JP6461701B2 - 投光器 - Google Patents
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Description
ック面に可動部材が上から当接することによって、第1ロック面と可動部材の支点との間で可動部材が突っ張った状態(固定部材と可動部材とが係合した状態)が形成される。従って、第1ロック機構によるロック状態(可動部材によって支柱の傾きを規制できる状態)を形成できる。
投光器1は、台車10と、台車10に固定された補強フレーム20と、補強フレーム20によって支持される支柱30と、支柱30の上端に取り付けられる照明灯40と、照明灯40に電力を供給するための電源ユニット50等を備える。本形態の投光器1は、台車10に照明灯40およびその支柱30を補強フレーム20で起伏可能に取り付けて電源ユニット50を一緒に載せたものである。なお、本形態の投光器1は、台車10を除く部分(補強フレーム20、支柱30、照明灯40および電源ユニット50)を、台車10から取り外すことも可能であり、この部分を投光器付き補強フレームと呼ぶこともできる。投光器付き補強フレームは、各種の形態の台車や、移動式の支持台や筐体に取り付けて用いることが可能である。
補強フレーム20は金属製であり、幅方向Xに延在する下フレーム21および上フレーム22と、下フレーム21と上フレームに上下の端部が固定された左右一対の縦フレーム23と、2本の縦フレーム23の間に配置された下部支柱24と、下部支柱24の上端の高さで幅方向Xに延在する中間フレーム25を備える。本形態では、下フレーム21および上フレーム22がアングル材であり、縦フレーム23は金属管である。下フレーム21は、後方フレーム14の下端に設けられた下フレーム17の上に重なっており、下フレーム17に固定されている。一方、上フレーム22は、左右一対の縦フレーム16の上端の間で幅方向Xに延在する。上フレーム22の両端は、それぞれ、縦フレーム16の上端に前方Y1から当接してネジ固定されている。
向Zに重なる側板部の間に配置され、その上下端が、上下方向Zに延びる側板部に前方から当接して固定されている。
図4は投光器1の部分断面図であり、図4(a)は図3(a)のC−C位置で切断した断面図、図4(b)は図3(a)のD−D位置で切断した断面図である。図3、図4に示すように、支持機構60は、上フレーム22の水平な側板部の下側で、鉛直になった側板部から前方Y1に突出する一対のブラケット61A、61Bと、ブラケット61A、61Bの間に配置される支柱支持部材62を備える。支柱支持部材62には、幅方向Xの両側に向けて突出する回転軸63A、63Bが設けられている。支柱支持部材62は、回転軸63A、63Bおよびブラケット61A、61Bを介して、幅方向Xに延びる回転軸線Lを中心として回転可能に支持される。
の一端が回転軸63A/63Bに固定され、他端がブラケット61A/61Bに固定される。ダンパー機構66A、66Bは、照明灯40付きの支柱30および支柱支持部材62が前方Y1に倒れる方向(折り畳み方向P1)に回転するときに、これらの荷重による回転トルクを緩衝する作用を持つ。従って、支柱支持部材62および照明灯40付き支柱30付き照明灯40が前方Y1に倒れるときに、照明灯40の荷重によって大きな回転トルクが生じ、急激に倒れることを回避できる。
第1ロック機構70は、支柱支持部材62の折り畳み方向P1への回転を規制することにより、支柱支持部材62に固定された支柱30を起立位置30Aにロックする機構である。図1、図3、図4等に示すように、第1ロック機構70は、中間フレーム25の上側の端面に載っており中間フレーム25に溶接等により固定された固定部材71と、固定部材71の上方に配置された可動部材72と、可動部材72を支柱支持部材62に回転可能に取り付ける支軸73を備える。可動部材72は、細長い棒状部材である。可動部材72の一端(上端)は、溝型部65の一方の側板部65bの前端部に対し、支軸73によって回転可能に取り付けられる。これにより、可動部材72は、支柱支持部材62の回転軸線Lから離れた位置にある回転軸線L1を中心として回転可能となる。可動部材72は、支柱30が起立位置30Aに位置する状態では、上フレーム22から前方Y1に突出する溝型部65の前端部から自重によって下向きに延びており、その先端面72aは下方Z2を向いている。この位置が、可動部材72の第1ロック位置72Aである。
第2ロック機構80は、第1ロック機構70と同様に、支柱支持部材62の折り畳み方向P1への回転を規制することにより、支柱30を起立位置30Aにロックする機構である。図5は、ロック解除動作および支柱30の折り畳み動作の説明図であり、図6は、支柱30の起立動作およびロック動作の説明図である。図5(a)に示すように、第2ロック機構80は、下部支柱24の上端で上下動可能に支持される係合部材81と、係合部材81を上方Z1に付勢する付勢部材82と、支柱支持部材62の下端に設けられた被係合部83を備える。図1(b)、図5(a)等に示すように、被係合部83は、支柱支持部材62の筒状部64の下端に設けられた平板状の部位である。上述したように、支柱支持部材62は本発明の支柱の下端部分に相当するので、被係合部83が本発明の支柱の下端
に相当する。
図5を参照して、第1ロック機構70および第2ロック機構80による2重ロックを解除するロック解除動作、および支柱30の折り畳み動作を説明する。図5(a)は、第1ロック機構70および第2ロック機構80がいずれもロック状態になっている状態を示す。すなわち、第1ロック機構70の可動部材72は第1ロック位置72Aに位置し、第2ロック機構80の係合部材81は第2ロック位置81Aに位置する。これにより、支柱30が起立位置30Aにロックされる。
ク面77と支軸73との間で可動部材72が突っ張った状態になってしまう。この状態では、可動部材72を回転させて第1ロック面77の上から移動させることはできず、ロックを解除することはできない。そこで、最初に可動部材72を回転させて、第1ロック機構70によるロックを解除し、しかる後に第2ロック機構80のロックを解除しなければならない。
以上のように、本形態の投光器1は、照明灯40を取り付けた支柱30が起伏可能であるため、支柱30を倒すことにより、投光器1を低重心でコンパクトな形態にすることができる。よって、移動時の取り回しが容易である。また、支柱30は、第1ロック機構70および第2ロック機構80によって起立位置30Aにロックされる。このような2重ロックを設けることで、不用意にロックが外れて支柱30が急に倒れるおそれを少なくする
ことができる。
(1)上記形態において、第1ロック機構70の固定部材71と可動部材72の一方あるいは両方を磁石とし、磁力によって可動部材72を第1ロック位置72Aで保持することができる。このようにすると、第1ロック機構70のロック状態で、可動部材72ががたつくことを回避できる。よって、固定部材71と可動部材72の接触による騒音を少なくすることができる。また、振動等によって不用意に第1ロック機構のロックが外れることを回避できる。例えば、可動部材72を鉄などの磁石に吸着される素材とし、固定部材71の縦板部76を磁石で構成すればよい。
10…台車
11…支持台
11a…横材
11b…縦材
12a…前輪
12b…後輪
13…前方フレーム
14…後方フレーム
15…取付管
16…縦フレーム
17…下フレーム
18…三角プレート
19…操作部
20…補強フレーム
21…下フレーム
22…上フレーム
23…縦フレーム
24…下部支柱
24a…突出板
25…中間フレーム
26…切り欠き部
27…湾曲壁
28…切り欠き溝
30…支柱
30A…起立位置
30B…折り畳み位置
31…第1支柱
32…第2支柱
33…取付部
40…照明灯
50…電源ユニット
60…支持機構
61A、61B…ブラケット
62…支柱支持部材
63A、63B…回転軸
64…筒状部
65…溝型部
65a…底板部
65b…側板部
66A、66B…ダンパー機構
70…第1ロック機構
71…固定部材
72…可動部材
72A…第1ロック位置
72a…先端面
73…支軸
74…水平部
75…傾斜部
76…縦板部
77…第1ロック面
80…第2ロック機構
81…係合部材
81A…第2ロック位置
81B…ロック解除位置
82…付勢部材
83…被係合部
84…係合爪
85…操作板
86…連結板
87…傾斜面
88…第2ロック面
L…回転軸線
L1…回転軸線
L2…回転軸線
P1…折り畳み方向
P2…起立方向
X…幅方向
Y…前後方向
Y1…前方
Y2…後方
Z…上下方向
Z1…上方
Z2…下方
Claims (11)
- 台車と、
前記台車に支持され、上下方向に延びる起立位置、および前記起立位置に対して傾いた折り畳み位置に移動可能な支柱と、
前記支柱の上端に取り付けられる照明灯と、
前記支柱を前記起立位置でロックする第1ロック機構および第2ロック機構を有し、
前記第1ロック機構と前記第2ロック機構のうちの一方は、他方のロックが解除された状態では、ロックを解除できないことを特徴とする投光器。 - 前記第1ロック機構および前記第2ロック機構は、
前記支柱が前記折り畳み位置から前記起立位置に移動することにより、ロック状態に切り換わることを特徴とする請求項1に記載の投光器。 - 前記台車に固定された補強フレームを有し、
前記補強フレームを介して前記支柱が前記台車に支持されることを特徴とする請求項1または2に記載の投光器。 - 前記第1ロック機構は、
前記支柱に回転可能に取り付けられ、前記支柱が前記起立位置に位置する状態で、自重によって他端が鉛直方向下方を向く第1ロック位置に移動する可動部材と、
前記補強フレームに固定され、前記第1ロック位置に位置する前記可動部材と係合可能な固定部材と、を備えることを特徴とする請求項3に記載の投光器。 - 前記固定部材は、前記第1ロック位置に位置する前記可動部材に対して下側から当接可能な第1ロック面を備えることを特徴とする請求項4に記載の投光器。
- 前記可動部材は、前記支柱が前記起立位置に位置する状態で、前記第1ロック位置から180度以上回転して前記補強フレームに載る位置に移動可能であることを特徴とする請求項4または5に記載の投光器。
- 前記第1ロック機構は、前記可動部材と前記固定部材との間に作用する磁力によって前記可動部材を前記第1ロック位置で保持することを特徴とする請求項4ないし6のいずれかの項に記載の投光器。
- 前記第2ロック機構は、
前記補強フレームによって上下動可能に支持される係合部材と、
前記係合部材を上方に付勢する付勢部材と、を備え、
前記係合部材は、前記起立位置に位置する前記支柱の下端と係合する第2ロック位置、および前記第2ロック位置よりも下側で前記支柱の下端と係合しないロック解除位置に移動可能であることを特徴とする請求項3ないし7のいずれかの項に記載の投光器。 - 前記係合部材は、
前記支柱が前記起立位置に向けて回転する際に前記支柱の下端が移動する移動方向の前方に向かうに従って上昇する傾斜面と、
前記傾斜面に対して前記移動方向の前方に位置しており、前記支柱の下端と係合可能な第2ロック面と、を備えることを特徴とする請求項8に記載の投光器。 - 前記起立位置から前記折り畳み位置に向かう前記支柱の倒れ動作による回転トルクを緩衝するダンパー機構を備えることを特徴とする請求項1ないし9のいずれかの項に記載の
投光器。 - 前記支柱を前記折り畳み位置でロックする第3ロック機構を有することを特徴とする請求項1ないし10のいずれかの項に記載の投光器。
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