JP2017192053A - 通信装置、通信装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents

通信装置、通信装置の制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】自らの環境に起因する通信障害を自ら解決し、誤動作を防止する通信装置、通信装置の制御方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】発着呼衝突の発生頻度を特定し、特定された発着呼衝突の発生頻度に基づいて、着信検知特性を変更する。変更手段は、FC(1300Hzの呼び出し信号)着信検知機能を使用していない場合に、前記FC着信検知機能を解除し、また、CI(16Hzの呼び出し信号)着信検知特性を変更する。さらに。回線電流を検出する検出手段と、前記検出手段によって検出された回線電流が所定の値未満であることに基づいて、回線抵抗を変更する変更手段を有する。
【選択図】図9

Description

本発明は、通信装置、通信装置の制御方法、及びプログラムに関するものである。
ファクシミリ装置は、そのほとんどが公衆回線網(以下PSTN)に直接接続することが想定されるため、PSTN所定の技術基準に適合するように、厳しく管理されている。
一方、情報通信機器の発達によって、DSL回線や光回線等の広帯域な伝送路を有するIPネットワークを使用し、VoIP(ボイス・オーバ・インターネット・プロトコル)技術を用いて音声データの送受信を行う通信装置が普及している。
例えば、PSTN用の当該ファクシミリ装置に接続された電話機でVoIP技術を用いて音声通信を行う場合には、当該ファクシミリ装置から出力される音声信号を、IPネットワークに適合した形式の信号に変換する必要がある。このため、当該ファクシミリ装置はこの信号変換用のインタフェースとして機能する、例えばVoIPアダプタを介してIPネットワークに接続される。
このようなファクシミリ装置に接続されるVoIPアダプタは、一般的にターミナルアダプタという名称で呼ばれていて、このほかビジネスホンシステム等さまざまな通信形態の装置が知られている。
これらターミナルアダプタは、PSTNに直接接続されることは無いため、PSTNに接続するために必要とされる所定の技術基準を厳格に満たす必要はなく、ターミナルアダプタにとって都合の良い以下のように構成されることがしばしばある。
例えば、回線上に配される交換機は、信号が着信したことをファクシミリ装置に知らせるため、着信信号を送出する。この着信信号については、その周波数、信号レベル、信号のオンオフ時間(ケーデンス)等、所定の技術基準に適合しているものである。さらには、この着信信号が当該ファクシミリ装置において確実に検出されるためは、着信信号に誘導される外乱ノイズが少ない、すなわち着信信号に比較して、十分ノイズが少ないという品質が確保されていることが必要である。
しかしながら、近年、コストを安く抑えるため、ターミナルアダプタで構成される電源回路、各種ノイズを除去するノイズフィルター回路、あるいは筺体のグランド強化等が十分ではないターミナルアダプタが市場に出現してきた。このため、接続している当該ファクシミリ装置に回線を通じて外乱ノイズを誘導し、着信信号に比較して、ノイズが多くなる場合があった。
また、当該ファクシミリ装置はオフフックする際、所定の負荷インピーダンスになるよう調整を行うが、回線上に配される交換機は、この負荷インピーダンスに応じたオフフック電流を供給することが要求されている。
しかしながら、近年、動作電力を削減するために、少ない電流しか供給できないように電流を制限しているターミナルアダプタが市場に出現し、当該ファクシミリ装置が電流不足になる場合があった。
これは、バッテリー駆動を行う等の目的でオフフック電流を最小限に制限するよう構成したターミナルアダプタであるが、本来、PSTNに接続するために必要とされる所定の技術基準にこのような規定はない。
また、当該ファクシミリ装置は、発呼前にダイアルトーンが検出できた場合に発呼、送信に移行する機能を有している。
しかしながら、近年、ダイアルトーン(DT)の周波数や信号レベルあるいは信号のケーデンスが所定の技術基準に適合しない規格外のターミナルアダプタが市場に出現してきた。
このように、当該ファクシミリ装置を規格外のターミナルアダプタと接続動作させると、機器間を接続している回線に外乱ノイズが誘導されたり、回線電流が不足したり、あるいは発呼時ダイアルトーンが検知できない等様々な誤動作を引き起こす場合がある。
このため、画像送信時に送信不良が発生し、リダイアル待機を繰り返す結果、送信エラーとなっていた。
特開2012-249196号公報
しかしながら、画像送信時の通信障害により送信エラーで終了していた場合、自らの環境が規格に適合していないためであるのか、又は装置間の相性により誤動作が発生していたためであるのか、原因を認識できなかった。
したがって、送信先の装置が話し中であったとか、電源が入っていなかったとかに起因していると誤って認識してしまうという課題がある。
また、実際はこれらの通信障害をもたらす誤動作が自らの環境に起因すると認識できたとしても、その誤動作を解決する手段がないという課題がある。
本発明は、上述した課題に鑑みてなされたものであり、自らの環境に起因する通信障害を自ら解決し、誤動作を防止することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の通信装置は以下の構成を有する。
発着呼衝突の発生頻度を特定する特定手段と、前記特定手段によって特定された発着呼衝突の発生頻度に基づいて、着信検知特性を変更する変更手段と、を有することを特徴とする。
本発明は、以上の構成を有することにより、自らの環境に起因する通信障害を自ら解決し、誤動作を防止することができるという効果を奏する。
本発明ファクシミリ装置の全体ブロック図 ビジネスホンシステムの説明図 直流捕捉回路の動作を説明する簡易ブロック図 直流捕捉回路による直流インピーダンス調整とDC-VI特性の関係を示す図 レジスタの内容を説明する図 SOCのプログラム展開動作のフローチャート 解決処理手段1の動作フローチャート ノイズ除去の調整動作フローチャート 本発明ファクシミリ装置の着信検知特性の変更例を説明する図 解決処理手段2の動作フローチャート 電流の調整動作フローチャート 解決処理手段3の動作フローチャート DT検出の調整動作フローチャート
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。
実施例1は、図1の構成で、図8〜図13のフローチャートに従って動作する。
具体的には、操作パネル118上に表示される通信障害に対する複数の解決処理手段1〜3のメニューから所望の解決処理手段のキーを押下して選択し、選択した解決処理手段を実行することが可能である。
この解決処理手段1は、ファクシミリ装置100の回線上に誘導されるノイズに起因する誤動作を解決するために設けられた解決処理手段である。
また、解決処理手段2は、ファクシミリ装置100に供給する回線電流が不足していることに起因する誤動作を解決するために設けられた解決処理手段である。
また、解決処理手段3は、ファクシミリ装置100がDT検出出来なかったことに起因する誤動作を解決するために設けられた解決処理手段である。
図1は、本発明の通信装置(以下「ファクシミリ装置」を例に説明する。)100の全体ブロック構成図である。
システム・オン・チップ(SOC)101は、ファクシミリ装置100のシステム全体を制御する。ファクシミリ装置100におけるCPU200は、SOC101上に実装されている。
SOC101に接続されたメモリ140は、主記憶装置であり、SOC101のCPUのシステムワークメモリ、本発明の処理を実行するための制御プログラムを格納するメモリとして機能する。また、メモリ140は、ファクシミリ送信又受信等の際に、画像データや各種情報を一時的に記憶するためのメモリとしても機能する。また、ユーザーが設定した情報も格納する。
SDAAプログラム202は、モデム102に転送され、RAM204に展開された後に、DSP205で実行されるプログラムである。
SOC101には、操作パネル118、読み取り部121、記録部122、インタフェース(IF)部123が接続されている。
操作パネル118は、表示器119及びキーボード類120を備え、これらはユーザ・インタフェースとして機能する。
表示器119は、装置の状態やメニューに関する表示を行う。
キーボード類120は、ユーザーからの各種の指示の入力を受け付けるボタンやテンキー等のキーボードである。ユーザーがこのキーボードを用いて、ユーザー設定情報を入力することが可能である。
読み取り部121は、原稿から画像を読み取って、画像データを生成する。生成された画像データは、通信回線130を介して相手側装置に対してファクシミリ送信されてもよいし、記録部122で印刷されても良い。
インタフェース(IF)部123は、各種の情報機器が外部から接続される場合のインタフェースとして機能する。
モデム102は、SOC101に接続されており、SOC101による制御に基づいて動作する変復調器である。モデム102は、ファクシミリ送信の対象となる、読み取り部121で読み取られた画像データを用いた変調処理と、通信回線130を介して受信した信号の復調処理を行う。モデム102は、絶縁素子103を介してSDAA(シリコン・データ・アクセス・アレンジメント)104と接続されている。
ROM203は、RAM204に展開され、DSP205で実行されるプログラムを格納しているROMである。
RAM204は、ホストから転送されるSDAAプログラム202とROM203の内容を展開し、DSP205に実行させるためのRAMである。
DSP205は、RAM204の内容に基づいてモデム102の動作を行う。
レジスタ206は、SDAA104の状態を格納、あるいは、SOC101からの指示を格納するためのレジスタである。
SDAA104は、網制御手段の一例であって、半導体NCU(ネットワーク制御ユニット)である。SDAA104は、通信回線130と接続されており、ファクシミリ装置100と外部の公衆回線(通信回線)130や図2において後述するターミナルアダプタとのインタフェースとして機能する網制御装置である。また、SDAA104は、通信回線130を介して相手側装置との間で通信を行う際に、回線の接続(捕捉)状態を制御する。通信回線130には、ファクシミリ装置100に外付けされた電話機128も接続される。電話機128は、Hリレー110を介して通信回線130に接続されており、SDAA104は、電話機128と並列に通信回線130に接続されている。SDAA104は、ファクシミリ送受信を行う場合に、回線を捕捉してその通信を制御するだけでなく、電話機128が通信回線130を介して相手側装置との間で音声通信を行う場合にも、回線の捕捉状態を制御する。SDAA104は、これらの制御をSOC101の制御に基づいて実行する。
SDAA104は、回線捕捉手段105を使用して回線の直流捕捉状態を制御する。この回線捕捉手段により直流捕捉される場合の直流インピーダンスは可変である。このインピーダンスは、あらかじめ設定された、直流的な電圧に対する電流特性(以下「DC-VI特性」という。)により制御されることにより得られる。
電圧検知手段150は、回線上の電圧を検知する手段である。
電流検知手段151は、回線上の電流を検知する手段である。
DT検出手段157は、発呼前にダイアルトーンが検出できた場合に発呼、送信に移行する機能を使用する時に、回線上のダイアルトーン信号を検知する手段である。
ACフィルター手段201は、電圧検知手段150あるいは電流検知手段151の前段に接続され、電圧検知手段150あるいは電流検知手段151でDC電圧あるいは、電流を検知する場合に、AC成分による誤検知を防ぐためのものである。
直流捕捉回路152は、トランジスタなどの電流源により構成されるSDAA104の周辺回路であり、電流源の電流を調整することにより、直流捕捉を行いながら、SDAA104の制御で直流インピーダンスの調整を行うことに供される回路である。回線開放状態を作り出したり、回線に対する選択信号の一種であるダイヤルパルス送出にも使用される。
整流回路155は、ダイオードブリッジ等からなり、回線からの信号を整流してSDAA104側へと伝えるものである。
受信IF回路153は、通信回線130を介して受信されるファクシミリの受信信号などを受信するためのインターフェース回路である。
交流インピーダンス整合回路154は、(例えば、日本の場合は、交流インピーダンスを600[Ω]に合わせる。)通信中の交流インピーダンスを合わせるための回路である。
ノイズ除去回路156は、通信回線130からの雷サージ、電磁ノイズなどを抑制し、逆に通信回線130を介して、ファクシミリ装置100のノイズが送出されることを防ぐ回路である。
CI検知回路108は、通信回線130に接続されており、通信回線から受信した16[Hz]の周波数を有する呼び出し信号(以下「CI信号」という。)を検知する。CI検知回路108は、通信回線からのCI信号を検知すると、そのことを示すCI検知信号109をSOC101に対して送信する。SOC101は、CI検知信号109に基づいて、通信回線からCI信号の着信があったか否かを判断することができる。
FC検知回路158は、通信回線130に接続されており、通信回線から受信した1300[Hz]の周波数を有する呼び出し信号(以下「FC信号」という。)を検知する。
FC検知回路158は、通信回線からのFC信号を検知すると、そのことを示すFC検知信号159をSOC101に対して送信する。SOC101は、FC検知信号159に基づいて、通信回線からFC信号の着信があったか否かを判断することができる。
なお、CIおよびFCの有無を検知する際、各々CI検知回路108、FC検知回路158において検知したが、これらを使用することなく、SDAA104のCI/FC検知手段160によって検知することも可能である。
Hリレー110は、フック検知回路117を介して接続される電話機128をDC電源113あるいは通信回線130に接続するための回路である。
Hリレー110は、切替手段の一例であって、電話機128を通信回線130へ接続した接続状態と、通信回線130から切断した切断状態との間の切り替えを行う装置であればなんでもよい。また、Hリレー110は、Hリレー駆動信号111を用いて、SOC101によって制御される。なお、図1に示すようにHリレー110で電話機がPSTN回線210から切り離されている場合、CI着信しても電話機は鳴動しない。いわゆるファクシミリ装置100の無鳴動着信状態となる。なお、Hリレー110で電話機がPSTN回線210と接続されている場合でもFC着信する場合は、FC信号が1300[Hz]と電話機が反応できない信号であるため電話機は鳴動しない。このようにFC着信の用途は、ファクシミリ装置100で無鳴動着信を実現する場合に使用される。
DC電源113は、電流をフック検知回路117に対して供給する回路である。
フック検知回路117は、検知手段の一例であり、電話機128と接続されており、電話機128のオフフック又はオンフックを検知する回路である。フック検知回路117は、電話機128のオフフック又はオンフックの検知結果を、フック検知信号114を用いてSOC101へ伝達する。SOC101は、フック検知信号114に基づいて、電話機128におけるフックの状態を判定することができる。フック検知回路117は、Hリレー110によって、通信回線130に直接接続された場合、及びDC電源113に接続された場合の何れも、電話機128に流れる電流を検知する。これによって、電話機128におけるオフフック又はオンフックの状態を検知する。
擬似CI送出回路116は、擬似CI信号を電話機128に対して送出する回路である。疑似CI信号とは、通信回線130を介して相手側装置からのCI着信があった場合に、回線から切断された状態にある電話機128を鳴動させるために、電話機128に対して送られる信号である。擬似CI送出回路116は、SOC101からの擬似CI駆動信号115による送出指示に応じて、擬似CI信号を電話機128に対して送出する。
210は、公衆回線網PSTNである。
220は、相手FAXである。
230は、ヒューズ等で構成される電流保護素子である。
図2は、ターミナルアダプタの一つであるビジネスホンシステムの説明図である。
2001は、光ネットワークである。
2002は、回線終端装置で、光信号をLANなどの電気信号に変更するユニットである。
2003は、ビジネスホンシステムの主装置である。
2004は、専用ビジネスホンである。
2005は、PSTNに接続されるファクシミリ装置である。
2006は、専用ビジネスホン2004を接続するためのビジネスホン接続ユニットである。
2007は、FAXあるいは電話機を接続するためのFAX/TEL接続ユニットである。
2009は、専用ビジネスホン2004とビジネスホン接続ユニット2006を接続するための信号線である。
2010は、FAX/TEL接続ユニット2007とFAX2005を接続するための信号線である。2010からの電流は、PSTNの技術基準に基づく場合、20[mA]〜120[mA]の範囲で制限されているが、ターミナルアダプタにとって都合の良い以下のような独自仕様で構成されることがしばしばあることは前述したとおりである。
すなわち、動作電力を削減するために電流に制限を加えるもので、例えば20[mA]前後になるように電流を制限し、この少ない電流で動作を行うターミナルアダプタである。
図3はPSTN接続時に、図1の直流捕捉回路152の動作を説明する簡易ブロック図である。
公衆回線網PSTN210は、局側交換機の電圧源3002と内部の直流抵抗Z03003で構成され、通信回線130で接続された直流捕捉回路152に対して48[V]の直流電圧が直流抵抗Z03003を介して供給される。
直流捕捉回路152は、内部は電流値が可変できる電流源3001で構成され、SDAA104の制御により公衆回線網PSTN210より供給される電流値Iを調整する。あらかじめ設定された直流的な電圧Vに対する電流Iの特性に適合するよう電流Iを調整することで、直流捕捉回路152の直流インピーダンスZ(=V/I)の調整を行うことが可能となる。
このとき、電圧Vは電圧源3002の48[V]から直流抵抗Z03003における電圧降下であるZ0×Iを引いた電圧と等しくなるため、電圧Vと電流Iは以下の関係式で表すことができる。
V=48-Z0×I
図4はPSTN接続時に、直流捕捉回路152による直流インピーダンス調整とDC-VI特性の関係を示す図を示している。
各グラフは、縦軸に電圧値を示し、横軸に電流値を示す。
図4を参照して、4001は例えばファクシミリ通信をするために選択される、直流捕捉を行う場合の直流の電圧−電流特性を表わすDC-VI特性カーブの一例である。
ここでは、回線電流が少ない時にはインピーダンスが高く、回線電流が大きい時にはインピーダンスが低くなるDC-VI特性の例である。例えば、回線電流が20[mA]の時には、直流抵抗は、見かけ上約900[Ω]になるが、回線電流が120[mA]の時には、見かけ上の直流抵抗は約167[Ω]になる。
また、4002は、図3で説明したPSTN接続時に直流インピーダンス調整が行われた際の電圧Vと電流Iの関係を表す関係式(V=48−Z0×I)である。
電流Iが0[mA]の時は、電圧Vは48[V]を示し、電流が48/Z0の時は、電圧Vは0[V]を示す。例えば、直流抵抗Z03003が200[Ω]の時は回線電流Iが約240[mA]で電圧Vは0[V]を示す。
このようにして、あらかじめ設定された直流的な電圧Vに対する電流Iの特性4001に適合するよう電流Iを調整するが、しかも電圧Vと電流Iは4002の直線上を変化するため、4001と4002の交点Aに収束してインピーダンスZが決定される。
一方、ターミナルアダプタは電流に制限を加えるようにしているため、直流抵抗Z0は例えば約1500[Ω]と大きい値になっている。4003は、図2で説明したターミナルアダプタ接続時の直流インピーダンス調整が行われた際の電圧Vと電流Iの関係を表す関係式(V=48-Z0×I)である。ここにおいて、あらかじめ設定された直流的な電圧Vに対する電流Iの特性4001に適合するよう電流Iを調整するが、しかも電圧Vと電流Iは4003の直線上を変化するため、4001と4003の交点Bに収束する。結果として電流Iは約20[mA]であり、インピーダンスZは約900[Ω]に決定される。
なお、4004は後述する回線電流の設定変更時の直流の電圧−電流特性を表わすDC-VI特性カーブの一例である。
図5は、図1のレジスタ206の内容を説明する図である。ここで、6001と206は同じものである。
回線電流検知値6002は、SDAA104で検知した電流値を保持するレジスタである。
回線電圧検知値6003は、SDAA104で検知した電圧値を保持するレジスタである。
ダイアルトーン検出フラグ6004は、SDAA104でダイアルトーンの有無を検知することによって、ダイアルトーンを検知したことを示すフラグである。
電話回線切断表示フラグ6005は、SDAA104が回線切断すなわちオンフックに移行したことを示すフラグである。
オフフック/オンフック指示フラグ6006は、ホスト、すなわち図1のSOC101からの指示で、SDAA104が直流捕捉、すなわちオフフックに移行するか、もしくは回線切断、すなわちオンフックに移行するかを指示する設定フラグである。
インピーダンス調整変更指示フラグ6007は、回線状態のチェックを行い、その結果に基づき回線電流に応じた直流インピーダンス調整への移行を指示するフラグである。
CI/FC検出フラグ6008は、SDAA104でCI又はFCの有無を検知することによって、CI又はFCを検知したことを示すフラグである。
CIおよびFCの有無を検知する際、図1のCI検知回路108においてCIを、FC検知回路158においてFCの有無を検知していたが、これらを使用することなく、SDAA104のCI/FC検知手段160によって検知することも可能である。
図6は、SOC101におけるプログラム展開動作のフローチャートの例である。図6のフローチャートに示すS702〜S705は、CPU200が不図示のメモリに記憶されたプログラムを読み出して実行することによって実現される。
S701で、装置のメイン電源がONされる。
S702で、CPU200は、図1のRAM204に対してプログラムが展開される処理をスタートする。
S703で、CPU200は、ROM203に格納されたプログラムを、RAM204に展開する。
S704で、CPU200は、メモリ140に記憶されたSDAAプログラム202を、RAM204に展開する。
S705で、CPU200は、RAM204に展開されたプログラムの実行を開始する。
〔解決処理手段1の例〕
図7は、本発明ファクシミリ装置の動作フローチャート例であり、主に図1のファクシミリ装置100から操作した場合の動作例である。図7のフローチャートに示す各ステップは、CPU200が不図示のメモリに記憶されたプログラムを読み出して実行することによって実現される。
S801で、不図示ではあるが、操作パネル118上に表示される複数の解決処理手段のメニューから解決処理手段1のキーが押下されると、CPU200は、解決処理手段1を実行する。この解決処理手段1は、ファクシミリ装置100の回線上に誘導されるノイズに起因する誤動作を解決するために設けられた手段である。
S802で、CPU200は、FAX送信時に発生する発着呼衝突回数を検出して発着呼衝突の発生頻度を特定し、特定された発生頻度に基づいて、解決処理手段1を実行する必要性について判断する。ここにおける発着呼衝突の発生頻度とは、例えば、FAX送信(発呼)の回数における発着呼衝突回数の割合のことであり、CPU200が発着呼衝突回数をFAX送信(発呼)の回数で割ることによって計算される。なお、発着呼衝突の発生頻度は、単位時間あたりに発生する発着呼衝突回数で計算されてもよい。つまり、CPU200が発着呼衝突回数を時間で割ることによって計算される。
発着呼衝突の発生頻度が大きい(Yes)と判断された場合、S803に進み、そうでない(No)場合は、S806に進む。
S803で、CPU200は、後段のS804の着信検知の変更が既に実行済みかを判断する。
着信検知の変更が行われていないと判断した(Yes)場合は、S804に進み、行われていると判断した(No)場合はS806に進む。
S804で、CPU200は、FC着信を検出する又はCI着信を検知するために使用される着信検知フィルターの着信検知特性の変更を行う。
また、このステップ804で、CPU200が、着信検知特性を変更する代わりに着信検知機能をオフするように変更しても良い。
S805で、CPU200は、S804で着信検知の変更を行った後、ファクシミリ装置100の本体グランドが電源供給コンセントのアースに確実に接続されているかどうかの接続確認を促すためのアナウンスを表示器119に表示させる。
ここでは、発着呼衝突の発生頻度が大きい要因が、回線に誘導されるノイズに起因していると想定し、このノイズを軽減するためにファクシミリ装置100の本体グランドの接地を促す。
S806で、CPU200は、S802またはS803でNoと判断された場合、FAX送信時に発生するリダイアル回数を検出してリダイアル待機の発生頻度を判断する。ここにおけるリダイアル待機頻度とは、例えば、FAX送信の回数におけるリダイアル待機回数の割合で判断している。
リダイアル待機の発生頻度が大きいと判断された(Yes)場合は、S807へ進み、そうでない(No)場合は、処理を終了する。
S807で、CPU200は、解決処理手段1以外のその他の解決処理手段を選択し実行する。その後、処理を終了する。
このステップでは、リダイアル待機の頻度大と判断された場合、発着呼衝突に起因しないその他の要因で依然誤動作が発生していると考えられるため、解決処理手段1以外のその他の解決処理手段を試みている。
図8は、S804の動作フローチャート例であり、S804をより詳細なステップに分解して説明する。図8のフローチャートに示す各ステップは、CPU200が不図示のメモリに記憶されたプログラムを読み出して実行することによって実現される。
S901で、CPU200は、発着呼衝突の発生頻度大の場合、前記発着呼衝突時の着信検知がFC着信検知に因るものであるかどうかを判断する。つまり、回線に誘導されたノイズによりFC着信検知が誤動作することにより発着呼衝突が多発しているかを判断している。
FC着信検知によるものであると判断した(Yes)場合は、S902に進み、そうでない(No)場合は、S905に進む。
S902で、CPU200は、FC着信検知機能を使用しているどうかを判断する。ここでは、例えば、CI信号及びCNG信号が検出され、しかもFAX受信が正常に終了している場合は、FAX受信がCI着信検知により行われ、FC着信検知を使用していないと判断できる。
FC着信検知機能を使用していると判断した(Yes)場合は、S903に進み、そうでない(No)場合は、S904に進む。
S903は、FC着信検知機能を使用している場合であるから、CPU200は、FC着信検知特性の変更を行うよう制御する。
S904は、FC着信検知機能を使用していない(使用しなくてもよい)場合であるから、CPU200は、FC着信検知機能を解除するよう制御する。
S903,S904でFC着信検知機能の変更を行った後、又はS901でNoと判断された場合、S905に進む。
S905で、発着呼衝突が頻度大の場合に、CPU200は、前記発着呼衝突時の着信検知がCI着信検知に因るものであるかどうかを判断する。ここでは、回線に誘導されたノイズによりCI着信検知が誤動作することにより発着呼衝突が多発しているかを判断している。
着信検知がCI着信検知によると判断した(Yes)場合は、S906に進み、そうでない(No)場合は、処理を終了する。
S906で、CPU200は、CI着信検知特性を変更する。そして、処理を終了する。
図9は、本発明のファクシミリ装置の着信検知特性の変更例を説明する図である。
図9は、ファクシミリ装置100の回線上に誘導されるノイズと着信信号の周波数〔f〕特性を表し、さらに着信検知のフィルターの特性や着信検知を判断する閾値を表している。
図中(a)は着信信号であるCI又はFCが誘導されるノイズレベルを大きく上回っている品質が良い場合を示す。
図中(b)は、誘導ノイズに盛り上がっている部分があり着信検知のフィルターで十分減衰できていない。この影響でCIまたはFCが送信されていない場合でも、着信があると誤検知してしまう場合である。
図中(c)は、着信検知フィルターの特性を(b)に較べて狭帯域に変更し、(b)の誘導ノイズを軽減し影響を除くことで誤検知を解決した場合である。
図中(d)は、着信検知フィルター(BPF)特性の中心周波数を移動させ、(b)の誘導ノイズを軽減し影響を除くことで誤検知を解決した場合である。
図中(e)は、誘導ノイズが全体的に盛り上がっていて、しかも着信信号を判断する閾値も比較的低く設定している。すなわち誘導ノイズとこの閾値にレベルの差が少ないため、この影響でCIまたはFCが送信されていない場合でも着信があると誤検知してしまう場合である。
図中(f)は、着信信号を判断する閾値を引き上げ、すなわち誘導ノイズとこの閾値のレベル差を大きくし、(e)の誘導ノイズの影響を除き誤検知を解決した場合である。
〔解決処理手段2の例〕
図10は、本発明ファクシミリ装置の動作フローチャート例であり、主に図1のファクシミリ装置100からの操作した場合の動作フローチャート例である。図10のフローチャートに示す各ステップは、CPU200が不図示のメモリに記憶されたプログラムを読み出して実行することによって実現される。
S1001で、不図示ではあるが、操作パネル118上に表示される複数の解決処理手段のメニューから解決処理手段2のキーが押下されると、CPU200は、解決処理手段2を実行する。この解決処理手段2は、ファクシミリ装置100の回線上に供給される電流が不足することに起因する誤動作を解決するために設けられた手段である。
S1002で、CPU200は、ファクシミリ装置100が直流捕捉を行った結果、回線上に流れる電流値を電流検知手段151によって検知するよう制御する。
S1003で、CPU200は、S1002で検知された回線電流が不足しているかどうかで、解決処理手段2を実行する必要性を判断する。具体的には、検知された電流値が所定の値未満であると判定した場合に、回線電流が不足していると判断する。一方、検知された電流値が所定の値以上であると判定した場合に、回線電流が不足していないと判断する。
不足していると判断した(Yes)場合は、S1004へ、そうでない(No) 場合は、S1007へ進む。
電流不足と判断された場合に、S1004で、CPU200は、後段のS1005の回線抵抗の変更が既に実行済みかを判断する。
回線抵抗の変更が行われていないと判断した(Yes)場合は、S1005へ進み、そうでない(No)場合はS1007へ進む。
S1005は、回線抵抗が未変更の場合であり、CPU200は、回線電流を増加させるように回線抵抗の変更を行うよう制御する。
S1006で、CPU200は、ファクシミリ装置100の本体と接続された機器との相性等による接続環境問題(誤動作)があることを注意喚起するアナウンスを表示器119に表示させる。
S1007は、回線電流の不足でない場合であり、CPU200は、FAX送信時に発生するリダイアル回数を検出して発生頻度を判断する。ここでは、発生頻度として、例えば、FAX送信の回数におけるリダイアル待機回数の割合で判断している。
リダイアル待機の発生頻度が高いと判断された(Yes)場合は、S1008に進み、低いと判断された(No)場合は、処理を終了する。リダイアル待機回数の割合が所定の割合より高い場合に、リダイアル待機の発生頻度が高いと判断され、リダイアル待機回数の割合が所定の割合以下である場合に、リダイアル待機の発生頻度が低いと判断される。
S1008は、解決処理手段2以外のその他の解決処理手段を選択し実行した後、処理を終了する。
このステップでは、リダイアル待機の発生頻度が高いと判断された場合、回線電流不足に起因しないその他の要因で依然誤動作が発生していると考えられるため、解決処理手段2以外のその他の解決処理手段を試みている。
図11は、S1005の動作フローチャート例であり、S1005をより詳細なステップに分解して説明する。図11のフローチャートに示す各ステップは、CPU200が不図示のメモリに記憶されたプログラムを読み出して実行することによって実現される。
S1101で、CPU200は、回線インピーダンス調整の結果、回線電流を増やすように回線電流の値を設定変更を行う。
図4を参照すると、DC-VI特性カーブ4004は回線電流の設定変更時に、ファクシミリ通信をするために選択され、直流捕捉を行う場合の直流の電圧−電流特性を表わすDC-VI特性カーブの一例である。ここにおいて例えばDC-VI特性カーブ4001からDC-VI特性カーブ4004に変更することでより回線電流を増やすように調整が可能となる。
S1102で、CPU200は、SDAA104を制御して、直流捕捉回路152により直流インピーダンスZ(=V/I)調整を行う。
S1103で、CPU200は、直流インピーダンス調整を行っている間、回線上のDC電圧およびDC電流を電圧検知手段150および電流検知手段151を使って検知する。
S1104で、CPU200は、S1103で検知したDC電圧およびDC電流が、あらかじめ設定された直流的な電圧Vに対する電流Iの特性に適合するよう調整されたかどうか判断する。
所定の範囲の電流電圧特性に調整されたと判断された(Yes)場合は、処理を終了し、そうでない(No)場合は、S1105に進む。
S1105で、CPU200は、回線インピーダンスの調整を中止するかどうかを判断する。ここでは、あらかじめ設定された所定の電流および電圧範囲に調整されなかった場合、回線電流の異なる設定変更を行うかどうかを判断している。この判断は、例えば複数の設定変更を試した後、所定の電流および電圧範囲に調整されなかった場合に中止するようにしても良い。
S1105で、回線インピーダンスの調整を中止すると(Yes)判断された場合は、処理を終了し、そうでないと判断された(No)場合は、S1101に戻り、再度繰り返し処理を行う。
〔解決処理手段3の例〕
図12は、本発明のファクシミリ装置の動作フローチャート例であり、主に図1のファクシミリ装置100からの操作した場合の動作フローチャート例である。
S1201は、不図示ではあるが、操作パネル118上に表示される複数の解決処理手段のメニューから解決処理手段3のキーが押下されると、CPU200は、解決処理手段3を実行する。この解決処理手段3は、ファクシミリ装置100のDTの誤検知に起因する誤動作を解決するために設けられた手段である。
S1202で、CPU200は、回線電流が適正であるかで、解決処理手段3を実行する必要性を判断する。電流検知手段151によって検知された回線電流が所定の範囲内にある場合、回線電流が適正であると判断される。これは、回線電流が不足している場合、ファクシミリ装置100において、直流捕捉動作が不安定となり、DTを誤検出する恐れがあるためである。
回線電流が不足していると判断された(No)場合は、S1205に進み、回線電流が適正であると判断された(Yes)場合は、S1203へ進む。
S1205で、CPU200は、前述した解決処理手段2を選択、実行し、まず回線電流不足の問題解決を行う。
S1203で、CPU200は、後段のS1204のDT検出特性の変更が既に実行済みかを判断する。
DT検出特性が未変更であると判断された(Yes)場合は、S1204 に進み、DT検出特性が変更されていると判断された(No)場合は、S1206 に進む。
S1204で、CPU200は、DT検出特性の変更を行うよう制御する。
S1206で、CPU200は、FAX送信時に発生するリダイアル回数を検出して発生頻度を判断する。ここにおける発生頻度とは、例えば、FAX送信の回数におけるリダイアル待機回数の割合で判断している。
発生頻度が多いと判断された(Yes)場合は、S1207へ進み、そうでないと判断された(No)場合は、処理を終了する。
S1207で、CPU200は、解決処理手段3以外のその他の解決処理手段を選択し、実行して、処理を終了する。
このステップは、リダイアル待機の発生頻度大と判断された場合、DTの誤検出に起因しないその他の要因で依然誤動作が発生していると考えられるため、解決処理手段3以外のその他の解決処理手段を試みている。
S1204でDT検出特性の変更を行った後、S1208で、CPU200は、ファクシミリ装置100の本体と接続された機器との相性等による接続環境問題(誤動作)があることを喚起する。
図13は、S1204の動作フローチャート例であり、S1204をより詳細なステップに分解して説明する。
S1301で、CPU200は、DT検出設定を判断する。発呼前にダイアルトーンが検出できた場合に発呼、送信に移行する機能を使用しているかどうかを判断する。
発呼、送信に移行する機能を使用していると判断された(Yes)場合は、S1302へ進み、そうでない場合は、S1304に進む。
S1302で、CPU200は、DTが未検知であったかどうかを判断する。
DTが未検知であった(Yes)場合は、S1303に進み、DTが正常に検出されていると判断された(No)場合は、処理を終了する。
S1303で、CPU200は、DT検出特性の変更あるいはDT検出機能を解除し、処理を終了する。
ここでは、DT検出機能を有効にする設定がされているにもかかわらずDTが未検出であり、すなわちDTを誤検出している場合の変更を意味している。
ここにおいて、DT検出特性の変更であるが、図9で説明したのと同様に、400[Hz]のDTを検出するためのDTフィルター特性や検出レベルの域値の変更を行うものである。
S1304で、CPU200は、発呼を開始する時間が適正かどうかを判断する。これは、DT検出機能を有効にする設定を行っていない場合に、接続機器の準備が整う前に発呼してしまい、番号の欠落が発生する懸念があるためである。
発呼開始時間が適正である(正常に発呼されている)と判断された(Yes)場合は、処理を終了して、適正でないと判断された(No)場合は、S1305に進む。
S1305で、CPU200は、発呼を開始する時間を長くするよう変更する。その後、処理を終了する。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給する。そして、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
また、上述した各種データの構成及びその内容はこれに限定されるものではなく、用途や目的に応じて、様々な構成や内容で構成が可能である。
以上、一実施形態について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様をとることが可能である。
また、上記各実施例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
101 SOC
102 モデム
104 SDAA

Claims (8)

  1. 発着呼衝突の発生頻度を特定する特定手段と、
    前記特定手段によって特定された発着呼衝突の発生頻度に基づいて、着信検知特性を変更する変更手段と、
    を有することを特徴とする通信装置。
  2. 前記変更手段は、FC着信検知機能を使用していない場合に、前記FC着信検知機能を解除することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. CI信号及びCNG信号が検出された場合に、前記FC着信検知機能を使用していないと判断することを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
  4. 前記変更手段は、CI着信検知特性を変更することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の通信装置。
  5. 回線電流を検出する検出手段と、
    前記検出手段によって検出された回線電流が所定の値未満であることに基づいて、回線抵抗を変更する変更手段を有することを特徴とする通信装置。
  6. 発着呼衝突の発生頻度を特定する特定工程と、
    前記特定工程で特定された発着呼衝突の発生頻度に基づいて、着信検知特性を変更する変更工程と、
    を有することを特徴とする通信装置の制御方法。
  7. 回線電流を検出する検出工程と、
    前記検出工程で検出された回線電流が所定の値未満であることに基づいて、回線抵抗を変更する変更工程とを有することを特徴とする通信装置の制御方法。
  8. 請求項6または7に記載の通信装置の制御方法を、コンピュータが実行することにより実現するためのプログラム。
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