JP2018013932A - 電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】接続された外部機器のインターフェースの種別をより確実に判定する。【解決手段】電子機器は、接続された外部機器から電力を受電する第一の端子と、外部機器の給電能力情報を取得する第二の端子と、グランド端子とを有するインターフェースを有し、第二の端子とグランド端子との間の抵抗を介した接続の状態を第一の状態から第二の状態へ変更させたときの第一の端子における電圧値の状態の変化に基づいて、インターフェースに接続されている外部機器の種別を判定する。電子機器は、第二の端子からの電力を蓄電する蓄電部有しており、蓄電部からの電力により、上述の、外部機器の種別の判定を機能させることができる。【選択図】 図1

Description

本発明は、接続された外部機器のインターフェースの種別を判定することができる電子機器に関する。
USB3.1規格において、USB Type−Cケーブル、コネクタが規格化され、従来からあるUSB2.0のほか、USB Power DeliveryやUSB Battery Chargingといった様々な規格がサポートされている。本明細書では、USB Type−C規格に準拠したインターフェースを有する機器をType−C機器と称する。また、たとえばUSB2.0規格やUSB Battery Charging規格などの、USB Type−C規格に準拠したインターフェースを有していない機器を非Type−C機器と称する。また、USB Type−Cを単にType−Cと記載する。
電力を受け取るシンク機器と電力を供給するソース機器がともにType−C機器である場合は、シンク機器は、CC端子電圧を識別することによりソース機器の給電能力を認識することが可能である。他方、ソース機器が非Type−C機器の場合、シンク機器はD+/D−信号を使用した接続先検出やエニュメレーションを行って給電能力を認識する必要がある。特許文献1では、シンク機器におけるD+/D−へのプルアップ(プルダウン)抵抗の接続/未接続により、ソース機器のD+/D−の分圧抵抗値などを検出し、ソース機器の給電能力を判定している。
特開2014−56287号公報
Type−Cケーブルには、片側がType−Cコネクタで、もう片方がUSB2.0標準Aケーブルとなっているケーブルが規格化されている。すなわち、Type−C機器であるシンク機器にたいして、非Type−C機器であるソース機器を接続することが可能である。上述したように、Type−C機器であるシンク機器と非Type−C機器であるソース機器が接続された場合、シンク機器はCC端子電圧の識別による給電能力の認識を行うことができない。したがって、シンク機器は、接続されているソース機器がType−C機器か非Type−C機器かの種別を判定したうえで、判定された種別に応じて異なる方法で給電能力を判定する必要がある。このように、Type−Cに準拠したシンク機器は、接続されているソース機器がType−C機器か非Type−C機器かを正しく識別する必要がある。
また、接続されたソース機器の種別(Type−C機器か否か)、および、給電能力を判定するためには、それらを判定するための構成(以下、判定部)を動作させるための電源が必要である。この電源としては、一般に、ソース機器からのVBUS電力やシンク機器を動作させるためのバッテリの電力が用いられる。しかしながら、Type−Cでは、VBUSから電力が供給されない場合が存在する。たとえば、シンク機器のCC端子に所定のプルダウン抵抗が接続されていない場合、ソース機器からVBUS電力は供給されない。また、シンク機器にバッテリが装着されていない場合もある。シンク機器の判定部は、VBUSからもバッテリからも電力を受け取ることができない場合、動作不能となり、ソース機器の種別や給電能力を判定することができなくなる。
本発明は、接続された外部機器のインターフェースの種別をより確実に判定することが可能な電子機器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明の一態様による電子機器は、たとえば、以下の構成を備える。すなわち、
接続された外部機器から電力を受電する第一の端子と、前記外部機器の給電能力情報を取得する第二の端子と、グランド端子とを有するインターフェース手段と、
前記第二の端子と前記電子機器または前記グランド端子により提供されるグランドとの間の抵抗を介した接続の状態を変更させる変更手段と、
前記変更手段により前記第二の端子と前記グランドとの間の接続の状態を第一の状態から第二の状態へ変更させたときの前記第一の端子における電圧値の状態の変化に基づいて、前記インターフェース手段に接続されている前記外部機器の種別を判定する判定手段と、を備える。
本発明によれば、接続された外部機器のインターフェースの種別をより確実に判定することができる。
実施形態による電子機器の構成例を示すブロック図。 実施形態による、インターフェースの種別判定処理を示すフローチャート。 外部機器のインターフェース部分のブロック図。 外部機器のVBUS出力の処理を示すフローチャート。
以下、添付の図面を参照し、本発明の実施形態を説明する。
まず、図1を参照して、本実施形態の電子機器100の構成を説明する。電子機器100としては、たとえば、デジタルカメラ、携帯機器など、所定のインターフェースを介して接続された外部機器の電力を利用可能な機器であればいずれの機器であってもかまわない。図1では、特に、電子機器100に接続された外部機器がType−C機器か否かを判定するための構成について詳細に示されている。電子機器100は、インターフェースであるType−Cコネクタ114に接続された外部機器(不図示)からUSBケーブルを介して電力の供給を受けることができるシンク機器である。また、電子機器100のType−Cコネクタ114に接続される外部機器はソース機器として機能する。本実施形態の電子機器100は、外部機器の接続に応じてその外部機器がType−C機器であるか否かを判定し、判定結果に応じて外部機器の給電能力の検出方法を切り替える。
図1において、Type−C判定部101は、Type−Cコネクタ114に接続されている外部機器がType−C機器か否かを判定する。給電能力検出部121は、CC端子104、D+端子、D−端子の状態に基づいて外部機器の給電能力を検出する。システム制御部122は、不図示のCPU及びメモリを有し、メモリに格納されたプログラムをCPUが実行することにより電子機器100における各種の制御を実現する。システム制御部122は、Type−C判定部101による判定結果(外部機器がType−C機器か否かの判定結果)に応じて、外部機器の給電能力を検出する給電能力検出部121が用いる給電能力の検出方法を切り替える。バッテリ123は電子機器100の各部へ電力を供給する。
Type−Cコネクタ114において、VBUS端子103は、接続されている外部機器から電力を受電するための端子である。CC端子104はUSB Type−CにおけるConfiguration Channelである。接続されている外部機器がType−C機器であれば、CC端子104の状態を識別することにより外部機器の給電能力情報を取得することができる。なお、Type−Cでは、接続するケーブルの表裏を識別するために、CC端子は2つ存在しており、ケーブルの接続の仕方によって、どちらか一方が有効なCC端子となる。したがってCC端子に関わる構成は、実際には2つ存在する。本明細書では、説明を分かりやすくするために、ケーブル接続時に有効になるCC端子のみを対象として説明する。また、Type−Cコネクタ114は、差動で信号を伝送するためのD+端子、D−端子、グランドを提供するグランド端子(GND端子)を有する。
次に、Type−C判定部101について説明する。プルダウン抵抗105は、CC端子104に接続されていて、CC端子104を、電子機器100またはGND端子により提供されるグランドへプルダウンする。第一スイッチ106は、第一スイッチ制御部112の制御により、プルダウン抵抗105をグランドに接続した状態と、グランドから切断した状態を切り替える。第一スイッチ106と第一スイッチ制御部112は、CC端子104とグランドとの間の抵抗を介した接続の状態を変更させるための構成の一例である。第二スイッチ107は、第二スイッチ制御部110の制御により、CC端子104と、蓄電部108および検出制御部102との間の接続、非接続を切り替える。蓄電部108は、第二スイッチ107を通してCC端子104に接続されており、CC端子104からの電力を蓄電する。蓄電部108はたとえばコンデンサにより構成される。蓄電部108は、電源セレクタ115を通して、検出制御部102へ電力を供給することができる。電源セレクタ115は、VBUS端子103と蓄電部108が供給する電力のうち電圧の高い方の電力を検出制御部102に供給する。したがって、検出制御部102は、蓄電部108に蓄電された電力とVBUS端子103から供給される電力のいずれでも動作することが可能である。
検出制御部102は、VBUS電圧検出部109、第二スイッチ制御部110、CC端子検出部111、第一スイッチ制御部112、検出判定部113を含む。VBUS電圧検出部109は、VBUS端子103に接続されており、接続された外部機器からVBUS端子103に供給されている電圧を検出する。第二スイッチ制御部110は、第二スイッチ107を制御して、CC端子104と、蓄電部108および検出制御部102との間の接続/非接続を制御する。CC端子検出部111は、第二スイッチ107を通して、CC端子104と接続されており、CC端子104の状態(たとえば電圧)を検出する。第一スイッチ制御部112は、第一スイッチ106を制御して、CC端子104のプルダウン抵抗105を介したグランドへの接続/非接続を切り替える。検出判定部113は、VBUS電圧検出部109とCC端子検出部111に接続されている。検出判定部113は、VBUS電圧検出部109とCC端子検出部111により検出されたVBUS端子103とCC端子104の状態に基づいて、接続されている外部機器がType−C機器であるか否かを判定する。
次に、図3(a)、図3(b)を用いて、電子機器100と接続され、USBのVBUS線を通して電力を供給する外部機器301について説明する。図3(a)は、Type−C機器の外部機器301aを示し、図3(b)は非Type−C機器の外部機器301bを示す。
図3(a)に示される外部機器301aは、Type−C機器であり、Type−Cに準拠したインターフェースを介して電子機器100と接続され、接続された電子機器100に電力を供給するソース機器として動作する。Type−Cコネクタ304において、VBUS端子302は、接続された電子機器100に対して電力を供給する端子である。CC端子303は、Type−Cコネクタ304におけるConfiguration Channel端子である。さらに、Type−Cコネクタ304は、信号伝送のためのD+端子とD−端子、グランドに接続されるGND端子を含む。
CC端子検出部305は、CC端子303に接続されており、CC端子303の状態を検出する。CC端子制御部306は、CC端子303に接続されており、CC端子303の状態を制御する。VBUS制御部307aは、CC端子検出部305に接続されており、CC端子検出部305の検出結果にしたがってVBUS端子302の出力状態を制御する。出力状態の制御については、図4のフローチャートにより後述する。Type−Cケーブル308は、Type−C機器どうしを接続するための、両端がType−Cの規格に準拠したコネクタを有するケーブルである。Type−Cケーブル308に含まれているVBUS線309は、VBUS出力を伝送する。Type−Cケーブル308に含まれているCC線310はCC信号を伝送する。なお、図3(a)では、外部機器301aのType−Cインターフェースに関する構成のうち本実施形態の説明に必要な部分を抽出して示しており、システム制御部(CPU、メモリ)などは省略されている。
図3(b)は、Type−Cに準拠していない外部機器301bの構成例を示すブロック図である。図3(b)においても図3(a)と同様に、外部機器のType−Cインターフェースに関する構成のうち本実施形態の説明に必要な部分を抽出して示している。なお、図3(b)において、図3(a)と同様の構成には同一の参照番号を付してある。
外部機器301bは、電子機器100と接続されてUSBのVBUS端子を通して電力を供給可能な非Type−Cのソース機器である。非Type−Cコネクタ354としては、たとえば、USB規格で規定されているType−Aコネクタなどがあげられる。外部機器301bと接続する側の非Type−Cコネクタ354においては、CC端子303は存在しない。また、VBUS制御部307bは、外部機器301bが動作している間、常にVBUS端子302にVBUS信号を出力する。ケーブル355は、外部機器301bに接続される側に上述の非Type−Cコネクタ354(たとえばType−A)を有し、他方の側(電子機器100と接続される側)にType−Cコネクタを有するUSBケーブルである。Type−Cコネクタの側には、CC端子357が存在する。CC端子357は、プルアップ抵抗358によりVBUS線506にプルアップされている。したがって、非Type−C機器である外部機器301bと接続されたType−CコネクタのVBUS端子とCC端子へは常に電圧が供給される。なお、このようなケーブルにおいて、一般にプルアップ抵抗358の抵抗値は56kΩである。
次に、図4のフローチャートを用いて、Type−C機器である外部機器301aの動作(CC端子の状態に応じてVBUS電圧の供給制御)を説明する。S401において、VBUS制御部307aは、VBUS端子302への出力をOFFし、CC端子制御部306はCC端子303に電圧を出力する。なお、CC端子制御部306がCC端子303に出力する信号としては、たとえばUSBの規格書「Universal Serial Bus Type−C Cable and Connector Specification Revision 1.1」で規定された信号があげられる。この規格にしたがって、具体的には、以下のようにCC端子303の出力が制御される。
・ソース機器(外部機器301)がVBUS端子302を通して1.5A/5Vの電力供給が可能な場合、CC端子制御部306は、CC端子303を5Vに22kΩでプルアップするか、または、3.3Vに12kΩでプルアップする。
・ソース機器(外部機器301)がVBUS端子302を通して3.0A/5Vの電力供給が可能な場合、CC端子制御部306は、CC端子303を5Vに10kΩでプルアップするか、または、3.3Vに4.7kΩでプルアップする。
S402において、VBUS制御部307aは、CC端子検出部305を用いてCC端子303の状態を監視し、CC端子303の電圧が所定の電圧よりも低いことを検出すると処理をS403へ進める。他方、S402において、所定の電圧よりも低い電圧がCC端子検出部305により検出されない場合は、VBUS制御部307aは、CC端子303の電圧が所定の電圧よりも低い状態になるまで監視を続ける。
上述した規格書によれば、CC端子303は、5Vに22kΩ又は10kΩでプルアップ、または、3.3Vに12kΩ又は4.7kΩでプルアップされている。したがって、CC端子303の電圧が5Vまたは3.3Vの状態が維持されていれば、VBUS制御部307aは、CC端子検出部305によるCC端子303の状態の監視を続けることになる。
また、S402で用いられる所定の電圧としては、たとえば、上述の規格書における規定にしたがって、下記の値を用いることができる。
・外部機器301(ソース機器)からVBUS端子302を通して、1.5A/5Vの供給が可能な場合は、1.60V。
・外部機器301(ソース機器)からVBUS端子302を通して、3.0A/5V供給可能な場合は、2.60V。
CC端子303の電圧が所定の電圧より低いことが検出されると、S403において、VBUS制御部307aは、所定の時間だけ待機する。そして、この待機の後、S404において、VBUS制御部307aは、CC端子検出部305を用いてCC端子303の電圧が所定の電圧未満であることを再確認する。この処理は、S402と同様である。なお、S403における所定の時間として、上述の規格書によれば、100msが規定されており、本実施形態でもこの時間が用いられる。この100msの待機により、ノイズなどによりCC端子の電圧が瞬間的に所定の電圧よりも低くなったとしても、CC端子の電圧の再チェックによりCC端子の電圧が所定の電圧よりも高いと判定されることになる。こうして、ノイズによる誤検出が防止される。
S404において、CC端子303の電圧が所定の電圧よりも低いことが検出されると、VBUS制御部307aは、処理をS405へ進める。他方、S404において、CC端子303の電圧が所定の電圧以上であることが検出された場合は、VBUS制御部307aは、処理をS402へ戻す。S405において、VBUS制御部307は、VBUS端子302に電圧を出力する。なお、上記規格書によれば、CC端子の電圧が所定の電圧よりも低いことを検出してからVBUSに電圧を出力するまでの時間を275ms以内とすることが規定されている。したがって、外部機器301aにおいても、S404でCC端子の電圧が所定の電圧よりも低いことが確認された場合に、275ms以内にVBUS端子302への電圧の供給が開始される。
次に、図2のフローチャートを用いて、接続された外部機器からUSBのVBUS端子を介して電力の供給を受ける電子機器100(シンク機器)の動作を説明する。電子機器100は、Type−C機器である外部機器301による、図4により上述したVBUS制御の手順(CC端子の状態に応じたVBUSの出力制御)とCC端子から得られる電力とを利用してType−C機器か否かの判定を行う。
S201において、第一スイッチ制御部112は第一スイッチ106をOFFとし、第二スイッチ制御部110は第二スイッチ107をONにする。この状態(第一スイッチ106がOFF、第二スイッチ107がON)は、電子機器100の電源オフ時におけるType−C判定部101の初期状態である。なお、電源供給後(電源オン後)であっても、Type−Cコネクタ114に外部機器301が接続されていない状態においては、この初期状態が維持されるものとする。また、検出制御部102が、Type−Cコネクタ114にUSBケーブルを介して外部機器が接続されたことを検知した際に、S201を実行し、第一スイッチ106と第二スイッチ107を上述の初期状態へ移行させるようにしてもよい。
Type−Cコネクタ114にUSBケーブルを用いてソース機器が接続されると、接続された時点では、ソース機器が図3(a)のようなType−C機器であればCC端子104のみに電圧が供給される。また、ソース機器が図3(b)のような非Type−C機器であれば、接続された時点からCC端子104とVBUS端子103の両方に電圧が供給される。CC端子104のみに電圧が供給される場合は、第二スイッチ107を介して蓄電部108に電荷が蓄えられていき、蓄積量が所定量以上になると検出制御部102が動作を開始する。他方、CC端子104とVBUS端子103に電圧が供給される場合は、蓄電部108に電荷が蓄えられていくが、VBUS端子103に電圧が供給された時点で検出制御部102が動作を開始する。
検出制御部102が動作を開始すると、S202において、CC端子検出部111は、蓄電部108の電圧(CC端子104の電圧)を監視することにより、蓄電部108の蓄電が完了したかを判定する。蓄電部108の電圧が所定の電圧以上になると、蓄電部108の蓄電が完了したと判定され、処理はS202からS203に移行する。たとえば、蓄電部108の電圧が3.0Vに達すると充電完了と判定される。外部機器301においてCC端子303が3.3Vに12kΩでプルアップされており、蓄電部108が2.2μFのコンデンサで構成されているとすると、蓄電部108が3.0Vに達するまでには約62msの時間がかかる。
次に、S203において、検出判定部113は、VBUS電圧検出部109がVBUS端子103において所定の電圧(5V)を検出しているかを確認する。ここでVBUS端子103の電圧がVBUS電圧検出部109によって検出されている場合は、処理はS203からS204へ移行する。S204において、検出判定部113は、接続されているソース機器が、非Type−C機器であると判定する。図3(b)で説明したように、非Type−C機器では、VBUS端子302に電圧が常時出力されるからである。
他方、S203において、検出判定部113がVBUS端子103において所定の電圧を検出していない場合は、処理はS205へ移行する。検出判定部113はVBUS電圧検出部109により検出されたVBUS端子103の電圧が所定電圧値未満の場合に所定の電圧を検出していないと判断する。S205以降は、CC端子104とグランドとの間の接続の状態を切断された状態から接続された状態へ変更させたときのVBUS端子103における電圧値の状態の変化に基づいて、接続されている外部機器の種別を判定する処理である。本実施形態では、CC端子104がグランドへプルダウンされた状態へ変更したことに応じて、所定時間内にVBUS端子103に所定の電圧が現われるか否かにより、Type−Cか否かが判定される。
次に、S205において、第二スイッチ制御部110は、第二スイッチ107をOFFに制御する。次に、S206において、第一スイッチ制御部112は第一スイッチ106をONに制御する。なお、第二スイッチ107をOFFしてから第一スイッチ106をONにする。第一スイッチ106によりCC端子104がグランドへプルダウンされた際に、第二スイッチ107がオンになっていると、蓄電部108に蓄電された電荷がグランドへ放出されてしまうからである。そして、検出判定部113は、S207において所定時間の待機を行った後、S208においてVBUS端子103において所定の電圧(5V)が検出されたか否かを判定する。検出判定部113は、VBUS電圧検出部109によって検出されたVBUS端子103の電圧値に基づいて上記判定を行う。なお、S207において待機する所定時間の例として、275ms以上とすることが挙げられる。上述したように、Type−C機器では、CC端子の電圧が所定の電圧よりも低いことを検出(S404)してから、VBUSを出力する(S404)までの時間が275ms以内に規定されているからである。
検出判定部113は、VBUS端子103の電圧が検出されていると判定した場合、処理をS209へ進める。S209において、検出判定部113は、接続されている外部機器が、Type−C機器であると判定する。
他方、S208において、VBUS端子103の電圧が検出されていないと判定された場合は、検出判定部113は処理をS210へ進める。S210において、検出判定部113は、接続されている外部機器301が、Type−C機器でもなく、Type−C以外のUSB規格に準拠した機器でもないとして、接続エラーと判定する。
検出制御部102による外部機器の種別の判定結果は、検出制御部102からシステム制御部122に通知され、システム制御部122から給電能力検出部121に通知される。給電能力検出部121は、通知された判定結果がType−C機器であることを示す場合、CC端子104の状態を識別することにより、外部機器の給電能力を検出する。また、通知された判定結果が非Type−C機器であることを示す場合、給電能力検出部121は、D+、D−端子の信号から外部機器の給電能力を検出する。通知された判定結果が接続エラーであった場合、給電能力検出部121は給電能力の検出を実行しない。
以上の構成のように、USB Type−Cにおいて、CC端子からの電力を蓄電することによって、接続機器を判定する判定回路を動作させて、接続機器を識別することが可能となる。このように、本実施形態によれば、Type−C準拠のインターフェースを有する電子機器において、VBUSから電力が供給されない場合や、バッテリが機器に装着されていない場合でも、接続された外部機器の給電能力を判定することができる。
100:電子機器、101:Type−C判定部、102:検出制御部、103:VBUS端子、104:CC端子、105:プルダウン抵抗、106:第一スイッチ、107:第二スイッチ、108:蓄電部

Claims (12)

  1. 電子機器であって、
    接続された外部機器から電力を受電する第一の端子と、前記外部機器の給電能力情報を取得する第二の端子と、グランド端子とを有するインターフェース手段と、
    前記第二の端子と前記グランド端子との間の抵抗を介した接続の状態を変更させる変更手段と、
    前記変更手段により前記第二の端子と前記グランド端子との間の接続の状態を第一の状態から第二の状態へ変更させたときの前記第一の端子における電圧値の状態の変化に基づいて、前記インターフェース手段に接続されている前記外部機器の種別を判定する判定手段と、
    前記第二の端子からの電力を蓄電する蓄電手段を備え、
    前記判定手段は、前記蓄電手段からの電力により機能することが可能であることを特徴とする電子機器。
  2. 前記第一の状態で前記蓄電手段への蓄電が行われ、
    前記判定手段は、前記蓄電手段に、前記変更手段と前記判定手段を機能させるのに必要な所定の電力が蓄電された後に、前記変更手段により前記接続の状態を前記第一の状態から前記第二の状態へ変更させることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記第一の状態は前記第二の端子と前記グランド端子との間が切断された状態であり、前記第二の状態はプルダウン抵抗を介して前記第二の端子と前記グランド端子が接続された状態であることを特徴とする請求項1または2に記載の電子機器。
  4. 前記判定手段は、前記第一の状態で前記第一の端子に所定の電圧が検出されたか否かに基づいて前記外部機器の種別を判定することを特徴とする請求項3に記載の電子機器。
  5. 前記判定手段は、前記変更手段により前記第一の状態から前記第二の状態への切り替えに応じて前記第一の端子に所定の電圧が検出されたか否かに基づいて前記外部機器の種別を判定することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の電子機器。
  6. 前記判定手段は、前記第一の状態から前記第二の状態へ切り替えてから所定時間内に前記第一の端子が所定の電圧になったことに応じて前記外部機器の種別を判定することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の電子機器。
  7. 前記電子機器の電源がオフの状態、または、前記インターフェース手段に外部機器が接続されていない状態において、前記第二の端子と前記グランド端子との間の接続が前記第一の状態となることを特徴とする請求項3に記載の電子機器。
  8. 前記変更手段は、前記インターフェース手段に外部機器が接続されたことに応じて、前記第二の端子と前記グランド端子との間の接続を前記第一の状態にすることを特徴とする請求項3に記載の電子機器。
  9. 前記インターフェース手段はUSB Type−Cに準拠しており、前記第一の端子はVBUS端子、前記第二の端子はCC端子であることを特徴とする請求項3に記載の電子機器。
  10. 前記判定手段は、前記第一の状態において前記第一の端子で所定の電圧が検出された場合に、前記インターフェース手段に接続されている外部機器が非Type−CのUSBであると判定することを特徴とする請求項9に記載の電子機器。
  11. 前記判定手段は、前記第一の状態から前記第二の状態へ変更させてから所定時間内に前記第一の端子が所定の電圧へ変化した場合に、前記インターフェース手段に接続されている外部機器がType−C機器であると判定することを特徴とする請求項9または10に記載の電子機器。
  12. 前記判定手段により判定された前記外部機器の種別に応じて、前記外部機器の給電能力を検出するための手順を切り替えることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の電子機器。
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