JP6727815B2 - 通信装置、通信装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents
通信装置、通信装置の制御方法、及びプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP6727815B2 JP6727815B2 JP2016005774A JP2016005774A JP6727815B2 JP 6727815 B2 JP6727815 B2 JP 6727815B2 JP 2016005774 A JP2016005774 A JP 2016005774A JP 2016005774 A JP2016005774 A JP 2016005774A JP 6727815 B2 JP6727815 B2 JP 6727815B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- line
- voltage
- hook
- communication device
- characteristic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Facsimile Transmission Control (AREA)
- Telephone Function (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
Description
ファクシミリ装置は、そのほとんどは公衆回線網(PSTN;Public Switched Telephone Network)に接続されることが想定されている。そのため、PSTNに接続されるファクシミリ装置やPSTN側の交換機として導入される装置は、所定の技術基準に適合するように、厳しく管理されている。
図1は、本発明の通信装置の一実施例を示すファクシミリ装置のハードウェア構成を例示するブロック図である。
操作パネル118は、表示器119及びキーボード(KEY)類120を備え、これらはユーザ・インタフェース(UI)として機能する。表示器119は、装置の状態やメニューに関する表示を行う。また、キーボード類120は、ユーザからの各種の指示の入力を受け付けるボタンやテンキー等のキーボードである。ユーザがこのキーボード類120を用いて、ユーザ設定情報を入力することが可能である。
インタフェース部123は、各種の情報機器が外部から接続される場合のインタフェースとして機能する。
Hリレー110において、1101、1102、1103、1104、1105、1106は、Hリレー110の接点である。
A/D変換器260は、フック検知回路259からのフック検知信号257を、検知する。これにより、電話機128のオフフック又はオンフックの状態をSOC101が判断する。
220は、相手FAX(PSTN210を介してファクシミリ装置100の通信相手となり得るファクシミリ装置)である。なお、図1は、ファクシミリ装置100がPSTNに接続される場合を例示すものであるが、後述する図3のように、ファクシミリ装置100がPSTNには接続されずにターミナルアダプタ(TA)に接続される場合もある。
4004は交換機で、図1のPSTN210に含まれる。4002は、図1の電話回線130あるいはPSTN210に含まれる電話回線ケーブルである。4003は、電話回線ケーブル4002の近くに配置されたAC電源ケーブル。
5003はTA(ターミナルアダプタ)である。5002は、TA5003との間のケーブルである。
6007は交換機で、図1のPSTN210に含まれる。6003は、ファクシミリ装置100と交換機6007を接続するためのケーブルである。6004は、ファクシミリ装置100と外付け電話機128を接続するためのケーブルである。6005は、ケーブル6003、ケーブル6004と接続される機内配線ケーブルである。
図6は、ファクシミリ装置100がTAに接続された場合のダイヤルパルス信号を説明する図である。
図8は、ファクシミリ装置100がTAに接続された場合のDC−VI特性を説明する図である。
図7、図8に示すグラフは、横軸に電流値(I)を示し、縦軸に電圧値(V)を示す。
本実施例のファクシミリ装置100は、オンフック時のDC電圧を検知し、該検知したDC電圧が想定されるPSTNのDC電圧よりも低い場合には、自動的にTAに接続されたことを判別(認識)する。なお、本実施例では、想定されるPSTNのDC電圧を42Vとしている。これは、「事業用電気通信設備規則 第五節 音声伝送役務の提供の用に供する電気通信設備 第二十七条の一」に、端末設備等を切り離した時の線間電圧が四十二ボルト以上かつ五十三ボルト以下であることという規定があるためである。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
TA接続の場合、特に電流値は20mA以下の場合も考えられ、SDAA104の安定動作という点では、図8のAに示す低電流時の電圧を高めに設定するという傾向を強めることが効果的である。
よって、ファクシミリ装置100では、TA接続を自動的に検知した場合、図8のAの低電流時の電圧を高めに設定するというDC−VI特性を選択設定することにより、半導体の安定動作という点で効果を奏する。
図9は、実施例1のファクシミリ装置100の動作を例示するフローチャートである。このフローチャートに示される処理は、SOC101のCPU200が、メモリ140に格納されるプログラムを実行することにより実現されるものである。なお、この処理は、例えば、ファクシミリ装置100が起動された際、定期的、又は、操作パネル118からユーザ指示を受けた際等に実行されるものとする。
S205において、SOC101は、PSTNに接続していると判断し、CI検知閾値をPSTN用検知閾値のまま変更しないと判断し、S206に処理を進める。
S209において、SOC101は、TAに接続されていると判断し、S210に処理を進める。
S210において、SOC101は、CI検知閾値を、PSTN用閾値よりも低く設定すると判断し、S211に処理を進める。
次に、S212において、SOC101は、ダイヤルパルスの仕様がある仕向け国か否かを判断する。そして、ダイヤルパルスの仕様がある仕向け国であると判断した場合(S212でYESの場合)、SOC101は、S213に処理を進める。
S215において、SOC101は、モデム102を介してCI検知レベル設定部302により、CI検知部301のCI検知レベルを、上記S212で決定された下限の閾値Vminに設定し、S216に処理を進める。
S217において、SOC101は、モデム102を介し、CI検知レベル設定部302を用いて、CI検知部301のCI検知レベルを、TA用CI検知閾値Vtaに設定し、S216に処理を進める。
本実施例2では、ユーザインタフェース(UI)から入力された、ファクシミリ装置100が接続される回線種別情報に基づき、CI検知レベル、SDAAのDC−VI特性を設定するように構成する。例えば、UIから入力された回線種別情報に基づき、低電流で高い電圧を保つようにSDAAのDC−VI特性を変更するとともに、CI検知レベルを低く変更する構成を有する。
図10は、実施例2のファクシミリ装置100の動作を例示するフローチャートである。このフローチャートに示される処理は、SOC101のCPU200が、メモリ140に格納されるプログラムを実行することにより実現されるものである。なお、この処理は、操作パネル118等から回線種別の入力を受けた際、又は定期的に実行されるものとする。
S303において、SOC101は、PSTNに接続されていると認識し、S304に処理を進める。
S307において、SOC101は、TAに接続されていると認識し、S308に処理を進める。
以上、一実施形態について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様をとることが可能である。具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
また、上記各実施例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
本発明は、上述の実施例の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施例の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。即ち、上述した各実施例及びその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
101 SOC
104 SDAA
150 電圧検知部
301 CI検知部
302 CI検知レベル設定部
303 DC−VI特性調整部
304 DC−VI特性設定部
Claims (8)
- オフフックにより回線を捕捉する通信装置であって、
オンフック時の回線電圧を検知する検知手段と、
前記回線を介して受信した信号が呼び出し信号であることを検知するための電圧の閾値を、前記検知手段により検知されたオンフック時の回線電圧に基づいて変更する制御手段と、
を有することを特徴とする通信装置。 - 前記制御手段は、前記検知手段により検知されたオンフック時の回線電圧が所定の電圧以上の場合、前記閾値を、第1の閾値に設定し、前記オンフック時の回線電圧が前記所定の電圧よりも低い場合、前記閾値を、前記第1の閾値よりも低い第2の閾値に設定することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
- 前記検知手段により検知されたオンフック時の回線電圧に基づいて、当該通信装置に外付けされた電話機のダイヤルパルスの実効値を取得し、該実効値に基づいて、前記閾値の下限値を決定する決定手段と、を有し、
前記制御手段は、前記決定手段により決定された下限値を下回らないように前記呼び出し信号の閾値を設定することを特徴とする請求項1又は2に記載の通信装置。 - 回線を介して通信を行う場合に回線の捕捉状態を制御する半導体である網制御手段を有し、
前記制御手段は、前記検知手段により検知されたオンフック時の回線電圧に基づいて、前記網制御手段の直流的な電圧に対する電流特性の設定を変更することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の通信装置。 - 前記制御手段は、前記検知手段により検知されたオンフック時の回線電圧が所定の電圧以上の場合、前記網制御手段の直流的な電圧に対する電流特性を、第1特性に設定し、前記オンフック時の回線電圧が前記所定の電圧よりも低い場合、前記直流的な電圧に対する電流特性を、前記第1特性よりも、低電流時に高い電圧を保つ第2特性に設定することを特徴とする請求項4に記載の通信装置。
- 前記制御手段は、前記検知手段により検知されたオンフック時の回線電圧が所定の電圧以上の場合には、公衆回線網に接続されていると判別し、前記オンフック時の回線電圧が前記所定の電圧よりも低い場合には、ターミナルアダプタに接続されていると判別することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の通信装置。
- オフフックにより回線を捕捉する通信装置の制御方法であって、
オンフック時の回線電圧を検知する検知ステップと、
前記回線を介して受信した信号が呼び出し信号であると検知するための閾値を、前記検知ステップで検知されたオンフック時の回線電圧に基づいて変更する制御ステップと、
を有することを特徴とする通信装置の制御方法。 - コンピュータに、請求項7に記載の制御方法を実行させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016005774A JP6727815B2 (ja) | 2016-01-15 | 2016-01-15 | 通信装置、通信装置の制御方法、及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016005774A JP6727815B2 (ja) | 2016-01-15 | 2016-01-15 | 通信装置、通信装置の制御方法、及びプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017126928A JP2017126928A (ja) | 2017-07-20 |
JP6727815B2 true JP6727815B2 (ja) | 2020-07-22 |
Family
ID=59365347
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016005774A Active JP6727815B2 (ja) | 2016-01-15 | 2016-01-15 | 通信装置、通信装置の制御方法、及びプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6727815B2 (ja) |
-
2016
- 2016-01-15 JP JP2016005774A patent/JP6727815B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017126928A (ja) | 2017-07-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20160360064A1 (en) | Facsimile apparatus, method of controlling facsimile apparatus, and storage medium | |
JP6727815B2 (ja) | 通信装置、通信装置の制御方法、及びプログラム | |
US7092499B2 (en) | Communication apparatus | |
JP6566808B2 (ja) | 通信装置、通信装置の制御方法、及びプログラム | |
JP6214268B2 (ja) | 通信装置、通信方法、及びプログラム | |
KR101298409B1 (ko) | 통화 차단기 | |
JP5856390B2 (ja) | 通信装置、その制御方法、及びプログラム | |
US9060073B2 (en) | Facsimile apparatus, control method thereof, and storage medium | |
JP2016225936A (ja) | ファクシミリ装置、ファクシミリ装置の制御方法、及びプログラム | |
JP6185749B2 (ja) | 通信装置、その制御方法、プログラム、及び通信システム | |
JP2018191179A (ja) | 通信装置 | |
JP2011229095A (ja) | ファクシミリ装置 | |
JP6323977B2 (ja) | 通信装置及び該装置の制御方法 | |
US9338272B2 (en) | Communication apparatus that detects improper connection of cable, control method therefor, and storage medium | |
KR20060122183A (ko) | 통신용 회선 연결 제어 장치 및 방법 | |
JP6481472B2 (ja) | 通信装置、通信制御方法および通信制御プログラム | |
JP4499644B2 (ja) | 端末網制御装置 | |
US9699350B2 (en) | Communication device suppressing occurrence of communication disturbance | |
JP2017192053A (ja) | 通信装置、通信装置の制御方法、及びプログラム | |
JP5824934B2 (ja) | 通信端末装置 | |
JP6471666B2 (ja) | 通信装置 | |
JP3968708B2 (ja) | 通信装置 | |
KR20140132859A (ko) | 팩시밀리와 팩시밀리의 제어 방법, 팩시밀리 기능을 가진 화상 형성 장치 | |
JP2019110463A (ja) | 通信装置及びその制御方法、並びにプログラム | |
JP2006203332A (ja) | 通信装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20180306 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20181227 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20191029 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20191105 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20191213 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200602 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200701 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6727815 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |