JP6727815B2 - 通信装置、通信装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents

通信装置、通信装置の制御方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、通信装置、通信装置の制御方法、及びプログラムに関するものである。
従来、回線からの呼び出し信号(以下、CIまたはCI信号)を検知し、自動受信を行うファクシミリ装置が知られている。なお、CIは、Call Indicatorを示す。
ファクシミリ装置は、そのほとんどは公衆回線網(PSTN;Public Switched Telephone Network)に接続されることが想定されている。そのため、PSTNに接続されるファクシミリ装置やPSTN側の交換機として導入される装置は、所定の技術基準に適合するように、厳しく管理されている。
一方、近年では、情報通信機器の発達によって、DSL回線や光回線等の広帯域な伝送路を有するIPネットワークを使用して音声データを送受信するVoIP(ボイス・オーバ・インターネット・プロトコル)と称される技術が普及してきている。なお、DSLは、Digital Subscriber Lineを示す。
上述のようなPSTN用の通信装置(以下、ファクシミリ装置を例に説明する)をIPネットワークに対して接続し、該通信装置に接続された電話機でVoIPを使用して音声通信を行う場合には、アダプタが必要となる。このアダプタは、該通信装置から出力される音声信号をIPネットワークに適合した形式の信号に変換するインタフェースとして機能するものであり、一般的にVOIPアダプタ(以下、ターミナルアダプタあるいはTA)という名称で呼ばれている。
ファクシミリ装置に接続されるTAは、PSTNに接続されることがないため、PSTNに接続するために必要とされる所定の技術基準を満たす必要はない。そのため、TAには、PSTNに比べて、低いレベルのCI信号を送出するものも存在する。また、TAには、オンフック時のDC電圧が、PSTNよりも低いレベルのものが存在する。
TAのCIレベル/DCレベルを低くすると、省エネルギーという点で優位性を得ることができ、また、規格上、必要なトランス等による絶縁が不要になる。その結果、低コスト化できる。例えば、CIレベルを、SELV(Safety Extra Low Voltage)電圧内にする(IEC60364では交流25Vにする)と、SELVの範囲内で設計できる。そのため、トランス等の絶縁部品を不要とすることができる。絶縁距離を取る必要がなくなり、基板の小型化を実現でき、その結果、TAを低コスト化することができる。
特許文献1には、このような規格外のCI信号に対応すべく、CI検知レベルを変更可能なファクシミリ装置が開示されている。
特開2005−94174号公報
特許文献1の技術では、CI検知レベルを手動で調整する必要があった。しかし、CI検知レベルを低く設定しすぎると、例えば、商用電源ケーブル(以下、AC電源ケーブル)から回線上に誘導され重畳されるノイズ(以下、混触あるいは混触ノイズ)の影響が考えられる。また、ファクシミリ装置に接続される電話機からのダイヤルパルス信号などの影響も考えられる。これらの影響により、ファクシミリ装置が誤動作し、ファクシミリの自動受信等ができなくなる可能性があった。また、ファクシミリ装置の接続回線を変更した場合などに、手動での調整を忘れてしまうと、ファクシミリ装置が誤動作してしまう可能性があった。
また、市場には多数の種類のTAが存在している。さらに、TAは、集合住宅や雑居ビルの場合、普段目にすることがないような場所に設置されている場合も多い。そのため、TAの種類がわからない場合も多く、ユーザ等がTAの特性を調べて、ファクシミリ装置のCI検知レベルを手動で最適化させるということは困難であった。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものである。本発明の目的は、規格外の呼び出し信号を送出するターミナルアダプタ等に接続される場合でも、手動による調整なしに、呼び出し信号を検知可能にし、装置の誤動作を防止することができる仕組みを提供することである。
本発明は、オフフックにより回線を捕捉する通信装置であって、オンフック時の回線電圧を検知する検知手段と、前記回線を介して受信した信号が呼び出し信号であると検知するための閾値を前記検知手段により検知されたオンフック時の回線電圧に基づいて変更する制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、規格外の呼び出し信号を送出するターミナルアダプタ等に接続される場合でも、手動による調整なしに、呼び出し信号を検知可能にし、装置の誤動作を防止することができる。
本発明の通信装置の一実施例のファクシミリ装置のハードウェア構成図 ファクシミリ装置がPSTN/交換機に接続された場合の説明図 ファクシミリ装置がTAに接続された場合の説明図 ファクシミリ装置に接続された電話機からのダイヤルパルス送出説明図 ファクシミリ装置がPSTNに接続された場合のダイヤルパルス信号説明図 ファクシミリ装置がTAに接続された場合のダイヤルパルス信号説明図 電話回線の直流補足を抵抗とした場合のDC−VI特性説明図 ファクシミリ装置がTAに接続された場合のDC−VI特性説明図 実施例1のファクシミリ装置の動作を例示するフローチャート 実施例2のファクシミリ装置の動作を例示するフローチャート
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。
まず、図1を参照して、本発明の通信装置のブロック構成について説明する。ここでは、本発明の通信装置の一例としてファクシミリ装置を例に説明する。
図1は、本発明の通信装置の一実施例を示すファクシミリ装置のハードウェア構成を例示するブロック図である。
ファクシミリ装置100において、システム・オン・チップ(SOC)101は、ファクシミリ装置100のシステム全体を制御する。ファクシミリ装置100におけるCPUは、CPU200としてSOC101上に実装されている。
SOC101に接続されたメモリ140は、主記憶装置であり、SOC101のCPU200のシステムワークメモリ、本発明の処理を実行するための制御プログラムを格納するメモリとして機能する。また、メモリ140は、ファクシミリ送信又はファクシミリ受信等の際に、画像データや各種情報を一時的に記憶するためのメモリとしても機能する。また、メモリ140は、ユーザが設定した情報または予め設定されている情報(例えば、後述するCI検知閾値や、仕向け国情報など)を格納する。メモリ140は、ファクシミリ装置100の電源をオフにしたときでも、上述した設定情報や制御プログラム等を保持し続けることが可能である。
メモリ140内に保存されているSDAAプログラム202は、SOC101を介してモデム102に転送され、RAM204に展開された後に、DSP(Digital Signal Processor)205で実行されるプログラムである。
SOC101には、操作パネル118、読み取り部121、記録部122、インタフェース(IF)部123、メモリ140、スピーカ回路250等が接続されている。
操作パネル118は、表示器119及びキーボード(KEY)類120を備え、これらはユーザ・インタフェース(UI)として機能する。表示器119は、装置の状態やメニューに関する表示を行う。また、キーボード類120は、ユーザからの各種の指示の入力を受け付けるボタンやテンキー等のキーボードである。ユーザがこのキーボード類120を用いて、ユーザ設定情報を入力することが可能である。
読み取り部121は、原稿から画像を読み取って、画像データを生成する。生成された画像データは、電話回線130を介して相手側装置に対してファクシミリ送信されてもよいし、記録部122で印刷されてもよい。
インタフェース部123は、各種の情報機器が外部から接続される場合のインタフェースとして機能する。
モデム102は、SOC101に接続されており、SOC101による制御に基づいて動作する変復調器である。モデム102は、ファクシミリ送信の対象となる、読み取り部121で読み取られた画像データを用いた変調処理と、電話回線130を介して受信した信号の復調処理を行う。モデム102は、絶縁素子1(103)を介してSDAA(シリコン・データ・アクセス・アレンジメント)104と接続されている。
モデム102において、ROM203は、RAM204に展開されてDSP205に実行されるプログラムを格納しているものである。RAM204は、ホストすなわちSOC101から転送されるSDAAプログラム202とROM203の内容を展開し、DSP205に実行させるためのものである。DSP205は、RAM204の内容に基づいてモデム102の動作を行う。レジスタ206は、SDAA104の状態を格納、あるいは、SOC101からの指示や情報を格納するためのものである。
SDAA104は、網制御装置の一例であって、半導体NCU(半導体ネットワーク制御ユニット)である。SDAA104は、直流捕捉回路152等を介して電話回線130と接続されており、ファクシミリ装置100と外部の公衆回線(電話回線)130や図3において後述するターミナルアダプタ(TA)とのインタフェースとして機能する。また、SDAA104は、電話回線130を介して相手側装置との間で通信を行う際に、回線の接続(捕捉)状態を制御する。
電話回線130には、ファクシミリ装置100に外付けされた電話機128も接続される。電話機128は、不図示の接続端子およびHリレー110を介して電話回線130に接続されており、SDAA104は、電話機128と並列に電話回線130に接続されている。SDAA104は、ファクシミリ送受信を行う場合に、回線を捕捉してその通信を制御するだけでなく、電話機128が電話回線130を介して相手側装置との間で音声通信を行う場合にも、回線の捕捉状態を制御する。SDAA104は、これらの制御をSOC101の制御に基づいて実行する。
SDAA104は、回線捕捉部105を使用して回線の直流捕捉状態を制御する。この回線捕捉部105により直流捕捉される場合の直流インピーダンスは可変である。このインピーダンスは、予め設定された、直流的な電圧に対する電流特性(以下、DC―VI特性)により制御されることにより得られる。
電圧検知部150は、回線上の電圧(回線電圧)をモニタする手段である。電流検知部151は、回線上の電流(回線電流)をモニタする手段である。ACフィルタ部201は、電圧検知部150あるいは電流検知部151の前段に接続され、電圧検知部150あるいは電流検知部151でDC電圧あるいは電流を検知する場合に、AC成分による誤検知を防ぐためのものである。
CI検知部301は、電話回線130からの呼び出し信号すなわちCI(Call Indicator)信号を検知するためのものである。CI検知レベル設定部302は、CI検知部301のCI検知レベルを設定するためのものである。DC−VI特性調整部303は、DC−VI特性を調整するためのものである。DC−VI特性設定部304は、DC−VI特性調整部303の調整値を設定するためのものである。
直流捕捉回路152は、トランジスタなどの電流源により構成されるSDAA104の周辺回路であり、直流捕捉を行いながら、SDAA104の制御で直流インピーダンスの調整を行うことに供される回路である。直流捕捉回路152は、回線開放状態を作り出したり、回線に対する選択信号の一種であるダイヤルパルス送出にも使用される。230は、電流がPSTN210から流れこむ線である。240は、電流がPSTN210へと帰還する線である。SDAA104は、この230あるいは240の電流値と230と240間の電圧値を検知可能である。
整流回路155は、ダイオードブリッジ等からなり、回線からの信号を整流してSDAA104側へと伝えるものである。受信IF回路153は、電話回線130を介して受信されるファクシミリの受信信号などを受信するためのインタフェース回路である。交流インピーダンス整合回路154は、通信中の交流インピーダンスを合わせるための回路である。例えば日本の場合は、交流インピーダンス整合回路154は、交流インピーダンスを600オームに合わせる。
ノイズ除去回路156は、電話回線130からの雷サージ、電磁ノイズなどを抑制し、逆に電話回線130を介して、ファクシミリ装置100のノイズが送出されることを防ぐ回路である。
Hリレー110は、フック検知回路259を介して接続される外付けの電話機128を、整流/平滑回路256あるいは電話回線130に接続するための回路である。Hリレー110は、外付けの電話機128を電話回線130へ接続した接続状態と、電話回線130から切断した切断状態との間の切り替えを行う手段の一例である。また、Hリレー110は、Hリレー駆動信号251を用いて、SOC101によって制御される。なお、図1に示すように、Hリレー110で電話機128が電話回線130から切り離されている場合、CI着信しても電話機は鳴動しない。この場合、いわゆるファクシミリ装置100の無鳴動着信状態となる。
Hリレー110において、1101、1102、1103、1104、1105、1106は、Hリレー110の接点である。
フック検知回路259は、電話機128と接続されており、電話機128のオフフック又はオンフックを検知する回路である。フック検知回路259は、電話機128のオフフック又はオンフックの検知結果を、フック検知信号257を用いてSOC101へ伝達する。SOC101は、フック検知信号257に基づいて、電話機128におけるフックの状態を判定することができる。フック検知回路259は、Hリレー110によって、電話回線130に直接接続された場合、及び、整流/平滑回路256に接続された場合の何れも、電話機128に流れる電流を検知する。これによって、電話機128におけるオフフック又はオンフックの状態を検知する。
A/D変換器260は、フック検知回路259からのフック検知信号257を、検知する。これにより、電話機128のオフフック又はオンフックの状態をSOC101が判断する。
ON/OFF信号252は、直流印加回路253のON/OFFを制御する信号である。直流印加回路253は、電話機128に直流を印加しオフフック又はオンフックの状態を検知するためのものである。DC/AC変換回路254は、直流印加回路253の直流を、ACに変換する回路である。絶縁素子2(255)は、SOC101側と、回線130の一次側との絶縁を取るためのものである。整流/平滑回路256は、DC/AC変換回路254からのACを、整流/平滑化してDCに変換する。
PSTN210は、電話交換機局などに構成される公衆回線網である。なお、PSTNは、Public Switched Telephone Networkを示す。
220は、相手FAX(PSTN210を介してファクシミリ装置100の通信相手となり得るファクシミリ装置)である。なお、図1は、ファクシミリ装置100がPSTNに接続される場合を例示すものであるが、後述する図3のように、ファクシミリ装置100がPSTNには接続されずにターミナルアダプタ(TA)に接続される場合もある。
図2は、ファクシミリ装置100がPSTN/交換機に接続された場合を説明する図である。
4004は交換機で、図1のPSTN210に含まれる。4002は、図1の電話回線130あるいはPSTN210に含まれる電話回線ケーブルである。4003は、電話回線ケーブル4002の近くに配置されたAC電源ケーブル。
図3は、ファクシミリ装置100がTAに接続された場合を説明する図である。
5003はTA(ターミナルアダプタ)である。5002は、TA5003との間のケーブルである。
図4は、ファクシミリ装置100に外付け接続された電話機128からのダイヤルパルス送出を説明する図である。
6007は交換機で、図1のPSTN210に含まれる。6003は、ファクシミリ装置100と交換機6007を接続するためのケーブルである。6004は、ファクシミリ装置100と外付け電話機128を接続するためのケーブルである。6005は、ケーブル6003、ケーブル6004と接続される機内配線ケーブルである。
図5は、ファクシミリ装置100がPSTNに接続された場合のダイヤルパルス信号を説明する図である。
図6は、ファクシミリ装置100がTAに接続された場合のダイヤルパルス信号を説明する図である。
図7は、電話回線の直流補足を抵抗とした場合のDC−VI特性を説明する図である。
図8は、ファクシミリ装置100がTAに接続された場合のDC−VI特性を説明する図である。
図7、図8に示すグラフは、横軸に電流値(I)を示し、縦軸に電圧値(V)を示す。
以下、これらの図面を用いて、本実施例のファクシミリ装置について説明する。
本実施例のファクシミリ装置100は、オンフック時のDC電圧を検知し、該検知したDC電圧が想定されるPSTNのDC電圧よりも低い場合には、自動的にTAに接続されたことを判別(認識)する。なお、本実施例では、想定されるPSTNのDC電圧を42Vとしている。これは、「事業用電気通信設備規則 第五節 音声伝送役務の提供の用に供する電気通信設備 第二十七条の一」に、端末設備等を切り離した時の線間電圧が四十二ボルト以上かつ五十三ボルト以下であることという規定があるためである。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
ファクシミリ装置100は、PSTNに直接接続されているか、TA経由で接続されているかを判別し、その判別結果に基づいて、CI検知レベルを自動的に変更する。詳細には、ファクシミリ装置100は、TA接続されたと判断した場合には、CI検知の閾値を下げるように構成されている。
図2に示すように、ファクシミリ装置100がPSTNに接続された場合には、ファクシミリ装置100と交換機4004までの距離が長い。また、電話回線ケーブル4002は、AC電源ケーブル4003と近接して、はい回される場合も多い。このため、電話回線ケーブル4002は、AC電源ケーブル4003からの、いわゆる混触ノイズを拾う可能性がある。このため、PSTNに接続された場合、ファクシミリ装置100は、このノイズをCI信号と誤検知することを防止するために、CI検知レベルを低く設定することができない。
一方、TAに接続された場合、図3に示すように、ファクシミリ装置100は、TA5003と近く、ケーブル5002も短い。そのため、PSTNに接続された場合と異なり、AC電源ケーブル等の他のケーブルからのノイズの影響が少ない。このため、TAに接続された場合には、ファクシミリ装置100は、PSTNに接続される場合に比べてCI検知レベルを低く設定することができる。
また、ファクシミリ装置100は、外付け電話機128からのダイヤルパルス信号を、CI信号として誤検知することを防ぐために、CI検知閾値の下限値を決定するように構成されている。図4の矢印は、外付け電話機128からのダイヤルパルス信号の流れを示している。外付け電話機128からのダイヤルパルス信号は、機内配線ケーブル6005を伝わり、SDAA6002に伝達される。このダイヤルパルス信号が、CI検知レベルの閾値を超えると、CI検知部301で、CI検知信号として誤検知される可能性がある。この誤検知を防止するために、ファクシミリ装置100は、CI検知の閾値を、上記決定した下限値未満にならないように再設定するように構成されている。
ダイヤルパルス信号は、回線捕捉する/しない、すなわちオフフック/オンフックを、繰り返すことにより生成される。PSTN接続時には、図5のように電圧が高く、一方、TA接続時には、図6のように電圧が低い。この点を考慮して、ファクシミリ装置100では、オンフック時のDC電圧を用いて、CI検知閾値の下限値を決定し、CI検知レベルが必要以上に低くならないようにしている。
また、ファクシミリ装置100では、接続先がTAあるいはPSTNの状況に応じて、DC−VI特性を切り替えるように構成されている。DC−VI特性は、SOC101からの処理でDC−VI特性設定部304により調整される。この構成により、TA接続時の回線電流が少ない場合のSDAA104の安定動作と、回線電流が多い場合のSDAA104の発熱の抑制の両方の効果を奏する。
例えば、抵抗で直流補足を行うと、DC−VI特性は、図7のように、電流(I)と電圧(V)が比例関係になる。しかるに、SDAA104は半導体であり、電流が多い時に電圧を上げると発熱する。そのため、図8のBで示すように、電流が多い時には、電圧を低く抑えると熱的には有利である。なお、電流が低い時に電圧が低すぎると、SDAA104は、動作が不安定になる可能性がある。そのため、図8のAに示すように、電流が少ない時には、電圧を高くする方が、半導体の安定動作という点では有利である。
一方、ファクシミリ装置がPSTN回線に接続される場合、「電気通信事業法 第四章 電話用設備に接続される端末設備 第一節 アナログ電話端末 第十三条 直流回路の電気的条件」等の規定に適合させる必要がある。この規定では、直流回路の直流抵抗値は、20mA以上120mA以下の電流で測定した値で50Ω以上300Ω以下であることと記載されている。
この規定を満足するためには、DC−VI特性の低電流時/高電流時の電圧値に制限を受ける。例えば、回線電流が20mAの時には、電圧は6V以下でなくてはならず、回線電流が120mAの時には、電圧は6V以上でなくてはならない。
TA接続の場合、特に電流値は20mA以下の場合も考えられ、SDAA104の安定動作という点では、図8のAに示す低電流時の電圧を高めに設定するという傾向を強めることが効果的である。
よって、ファクシミリ装置100では、TA接続を自動的に検知した場合、図8のAの低電流時の電圧を高めに設定するというDC−VI特性を選択設定することにより、半導体の安定動作という点で効果を奏する。
以下、図9のフローチャートを参照して、本実施例のファクシミリ装置100の動作について説明する。
図9は、実施例1のファクシミリ装置100の動作を例示するフローチャートである。このフローチャートに示される処理は、SOC101のCPU200が、メモリ140に格納されるプログラムを実行することにより実現されるものである。なお、この処理は、例えば、ファクシミリ装置100が起動された際、定期的、又は、操作パネル118からユーザ指示を受けた際等に実行されるものとする。
S201において、SOC101は、PSTN用CI検知閾値、および、TA用CI検知閾値を、メモリ140からリードする。ここでは一例として、PSTN用CI検知閾値Vpstn=30V、TA用CI検知閾値Vta=10Vとするが、本発明はこの数値に限定されるものではない。
次に、S202において、SOC101は、上記S201で読み込んだPSTN用CI検知閾値Vpstnをモデム102に設定し、絶縁素子1(103)を経由し、CI検知レベル設定部302により、CI検知部301のCI検知レベルとして設定する。
次に、S203において、SOC101は、回線捕捉部105で回線捕捉をしていない状態、すなわちオンフック時の電話回線130の電圧Voffを、モデム102を介して電圧検知部150により検知する。
次に、S204において、SOC101は、上記S203で検知した電圧Voffが42V未満であるかどうかを判断する。上述したように、この42Vは、想定しているPSTNのDC電圧の下限値である。ここでは、一例として、PSTNのDC電圧の下限値を42Vとしているが、本発明はこの数値に限定されるものではなく、この数値は変更することも可能である。
そして、上記S203で検知した電圧Voffが42V以上(42V未満でない)と判断した場合(S204でNOの場合)、SOC101は、S205に処理を進める。
S205において、SOC101は、PSTNに接続していると判断し、CI検知閾値をPSTN用検知閾値のまま変更しないと判断し、S206に処理を進める。
S206において、SOC101は、モデム102を介してCI検知レベル設定部302により、CI検知部301のCI検知レベルをPSTN用検知閾値(30V)に設定する。この30Vは一例であり、本発明はこの数値に限定されるものではなく、変更することも可能である。
次に、S207において、SOC101は、モデム102を介してDC−VI特性設定部304により、DC−VI特性調整部303のDC−VI特性をPSTN用のDC−VI特性に設定し、本フローチャートの処理を終了する(S208)。
また、上記S204において、上記S203で検知した電圧Voffが42V未満と判断した場合(S204でYESの場合)、SOC101は、S209に処理を進める。
S209において、SOC101は、TAに接続されていると判断し、S210に処理を進める。
S210において、SOC101は、CI検知閾値を、PSTN用閾値よりも低く設定すると判断し、S211に処理を進める。
S211において、SOC101は、メモリ140に格納されている仕向け国情報を読み出す。例えば、この仕向け国の情報には、ダイヤルパルスの仕様があるか否かの情報も含まれているものとする。
次に、S212において、SOC101は、ダイヤルパルスの仕様がある仕向け国か否かを判断する。そして、ダイヤルパルスの仕様がある仕向け国であると判断した場合(S212でYESの場合)、SOC101は、S213に処理を進める。
S213において、SOC101は、上記S203で検知されたオンフック電圧Voffから、ダイヤルパルス信号の実効値を取得し(例えば計算し)、これを下限の閾値Vminに決定し、S214に処理を進める。なお、ダイヤルパルス信号の実効値の取得は、計算により取得してもよいし、テーブル等から取得してもよい。
S214において、SOC101は、上記S201で読み込んだTA用CI検知閾値Vtaと上記S212で決定された下限の閾値Vminとを比較する。そして、VtaがVminを下回っている(Vta<Vmin)と判定した場合(S214でNOの場合)、SOC101は、S215に処理を進める。
S215において、SOC101は、モデム102を介してCI検知レベル設定部302により、CI検知部301のCI検知レベルを、上記S212で決定された下限の閾値Vminに設定し、S216に処理を進める。
一方、VtaがVmin以上(Vta≧Vmin)と判定した場合(S214でYESの場合)、SOC101は、S217に処理を進める。
S217において、SOC101は、モデム102を介し、CI検知レベル設定部302を用いて、CI検知部301のCI検知レベルを、TA用CI検知閾値Vtaに設定し、S216に処理を進める。
S216において、SOC101は、モデム102を介してDC−VI特性設定部304により、DC−VI特性調整部303のDC−VI特性をTA用のDC−VI特性に設定し、本フローチャートの処理を終了する(S208)。なお、TA用のDC−VI特性は、例えば、PSTN用のDC−VI特性よりも、図8のAの低電流時の電圧を高め設定するDC−VI特性である。
また、上記S212において、SOC101が、ダイヤルパルスの仕様がある仕向け国でないと判断した場合(S212でNOの場合)、SOC101は、S217に処理を進める。S217以降は説明済みなので省略する。
以上のように、実施例1のファクシミリ装置は、オンフック時のDC電圧を検知する。そして、その検知電圧が予め決められた閾値(例えば42V)よりも低いか閾値以上か否かにより、接続された回線をPSTNかTAか自動的に判別し、CI検知レベルを最適化する構成を有する。この構成により、困難な手動調整なしに、TAに接続された場合でも、TAからの低レベルのCIを検知すること、また、CI信号以外のノイズあるいはダイヤルパルス信号をCI信号として誤検知することを防止すること等が可能になる。これにより、装置の誤動作を防止することができる。
上述した実施例1では、ファクシミリ装置100が接続されている回線の種別を自動判別して、CI検知レベル、SDAAのDC−VI特性を設定する構成について説明した。
本実施例2では、ユーザインタフェース(UI)から入力された、ファクシミリ装置100が接続される回線種別情報に基づき、CI検知レベル、SDAAのDC−VI特性を設定するように構成する。例えば、UIから入力された回線種別情報に基づき、低電流で高い電圧を保つようにSDAAのDC−VI特性を変更するとともに、CI検知レベルを低く変更する構成を有する。
実施例2のファクシミリ装置100では、オンフック時のDC電圧が高いTAに接続された場合でも、UI入力検知により、DC−VI特性を変更すると同時に、CI検知レベルを低く変更する。このような構成により、ファクシミリ装置100では、TAからの低レベルのCI信号を検知することができる。また、低電流時の電圧を高めに設定するというDC−VI特性を選択し、半導体であるSDAAの安定動作という点で効果を奏する。
以下、図10のフローチャートを参照して、実施例2のファクシミリ装置100の動作について説明する。
図10は、実施例2のファクシミリ装置100の動作を例示するフローチャートである。このフローチャートに示される処理は、SOC101のCPU200が、メモリ140に格納されるプログラムを実行することにより実現されるものである。なお、この処理は、操作パネル118等から回線種別の入力を受けた際、又は定期的に実行されるものとする。
S301において、SOC101は、操作パネル118のKEY類120からの回線種別の入力を検知すると、S302に処理を進める。なお、回線種別の入力の検知は、メモリ140を介して行われるものとする。また、回線種別の入力は、操作パネル118に限定されるものではなく、ネットワークを介してファクシミリ装置100と通信可能なパーソナルコンピュータのWebブラウザ上等に実現されるリモートUIから行われる構成でもよい。
S302において、SOC101は、上記入力された回線種別情報がTAを示す情報か否かを判断する。そして、回線種別情報がTAを示す情報でないと判定した場合(S302でNOの場合)、SOC101は、S303に処理を進める。
S303において、SOC101は、PSTNに接続されていると認識し、S304に処理を進める。
S304において、SOC101は、モデム102を介してCI検知レベル設定部302により、CI検知部301のCI検知レベルをPSTN用検知閾値(30V)に設定する。この30Vは一例であり、本発明はこの数値に限定されるものではなく、変更することも可能である。なお、PSTN用検知閾値は、SOC101がメモリ140から取得するものとする。
次に、S305において、SOC101は、モデム102を介してDC−VI特性設定部304により、DC−VI特性調整部303のDC−VI特性をPSTN用に設定し、本フローチャートの処理を終了する(S306)。
また、上記S302において、回線種別情報がTAを示す情報であると判定した場合(S302でYESの場合)、SOC101は、S307に処理を進める。
S307において、SOC101は、TAに接続されていると認識し、S308に処理を進める。
S308において、SOC101は、モデム102を介し、CI検知レベル設定部302を用いて、CI検知部301のCI検知レベルを、TA用CI検知閾値(10V)に設定する。この10Vは一例であり、本発明はこの数値に限定されるものではなく、変更することも可能である。なお、TA用CI検知閾値は、SOC101がメモリ140から取得するものとする。
次に、S309において、SOC101は、モデム102を介してDC−VI特性設定部304により、DC−VI特性調整部303のDC−VI特性をTA用に設定し、本フローチャートの処理を終了する(S306)。なお、TA用のDC−VI特性は、例えば、PSTN用のDC−VI特性よりも、図8のAの低電流時の電圧を高め設定するDC−VI特性である。
以上のように、実施例2のファクシミリ装置は、ユーザによる回線種別の入力に基づいて、CI検知レベルを最適化する構成を有する。この構成により、困難な手動調整なしに、TAに接続された場合でも、CI信号以外のノイズあるいはダイヤルパルス信号をCI信号として誤検知することを防止し、TAからの低レベルのCIを検知することが可能になる。従って、規格外の呼び出し信号を送出するターミナルアダプタ等に接続される場合でも、ファクシミリ等の送受信動作を保証することができる。
また、上記実施例1に示した接続する回線を自動判別してCI検知レベルを自動変更するモードと、上記実施例2に示したUIから入力される回線種別情報に基づいてCI検知レベルを自動変更するモードとを切り替え可能に構成してもよい。
以上、本発明の各実施例を示す通信装置によれば、規格外の呼び出し信号を送出するターミナルアダプタ等に接続される場合でも、手動によるCI検知レベルの調整なしに、呼び出し信号を検知可能にし、装置の誤動作を防止することができる。
なお、上述した各種データの構成及びその内容はこれに限定されるものではなく、用途や目的に応じて、様々な構成や内容で構成されていてもよい。
以上、一実施形態について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様をとることが可能である。具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
また、上記各実施例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施例の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施例の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。即ち、上述した各実施例及びその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
100 ファクシミリ装置
101 SOC
104 SDAA
150 電圧検知部
301 CI検知部
302 CI検知レベル設定部
303 DC−VI特性調整部
304 DC−VI特性設定部

Claims (8)

  1. オフフックにより回線を捕捉する通信装置であって、
    オンフック時の回線電圧を検知する検知手段と、
    記回線を介して受信した信号が呼び出し信号であることを検知するための電圧の閾値、前記検知手段により検知されたオンフック時の回線電圧に基づいて変更する制御手段と、
    を有することを特徴とする通信装置。
  2. 前記制御手段は、前記検知手段により検知されたオンフック時の回線電圧が所定の電圧以上の場合、前記閾値を、第1の閾値に設定し、前記オンフック時の回線電圧が前記所定の電圧よりも低い場合、前記閾値を、前記第1の閾値よりも低い第2の閾値に設定することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記検知手段により検知されたオンフック時の回線電圧に基づいて、当該通信装置に外付けされた電話機のダイヤルパルスの実効値を取得し、該実効値に基づいて、前記閾値の下限値を決定する決定手段と、を有し、
    前記制御手段は、前記決定手段により決定された下限値を下回らないように前記呼び出し信号の閾値を設定することを特徴とする請求項1又は2に記載の通信装置。
  4. 回線を介して通信を行う場合に回線の捕捉状態を制御する半導体である網制御手段を有し、
    前記制御手段は、前記検知手段により検知されたオンフック時の回線電圧に基づいて、前記網制御手段の直流的な電圧に対する電流特性の設定を変更することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の通信装置。
  5. 前記制御手段は、前記検知手段により検知されたオンフック時の回線電圧が所定の電圧以上の場合、前記網制御手段の直流的な電圧に対する電流特性を、第1特性に設定し、前記オンフック時の回線電圧が前記所定の電圧よりも低い場合、前記直流的な電圧に対する電流特性を、前記第1特性よりも、低電流時に高い電圧を保つ第2特性に設定することを特徴とする請求項4に記載の通信装置。
  6. 前記制御手段は、前記検知手段により検知されたオンフック時の回線電圧が所定の電圧以上の場合には、公衆回線網に接続されていると判別し、前記オンフック時の回線電圧が前記所定の電圧よりも低い場合には、ターミナルアダプタに接続されていると判別することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の通信装置。
  7. オフフックにより回線を捕捉する通信装置の制御方法であって、
    オンフック時の回線電圧を検知する検知ステップと、
    記回線を介して受信した信号が呼び出し信号であると検知するための閾値、前記検知ステップで検知されたオンフック時の回線電圧に基づいて変更する制御ステップと、
    を有することを特徴とする通信装置の制御方法。
  8. コンピュータに、請求項に記載の制御方法を実行させるためのプログラム。
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