS810)が、許容範囲の場合は、オフフック動作から直流インピーダンス調整に移行(図8のステップS814)する。
903では、直流インピーダンス調整に移行、すなわち電流源3001が回線捕捉動作を行うと、回線電圧が降下を始め、その後、直流インピーダンス調整が終了してオフフックすると、回線から見た直流抵抗値Zは、約50Ω〜300Ωになる。直流インピーダンス調整後、すなわちオフフックの903の電圧値A2は、電流制限機能により、信号線2010の電流値が20mA〜120mAに制限されるために大きく降下する。例えば、回線電流60mAで抵抗300Ωとすると、電圧値A2は18Vになり、約48Vから18Vと約30V電圧が降下する。
図10は、ビジネスホンシステムの専用IFである信号線2009の回線電圧の変化を示す図である。
図10において、1001,1002では、直流捕捉回路152は、オンフックすなわち直流捕捉状態ではなく、電流源3001はOFF状態になっている。このときの電圧値は、約50VのDC電圧に約10Vp−pの断続的な交流信号がのった形となる。ビジネスホン接続ユニット2006に専用ビジネスホン2004が接続された場合には、これらの電圧値はほとんど変わらない。このうち、1001の交流信号の部分は、専用ビジネスホン2004とビジネスホン接続ユニット2006間でのデータのやり取りを行うモデム信号である。
ビジネスホン接続ユニット2006からは、PSTNの呼び出し信号すなわちCI信号は送られてこず、CIに相当するモデム信号が、ビジネスホン接続ユニット2006から専用ビジネスホン2004に送出される。また、専用ビジネスホン2004のハンドセットが上がった状態いわゆるオフフックでは、専用ビジネスホン2004は、直流抵抗で回線捕捉するということは行わずに、オフフックに相当するモデム信号を、ビジネスホン接続ユニット2006に送出する。
仮にファクシミリ装置2005を信号線2009に接続すると、1003に示すように、直流捕捉回路152は、電流源3001が動作し、定電流を供給するようになると、回線電圧が一定の電圧だけ降下する。そのときの電圧差A3は、回線側の直流抵抗Z0が10Ω程度であることから、例えば定電流の値を20mAとすると、電圧差A3は約0.2Vになり、ほとんど電圧が降下しない。
従って、図9で説明したようにPSTN210あるいはビジネスホンシステムのFAX用IFの信号線2010に定電流を供給したときの電圧降下と大きく異なる。そのため、過少電圧値の閾値を例えば1V程度に設定することによって、回線状態のチェックを容易に行うことができる。回線状態のチェックの結果、0.2Vと過少電圧値の閾値を下回っているため、オフフック動作を停止し、オンフックに移行し、回線電圧は1001,1002と同じ電圧に戻る。
図11は、SOC101のプログラム展開動作の流れを示すフローチャートである。本処理は、SOC101内のCPU200により実現される処理である。
ステップS1101では、ファクシミリ装置100のメイン電源がONされると、ステップS1102では、RAM204に対してプログラムが展開される処理がスタートする。
ステップS1103では、CPU200は、ROM230に格納されたプログラムをRAM204に展開する。ステップS1104では、CPU200は、SOC101から転送されたSDAAプログラム202を、RAM204に展開する。
ステップS1105では、RAM204に展開されたプログラムを実行する。
上述したオフフックの起動には、ファクシミリ受信等の着信による起動も含まれる。しかしながら、ビジネスホンはPSTN回線と電気的な規格が異なるため、着信があったということは、すなわちビジネスホンには接続していないということを意味する。このため、ROM230に格納されたプログラムであるDC保護1_221を、着信による起動の場合は、回線チェックを行うステップを省くようにしてもよい。この場合は変更されたプログラムであるDC保護2_223が選択され、RAM204に展開されることで実行される。
上記第1の実施形態によれば、オフフックの起動直後に、接続された回線に定電流を供給し、当該回線の電圧を検知する。そして、定電流を供給する前後の回線電圧を電圧検知手段150により検知することで、検知した回線電圧の電圧差を検出する。さらに、定電流を供給する前に電圧検知手段150により検知された回線電圧が、予め決められた第1の閾値を上回る場合は、定電流を供給する前にオフフック動作を停止してオンフックへ移行する。これにより、オフフックへ移行する前、すなわち過電流になる前に誤接続が検出できるので、ファクシミリ装置を適切に保護することができる。
また、オフフックの起動をかけたときを起点としているため、ファクシミリ装置への誤接続がいつどのようなタイミングで行われたとしても誤接続を必ず検出できる。
[第2の実施形態]
本発明の第2の実施の形態は、直流捕捉回路の回路構成とそれに関連する動作が異なるのみであり、上記第1の実施の形態と同様の部分については、同一の符号を用いてその説明を省略する。以下に、上記第1の実施の形態と異なる点のみを説明する。
図12は、本発明の第2の実施形態における直流捕捉回路の動作を説明するためブロック図である。図3と異なるところは、図示の直流捕捉回路160は、電流値が可変できる電流源3001と、電流値が設定値に等しくなる電流源1201の二つの電流源を有している。また、定電流源である電流源1201には、当該定電流源に印加される印加電圧を軽減するための電圧軽減回路1202が接続されている。
次に、直流捕捉回路160を利用した場合のDSPの動作について説明する。
図8のステップS806でYESと判断された場合に、DSP205は、電流源1201を定電流供給値5008に設定された電流値に等しくなるよう調整し、回線に定電流を供給する。
ステップS810でYESと判断された場合、DSP205は、オンフックに移行させる際、電流源3001の電流値を予め設定された直流的な電圧Vに対する電流Iの特性に適合するよう調整し、直流捕捉回路160の直流インピーダンスZ(V/I)を調整する。ただし、このインピーダンスを調整する場合、電流源1201で回線に供給している電流を継続して供給しても、電流源1201をオフして電流の供給を停止してから電流源3001の電流を調整してもどちらでもよい。
なお、電流源1201に電圧軽減回路が接続されているが、これは例えばツェナーダイオード等で構成され、電流源1201に印加される電圧を軽減することができる。電流源1201に流れる電流は一定のため、結果、電流源1201で消費される電力を軽減することができる。すなわち、電流源1201に印加される電圧が軽減された分、電流源1201で設定可能な電流値を大きくすることができ、その結果、回線状態をチェックするための電位差を大きくし、感度を上げることが可能となる。
ところで、上記第1の実施形態における図3または第2の実施形態における図12では、電流源が一つかあるいは二つにより、本発明を実施している。しかしながら、これらに限られることなく、電流を供給する機能あるいは電流を調整する機能を複数の電流源を組み合わせ、回線捕捉手段105の制御を行い実施しても、同様の機能が得られることは言うまでもない。
図13は、図3における電流源3001及び図12における電流源1201の内部構成を説明するための図である。図示の電流源1301と電流源3001,1201は同じものである。
電流源1301は、直流捕捉トランジスタ1302と直流抵抗1303より構成される。直流捕捉トランジスタ1302のベース電圧と直流抵抗1303の抵抗値に応じて、直流捕捉トランジスタ1302のコレクタに流れる電流値が決定される。直流捕捉トランジスタ1302のベース電圧を回線捕捉手段105により制御することにより、電流源1301を定電流供給値5008に設定された電流値に等しくなるよう調整が行われる。あるいは、直流的な電圧Vに対する電流Iの特性に適合するよう直流のインピーダンス調整が行われる。
上記第2の実施形態によれば、上記第1の実施形態における効果をさらに奏することができる。
[第3の実施形態]
上記第1及び第2の実施形態では、図8のステップS812で電話回線切断表示フラグ5005がセットされると、図6のステップS603でYESと判断され、図7(a)に示すような正常な回線に接続するよう、エラー表示が行われる。
図7(b)に示す表示例は、図7(a)に示す表示画面から表示内容が変更されており、例えば接続の変更が一定時間経っても行われない場合や、あるいは接続の変更が行われないで、何れかの操作を行った場合のエラー表示である。これは、接続回線を変更していないため、エラーが解除できないことを意味するもので、接続変更をさらに要求するエラー表示である。
なお、接続回線が変更されたかどうかを確認する必要があるが、図8のステップS812で電話回線切断表示フラグ5005がセットされ、図6のステップS603でYESと判断された場合、SDAA104の電圧検知手段150で回線電圧を定期的にモニタする。そして、回線電圧モニタ値5004に保持することで判断する。すなわち、接続回線の変更前の場合は、回線電圧は約50Vを示しているが、接続回線を抜いた場合は、局側交換機の電圧源3002から切り離されるために0Vを表示し、さらに正常回線を接続した場合は、約48Vを表示する。このように、回線電圧がHighレベル→Lowレベル→Highレベルへと遷移することで、接続回線の変更の有無を確認するものである。
このように、接続変更をさらに要求することでユーザの利便性を向上させ、ファクシミリ装置の適切に保護することができる。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
101 SOC
104 SDAA
105 回線捕捉手段
150 電圧検知手段
151 電流検知手段
205 DSP
206 レジスタ
2004 専用ビジネスホン
2005 FAX装置
2009,2010 信号線

Claims (10)

  1. 公衆回線網と接続してファクシミリ通信が可能な通信装置において、
    オフフックの起動直後に、接続された回線に定電流を供給する定電流供給手段と、
    前記接続された回線の電圧を検知する電圧検知手段と、
    前記定電流供給手段により定電流を供給する前後の回線電圧を前記電圧検知手段により検知することで、検知した回線電圧の電圧差を検出する検出手段と、
    前記定電流供給手段により定電流を供給する前に前記電圧検知手段により検知された回線電圧が、予め決められた第1の閾値を上回る場合は、前記定電流供給手段により定電流を供給する前に前記オフフック動作を停止してオンフックへ移行する制御手段とを備えることを特徴とする通信装置。
  2. 前記制御手段は、前記検出された回線電圧の電圧差が予め決められた第2の閾値を上回る場合は、直流インピーダンス調整へ移行してオフフックする一方、前記電圧差が前記第2の閾値を下回る場合は、前記オフフック動作を停止してオンフックへ移行することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記定電流供給手段は、予め決められた直流的な電圧に対する電流特性に適合させる直流補足動作を行うための電流調整手段を有することを特徴とする請求項1または2に記載の通信装置。
  4. 前記閾値は、設定変更が可能であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の通信装置。
  5. 前記オフフック動作を停止した際に停止した旨を表示する表示手段をさらに備え、
    前記定電流供給手段により定電流を供給する前後の回線電圧を前記電圧検知手段により検知し、検知した回線電圧の電圧差の変化がないときは、前記表示手段による表示内容を変更することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の通信装置。
  6. 前記定電流供給手段は、定電流源であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の通信装置。
  7. 前記定電流供給手段は、前記定電流源に印加される印加電圧を軽減するための電圧軽減手段を有することを特徴とする請求項6に記載の通信装置。
  8. 前記オフフックの起動には、着信による起動を除くことを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  9. 公衆回線網と接続してファクシミリ通信が可能な通信装置の制御方法において、
    オフフックの起動直後に、接続された回線に定電流を供給する定電流供給工程と、
    前記接続された回線の電圧を検知する電圧検知工程と、
    前記定電流供給工程にて定電流を供給する前後の回線電圧を前記電圧検知工程にて検知することで、検知した回線電圧の電圧差を検出する検出工程と、
    前記定電流供給工程にて定電流を供給する前に前記電圧検知工程にて検知された回線電圧が、予め決められた第1の閾値を上回る場合は、前記定電流供給工程にて定電流を供給する前に前記オフフック動作を停止してオンフックへ移行する制御工程とを備えることを特徴とする制御方法。
  10. 請求項9に記載の制御方法を通信装置に実行させるためのコンピュータに読み取り可能なプログラム。
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