JP6464884B2 - 現像装置 - Google Patents

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本発明は、筐体と現像ローラの軸線方向の端部の間に設けられたサイドシールを備えた現像装置に関する。
従来、筐体に回転可能に設けられた現像ローラと、現像ローラの軸線方向の端部と筐体の間に設けられたサイドシールとを備えた現像装置が知られている(特許文献1参照)。このサイドシールは、現像ローラに接触する表層と、表層を支持する基層とを有している。
表層は、織物からなり、現像ローラの回転方向下流側に向かうにつれ左右方向内側に位置するように傾斜する溝が形成されている。この溝内に表層上の現像剤が入り込むと、当該現像剤は、現像ローラの回転により、溝に沿って左右方向内側に移動して溝の左右方向内側の端から筐体内に戻されるようになっている。
特開2003−107902号公報
しかしながら、現像装置を落下させたときにおける振動により、溝内に入った現像剤が、溝の左右方向外側の端から筐体外に漏れる可能性があった。
そこで、本発明は、サイドシール部分におけるトナーの漏れを抑制することができる現像装置を提供することを目的とする。
前記した目的を達成するため、本発明の現像装置は、トナーを収容する筐体と、軸線方向に延びる回転軸線を有する現像ローラと、前記筐体と前記現像ローラの前記軸線方向における端部との間に設けられるサイドシールであって、前記筐体で支持される基層と、前記現像ローラの周面に接触する表層とを有するサイドシールと、を備える。
前記表層は、綾織によって形成された織物からなる第1部材であって、織目により前記軸線方向内側に向かうにつれて前記現像ローラの回転方向下流側に向かって傾斜する溝が形成された第1部材と、パイル織物または不織布からなる第2部材と、を有し、前記第2部材は、前記第1部材よりも前記軸線方向の外側に配置されている。
このような構成によれば、溝を有さない、つまり、現像ローラとの密着性がいい第2部材が第1部材の前記軸線方向外側にあるので、第1部材の溝の前記軸線方向外側の端を第2部材により塞ぐことができる。そのため、現像装置を落下させたときの振動により、溝内に入った現像剤が筐体外に漏れるのが抑制されるので、サイドシール部分におけるトナーの漏れを抑制することができる。
前記した構成において、前記第2部材の前記現像ローラに対する接触圧は、前記第1部材の前記現像ローラに対する接触圧より大きい構成とすることができる。このような構成によれば、現像ローラと第2部材の間にトナーが入りにくくなるので、第2部材内にトナーが浸入しにくくなり、トナーが浸入することによる第2部材の劣化を低減することができる。
前記した構成において、前記第2部材の厚みは、前記第1部材の厚みよりも大きい構成とすることができる。また、この構成において、前記第1部材の厚みは、0.3mm以上0.6mm以下であり、前記第2部材の厚みは、0.4mm以上1.0mm以下である構成としてもよい。また、前記第1部材の厚みは、0.4mm以上0.6mm以下であり、前記第2部材の厚みは、0.5mm以上0.9mm以下であることが好ましく、前記第1部材の厚みは、0.5mmであり、前記第2部材の厚みは、0.7mmである構成とすることが望ましい。
前記した現像装置は、前記軸線方向に延び、前記現像ローラに接触するとともに、前記第2部材の前記回転方向上流側の端部と重なるシート状のロアシールを備えた構成とすることができる。
前記した現像装置が前記ロアシールと前記筐体を接着させる接着層を備える場合、前記接着層は、前記軸線方向に延び、前記第2部材の前記回転方向上流側の端部と重なる構成とすることができる。
このような構成によれば、第1部材と第2部材の境界からトナーが漏れるのを抑制することができる。
前記した構成において、前記基層は、前記第1部材の前記回転方向上流側に延出している構成とすることができる。
このような構成によれば、現像ローラを表層に接触させたとき、第1部材が基層側に沈み込むことで、基層の上流側の端部が、第1部材の上流側の端部と接触する。このため、第1部材の溝の上流端が塞がれるので、溝の上流側からトナーが漏れるのを抑制することができる。
前記した構成において、前記第1部材の前記軸線方向の長さは、前記第2部材の前記軸線方向の長さよりも小さい構成とすることができる。このような構成によれば、第1部材の溝の数を少なくすることができ、第1部材の上流端からトナーが漏れるのを抑制することができる。
前記した構成において、前記第1部材の前記軸線方向の長さは、2.0mm以上3.6mm以下であり、前記第2部材の前記軸線方向の長さは、3.0mm以上4.5mm以下である構成とすることができる。また、前記第1部材の前記軸線方向の長さは、2.6mm以上3.4mm以下であり、前記第2部材の前記軸線方向の長さは、3.7mm以上4.1mm以下であることが望ましい。
前記した構成において、前記第2部材の前記軸線方向の内側の端部は、前記第1部材の前記軸線方向の外側の端部と前記軸線方向で接触している構成とすることができる。このような構成によれば、第1部材と第2部材の境界にトナーが浸入しにくくなる。
本発明によれば、サイドシール部分におけるトナーの漏れを抑制することができる。
本発明の第1実施形態に係る現像装置の概略構成を示す図である。 筐体の開口の周囲の構造を示す斜視図である。 サイドシールを簡略的に示す分解斜視図(a)と、表層の現像ローラに対向する面の拡大図(b)である。 現像ローラを取り外した現像装置の左側のサイドシール周辺を後から見た図(a)と、ロアフィルムが取り付けられた状態のサイドシールの上流側の端部を上から見た図(b)である。 現像ローラを取り付けた状態のサイドシール部分を左右方向から見た図である。 第2実施形態に係る第2部材を示す斜視図(a)と、図(a)の破線で囲んだ部分の拡大図(b)である。
本発明の第1実施形態に係る現像装置ついて、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。以下の説明において、前後左右等の方向は、図1における右側を「前」、左側を「後」とし、手前側を「左」、奥側を「右」とする。また、図1における上下方向を「上下」とする。
現像装置7は、プリンタ等の画像形成装置に使用されるものである。図1に示すように、現像装置7は、筐体100と、現像ローラ71と、供給ローラ72と、トナー収容室73と、層厚規制ブレード110と、を備えている。
この現像装置7では、トナー収容室73内に収容されたトナーが、アジテータ73Aで攪拌された後、供給ローラ72により現像ローラ71に供給され、このとき、供給ローラ72と現像ローラ71との間で正に摩擦帯電される。現像ローラ71上に供給されたトナーは、現像ローラ71の回転に伴って、層厚規制ブレード110と現像ローラ71との間に進入し、さらに摩擦帯電されつつ、一定厚さの薄層に規制されて現像ローラ71上に担持される。
次に、現像装置7の構成について詳しく説明する。なお、図2は、筐体100から現像ローラ71を外した状態を示している。また、現像装置7の開口101の周囲の構成は、左端部と右端部とで略同じになっているため、以下の説明で参照する図面においては、左端部のみを図示している。
図2に示すように、現像装置7の筐体100は、後側の側壁に開口101を有し、軸線方向(左右方向)に延びる回転軸線を有する現像ローラ71がこの開口101を塞ぐような形で筐体100に回転可能に支持されている。開口101の下縁には、ロアシールの一例としてのロアフィルム120が設けられ、開口101の左右両側の縁には、サイドシール200が設けられている。また、開口101の上縁には、層厚規制ブレード110が左右方向に延びるように設けられている。
なお、現像ローラ71は、図に示す矢印の方向に回転、すなわちロアフィルム120、サイドシール200、層厚規制ブレード110にこの順で接触するように回転している。また、以下の説明では、現像ローラ71の回転方向を単に「回転方向」という。
層厚規制ブレード110は、左右方向に延びた金属板から構成されており、先端部110Aが、現像ローラ71と接触して、現像ローラ71上のトナーの層厚を規制するようになっている。また、図4(a)に示すように、層厚規制ブレード110の裏側には、ブレード裏シール130が設けられている。
図2に示すように、ロアフィルム120は、ポリエチレンテレフタレートなどの樹脂からなるシート状の部材であり、左右方向(現像ローラ71の軸線方向)に沿って延びて現像ローラ71に接触している。そして、ロアフィルム120は、開口101の下縁よりも左右方向に長く形成されており、サイドシール200の後側の端部と接触するように配置されている。これにより、サイドシール200とロアフィルム120の間からトナーが漏れるのを抑制している。
図4(b)に示すように、ロアフィルム120は、回転方向の上流側の端部の裏側に設けられた接着層121により筐体100に接着されている。接着層121は、左右方向に延びており、左右方向の長さがロアフィルム120と略同じになっている。
図2に示すように、サイドシール200は、筐体100と、現像ローラ71の軸線方向、すなわち、左右方向両端部との間に、現像ローラ71の外周形状に倣った略C字状に配置され、現像ローラ71と接触している。サイドシール200は、筐体100で支持される基層210と、現像ローラ71の周面に接触する表層220とを有している。
図3(a)に示すように、基層210は、弾性変形可能なウレタンスポンジなどの弾性体で形成されており、ブレード裏シール130の下端に隣接するように、図示しない両面テープ等で筐体100に貼着されている(図5も参照)。
表層220は、基層210の上に配置されており、回転方向に沿って延びる長尺なシート状に形成された第1部材221および第2部材222を有している。
図3(a),(b)に示すように、第1部材221は、左右方向に対して傾斜する方向である第1の方向に延びる複数の第1繊維B1と、左右方向に対して傾斜する方向である第2の方向に延びる複数の第2繊維B2とを交差するように織られた織物から構成されている。
なお、ここでいう第1の方向とは、回転方向の上流側から下流側に向かうにつれ左側から右側、つまり、サイドシール200の左右方向外側から内側に向かう方向をいう。また、第2の方向とは、回転方向の上流側から下流側に向かうにつれ右側から左側、つまり、サイドシール200の左右方向内側から外側に向かう方向をいう。
また、各繊維B1,B2の織り方としては、綾織、朱子織が好ましい。また、本実施形態では、第1繊維B1が隣り合う2本の第2繊維B2を乗り越えた後、さらに隣り合う2本の第2繊維B2をくぐるように構成された綾織で織られた第1部材221を例示する。
第1部材221は、ブレード裏シール130の下端に隣接する位置(図5参照)から、基層210の回転方向の上流側端部210Aよりも上流側の位置まで延びている。言い換えると、基層210は、第1部材221の回転方向上流側に延出している。
第1繊維B1は、第1部材221の第2の方向(第2繊維B2が延びる方向)に複数隣接して設けられるとともに、第1部材221の厚さ方向にも複数設けられている。また、第2繊維B2は、第1部材221の第1の方向(第1繊維B1が延びる方向)に複数隣接して設けられるとともに、第1部材221の厚さ方向にも複数設けられている。なお、各繊維B1,B2は、例えば図2や図4などにおいては、図面の見易さを考慮して、適宜省略することとする。
第1部材221は、現像ローラ71に対向する面B10において、第1繊維B1が第2繊維B2を乗り越える部分(以下、「第1部分B11」という。)が、第1繊維B1が第2繊維B2をくぐる部分(以下、「第2部分B12」という。)よりも現像ローラ71側に突出するように織られている。この第1部分B11が、現像ローラ71が回転するときに現像ローラ71が接触する部分となっている。すなわち、第1繊維B1および第2繊維B2のうち第1繊維B1が現像ローラ71に接触する方の繊維に相当する。
また、第2の方向に隣接する複数の第1部分B11は、左側(左右方向外側)から右側(左右方向内側)に向かうにつれ、回転方向の下流側に位置するように傾斜して並んでいる。また、このため、第1の方向に隣接する複数の第2部分B12は、第1部分B11と同様に、左側から右側に向かうにつれ、回転方向の下流側に位置するように傾斜して並んでいる。そして、回転方向に並ぶ2つの第1部分B11と、2つの第1部分B11に挟まれた第2部分B12により、現像ローラ71と反対側に凹む溝B20が構成されている。
溝B20は、回転方向に並んで複数形成されており、第2部分B12が並ぶ方向、つまり、回転方向の上流側から下流側に向かうにつれ、左側(左右方向外側)から右側(左右方向内側)に向かう矢印Yの方向(斜め方向)に延びている。
図3(a)に示すように、第2部材222は、ポリエステル系の繊維から形成されるフェルト(不織布)で構成されており、織目による溝がなく、表面に繊維層を有している。このように、第2部材222は、トナーが入り込みやすくなる溝を有さないので、第1部材221と比較して、現像ローラ71に対する密着性がよくなっている。
図4(a)に示すように、第2部材222は、第1部材221よりも左右方向の外側に配置されており、左右方向の内側端222Aが第1部材221の左右方向の外側端221Aと左右方向で接触している。また、図4(b)に示すように、前述したロアフィルム120および接着層121は、上側(現像ローラ71側)から見て、第2部材222の回転方向の上流側の端部222Bと重なる位置まで延びている。
図4(a)に示すように、第2部材222は、ブレード裏シール130の下端に隣接する位置から、基層210の回転方向上流端の位置まで延びており、回転方向の長さが、第1部材221の回転方向の長さよりも大きくなっている(図2や図3(a)も参照)。
第2部材222は、第1部材221よりも左右方向の幅が広くなっている。言い換えると、第1部材221の左右方向の長さD1は、第2部材222の左右方向の長さD2よりも小さくなっている。
なお、第1部材221の左右方向の長さD1は、2.0mm以上3.6mm以下であり、好ましくは2.6mm以上3.4mm以下である。本実施形態における第1部材221の左右方向の長さD1は、3.0mmである。第2部材222の左右方向の長さD2は、3.0mm以上4.5mm以下であり、好ましくは3.7mm以上4.1mm以下である。本実施形態における第2部材222の左右方向の長さD2は、3.9mmである。
第2部材222の厚みD4は、現像ローラ71を外した状態において、第1部材221の厚みD3よりも大きくなっている。このため、現像ローラ71をサイドシール200に接触させたときに、第2部材222のつぶれ量が第1部材221のつぶれ量より大きくなるので、第2部材222の現像ローラ71に対する接触圧が、第1部材221の現像ローラ71に対する接触圧よりも大きくなっている。
なお、第1部材221の厚みD3は、0.3mm以上0.6mm以下であり、好ましくは0.4mm以上0.6mm以下である。本実施形態における第1部材221の厚みD3は、0.5mmである。第2部材222の厚みD4は、0.4mm以上1.0mm以下であり、好ましくは0.5mm以上0.9mm以下である。本実施形態における第2部材222の厚みD4は、0.7mmである。
以上のように構成された現像装置7の作用効果について説明する。
図2および図3に示すように、現像ローラ71が回転すると、現像ローラ71の両端部と第1部材221の現像ローラ71が対向する面B10との間にトナーTが入り込む。
トナーTは、現像ローラ71の回転に伴って、第1部材221の第1繊維B1を伝って移動し溝B20に進入する。そして、回転方向の上流側から下流側、つまり溝B20の下流側の端部に向かう矢印Yの方向(すなわち左右方向内側)に移動して、溝B20の左右方向内側の端から開口101に排出される。
このように、溝B20内には、トナーTが入り込むので、例えば、現像装置7を落下させたとき、溝B20の左右方向外側の端からトナーTが筐体100外に漏れるおそれがある。
しかし、本実施形態では、現像ローラ71との密着性がいい第2部材222が第1部材221の左右方向の外側にあるので、第1部材221の溝B20の左右方向外側の端を第2部材222により塞ぐことができる。そのため、現像装置7を落下させたときの振動により、トナーTが溝B20の左右方向外側の端から筐体100外に漏れるのが抑制されるので、サイドシール200部分におけるトナーTの漏れを抑制することができる。
また、第2部材222の現像ローラ71に対する接触圧が第1部材221の現像ローラ71に対する接触圧より大きいので、現像ローラ71と第2部材222の間にトナーTが入りにくくなる。そのため、第2部材222内にトナーTが浸入しにくくなり、トナーTが浸入することによる第2部材222の劣化を低減することができる。
また、ロアフィルム120および接着層121が、上側から見て第2部材222の回転方向上流側の端部222Bと重なる位置にあるので、第1部材221と第2部材222の境界からトナーTが漏れるのを抑制することができる。
また、第1部材221の外側端221Aと第2部材222の内側端222Aが接触しているので、第1部材221と第2部材222の境界にトナーTが浸入しにくくなる。また、接触部分における溝B20の左右方向外側を第2部材222により完全に塞ぐことができる。
ここで、図5に示すように、現像ローラ71は、筐体100に組み付けると、左右方向の端部がサイドシール200に接触する。このとき、表層220は、現像ローラ71に押し付けられることで、基層210側に沈み込む。
本実施形態では、基層210が第1部材221よりも回転方向上流側に延出しているので、第1部材221が基層210に沈み込むことで、基層210の回転方向の上流側端部210Aにより、第1部材221の上流端221Bが塞がれる。つまり、溝B20が塞がれるので、基層が第1部材より延出してない構成と比較して、現像装置7を落下させたときに、溝B20からトナーTが漏れるのを抑制することができる。
また、第1部材221の左右方向の長さD1が第2部材222の左右方向の長さD2よりも小さいので、第1部材221の溝B20の本数を減らすことができ、第1部材221の上流端221BからトナーTが漏れるのを抑制することができる。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。なお、以下の説明においては、先に説明した実施形態と同様の構成要素については、同一符号を付して説明を省略することとする。図6(a),(b)に示すように、この構成における第2部材322は、平織または綾織で編地の少なくとも片面にパイルを織り出したパイル織物で構成されている。
第2部材322の現像ローラ71側の面に織り出されたループ状のパイルはカットされており、カットされた各パイルCPの先端が、現像ローラ71の回転方向下流側を向く方向成分と、左右方向内側(図示左側)を向く方向成分とを有する斜め方向に向くように構成されている。これによれば、第2部材322上に浸入したトナーを左右方向の外側から内側に送ることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではない。具体的な構成については、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
前記実施形態では、第1部材221の左右方向の長さD1が第2部材222の左右方向の長さD2よりも小さかったが、本発明はこれに限定されず、例えば、長さD1が長さD2と同じ長さであってもよいし、長さD2よりも大きくてもよい。
前記実施形態では、シート状のロアフィルム120が設けられていたが、本発明はこれに限定されず、左右方向に延びたスポンジ部材を現像ローラに接触するように設けてもよい。
7 現像装置
71 現像ローラ
100 筐体
101 開口
120 ロアフィルム
121 接着層
200 サイドシール
210 基層
220 表層
221 第1部材
222 第2部材
B20 溝

Claims (14)

  1. トナーを収容する筐体と、
    軸線方向に延びる回転軸線を有する現像ローラと、
    前記筐体と前記現像ローラの前記軸線方向における端部との間に設けられるサイドシールであって、前記筐体で支持される基層と、前記現像ローラの周面に接触する表層とを有するサイドシールと、を備え、
    前記表層は、
    綾織によって形成された織物からなる第1部材であって、織目により前記軸線方向内側に向かうにつれて前記現像ローラの回転方向下流側に向かって傾斜する溝が形成された第1部材と、
    パイル織物または不織布からなる第2部材と、を有し、
    前記第2部材は、前記第1部材よりも前記軸線方向の外側に配置され
    前記第1部材は、
    前記軸線方向に対して傾斜する方向に延びる複数の第1繊維であって、前記現像ローラの回転方向の上流側から下流側に向かうにつれ、前記軸線方向における前記サイドシールの外側から内側に向かう方向に延びる複数の第1繊維と、
    前記軸線方向に対して傾斜する方向に延びる複数の第2繊維であって、前記現像ローラの回転方向の上流側から下流側に向かうにつれ、前記軸線方向における前記サイドシールの内側から外側に向かう方向に延びる複数の第2繊維と、を有することを特徴とする現像装置。
  2. 前記第2部材の前記現像ローラに対する接触圧は、前記第1部材の前記現像ローラに対する接触圧より大きいことを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記第2部材の厚みは、前記第1部材の厚みよりも大きいことを特徴とする請求項2に記載の現像装置。
  4. 前記第1部材の厚みは、0.3mm以上0.6mm以下であり、
    前記第2部材の厚みは、0.4mm以上1.0mm以下であることを特徴とする請求項3に記載の現像装置。
  5. 前記第1部材の厚みは、0.4mm以上0.6mm以下であり、
    前記第2部材の厚みは、0.5mm以上0.9mm以下であることを特徴とする請求項4に記載の現像装置。
  6. 前記第1部材の厚みは、0.5mmであり、
    前記第2部材の厚みは、0.7mmであることを特徴とする請求項5に記載の現像装置。
  7. 前記軸線方向に延び、前記現像ローラに接触するとともに、前記第2部材の前記回転方向上流側の端部と重なるシート状のロアシールを備えたことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の現像装置。
  8. 前記ロアシールと前記筐体を接着させる接着層を備え、
    前記接着層は、前記軸線方向に延び、前記第2部材の前記回転方向上流側の端部と重なることを特徴とする請求項7に記載の現像装置。
  9. 前記基層は、前記第1部材の前記回転方向上流側に延出していることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の現像装置。
  10. 前記第1部材の前記軸線方向の長さは、前記第2部材の前記軸線方向の長さよりも小さいことを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の現像装置。
  11. 前記第1部材の前記軸線方向の長さは、2.0mm以上3.6mm以下であり、
    前記第2部材の前記軸線方向の長さは、3.0mm以上4.5mm以下であることを特徴とする請求項10に記載の現像装置。
  12. 前記第1部材の前記軸線方向の長さは、2.6mm以上3.4mm以下であり、
    前記第2部材の前記軸線方向の長さは、3.7mm以上4.1mm以下であることを特徴とする請求項11に記載の現像装置。
  13. 前記第2部材の前記軸線方向の内側の端部は、前記第1部材の前記軸線方向の外側の端部と前記軸線方向で接触していることを特徴とする請求項1から請求項12のいずれか1項に記載の現像装置。
  14. 前記第1繊維は、前記現像ローラの外表面と接触し、
    前記第2繊維は、前記現像ローラの外表面から離れて位置することを特徴とする請求項1から請求項13のいずれか1項に記載の現像装置。
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