JP2000278367A - 電話回線端末装置 - Google Patents

電話回線端末装置

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JP2000278367A
JP2000278367A JP8402999A JP8402999A JP2000278367A JP 2000278367 A JP2000278367 A JP 2000278367A JP 8402999 A JP8402999 A JP 8402999A JP 8402999 A JP8402999 A JP 8402999A JP 2000278367 A JP2000278367 A JP 2000278367A
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telephone
line
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telephone line
contact
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JP8402999A
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Itsuo Takamoku
逸男 高杢
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Nippon Avionics Co Ltd
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Nippon Avionics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電話回線端末装置 【解決手段】 DTMF信号を選択信号とする標準の電
話機と電子化した端末装置の併設において、標準の電話
機には電話機を併設するための機能のないものが通例で
あり、このため端末装置側にこの機能を備えることにな
る。端末装置側に公衆電話回線からの電話線である外部
ラインと標準の電話機からの電話線である内部ラインを
導き、端末装置の付加機能によりループ電流の検出され
た電話線を外部ラインと認識し、外部ラインと標準の電
話機若しくは外部ラインと端末装置の回線切換を自動的
に行う。この発明により、端末装置に結線する2種類の
電話線を、電話線端末のコネクタの形状や表示等で人為
的に見分けて結線する従来の方法は不要となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は多機能電話機等の
電話回線端末装置に関するものであり、詳しくは電話回
線端末装置(以下、「端末装置」という)の回線切換機
能に関するものである。
【0002】
【従来の技術】標準の電話機には電話機の併設に備えた
回線切換の機能を持たないものが一般的であり、端末装
置側に電話機の併設に必要な回線切換の機能を備えるこ
とになる。このため端末装置側に公衆電話回線からの電
話線と標準の電話機からの電話線を導き、標準の電話機
または端末装置の何れか一方を公衆電話回線に接続する
回線切換は端末装置で行う。この2種類の電話線と端末
装置を結ぶ結線の方法は、各々の電話線端末のコネクタ
に施された識別の表示と端末装置側のコネクタにある識
別表示を照合し、一致するコネクタ同士を勘合させて結
線する方法が通例である。この時、2種類のコネクタの
勘合機構が同一のものであれば、コネクタの識別表示を
人為的に見分けて結線する方法では誤りが生じ易い。こ
れは電話機や端末装置の新設あるいは移設する等の場面
で常に誤結線の生じる可能性があり改善の余地が残され
ている。また、勘合機構の異なるコネクタを使用するこ
とで誤結線を防ぐ方法もあるが、部品の種類が増えるた
め得策ではない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】先の「従来の技術」の
項で述べたコネクタの誤結線によって生じる回線切換の
不都合と解決しようとする課題について図1を用いて説
明する。図1は回線切換の基本構成を示す。図1(1)
は2種類のコネクタが正しく結線された状態であり、公
衆電話回線は標準の電話機か若しくは端末装置の何れか
一方と接続される。図1(2)は2種類のコネクタの結
線を入れ違えた誤接続の状態を示し、公衆電話回線は標
準の電話機とは接続されるが、端末装置との接続はでき
ない。この発明は電話線の識別と回線切換に関して、コ
ネクタの識別表示を人為的に見分けて結線する方法やコ
ネクタの勘合機構に依存する従来技術のもつ上述の課題
を改善することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】公衆電話回線には最寄り
の電話交換施設から給電されるループ電流が存在する
が、標準の電話機はループ電流を発生することは出来な
い。端末装置に接続される複数の電話線からループ電流
をもつ電話線を検出し、この所在を端末装置に内蔵する
マイクロプロセッサ等の電子回路によって認識すること
を手段として課題を解決する。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明は、公衆電話回線からの電
話線の識別を、コネクタの形状や表示等の目視判断に依
らず電気的に認識して、端末装置及び併設電話機のもつ
電話機回路を公衆電話回線に接続する機能を端末装置に
付加するものである。
【0006】発明の実施の形態について、多機能電話機
への適用を一例として図面に基づき説明する。図2に本
発明による多機能電話機の利用状態の概念図を示す。利
用者の構内又は宅内に設置する多機能電話機1と併設す
る標準の電話機2の間は電話線3(以下、「内部ライ
ン」という)により結ばれ、また多機能電話機1と最寄
りの電話交換施設との間は公衆電話回線からの電話線4
(以下、「外部ライン」という)で結ばれる。
【0007】図3は本発明の機能を含む多機能電話機の
機能を示す系統図であり、この図に従い多機能電話機1
の一般的な機能と処理動作の概略を述べる。網制御部1
1は多機能電話機1と外部ライン4を有機的に結び付
け、相手先との電話回線を確立する動作を後述するデー
タ処理部13の制御の下に行う。モデム部12は、デー
タ処理部13からデジタル信号として入力される相手先
電話番号をDTMF(Dual Tone Multi F
requency)信号に変換し、網制御部11をとお
して外部ライン4に送出する。また多機能電話機1の行
うデータ通信において、モデム部12はデータ処理部1
3から入力されるデジタル信号に基づき、所定の変調方
式で音声帯域内のアナログ信号に変調し網制御部11を
介して外部ライン4に送出する。外部ライン4からの受
信メッセージは、モデム部12でデジタル信号に復調し
てデータ処理部13に転送する。データ処理部13はマ
イクロプロセッサとメモリー回路及びプログラムを内蔵
し、多機能電話機1の機能を統制し、網制御部11の制
御、所定のプロトコルによるデータ通信、音声処理部1
4の制御、その他の多機能電話機1の動作を制御する。
データ通信のための周辺機器としては、入力装置5とし
て一般の電話機のもつプッシュボタンスイッチ、メッセ
ージを生成するためのキーボード、各種のセンサー、そ
の他の入力機器を備えることが出来る。データ処理部1
3はこれらの入力装置5からのデータをもとにデータ通
信のメッセージに生成する。メッセージは一連のデジタ
ル信号としてモデム部12に入力し、変調の後、網制御
部11を介して外部ライン4に送出する。外部ライン4
から到来する受信メッセージは、モデム部12で復調の
後、データ処理部13を経て出力装置6の液晶パネル等
にテキスト表示をし、またプリンターその他の出力機器
を接続することも出来る。音声処理部14は送受話器に
よる音声交話のほか、内蔵するマイク・スピーカによる
音声交話のハンドフリー機能やカセットテープによる録
音機能、及び疑似音声による音声交話の支援機能を備
え、一般的な電話機としてのマン・マシン/インターフ
ェース機能を受け持つ。
【0008】上述した多機能電話機1の一般的な機能の
説明を背景として、本発明である多機能電話機1の外部
ライン認識の機能について以下に詳述する。本発明によ
る電話交換のシーケンスについて図4を用いて説明し、
このシーケンスを具現化する回路を図5により説明す
る。
【0009】多機能電話機1の電源(図示せず)を投入
してデータ処理部13のプログラムが立ち上がると、デ
ータ処理部13は網制御部11のライン切換回路111
を駆動し二つのライン切換リレーK1a、K1bの接点
を閉じ、またオフフック回路112のオフフックリレー
K2の接点を開き、回線接続を初期状態に設定する(ス
テップ100)。これは、外部ライン4は併設電話機2
に接続されているが、併設電話機2の送受話器が掛けら
れたオンフックの状態にあり、多機能電話機1も外部ラ
イン4から切り離され外れた状態にある。
【0010】併設電話機2がオンフックされ、多機能電
話機1も外部ライン4に接続されていない状態にある
と、外部ライン4のループ電流は遮断されている。外部
ライン4に流れるループ電流の有無は網制御部11のル
ープ電流検出回路113が検出しデータ処理部13に伝
達する。データ処理部13は、これにより電話ラインの
使用状況の有無を常に把握することが出来る。この両者
の発呼待ちの状況において多機能電話機1に発呼要因が
生じると(ステップ101)、データ処理部13は網制
御部11のライン切換回路111を駆動しライン切換リ
レーK1aの接点を閉じ、リレーK1bの接点を開く
(ステップ102)。次いで網制御部11のオフフック
回路112を駆動してオフフックリレーK2の接点を閉
じる(ステップ103)。
【0011】このときループ電流検出回路113がルー
プ電流を検出すると、データ処理部13はリレーK1a
が外部ライン4に接続されていると認識する(ステップ
104)。データ処理部13はループ電流の検出がない
とオフフック回路112を駆動しオフフックリレーK2
の接点を開く。さらにライン切換回路111を駆動して
先のリレーK1aの接点を開き、リレーK1bの接点を
閉じる(ステップ105)。これでループ電流を検出す
るとデータ処理部13は、リレーK1bが外部ラインに
接続されいるものと認識する。図4は、外部ライン4を
リレーK1bに結線した例を示している。データ処理部
13は、ループ電流を検出すると相手先の電話番号をデ
ータ処理部13のメモリーから読み出し、これをモデム
部12に加えてDTMF信号に変換する。さらに相手先
電話番号は網制御部11を経て外部ライン4に送出され
る。外部ライン4の電話交換施設は、この相手先電話番
号を受理するとループ電流を転極し、多機能電話機1は
交信を開始する(ステップ106)。
【0012】交信の終了は、データ処理部13に対する
交信終了の要求により行われる。これには相手先のオン
フックによるループ電流の遮断をループ電流検出回路1
13が検出することで発する交信終了の要求、またはデ
ータ処理部13のプログラムによる交信終了の要求があ
る。これ等の交信終了の要求により、データ処理部13
は網制御部11のオフフック回路112を駆動してK2
の接点を開き多機能電話機1をオンフックし、交信は終
了する(ステップ107)。
【0013】データ処理部13は、交信が終了すると網
制御部11のライン切換回路111を駆動しリレーK1
aの接点を閉じる。これによりリレーK1aとリレーK
1bの接点が閉じ、併設電話機2の発呼・着呼待ちの初
期状態の回線接続に戻る(ステップ100)。
【0014】相手先からの呼びを受けると、網制御部1
1の呼出信号検出回路114は呼出信号を検出してデー
タ処理部13にこれを示す信号を入力する。データ処理
部13はこれを受けて呼出信号の継続時間の測定を行
う。所定の継続時間以内に併設電話機2が受話器を上げ
ない場合には、データ処理部13は網制御部11のオフ
フック回路112を駆動してリレーK2の接点を閉じ、
次にライン切換回路111を駆動しリレーK1aの接点
を開く。これにより併設電話機2は利用者の不在と見な
されラインから切り離なされ、以降は多機能電話機1に
より交信が行われる。
【0015】外部ライン4からの到来信号は、網制御部
11をとおしてモデム部12に導かれ復調の後データ処
理部13に入力される。データ処理部13は入力信号を
検定し、相手先の機器が発するデータ通信のメッセージ
であると判定すれば、相手先機器と所定のプロトコルに
よるデータ通信を開始する。データ処理部13が外部ラ
イン4からの到来信号を人の発する音声と判定すれば、
音声処理部14のカセットテープを駆動し留守番電話と
して収録することもできる。
【0016】以上、本発明について実施の形態を詳述し
たが、本発明はこの記述範囲に限定されるものではな
い。
【0017】
【発明の効果】押しボタンダイヤル信号を選択信号とす
る標準の電話機と電話回線端末装置との併設において、
以下の効果を採り入れた端末装置を提供することができ
る。本発明は、該端末装置と公衆電話回線からの電話線
及び標準の電話機からの電話線との結線において、電話
線の表示やコネクタの勘合機構による電話線の識別を不
要なものとする。このため電話機器の設置や移設等にお
ける電話線の結線や取り外しは専門の知識がなくても容
易に行うことができ、結線の入れ違いによって生じる不
具合から解放される。さらに本発明は、2種類の電話線
コネクタ(ローゼットともいう)を同一のものにする部
品の統合とコネクタの識別表示を不要にするため、製造
コストを節減することにもなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が解決しようとする課題の概念図(回線
切換の基本構成)である。
【図2】本発明の一実施形態について、多機能電話機へ
の適用における利用状態の概念図である。
【図3】本発明の一実施形態について、多機能電話機へ
の適用における基本的な機能を示す系統図である。
【図4】本発明の一実施形態について、多機能電話機へ
の適用における回線切換機能の処理過程を示すシーケン
ス図である。
【図5】本発明の一実施形態について、多機能電話機へ
の適用における回線切換機能の回路例である。
【符号の説明】
1 多機能電話機 2 標準の電話機(=併設電話機) 3 内部ライン 4 外部ライン 5 入力装置 6 出力装置 11 網制御部 12 モデム部 13 データ処理部 14 音声処理部 111 ライン切換回路 112 オフフック回路 113 ループ電流検出回路 114 呼出信号検出回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】押しボタンダイヤル信号を選択信号とする
    標準の電話機と電子化した多機能電話機等の電話回線端
    末装置との併設において、 該端末装置に結線する公衆電話回線からの電話線と標準
    の電話機からの電話線について、公衆電話回線の電話線
    を自動的に認識する手段と、標準の電話機若しくは該端
    末装置と公衆電話回線との回線切換を行う手段を有する
    ことを特徴とする電話回線端末装置。
  2. 【請求項2】前記の自動的に認識する手段において、網
    制御部と、モデム部と、データ処理部と、音声処理部か
    ら成ることを特徴とする請求項1記載の電話回線端末装
    置。
JP8402999A 1999-03-26 1999-03-26 電話回線端末装置 Pending JP2000278367A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017063387A (ja) * 2015-09-25 2017-03-30 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 通信装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017063387A (ja) * 2015-09-25 2017-03-30 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 通信装置

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