JP5874627B2 - 通信装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電話回線に接続されて使用される通信装置に関する。
電話回線に接続されて使用されるファクシミリ装置等の各種通信装置として、電話回線に接続するための回線接続端子に電話回線が接続されているか否かを検出する機能を備えたものが知られている。電話回線の接続有無の検出は、一般的には、電話回線の電圧(詳しくは電話回線が接続される2つの回線接続端子間の電圧)の有無や値を検出することにより行われる(例えば、特許文献1,2参照。)。
特開2009−130524号公報 特開2011−71883号公報
ところで、電話回線が接続される通信装置においては、一般に、装置内において、様々な目的で、電話回線が接続される回線接続端子間にコンデンサやバリスタ等の静電容量成分を有する素子(以下「静電容量素子」ともいう)が接続される。
コンデンサ等の静電容量素子は、周知の通り電気エネルギーを蓄電可能な素子である。そのため、通信装置に電話回線が接続されると、その電話回線から供給される回線電圧によって静電容量素子が回線電圧近傍の値(例えば48V)に充電される。また、通信装置の規格上、回線接続端子からみた装置内部のインピーダンスについては、電話回線の開放時には高いインピーダンス(例えば1MΩ以上)となるようにすることが要求されている。そのため、電話回線が接続されて静電容量素子が充電された後に電話回線を切り離しても、静電容量素子の充電電荷はすぐには放電されない。
そのため、その静電容量素子の充電電圧によって、実際には電話回線が接続されていないにもかかわらず、正常に接続されていると誤検出されてしまうおそれがある。このように、従来の通信装置においては、回線接続端子間にコンデンサ等の静電容量素子が接続されていることに起因して、電話回線の接続状態が誤検出されるおそれがある。
本発明は上記課題に鑑みなされたものであり、電話回線が接続される回線接続端子間に静電容量素子が接続されていても、その静電容量素子に起因する電話回線接続有無の誤検出を抑制し、電話回線接続有無を精度良く検出できるようにすることを目的とする。
上記課題を解決するためになされた本発明の通信装置は、電話回線を接続するための2つの回線接続端子と、各回線接続端子間の電圧である回線電圧を検出する回線電圧検出手段と、各回線接続端子間を導通させるための端子間導通手段と、回線電圧検出手段により検出された回線電圧が所定の第1電圧閾値以上か否かを判断する第1の電圧判断手段と、第1の電圧判断手段により回線電圧が第1電圧閾値以上と判断された場合に、端子間導通手段に各回線接続端子間を一定時間導通させる端子間導通制御手段と、端子間導通制御手段による一定時間導通の後に回線電圧検出手段により検出された回線電圧が所定の第2電圧閾値以上か否かを判断する第2の電圧判断手段と、第2の電圧判断手段により回線電圧が第2電圧閾値以上と判断された場合に、各回線接続端子に電話回線が接続されていると判定する回線接続判定手段とを備えることを特徴とする。
このように構成された本発明の通信装置では、第1の電圧判断手段により回線電圧が第1電圧閾値以上と判断されても、そのことをもって各回線接続端子に電話回線が接続されているとは判定されず、各回線接続端子間が一定時間導通される。このとき、仮に電話回線は接続されていないものの各回線接続端子間に静電容量素子が接続されていて所定の電圧に充電されていたとしても、各回線接続端子間が一定時間導通されることで、その充電電荷は放出(放電)される。そのため、一定時間導通後、回線電圧が第2電圧閾値以上の場合は、各回線接続端子に電話回線が接続されていると判定できる。
従って、本発明の通信装置によれば、仮に各回線接続端子間に静電容量素子が接続されていても、その静電容量素子に起因する電話回線接続有無の誤判定(誤検出)を抑制し、電話回線接続有無を精度良く判定(検出)できる。
端子間導通手段は、各回線接続端子間を導通させることができる(ひいては、各回線接続端子間に静電容量素子が接続されていたとしてもその電荷を放出させることができる)限りその具体的構成は種々考えられるが、好ましくは、電話回線を閉結又は開放するために備えられた回線開閉手段を用いる(端子間導通手段としても機能させる)ようにするとよい。
回線開閉手段は、電話回線に接続されて使用される各種の通信装置が通常備えているものであり、電話回線の閉結(即ち各回線接続端子の導通)又は開放(即ち各回線接続端子の開放)を行うものである。そのため、回線開閉手段とは別に端子間導通手段を備えるのではなく、回線開閉手段を本来の電話回線開閉の機能に加えて端子間導通手段としての機能も実現させるようにすることで、通信装置の大型化、コストアップを抑えることができる。
通信装置が、電話機を接続するための2つの電話接続端子と、各電話接続端子を電話回線に接続するために各電話接続端子と各回線接続端子との間に配設された中継伝送線と、中継伝送線を導通・遮断するためのスイッチ手段とを備えた構成である場合は、次のような構成にするとよい。即ち、第1の電圧判断手段により回線電圧が第1電圧閾値以上と判断された場合に、端子間導通制御手段による一定時間導通に先立って、スイッチ手段により中継伝送線を遮断させる伝送線遮断制御手段と、伝送線遮断制御手段による中継伝送線の遮断後に回線電圧検出手段により検出された回線電圧が所定の第3電圧閾値以上か否かを判断する第3の電圧判断手段と、第3の電圧判断手段により回線電圧が第3電圧閾値以上ではないと判断された場合に、各電話接続端子に電話回線が誤接続されていると判定する第1の誤接続判定手段とを備える。端子間導通制御手段は、第3の電圧判断手段により回線電圧が第3電圧閾値以上と判断された場合に各回線接続端子間を一定時間導通させる。
このように構成された通信装置では、第1の電圧判断手段により回線電圧が第1電圧閾値以上と判断された場合、その要因の1つとして、各電話接続端子に電話回線が誤接続されている可能性が挙げられる。そこで、スイッチ手段により中継伝送線を遮断させた状態で再び回線電圧をみて、回線電圧が第3電圧閾値以上ではないならば上記誤接続と判定する。このように、各電話接続端子への電話回線の誤接続についても判定できるようにすることで、通信装置の付加価値を高めることができる。
上記構成の通信装置では、第3の電圧判断手段により回線電圧が第3電圧閾値以上と判断された場合には、端子間導通制御手段により各回線接続端子間が一定時間導通され、その後第2の電圧判定手段による判断及び回線接続判定手段による判定に進むことになる。
この場合、第2の電圧判断手段によって回線電圧が第2電圧閾値以上であると判断された場合は、各回線接続端子に電話回線が接続されていると判定されることになるが、回線電圧が第2電圧閾値より低かった場合は、少なくとも次の2種類のケースが考えられる。1つは、各回線接続端子に電話回線は接続されていないもののこれら各回線接続端子間に静電容量素子が存在していて、端子間導通制御手段により各回線接続端子間が一定時間導通される前まではその静電容量素子に電荷が溜まっていたケースである。もう一つは、各電話接続端子に電話回線が誤接続されているケースである。
そこで、これら少なくとも2つのケースを判別できるようにするために、本発明の通信装置は、更に次のような構成にするとよい。即ち、通信装置は、端子間導通制御手段による各回線接続端子間の一定時間導通後、第2の電圧判断手段により回線電圧が第2電圧閾値以上ではないと判断された場合にスイッチ手段により中継伝送線を導通させる伝送線導通制御手段と、伝送線導通制御手段による中継伝送線の導通後に回線電圧検出手段により検出された回線電圧が所定の第4電圧閾値以上か否かを判断する第4の電圧判断手段と、第4の電圧判断手段により回線電圧が第4電圧閾値以上と判断された場合に、各電話接続端子に電話回線が誤接続されていると判定する第2の誤接続判定手段とを備える。
このように構成された通信装置によれば、各電話接続端子に電話回線が誤接続されているか否かについても、各回線接続端子間に静電容量素子が接続されているか否かにかかわらず精度良く判定できる。
実施形態の複合機の概略構成を表す構成図。 回線接続判定機能の概要を説明するための説明図。 回線状態判定処理を表すフローチャート。
以下に、本発明の好適な実施形態を図面に基づいて説明する。なお、本発明は、下記の実施形態によって何ら限定して解釈されない。下記の実施形態の構成の一部を、課題を解決できる限りにおいて省略した態様も本発明の実施形態であり、下記の複数の実施形態を適宜組み合わせて構成される態様も本発明の実施形態である。
(1)複合機の構成
本実施形態の複合機1は、ファクシミリ通信機能、外付け電話の中継機能、コピー機能、スキャナ機能などの複数の機能を備えたものであり、図1に示すように、電話回線51を接続するための回線側ジャック10と、外付電話30を接続するための電話側ジャック20とを備えている。これら各ジャック10,20はいずれも、同一形状のモジュラージャックとして構成され、複合機1の側面に設けられている。
複合機1は、主制御部3と、モデム14と、SDAA15と、操作部16と、表示部17と、記録部18と、読取部19とを備えている。
主制御部3は、CPU6,ROM7及びRAM8などにより構成されている。CPU6は、図3に示す回線状態判定処理(詳細は後述)を含む各種制御プログラムを実行する。ROM7は、CPU6にて実行される各種制御プログラム等が記憶されている。RAM8は、CPU6が各種演算等を行う際の一時記憶領域として使用される。CPU6は、モデム14と複数のデータ通信線により接続されており、モデム14はトランス9を介してSDAA15と接続されている。
操作部16は、複合機1の筐体表面に設けられ、ユーザによる各種操作入力を受け付けるための各種ボタンやタッチパネル等を備えてなるものである。表示部17は、複合機1の筐体表面に設けられ、複合機1の動作状態や各種設定内容などの各種情報を表示するものであり、本例ではLCD(液晶表示画面)により構成されている。記録部18は、ファクシミリ通信機能により受信されたファクシミリ受信画像や読取部19により読み取られた画像などの各種画像を、印刷用紙等の被記録媒体に記録(印刷)するものである。読取部19は、コピーやファクシミリ送信における読み取り対象の原稿の画像を読み取るものである。
回線側ジャック10には、電話回線51が接続可能である。回線側ジャック10に電話回線51が接続されることで、複合機1と交換機50とが電気的に接続されて相互間で各種通信が可能となる。なお、図1では図示を省略したが、電話回線51と複合機1との接続は、実際には、端部にモジュラープラグを備えたラインコードを介して(ラインコードのモジュラープラグを回線側ジャック10に差し込むことで)行われる。
電話回線51は、交換機50から複合機1等の端末装置側へ通信用の直流電圧(例えば48V)を供給するための第1ラインL1及び第2ラインL2を備えている。複合機1の回線側ジャック10は、電話回線51の第1ラインL1が接続される第1回線接続端子11と、電話回線51の第2ラインL2が接続される第2回線接続端子12とを備えている。各回線接続端子11,12はSDAA15に接続されている。即ち、第1回線接続端子11は第1接続線L11によってSDAA15と接続され、第2回線接続端子12は第2接続線L12によってSDAA15と接続されている。
電話側ジャック20には、外付電話30が接続可能である。電話側ジャック20は、第1電話接続端子21及び第2電話接続端子22を備え、これら各電話接続端子21,22が、複合機1の内部において、各接続線L11,L12に接続されている。即ち、第1電話接続端子21は第1中継線L21を介して第1接続線L11に接続され、第2電話接続端子22は第2中継線L22を介して第2接続線L12に接続されている。つまり、回線側ジャック10と電話側ジャック20は電気的に接続されている。そのため、外付電話30も、各中継線L21,L22等を介して交換機50と相互に通信を行うことができる。
各中継線L21,L22のうち、第1中継線L21には、この第1中継線L21を導通(オン)・遮断(オフ)するためのリレー23が設けられている。このリレー23は、外付電話30と交換機50とを接続又は切断できるようにするために設けられている。このリレー23は、CPU6によって制御される。
各接続線L11,L12の間には、電話回線51を閉結・開放するための、抵抗R1及び回線開閉スイッチ13を有する回線閉結・開放回路が設けられている。回線開閉スイッチ13は、CPU6の制御の元で直接的にはSDAA15によりオン・オフされる。回線開閉スイッチ13がオフのときは電話回線51が開放され、回線開閉スイッチ13がオンされると電話回線51が閉結される。
また、各接続線L11,L12の間には、コンデンサC1が接続されている。既述の通り、電話回線51に接続されて使用される通信装置においては、通常、様々な目的で、電話回線51が接続される端子間にコンデンサやバリスタ等の静電容量素子が接続される。本実施形態の複合機1においても、それらと同様に、各接続線L11,L12の間(即ち各回線接続端子21,22の間)にコンデンサC1が接続されている。
なお、コンデンサ等の静電容量素子を接続する目的はよく知られているため詳細説明は省略するが、一例として、電話回線の放射ノイズ対策や、雷保護などのサージ保護などが挙げられる。
SDAA(半導体化データアクセスアレンジメント)15は、電話回線接続用のインタフェースとして用いられる周知のモジュールであり、CPU6からモデム14経由で入力される各種指令に従って、電話回線51の閉結や開放、電話回線51からの各種入力信号(例えば呼出信号、ダイヤルトーンなど)の検出、電話回線51への各種出力信号の送出などを行う。
SDAA15は、複合機1における一次側(SDAA15,回線側ジャック10側)と二次側(モデム14,主制御部3側)とを直流的に絶縁するために、トランス9を介してモデム14に接続されている。SDAA15の動作用電源は、モデム14からトランス9を介して供給される。SDAA15とモデム14との間の各種信号等の入出力も、トランス9を介して行われる。
SDAA15は、電話回線51の回線電圧を検出(直接的には各接続線L11,L12の線間電圧を検出)する機能も備えている。SDAA15にて受信された各種入力信号や、SDAA15にて検出された回線電圧は、モデム14を介してCPU6に伝送される。
モデム14は、ファクシミリ通信において送受信されるファクシミリ信号の変調・復調といった基本的機能を有する他、CPU6からの指令に従いながらSDAA15を制御し、SDAA15への各種信号等の出力や、SDAA15からの各種入力信号・回線電圧等の受信などを行う。
モデム14は、例えば回線電圧については、SDAA15により検出された回線電圧をSDAA15から周期的に取得し、保持しておく。そして、CPU6からの要求に応じて(或いはモデム14自身が定期的に)その保持している最新の回線電圧をCPU6へ出力する。
(2)複合機の回線接続判定機能の概要
次に、複合機1が備えている回線接続判定機能について説明する。本実施形態の複合機1では、電源が投入されたときに、回線側ジャック10(各回線接続端子11,12)に電話回線51が接続されているか否か、電話側ジャック20に誤って電話回線51が接続されていないかどうか、などの判定が行われる。
この判定は、基本的には、次のようにして行うことができる。回線側ジャック10と電話回線51との接続有無については、リレー23をオフした状態で回線電圧をみて、回線電圧が所定の電圧閾値(本例では2V)以上ならば接続されていると判定でき、電圧閾値未満ならば接続されていないと判断できる。電話側ジャック20への電話回線51の誤接続については、リレー23をオフした状態の回線電圧及びリレー23をオンした状態の回線電圧をみて、リレーオフ時の回線電圧は電圧閾値未満であるもののリレーオン時の回線電圧は電圧閾値以上である場合に、電話回線51が誤接続されていると判定できる。
しかし、本実施形態の複合機1は、各接続線L11,L12の間にコンデンサC1が接続されているため、その充電電圧によって、上記の基本的判定方法だけでは正確な判定ができない場合がある。例えば、電話回線51を回線側ジャック10に接続すると、交換機50から供給される直流電圧(本例では48V)によってコンデンサC1が充電される。その後、回線側ジャック10からラインコードが抜かれて電話回線51との接続が切り離されても、コンデンサC1の充電電荷は保持される。これは、既述の通り、通信装置の規格上、電話回線51側からみた複合機1内部のインピーダンスについては、回線開放時には高いインピーダンス(例えば1MΩ以上)となるようにすることが要求されているからである。
そこで、本実施形態の複合機1は、コンデンサC1の充電電圧を考慮した、高精度の回線接続判定機能を備えている。複合機1の回線接続判定機能について、図2を用いて説明する。
なお、以下の説明では、ユーザの使用状態等によって想定される4つのケースを適宜交えながら説明する。4つのケースのうちの1つ目(ケース1)は、各ジャック10,20のいずれにも電話回線51が接続されておらず且つコンデンサC1に残留電荷がない(充電電圧が0)のケースである。図2(a)は、このケース1の場合における、回線接続判定時に検出される回線電圧の変化例を示している。
二つ目のケース2は、回線側ジャック10に電話回線51が正しく接続されているケースである。図2(b)は、このケース2の場合における、回線接続判定時に検出される回線電圧の変化例を示している。
三つ目のケース3は、各ジャック10,20のいずれにも電話回線51が接続されていないもののコンデンサC1に電荷が溜まっている(充電電圧が電圧閾値2V以上)ケースである。図2(c)は、このケース3の場合における、回線接続判定時に検出される回線電圧の変化例を示している。
四つ目のケース4は、電話側ジャック20に電話回線51が誤接続されているケースである。図2(d)は、このケース4の場合における、回線接続判定時に検出される回線電圧の変化例を示している。
複合機1では、まず、1次回線チェックを行う。即ち、リレー23がオンで且つ回線開放(回線開閉スイッチ13がオフ)の状態で、回線電圧が電圧閾値2V以上かどうかをみる。ケース1の場合、図2(a)に示すように回線電圧が0Vであるため、この1次回線チェックによって、電話回線51が接続されていないことが判定される。そのため、後述する2次〜4次回線チェックは行われない。
ケース2〜4の場合は、いずれも、回線電圧が電圧閾値2V以上になる。そこで、1次回線チェックで回線電圧が電圧閾値2V以上だった場合は、リレー23をオフして、外付電話30が接続される電話側ジャック20との接続を切断する。そして、2次回線チェックとして、回線電圧が電圧閾値2V以上かどうかをみる。
ケース2〜4の場合、いずれも、コンデンサC1に電荷が溜まっているため、リレー23をオフしても回線電圧はすぐに低下することはない。しかし、別のケースとして例えば、コンデンサC1の静電容量が小さく、電話側ジャック20に電話回線51が誤接続されている間は高い回線電圧が検出されるもののコンデンサC1の充電量は少なく、よってリレー23をオフすると回線電圧が大きく低下するというケースも想定される。そのようなケースも考慮して、2次回線チェックを行うようにしている。
2次回線チェックにおいて、回線電圧が電圧閾値2V未満だった場合は、電話側ジャック20に電話回線51が誤接続されていると判定される。この場合、後述する3次,4次回線チェックは行われない。
ケース2〜4の場合、いずれも、図2(b)〜(d)に示すように、リレー23をオフしても回線電圧は大きく低下しないため、2次回線チェックの後、回線閉結を行う。即ち、回線開閉スイッチ13をオンすることで、コンデンサC1の充電電荷を放電させる。回線開閉スイッチ13がオンされると、コンデンサC1の一端から抵抗R1及び回線開閉スイッチ13を経てコンデンサC1の他端に至る閉回路が形成されるため、コンデンサC1からの放電が可能となる。
この回線閉結により、ケース2〜4のいずれも、図2(b)〜(d)に示すように、コンデンサC1の充電電荷が放電されて回線電圧は0Vになる。なお、ケース2の場合は、電話回線51が正常に接続されていることから、回線閉結しても回線電圧は厳密には0Vにならず、抵抗R1の電圧降下分の電圧が検出される。しかし、回線閉結時の抵抗R1の電圧は2Vより低い微小な値であって本実施形態では無視し得るため、回線閉結時の回線電圧は0Vであるものとして扱う。
一定時間回線閉結した後は、再び回線開閉スイッチ13をオフさせることで電話回線51を開放する。そして、回線開放後に、3次回線チェックとして、回線電圧が電圧閾値2V以上かどうかをみる。
ケース2の場合は、回線開放すると、電話回線51が正常に接続されていることから、図2(b)に示すように回線電圧は48Vになる。これにより、3次回線チェックによって、電話回線51が回線側ジャック10に正常に接続されていることが判定される。そのため、後述する4次回線チェックは行われない。
ケース3,4の場合は、回線開放してもコンデンサC1は充電されないため、図2(c),(d)に示すように、回線電圧は0Vのままである。そのため、ケース3,4の場合は、3次回線チェックから更に進み、リレー23を再びオンして、外付電話30が接続される電話側ジャック20との接続を復帰させる。そして、そのリレー23のオン後に、4次回線チェックとして、回線電圧が電圧閾値2V以上かどうかをみる。
ケース3の場合、図2(c)に示すように、リレー23が再びオンされても回線電圧は0Vのまま不変である。そのため、この4次回線チェックによって、各ジャック10,20のいずれにも電話回線51が接続されていないことが判定される。
ケース4の場合、電話側ジャック20に電話回線51が誤接続されていることから、図2(d)に示すように、リレー23が再びオンされると回線電圧も48Vまで上昇する。そのため、この4次回線チェックによって、電話側ジャック20に電話回線51が誤接続されていることが判定される。
(3)回線状態判定処理の説明
次に、上述した回線接続判定機能を実現するためにCPU6が実行する回線状態判定処理について、図3を用いて説明する。CPU6は、複合機1に電源が投入されることにより動作を開始すると、図3の回線状態判定処理を実行する。
CPU6は、回線状態判定処理を開始すると、S110で、1次回線チェックとして、回線電圧が電圧閾値2V以上であるか否か判断する。なお、このS110の判断は、実際にはモデム14がSDAA15と協調しながら行って、CPU6はその判断結果をもらうだけであるのだが、図3では、説明の簡素化のため、CPU6が主体的に判断を行っているものとして説明している。もちろん、実際にCPU6が自ら回線電圧をモデム経由等で取得してその取得した回線電圧値に基づいて判断するようにしてもよいことはいうまでもない。後述するS130,S150,S190,S220,S270及びS290の各処理についても同様である。
S110で回線電圧が2V以上ではない(2V未満)と判断された場合(上記ケース1に該当)、S120で、表示部17に「ラインコードを接続して下さい」と表示させて、ユーザに対し、ラインコードの接続(即ち電話回線51の接続)を促す。S130で、回線電圧が電圧閾値2V以上になるまで(即ち電話回線51が接続されるまで)待ち、回線電圧が電圧閾値2V以上になったら、S140でリレー23をオフする。つまり、電話側ジャック20との接続を切断する。
S150で、S140によるリレー23のオフ前後で回線電圧が低下したか否か判断する。リレー23のオフ前後で回線電圧が上がったか若しくは変化なしの場合は、S160で、回線種別判別処理を行う。この回線種別判別処理は、回線閉結してダイヤルトーンを検出すること等によって、回線側ジャック10に接続されている電話回線51の種別を判別する処理であるが、この処理はよく知られているため、詳細説明は省略する。
S160で回線種別識別処理を行った後は、S170でリレー23をオンして電話側ジャック20との接続を復帰させ、この回線状態判定処理を終了する。
S150で、S140によるリレー23のオフ前後で回線電圧が低下した場合は、電話側ジャック20に電話回線51が誤接続されていることが予想される。そこで、S180で、表示部17に「ラインコード接続が間違っています。接続し直して下さい。」と表示させる。そしてS190で、回線電圧が上昇する(例えば2V以上になる)まで待ち、上昇したらS160以降に進む。
S110で回線電圧が2V以上と判断された場合は、上記4つのケースのうちケース2〜ケース4の何れかである可能性がある。そこで、S200で、S140と同様にリレー23をオフし、S210で、100msec.待機する。なお、この100msec.という待機時間はあくまでも一例である。後述するS240及びS260における各待機時間も同様である。
リレー23をオフして100msec.待機した後、S220で、2次回線チェックとして、回線電圧が電圧閾値2V以上であるか否か判断する。回線電圧が電圧閾値2V未満の場合は、電話側ジャック20に電話回線51が誤接続されていると判定し、S180以降に進んでラインコードの接続し直しを促す。
S220で、回線電圧が電圧閾値2V以上と判断した場合は、S230で回線閉結し、S240で100msec.待機して、S250で再び回線開放する。コンデンサC1に電荷が溜まっている場合は、S240の待機中に放電される(ただしケース2の場合を除く)。
S250の回線開放後、S260で50msec.待機して、S270の3次回線チェックに進む。S270では、回線電圧が電圧閾値2V以上であるか否かを判断する。ここで回線電圧が2V以上の場合(上記ケース2に該当)、回線側ジャック10に電話回線51が正常に接続されていると判定して、S160以降に進む。
S270で、回線電圧が2V以上ではない(2V未満)と判断した場合は、ケース3又はケース4の何れかである可能性がある。そこでS280で、S170と同様にリレーをオンし、S290で、4次回線チェックとして、回線電圧が電圧閾値2V以上であるか否か判断する。ここで回線電圧が2V以上の場合(上記ケース4に該当)、電話側ジャック20に電話回線51が誤接続されているものと判定し、S180以降に進んでラインコードの接続し直しを促す。
S290で、回線電圧が2V以上ではない(2V未満)と判断した場合(上記ケース3に該当)、各ジャック10,20のいずれにも電話回線51が接続されていないものと判定し、S120以降に進んでラインコードの接続を促す。
(4)実施形態の効果等
以上説明した本実施形態の複合機1によれば、1次回線チェックから4次回線チェックまで段階的に且つ必要に応じて順次実行されることで、上記ケース1〜ケース4のような、想定される各種のケースを高い精度で判定することができる。
特に、リレー23のオフ後の2次回線チェック(S220)でも回線電圧が電圧閾値2V以上であった場合、コンデンサC1の充電電圧が回線電圧として検出されている可能性を考慮して、回線閉結・開放(S230〜S260)を行うことでコンデンサC1の充電電荷を放電させ、その後にあらためて3次回線チェック以降の判定を行うようにしている。
そのため、コンデンサC1の充電電荷に起因して電話回線の接続状態が誤判定されるのが抑制され、電話回線の接続状態を高い精度で判定することができる。
また、本実施形態では、コンデンサC1の充電電荷を放電させるための手段として、回線開放・閉結のために備えられている回線開閉スイッチ13を利用している。コンデンサC1の充電電荷を放電させる一般的方法としては、放電回路を別途設けることが考えられる。しかし、そのように放電回路を別途設けると、その分、装置の大型化やコストアップを招く。また、放電回路のような別回路を新たに設けると、故障時の対応や規格管理上の問題など、様々な面で考慮すべき事項が増え、その分、設計や製造の際の負担が増大する。
これに対し、本実施形態の複合機1は、回線開閉スイッチ13を、本来の回線開放・閉結のためだけでなく、コンデンサC1の放電用としても共用しているため、装置の大型化やコストアップを抑えることができ、設計・製造時の負担増大も抑制することができる。
なお、本実施形態において、SDAA15は本発明の回線電圧検出手段の一例に相当し、回線開閉スイッチ13は本発明の端子間導通手段及び回線開閉手段の一例に相当し、第1中継線L21は本発明の中継伝送線の一例に相当し、リレー23は本発明のスイッチ手段の一例に相当する。また、図3の回線状態判定処理において、S110の処理(1次回線チェック)は本発明の第1の電圧判断手段が実行する処理の一例に相当し、S220の処理(2次回線チェック)は本発明の第3の電圧判断手段が実行する処理の一例に相当し、S270の処理(3次回線チェック)は本発明の第2の電圧判断手段及び回線接続判定手段が実行する処理の一例に相当し、S290の処理(4次回線チェック)は本発明の第4の電圧判断手段が実行する処理の一例に相当し、S180の処理は本発明の第1の誤接続判定手段及び第2の誤接続判定手段が実行する処理の一例に相当し、S200の処理は本発明の伝送線遮断制御手段が実行する処理の一例に相当し、S250の処理は本発明の端子間導通制御手段が実行する処理の一例に相当し、S280の処理は本発明の伝送線導通制御手段が実行する処理の一例に相当する。
(5)他の実施形態
各次回線チェックにおいて判断基準として用いる電圧閾値について、上述した数値(電圧閾値2V)はあくまでも一例であり、これら各閾値の具体的数値は適宜決めることができる。
図3の回線状態判定処理について、一部既に説明したが、この図3に示したS110〜S290の各処理は、その全てをCPU6が主体的に行ってもいいし、一部の処理はモデム14やSDAA15などのCPU6以外の回路等に任せ、その結果をCPU6がもらうように構成してもよい。
コンデンサC1の充電電荷の放電を行うための手段として回線開閉スイッチ13を用いることは必須ではなく、放電用の回路を設けてそれを用いて行うようにしてもよい。ただし、既述の通り、放電用の回路を別途設けるようにすると、コスト面や規格管理面などの様々な面で負担が大きくなる。そのため、上記実施形態のように回線開閉スイッチ13を利用するのが好ましい。
リレー23について、上記実施形態では、CPU6によってオン・オフ制御される構成であったが、CPU6からの指令に従ってモデム14がリレー23を直接オン・オフさせる構成であってもよい。
本発明の適用は、各種機能を備えた複合機1への適用に限定されるものではない。電話回線51を接続して通信を行うよう構成されたあらゆる通信装置に対して本発明を適用することができる。
1…複合機、3…主制御部、6…CPU、7…ROM、8…RAM、9…トランス、10…回線側ジャック、11…第1回線接続端子、12…第2回線接続端子、13…回線開閉スイッチ、14…モデム、15…SDAA、16…操作部、17…表示部、18…記録部、19…読取部、20…電話側ジャック、21…第1電話接続端子、22…第2電話接続端子、23…リレー、30…外付電話、50…交換機、51…電話回線、C1…コンデンサ、L1…第1ライン、L2…第2ライン、L11…第1接続線、L12…第2接続線、L21…第1中継線、L22…第2中継線、R1…抵抗。

Claims (4)

  1. 電話回線を接続するための2つの回線接続端子と、
    前記各回線接続端子間の電圧である回線電圧を検出する回線電圧検出手段と、
    前記各回線接続端子間を導通させるための端子間導通手段と、
    前記回線電圧検出手段により検出された前記回線電圧が所定の第1電圧閾値以上か否かを判断する第1の電圧判断手段と、
    前記第1の電圧判断手段により前記回線電圧が前記第1電圧閾値以上と判断された場合に、前記端子間導通手段に前記各回線接続端子間を一定時間導通させる端子間導通制御手段と、
    前記端子間導通制御手段による前記一定時間導通の後に前記回線電圧検出手段により検出された前記回線電圧が所定の第2電圧閾値以上か否かを判断する第2の電圧判断手段と、
    前記第2の電圧判断手段により前記回線電圧が前記第2電圧閾値以上と判断された場合に、前記各回線接続端子に前記電話回線が接続されていると判定する回線接続判定手段と
    を備えることを特徴とする通信装置。
  2. 請求項1に記載の通信装置であって、
    前記電話回線を閉結又は開放するための回線開閉手段を備え、
    前記回線開閉手段が前記端子間導通手段としても機能するよう構成されている
    ことを特徴とする通信装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の通信装置であって、
    電話機を接続するための2つの電話接続端子と、
    前記各電話接続端子を前記電話回線に接続するために前記各電話接続端子と前記各回線接続端子との間に配設された中継伝送線と、
    前記中継伝送線を導通・遮断するためのスイッチ手段と、
    前記第1の電圧判断手段により前記回線電圧が前記第1電圧閾値以上と判断された場合に、前記端子間導通制御手段による前記一定時間導通に先立って、前記スイッチ手段により前記中継伝送線を遮断させる伝送線遮断制御手段と、
    前記伝送線遮断制御手段による前記中継伝送線の遮断後に前記回線電圧検出手段により検出された前記回線電圧が所定の第3電圧閾値以上か否かを判断する第3の電圧判断手段と、
    前記第3の電圧判断手段により前記回線電圧が前記第3電圧閾値以上ではないと判断された場合に、前記各電話接続端子に前記電話回線が誤接続されていると判定する第1の誤接続判定手段と
    を備え、
    前記端子間導通制御手段は、前記第3の電圧判断手段により前記回線電圧が前記第3電圧閾値以上と判断された場合に前記各回線接続端子間を前記一定時間導通させる
    ことを特徴とする通信装置。
  4. 請求項3に記載の通信装置であって、
    前記端子間導通制御手段による前記各回線接続端子間の前記一定時間導通後、前記第2の電圧判断手段により前記回線電圧が前記第2電圧閾値以上ではないと判断された場合に前記スイッチ手段により前記中継伝送線を導通させる伝送線導通制御手段と、
    前記伝送線導通制御手段による前記中継伝送線の導通後に前記回線電圧検出手段により検出された前記回線電圧が所定の第4電圧閾値以上か否かを判断する第4の電圧判断手段と、
    前記第4の電圧判断手段により前記回線電圧が前記第4電圧閾値以上と判断された場合に、前記各電話接続端子に前記電話回線が誤接続されていると判定する第2の誤接続判定手段と
    を備えることを特徴とする通信装置。
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