JP2015125446A - シール部材及びカートリッジ - Google Patents
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Abstract
【課題】シート部材と弾性部材とを有するシール部材において、接着することなくシート部材を弾性部材に保持させる。
【解決手段】シール部材12は、現像剤担持体9に対して摺動可能となる平状のシート部材15と、シート部材15を現像剤担持体9に付勢するための弾性部材であって、シート部材15を保持する弾性部材19と、を有し、弾性部材19には、シート部材15を保持するためにシート部材15の一部が挿入されるスリット19d,19eが設けられている。
【選択図】図1
【解決手段】シール部材12は、現像剤担持体9に対して摺動可能となる平状のシート部材15と、シート部材15を現像剤担持体9に付勢するための弾性部材であって、シート部材15を保持する弾性部材19と、を有し、弾性部材19には、シート部材15を保持するためにシート部材15の一部が挿入されるスリット19d,19eが設けられている。
【選択図】図1
Description
本発明は、電子写真画像形成装置に着脱可能なカートリッジに関し、特に、カートリッジに用いられるシール部材に関するものである。
従来の電子写真形成プロセスを用いた画像形成装置では、電子写真感光体とこれに作用するプロセス手段を一体的にカートリッジ化して、このカートリッジを画像形成装置本体に着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が広く採用されている。
このようなカートリッジは一般的に、電子写真感光体または現像剤担持体等の回転体の端部にシール部材を配し、現像剤の漏れを防止している。
シール部材としては、パイルや不織布等の繊維を用いたもの、弾性体を用いたもの、磁性体を用いたものなどがある。このうち、パイルや不織布等の繊維を用いたシールとして、例えば特許文献1〜2に提案されているものが挙げられる。特許文献1に記載されるシール部材は、フッソ樹脂繊維からなるパイル布のシール層と、ポリウレタンなどのクッション層を有している。特許文献2に記載されるシール部材は、不織布の表層(シール層)、織布または不織布の中間層、柔軟なプラスチック発泡体からなるクッション層を有している。
このようなカートリッジは一般的に、電子写真感光体または現像剤担持体等の回転体の端部にシール部材を配し、現像剤の漏れを防止している。
シール部材としては、パイルや不織布等の繊維を用いたもの、弾性体を用いたもの、磁性体を用いたものなどがある。このうち、パイルや不織布等の繊維を用いたシールとして、例えば特許文献1〜2に提案されているものが挙げられる。特許文献1に記載されるシール部材は、フッソ樹脂繊維からなるパイル布のシール層と、ポリウレタンなどのクッション層を有している。特許文献2に記載されるシール部材は、不織布の表層(シール層)、織布または不織布の中間層、柔軟なプラスチック発泡体からなるクッション層を有している。
上記従来技術のように、繊維を用いたシール部材においては、シール層(シート部材)とクッション層(弾性部材)を含む複数の層を接着により固定する構成が一般的である。このため、シール部材の生産において接着工程が必要となり、コストアップの要因となっていた。
本発明は上記したような事情に鑑みてなされたものであり、シート部材と弾性部材とを有するシール部材において、接着することなくシート部材を弾性部材に保持させることが可能な技術を提供することを目的とする。
本発明は上記したような事情に鑑みてなされたものであり、シート部材と弾性部材とを有するシール部材において、接着することなくシート部材を弾性部材に保持させることが可能な技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明にあっては、
現像剤収容部を構成する枠体に取り付けられ、前記枠体と、前記枠体に対して回転可能に設けられた回転体との間から現像剤が漏れるのを防ぐシール部材において、
前記シール部材は、
前記回転体に対して摺動可能となる平状のシート部材と、
前記シート部材を前記回転体に付勢するための弾性部材であって、前記シート部材を保持する弾性部材と、
を有し、
前記弾性部材には、前記シート部材を保持するために前記シート部材の一部が挿入されるスリットが設けられていることを特徴とする。
現像剤収容部を構成する枠体に取り付けられ、前記枠体と、前記枠体に対して回転可能に設けられた回転体との間から現像剤が漏れるのを防ぐシール部材において、
前記シール部材は、
前記回転体に対して摺動可能となる平状のシート部材と、
前記シート部材を前記回転体に付勢するための弾性部材であって、前記シート部材を保持する弾性部材と、
を有し、
前記弾性部材には、前記シート部材を保持するために前記シート部材の一部が挿入されるスリットが設けられていることを特徴とする。
画像形成装置本体に着脱可能なカートリッジにおいて、
現像剤が収容される現像剤収容部を構成する枠体と、
前記枠体に対して回転可能に設けられた回転体と、
前記枠体に設けられ、前記枠体と前記回転体との間から現像剤が漏れるのを防ぐ上記記載のシール部材と、
を有することを特徴とする。
現像剤が収容される現像剤収容部を構成する枠体と、
前記枠体に対して回転可能に設けられた回転体と、
前記枠体に設けられ、前記枠体と前記回転体との間から現像剤が漏れるのを防ぐ上記記載のシール部材と、
を有することを特徴とする。
画像形成装置本体に着脱可能なカートリッジにおいて、
現像剤が収容される現像剤収容部を構成する枠体と、
前記枠体に対して回転可能に設けられた回転体と、
前記枠体に設けられた溝部に嵌め込まれ、前記枠体と前記回転体との間から現像剤が漏れるのを防ぐシール部材と、
を有し、
前記シール部材には、
前記回転体に対して摺動可能となる平状のシート部材と、
前記シート部材を前記回転体に付勢するための弾性部材と、
が設けられ、
前記弾性部材には、前記シート部材の一端が挿入されるスリットが設けられ、
前記シート部材は、一端が前記スリットに挿入され、他端が前記弾性部材と前記溝部の内壁との間に挟まれることで保持されていることを特徴とする。
現像剤が収容される現像剤収容部を構成する枠体と、
前記枠体に対して回転可能に設けられた回転体と、
前記枠体に設けられた溝部に嵌め込まれ、前記枠体と前記回転体との間から現像剤が漏れるのを防ぐシール部材と、
を有し、
前記シール部材には、
前記回転体に対して摺動可能となる平状のシート部材と、
前記シート部材を前記回転体に付勢するための弾性部材と、
が設けられ、
前記弾性部材には、前記シート部材の一端が挿入されるスリットが設けられ、
前記シート部材は、一端が前記スリットに挿入され、他端が前記弾性部材と前記溝部の内壁との間に挟まれることで保持されていることを特徴とする。
本発明によれば、シート部材と弾性部材とを有するシール部材において、接着することなくシート部材を弾性部材に保持させることが可能な技術を提供することが可能となる。
以下に図面を参照して、この発明を実施するための形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状それらの相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものであり、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣旨のものではない。
本発明は、カートリッジ、及びカートリッジを着脱可能な電子写真画像形成装置に関し、特に、これらに用いられるシール部材に関するものである。ここで、電子写真画像形成装置とは、電子写真画像形成プロセスを用いて記録材に画像を形成するものをいう。これには、例えば電子写真複写機、電子写真プリンタ(レーザビームプリンタ、LEDプリンタ等)、電子写真ファクシミリ装置、及び、電子写真ワードプロセッサ等が含まれる。
本発明は、カートリッジ、及びカートリッジを着脱可能な電子写真画像形成装置に関し、特に、これらに用いられるシール部材に関するものである。ここで、電子写真画像形成装置とは、電子写真画像形成プロセスを用いて記録材に画像を形成するものをいう。これには、例えば電子写真複写機、電子写真プリンタ(レーザビームプリンタ、LEDプリンタ等)、電子写真ファクシミリ装置、及び、電子写真ワードプロセッサ等が含まれる。
また、カートリッジとは、少なくとも回転体としての現像剤担持体と、現像剤収容ユニット(現像剤収容部)とを一体的にカートリッジ化したもので、電子写真画像形成装置本体に着脱可能であるものをいう。ここで、現像剤担持体は、現像剤収容部に収容された現像剤を担持するものである。また、カートリッジとは、少なくとも回転体としての像担持体(電子写真感光体、以下、感光体)と、現像剤収容ユニット(現像剤収容部)とを一体的にカートリッジ化したもので、電子写真画像形成装置本体に着脱可能であるものをいう。ここで、感光体は、その表面に形成された潜像が現像剤で現像されるもので、感光体表面から除去された残留現像剤が現像剤収容部に収容される。
[実施例1]
以下に、実施例1について説明する。
<画像形成装置の構成概要>
図2は、プロセスカートリッジ(カートリッジ)Bを装着した状態の画像形成装置Aの概略構成を示す断面図である。
以下に、実施例1について説明する。
<画像形成装置の構成概要>
図2は、プロセスカートリッジ(カートリッジ)Bを装着した状態の画像形成装置Aの概略構成を示す断面図である。
画像形成装置Aでは、光学系1から画像情報に基づいた情報光(レーザ光、LED光等)が円筒形状の感光体5上へ照射されて感光体5上に潜像が形成され、この潜像に対して現像剤が付着することで、感光体5上に現像剤による可視像が形成される。
このとき、可視像の形成と同期して記録材供給部3から記録材2が搬送され、感光体5上に形成された可視像が転写手段6によって記録材2に転写され、この転写された像が定着手段7によって記録材2に定着された後、記録材2が記録材排出部4へと排出される。
このとき、可視像の形成と同期して記録材供給部3から記録材2が搬送され、感光体5上に形成された可視像が転写手段6によって記録材2に転写され、この転写された像が定着手段7によって記録材2に定着された後、記録材2が記録材排出部4へと排出される。
<プロセスカートリッジの構成概要>
図3は、プロセスカートリッジBの概略構成を示す断面図である。
プロセスカートリッジBは、画像形成装置Aに着脱可能な構成であり、感光体5または感光体5上の潜像を現像する現像手段を少なくとも備えたものである。プロセスカートリッジBは、さらには、感光体5に作用する少なくとも1つのプロセス手段を備えていてもよい。プロセス手段としては、感光体5を帯電させる帯電手段8、現像手段、感光体5上に残留した現像剤をクリーニングするクリーニング手段10などが挙げられる。
図3は、プロセスカートリッジBの概略構成を示す断面図である。
プロセスカートリッジBは、画像形成装置Aに着脱可能な構成であり、感光体5または感光体5上の潜像を現像する現像手段を少なくとも備えたものである。プロセスカートリッジBは、さらには、感光体5に作用する少なくとも1つのプロセス手段を備えていてもよい。プロセス手段としては、感光体5を帯電させる帯電手段8、現像手段、感光体5上に残留した現像剤をクリーニングするクリーニング手段10などが挙げられる。
本実施例のプロセスカートリッジBは、現像剤担持体9を有する現像手段を備え、現像剤担持体9と枠体11との間から現像剤が漏れ出ることを防ぐために、現像剤担持体9の長手方向両端部にシール部材(シールユニット)12を備えている。ここで、枠体11は、現像剤が収容される現像剤収容部9aを構成している。また、現像剤担持体9は、現像剤収容部9aに収容された現像剤を担持するもので、枠体11に対して回転可能に設けられている。また、本明細書において、長手方向とは、現像剤担持体9の回転軸方向をいう。
また、プロセスカートリッジBは、感光体5を有し、感光体5と枠体13との間から現像剤が漏れ出ることを防止するために、感光体5の回転軸方向両端部にシール部材14を備えている。ここで、感光体5の回転軸方向は、現像剤担持体9の回転軸方向と同じである。
本発明はシール部材12とシール部材14のいずれにも適用できるが、どちらか一方のみの実施でもよい。シール部材12とシール部材14の主要部は同様の構成であるため、以下の説明ではシール部材12の実施例について記載することとする。また、現像剤担持体9の長手方向両端部に、シール部材12を備えた形態に限るものではなく、現像剤担持体9の長手方向両端部のうち少なくともいずれかの端部に、シール部材12が配置される形態であれば、本発明を好適に適用することができる。
本発明はシール部材12とシール部材14のいずれにも適用できるが、どちらか一方のみの実施でもよい。シール部材12とシール部材14の主要部は同様の構成であるため、以下の説明ではシール部材12の実施例について記載することとする。また、現像剤担持体9の長手方向両端部に、シール部材12を備えた形態に限るものではなく、現像剤担持体9の長手方向両端部のうち少なくともいずれかの端部に、シール部材12が配置される形態であれば、本発明を好適に適用することができる。
<シール部材の構成>
図4は、本実施例のプロセスカートリッジBのシール部材12周辺の概略構成を示す図である。
枠体11は現像剤を受け入れる開口11aを有する。そして、開口11aを囲むように、長手シール部材16、シール部材12、ブレードシール部材17が枠体11に設けられている。長手シール部材16とシール部材12は、枠体11と現像剤担持体9の間をシールし、ブレードシール部材17は枠体11と現像ブレード18の間をシールする。また、シール部材12は長手シール部材16およびブレードシール部材17と接しており、各シール部材間からの現像剤の漏出を防いでいる。
図4は、本実施例のプロセスカートリッジBのシール部材12周辺の概略構成を示す図である。
枠体11は現像剤を受け入れる開口11aを有する。そして、開口11aを囲むように、長手シール部材16、シール部材12、ブレードシール部材17が枠体11に設けられている。長手シール部材16とシール部材12は、枠体11と現像剤担持体9の間をシールし、ブレードシール部材17は枠体11と現像ブレード18の間をシールする。また、シール部材12は長手シール部材16およびブレードシール部材17と接しており、各シール部材間からの現像剤の漏出を防いでいる。
次に、シール部材12の構成について説明する。図1は、本実施例のシール部材12を示す概略斜視図である。
シール部材12は、図1に示すように、繊維からなる平状(シート状)のシート部材15と、発泡ポリウレタンなどの弾性体からなる弾性部材19とで構成される。
シール部材12は、図1に示すように、繊維からなる平状(シート状)のシート部材15と、発泡ポリウレタンなどの弾性体からなる弾性部材19とで構成される。
平状のシート部材15は、現像剤担持体9に対して(相対的に)摺動可能(摺擦可能)に配設されている。シート部材15は、長手方向の長さが弾性部材19とほぼ同じとなっている短冊状の形状をしている。シート部材15としては、繊維からなる編物、組物、織物、布、不織布などが好適に適用されるが、これに限るものでなく、平状のシート部材であればよい。この平状のシート部材は、柔軟性を有する材料が好ましい。
弾性部材19は、シート部材15を現像剤担持体9に付勢するための部材であって、本実施例においては、シート部材15を保持することができるように構成されている。
弾性部材19は、シート部材15を現像剤担持体9に付勢するための部材であって、本実施例においては、シート部材15を保持することができるように構成されている。
図5(a),(b)は弾性部材19を示す概略斜視図であり、同一部材を異なる視点から見た図である。
弾性部材19は、図5に示すように、ポリウレタンフォーム等の弾性体を、現像剤担持体9と対向する円弧部19a、現像ブレード18と対向する平面部19b、長手シール部材16と対向する平面部19c等を有する形状にしたものである。そして、弾性部材19の平面部19b,19cには、長手方向に沿ったスリット19d,19eが設けられている。スリット19d,19eは、シート部材15を保持するためにシート部材15の一部が挿入されるもので、小さな幅をもった溝形状であっても、幅をもたない切れ込み形状であってもよい。
弾性部材19は、図5に示すように、ポリウレタンフォーム等の弾性体を、現像剤担持体9と対向する円弧部19a、現像ブレード18と対向する平面部19b、長手シール部材16と対向する平面部19c等を有する形状にしたものである。そして、弾性部材19の平面部19b,19cには、長手方向に沿ったスリット19d,19eが設けられている。スリット19d,19eは、シート部材15を保持するためにシート部材15の一部が挿入されるもので、小さな幅をもった溝形状であっても、幅をもたない切れ込み形状であってもよい。
ここで、弾性部材19の各部の呼称について説明する。前述した円弧部19a、平面部19b,19cを総称して「表側の面C」と呼ぶ。また、表側の面Cと反対側にある、面19j,19k,19mを「枠体と対向する側の面D」と呼ぶ。そして、表側の面Cと、枠体11と対向する側の面Dとの間にあり、表側の面Cの長手方向の両端部にそれぞれ隣り合う2つの面19h,19iを「側面E」と呼ぶ。また、表側の面Cと、枠体11と対向する側の面Dとの間にあり、表側の面Cの長手方向に交差する方向の両端部にそれぞれ隣り合う2つの面19f,19gを「端面F」と呼ぶ。以下の説明では、説明の便宜上、これらの呼称を使用する場合もある。ここで、表側の面Cは、現像剤担持体9側(回転体側)を向いている面(第1面)に相当する。また、枠体と対向する側の面Dは、第2面に相当する。
図6(a)は、本実施例のシール部材12の組立方法を説明するための図である。図6(b),(c)は、本実施例のシール部材12の組立後の状態を示す図である。
シート部材15の弾性部材19への取り付けは、図6(a)に示すように、シート部材15を弾性部材19のスリット19d,19eに押し込むことによって行われる。このとき、薄板状の部材20を用いてシート部材15を押し込むと、シート部材15を弾性部材19に取り付ける作業を容易に行うことができる。
シート部材15の弾性部材19への取り付けは、図6(a)に示すように、シート部材15を弾性部材19のスリット19d,19eに押し込むことによって行われる。このとき、薄板状の部材20を用いてシート部材15を押し込むと、シート部材15を弾性部材19に取り付ける作業を容易に行うことができる。
シート部材15は、スリット19d,19eを開くように(図6(a)に示す矢印Pの向き)弾性部材19を変形させて挿入される。これにより、弾性部材19にスリットを閉じる向き(図6(b)に示す矢印Qの向き)の反発力が発生して、スリット19d,19eの内面とシート部材15が圧接され、シート部材15は弾性部材19のスリット19d,19eに保持される(図6(b))。
なお、シート部材15の端部は、図1に示すようにスリット19d,19eから露出していても、図6(c)に示すようにスリット19d,19eから露出しないようにしてもよい。シート部材15がスリット19d,19eから露出する構成にすれば、シート部材15の長さがばらついてもスリット19d,19eに挿入される長さは変わらないので、シート部材15を保持する力がばらつくことはない。また、シート部材15がスリット19d,19eから露出しない構成にすれば、シート部材端部の繊維がほつれることにより、繊維の一部が脱落して現像剤に混入することを抑制できる。
以上説明したように、繊維からなる平状のシート部材15を弾性部材19のスリット19d,19eに挿入する構成とすることで、シート部材15と弾性部材19を接着せずに固定する(シート部材15を弾性部材19に保持させる)ことができる。
したがって、シート部材と弾性部材を有するシール部材の生産(製造)において、接着工程が不要となり、生産時の工数およびコストの低減を図ることができる。
したがって、シート部材と弾性部材を有するシール部材の生産(製造)において、接着工程が不要となり、生産時の工数およびコストの低減を図ることができる。
[他の実施例]
以下、他の実施例について説明する。以下の説明では、実施例1に対して異なる構成部分について述べることとし、実施例1と同様の構成部分については、その説明を省略する。
以下、他の実施例について説明する。以下の説明では、実施例1に対して異なる構成部分について述べることとし、実施例1と同様の構成部分については、その説明を省略する。
[実施例2]
以下に、実施例2について説明する。
図7(a)は、シール部材12周辺の概略構成を示す断面図である。
シール部材12は、実施例1で説明した構成と同じものであり、両面テープ等を用いて枠体11に固定されている。そして、シール部材12の上から現像ブレード18が組み付けられ、ビス90等で枠体11に固定される。このとき、弾性部材19のスリット19dの近傍は、枠体11と現像ブレード18の間で圧縮されている。すなわち、シート部材15のスリット19dへの挿入部近傍の領域(図7(a)に符号15a、15bで示す部分)は現像ブレード18と弾性部材19に圧接するように挟まれている。ここで、シート部材15のスリット19dへの挿入部近傍の領域は、現像剤担持体9とシール部材12が接触しない領域にある。
以下に、実施例2について説明する。
図7(a)は、シール部材12周辺の概略構成を示す断面図である。
シール部材12は、実施例1で説明した構成と同じものであり、両面テープ等を用いて枠体11に固定されている。そして、シール部材12の上から現像ブレード18が組み付けられ、ビス90等で枠体11に固定される。このとき、弾性部材19のスリット19dの近傍は、枠体11と現像ブレード18の間で圧縮されている。すなわち、シート部材15のスリット19dへの挿入部近傍の領域(図7(a)に符号15a、15bで示す部分)は現像ブレード18と弾性部材19に圧接するように挟まれている。ここで、シート部材15のスリット19dへの挿入部近傍の領域は、現像剤担持体9とシール部材12が接触しない領域にある。
このような構成にすることによって、スリット19dがシート部材15を保持する力に加えて、現像ブレード18と弾性部材19に挟んでシート部材15を保持する力が得られる。このことで、シート部材15がスリット19dから外れることを抑制できる。
また、スリット19eは、弾性部材19のうち、現像剤担持体9とシール部材12が接触しない領域(シート部材15を介して現像剤担持体9に接触する領域以外の領域)に設けられている。このような構成により、シート部材15のスリット19eへの挿入部が、現像剤担持体9と摺擦することはないので、シート部材15が現像剤担持体9との摩擦によってスリット19eからずれたり、外れたりすることを抑制できる。
なお、図7(b)に示すような直方体の弾性部材21を用いることもできる。この場合は、シール部材を枠体の形状に沿って取り付けることで、前述した弾性部材19と同様の形状を形成するようにすればよい。このようにすれば、弾性部材の加工が容易になり、弾
性部材のコストを低減することができる。
性部材のコストを低減することができる。
[実施例3]
以下に、実施例3について説明する。
図8(a)は、本実施例のシール部材22を示す概略斜視図、図8(b)は、本実施例のシール部材22を示す概略断面図である。
以下に、実施例3について説明する。
図8(a)は、本実施例のシール部材22を示す概略斜視図、図8(b)は、本実施例のシール部材22を示す概略断面図である。
本実施例のシール部材22は、実施例1と同様に、繊維からなるシート部材25と弾性部材29で構成される。本実施例では、弾性部材29のスリット29d,29eの位置が実施例1と異なっており、弾性部材29の枠体11と対向する側の面Dに、長手方向に沿うように設けられている。そして、シート部材25の一端側は、弾性部材29の表側の面Cから端面29f(F)を覆って枠体11に対向する側の面Dに回り込んで、スリット29dに挿入されている。同様に、シート部材25の他端側は、弾性部材29の表側の面Cから端面29g(F)を覆って枠体11に対向する側の面Dに回り込んで、スリット29eに挿入されている。
本実施例では、現像剤担持体9によってシール部材22が圧縮されたときに、シート部材25のスリット29d,29eへの挿入部近傍(図8(b)に符号25a,25b,25c,25dで示す部分)は、枠体11と弾性部材29に圧接するように挟まれる。
このような構成によって、スリット29d,29eがシート部材25を保持する力に加えて、枠体11と弾性部材29で挟み込むことによるシート部材25を保持する力が得られるので、シート部材25がスリット29d,29eから外れることを抑制できる。
このような構成によって、スリット29d,29eがシート部材25を保持する力に加えて、枠体11と弾性部材29で挟み込むことによるシート部材25を保持する力が得られるので、シート部材25がスリット29d,29eから外れることを抑制できる。
また、現像剤担持体9が図8(b)に示す矢印Xの向きに回転すると、シート部材25と現像剤担持体9との摩擦によって、シート部材25は矢印Xの向きに引っ張られる。したがって、現像剤担持体9の回転方向において、現像剤担持体9とシール部材22との摺擦部よりも上流側にあるスリット29eには、シート部材25をスリット29eから引き抜こうとする力が働く。本実施例では、シート部材25が弾性部材29の端面Fを回り込むようにしたので、シート部材25が引っ張られた際に発生する、シート部材25をスリット29eから引き抜こうとする力を小さくすることができる。これにより、シート部材25が弾性部材29から外れてしまうことを抑制できる。
[実施例4]
以下に、実施例4について説明する。
図9(a)は本実施例のシール部材32を示す概略斜視図、図9(b)はシール部材32を図9(a)のS1平面で切断した断面図、図9(c)は弾性部材39を示す概略斜視図である。
以下に、実施例4について説明する。
図9(a)は本実施例のシール部材32を示す概略斜視図、図9(b)はシール部材32を図9(a)のS1平面で切断した断面図、図9(c)は弾性部材39を示す概略斜視図である。
本実施例のシール部材32の弾性部材39は、枠体11と対向する側の面Dに、長手方向と直交する方向に延びる(現像剤担持体9の回転方向に沿うように)スリット39dが設けられている。
シート部材35は、弾性部材39の枠体11と対向する側の面Dから側面Eと表側の面Cを覆って巻くように取り付けられ、シート部材35の両端がスリット39dに挿入されている。これは、シート部材35は、表側の面Cを覆い、2つの側面Eを介して、枠体11と対向する側の面Dのスリット39dに挿入されていると換言できる。
シート部材35は、弾性部材39の枠体11と対向する側の面Dから側面Eと表側の面Cを覆って巻くように取り付けられ、シート部材35の両端がスリット39dに挿入されている。これは、シート部材35は、表側の面Cを覆い、2つの側面Eを介して、枠体11と対向する側の面Dのスリット39dに挿入されていると換言できる。
図10は、シール部材32を枠体11に取り付けた状態を示す模式図である。
シール部材32は、枠体11に設けられた溝部11bに嵌め込まれるように取り付けられている。溝部11bの幅31Wは、取り付け前のシール部材32の幅よりも小さくなっており、シール部材32は圧縮された状態で溝部11bに取り付けられている。
そして、シール部材32が溝部11bの内壁11cによって圧縮される圧縮方向(図10で幅31Wを示す矢印の方向)と、スリット39d(スリットの深さ方向、図10の矢印Yの方向、スリット39dを構成する弾性部材39の面)が交差するようになっている。
シール部材32は、枠体11に設けられた溝部11bに嵌め込まれるように取り付けられている。溝部11bの幅31Wは、取り付け前のシール部材32の幅よりも小さくなっており、シール部材32は圧縮された状態で溝部11bに取り付けられている。
そして、シール部材32が溝部11bの内壁11cによって圧縮される圧縮方向(図10で幅31Wを示す矢印の方向)と、スリット39d(スリットの深さ方向、図10の矢印Yの方向、スリット39dを構成する弾性部材39の面)が交差するようになっている。
本実施例では、シール部材32を枠体11の溝部11bに圧縮させながら取り付ける構成としたので、シール部材32を枠体11に接着せずに固定することができる。
また、弾性部材39が溝部11bによって圧縮されることで、シート部材35が弾性部材39と溝部11bの内壁11cに挟まれることによるシート部材35の保持力が得られる(図10に符号35c,35dで示す部分)。
同様に、弾性部材39が溝部11bの内壁11cによって圧縮されることで、スリット39dを閉じる力が働くので、スリット39dがシート部材35を保持する力が大きくなる(図10に符号35eで示す部分)。
また、弾性部材39が溝部11bによって圧縮されることで、シート部材35が弾性部材39と溝部11bの内壁11cに挟まれることによるシート部材35の保持力が得られる(図10に符号35c,35dで示す部分)。
同様に、弾性部材39が溝部11bの内壁11cによって圧縮されることで、スリット39dを閉じる力が働くので、スリット39dがシート部材35を保持する力が大きくなる(図10に符号35eで示す部分)。
そして、現像剤担持体9によってシール部材32が圧縮された状態では、シート部材35のスリット39dへの挿入部近傍(図10に符号35a,35bで示す部分)が、枠体11と弾性部材39に圧接するように挟まれる。このため、前述の実施例3と同様に、枠体11と弾性部材39でシート部材35を挟み込むことによるシート部材35を保持する力が得られる。
このように、本実施例の構成では、シート部材35の保持力を大きくすることができるため、シート部材35がスリット39dからずれたり外れたりすることを抑制できる。本実施例のように、弾性部材39が圧縮される圧縮方向(本実施例では、図10で幅31Wを示す矢印の方向)に対して交差するように、スリット39dを弾性部材39に形成することで、シート部材35の保持力を大きくすることができる。この圧縮方向と、スリットとの関係は、上記の形態に限らず、適宜設定することができる。
また、シート部材35が、弾性部材39の側面Eから表側の面Cに巻くように取り付けられることで、シート部材35と弾性部材39の間に現像剤が入りにくくなり、シート部材35と弾性部材39の間に現像剤が入り込むことによる現像剤の漏れを抑制できる。
また、シート部材35が、弾性部材39の側面Eから表側の面Cに巻くように取り付けられることで、シート部材35と弾性部材39の間に現像剤が入りにくくなり、シート部材35と弾性部材39の間に現像剤が入り込むことによる現像剤の漏れを抑制できる。
図11(a),(b)は、シール部材32の他の形態を示す概略断面図である。
シート部材35においては、図10に示すように両端が弾性部材39のスリット39dに挿入される構成に限るものではなく、図11(a),(b)に示すように、一端部のみがスリット39dに挿入される構成としてもよい。このとき、シート部材35の他端部側は、図10を用いて説明したように、弾性部材39と溝部11bの内壁11cとの間に挟まれることで保持されている。
シール部材32単体の状態では、図10に示す両端をスリットに挿入する構成の方が、シート部材35があばれない(シート部材の端部の移動が規制される)ので取り扱いがし易い。
シート部材35においては、図10に示すように両端が弾性部材39のスリット39dに挿入される構成に限るものではなく、図11(a),(b)に示すように、一端部のみがスリット39dに挿入される構成としてもよい。このとき、シート部材35の他端部側は、図10を用いて説明したように、弾性部材39と溝部11bの内壁11cとの間に挟まれることで保持されている。
シール部材32単体の状態では、図10に示す両端をスリットに挿入する構成の方が、シート部材35があばれない(シート部材の端部の移動が規制される)ので取り扱いがし易い。
[実施例5]
次に、実施例5について説明する。
図12(a)は本実施例のシール部材42を示す概略斜視図、図12(b)は弾性部材49を示す概略斜視図である。
次に、実施例5について説明する。
図12(a)は本実施例のシール部材42を示す概略斜視図、図12(b)は弾性部材49を示す概略斜視図である。
本実施例のシール部材42の弾性部材49は、実施例4のシール部材32の弾性部材39同様、枠体11と対向する側の面Dに、長手方向と直交する方向に延びるスリットが設けられているが、以下の点で弾性部材39と異なっている。
すなわち、本実施例のスリット49dにおいては、その端部49d1,49d2が、弾性部材49の端面49f(F),49g(F)に達しておらず、スリット端部が閉じた形
状(枠体11と対向する側の面Dが閉じた状態)となっている。これは、スリット49dは、スリット49dが設けられている弾性部材49の面内(枠体11と対向する側の面D内)において、該面の端部D1,D2に達しない範囲に形成されていると換言できる。
そして、弾性部材49にはシート部材45が実施例4と同様の方法で取り付けられている。ここで、シート部材45の長さは、スリット49dの長さとほぼ同じになっているので、弾性部材49の両端部はシート部材45に覆われていない状態になっている。
すなわち、本実施例のスリット49dにおいては、その端部49d1,49d2が、弾性部材49の端面49f(F),49g(F)に達しておらず、スリット端部が閉じた形
状(枠体11と対向する側の面Dが閉じた状態)となっている。これは、スリット49dは、スリット49dが設けられている弾性部材49の面内(枠体11と対向する側の面D内)において、該面の端部D1,D2に達しない範囲に形成されていると換言できる。
そして、弾性部材49にはシート部材45が実施例4と同様の方法で取り付けられている。ここで、シート部材45の長さは、スリット49dの長さとほぼ同じになっているので、弾性部材49の両端部はシート部材45に覆われていない状態になっている。
本実施例のように、スリット49dの端部が閉じた形状とすることによって、スリット49dが開きにくくなるので、シート部材45をより確実に保持することができる。
ここで、スリットの端部を閉じた形状とする形態は、本実施例に限るものではなく、シート部材を保持するために、シート部材の一部が挿入されるスリットが弾性部材に設けられる形態であれば、好適に適用することができる。
ここで、スリットの端部を閉じた形状とする形態は、本実施例に限るものではなく、シート部材を保持するために、シート部材の一部が挿入されるスリットが弾性部材に設けられる形態であれば、好適に適用することができる。
図12(c)は、プロセスカートリッジBのシール部材42周辺の概略構成を示す斜視図である。
シール部材42は実施例4と同じように、枠体11の溝部11bに嵌め込まれることで取り付けられる。そして、長手シール部材16がシート部材45の端部45aを覆うように取り付けられている。
このようにすれば、現像剤担持体9とシート部材45が摺擦したときに、シート部材45の端部45aがめくれにくくなり、シート部材45が弾性部材49から外れることを抑制できる。
シール部材42は実施例4と同じように、枠体11の溝部11bに嵌め込まれることで取り付けられる。そして、長手シール部材16がシート部材45の端部45aを覆うように取り付けられている。
このようにすれば、現像剤担持体9とシート部材45が摺擦したときに、シート部材45の端部45aがめくれにくくなり、シート部材45が弾性部材49から外れることを抑制できる。
[実施例6]
以下に、実施例6について説明する。
図13(a)は本実施例のシール部材52を示す概略斜視図、図13(b)はシール部材52を図13(a)のS2平面で切断した断面図である。図14(a)は弾性部材59を示す概略斜視図、図14(b)は、シール部材52を枠体11に取り付けた状態を示す模式図である。
以下に、実施例6について説明する。
図13(a)は本実施例のシール部材52を示す概略斜視図、図13(b)はシール部材52を図13(a)のS2平面で切断した断面図である。図14(a)は弾性部材59を示す概略斜視図、図14(b)は、シール部材52を枠体11に取り付けた状態を示す模式図である。
弾性部材59は、各側面Eにスリット59d,59eが設けられている。シート部材55は、弾性部材59の一方の側面Eから他方の側面Eまで表側の面Cを覆って巻くように取り付けられ、シート部材55の両端がそれぞれスリット59d,59eに挿入されることで固定されている。
シール部材52は、枠体11の溝部11bに嵌め込まれることで取り付けられており、実施例4と同様に、溝部11bによって長手方向に圧縮されている。
シール部材52は、枠体11の溝部11bに嵌め込まれることで取り付けられており、実施例4と同様に、溝部11bによって長手方向に圧縮されている。
本実施例の構成においても、シール部材52を枠体11に接着せずに固定することができ、また、シート部材55が弾性部材59からずれたり、外れたりすることを抑制できる。
また、シール部材52は枠体11と現像剤担持体9の間で圧縮されている。このとき、シール部材52が圧縮される方向(図14(b)に矢印Tで示す方向)と、スリット59d,59e(スリットの深さ方向、図14(b)に矢印Sで示す方向、スリット59d,59eを構成する弾性部材39の面)が交差している。
これにより、弾性部材59にはスリット59d,59eを閉じる力が働くので、シート部材55がスリット59d,59eからずれたり外れたりすることを抑制できる。
また、シール部材52は枠体11と現像剤担持体9の間で圧縮されている。このとき、シール部材52が圧縮される方向(図14(b)に矢印Tで示す方向)と、スリット59d,59e(スリットの深さ方向、図14(b)に矢印Sで示す方向、スリット59d,59eを構成する弾性部材39の面)が交差している。
これにより、弾性部材59にはスリット59d,59eを閉じる力が働くので、シート部材55がスリット59d,59eからずれたり外れたりすることを抑制できる。
9…現像剤担持体、9a…現像剤収容部、11…枠体、12…シール部材、15…シート部材、19…弾性部材、19d,19e…スリット、B…プロセスカートリッジ
Claims (16)
- 現像剤収容部を構成する枠体に取り付けられ、前記枠体と、前記枠体に対して回転可能に設けられた回転体との間から現像剤が漏れるのを防ぐシール部材において、
前記シール部材は、
前記回転体に対して摺動可能となる平状のシート部材と、
前記シート部材を前記回転体に付勢するための弾性部材であって、前記シート部材を保持する弾性部材と、
を有し、
前記弾性部材には、前記シート部材を保持するために前記シート部材の一部が挿入されるスリットが設けられていることを特徴とするシール部材。 - 前記シート部材は、繊維からなることを特徴とする請求項1に記載のシール部材。
- 前記スリットは、前記弾性部材のうち、前記シール部材が前記枠体に取り付けられたときに前記回転体側を向いている面に設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のシール部材。
- 前記スリットは、前記弾性部材のうち、前記シール部材が前記枠体に取り付けられたときに前記シート部材を介して前記回転体に接触する領域以外の領域に設けられていることを特徴とする請求項3に記載のシール部材。
- 前記スリットは、前記弾性部材のうち、前記シール部材が前記枠体に取り付けられたときに前記回転体側を向いている第1面とは反対側の第2面に設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のシール部材。
- 前記スリットは、前記回転体の回転軸方向に沿うように前記第2面に形成され、
前記弾性部材には、前記第1面の前記回転軸方向に交差する方向の両端部にそれぞれ隣り合う2つの端面が、前記第1面と前記第2面との間に形成され、
前記シート部材は、前記第1面を覆い、前記2つの端面を介して、前記第2面のスリットに挿入されることで前記弾性部材に保持されていることを特徴とする請求項5に記載のシール部材。 - 前記スリットは、前記回転体の回転方向に沿うように前記第2面に形成され、
前記弾性部材には、前記第1面のうちの前記回転体の回転軸方向の両端部にそれぞれ隣り合う2つの側面が、前記第1面と前記第2面との間に形成され、
前記シート部材は、前記第1面を覆い、前記2つの側面を介して、前記第2面のスリットに挿入されることで前記弾性部材に保持されていることを特徴とする請求項5に記載のシール部材。 - 前記弾性部材には、前記シール部材が前記枠体に取り付けられたときに前記回転体側を向いている第1面のうちの前記回転体の回転軸方向の両端部にそれぞれ隣り合う2つの側面が、前記第1面とは反対側の第2面と前記第1面との間に形成され、
前記スリットは、前記側面に設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のシール部材。 - 前記スリットは、前記スリットが設けられている前記弾性部材の面内において、該面の端部に達しない範囲で形成されていることを特徴とする請求項3乃至8のいずれか1項に記載のシール部材。
- 画像形成装置本体に着脱可能なカートリッジにおいて、
現像剤が収容される現像剤収容部を構成する枠体と、
前記枠体に対して回転可能に設けられた回転体と、
前記枠体に設けられ、前記枠体と前記回転体との間から現像剤が漏れるのを防ぐ請求項1乃至9のいずれか1項に記載のシール部材と、
を有することを特徴とするカートリッジ。 - 前記シール部材は、前記枠体に設けられた溝部に嵌め込まれることで前記枠体に取り付けられていることを特徴とする請求項10に記載のカートリッジ。
- 前記シール部材は、前記溝部の内壁によって圧縮されており、
前記スリットは、前記シール部材が圧縮される圧縮方向に対して交差するように設けられていることを特徴とする請求項11に記載のカートリッジ。 - 前記シール部材は、前記回転体と前記枠体との間で圧縮されており、
前記スリットは、前記シール部材が圧縮される圧縮方向に対して交差するように設けられていることを特徴とする請求項11に記載のカートリッジ。 - 画像形成装置本体に着脱可能なカートリッジにおいて、
現像剤が収容される現像剤収容部を構成する枠体と、
前記枠体に対して回転可能に設けられた回転体と、
前記枠体に設けられた溝部に嵌め込まれ、前記枠体と前記回転体との間から現像剤が漏れるのを防ぐシール部材と、
を有し、
前記シール部材には、
前記回転体に対して摺動可能となる平状のシート部材と、
前記シート部材を前記回転体に付勢するための弾性部材と、
が設けられ、
前記弾性部材には、前記シート部材の一端が挿入されるスリットが設けられ、
前記シート部材は、一端が前記スリットに挿入され、他端が前記弾性部材と前記溝部の内壁との間に挟まれることで保持されていることを特徴とするカートリッジ。 - 前記回転体は、前記現像剤収容部に収容された現像剤を担持する現像剤担持体であることを特徴とする請求項10乃至14のいずれか1項に記載のカートリッジ。
- 前記回転体は、表面に形成された潜像が現像剤で現像される像担持体であり、
前記現像剤収容部には、前記像担持体の表面から除去された残留現像剤が収容されることを特徴とする請求項10乃至14のいずれか1項に記載のカートリッジ。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013272418A JP2015125446A (ja) | 2013-12-27 | 2013-12-27 | シール部材及びカートリッジ |
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