JP2018191179A - 通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】通信部に過電流が流れることを抑制できる、通信装置を提供する。
【解決手段】第2接続線W21における外付電話接続端子22とDCループ検出部81との間の接続点N31と、第1接続線W12における回線接続端子21と接続点N12との間の接続点N41との間は、第3接続線W31を介して接続されている。また、第2接続線W21,W22には、第1スイッチSW1が設けられ、第3接続線W31には、第2スイッチSW2が設けられている。DAA42が第1接続線W11,W12間の閉結前に、第1スイッチSW1によって第2接続線W21,W22を導通させ、第2スイッチSW2によって第3接続線W31を導通させた際にDCループ検出部81により検出される電流が過電流であることを示した場合、DAA42に第1接続線W11,W12間を閉結させない。
【選択図】図2

Description

本発明は、通信装置に関する。
従来、電話回線に接続されるDAA(Data Access Arrangement/データアクセスアレンジメント)と、DAAとトランスを介して接続され、DAAが送信するデータを変調およびDAAが受信するデータを復調するモデム部とを含む通信部を有する通信装置が知られている。
この通信装置の電話回線が接続される回線接続端子に、通信規格外の大電流を流す信号線、たとえば、PBX(Private Branch eXchange/構内交換機)やビジネスフォンの主装置の信号線が誤って接続される場合がある。この場合、FAXデータの送受信のため、通信部が電話回線を閉結した段階で、通信部に過電流が流れて、通信部が過電流によるダメージを受けるおそれがある。そのため、特許文献1では、通信部の一部であるDAAを用いて電話回線の電圧または電流を検出して、当該電圧または電流が過大であることを示す閾値を超えると、電話回線を閉回路から開回路へ移行することにより、通信装置に過電流が流れ続けることを回避する技術が提案されている。
特開2013−211791号公報
しかしながら、その提案に係る技術では、電話回線を閉結した段階で通信部に過電流が流れるため、通信部に過電流が流れること自体を抑制することはできない。
本発明の目的は、通信部に過電流が流れることを抑制できる、通信装置を提供することである。
前記の目的を達成するため、本発明に係る通信装置は、電話回線と接続可能な2つの端子を有する回線接続端子と、回線接続端子の2つの端子の各端子と一対の第1接続線を介して接続され、一対の第1接続線間の閉結および開放を切り替える通信部と、一対の第1接続線のそれぞれにおける回線接続端子と通信部との間の第1接続点と一対の第2接続線を介して接続され、外付電話と接続可能な2つの端子を有する外付電話接続端子と、一対の第2接続線のうちの一方の第2接続線に設けられ、一方の第2接続線に流れる電流を検出する電流検出部と、少なくとも一対の第2接続線に設けられ、一対の第2接続線における導通および切断を切り替える第1スイッチと、一方の第2接続線における外付電話接続端子と電流検出部との間の第2接続点と一対の第1接続線のうち一方の第2接続線に接続されていない第1接続線における回線接続端子と第1接続点との間の第3接続点とを接続する第3接続線に設けられ、第3接続線における導通および切断を切り替える第2スイッチと、制御部とを備え、制御部は、第1スイッチに一対の第2接続線を導通するように指示し、第2スイッチに第3接続線を導通するように指示し、当該指示に応じて第1スイッチは一対の第2接続線を導通、第2スイッチが第3接続線を導通した際に、電流検出部により検出される電流が所定値以上の過電流であることを示す場合、通信部に一対の第1接続線間を閉結させず、電流検出部により検出される電流が過電流であることを示さない場合、第2スイッチに第3接続線を切断した状態で、通信部に一対の第1接続線間を閉結可能にさせる。
この構成によれば、一方の第2接続線における外付電話接続端子と電流検出部との間と、一対の第1接続線のうちの一方の第2接続線に接続されていない第1接続線における回線接続端子と第1接続点との間は、第3接続線を介して接続されている。また、一対の第2接続線には、一対の第2接続線の導通および切断を切り替える第1スイッチが設けられ、第3接続線には、第3接続線の導通および切断を切り替える第2スイッチが設けられている。
回線接続端子にPBXやビジネスフォンの主装置の信号線が誤って接続された状態で、FAXデータの送受信のため、一対の第1接続線間が閉結されると、PBXやビジネスフォンの主装置と通信部との間に閉回路が形成されることによって通信部に過電流が流れる場合がある。すると、通信部が過電流によるダメージを受けるおそれがある。通信部が一対の第1接続線間の閉結前に、第1スイッチによって一対の第2接続線を導通させ、第2スイッチによって第3接続線を導通させると、PBXやビジネスフォンの主装置との間で通信部を経由しない閉回路が形成される。その際に電流検出部により検出される電流が過電流であることを示した場合、制御部は、通信部に一対の第1接続線間を閉結させない。これにより、通信部に過電流が流れることを抑制できる。
一方、第1スイッチが一対の第2接続線を導通させ、第2スイッチが第3接続線を導通させた際に電流検出部により検出される電流が過電流であることを示さない場合、一対の第1接続線間が閉結される。一対の第1接続線間が閉結されることにより、通信部による電話回線を介したデータの送受信が可能となる。
本発明によれば、通信部に過電流が流れることを抑制できる。
本発明の一実施形態に係るMFPの全体構成を示すブロック図である。 FAX通信部の構成を示す図である。 DCループ検出部の構成示す回路図である。 DCループ検出部の出力信号の時間変化を示す図である。 メイン処理の流れを示すフローチャートである。 チェック処理の流れを示すフローチャートである。 FAX送受信処理の流れを示すフローチャートである。
以下では、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
<全体構成>
図1に示されるMFP(Multi-Function Peripheral)1は、通信装置の一例であり、プリント機能、スキャン機能およびファックス機能などの複数の機能を有している。MFP1は、画像形成部11、画像読取部12、FAX通信部13、表示部14、操作部15、電源部16、LANインタフェース(I/F)17およびUSBインタフェース(I/F)18を備えている。
画像形成部11は、MFP1内の搬送路を1枚ずつ搬送されるシートに対して画像データに係る画像(カラー画像またはモノクロ画像)を形成する。画像形成の方式は、電子写真方式であってもよいし、インクジェット方式であってもよい。
画像読取部12は、シートに形成された画像を読み取り、画像データを出力する。画像読取の方式は、たとえば、CIS(Contact Image Sensor)方式である。
FAX通信部13は、回線接続端子21および外付電話接続端子22に接続される。回線接続端子21には、電話回線23(図2参照)が接続される。FAX通信部13は、電話回線23を介して交換機に接続されることにより、相手先のファックス装置から画像データを受信可能となり、また、相手先のファックス装置に対して画像データを送信可能となる。また、外付電話接続端子22には、外付電話24(図2参照)が接続される。外付電話24は、電話回線23を介して交換機に接続され、相手先の電話機と音声信号のやり取りを行うことができる。
表示部14は、たとえば、液晶表示器からなる。表示部14には、各種の情報が表示される。
操作部15は、操作キー(たとえば、スタートキー、テンキー、カーソルキー、戻るキー)を備えている。操作キーの操作により、各種の指示などを操作部15に入力することが可能である。なお、操作部15は、表示部14に一体的に設けられるタッチキーであってもよい。
電源部16は、商用交流電源に接続されて、商用交流電源から供給される電力を各部に適した電力に変換して各部に供給する。
LANインタフェース17は、外部機器(図示せず)とのLAN(Local Area Network)接続のためのインタフェースである。LANインタフェース17には、LANケーブルを接続可能な端子(図示せず)が設けられている。LANインタフェース17は、その端子に接続されたLANケーブルを介してLANに接続され、LANに接続された外部機器との間で画像データや制御命令などを送受信する。
USBインタフェース18は、USBメモリやコンピュータなどの外部機器(図示せず)とのUSB接続のためのインタフェースである。USBインタフェース18には、USB端子が設けられている。USBインタフェース18は、USB端子に接続された外部機器との間で画像データや制御命令などを送受信する。
また、MFP1は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)31、ROM32およびRAM33(記憶部の一例)を備えている。ASIC31には、画像形成部11、画像読取部12、FAX通信部13、表示部14、操作部15、電源部16、LANインタフェース17、USBインタフェース18、ROM32およびRAM33が電気的に接続されている。
ASIC31は、CPU34を内蔵している。CPU34は、ASIC31に入力される情報に基づいて、各種の処理のためのプログラムを実行することにより、画像形成部11、画像読取部12およびFAX通信部13などの各部を制御する。
ROM32には、CPU34によって実行されるプログラムおよび各種のデータなどが記憶されている。
RAM33は、CPU34がプログラムを実行する際のワークエリアとして使用される。また、RAM33には、画像形成部11によりシートに形成される画像の画像データ、画像読取部12により読み取られた画像データ、ならびにFAX通信部13、LANインタフェース17およびUSBインタフェース18が受信した画像データなどが一時的に記憶される。
<FAX通信部>
FAX通信部13(通信部の一例)は、図2に示されるように、DCループ41と、DAA(Data Access Arrangement/データアクセスアレンジメント)42と、DAA42とトランス43を介して接続されるモデム44とを備えている。
FAX通信部13と電気的に接続される回線接続端子21には、一対の第1接続線W11,W12が接続されている。具体的には、回線接続端子21は、モジュラジャックであり、電話回線23と接続可能な2つの端子21A,21Bを有している。端子21Aには、一方の第1接続線W11の一端が接続されている。端子21Bには、他方の第1接続線W12の一端が接続されている。
また、FAX通信部13と電気的に接続される外付電話接続端子22には、一対の第2接続線W21,W22が接続されている。具体的には、外付電話接続端子22は、モジュラジャックであり、外付電話24から延びるモジュラケーブルと接続可能な2つの端子22A,22Bを有している。端子22Aには、一方の第2接続線W21の一端が接続されている。第2接続線W21の他端は、第1接続線W11上の接続点N11(第1接続点の一例)において、第1接続線W11に接続されている。端子22Bには、他方の第2接続線W22の一端が接続されている。第2接続線W22の他端は、第1接続線W12上の接続点N12(第1接続点の一例)において、第1接続線W12に接続されている。
DCループ41は、第1接続線W11上における接続点N11よりも回線接続端子21から遠い位置に設けられた接続点N21と、第1接続線W12上における接続点N12よりも回線接続端子21から遠い位置に設けられた接続点N22とに接続されている。DCループ41は、接続点N21と接続点N22との間にスイッチ(図示せず)を備えている。DCループ41のスイッチがオンの状態で、一対の第1接続線W11,W12間が閉結され、電話回線23に接続されている交換機とDCループ41との間で閉回路が形成される。DCループ41のスイッチがオフの状態で、一対の第1接続線W11,W12間が開放される。
DAA42は、回線電圧検出部51、呼出信号検出部52、閉結制御部53、受信部54、送信部55およびレジスタ56を備えている。
回線電圧検出部51は、一対の第1接続線W11,W12間の電圧(電位差)を検出する。回線電圧検出部51は、その検出した電圧値をレジスタ56に書き込む。
相手先のファックス装置からの着信の際には、交換機から電話回線23に呼出信号が送出される。呼出信号は、回線電圧(48V)に変動成分が重畳される期間とその変動成分が重畳されない期間とが交互に繰り返される信号である。呼出信号検出部52は、DCループ41のスイッチがオフであり、一対の第1接続線W11,W12間が開放された状態で、交換機から電話回線23に送出される呼出信号を検出する。呼出信号検出部52は、呼出信号を検出すると、呼出信号を検出したことをレジスタ56に書き込む。
閉結制御部53は、DCループ41のスイッチをオンおよびオフを切り替えることにより、一対の第1接続線W11,W12間の開放および閉結を制御する。
受信部54は、DCループ41のスイッチがオンであり、一対の第1接続線W11,W12間が閉結されている状態で、相手先のファックス装置から送信される画像データなどの各種FAX信号(呼出信号を除く)を受信する。
送信部55は、DCループ41のスイッチがオンであり、一対の第1接続線W11,W12間が閉結されている状態で、相手先のファックス装置に相手先のファックス装置から送信される画像データなどの各種FAX信号(呼出信号を除く)を送信する。
モデム44は、CPU61およびレジスタ62を備えている。モデム44は、DAA42からトランス43を介してアナログ信号を受け取り、そのアナログ信号をデジタル信号に変換(復調)してASIC31に入力する。また、モデム44は、ASIC31から受け取るデジタル信号をアナログ信号に変換(変調)し、そのアナログ信号をトランス43を介してDAA42に送信する。
また、一対の第1接続線W11,W12間には、接続点N11,N12よりも回線接続端子21側の位置に、サージ保護素子71が設けられている。また、第1接続線W12とグランドGNDとの間には、接続点N12よりも回線接続端子21側の位置に、サージ保護素子72が設けられている。サージ保護素子71,72は、回線接続端子21に入力される雷サージからDAA42などを保護するために設けられている。サージ保護素子71,72には、たとえば、透明なガラス管にガスが封入されたガスアレスタが用いられ、第1接続線W11,W12間に300Vを超える電圧が加わると、サージ保護素子71が短絡し、第1接続線W12とグランドとの間に3000Vを超える電圧が加わると、サージ保護素子72が短絡する。
一対の第2接続線W21,W22には、一対の第1スイッチSW1が設けられている。一対の第1スイッチSW1は、第2接続線W21の導通および切断を切り替えるスイッチと、第2接続線W22の導通および切断を切り替えるスイッチとからなり、その2個のスイッチは、第2接続線W21,W22の導通および切断を同時に切り替えるようオンおよびオフする。
一方の第2接続線W21における第1スイッチSW1と外付電話接続端子22(端子22A)との間には、DCループ検出部81(電流検出部の一例)が設けられている。
DCループ検出部81は、図3に示されるように、正温度特性サーミスタ82およびバリスタ83を並列に接続した並列回路84と、フォトカプラ85とからなる。
正温度特性サーミスタ82は、キュリー温度未満の温度範囲でほぼ一定の抵抗値を有し、キュリー温度を超えると急激に抵抗値が上昇する正温度特性を有する電子部品である。
バリスタ83は、両端間の電圧が低いときに高い抵抗値を有し、両端間の電圧が所定以上に上昇すると抵抗値が急激に低下する性質を有する電子部品である。
フォトカプラ85(信号出力回路の一例)は、正温度特性サーミスタ82と直列に接続されたフォトダイオード86と、受光部87とからなる。受光部87は、ASIC31と信号線89を介して接続されている。信号線89は、受光部87が導通していない場合、電源Vccによって、所定電圧が加わる。ASIC31は、内部回路で所定電圧(第2電圧の一例)が予め定められた閾値以上であることを検知し、ハイ信号を検出する。
また、フォトダイオード86に所定以上の電流が流れると、フォトダイオード86が発光し、それにより受光部87が光を受光し、導通する。すると、抵抗Rに電流が流れ、電圧降下によって信号線89には、所定電圧から抵抗Rに電流が流れたことによる電圧降下分差し引いた値の電圧(第1電圧の一例)が加わる。ASIC31は、内部回路で所定電圧の電圧降下分差し引いた値の電圧が閾値未満であることを検知し、結果、ロー信号を検出する。
また、一方の第2接続線W21には、外付電話接続端子22(端子22A)とDCループ検出部81との間の接続点N31(第2接続点の一例)において、第3接続線W31の一端が接続されている。第3接続線W31の他端は、第2接続線W21が接続されていない第1接続線W12における回線接続端子21(端子21B)と接続点N12との間の接続点N41(第3接続点の一例)に接続されている。
第3接続線W31には、第3接続線W31の導通および切断を切り替える第2スイッチSW2と、通信規格に基づいた抵抗値を有する抵抗Rとが設けられている。
回線接続端子21に電話回線23が接続され、第1スイッチSW1のオンにより一対の第2接続線W2が導通し、第2スイッチSW2のオフにより第3接続線W31が切断された状態において、外付電話24の受話器がオンフックされているときには、電話回線23に接続されている交換機と外付電話24との間で閉回路が形成されない。外付電話24の受話器がオフフックされると、交換機と外付電話24との間で閉回路が形成され、外付電話24と相手先の電話機との間で交換機を介して音声信号を送受することができる。
また、回線接続端子21に電話回線23(通常回線)が接続されている状態で、第1スイッチSW1のオンにより一対の第2接続線W2が導通し、第2スイッチSW2のオンにより第3接続線W31が導通すると、電話回線23に接続されている交換機と第1接続線W11,W12、第2接続線W21および第3接続線W31からなる回路とを含む閉回路が形成される。このとき、回線電圧による電流がDCループ検出部81の正温度特性サーミスタ82およびフォトカプラ85の直列回路を流れ、受光部87が光を受光し導通すると、図4(a)に示されるように、ASIC31がロー信号を検出する。回線電圧による電流では正温度特性サーミスタ82の温度がキュリー点まで上がらず、また、バリスタ83が高い抵抗値を有するため、電流が正温度特性サーミスタ82およびフォトカプラ85の直列回路を流れ続け、ASIC31がロー信号の検出を継続する。
回線接続端子21にPBXやビジネスフォンの主装置などの信号線(過電流回線)が誤って接続された場合に、第1スイッチSW1のオンにより一対の第2接続線W2が導通し、第2スイッチSW2のオンにより第3接続線W31が導通すると、その過電流回線、第1接続線W11,W12、第2接続線W21および第3接続線W31を含む閉回路が形成される。このとき、通信規格外の過電流がDCループ検出部81の正温度特性サーミスタ82およびフォトダイオード86の直列回路を流れ、図4(b)に示されるように、DCループ検出部81の受光部87の信号線89に所定電圧Vccから電圧降下分差し引いた値の電圧が印加される。そして、ASIC31は、その印加された電圧を検出し、ロー信号を検出する。その後、過電流による抵抗熱で正温度特性サーミスタ82の温度がキュリー点を超え、正温度特性サーミスタ82の抵抗値が高くなることで正温度特性サーミスタ82に生じる電圧値がバリスタ83の反応電圧を超え、次第にフォトダイオード86に電流が流れなくなることで、バリスタ83に過電流が流れ、ASIC31が検出する信号がロー信号からハイ信号に切り替わる。
なお、回線接続端子21に電話回線23などの何らの回線も接続されていない状態では、正温度特性サーミスタ82およびフォトダイオード86の直列回路を電流が流れないので、図4(c)に示されるように、ASIC31が検出する信号はハイ信号である。
これにより、ASIC31のCPU34は、第1スイッチSW1がオンの状態で第2スイッチSW2がオンにされてから所定時間が経過した時点で、ASIC31がロー信号を検出している場合、回線接続端子21に電話回線23が接続されていると判断することができる。また、第1スイッチSW1がオンの状態で第2スイッチSW2がオンにされてから所定時間が経過する前に、ASIC31によって検出される信号がロー信号からハイ信号に切り替わった場合、回線接続端子21に電話回線23ではない通信規格外の過電流回線が接続されていると判断することができる。
<メイン処理>
ASIC31のCPU34は、図5に示されるメイン処理を実行する。
メイン処理の実行により、CPU34は、DAA42に対して回線電圧検出部51による回線電圧の検出の開始を指示する(S11)。この指示を受けて、回線電圧検出部51により一対の第1接続線W11,W12間の電圧(回線電圧)が一定周期で検出され、その検出された電圧値がレジスタ56に書き込まれる。モデム44のCPU61は、レジスタ56に書き込まれた電圧値を読み取り、その電圧値をレジスタ62に書き込む。CPU34は、レジスタ62に書き込まれた電圧値を読み取る。
回線電圧検出部51により検出された電圧値が0である場合、言い換えれば、回線電圧検出部51により回線電圧なしが検出されている場合(S12:NO)、CPU34は、電話回線23が回線接続端子21に接続されてない旨を表示部14に表示する(S13)。その後、CPU34は、回線電圧検出部51により回線電圧ありが検出されているか否かを再び判別する(S12)。
回線電圧検出部51により検出された電圧値が0でない場合、言い換えれば、回線電圧検出部51により回線電圧ありが検出されている場合(S12:YES)、CPU34は、チェック処理を実行する(S14)。
<チェック処理>
チェック処理の流れは、図6に示されている。
チェック処理では、CPU34は、第1スイッチSW1がオンの状態で第2スイッチSW2をオンする(S141)。
第2スイッチSW2をオンした後、CPU34は、DCループ検出部81のフォトカプラ85から出力される検出信号(ハイ信号、ロー信号)を受信する(S142)。
チェック処理の開始前に回線電圧検出部51により回線電圧ありが検出されているので、前述したように、第2スイッチSW2をオンにした直後は、フォトカプラ85からロー信号が出力される。
回線接続端子21に電話回線23が接続されている場合、ASIC31によるロー信号の検出が継続される。ASIC31が検出する信号がロー信号からハイ信号に切り替わらずに(S143:NO)、第2スイッチSW2をオンした時点から所定時間が経過した場合(S144:YES)、CPU34は、第2スイッチSW2をオフする(S145)。そして、CPU34は、RAM33に設けられているフラグに1を記憶させて(S146)、チェック処理を終了し、図5に示されるメイン処理に戻る。
一方、回線接続端子21に電話回線23ではない過電流回線が接続されている場合、第2スイッチSW2をオンした時点から所定時間が経過するまでの間に、ASIC31が検出する信号がロー信号からハイ信号に切り替わる(S143:YES)。CPU34は、第2スイッチSW2をオフする(S147)。その後、CPU34は、電話回線23の接続を促すメッセージ、たとえば「正しい電話回線に再接続してください」というメッセージを表示部14に表示させる(S148)。そして、CPU34は、RAM33に設けられているフラグに0を記憶させて(S149)、チェック処理を終了し、図5に示されるメイン処理に戻る。
<メイン処理の続き>
チェック処理の終了後、RAM33に設けられているフラグに0が記憶されている場合(S15:NO)、つまりフラグがオフである場合であって、回線電圧検出部51により検出される回線電圧が有る場合(S16:NO)、CPU34は、回線電圧検出部51により検出される回線電圧が無くなるまで待機、すなわち、通信規格外の過電流回線が非接続になるまで待機する。
チェック処理の終了後、RAM33に設けられているフラグに0が記憶されている場合であって(S15:NO)、回線電圧検出部51により回線電圧なしが検出されている場合(S16:YES)、回線電圧検出部51により回線電圧ありが検出されているか否かを再び判別する(S12)。その後、CPU34は、回線電圧検出部51により回線電圧ありが検出されるまでチェック処理を実行せず、回線電圧ありが検出されると、それに応じてチェック処理を再び実行する(S14)。
チェック処理の終了後、RAM33に設けられているフラグに1が記憶されている場合(S15:YES)、CPU34は、ファックス通信による画像データの送信の命令、または、呼出信号を受信したことに応じて(S18:YES)、FAX送受信処理を実行する(S19)。ファックス通信による画像データの送信の命令は、操作部15の操作により入力することができ、また、外部機器からLAN経由でLANインタフェース17に入力することができる。呼出信号の受信は、前述したように、呼出信号検出部52により検出される。FAX送受信処理については、後述する。
FAX送受信処理の終了後、MFP1の電源がオンである場合(S20:NO)、CPU34は、回線電圧検出部51により検出された電圧値を確認する。また、チェック処理の終了後、RAM33に設けられているフラグに1が記憶されている場合であって(S15:YES)、ファックス通信による画像データの送信の命令、および呼出信号を受信の両方がない場合(S18:NO)、CPU34は、回線電圧検出部51により検出された電圧値を確認する。そして、回線電圧検出部51により回線電圧なしが検出されている場合には(S21:YES)、CPU34は、その後に回線電圧検出部51により回線電圧ありが検出されるまでチェック処理を実行せず、回線電圧ありが検出されると、それに応じてチェック処理を再び実行する(S14)。
一方、FAX送受信処理の終了後、MFP1の電源がオフにされるか、または、ファックス通信による画像データの送信の命令、および呼出信号を受信の両方がないまま、MFP1の電源がオフにされると(S20:YES)、CPU34は、メイン処理を終了する。
<FAX送受信処理>
メイン処理のステップS19で実行されるFAX送受信処理の流れは、図7に示されている。
呼出信号を受信した場合(S1901:YES)、FAX送受信処理により、CPU34は、スイッチSW1をオフする(S1902)。
その後、CPU34は、モデム44を介して、DAA42の閉結制御部53に一対の第1接続線W11,W12間を閉結するよう指示する(S1903)。閉結制御部53は、閉結の指示を受けて、DCループ41のスイッチをオンし、DCループ41と交換機との間に閉回路を形成する。
一対の第1接続線W11,W12間の閉結後、CPU34は、モデム44を介して、DAA42の受信部54にFAX受信の準備を指示する(S1904)。
そして、CPU34は、モデム44を介して、相手先のファックス装置から送信される画像データの受信を受信部54に指示する(S1905)。
すべての画像データを受信すると、CPU34は、モデム44を介して、閉結制御部53に一対の第1接続線W11,W12間の開放を指示する(S1906)。閉結制御部53は、開放の指示を受けて、DCループ41のスイッチをオフし、DCループ41と交換機との間に形成されている閉回路を開放する。
その後、CPU34は、第1スイッチSW1をオンにして(S1907)、FAX送受信処理を終了して、メイン処理に戻る。
一方、ファックス通信による画像データの送信の命令が入力された場合には(S1901:NO)、FAX送受信処理により、CPU34は、スイッチSW1をオフする(S1908)。
その後、CPU34は、モデム44を介して、DAA42の閉結制御部53に一対の第1接続線W11,W12間を閉結するよう指示する(S1909)。閉結制御部53は、閉結の指示を受けて、DCループ41のスイッチをオンし、DCループ41と交換機との間に閉回路を形成する。
一対の第1接続線W11,W12間の閉結後、CPU34は、モデム44を介して、DAA42の送信部55にFAX送信の準備を指示する(S1910)。
そして、CPU34は、モデム44を介して、相手先のファックス装置への画像データの送信を送信部55に指示する(S1911)。
すべての画像データが送信されると、CPU34は、モデム44を介して、閉結制御部53に一対の第1接続線W11,W12間の開放を指示する(S1912)。閉結制御部53は、開放の指示を受けて、DCループ41のスイッチをオフし、DCループ41と交換機との間に形成されている閉回路を開放する。
その後、CPU34は、第1スイッチSW1をオンにして(S1913)、FAX送受信処理を終了して、メイン処理に戻る。
<作用効果>
この構成によれば、一方の第2接続線W21における外付電話接続端子22とDCループ検出部81との間の接続点N31と、一方の第1接続線W12における回線接続端子21と接続点N12との間の接続点N41との間は、第3接続線W31を介して接続されている。また、一対の第2接続線W21,W22には、一対の第2接続線W21,W22の導通および切断を切り替える第1スイッチSW1が設けられ、第3接続線W31には、第3接続線W31の導通および切断を切り替える第2スイッチSW2が設けられている。
回線接続端子21に通信規格外のPBXやビジネスフォンの主装置の信号線が誤って接続された状態で、FAXデータの送受信のため、一対の第1接続線W11,W12間が閉結されると、PBXやビジネスフォンの主装置とDAA42との間に閉回路が形成されることによってDAA42に過電流が流れる。すると、DAA42が過電流によるダメージを受けるおそれがある。DAA42が一対の第1接続線W11,W12間の閉結前に、第1スイッチSW1によって一対の第2接続線W21,W22を導通させ、第2スイッチSW2によって第3接続線W31を導通させると、PBXやビジネスフォンの主装置との間でDAA42を経由しない閉回路が形成される。その際にDCループ検出部81により検出される電流が過電流であることを示した場合、CPU34は、DAA42に一対の第1接続線W11,W12間を閉結させない。これにより、DAA42に過電流が流れることを抑制できる。
一方、第1スイッチSW1が一対の第2接続線W21,W22を導通させ、第2スイッチSW2が第3接続線W31を導通させた際にDCループ検出部81により検出される電流が過電流であることを示さない場合、一対の第1接続線W11,W12間が閉結される。一対の第1接続線W11,W12間が閉結されることにより、DAA42による電話回線23を介したデータの送受信が可能となる。
DCループ検出部81は、第2接続線W21に介在され、正温度特性サーミスタ82およびバリスタ83を並列に接続した並列回路84と、正温度特性サーミスタ82を電流が流れている状態でロー信号を検出し、正温度特性サーミスタ82を電流が流れない状態でハイ信号を検出するASIC31とを含む。この構成により、チェック処理において、ASIC31によるロー信号の検出が続いている場合に、回線接続端子21に電話回線23が接続されていることを判別でき、ASIC31が検出する信号がロー信号からハイ信号に切り替わったことに応じて、通信規格外のPBX等が接続されることによる過電流が流れたことを検出することができる。
チェック処理において、回線接続端子21の2つの端子21A,21b間における回線電圧の有無を検出する回線電圧検出部51が回線電圧ありを検出している場合において、第1スイッチSW1が一対の第2接続線W21,W22を導通させている状態で、第2スイッチSW2が第3接続線W31を導通させてからの所定時間、ASIC31がロー信号を検出している場合、フラグがオンされる。一方、チェック処理において、第1スイッチSW1が一対の第2接続線W21,W22を導通させている状態で、第2スイッチSW2が第3接続線W31を導通させた際に、ASIC31が検出する信号がロー信号からハイ信号に切り替わった場合、第2スイッチSW2により第3接続線W31が切断され、フラグがオフにされる。
そして、チェック処理でフラグをオンした場合、ファックス通信による画像データの送信の命令、または、呼出信号を受信したことに応じて、DAA42により一対の第1接続線W11,W12間が閉結される。これにより、電話回線23が回線接続端子21に接続されている場合に、電話回線23を介したファックス通信が可能となる。
フラグがオンの状態で回線電圧検出部51が回線電圧なしを検出したことに応じてフラグがオフにされる。その後、回線電圧検出部51が回線電圧ありを再び検出したことに応じてチェック処理が実行される。これにより、回線接続端子21に何らかの信号線が接続されたことに応じて、チェック処理を適切に実行することができる。
また、チェック処理でフラグがオフにされた場合、回線電圧検出部51が回線電圧なしを一旦検出した後に回線電圧ありを検出するまで、チェック処理が実行されない。これにより、チェック処理が無駄に実行されることを抑制できる。
第3接続線W31におけるDCループ検出部81と第2スイッチSW2との間には、通信規格に基づいた抵抗値を有する抵抗Rが介在されている。これにより、回線接続端子21に電話回線23が接続された場合に、DCループ検出部81に流れる電流を電話回線23の回線電圧に応じた大きさの電流とすることができる。
<変形例>
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、更に他の形態で実施することも可能である。
たとえば、ASIC31が複数のCPUを備え、複数のCPUが協働して各処理を実行してもよい。
図2では、一対の第2接続線W21,W22の導通および切断を切り替える第1スイッチSW1が設けられているが、一対の第2接続線W21,W22の少なくともいずれかに導通および切断を切り替えるスイッチが設けられていればよい。
その他、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
その他、前述の構成には、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
1:MFP
21:回路接続端子 21A,21B:端子
22:外付電話接続端子 22A,22B:端子 23 電話回線
33:RAM 34:CPU 42:DAA
51:回線電圧検出部 53:閉結制御部
81:DCループ検出部 82:正温度特性サーミスタ 83:バリスタ
84:並列回路 85:フォトカプラ(信号出力回路の一例)
N11,N12:第1接続点 N31:第2接続点
R:抵抗 SW1:第1スイッチ SW2:第2スイッチ
W11,W12:第1接続線 W21,W22:第2接続線 W31:第3接続線

Claims (7)

  1. 電話回線と接続可能な2つの端子を有する回線接続端子と、
    前記回線接続端子の前記2つの端子の各端子と一対の第1接続線を介して接続され、前記一対の第1接続線間の閉結および開放を切り替える通信部と、
    前記一対の第1接続線のそれぞれにおける前記回線接続端子と前記通信部との間の第1接続点と一対の第2接続線を介して接続され、外付電話と接続可能な2つの端子を有する外付電話接続端子と、
    前記一対の第2接続線のうちの一方の第2接続線に設けられ、前記一方の第2接続線に流れる電流を検出する電流検出部と、
    少なくとも前記一対の第2接続線に設けられ、前記一対の第2接続線における導通および切断を切り替える第1スイッチと、
    前記一方の第2接続線における前記外付電話接続端子と前記電流検出部との間の第2接続点と前記一対の第1接続線のうち前記一方の第2接続線に接続されていない第1接続線における前記回線接続端子と前記第1接続点との間の第3接続点とを接続する第3接続線に設けられ、前記第3接続線における導通および切断を切り替える第2スイッチと、
    制御部と
    を備え、
    前記制御部は、
    前記第1スイッチに前記一対の第2接続線を導通するように指示し、前記第2スイッチに前記第3接続線を導通するように指示し、当該指示に応じて前記第1スイッチは前記一対の第2接続線を導通、前記第2スイッチが前記第3接続線を導通した際に、前記電流検出部により検出される電流が所定値以上の過電流であることを示す場合、前記通信部に前記一対の第1接続線間を閉結させず、前記電流検出部により検出される電流が過電流であることを示さない場合、前記第2スイッチが前記第3接続線を切断した状態で、前記通信部に前記一対の第1接続線間を閉結可能にさせる、
    通信装置。
  2. 請求項1に記載の通信装置であって、
    前記電流検出部は、
    前記一方の第2接続線に介在され、正温度特性サーミスタおよびバリスタを並列に接続した並列回路と、
    前記正温度特性サーミスタを電流が流れている状態で所定電圧未満の第1電圧を前記制御部に出力し、前記正温度特性サーミスタを電流が流れない状態で前記所定電圧以上の第2電圧を前記制御部に出力する信号出力回路とを含む、
    通信装置。
  3. 請求項2に記載の通信装置であって、
    前記回線接続端子の2つの端子間における回線電圧の有無を検出する回線電圧検出部を備え、
    前記記憶部には、フラグが設けられており、
    前記制御部は、
    前記回線電圧検出部が回線電圧ありを検出している場合において、
    前記第1スイッチが前記一対の第2接続線を導通させている状態で、前記第2スイッチが前記第3接続線を導通させてからの所定時間、前記信号出力回路から前記第1電圧が出力されている場合、前記フラグをオンし、
    前記第1スイッチが前記一対の第2接続線を導通させている状態で、前記第2スイッチが前記第3接続線を導通させた際に、前記信号出力回路の出力信号が前記第1電圧から前記第2電圧に切り替わった場合、前記第2スイッチにより前記第3接続線を切断させ、前記フラグをオフにする、チェック処理を実行し、
    前記チェック処理で前記フラグをオンである場合、前記通信部に前記一対の第1接続線間を閉結可能にする、
    通信装置。
  4. 請求項3に記載の通信装置であって、
    前記制御部は、
    前記フラグがオンの状態で前記回線電圧検出部が回線電圧なしを検出したことに応じて前記フラグをオフにし、その後、前記回線電圧検出部が回線電圧ありを再び検出したことに応じて前記チェック処理を実行する、
    通信装置。
  5. 請求項3または4に記載の通信装置であって、
    前記制御部は、
    前記チェック処理で前記フラグをオフにした場合、前記回線電圧検出部が回線電圧なしを一旦検出した後に前記回線電圧検出部が回線電圧ありを検出するまで、前記チェック処理を実行しない、
    通信装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の通信装置であって、
    前記第3接続線における前記電流検出部と前記第2スイッチとの間に、通信規格に基づいた抵抗値を有する抵抗が介在されている、
    通信装置。
  7. 請求項3〜6のいずれか一項に記載の通信装置であって、
    前記制御部は、
    前記記憶部に前記フラグがオンである場合、ファックス通信による画像データの送信の命令、または、前記通信部による呼出信号を受信したことに応じて、前記第2スイッチが前記第3接続線を切断した状態で前記通信部に前記一対の第1接続線間の閉結を指示し、
    前記記憶部に前記フラグがオフである場合、前記通信部に前記一対の第1接続線間の閉結を指示しない、
    通信装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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