JP6462231B2 - 溶接ワイヤーおよびこれを用いた溶接構造体の製造方法 - Google Patents

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本発明は、溶接ワイヤー及び溶接構造体に関する。
FeCrAl合金フェライト系ステンレス鋼は非常に優れた耐高温酸化性を有し、電熱器の発熱体や燃焼筒、自動車排ガス経路の触媒コンバーター等、高温に曝される部位の材料として使用されている。FeCrAl合金フェライト系ステンレス鋼が優れた耐高温酸化牲を示すのは、高温下で材料表面に主にAl酸化物からなる強固で緻密な酸化皮膜を形成し、これが酸化に対して保護層の役割を果たすからである。しかし、このFeCrAl合金フェライト系ステンレス鋼は、低温靭性と溶接性が他のフェライト系ステンレス鋼よりも著しく劣る。このため、低温靭性が大きな問題とならないよう板厚0.5mm未満の薄板、箔用途で、かつ、溶接性が大きな問題とならないようスポット溶接、プロジェクション溶接用途に限定して使用されてきた。
近年、石油を代表とする化石燃料の枯渇化CO2排出による地球温暖化現象等の問題から、クリーンなエネルギーとして燃料電池が注目されている。中でも、固体酸化物型燃料電池(以下SOFCと称する)は作動温度エネルギー効率燃料電池の中では最も高く、小型化・軽量化し易い等の利点があることから従来の発電システムに替わる次世代型発電システムとして高く評価されている。
SOFCは、燃料導入管に燃料と水蒸気を導入してガス流路板内を通し、改質器にて燃料と水蒸気との触媒反応を行うことにより水素が精製される。水素はマニホールド内を通って電池(単セル)に送られ空気と反応することによって発電される。また、電池(単セル)で発生する余剰水素は電池(単セル)上部のバーナー熱供給源となり改質器の触媒反応熱として利用される。これらすべてを筐体の内部で、作動させているため、SOFCは改質器だけでなくシステムの大部分が500℃以上の高温環境に曝されるという特長がある。
SOFCに使用されている耐熱部材は、筐体、改質器、集電板、マニホールド、燃料配管で使用環境が500〜1000℃程度とCr被毒による電池性能低下があることから、耐Cr蒸発性が必要でありFeCrAl合金フェライト系ステンレス鋼が適用できる。しかし、いずれも複雑な構造であり溶接による接合を用いることから溶接性および溶金属部の靭性が必要である。
特開2001−316773号公報 特開2004−307918号公報
FeCrAl合金フェライト系ステンレス鋼に溶融溶接を行うと、種々の欠陥を生じることが知られる。入熱が低いと溶け込み性に劣るため未溶接部の切欠きを起点とした脆性破壊を生じやすい。また、入熱が高いと、微細な溶接高温割れを起点とした脆性破壊を生じやすい。これらの破壊は溶接後冷却したのちの残留応力や取扱い時の衝撃などによって容易に発生することがありFeCrAl合金フェライト系ステンレス鋼の使用を制限する大きな理由の一つであった。この課題を解決するために、溶接心線をSUS430J1L系などのα単相系としたり、Ni基合金とすることは、溶金属部の低温靭性に対しては有効である。しかし、Alを含まないα単相心線は耐水蒸気酸化性や耐Cr蒸発性に劣ること、Ni基高合金心線はγ相を含むため加熱、冷却の繰り返しによる熱疲労特性に対し不利であることから、これらの心線の適用範囲は限定されるのが実状であった。
本発明は、TIG,MIGおよびレーザー溶接によって板厚0.5mm〜2.0mmの2つの被溶接材を溶接した場合に、500〜1000℃程度の水蒸気環境に曝される部位で使用されても異常酸化されにくく、かつ、靭性および耐Cr蒸発性に優れる溶接金属部を形成することが可能な溶接ワイヤー、並びにこのような特性を有する溶接金属部を備える溶接構造体を提供することを課題とする
上記の課題は、質量%で、C:0.02%以下,Si:0.5%以下,Mn:1.0%以下,S:0.005%以下,Ni:0.5%以下,Cr:15〜19.40%,N:0.03%以下,NbおよびTi:1種以上を合計で0.1〜0.57%,Al:1.5%以上3.5%未満を含み、残部がFeおよび不可避的不純物からなる組成を有する溶接ワイヤーにより解決される
また、上記の課題は、板厚が0.5〜2.0mmの2つの被溶接材、前記溶接ワイヤーを用い被覆アーク,TIG,MIGまたはレーザー溶接によって溶して溶接金属部を形成する溶接構造体の製造方法であって、前記溶接金属部の常温における衝撃値が20J/cm2以上である溶接構造体の製造方法により解決される。
本発明に係る溶接ワイヤーおよびそれを用いた溶接によって、靭性および耐Cr蒸発性に優れる溶接金属部を備えた溶接構造体を得ることが出来る。
本発明者らは、FeCrAl合金フェライト系ステンレス鋼を素材とする溶接ワイヤーの溶接性および溶接金属部の靭性を向上する手段を種々検討した結果、この合金系においてはNbまたはTiを添加したAl含有溶接ワイヤーの適用が最も効果的であること、さらにBやREMを添加することが有効であることを知見し本発明に至った。
まず、NbやTiは、フェライト系ステンレス鋼の炭窒化物生成元素として一般的に添加される元素として知られている。溶金属部の靭性への影響を調査した結果、炭窒化物を生成するよりも固溶元素として有効に作用することを明らかにした。すなわち脆性破壊の起点として知られる粒界に一定量偏析することにより、粒界強度を増加させ脆性破壊を抑制させると推定される。なお、NbやTiが炭窒化物として存在する場合は、固溶している状態よりも靭性が若干低下するものの、無添加でCr炭化物を形成する場合よりも著しい改善が認められる。これは、粒界に薄膜状に生成するCr炭窒化物が靭性に悪影響を及ぼしており、この弊害をNbやTiが抑制したものと考えられる。
Bは一般にフェライト系ステンレス鋼の二次加工性を向上させる元素として知られている。Bを添加して加工性を改善したFeCrAl合金フェライト系ステンレス鋼としては、前述の特許文献1や特許文献2に記載がある。これらは、B添加による溶接金属部の靭性改善効果については述べられていない。本発明では、Bを添加することにより、溶接金属部の靭性が向上することを確認した。この理由はまだ明らかにできていないが、BはPやSよりも優先的に溶金属の粒界に偏析することで、耐酸化性や二次加工性に有害なPやSの粒界への偏析を抑制し、Bが粒界の結合強度を向上させたためと推察される。
本発明では必要に応じREMを添加できる。REMが溶金属の靭性を改善する理由も明確ではないが、溶接中に多量に生成するAl23が溶金属中に混入し、脆性破壊の起点となるのを抑制する効果があると推定される。
以下に本発明に係る溶接ワイヤーに含まれる各元素の限定理由を述べる。
高Al含有フェライト系ステンレス鋼においては、C含有量が高くなると、スラブやホットコイルの靭性が劣化し、製造性が低下する。溶金属部の靭性に対しては、固溶Cは靭性を大きく劣化させるとともに、Cr炭化物を形成した場合にも、脆性破壊の起点になり得る。したがって、Cは可能な限り低い方が望ましく、C含有量の上限を0.02%以下に限定する。
Siは、フェライト系ステンレス鋼の耐高温酸化性を改善させる反面、靭性を劣化させる。また、Al含有フェライト系ステンレス鋼においては、Si酸化物の生成が徹密なAl酸化物層の形成を阻害し、耐高温酸化特性を低下させる場合がある。溶金属部の靭性および耐高温酸化性の観点からSiは低い方が好ましく、Siの含有量を0.5%以下に限定する。
Mnは、少量の添加では、溶接金属部の靭性に悪影響を及ぼさないため、適宜添加可能である。しかし、多量に添加するとフェライト相を不安定化させ溶金属部に硬質なマルテンサイト相を生成させたり、使用中にMn系酸化物を生成して、徹密なAl酸化物層の形成を阻害し、耐高温酸化特性に悪影響を及ぼす。したがって、耐高温酸化特性を維持するために、Mnの含有量を1.0%以下に限定する。
Pは、溶接金属部の耐高温酸化性および低温靭性に悪影響を及ぼすので、その含有量を0.04%以下に限定する。
Sは、鋼中に不可避的に含まれる成分であり、Al23皮膜の形成を著しく阻害する。また、溶金属部の粒界に偏析しやすく、この脆弱化した粒界が脆性破壊の起点となりやすいため、可能な限り低い方が好ましい。したがって、S含有量は0.005%以下に限定する。
Crは、耐高温酸化性を向上させる元素として基本的かつ有効な元素であり、良好な耐高温酸化性を得るためには15%以上の添加が必要である。しかし、過剰の添加は、鋼素地および溶金属部の低温靭性を劣化させる。したがって、Cr含有量は15〜20%に限定する。
Nは、鋼中のAlと結合してAlNを形成し、溶金属部の脆性破壊の起点となるとともに異常酸化の起点となる。特に、Tiを添加した成分系の場合は、TiNを形成し同様な悪影響をもたらす。したがって、N含有量は可能な限り低い方が好ましく0.03%以下に限定する。
Alは、Crと同様、耐高温酸化性を得るために最も重要な元素である。また、SOFC用途においては、Cr蒸発によるセルスタック性能低下を抑制するために必要不可欠な元素である。優れた耐高温酸化性および耐Cr蒸発性は、鋼の表面に形成される徹密なAl酸化物によって得られ、この層を形成させるのに必要なAl含有量は1.5%以上である。しかし、Alを過剰に含有させると溶金属部の靭性が劣化するので、上限を3.5%未満に限定する。
NbおよびTiは、鋼中のCやNと結合して溶金属部の靭性を著しく改善する効果がある。また、Nbは溶金属部の結晶粒大化を抑制し、粗大化による靭性延下を抑制する効果も有する。さらに、Nbを添加すると鋼材の高温強度が上がるとともに、被膜が成長する過程で生じる応力を緩和させて、材料の変形を防止する。しかし、過剰に添加すると、溶金属部の靭性が劣化する。一方、Tiは、材料表面に形成された酸化皮膜の密着性を高めるのに効果がある。しかし、過剰に添加すると溶金属部の靭性を劣化させるとともに、酸化成膜中にTi酸化物を生成して、Al酸化皮膜の欠陥部を増加させ耐高温酸化性を劣化させる。以上より溶金属部の靭性の観点からNbおよびTiは、単独および複合添加のいずれでもよく、これらの添加の効果を上げるためには合計で0.1%以上の添加が必要である。また、過剰添加による弊害を避けるために上限は合計で0.57%以下とする。
Bは前述したように、溶金属部の粒界に偏析し粒界強度を高めることにより靭性を改善する。このような効果は、0.0005%以上で現れるが、0.003%を超えて添加すると溶接性、衝撃、熱間加工性等に対して悪影響をおよぼす。好ましくは、0.0005%以上0.002%未満である。
REMは、溶金属部に存するAl23減させ脆性破壊の起点を減少させることにより、溶金属部の靭性を改善させる。またREMは、耐水蒸気酸化性の向上にも非常に有効な元素であり、これらの効果を得るためには0.001以上の添加が必要である。一方、過剰な添加は、溶金属部の靭性を著しく低下させるため、上限値を0.08%とした。好ましくは0.04%以下である。
その他の合金元素については、本特許では特に規定していないが、一般的に鋼の靭性を低下させるSn,Bi,Pb,Znなどは可能な限り低減する必要がある。また、高温強度の改善に有効なMo,W,Cu,Zr,Taなどの合金元素や耐高温酸化性の向上に有効なMg,Ca,Yなどの合金元素は、必要に応じ適宜添加することが可能である。
被溶接体の化学成分は耐Cr蒸発性の観点からJISG4312(耐熱鋼板)に規定されたSUH−21の成分範囲であることが好ましく、更には、請求項1で示される成分範囲に調整されていることが好ましい。
溶接方法は、溶接入熱が比較的低いTIG、MIG、レーザー溶接とすることが好ましい。また、被溶接材の板厚は0.5mm未満であるとワイヤーを供給する溶融溶接の適正条件が得られにくいためワイヤー供給なしとするのが好ましく、板厚が2.0mmを超えると入熱が大きく脆性破壊を生じやすいため、0.5mm〜2.0mmの範囲とした。
なお、溶接構造は、溶接欠陥が少ない構造とするのが好ましく、例えばJISZ3001(溶接用語)に規定される突合せ継手、重ね継手、へり継手などが好適である。
上記溶接法によって得られる溶接構造体の溶接金属部は、靭性の確保のため、質量%で、C:0.02%以下,Si:0.5%以下,Mn:1.0%以下,S:0.005%以下,Ni:0.5%以下,Cr:15〜19.40%,N:0.03%以下,NbおよびTi:1種以上を合計で0.1〜0.57%,Al:1.5%以上3.5%未満を含み、残部がFeおよび不可避的不純物の組成とする。これによって、当該溶金属部の常温における衝撃値が20J/cm2以上の溶接構造体を得ることが出来る。
また、耐Cr蒸発性確保のため、上記溶接構造体は500℃以上に曝される部位が上記組成の溶金属部にて構成されていることが好ましい。
表1に供試材の化学成分値を示す。表1に示す成分の鋼種No.1〜10を真空溶解し、10mmφの丸棒に鍛造後、焼鈍およびスウェージング加工を繰り返して1.0mmφの溶接ワイヤーを作製した。鋼No.1は、板厚30mmに切出し、板厚4.0mmに熱間圧延を施した後、焼鈍および冷間圧延を行って、1.5mmの冷延焼鈍板を作製した。得られた冷延焼鈍板から、50×200mmの大きさの試験片を作製し、TIG溶接により突合せ継手溶接となるよう溶接を行った。この時のTIG溶接条件は、電流:60A、電圧:14V、速度:100mm/min、トーチガス流量:5L/min、バックシールガス流量:0L/minであり、ワイヤーの供給速度は8〜15cm/min(心線径:0.8〜1.2)であった。
Figure 0006462231
溶接性を確認するため、0℃に冷却、1h保持後外観検査を行った。保持により割れが発生しなかったものを合格、発生したものを不合格とした。溶接金属部の強度を調査するため、溶接線に平行にノッチを入れたシャルピー試験片を用いてJISZ3111に記載の25℃におけるVノッチシャルピー衝撃試験を実施し衝撃値を求めた。衝撃値が20J/cm2以上の継手を合格、それ未満を不合格と判定した。得られた溶接継手を用い、50%H2Oを含む空気中で800℃、50h加熱を行い耐Cr蒸発性を評価した。入側より200ml/minのガスを流し出側のガスを冷却し水を補集したのち、水中に含まれるCr量を分析した。1ppm以下を合格、それ以上を不合格とした。
表2に評価結果をまとめて示す。本発明のワイヤーNo.1〜7は、溶金属部の靭性を確保するためにワイヤーの成分調整を行っているため溶接性および溶接金属部の靭性ともに目標とする値を満足していた。また、ワイヤー成分中に適切なAlを含んでいるため溶接継手全体の耐Cr蒸発性にも優れていた。
Figure 0006462231
ワイヤーNo.8〜11は比較例である。Alを含まないワイヤーNo.8およびNo.9は溶接性および溶接金属部の靭性は比較的良好であったものの、溶金属部のAl量が少ないため、品質的に耐Cr蒸発性が本発明例よりも劣っていた。Alを多量に含むワイヤーNo.11は耐Cr蒸発性には優れるものの溶接金属部の靭性に劣っていた。また、ワイヤーNo.10の鋼はAlを過剰に含んでいたために溶接後の0℃保持に割れが発生してしまい、以降の評価が実施できなかった。
本願に記載の溶接ワイヤーを用いることにより溶金属部の低温靭性が向上するので、溶接構造の信頼性が向上する。さらに、溶金属部にAlを含有するため溶接構造体の耐高温酸化性および耐Cr蒸発性も向上する。このため、耐熱性が必要とされる各種燃焼器用の部品特にSOFC用耐熱部品として好適な溶接構造体が得られる。

Claims (5)

  1. 質量%で、C:0.02%以下,Si:0.5%以下,Mn:1.0%以下,S:0.005%以下,Ni:0.5%以下,Cr:15〜19.40%,N:0.03%以下,NbおよびTi:1種以上を合計で0.1〜0.57%,Al:1.5%以上3.5%未満を含み、残部がFeおよび不可避的不純物からなる組成を有する溶接ワイヤー。
  2. 更にB:0.0005〜0.0030%を含有する請求項1に記載の溶接ワイヤー。
  3. 更にREM:0.001〜0.080%を含有する請求項1又は2に記載の溶接ワイヤー。
  4. 板厚が0.5〜2.0mmの2つの被溶接材、請求項1〜3のいずれか一項に記載の溶接ワイヤーを用い被覆アーク,TIG,MIGまたはレーザー溶接によって溶して溶接金属部を形成する溶接構造体の製造方法であって、
    前記溶接金属部の常温における衝撃値が20J/cm2以上である溶接構造体の製造方法
  5. 前記溶接構造体が固体酸化物型燃料電池の耐熱部材に用いられる請求項4に記載の溶接構造体の製造方法
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