JP2020072287A - 通信端末装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】回線を捕捉したときに発生する通信端末装置や電話機の故障を抑制する手段を提供する。【解決手段】回線捕捉検出部で回線が捕捉されていないことを検出した状態において、回線電圧検出部で第1の回線電圧を検出し、回線捕捉検出部で回線が捕捉されたことを検出したとき、切替部により回線と電話機とを切断した状態において、回線電圧検出部で第2の回線電圧を検出するとともに、回線電流検出部で回線電流を検出し、第1の回線電圧、第2の回線電圧、および回線電流に基づいて異常な抵抗値の交換機が接続されたことを検出した場合、回線と電話機を切断する。【選択図】 図2

Description

本発明は、ファクシミリ通信機能を有する通信端末装置に関する。
従来の通信端末装置は、回線を捕捉するときに、回線電圧または回線電流が閾値を超えることを検知して回線からの過大電圧や過大電流を検知するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
特開2013−211791号公報
しかしながら、従来の技術においては、検出した回線電圧または回線電流が閾値以下であっても、通信端末装置と回線を介して接続された交換機の抵抗値が所定の抵抗値より小さい場合、通信端末装置に接続された外付の電話機で回線を捕捉したとき、直流抵抗値が小さい電話機が接続されている場合は通信端末装置に過大な電流が流れることがあり、通信端末装置や電話機が故障してしまうことがあるという問題がある。
本発明は、このような問題を解決することを課題とし、回線を捕捉したときに発生する通信端末装置や電話機の故障を抑制することを目的とする。
そのため、本発明は、回線を介して交換機と接続され、外付の電話機が接続可能なファクシミリ通信機能を有する通信端末装置において、回線の電圧を検出する回線電圧検出部と、回線の電流を検出する回線電流検出部と、前記回線電圧検出部が検出した電圧および前記回線電流検出部が検出した電流に基づいて回線に接続された交換機側の特性を求める算出部と、回線が捕捉されたことを検出する回線捕捉検出部と、回線と電話機との接続および切断を切り替える切替部と、前記回線電圧検出部、前記回線電流検出部、前記算出部、前記回線捕捉検出部、および前記切替部を制御する回線制御部と、を有し、前記回線制御部は、前記回線捕捉検出部で回線が捕捉されていないことを検出した状態において、前記回線電圧検出部で第1の回線電圧を検出し、前記回線捕捉検出部で回線が捕捉されたことを検出したとき、前記切替部により回線と電話機とを切断した状態において、前記回線電圧検出部で第2の回線電圧を検出するとともに、前記回線電流検出部で回線電流を検出し、前記第1の回線電圧、前記第2の回線電圧、および前記回線電流に基づいて異常な抵抗値の交換機が接続されたことを検出した場合、回線と電話機を切断することを特徴とする。
このようにした本発明は、回線を捕捉したときに発生する通信端末装置や電話機の故障を抑制することができるという効果が得られる。
実施例における通信端末装置の構成および回線網との接続を示すブロック図 実施例における通信端末装置の回線制御部の構成を示すブロック図 実施例における回線制御部の動作を示すタイムチャート 実施例における回線制御部の動作を示すタイムチャート 実施例における回線制御部の動作を示すタイムチャート 実施例における回線制御部の動作を示すタイムチャート 実施例における回線制御部の動作を示すタイムチャート 実施例における回線制御部の動作を示すタイムチャート 実施例における回線制御部の動作を示すタイムチャート 実施例における回線制御部の動作を示すタイムチャート 実施例における回路の説明図 実施例における回路制御部の動作を示すフローチャート 実施例における直流保持およびリレーの動作状態を示す説明図 実施例における交換機の抵抗値の計算方法の説明図
以下、図面を参照して本発明による通信端末装置の実施例を説明する。
図1は実施例における通信端末装置の構成および回線網との接続を示すブロック図である。
図1において、通信端末装置102は、回線を介して交換機と接続され、外付の電話機が接続可能なファクシミリ通信機能を有するものであり、例えばファクシミリ装置である。通信端末装置102は、通信回線(以下、「回線」という。)101aを介して交換機109と接続され、交換機109との間で電話通信およびファクシミリ通信を行う。また、交換機109は、回線網101bを介して他の交換機と通信可能に接続されている。
通信端末装置102は、回線制御部103と、スキャナ部104と、印刷部105と、回線端子107と、電話端子108とを有している。
回線制御部103は、回線端子107を介して電話回線としての回線101aと接続され、回線101aに接続された交換機109との間で通話のための電話通信やファクシミリ通信を行うものである。また、回線制御部103は、電話端子108を介して外付の電話機である外付電話106と接続されている。さらに、回線制御部103は、スキャナ部104および印刷部105と接続されている。
なお、回線制御部103の詳細は、後述する。
スキャナ部104は、原稿を読取り、画像データに変換するものである。スキャナ部104は、回線制御部103と接続され、読み取った原稿の画像データを、回線制御部103を通じて送信先の通信端末装置に回線101aおよび交換機109を介してファクシミリとして送信する。
また、スキャナ部104は、印刷部105と接続され、読み取った原稿の画像データを印刷部105へ送り、原稿のコピーとして印刷する。
印刷部105は、画像データを印刷媒体に印刷するものである。印刷部105は、回線101aおよび交換機109を介して接続された送信元の通信装置から回線制御部103を介してファクシミリとして送られた原稿の画像データを印刷する。また、印刷部105は、スキャナ部104から送られた原稿の画像データを印刷する。さらに、回線制御部103で生成された画像データを印刷する。
なお、電話端子108に接続された外付電話106は、回線制御部103、回線101aおよび交換機109を介して相手側の電話機との間で通話を行うために使用される。
図2は実施例における通信端末装置の回線制御部の構成を示すブロック図である。
図2において、通信端末装置102の回線制御部103は、ホスト部110と、通信制御部200と、モデム210と、絶縁受渡部220と、シリコンDAA(ダイレクト・アクセス・アレンジメント)230と、直流ループ形成部240と、リレー250と、ダイオードブリッジ260と、リレー駆動回路270と、外付電話フックアップ検出部280とを制御し、図1に示す回線101bを介して接続された交換機109や外付電話106との間において電話通信やファクシミリ通信等の通信制御を行うものである。
なお、回線制御部103は、図1に示す回線101aに接続される回線端子107と、外付電話106に接続される電話端子108を有している。
通信制御部200は、回線制御部103の全体の動作を制御するものであり、FAX通信処理部201と、リング検出判断部202と、直流ループ形成指示部203と、直流ループ形成判断部204と、リレー制御部205と、外付電話フックアップ判断部206と、回線電圧取得部207と、回線電流取得部208と、交換機側抵抗値計算部209とを有している。
FAX通信処理部201は、後述するモデム210の制御I/F211と接続され、回線におけるファクシミリ信号を授受するものである。
リング検出判断部202は、回線から到来するリング信号を検出するものである。リング検出判断部202は、モデム210の制御I/F211と接続され、回線から到来するリング信号が、制御I/F211で通信制御部200が判別可能な信号に変換され、リング信号のON時間およびOFF時間を判定してリング信号が到来したか否かを判断し、リング信号を検出する。
直流ループ形成指示部203は、モデム210の制御I/F211と接続され、直流ループ形成部240に回線の直流ループの形成を指示するものである。
回線捕捉検出部としての直流ループ形成判断部204は、モデム210の制御I/F211と接続され、直流ループ形成部240が回線の直流を保持したか否か、即ち直流ループ形成部240により直流ループが形成されたか否かを判断するものである。
直流ループ形成判断部204は、直流ループ形成部240により直流ループが形成されたと判断して、回線が捕捉されたこと、即ち図1に示す交換機109との間で通信が可能な状態であることを検出する。
リレー制御部205は、リレー駆動部270と接続され、リレー250の動作を制御するものである。
回線捕捉検出部としての外付電話フックアップ判断部206は、外付電話フックアップ検出部280と接続され、外付電話フックアップ検出部280からの出力を所定の時間監視し、外付電話106がフックアップされたか否かを判断するものである。
外付電話フックアップ判断部206は、外付電話106がフックアップされたと判断して、回線が捕捉されたこと、即ち図1に示す交換機109との間で通信が可能な状態であることを検出する。
回線電圧取得部207は、モデム210の制御I/F211および交換機側抵抗値計算部209と接続され、シリコンDAA230内の回線電圧検出部233で得た回線電圧を取得するものである。
回線電流検出部としての回線電流取得部208は、モデム210の制御I/F211および交換機側抵抗値計算部209と接続され、直流ループ形成部240に流れる回線電流をシリコンDAA230内のI/F231を介して検出し、取得するものである。
算出部(抵抗値算出部)としての交換機側抵抗値計算部209は、交換機側の特性を求めるものであり、ホスト部110の交換機側抵抗値判断部111と接続され、回線電圧取得部207で得た回線電圧と、回線電流取得部208で得た回線電流とに基づいて、図1に示す回線101aに接続された交換機109の抵抗値を算出するものである。
モデム210は、回線からの信号を通信制御部200が処理可能な信号に変換したり、通信制御部200からの信号を変換して回線に送出したりするものであり、制御I/F211と、I/F212とを有している。
制御I/F211は、モデム210と通信制御部200との間で信号の授受を行うためのインターフェースである。
I/F212は、制御I/F211および絶縁受渡部220と接続され、モデム210とシリコンDAA230との間で信号の授受を行うためのインターフェースである。
絶縁受渡部220は、回線の1次側と2次側を直流的に分離するものであり、シリコンDAA230内のI/F231およびモデム210内のI/F212と接続されている。
シリコンDAA230は、回線とモデム210との間に配置され、回線に対して信号の送出や受信を行うものであり、I/F231と、リング検出部232と、回線電圧検出部233とを有している。
I/F231は、絶縁受渡部220、リング検出部232、回線電圧検出部233、および直流ループ形成部240と接続されている。I/F231は、回線からの信号をモデム210に伝えたり、モデム210からの信号を回線へ送出したりするインターフェースである。
呼出信号検出部としてのリング検出部232は、ダイオードブリッジ260の交流入力側Aおよび交流入力側Bと、回線端子107と、リレー250と、回線電圧検出部233とに接続され、回線から到来する呼出信号としてのリング信号を検出して通信制御部200のリング検出判断部202に受け渡すためのインターフェースである。
回線電圧検出部233は、回線端子107と接続され、回線の電圧を検出するために回線端子107の電圧を検出するものである。
直流ループ形成部240は、ダイオードブリッジ260の+側と、ダイオードブリッジ260の−側と、シリコンDAA230のI/F231およびグランドとに接続され、回線の直流を保持して回線との間で直流ループを形成し、回線電流値をシリコンDAA230のI/F231に伝えるものである。
直流ループを形成することにより、シリコンDAA230が回線に接続した状態(回線を捕捉した状態)になる。これにより、ファクシミリ通信等が可能になる。
ダイオードブリッジ260は、回線の直流の極性を直流ループ形成部240に合わせるものであり、回線の極性が反転した場合であっても、直流ループ形成部240の一方向の直流が供給される。
切替部としてのリレー250は、電話端子108と、外付電話フックアップ検出部280とに接続され、電話端子108との接続と切断を切替えて、回線と外付電話106との接続および切断を切り替えるものである。通信端末装置102が待機状態の場合、リレー250は、図示した状態で電話端子108と接続し、ユーザが外付電話106を使用して通話することができるようになる。一方、ファクシミリ通信を行う場合、リレー250は、電話端子108との接続を切断して外付電話106の送話機からのノイズ等がシリコンDAA230を通じてモデム210に入らないようにする。
リレー駆動回路270は、コイルを介して電源と接続され、またリレー250とに接続され、リレー250に設けられたコイルを駆動するものである。
外付電話フックアップ検出部280は、外付電話106がフックアップされた場合、回線の直流で動作し、外付電話106のオフフックおよびオンフックを検出するものである。この外付電話フックアップ検出部280は、外付電話フックアップ判断部206とともに、回線からの電流を検知して電話機のフックアップを検出する回線捕捉検出部を構成し、回線からの電流を検知して回線が捕捉された状態を検出する。
なお、回線端子107は、回線と接続され、通信ケーブルの差込口である。また、電話端子108は、外付電話106および外付電話フックアップ検出部280に接続され、通信ケーブルの差込口である。
ホスト部110は、通信制御部200と接続された回線が異常と判断した場合、通信制御部200に異常を表す信号を通知するものであり、交換機側抵抗値判断部111と、異常警告通知部112とを有している。
交換機側抵抗値判断部111は、異常警告通知部112と接続され、通信制御部200の交換機側抵抗値計算部209で算出された値が閾値(所定の抵抗値)未満か否かを判断するものである。なお、閾値は、接続される回線に応じて適宜設定できるようになっている。
異常警告通知部112は、通信制御部200と接続され、交換機側抵抗値計算部209で算出された値が交換機側抵抗値判断部111で閾値未満と判断された場合、ユーザに異常を知らせるために、回線異常通知(警告出力)としての警告文言等の印刷を指示するものである。
このように構成された通信端末装置102の回線制御部103は、直流ループ形成判断部204および外付電話フックアップ判断部206で回線が捕捉されていないことを検知した状態において、回線電圧検出部233で第1の回線電圧を検出し、回線電圧取得部207で回線電圧を取得し、直流ループ形成判断部204または外付電話フックアップ判断部206で回線が捕捉されたことを検知したとき、リレー250により回線と外付電話106とを切断した状態において、回線電圧検出部233で第2の回線電圧を検出し、回線電圧取得部207で回線電圧を取得するとともに、直流ループ形成部240で回線電流を検出し、回線電流取得部208でその回線電流を取得し、その第1の回線電圧、第2の回線電圧、および回線電流に基づいて交換機側抵抗値計算部209で図1に示す回線101aに接続された交換機109の抵抗値を算出し、その抵抗値に基づいて回線の異常を検出した場合、回線101aと外付電話106を切断する。
上述した構成の作用について説明する。
まず、図1に示す外付電話106をユーザがフックアップ(オフフック)し、交換機側の抵抗値が閾値以上で正常な回線に接続されていると判断される場合の通信端末装置102の回線制御部103の動作を、図3の実施例における回線制御部の動作を示すタイムチャートの図中Tで表すタイミングに従って図1および図2を参照しながら説明する。
T1:シリコンDAA230の回線電圧検出部233は、回線の電圧を検出する。この電圧は交換機側の電圧である。なお、外付電話106はオンフックの状態であり、外付電話フックアップ検出部280は、外付電話106のフックアップを検出していない状態である。
T2:通信制御部200の回線電圧取得部207は、回線電圧検出部233で検出した回線の電圧(交換機側の電圧)を取得する。
ここで、回線電圧(交換機側の電圧)の取得方法を図14(a)に基づいて説明する。
図14(a)において、交換機側の電圧をV、交換機側の抵抗をR、シリコンDAA230側の直流保持部分の抵抗をRDAA、シリコンDAA230側の直流保持部分の電圧をVDAA、回線電流をIDAAとする。
オンフック時は、回線制御部103側に流れる回線電流IDAAは[0]Aとなる。したがって、オンフック時のシリコンDAA230側の直流保持部分の電圧(第1の回線電圧)VDAAは交換機側の電圧Vとなり、交換機側の電圧Vは通信制御部200の回線電圧取得部207で取得可能となる。
T3:ユーザにより外付電話106がフックアップされると、外付電話フックアップ検出部280は、外付電話106のフックアップを検出する。
T4:通信制御部200の外付電話フックアップ判断部206は、外付電話フックアップ検出部280からの出力により外付電話106がフックアップされたと判断する。
T5:外付電話フックアップ判断部206が、外付電話106がフックアップされたと判断すると、直流ループ形成指示部203は、シリコンDAA230側で回線を捕捉するため、直流ループ形成部240に回線の直流ループの形成を指示する。
T6:直流ループ形成部240は、回線の直流ループを形成する。
T7:直流ループ形成部240が直流ループを形成すると、通信制御部200の直流ループ形成判断部204は、直流ループ形成部240が直流ループを形成したと判断する。
T8:直流ループ形成判断部204が、直流ループが形成されたと判断すると、リレー制御部205は、外付電話106を回線から切り離す(切断する)ため、リレー駆動回路270にリレー250のオンを指示する。
T9:リレー250が駆動され、外付電話106は回線から切り離される。
T10:外付電話106は回線から切り離されると、シリコンDAA230の回線電圧検出部233は、回線の電圧を検出する。また、直流ループ形成部240で回線の直流電流を検出する。
T11:回線電圧取得部207は、回線電圧検出部233から回線電圧を取得し、また回線電流取得部208は、直流ループ形成部240から回線電流を取得する。
このように、回線制御部103は、外付電話フックアップ検出部280でフックアップを検出(T3)すると、直流ループ形成部240で直流ループ形成(T6)するとともに、リレー250で回線と外付電話106を切断(T9)した状態において、回線電圧取得部207で第2の回線電圧を取得し、回線電流取得部208で回線電流を取得する。
T12:交換機側抵抗値計算部209は、T2において取得した回線電圧と、T11において回線電圧取得部207が取得した回線電圧および回線電流取得部208が取得した回線電流とに基づいて交換機側の抵抗値を算出する。
ここで、フックアップ(オフフック)時の交換機側の抵抗値の算出方法を図14(b)に基づいて説明する。
図14(b)において、交換機側の電圧をV、交換機側の抵抗をR、シリコンDAA230側の直流保持部分の抵抗をRDAA、シリコンDAA230側の直流保持部分の電圧をVDAA、回線電流をIDAAとする。
フックアップ(オフフック)時は、回線制御部103側に、回線電流IDAAが流れる。この回線電流IDAAは、シリコンDAA230を通じて通信制御部200で取得される。また、フックアップ(オフフック)時のシリコンDAA230側の直流保持部分の電圧(第2の回線電圧)VDAAも通信制御部200で取得される。
V(第1の回線電圧)−VDAA(第2の回線電圧)=IDAA(回線電流)×R(交換機側の抵抗)となり、交換機側の抵抗値Rは、R=(V−VDAA)/IDAA
の計算式で計算される。
このようにして、交換機側抵抗値計算部209は、交換機側の抵抗値Rを算出する。
T13:ホスト部110の交換機側抵抗値判断部111は、交換機側抵抗値計算部209が算出した交換機側の抵抗値が閾値以上であると判断し、正常な回線に接続されていると判断する。
T14:リレー制御部205は、外付電話106を回線に接続するため、リレー駆動回路270にリレー250のオフを指示する。
T15:リレー250がオフされ、外付電話106は回線に接続される。
T16:直流ループ形成指示部203は、シリコンDAA230側で捕捉した回線を切断するため、直流ループ形成部240に回線の直流ループの形成の指示を停止する。
T17:直流ループ形成部240は、回線の直流ループの形成を解除する。
T18:通信制御部200の直流ループ形成判断部204は、直流ループ形成部240が直流ループを形成していないと判断する。
以上により、ユーザは外付電話106による通話が可能になる。
次に、図1に示す外付電話106をユーザがフックアップ(オフフック)し、交換機側の抵抗値が閾値未満で異常な回線に接続されていると判断される場合の通信端末装置102の回線制御部103の動作を、図4の実施例における回線制御部の動作を示すタイムチャートの図中Tで表すタイミングに従って図1および図2を参照しながら説明する。
T1〜T12:図3に示すT1〜T12と同様なので説明を省略する。
T13:ホスト部110の交換機側抵抗値判断部111は、交換機側抵抗値計算部209が算出した交換機側の抵抗値が閾値未満であると判断し、異常な回線に接続されていると判断する。
T14:直流ループ形成指示部203は、シリコンDAA230側で捕捉した回線を切断するため、直流ループ形成部240に回線の直流ループの形成の指示を停止する。
T15:直流ループ形成部240は、回線の直流ループの形成を解除する。
T16:通信制御部200の直流ループ形成判断部204は、直流ループ形成部240が直流ループを形成していないと判断する。
T17:ホスト部110の異常警告通知部112は、ユーザに回線の異常を知らせるため、印刷部105で回線が異常である旨を印刷媒体に印刷する。
このように、回線制御部103は、交換機109の抵抗値に基づいて異常な回線に接続されていると判断した場合、回線異常の警告出力を行う。
以上により、回線制御部103は、回線の異常を検知し、ユーザに知らせることができる。
なお、T3からT16までの動作を短時間で行うことにより、外付電話106および外付電話フックアップ検出部280の故障の発生を抑制する。
上述したように、図3および図4において、ユーザが外付電話をフックアップした場合を説明したが、他にユーザが外付電話をフックアップするものとして回線からの呼び出し信号としてのリング信号に応答する場合がある。この場合、図3および図4のT2からT3の間においてリング信号が到来してユーザが外付電話をフックアップし、以降の動作は図3および図4のT3以降の動作と同じになる。
回線からリング信号が到来した場合に、図1に示す外付電話106をユーザがフックアップ(オフフック)し、交換機側の抵抗値が閾値以上で正常な回線に接続されていると判断される場合の通信端末装置102の回線制御部103の動作を、図5の実施例における回線制御部の動作を示すタイムチャートの図中Tで表すタイミングに従って図1および図2を参照しながら説明する。
T1、T2:図3に示すT1、T2と同様なので説明を省略する。
T3:回線から通信端末装置102の回線制御部103にリング信号が到来すると、シリコンDAA230のリング検出部232がリング信号を検出する。
T4:通信制御部200のリング検出判断部202は、リング信号が到来したと判断する。
なお、T3でリング検出部232、T4でリング検出判断部202の動作を示しているが、ユーザが外付電話106の鳴動音を聞いて外付電話106をフックアップするため、特にリング検出部232およびリング検出判断部202が動作する必要はない。図5では、リング検出部232およびリング検出判断部202が動作するものとして説明する。
T5〜T20:図3に示すT3〜T18と同様なので説明を省略する。
次に、回線からリング信号が到来した場合に、図1に示す外付電話106をユーザがフックアップ(オフフック)し、交換機側の抵抗値が閾値未満で異常な回線に接続されていると判断される場合の通信端末装置102の回線制御部103の動作を、図6の実施例における回線制御部の動作を示すタイムチャートの図中Tで表すタイミングに従って図1および図2を参照しながら説明する。
T1、T2:図4に示すT1、T2と同様なので説明を省略する。
T3:回線から通信端末装置102の回線制御部103にリング信号が到来すると、シリコンDAA230のリング検出部232がリング信号を検出する。
T4:通信制御部200のリング検出判断部202は、リング信号が到来したと判断する。
なお、T3でリング検出部232、T4でリング検出判断部202の動作を示しているが、ユーザが外付電話106の鳴動音を聞いて外付電話106をフックアップするため、特にリング検出部232およびリング検出判断部202が動作する必要はない。図6では、リング検出部232およびリング検出判断部202が動作するものとして説明する。
T5〜T19:図4に示すT3〜T17と同様なので説明を省略する。
次に、回線からリング信号が到来し、図2に示すシリコンDAA230側で回線を捕捉し、交換機側の抵抗値が閾値以上で正常な回線に接続されていると判断し、ファクシミリ受信する場合の通信端末装置102の回線制御部103の動作を、図7の実施例における回線制御部の動作を示すタイムチャートの図中Tで表すタイミングに従って図1および図2を参照しながら説明する。
T1、T2:図3に示すT1、T2と同様なので説明を省略する。
T3:回線から通信端末装置102の回線制御部103にリング信号が到来すると、シリコンDAA230のリング検出部232がリング信号を検出する。
T4:通信制御部200のリング検出判断部202は、リング信号が到来したと判断する。
T5:リング検出判断部202が、リング信号が到来したと判断すると、直流ループ形成指示部203は、シリコンDAA230側で回線を捕捉するため、直流ループ形成部240に回線の直流ループの形成を指示する。
T6:直流ループ形成部240は、回線の直流ループを形成する。
T7:直流ループ形成部240が直流ループを形成すると、通信制御部200の直流ループ形成判断部204は、直流ループ形成部240が直流ループを形成したと判断する。
このように、回線制御部103は、ファクシミリ受信時、リング検出部232でリング信号を検出すると、直流ループ形成部240で直流ループを形成し、直流ループ形成判断部204は、直流ループ形成部240で直流ループが形成されたことを検出して回線が捕捉された状態を検出する。
T8:直流ループ形成判断部204が、直流ループが形成されたと判断すると、リレー制御部205は、外付電話106を回線から切り離す(切断する)ため、リレー駆動回路270にリレー250のオンを指示する。
T9:リレー250が駆動され、外付電話106は回線から切り離される。
T10:外付電話106は回線から切り離されると、シリコンDAA230の回線電圧検出部233は、回線の電圧を検出する。また、直流ループ形成部240で回線の直流電流を検出する。
T11:回線電圧取得部207は、回線電圧検出部233から回線電圧を取得し、また回線電流取得部208は、直流ループ形成部240から回線電流を取得する。
このように、回線制御部103は、直流ループ形成判断部204で直流ループが形成されたことを検出すると、リレー250で回線と外付電話106を切断した状態において、回線電圧検出部233で第2の回線電圧を検出(回線電圧取得部207で第2の回線電圧を取得)し、回線電流取得部208で回線電流を取得する。
T12:交換機側抵抗値計算部209は、T2において取得した回線電圧と、T11において回線電圧取得部207が取得した回線電圧および回線電流取得部208が取得した回線電流とに基づいて交換機側の抵抗値を算出する。
なお、交換機側の抵抗値の算出方法は図3のT12と同様である。
T13:ホスト部110の交換機側抵抗値判断部111は、交換機側抵抗値計算部209が算出した交換機側の抵抗値が閾値以上であると判断し、正常な回線に接続されていると判断する。
T14:FAX通信処理部201は、ファクシミリ通信(ファクシミリ受信)処理を開始する。
T15:FAX通信処理部201は、ファクシミリ通信(ファクシミリ受信)処理を終了する。
T16:リレー制御部205は、外付電話106を回線に接続するため、リレー駆動回路270にリレー250のオフを指示する。
T17:リレー250がオフされ、外付電話106は回線に接続される。
T18:直流ループ形成指示部203は、シリコンDAA230側で捕捉した回線を切断するため、直流ループ形成部240に回線の直流ループの形成の指示を停止する。
T19:直流ループ形成部240は、回線の直流ループの形成を解除する。
T20:通信制御部200の直流ループ形成判断部204は、直流ループ形成部240が直流ループを形成していないと判断する。
次に、回線からリング信号が到来し、図2に示すシリコンDAA230側で回線を捕捉し、交換機側の抵抗値が閾値未満で異常な回線に接続されていると判断した場合の通信端末装置102の回線制御部103の動作を、図8の実施例における回線制御部の動作を示すタイムチャートの図中Tで表すタイミングに従って図1および図2を参照しながら説明する。
T1〜T12:図7に示すT1〜T12と同様なので説明を省略する。
T13:ホスト部110の交換機側抵抗値判断部111は、交換機側抵抗値計算部209が算出した交換機側の抵抗値が閾値未満であると判断し、異常な回線に接続されていると判断する。
T14:リレー制御部205は、外付電話106を回線に接続するため、リレー駆動回路270にリレー250のオフを指示する。
T15:リレー250がオフされ、外付電話106は回線に接続される。
このとき、外付電話106は、フックアップされていないため、リレー250をオフして外付電話106を回線に接続しても回線から外付電話106に過大な電流が流れることはない。
なお、交換機側抵抗値判断部111が異常な回線に接続されていると判断した場合、リレー250のオン状態を維持し、外付電話106を回線から切り離した状態を維持するようにしても良い。
T16:直流ループ形成指示部203は、シリコンDAA230側で捕捉した回線を切断するため、直流ループ形成部240に回線の直流ループの形成の指示を停止する。
T17:直流ループ形成部240は、回線の直流ループの形成を解除する。
T18:通信制御部200の直流ループ形成判断部204は、直流ループ形成部240が直流ループを形成していないと判断する。
T19:ホスト部110の異常警告通知部112は、ユーザに回線の異常を知らせるため、印刷部105で回線が異常である旨を印刷媒体に印刷する。
このように、回線制御部103は、交換機109の抵抗値に基づいて異常な回線に接続されていると判断した場合、回線異常の警告出力を行う。
以上により、回線制御部103は、回線の異常を検知し、ユーザに知らせることができる。
なお、T5からT18までの動作を短時間で行うことにより、シリコンDAA230の故障の発生を抑制する。
次に、ファクシミリ送信時に、図2に示すシリコンDAA230側で回線を捕捉し、交換機側の抵抗値が閾値以上で正常な回線に接続されていると判断した場合の通信端末装置102の回線制御部103の動作を、図9の実施例における回線制御部の動作を示すタイムチャートの図中Tで表すタイミングに従って図1および図2を参照しながら説明する。
T1、T2:図3に示すT1、T2と同様なので説明を省略する。
T3:直流ループ形成指示部203は、シリコンDAA230側で回線を捕捉するため、直流ループ形成部240に回線の直流ループの形成を指示する。
T4:直流ループ形成部240は、回線の直流ループを形成する。
T5:直流ループ形成部240が直流ループを形成すると、通信制御部200の直流ループ形成判断部204は、直流ループ形成部240が直流ループを形成したと判断する。
T6:直流ループ形成判断部204が、直流ループが形成されたと判断すると、リレー制御部205は、外付電話106を回線から切り離す(切断する)ため、リレー駆動回路270にリレー250のオンを指示する。
T7:リレー250が駆動され、外付電話106は回線から切り離される。
T8:外付電話106は回線から切り離されると、シリコンDAA230の回線電圧検出部233は、回線の電圧を検出する。また、直流ループ形成部240で回線の直流電流を検出する。
T9:回線電圧取得部207は、回線電圧検出部233から回線電圧を取得し、また回線電流取得部208は、直流ループ形成部240から回線電流を取得する。
T10:交換機側抵抗値計算部209は、T2において取得した回線電圧と、T9において回線電圧取得部207が取得した回線電圧および回線電流取得部208が取得した回線電流とに基づいて交換機側の抵抗値を算出する。
なお、交換機側の抵抗値の算出方法は図3のT12と同様である。
T11:ホスト部110の交換機側抵抗値判断部111は、交換機側抵抗値計算部209が算出した交換機側の抵抗値が閾値以上であると判断し、正常な回線に接続されていると判断する。
T12:FAX通信処理部201は、ファクシミリ通信(ファクシミリ送信)処理を開始する。
T13:FAX通信処理部201は、ファクシミリ通信(ファクシミリ送信)処理を終了する。
T14〜T18:図7に示すT16〜T20と同様なので説明を省略する。
次に、ファクシミリ送信時に、図2に示すシリコンDAA230側で回線を捕捉し、交換機側の抵抗値が閾値未満で異常な回線に接続されていると判断した場合の通信端末装置102の回線制御部103の動作を、図10の実施例における回線制御部の動作を示すタイムチャートの図中Tで表すタイミングに従って図1および図2を参照しながら説明する。
T1〜T10:図9に示すT1〜T10と同様なので説明を省略する。
T11:ホスト部110の交換機側抵抗値判断部111は、交換機側抵抗値計算部209が算出した交換機側の抵抗値が閾値未満であると判断し、異常な回線に接続されていると判断する。
T12:リレー制御部205は、外付電話106を回線に接続するため、リレー駆動回路270にリレー250のオフを指示する。
T13:リレー250がオフされ、外付電話106は回線に接続される。
このとき、外付電話106は、フックアップされていないため、リレー250をオフして外付電話106を回線に接続しても回線から外付電話106に過大な電流が流れることはない。
なお、交換機側抵抗値判断部111が異常な回線に接続されていると判断した場合、リレー250のオン状態を維持し、外付電話106を回線から切り離した状態を維持するようにしても良い。
T14:直流ループ形成指示部203は、シリコンDAA230側で捕捉した回線を切断するため、直流ループ形成部240に回線の直流ループの形成の指示を停止する。
T15:直流ループ形成部240は、回線の直流ループの形成を解除する。
T16:通信制御部200の直流ループ形成判断部204は、直流ループ形成部240が直流ループを形成していないと判断する。
T17:ホスト部110の異常警告通知部112は、ユーザに回線の異常を知らせるため、印刷部105で回線が異常である旨を印刷媒体に印刷する。
以上により、回線制御部103は、回線の異常を検知し、ユーザに知らせることができる。
なお、T3からT16までの動作を短時間で行うことにより、シリコンDAA230の故障の発生を抑制する。
次に、図1に示す通信端末装置102の回線制御部103の動作を図12の実施例における回路制御部の動作を示すフローチャートの図中Sで表すステップに従って図1、図2および図13を参照しながら説明する。なお、図13は実施例における直流保持およびリレーの動作状態を示す説明図であり、図11(a)に示す直流ループ形成部240およびダイオードブリッジ260を図11(b)に示すように簡略化した回路図で表している。
S101:シリコンDAA230の回線電圧検出部233は、回線の電圧を検出する。この電圧は交換機側の電圧である。なお、外付電話106はオンフックの状態であり、外付電話フックアップ検出部280は、外付電話106のフックアップを検出していない状態である。
通信制御部200の回線電圧取得部207は、回線電圧検出部233で検出した回線の電圧を取得する。
このとき、図13(a)に示すように、リレー250により外付電話106が回線に接続され、また直流ループ形成部240により直流ループが形成されていない状態である。
S102:通信制御部200は、シリコンDAA230側での回線捕捉の有無を判別し、回線を捕捉していない(ファクシミリ通信でない)と判別すると処理をS103へ移行し、回線を捕捉している(ファクシミリ通信である)と判別すると処理をS117へ移行する。
S103:通信制御部200の外付電話フックアップ判断部206は、外付電話フックアップ検出部280からの出力により外付電話106がフックアップされたか否かを判断し、フックアップされていないと判断すると処理をS102へ移行し、フックアップされていると判断すると処理をS104へ移行する。
外付電話106がフックアップされた場合、図13(b)に示すように、リレー250により外付電話106が回線に接続され、また直流ループ形成部240により直流ループが形成されていない状態であって、交換機と外付電話106が通電している状態となる。
S104:直流ループ形成指示部203は、シリコンDAA230側で回線を捕捉するため、直流ループ形成部240に回線の直流ループの形成を指示し、直流ループ形成部240は、回線の直流ループを形成して回線を捕捉する。
このとき、図13(c)に示すように、直流ループ形成部240により直流ループが形成された状態となる。なお、リレー250により外付電話106が回線に接続され、交換機と外付電話106が通電している状態となっている。
S105:リレー制御部205は、外付電話106を回線から切り離す(切断する)ため、リレー駆動回路270にリレー250のオンを指示し、リレー250を駆動し、外付電話106を回線から切断する。
このとき、図13(d)に示すように、直流ループ形成部240により直流ループが形成された状態のまま、リレー250により外付電話106が回線から切断された状態となる。
S106:外付電話106を回線から切断し、シリコンDAA230側でのみ回線を捕捉した状態になると、回線電圧取得部207は、回線電圧検出部233から回線電圧を取得し、また回線電流取得部208は、直流ループ形成部240から回線電流を取得する。交換機側抵抗値計算部209は、S101において取得した回線電圧と、回線電圧取得部207が取得した回線電圧および回線電流取得部208が取得した回線電流とに基づいて交換機側の抵抗値を算出する。
S107:ホスト部110の交換機側抵抗値判断部111は、算出された交換機側の抵抗値が閾値以上であるか否かを判定し、閾値以上であると判定すると処理をS112へ移行し、閾値未満であると判定すると処理をS108へ移行する。
S108:ホスト部110の交換機側抵抗値判断部111は、交換機側の抵抗値が閾値未満であると判定すると、異常な回線に接続、即ち過大電流を流す交換機に接続されていると判断する。
S109:直流ループ形成指示部203は、シリコンDAA230側で捕捉した回線を切断するため、直流ループ形成部240に回線の直流ループの形成の指示を停止し、直流ループ形成部240は、回線の直流ループの形成を解除する。これにより、シリコンDAA230側で捕捉していた回線が開放される。このとき、リレー250の接点の状態はそのままの状態を保持し、外付電話106を回線から切り離したままとする。
ここで、リレー250の接点の状態をそのままの状態で保持するのは、リレー250を回線側に切り替えてしまうと、再び、外付電話106および外付電話フックアップ検出部280に過大な回線電流が流れてしまうためである。
このとき、図13(e)に示すように、リレー250により外付電話106が回線から切断された状態を保持し、直流ループ形成部240による直流ループの形成は解除された状態となる。
S110:ホスト部110の異常警告通知部112は、ユーザに回線の異常を知らせるため、印刷部105で回線が異常である旨を印刷媒体に印刷し、通信端末装置102外へ排出する。
S111:S109におけるリレー250の接点の状態は、通信端末装置102の電源がオフ/オンされるまで保持され、電源がオフ/オンされると一連の処理を終了し、S101へ移行する。
S112:一方、S107において、交換機側の抵抗値が閾値以上であると判定したホスト部110の交換機側抵抗値判断部111は、正常な回線に接続されていると判断する。
S113:リレー制御部205は、リレー駆動回路270にリレー250のオフを指示してリレー250をオフし、外付電話106と回線を接続する。
このとき、図13(f)に示すように、リレー250により外付電話106が回線に接続された状態となる。なお、直流ループ形成部240により直流ループが形成された状態で、交換機と外付電話106が通電している状態となる。
S114:直流ループ形成指示部203は、直流ループ形成部240に回線の直流ループの形成の指示を停止し、直流ループ形成部240は、回線の直流ループの形成を解除し、シリコンDAA230側で捕捉した回線を切断する。
このとき、図13(g)に示すように、リレー250により外付電話106が回線に接続され、交換機と外付電話106が通電している状態で、直流ループ形成部240による直流ループの形成は解除された状態となる。
S115:ユーザは、外付電話106を使用することができるようになり、通話が可能となる。例えば、ユーザは、外付電話106で通話相手にダイヤルして相手と通話する。
S116:ユーザが外付電話106をオンフックして会話を終了すると、回線制御部103は、外付電話106のオンフックを検知して一連の処理を終了し、処理をS101へ移行する。
このとき、図13(h)に示すように、直流ループ形成部240による直流ループの形成は解除された状態であって、リレー250により外付電話106が回線に接続された状態であるが、交換機と外付電話106は通電していない状態となる。
このように、S101〜S116の処理で上述した図3〜図6で説明した外付電話106のフックアップ時の処理を行う。
S117:一方、S102において、シリコンDAA230側で回線を捕捉している(ファクシミリ通信である)と判別されると、リレー制御部205は、外付電話106を回線から切り離す(切断する)ため、リレー駆動回路270にリレー250のオンを指示し、リレー250を駆動し、外付電話106を回線から切断する。
このとき、図13(i)に示すように、直流ループ形成部240により直流ループが形成された状態のまま、リレー250により外付電話106が回線から切断された状態となる。
S118:外付電話106を回線から切断し、シリコンDAA230側でのみ回線を捕捉した状態になると、回線電圧取得部207は、回線電圧検出部233から回線電圧を取得し、また回線電流取得部208は、直流ループ形成部240から回線電流を取得する。交換機側抵抗値計算部209は、S101において取得した回線電圧と、回線電圧取得部207が取得した回線電圧および回線電流取得部208が取得した回線電流とに基づいて交換機側の抵抗値を算出する。
S119:ホスト部110の交換機側抵抗値判断部111は、算出された交換機側の抵抗値が閾値以上であるか否かを判定し、閾値以上であると判定すると処理をS120へ移行し、閾値未満であると判定すると処理をS124へ移行する。
S120:交換機側の抵抗値が閾値以上であると判定したホスト部110の交換機側抵抗値判断部111は、正常な回線に接続されていると判断し、回線制御部103は、ファクシミリ通信(ファクシミリの送信または受信)を行う。
S121:回線制御部103は、ファクシミリ通信が終了したと判定すると処理をS122へ移行する。
S122:リレー制御部205は、リレー駆動回路270にリレー250のオフを指示してリレー250をオフし、外付電話106と回線を接続する。
S123:直流ループ形成指示部203は、シリコンDAA230側で捕捉した回線を切断するため、直流ループ形成部240に回線の直流ループの形成の指示を停止し、直流ループ形成部240は、回線の直流ループの形成を解除する。これにより、シリコンDAA230側で捕捉していた回線が開放され、一連の処理が終了し、処理はS101へ移行される。
このとき、図13(j)に示すように、リレー250により外付電話106が回線に接続された状態で、直流ループ形成部240による直流ループの形成は解除され、交換機と外付電話106は通電していない状態となる。
S124:一方、S119において、交換機側の抵抗値が閾値未満であると判定したホスト部110の交換機側抵抗値判断部111は、異常な回線に接続、即ち過大電流を流す交換機に接続されていると判断する。
S125:リレー制御部205は、リレー駆動回路270にリレー250のオフを指示してリレー250をオフし、外付電話106と回線を接続する。
S126:直流ループ形成指示部203は、シリコンDAA230側で捕捉した回線を切断するため、直流ループ形成部240に回線の直流ループの形成の指示を停止し、直流ループ形成部240は、回線の直流ループの形成を解除する。
このとき、図13(j)に示すように、リレー250により外付電話106が回線に接続された状態で、直流ループ形成部240による直流ループの形成は解除され、交換機と外付電話106は通電していない状態となる。
S127:ホスト部110の異常警告通知部112は、ユーザに回線の異常を知らせるため、印刷部105で回線が異常である旨を印刷媒体に印刷し、通信端末装置102外へ排出する。これにより、一連の処理が終了し、処理はS101へ移行される。
このように、S101、S102、S117〜S127の処理で上述した図7〜図10で説明したファクシミリ通信時の処理を行う。
上述したように、本実施例において、通信端末装置102の回線制御部103は、直流ループ形成判断部204および外付電話フックアップ判断部206で回線が捕捉されていないことを検知した状態において、回線電圧検出部233で第1の回線電圧を検出(回線電圧取得部207で第1の回線電圧を取得)し、直流ループ形成判断部204または外付電話フックアップ判断部206で回線が捕捉されたことを検知したとき、リレー250により回線と外付電話106とを切断した状態において、回線電圧検出部233で第2の回線電圧を検出(回線電圧取得部207で第2の回線電圧を取得)するとともに、回線電流取得部208で回線電流を検出して取得し、その第1の回線電圧、第2の回線電圧、および回線電流に基づいて交換機側抵抗値計算部209で図1に示す回線101aに接続された交換機109の抵抗値を算出し、その抵抗値に基づいて回線の異常を検出した場合、回線101aと外付電話106を切断するようにしたことにより、回線を捕捉したときに発生する通信端末装置102や外付電話106の故障を抑制することができる。
即ち、外付電話106で回線を捕捉する前後において、交換機側の抵抗値を測定し、抵抗値が閾値未満の場合、過大電流が流れる回線に接続されていると判断し、リレー250による回線と外付電話106とを切断した状態を維持することにより、交換機の抵抗値が閾値よりも小さく、かつ外付電話106の直流抵抗が小さい場合において、外付電話106や外付電話フックアップ検出部280へ流れる過大電流による通信端末装置102の故障を抑制することができる。
また、ファクシミリ通信(受信または送信)時に、シリコンDAA230側で回線を捕捉する前後において、交換機側の抵抗値を測定し、抵抗値が閾値未満の場合、過大電流が流れる回線に接続されていると判断し、回線を切断することにより、シリコンDAA230側へ流れる過電流による通信端末装置102の故障を抑制することができる。
さらに、交換機の抵抗値に基づいて回線の異常を検出した場合、ユーザに回線の異常を報知するようにしたことにより、通信端末装置102や外付電話106の故障を未然に防ぐことができる。
なお、本実施例では、ホスト部110の異常警告通知部112は、ユーザに回線の異常を報知するため、印刷部105で回線が異常である旨を印刷媒体に印刷するものとして説明したが、ディスプレイ等の表示部に回線が異常である旨を表示し、ユーザに回線の異常を報知するようにしても良い。
以上説明したように、本実施例では、回線を捕捉したときに発生する通信端末装置や電話機の故障を抑制することができるという効果が得られる。
また、ユーザに回線の異常を報知するようにしたことにより、通信端末装置や電話機の故障を未然に防ぐことができるという効果が得られる。
なお、本実施例では、通信端末装置をファクシミリ装置として説明したが、それに限られるものでなく、ファクシミリ通信機能を有する複合機(MFP)等としても良い。また、スキャナとプリンタがネットワークに介して接続された複合システムの通信端末装置としても良い。
101a 回線、101b 回線網
102 通信端末装置
103 回線制御部
104 スキャナ部
105 印刷部
106 外付電話
107 回線端子
108 電話端子
109 交換機
110 ホスト部
111 交換機側抵抗値判断部
112 異常警告通知部
200 通信制御部
201 FAX通信処理部
202 リング検出判断部
203 直流ループ形成指示部
204 直流ループ形成判断部
205 リレー制御部
206 外付電話フックアップ判断部
207 回線電圧取得部
208 回線電流取得部
209 交換機側抵抗値計算部
210 モデム
220 絶縁受渡部
230 シリコンDAA
232 リング検出部
233 回線電圧検出部
240 直流ループ形成部
250 リレー
260 ダイオードブリッジ
270 リレー駆動回路
280 外付電話フックアップ検出部

Claims (10)

  1. 回線を介して交換機と接続され、外付の電話機が接続可能なファクシミリ通信機能を有する通信端末装置において、
    回線の電圧を検出する回線電圧検出部と、
    回線の電流を検出する回線電流検出部と、
    前記回線電圧検出部が検出した電圧および前記回線電流検出部が検出した電流に基づいて回線に接続された交換機側の特性を求める算出部と、
    回線が捕捉されたことを検出する回線捕捉検出部と、
    回線と電話機との接続および切断を切り替える切替部と、
    前記回線電圧検出部、前記回線電流検出部、前記算出部、前記回線捕捉検出部、および前記切替部を制御する回線制御部と、
    を有し、
    前記回線制御部は、
    前記回線捕捉検出部で回線が捕捉されていないことを検出した状態において、前記回線電圧検出部で第1の回線電圧を検出し、
    前記回線捕捉検出部で回線が捕捉されたことを検出したとき、前記切替部により回線と電話機とを切断した状態において、前記回線電圧検出部で第2の回線電圧を検出するとともに、前記回線電流検出部で回線電流を検出し、
    前記第1の回線電圧、前記第2の回線電圧、および前記回線電流に基づいて異常な抵抗値の交換機が接続されたことを検出した場合、回線と電話機を切断することを特徴とする通信端末装置。
  2. 請求項1に記載の通信端末装置において、
    前記算出部は、交換機の抵抗値を算出する抵抗値算出部であり、
    前記回線制御部は、
    前記第1の回線電圧、前記第2の回線電圧、および前記回線電流に基づいて前記抵抗値算出部で交換機の抵抗値を算出し、
    前記抵抗値に基づいて回線の異常を検出した場合、回線と電話機を切断することを特徴とする通信端末装置。
  3. 請求項2に記載の通信端末装置において、
    前記回線捕捉検出部は、回線からの電流を検知して電話機のフックアップを検出するフックアップ検出部であり、
    前記フックアップ検出部は、回線からの電流を検知して回線が捕捉された状態を検出することを特徴とする通信端末装置。
  4. 請求項3に記載の通信端末装置において、
    回線との間で直流ループを形成する直流ループ形成部を有し、
    前記回線制御部は、
    前記フックアップ検出部でフックアップを検出すると、前記直流ループ形成部で直流ループ形成するとともに、前記切替部で回線と電話機を切断した状態において、前記回線電圧検出部で第2の回線電圧を検出し、前記回線電流検出部で回線電流を検出することを特徴とする通信端末装置。
  5. 請求項2に記載の通信端末装置において、
    回線からの呼出信号を検出する呼出信号検出部と、
    回線との間で直流ループを形成する直流ループ形成部と、
    を有し、
    前記回線捕捉検出部は、回線との間で直流ループが形成されたことを検出する直流ループ検出部であり、
    前記回線制御部は、ファクシミリ受信時、前記呼出信号検出部で前記呼出信号を検出すると、前記直流ループ形成部で直流ループを形成し、
    前記直流ループ検出部は、前記直流ループ形成部で直流ループが形成されたことを検出して回線が捕捉された状態を検出することを特徴とする通信端末装置。
  6. 請求項2に記載の通信端末装置において、
    回線との間で直流ループを形成する直流ループ形成部を有し、
    前記回線捕捉検出部は、回線との間で直流ループが形成されたことを検出する直流ループ検出部であり、
    前記回線制御部は、ファクシミリ送信時、前記直流ループ形成部で直流ループを形成し、
    前記直流ループ検出部は、前記直流ループ形成部で直流ループが形成されたことを検出して回線が捕捉された状態を検出することを特徴とする通信端末装置。
  7. 請求項5または請求項6に記載の通信端末装置において、
    前記回線制御部は、
    前記直流ループ検出部で直流ループが形成されたことを検出すると、前記切替部で回線と電話機を切断した状態において、前記回線電圧検出部で第2の回線電圧を検出し、前記回線電流検出部で回線電流を検出することを特徴とする通信端末装置。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の通信端末装置において、
    前記回線制御部は、
    前記抵抗値が閾値未満であるとき、異常な回線に接続されていると判断することを特徴とする通信端末装置。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の通信端末装置において、
    前記回線制御部は、
    前記抵抗値に基づいて異常な回線に接続されていると判断した場合、回線異常の警告出力を行うことを特徴とする通信端末装置。
  10. 請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の通信端末装置において、
    前記抵抗値算出部は、
    抵抗値=(前記第1の回線電圧−前記第2の回線電圧)/前記回線電流
    の計算式により、前記抵抗値を算出することを特徴とする通信端末装置。
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