JP6045166B2 - ファクシミリ装置、その制御方法、及びプログラム - Google Patents
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<通信装置の構成>
以下では、図1乃至図7、図11を参照して、本発明の第1の実施例について説明する。まず、図1を参照して、本実施例における通信装置の構成について説明する。以下では、通信装置の一例として、ファクシミリ装置について説明する。
次に、図2を参照して、ビジネスホンシステムの構成例について説明する。2001は、光ネットワークである。2002は、回線終端装置で、光信号をLANなどの電気信号に変更するユニットである。2003は、ビジネスホンシステムの主装置である。2004は、専用のビジネスホンである。100は、PSTNに接続される図1に示すファクシミリ装置である。2006は、専用ビジネスホン2004を接続するための接続ユニットである。2007は、FAX又は電話機を接続するための接続ユニットである。
次に、図3を参照して、直流捕捉回路152の構成例について説明する。直流捕捉回路152の内部には、直流捕捉時に回線を捕捉する直流抵抗3002を含んでいる。この直流抵抗3002の抵抗値は、約50Ω〜300Ωに設定されている。直流捕捉トランジスタ3003は、制御信号3004により、ベース電流を流し、ON状態、即ち、コレクタ−エミッタ間が飽和して、電圧が0Ωに近くなることにより、直流抵抗3002により、回線を捕捉することが可能である。
次に、図4を参照して、レジスタ206の内容について説明する。レジスタ206は、過大電圧/電流表示フラグ4002、回線電流モニタ値4003、回線電圧モニタ値4004、電話回線切断表示フラグ4005、オフフック/オンフック指示フラグ4006、及び過大電圧/電流閾値4007を含む。過大電圧/電流表示フラグ4002は、SDAA104で検知した電流、電圧値が、設定された過大電圧/電流閾値4007を超えたことを示すフラグである。回線電流モニタ値4003は、SDAA104で検知した電流値を保持するレジスタ値である。回線電圧モニタ値4004は、SDAA104で検知した電圧値を保持するレジスタ値である。電話回線切断表示フラグ4005は、過大電圧/電流表示フラグ4002が設定されたとき、即ち、回線電圧/電流が、過大電圧/電流閾値4007を超えたときに、SDAA104が回線切断、即ち、オンフック状態に移行したことを示すフラグである。オフフック/オンフック指示フラグ4006は、ホスト、即ち、SOC101からの指示で、SDAA104が直流捕捉、即ち、オフフック状態になるか、又は、回線切断、即ち、オンフック状態になるかを示す設定フラグである。なお、レジスタ206に設けられた各フラグは、2種類の状態を示すフラグ、例えば、オフフック/オンフック指示フラグ4006であれば、オンフック指示、又は、オフフック指示を示すフラグのみであれば1bitの領域に設けられる。この場合、例えば0がオンフック指示を示し、1がオフフック指示を示すように定義される。一方、3種類以上の状態を示すフラグには、種類に応じて2bit以上の領域が与えられる。また、回線電圧モニタ値4004や過大電圧/電流閾値4007は、値に応じた領域が与えられる。
次に、図5を参照して、ホストであるSOC101の動作フローチャートについて説明する。以下で説明する処理は、SOC101のCPU200が統括的に制御する。
次に、図7を参照して、DSP205の動作フローチャートについて説明する。S701において、DSP205は、SOC101からのオフフック/オンフック指示フラグ4006のオフフック設定を検知する。続いて、S702において、DSP205は、SDAA104を制御して、オフフック状態に遷移させる。S703において、DSP205は、ACフィルタ部201を有効(イネーブル)にする。つまり、ここでは、ACフィルタ部201は、電圧/電流のAC成分をカットする。
次に、図11を参照して、回線2010、2009の回線電圧について説明する。1400は、PSTN回線210又はビジネスホンシステムのFAX用IFである回線2010の回線電圧例を示す。ここで、1401では、直流捕捉回路152は、オンフック状態、即ち、直流捕捉状態になっておらず、直流捕捉トランジスタ3003はOFF状態になっている。この時の電圧値は、約48Vである。直流捕捉回路152の回線から見た直流抵抗値は、1MΩ以上になっている。ここで、オンフック状態、即ち、直流捕捉トランジスタ3003がONになり、直流抵抗3002で回線捕捉を行うと、直流捕捉回路152の回線から見た直流抵抗値は、約50Ω〜300Ωになる。オフフック後1402の電圧値A1は、PSTN回線210又は回線2010の電流制限機能により、電流値が20mA〜120mAに制限されるために、大きく降下する。例えば、回線電流20mAで、抵抗80Ωとすると、電圧は、1.6Vになる。
次に、図12を参照して、第2の実施例について説明する。本実施例では、正常にファクシミリ装置100が回線2010又はPSTN回線210に接続された場合において、当該回線において発生するオフフック時の一過性の交流電圧による障害を防止する。従来、電話回線上に、図12のような一過性の交流電圧が、商用電源等から漏洩することが知られている、ブラジルなどの海外では、これが数百ボルトに達する場合もある。これに対する保護としては、AC電圧を検知して、一時的にオンフック状態に移行することが考えられる。
次に、図8乃至図10、及び図13を参照して、第3の実施例について説明する。本実施例では、ファクシミリ装置100で、ACフィルタ部201によるAC成分のカットを行わずに(ACフィルタ部を無効にする。)、AC電圧又はAC電流を検知し、予め設定されたAC電圧又はAC電流値を超えた場合に、オンフック状態へ移行するモードを有する。また、本実施例では、上記モードと、上記第2の実施例の制御モードとを選択可能とする例について説明する。
まず、図8を参照して、本実施例におけるDSP205において制御プログラムを読み込んで実行する際の動作フローについて説明する。以下で説明する処理により制御プログラムが実行されるが、図10で説明するモードの選択では、SOC101によって該当する制御プログラムが選択されて、DSP205へ転送される。S801において、DSP205は、装置のメイン電源がONされたことを検知し、起動処理を開始する。続いて、S802において、DSP205は、ROM203等に格納された制御プログラムをRAM204に展開する。S804において、DSP205は、SOC101から転送されたSDAAプログラム202を、RAM204に展開する。S805において、DSP205は、RAM204に展開された制御プログラムを実行する。
続いて、図9を参照して、回線の過大AC電圧/電流を検知した場合のDSP205の動作フローについて説明する。S901において、DSP205は、ホストからのオフフック/オンフック指示フラグ4006の設定におけるオフフック指示を検知する。S902において、DSP205は、SDAA104を制御して、オフフック状態へと遷移する。S903において、DSP205は、電圧検知部150、電流検知部151で検知した電流/電圧の変動を検知することにより、回線上の過大AC電圧/電流を検知する。S904において、DSP205は、検知したAC電圧/電流値が、過大電圧/電流閾値4007の閾値を超えたか否かを判定する。ここで、閾値を超えている場合はS905に進み、超えていない場合はS908に進む。
次に、図10を参照して、本実施例におけるSOC101の動作フローについて説明する。S1001において、SOC101は、メイン電源がONされたことを検知して起動処理を実行する。続いて、S1002において、SOC101は、国設定を確認する。ここで、国設定とは、当該ファクシミリ装置100が設置される国を示す設定である。国設定はデフォルトで決まっている場合もあるし、キーボード類120からのユーザ入力により設定される場合もある。
次に、図13を参照して、DC電圧/電流値において過大電流/電圧を検知した場合と、AC電圧/電流値においてにおいて過大電流/電圧を検知した場合とのフック状態の制御について説明する。図13の1701は、DC電圧/電流値において過大電流/電圧を検知した場合を示す。1702は、AC電圧/電流値において過大電流/電圧を検知した場合を示す。
また、上記実施例では、図10に示すように、国の設定を確認し、確認した情報に基づいてSOC101がモデム102へ送る制御プログラムを選択した。しかし、本発明は、これに限らず様々な変形が可能である。例えば、電源オン時に選択された情報に基づいて、モデムへ送る制御プログラムの内容を変えるように制御してもよい。
次に、図14を参照して、第4の実施例について説明する。1101,1201,1301はプログラムRAM領域を示すが、これらのプログラム領域は有限である。一方、図7や図9の動作フローを実行するための制御プログラムの必要なRAM領域は多大である。そのため、従来から備えられている機能のうち、一部の機能を削除して、RAM領域を確保することが必要となる。本実施例によるファクシミリ装置100は、選択された制御プログラムに連動して、削除する機能を選択する。それにより少ないDSPのRAM要領で、図7又は図9の動作を可能にする。
次に、図15を参照して、第5の実施例について説明する。本実施例によれば、ファクシミリ装置100をオフフック状態にするための直流捕捉回路152が直流捕捉トランジスタ3003で構成され、過電圧又は過電流によるオンフック状態への移行時に、トランジスタをオフする信号3004でオンフック状態に移行する。また、過大電流の設定値(S501)よりも高い電流値で動作する保護素子230を設け、トランジスタをオフするための信号3004が、オフ状態にする電圧又は電流値に設定されている場合に、高い電流値がトランジスタに流れた場合に、保護素子230にて装置がオンフック状態に移行する(1803のT5)。
上記実施例では保護素子230の作動電流値は、アバランシェ状態になり過大電流が流れた場合の電流値T6よりも、低く設定されてもよい。つまり、ファクシミリ装置100への影響が出る前に、回線から整流回路155側を切り離すようにしてもよい。トランジスタのジャンクション温度が急激に上昇するとアバランシェ状態になることが知られている。トランジスタのベース電流をオフしても、トランジスタはオフせずに、アバランシェ状態になり、コレクタ電流が増大する。回線電流が途絶えない限り、この電流は継続し、やがてトランジスタを熱破壊に至らしめる。熱破壊する時には、トランジスタの実装されたPCBパターン経由で、周辺回路に熱を伝導させる。この熱により、直流捕捉トランジスタ3003だけでなくファクシミリ装置100の別の回路部品も破壊する可能性もある。
以下では、その他の実施例について説明する。本発明は、上記実施例に限らず様な変形が可能である。例えば、ファクシミリ装置100が再起動した際に、エラー状態を解除するように制御することにより、当該装置をオフフック状態へ移行可能とするようにしてもよい。図16は、再起動時のSOC101の処理について説明する。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
Claims (18)
- ファクシミリ装置であって、
オフフック状態において回線電圧を検知する検知手段と、
前記検知手段によって検知された前記回線電圧が閾値を超えるか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段によって前記回線電圧が前記閾値を超えると判定されると、前記ファクシミリ装置をオンフック状態へ移行する移行手段と、
前記移行手段によって前記ファクシミリ装置がオンフック状態へ移行されたことを示すとともに、接続回線の確認を促すエラー表示を表示部に表示する表示制御手段と、
前記検知手段の前段に設けられ、前記回線電圧のAC成分をカットするフィルタ手段とを備え、
前記検知手段は、DC成分のみの回線電圧を検知することを特徴とするファクシミリ装置。 - ファクシミリ装置であって、
オフフック状態において回線電流を検知する検知手段と、
前記検知手段によって検知された前記回線電流が閾値を超えるか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段によって前記回線電流が前記閾値を超えると判定されると、前記ファクシミリ装置をオンフック状態へ移行する移行手段と、
前記移行手段によって前記ファクシミリ装置がオンフック状態へ移行されたことを示すとともに、接続回線の確認を促すエラー表示を表示部に表示する表示制御手段と、
前記検知手段の前段に設けられ、前記回線電流のAC成分をカットするフィルタ手段とを備え、
前記検知手段は、DC成分のみの回線電流を検知することを特徴とするファクシミリ装置。 - ファクシミリ装置であって、
オフフック状態において回線電圧を検知する検知手段と、
前記検知手段によって検知された前記回線電圧が閾値を超えるか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段によって前記回線電圧が前記閾値を超えると判定されると、前記ファクシミリ装置をオンフック状態へ移行する移行手段と、
前記移行手段によって前記ファクシミリ装置がオンフック状態へ移行されたことを示すとともに、接続回線の確認を促すエラー表示を表示部に表示する表示制御手段と、
前記検知手段がDC成分のみの回線電圧を検知する第1モード、又は、前記検知手段がAC成分のみの回線電圧を検知する第2モードを選択する選択手段と、
前記検知手段の前段に設けられ、前記回線電圧のAC成分をカットするフィルタ手段とを備え、
前記検知手段は、前記選択手段によって前記第1モードが選択されると前記フィルタ手段を有効にしてDC成分のみの回線電圧を検知し、前記選択手段によって前記第2モードが選択されると前記フィルタ手段を無効にして検知した前記回線電圧の変動からAC成分を検知することを特徴とするファクシミリ装置。 - 前記選択手段は、前記ファクシミリ装置が設置される国に応じて、前記第1モード、前記第2モード、又は、前記検知手段による回線電圧の検知を行わない第3モードを選択することを特徴とする請求項3に記載のファクシミリ装置。
- 前記移行手段は、
前記選択手段によって前記第2モードが選択された場合には、前記表示制御手段による前記エラー表示を行わせず、前記移行手段によって前記ファクシミリ装置が移行されてから一定時間が経過すると、オフフック状態へ復帰させることを特徴とする請求項3又は4に記載のファクシミリ装置。 - 前記選択手段によって選択されたモードに対応する制御プログラムをRAMに展開して実行する実行手段をさらに備え、
前記制御プログラムは、予め展開されているプログラムの中で前記選択手段によって選択されたモードにおいて必要のない機能に対応する制御プログラムに上書きで展開されることを特徴とする請求項4に記載のファクシミリ装置。 - ファクシミリ装置であって、
オフフック状態において回線電流を検知する検知手段と、
前記検知手段によって検知された前記回線電流が閾値を超えるか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段によって前記回線電流が前記閾値を超えると判定されると、前記ファクシミリ装置をオンフック状態へ移行する移行手段と、
前記移行手段によって前記ファクシミリ装置がオンフック状態へ移行されたことを示すとともに、接続回線の確認を促すエラー表示を表示部に表示する表示制御手段と、
前記検知手段がDC成分のみの回線電流を検知する第1モード、又は、前記検知手段がAC成分のみの回線電流を検知する第2モードを選択する選択手段と、
前記検知手段の前段に設けられ、前記回線電流のAC成分をカットするフィルタ手段とを備え、
前記検知手段は、前記選択手段によって前記第1モードが選択されると前記フィルタ手段を有効にしてDC成分のみの回線電流を検知し、前記選択手段によって前記第2モードが選択されると前記フィルタ手段を無効にして検知した前記回線電流の変動からAC成分を検知することを特徴とするファクシミリ装置。 - 前記選択手段は、前記ファクシミリ装置が設置される国に応じて、前記第1モード、前記第2モード、又は、前記検知手段による回線電流の検知を行わない第3モードを選択することを特徴とする請求項7に記載のファクシミリ装置。
- 前記移行手段は、
前記選択手段によって前記第2モードが選択された場合には、前記表示制御手段による前記エラー表示を行わせず、前記移行手段によって前記ファクシミリ装置が移行されてから一定時間が経過すると、オフフック状態へ復帰させることを特徴とする請求項7又は8に記載のファクシミリ装置。 - 前記選択手段によって選択されたモードに対応する制御プログラムをRAMに展開して実行する実行手段をさらに備え、
前記制御プログラムは、予め展開されているプログラムの中で前記選択手段によって選択されたモードにおいて必要のない機能に対応する制御プログラムに上書きで展開されることを特徴とする請求項8に記載のファクシミリ装置。 - ファクシミリ装置であって、
オフフック状態において回線電流を検知する検知手段と、
前記検知手段によって検知された前記回線電流が閾値を超えるか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段によって前記回線電流が前記閾値を超えると判定されると、前記ファクシミリ装置をオンフック状態へ移行する移行手段と、
前記移行手段によって前記ファクシミリ装置がオンフック状態へ移行されたことを示すとともに、接続回線の確認を促すエラー表示を表示部に表示する表示制御手段と、
トランジスタを有し、前記ファクシミリ装置をオフフック状態にするための直流捕捉回路とを備え、
前記移行手段は、
前記閾値よりも高い電流値の電流が流れると、前記直流捕捉回路を回線から切り離すことによって前記ファクシミリ装置をオンフック状態へ移行させる保護素子を備えることを特徴とするファクシミリ装置。 - 前記閾値よりも高い電流値の電流は、前記トランジスタがアバランシェ状態になった場合に流れる電流の電流値よりも低い電流であることを特徴とする請求項11に記載のファクシミリ装置。
- 前記表示制御手段によって前記エラー表示を表示部に表示した後に、装置の再起動が行われると、オフフック状態へ移行可能とすることを特徴とする請求項1乃至12の何れか1項に記載のファクシミリ装置。
- ファクシミリ装置であって、
オフフック状態において回線電流を検知する検知手段と、
前記検知手段によって検知された前記回線電流が閾値を超えるか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段によって前記回線電流が前記閾値を超えると判定されると、前記ファクシミリ装置をオンフック状態へ移行する移行手段と、
前記ファクシミリ装置をオフフック状態にするための直流捕捉回路と
を備え、
前記移行手段は、
前記閾値よりも高い電流値の電流が流れると、前記直流捕捉回路を回線から切り離すことによって前記ファクシミリ装置をオンフック状態へ移行させることを特徴とするファクシミリ装置。 - 前記直流捕捉回路はトランジスタを備え、
前記閾値よりも高い電流値の電流は、前記トランジスタがアバランシェ状態になった場合に流れる電流よりも低い電流値の電流であることを特徴とする請求項14に記載のファクシミリ装置。 - ファクシミリ装置の制御方法であって、
検知手段が、オフフック状態において回線電圧を検知する検知ステップと、
判定手段が、前記検知ステップにおいて検知された前記回線電圧が閾値を超えるか否かを判定する判定ステップと、
移行手段が、前記判定ステップにおいて前記回線電圧が前記閾値を超えると判定されると、前記ファクシミリ装置をオンフック状態へ移行する移行ステップと、
表示制御手段が、前記移行ステップにおいて前記ファクシミリ装置がオンフック状態へ移行されたことを示すとともに、接続回線の確認を促すエラー表示を表示部に表示する表示制御ステップと、
前記検知ステップによる検知の前に、前記回線電圧のAC成分をカットするフィルタステップとを備え、
前記検知ステップでは、DC成分のみの回線電圧を検知することを特徴とするファクシミリ装置の制御方法。 - ファクシミリ装置の制御方法であって、
検知手段が、オフフック状態において回線電流を検知する検知ステップと、
判定手段が、前記検知ステップにおいて検知された前記回線電流が閾値を超えるか否かを判定する判定ステップと、
移行手段が、前記判定ステップにおいて前記回線電流が前記閾値を超えると判定されると、前記ファクシミリ装置をオンフック状態へ移行する移行ステップと
を備え、
前記移行ステップでは、
過大電流であることを示す閾値よりも高い電流値の電流が流れると、前記ファクシミリ装置をオフフック状態にするための直流捕捉回路を回線から切り離すことによって前記ファクシミリ装置をオンフック状態へ移行させることを特徴とするファクシミリ装置の制御方法。 - 請求項16または17に記載のファクシミリ装置の制御方法における各ステップをコンピュータに実行させるためのプログラム。
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