JP5692833B1 - アオリ水平固定装置及びアオリ水平固定装置付きアオリ開閉補助装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車体に装着した構造なので保管の煩わしさがなく簡単な操作でアオリを水平状態に固定することができるとともに、シンプルな構造で剛性を出せるようにしており作製コストを安価にできるアオリ水平固定装置を提供する。【解決手段】床組み14に固定された架台20と、アオリ10の回動に連動して相対運動するリンク機構22と、リンク機構22に設けられた突起部材24と、突起部材24が当接する当接位置と当接しない退避位置との間で回動する回動片26と、当接位置に回動片26を位置決めする位置決め手段28と、退避位置に回動片26を着脱自在に固定する固定手段30と、で構成される。【選択図】図1

Description

本発明はトラックやトレーラ等のアオリを水平状態に固定するためのアオリ水平固定装置と、そのアオリ水平固定装置付きアオリ開閉補助装置に関する。
トラックやトレーラ等の荷台にはアオリが設けられている。アオリは、荷台の床組みを構成する床枠にヒンジ(蝶番)を介して回動自在に支持されており、荷物の積み下ろしの際に垂直な上向き状態から下向き状態に約180°回動できるようになっている。
トラックやトレーラ等のアオリは、大きく重量も重いため、人力での開閉(回動)作業は難しい。このことから、トラックやトレーラ等の車体には、アオリの開閉を小さな力でも行えるようにするためのアオリ開閉補助装置が通常設けられている(例えば特許文献1)。
ところで、トラックやトレーラ等からの荷物の積み下ろしにおいて、作業者は、荷物を積載した後に積載荷物の荷崩れを防止するため、緩衝板(例えば発泡スチロール板)を積載荷物の間に縦方向に挟み込む作業を行うことがある。この場合、作業者は積載荷物が置かれていない僅かなスペースの荷台縁に立って行わなくてはならず、作業がしにくいとともに荷台から落下する危険がある。
このようなことから、アオリを必要に応じて水平状態に固定するためのアオリ水平固定装置が提案されている。アオリ水平固定装置に必要な条件としては、使用しない状態では荷台周囲、即ち床組みから外側に突出しないこと、水平状態のアオリに作業者が乗って作業しても十分な剛性を確保できることが必要とされる。さらには、アオリ水平固定装置は、トラックやトレーラ等の利便性を上げるための付帯装置であり、作製コストができるだけ安価なことが好ましい。
従来のアオリ水平固定装置としては、トラックのボディ側面にステーをボルトで固定し、そのステーの溝にスライド自在な爪付き水平固定具の爪を差し込んでアオリを水平状態に支持する。これにより、アオリを水平状態に維持するための受け台を作成する。そして、アオリを水平状態に固定する場合には、爪付き水平固定具をアオリの幅方向にスライドさせた後にアオリを爪付き水平固定具の上に載るように回動させる。そして、ジョイント付き水平固定具のボルトと板状部材とでアオリと爪付き水平固定具の先端部を挟み込んで固定する(特許文献2)。これにより、アオリを水平状態に固定することができる。
別のアオリ水平固定装置は、車体に固定された固定部材に対して揺動腕を摺動及び回動させて揺動腕のピンを固定部材の貫通溝に係合させる。これにより、荷台周囲から揺動腕を水平状態に突出した状態で揺動腕を固定部材に支持する。この状態でアオリを垂直状態の上向きから下向きに回動させると、一端がアオリの下端部に回動自在に支持された回動リンクと、一端が車体に回動自在に従動リンクとをピンを介して連結した取り付け部材が連動して動く。これにより、回動リンクの係合部が揺動腕の先端部に形成された係合溝に係合する。この結果、アオリと揺動腕の先端部との間に回動リンクが略垂直な支持棒として介在し、アオリが水平状態に固定される(特許文献3)。これにより、アオリ水平固定装置は、車体に装着した構造であっても、使用しない状態では荷台周囲から外側に突出しないようにできる。
特開平8−53075号公報 特開2011−68329号公報 特開平8−216932号公報
しかしながら、特許文献2のアオリ水平固定装置は、車体に対してアオリ水平固定装置を着脱することで、アオリ水平固定装置を使用しない状態では、荷台周囲から外側に突出しないようにしている。また、アオリ水平固定装置は、少なくともステーと、爪付き水平固定具と、ジョイント付き水平固定具との3つの部品を1組として構成されている。
したがって、アオリ水平固定装置を使用しないときは、3つの部品からなるアオリ水平固定装置をトラックのどこかに保管しておく保管容器が必要になる。さらには、作業の度に保管容器から取り出したり片づけたりすることは作業者にとって煩わしいとともに、紛失する虞もある。特に、アオリの十分な剛性を出すためには、アオリの長手方向(トラックの長さ方向)に複数のアオリ水平固定装置を取り付ける必要があり、保管する部品点数が顕著に多くなるという問題もある。
一方、特許文献3のアオリ水平固定装置は、車体に装着した構造なので特許文献2のようなアオリ水平固定装置の保管の煩わしさはなく取扱いが容易であるが、構造が複雑であるという欠点がある。即ち、特許文献3の図1及び図3から分かるように、支承部材と固定部材とを組み合わせ、摺動動作と回動動作とにより水平な受け台を作り、アオリを垂直上向きの状態から下向き方向に回動させたときに受け台の係合部に回動リンクの係合部を係合させる構造であり、構造が複雑であるとともに部品点数が多くアオリ水平固定装置の作製コストが高くなる。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、車体に装着した構造なので保管の煩わしさがなく簡単な操作でアオリを水平状態に固定することができるとともに、シンプルな構造で剛性を出せるようにしており、作製コストを安価にできるアオリ水平固定装置及びアオリ水平固定装置付きアオリ開閉補助装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明に係るアオリ水平固定装置は、車体の荷台にヒンジを介して回動自在に取り付けられたアオリを水平状態に固定するアオリ水平固定装置において、前記車体に固定された架台と、一端が前記アオリの外側面にピンを介して回動自在に取り付けられた第1アーム、及び一端が前記第1アームの他端にピンを介して回動自在に取り付けられるとともに他端が前記架台にピンを介して回動自在に支持された第2アームからなり、前記アオリの回動に連動して相対運動するリンク機構と、前記第2アームに設けられた突起部材と、前記架台又は前記架台に支持されたフランジにピンを介して回動自在に設けられ、前記アオリを垂直位置から水平位置まで回動させたときに前記突起部材が当接する当接位置と当接しない退避位置との間で回動する回動片と、前記当接位置に前記回動片を位置決めする位置決め手段と、前記退避位置に前記回動片を着脱自在に固定する固定手段と、を備えたことを特徴とする。
ここで、「アオリの回動に連動して相対運動するリンク機構」とは、リンク機構を構成する各部分の動きと位置が一義的に決まるような運動、すなわち拘束された相対運動を行う機構を言う。また、「水平状態」とは、いわゆる重力が働く方向に垂直な水平面を意味するのではなく、車体の荷台の面と平行な面を言う。したがって、道路の傾斜等によって車体が傾斜している場合には水平面を形成しないが、本発明ではその場合も「水平状態」と言うことにする。
本発明によれば、アオリを水平状態に固定したい場合には、回動片を位置決め手段に当接するまで回動させて、退避位置から当接位置に移動させる。次に、アオリを垂直上向き状態から下向き方向に回動させると、それに連動してリンク機構が相対運動して第2アームの突起部材が回動片に当接する。これにより、アオリを水平状態に固定することができる。
このように、本発明のアオリ水平固定装置は、車体に装着した構造なので保管の煩わしさがなく取扱いが容易であり、且つ簡単な構造で剛性を出し易いので作製コストを安価にできる。
本発明のアオリ水平固定装置の態様において、前記回動片は前記架台に設けられ、前記位置決め手段は、前記架台の表面より盛り上がった直線状の肉盛部であり、前記肉盛部に前記回動片が当接することにより位置決めされることが好ましい。これにより、位置決め手段を簡単な構造で構成することができる。この場合、前記肉盛部は、前記架台を折り曲げて形成されていることが好ましい。このように、位置決め手段を架台の一部として作成することによって部品点数を減らせるので、アオリ水平固定装置の作製コストを安価にできる。
本発明のアオリ水平固定装置の態様において、前記固定手段は、前記回動片を前記架台に着脱させる着脱部材であることが好ましい。例えば、着脱部材として永久磁石を好適に用いることができる。これにより、固定手段を簡単な構造で構成することができる。
本発明のアオリ水平固定装置の態様において、前記回動片は前記架台に支持されたフランジに設けられ、該フランジに前記位置決め手段が設けられることが好ましい。
例えば、位置決め手段を肉盛部で形成する場合には、上記のように架台を折り曲げなくてもフランジを折り曲げて肉盛部を形成できるので、位置決め手段を形成し易い。
本発明のアオリ水平固定装置の態様において、前記当接位置と前記退避位置との間での前記回動片の回動を操作する操作レバーと、前記操作レバーの操作動作を前記回動片の回動動作に変換する動作変換機構と、を備えることが好ましい。
このように、回動片の回動に動作変換機構を介することによって操作レバーを車体の操作し易い位置に設けることができるので、アオリ水平固定装置の操作が容易になる。
本発明のアオリ水平固定装置の態様において、前記動作変換機構は、前記車体に一対の軸受部材を介して回動自在に支持された回動軸と、前記操作レバーが固定されるとともに前記回動軸に嵌装されたブロックと、一端が前記回動片にピンを介して回動自在に取り付けられ、他端が前記ブロックにピンを介して回動自在に取り付けられた連結アームと、からなり、前記操作レバーで前記ブロックを介して前記回動軸を揺動させると、前記ブロックに取り付けられた連結アームを介して前記回動片が前記当接位置と前記退避位置との間で回動するリンク機構であることが好ましい。これにより、動作変換機構を簡単な構造で構成することができる。
本発明のアオリ水平固定装置の態様において、前記車体にはアオリ水平固定装置が複数個設けられるとともに、複数個のアオリ水平固定装置における前記動作変換機構の回動軸が連結部材で連結されていることが好ましい。
車体に複数個のアオリ水平固定装置を設けることにより、水平状態のアオリに作業者が乗って作業しても十分な剛性を確保できる。また、複数個のアオリ水平固定装置における動作変換機構の回動軸同士が連結部材で連結されているので、1つの操作レバーで複数個のアオリ水平固定装置を一度に操作することができる。
前記目的を達成するために、本発明に係るアオリ水平固定装置付きアオリ開閉補助装置は、車体の荷台にヒンジを介して回動自在に取り付けられたアオリの開閉を補助する機能と、前記アオリを水平状態に固定する機能とを備えたアオリ水平固定装置付きアオリ開閉補助装置において、前記車体に固定された架台と、一端が前記アオリの外側面にピンを介して回動自在に取り付けられた第1アーム、及び一端が前記第1アームの他端にピンを介して回動自在に取り付けられるとともに他端が前記架台にピンを介して回動自在に支持された第2アームからなり、前記アオリの回動に連動して相対運動するリンク機構と、前記第2アームに設けられた突起部材と、前記架台又は前記架台に支持されたフランジにピンを介して回動自在に設けられ、前記アオリを垂直位置から水平位置まで回動させたときに前記突起部材が当接する当接位置と当接しない退避位置との間で回動する回動片と、前記当接位置に前記回動片を位置決めする位置決め手段と、前記退避位置に前記回動片を着脱自在に固定する固定手段と、シャフトの一端側にばね座が取り付けられシャフトの他端側が前記架台を貫通し、前記架台と前記ばね座との間にコイルばねが介在されてなり、前記シャフトの他端側を引っ張ると前記コイルばねに引っ張り反力が生じるばね機構と、前記リンク機構の前記相対運動を前記ばね機構に伝達する運動伝達機構と、を備え、前記架台及び前記リンク機構をアオリ水平固定とアオリ開閉補助との兼用部材として構成することを特徴とする。
ここで引っ張り反力とは、シャフトの他端側を引っ張ったとき、その引っ張った力に対抗する力(引っ張った力と反対向きの力であり、引っ張られまいとする力)のことである。
本発明によれば、アオリ開閉補助を行う専用装置にアオリ水平固定装置を組み込んで一体的に設け、架台及びリンク機構をアオリ水平固定とアオリ開閉補助との兼用部材として構成するようにした。
これにより、アオリ水平固定装置の部品点数を減らすことができるので、アオリ水平固定装置の作製コストを安価にできる。また、アオリ開閉補助を行う専用装置にアオリ水平固定装置を組み込むことによって、専用のアオリ水平固定装置と専用のアオリ開閉補助装置とを別個に車体に取り付ける場合に比べて取り付けスペースを小さくできる。
本発明のアオリ水平固定装置付きアオリ開閉補助装置の態様において、前記アオリ水平固定装置は、請求項1〜6のいずれか1項に記載の構成であることが好ましい。
本発明のアオリ水平固定装置付きアオリ開閉補助装置の態様において、前記回動片の回動を操作する操作レバーと、前記操作レバーの操作動作を前記回動片の回動動作に変換する動作変換機構と、を備えることが好ましい。
本発明のアオリ水平固定装置付きアオリ開閉補助装置の態様において、前記動作変換機構は、前記車体に一対の軸受部材を介して回動自在に支持された回動軸と、前記操作レバーが固定されるとともに前記回動軸に嵌装されたブロックと、一端が前記回動片にピンを介して回動自在に取り付けられ、他端が前記ブロックにピンを介して回動自在に取り付けられた連結アームと、からなり、前記操作レバーを操作動作させると、前記ブロックに取り付けられた連結アームを介して前記回動片が前記当接位置と前記退避位置との間で回動するリンク機構であることが好ましい。
本発明のアオリ水平固定装置及びアオリ水平固定装置付きアオリ開閉補助装置によれば、車体に装着した構造なので保管の煩わしさがなく取扱いが容易であり、且つ簡単な構造で剛性を出し易いので作製コストを安価にできる。
本発明のアオリ水平固定装置の基本例を説明する斜視図及び側面図 本発明のアオリ水平固定装置の変形例を説明する斜視図及び側面図 本発明のアオリ水平固定装置の作用を説明する説明図 本発明のアオリ水平固定装置の操作レバーと動作変換機構の説明図 操作レバーと動作変換機構の作用を説明する説明図 アオリ水平固定装置付きアオリ開閉補助装置を説明する斜視図及び側面図 1枚のアオリについて複数のアオリ水平固定装置と1個のアオリ水平固定装置付きアオリ開閉補助装置を設けた斜視図
以下添付図面に従って、本発明に係るアオリ水平固定装置及びアオリ水平固定装置付きアオリ開閉補助装置並びにトラックの好ましい実施の形態について詳述する。
[第1の実施の形態]
図1(A)は、トラックやトレーラ等のアオリを有する車体(以下、単に「車体」という)に、本発明の実施の形態のアオリ水平固定装置を装着した斜視図であり、アオリ水平固定装置の基本例である。また、図1(B)はアオリ水平固定装置の側面図である。
図1に示すように、アオリ10は、車体12における荷台の床組み14にヒンジ16を介して回動自在に設けられる。
アオリ水平固定装置18は、主として、床組み14に固定された架台20と、アオリ10の回動に連動して相対運動するリンク機構22と、リンク機構22に設けられた突起部材24と、突起部材24が当接する当接位置と当接しない退避位置との間で回動する回動片26と、当接位置に回動片26を位置決めする位置決め手段28と、退避位置に回動片26を着脱自在に固定する固定手段30と、で構成される。
架台20は、車体12から出っ張らないように床組み14の内側下方に設けられる。架台20は、リンク機構22の基端部を挟み込むように支持する対向配置された2枚の板状部分20A,20Aを有する略矩形状に形成され、上辺部から水平方向に延設された取り付け部20Bがボルト32により床組み14に固定される。なお、ボルト32に限らず溶接等により固定してもよい。架台20は、板金や鋳物成型によって製造された鉄性材料であることが好ましいが他の成形方法でもよい。また、剛性を有する材質であれば他の材料でもよい。
リンク機構22は、一端がアオリ10の外側面にピン22Aを介して回動自在に取り付けられた第1アーム22Bと、一端が第1アーム22Bの他端にピン22Cを介して回動自在に取り付けられるとともに他端が架台20の下端部にピン22Dを介して回動自在に支持された第2アーム22Eと、から構成される。
また、アオリ10の外側面においてピン22Aを支持するピン支持台22Fは、アオリ10の幅方向Wに長尺状(例えばアオリ幅の1/2以上)に形成されることが好ましい。これにより、ピン支持台22Fがアオリ10のリブの役目をするので、アオリ10の剛性を高めることができる。
リンク機構22に設けられた突起部材24は、第2アーム22Eの一方側の側面の略中央位置に水平方向に突出した突起ピンとして設けられる。以下の説明では、突起部材24を突起ピン24として説明する。
回動片26は、扇型板状(又は1/4円板状)に形成され、扇の要位置がピン26Aを介して架台20の下端部に回動自在に支持される。回動片26のピン26Aは、上記した第2アーム22Eのピン22Dよりもアオリ10側に位置して設けられる。また、扇型板状に形成された回動片26の上辺先端部には、突起ピン24が係合する係合溝26Bが形成される。係合溝26Bが形成される回動片26の上辺部の長さや、係合溝26Bの形成位置は、アオリ10を回動させるときのリンク機構22の相対運動により第2アーム22Eの突起ピン24が形成する軌跡に基づいて設定される。
位置決め手段28は、例えば架台20の表面より盛り上がった直線状の肉盛部として形成することができる。以下の説明では、位置決め手段28を肉盛部28として説明する。
肉盛部28は回動片26のピン26Aと第2アーム22Eのピン22Dとの間に垂直方向に形成される。この場合、架台20に肉盛部28を別途取り付けてよいが、対向する2枚の板状部分20A,20Aのうち回動片26を支持する側の板状部分20Aを折り曲げ加工して形成することが好ましい。このように、肉盛部28を架台20の一部として作製することによって部品点数を減らせるので、アオリ水平固定装置18の作製コストを安価にできる。
固定手段30は、例えば回動片26の上辺部中央位置に設けられた永久磁石として形成することができる。以下の説明では、固定手段30を永久磁石30として説明する。
これにより、回動片26が退避位置方向に回動すると、架台20に形成された肉盛部28の上部に磁力により吸着する。固定手段30として永久磁石30を用いる場合には、架台20の材質は鉄等の磁石で吸着する材質にするか、架台20と肉盛部28との両方に、極性の異なる永久磁石を設ける。なお、固定手段30は、永久磁石に限るものではなく、回動片26を着脱自在に固定できる、例えば回動片26に設けたフック部材を架台20に形成した孔等に引っ掛ける方法や面ファスナー等も使用できる。
図2(A),(B)は、図1(A),(B)の変形例であり、架台20に鋲あるいは溶接等によりフランジ34を取り付け、このフランジ34に回動片26、肉盛部28、及び永久磁石30を設けた場合である。これにより、回動片26、肉盛部28、及び永久磁石30を1つのユニット35として予め形成しておくことができるので、アオリ水平固定装置18の作製コスト削減に寄与する。
次に、図3を用いて、上記の如く構成されたアオリ水平固定装置18の使用方法を説明する。なお、説明は図1で説明したアオリ水平固定装置18の基本例で説明するが、図2の変形例の場合も同様である。
アオリ水平固定装置18を使用しない場合には、図3(A)に示すように、回動片26を架台20に形成された肉盛部28に当接させて、永久磁石30の磁力により肉盛部28に吸着させておく。これにより、回動片26は、アオリ10を回動させてもリンク機構22の第2アーム22Eの突起ピン24が回動片26に当接しない退避位置に位置決めされる。この結果、アオリ10を垂直上向き状態から下向き方向に回動させたときに、それに連動してリンク機構22が相対運動しても第2アーム22Eの突起ピン24が回動片26に当接することはない。したがって、アオリ10は垂直下向き状態まで回動するので、この状態で荷台に積載されている荷物を積み下ろしすることができる。
そして、アオリ水平固定装置18を使用してアオリ10を水平状態に固定したい場合には、図3(B)に示すように、先ず回動片26を下向きに回動させて回動片26を架台20に形成された肉盛部28に当接させる。これにより、回動片26は、退避位置から当接位置に移動する。当接位置において回動片26は、ピン26Aに吊るされた状態になるため、回動片26の固定は必要ないと考えられるが、退避位置の場合と同様に永久磁石等により肉盛部28に吸着固定することもできる。
次に、アオリ10を垂直上向き状態から下向き方向に回動させると、図3(C)に示すように、それに連動してリンク機構22が相対運動して第2アーム22Eの突起ピン24が回動片26に当接するとともに係合溝26Bに係合する。これにより、アオリ10を水平状態に固定することができる。
このように、本発明のアオリ水平固定装置18は、車体12に装着した構造なので保管の煩わしさがなく簡単な操作でアオリを水平状態に固定することができるとともに、シンプルな構造で剛性を出せるようにしており作製コストを安価にできる。
[第2の実施の形態]
本発明の第2の実施の形態は、アオリ水平固定装置18に、回動片26の回動を操作する操作レバー36と、操作レバー36の操作動作を回動片26の回動動作に変換する動作変換機構38と、を備えるように構成したものである。
図4に示すように、動作変換機構38は、車体12に一対の軸受部材40,40を介して回動自在に支持された回動軸42と、操作レバー36が固定されるとともに回動軸42に嵌装されたブロック44と、一端が回動片26にピン46を介して回動自在に取り付けられ、他端がブロック44にピン48を介して回動自在に取り付けられた連結アーム50と、から構成される。
ブロック44は、略三角形に形成され、三角形の3つの頂部に、それぞれ回動軸42、操作レバー36、連結アーム50が連結される。また、回動片26の扇型板状に形成された扇形状部26Cのピン26Aを挟んだ反対側に、棒状の長尺形状部26Dが延設され、長尺形状部26Dの先端部がピン46によって連結アーム50に連結される。
そして、回動片26が退避位置に位置するときに操作レバー38が斜め下向きに位置し、回動片26が当接位置に位置するときに操作レバー38が斜め上向きに位置するように、略三角形に形成されたブロック44の3辺の長さ、連結アーム50の長さ、長尺形状部26Dの長さ等が設定される。即ち、動作変換機構38は、操作レバー36を操作動作させると、ブロック44に取り付けられた連結アーム50を介して回動片26が当接位置と退避位置との間で回動するリンク機構として構成される。
次に、図5により、操作レバー36及び動作変換機構38を備えたアオリ水平固定装置18の使用方法を説明する。
アオリ水平固定装置18を使用しない場合には、図5(A)に示すように、操作レバー36を斜め下向きにしておく。これにより、回動片26は退避位置に位置決めされ、アオリ10を垂直上向き状態から下向き方向に回動させたときに、それに連動してリンク機構22が相対運動しても第2アーム22Eの突起ピン24が回動片26に当接することはない。
そして、アオリ水平固定装置18を使用してアオリ10を水平状態に固定したい場合には、図5(B)に示すように、操作レバー36を斜め上向きに移動させる。これにより、回動軸42の回転に伴ってブロック44が回転し、連結アーム50を介して回動片26の長尺形状部26Dを引っ張るので、回動片26はピン26Aを中心として反時計回りに回転し、架台20に形成された肉盛部28に当接する。これにより、回動片26は退避位置から当接位置に移動するので、アオリ10を垂直上向き状態から下向き方向に回動させると、図5(C)に示すように、それに連動してリンク機構22が相対運動して第2アーム22Eの突起ピン24が回動片26に当接するとともに係合溝26Bに係合する。これにより、アオリ10を水平状態に固定することができる。
このように、アオリ水平固定装置18に操作レバー36及び動作変換機構38を備えることによって、操作レバー36を車体12の操作し易い位置に設けることができるので、アオリ水平固定装置18の操作が容易になる。
[第3の実施の形態]
図6は、本発明の第3の実施の形態のアオリ水平固定装置付きアオリ開閉補助装置52を車体12における荷台の床組み14に装着した側面図であり、(A)はアオリ10が垂直状態にあるとき、(B)はアオリ10が水平状態に固定されている側面図である。
なお、図6(A),(B)では、対向配置された2枚の板状部分20A,20Aの1枚を部分的に切り欠いて内部が見えるように図示している。
アオリ水平固定装置付きアオリ開閉補助装置52は、アオリ開閉補助を行う専用装置に、第1の実施の形態のアオリ水平固定装置18を組み込んだものである。したがって、アオリ水平固定装置18を構成する部材の符号は、第1の実施の形態と同じ符号を使用した。
即ち、アオリ水平固定装置付きアオリ開閉補助装置52は、主として、床組み14に固定された架台20と、アオリ10の回動に連動して相対運動するリンク機構22と、リンク機構22に設けられた突起ピン24と、突起ピン24が当接する当接位置と当接しない退避位置との間で回動する回動片26と、当接位置に回動片26を位置決めする位置決め手段28と、退避位置に回動片26を着脱自在に固定する固定手段30と、アオリ10の開閉を補助する力を発生させるばね機構54と、リンク機構22の相対運動をばね機構54に伝達する運動伝達機構56とを備え、架台20及びリンク機構22をアオリ水平固定とアオリ開閉補助との兼用部材として構成したものである。
上記アオリ水平固定装置付きアオリ開閉補助装置52の構成において、アオリ水平固定装置18を構成する部材は、第1の実施の形態において説明したので詳しい説明は省略する。
ばね機構54は、シャフト58の一端側にばね座60が取り付けられシャフト58の他端側が架台20の側面を貫通し、架台20とばね座60との間にコイルばね62が介在されるように構成される。シャフト58の一端側には、雄ねじが刻設されており、雌ねじが刻設されたナット部材59が螺合される。このナット部材59とコイルばね62とによりばね座60が挟持される。これにより、ナット部材59を回転させ、シャフト58に対するばね座60の位置を左右方向に移動させることによって、コイルばね62のばね力を調整することができる。
また、シャフト58の他端側が架台20の側面を貫通することにより、シャフト58の他端は、架台20の対向配置された2枚の板状部分20A,20Aの間に位置する。
運動伝達機構56は、T字形状に形成されたT字板64と、円弧状に形成された円弧板66とで構成される。そして、T字板64における縦板部64Aの先端部が架台20にピン68を介して回動自在に支持される。また、横板部64Bのコイルばね62に近い一端部にシャフト58の他端側に設けられた突起ピン72が係合される。一方、横板部64Bの他端部がピン74を介して円弧板66の一端側に回動自在に連結され、円弧板66の他端側がリンク機構22の第2アーム22Eにピン76を介して回動自在に連結される。ピン76は、突起ピン24よりも第2アーム22Eの基端部側(ピン22Dの側)に配置される。
次に、上記の如く構成されたアオリ水平固定装置付きアオリ開閉補助装置52の使用方法を説明する。
図6(A)に示すように、アオリ10が垂直上向き状態の場合には、ばね機構54のコイルばね62は伸びた状態であるとともに、回動片26も退避位置に位置決めされている。
そして、アオリ水平固定装置18を使用してアオリ10を水平状態に固定する場合には、先ず、図3で説明したと同様に、回動片26を下向きに回動させて肉盛部28に当接させることによって、回動片26を当接位置に位置決めする。
次に、アオリ10を垂直上向き状態から下向き方向に回動させる。これにより、図6(B)に示すように、それに連動してリンク機構22が相対運動して第2アーム22Eが円弧板66を引っ張るので、T字板64はピン68を中心として反時計回りに回転する。この結果、バネ機構54のシャフト58が左方向に引っ張られてコイルばね62が縮む。縮んだコイルばね62は元の伸びた状態に戻ろうとするので、シャフト58を右方向に引っ張る引っ張り反力が働く。これにより、アオリ10を垂直上向き状態から下向き方向に回動させる際にアオリ10の自重によって発生するモーメントによりシャフト58を左方向に引っ張る力と、この引っ張り力に対抗してばね機構54に発生する引っ張り反力とを利用することによって、作業者はアオリ10を小さな力で開閉することができる。
また、図6(B)に示すように、アオリ10を垂直上向き状態から下向き方向に回動させると、リンク機構22の相対運動によって第2アーム22Eの突起ピン24が回動片26に当接するとともに回動片26の係合溝26Bに係合する。
これにより、アオリ水平固定装置付きアオリ開閉補助装置52は、アオリ10を小さな力で水平状態に固定することができる。
[第4の実施の形態]
本発明の第4の実施の形態について図7を参照して説明する。本発明の第4の実施の形態の車体12は、第1の実施の形態で説明したアオリ水平固定装置18を2個設け、2個のアオリ水平固定装置18の間に第3の実施の形態で説明したアオリ水平固定装置付きアオリ開閉補助装置52を設け、これらの装置18,52の動作変換機構38(図4、図5参照)の回動軸42同士を連結部材78で連結したものである。この場合、動作変換機構38ごとに操作レバー36を設ける必要はなく、1つの操作レバー36でもよい。また、連結部材78の端部または任意の位置にレバー80を設けてもよい。
本発明の第4の実施の形態によれば、操作レバー36で装置18,52の動作変換機構38を一度に操作することができるので、作業者がアオリ10を水平状態に固定する操作が容易になる。
水平状態のアオリ10に作業者が乗って作業しても十分な剛性を確保するためには、アオリ水平固定装置18及び/又はアオリ水平固定装置付きアオリ開閉補助装置52を車体12に複数個設ける必要があるが、第4の実施の形態のように構成することで、作業者の操作を容易にすることができる。
なお、車体12に、アオリ10の開閉を補助するための専用のアオリ開閉補助装置を1個設け、アオリ10を水平に固定するための専用のアオリ水平固定装置18を複数個設けるようにする態様も可能である。
10…アオリ、12…車体、14…床組み、16…ヒンジ、18…アオリ水平固定装置、20…架台、20B…取り付け部、22…リンク機構、22A…ピン、22B…第1アーム、22C…ピン、22D…ピン、22E…第2アーム、22F…ピン支持台、24…突起部材(突起ピン)、26…回動片、26A…ピン、26B…係合溝、26C…扇形状部、26D…長尺形状部、28…位置決め手段(肉盛部)、30…固定手段(永久磁石)、32…ボルト、34…フランジ、35…ユニット、36…操作レバー、38…動作変換機構、40…軸受部材、42…回動軸、44…ブロック、46…ピン、48…ピン、50…連結アーム、52…アオリ水平固定装置付きアオリ開閉補助装置、54…ばね機構、56…運動伝達機構、58…シャフト、59…ナット部材、60…ばね座、62…コイルばね、64…T字板、64A…縦板部、64B…横板部、66…円弧板、68…ピン、72…突起ピン、74…ピン、76…ピン、78…連結部材、80…レバー

Claims (11)

  1. 車体の荷台にヒンジを介して回動自在に取り付けられたアオリを水平状態に固定するアオリ水平固定装置において、
    前記車体に固定された架台と、
    一端が前記アオリの外側面にピンを介して回動自在に取り付けられた第1アーム、及び一端が前記第1アームの他端にピンを介して回動自在に取り付けられるとともに他端が前記架台にピンを介して回動自在に支持された第2アームからなり、前記アオリの回動に連動して相対運動するリンク機構と、
    前記第2アームに設けられた突起部材と、
    前記架台又は前記架台に支持されたフランジにピンを介して回動自在に設けられ、前記アオリを垂直位置から水平位置まで回動させたときに前記突起部材が当接する当接位置と当接しない退避位置との間で回動する回動片と、
    前記当接位置に前記回動片を位置決めする位置決め手段と、
    前記退避位置に前記回動片を着脱自在に固定する固定手段と、を備え
    前記位置決め手段は、前記架台又は前記架台に支持されたフランジの表面より盛り上がった直線状の肉盛部であり、前記肉盛部に前記回動片が当接することにより位置決めされることを特徴とするアオリ水平固定装置。
  2. 前記肉盛部は、前記架台又は前記架台に支持されたフランジを折り曲げて形成されている請求項に記載のアオリ水平固定装置。
  3. 前記固定手段は、前記回動片を前記架台又は前記架台に支持されたフランジに着脱させる着脱部材である請求項1または2に記載のアオリ水平固定装置。
  4. 前記着脱部材は永久磁石である請求項に記載のアオリ水平固定装置。
  5. 車体の荷台にヒンジを介して回動自在に取り付けられたアオリを水平状態に固定するアオリ水平固定装置において、
    前記車体に固定された架台と、
    一端が前記アオリの外側面にピンを介して回動自在に取り付けられた第1アーム、及び一端が前記第1アームの他端にピンを介して回動自在に取り付けられるとともに他端が前記架台にピンを介して回動自在に支持された第2アームからなり、前記アオリの回動に連動して相対運動するリンク機構と、
    前記第2アームに設けられた突起部材と、
    前記架台に支持されたフランジにピンを介して回動自在に設けられ、前記アオリを垂直位置から水平位置まで回動させたときに前記突起部材が当接する当接位置と当接しない退避位置との間で回動する回動片と、
    前記当接位置に前記回動片を位置決めする位置決め手段と、
    前記退避位置に前記回動片を着脱自在に固定する固定手段と、
    を備え、
    前記フランジに前記位置決め手段が設けられるアオリ水平固定装置。
  6. 前記回動片の回動を操作する操作レバーと、前記操作レバーの操作動作を前記回動片の回動動作に変換する動作変換機構と、を備えた請求項1〜のいずれか1項に記載のアオリ水平固定装置。
  7. 前記動作変換機構は、
    前記車体に一対の軸受部材を介して回動自在に支持された回動軸と、
    前記操作レバーが固定されるとともに前記回動軸に嵌装されたブロックと、
    一端が前記回動片にピンを介して回動自在に取り付けられ、他端が前記ブロックにピンを介して回動自在に取り付けられた連結アームと、からなり、
    前記操作レバーを操作動作させると、前記ブロックに取り付けられた連結アームを介して前記回動片が前記当接位置と前記退避位置との間で回動するリンク機構である請求項に記載のアオリ水平固定装置。
  8. 前記車体にはアオリ水平固定装置が複数個設けられるとともに、複数個のアオリ水平固定装置における前記動作変換機構の回動軸が連結部材で連結されている請求項に記載のアオリ水平固定装置。
  9. 車体の荷台にヒンジを介して回動自在に取り付けられたアオリの開閉を補助する機能と、前記アオリを水平状態に固定する機能とを備えたアオリ水平固定装置付きアオリ開閉補助装置において、
    前記車体に固定された架台と、
    一端が前記アオリの外側面にピンを介して回動自在に取り付けられた第1アーム、及び一端が前記第1アームの他端にピンを介して回動自在に取り付けられるとともに他端が前記架台にピンを介して回動自在に支持された第2アームからなり、前記アオリの回動に連動して相対運動するリンク機構と、
    前記第2アームに設けられた突起部材と、
    前記架台又は前記架台に支持されたフランジにピンを介して回動自在に設けられ、前記アオリを垂直位置から水平位置まで回動させたときに前記突起部材が当接する当接位置と当接しない退避位置との間で回動する回動片と、
    前記当接位置に前記回動片を位置決めする位置決め手段と、
    前記退避位置に前記回動片を着脱自在に固定する固定手段と、
    シャフトの一端側にばね座が取り付けられシャフトの他端側が前記架台を貫通し、前記架台と前記ばね座との間にコイルばねが介在されてなり、前記シャフトの他端側を引っ張ると前記コイルばねに引っ張り反力が生じるばね機構と、
    前記リンク機構の前記相対運動を前記ばね機構に伝達する運動伝達機構と、を備え、
    前記架台及び前記リンク機構をアオリ水平固定とアオリ開閉補助との兼用部材として構成し、
    アオリ水平固定装置は、請求項1〜5のいずれか1項に記載の構成であることを特徴とするアオリ水平固定装置付きアオリ開閉補助装置。
  10. 回動片の回動を操作する操作レバーと、前記操作レバーの操作動作を前記回動片の回動動作に変換する動作変換機構と、を備えた請求項に記載のアオリ水平固定装置付きアオリ開閉補助装置。
  11. 前記動作変換機構は、
    前記車体に一対の軸受部材を介して回動自在に支持された回動軸と、
    前記操作レバーが固定されるとともに前記回動軸に嵌装されたブロックと、
    一端が前記回動片にピンを介して回動自在に取り付けられ、他端が前記ブロックにピンを介して回動自在に取り付けられた連結アームと、からなり、
    前記操作レバーを操作動作させると、前記ブロックに取り付けられた連結アームを介して回動片が当接位置と退避位置との間で回動するリンク機構である請求項10に記載のアオリ水平固定装置付きアオリ開閉補助装置。
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