JP3128777U - 傾斜載置台 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】傾斜載置台1は、ベース10に対して傾斜自在に軸支されると共に、物品2が載置される載置台11と、ベース10に回転自在に取り付けられた雄ネジ部材14と、回転により接近し、離間する第1の雌ネジ部材15、第2の雌ネジ部材16と、一端に第1のボール受部を、他端に第1’のボール受部を、それぞれ有して、第1の部材12と第1’の部材17を接続する第1の接続部材18と、一端に第2のボール受部を、他端に第2’のボール受部20aを、それぞれ有して、第2の部材13と第2’の部材19を接続する第2の接続部材20とを備えている。
【選択図】図2
Description
この作業台車にあっては、水平な状態で作業する場合、支障を生じない。
しかしながら、作業によっては、作業板の上に治具を傾斜させて作業した方が良い場合がある。
かかる場合、上述の作業台車においては、対応できないという問題点があった。
図1〜図11において、1は傾斜載置台で、傾斜載置台1は、ベース10に対して傾斜自在に軸支される載置台11を有している。傾斜載置台1は、物品(例えば、金型)2を傾斜載置台11に載置し(図6及び図7参照)、角度を付けて、金型2の手直し作業を容易にするものである。また、載置台11には、物品2の下端を支持する支持部材3及び図示しないクランプ部材を用いて確実に固定できる穴Hが載置台11の表側に設けられている(図1参照)。
なお、載置台11には、図示しない磁石を埋め込み、物品2が、例えば、金型であれば、物品2の固定が容易となるようにしても良い。
また、前記軸支は、例えば、図2に記載されているように、軸4を軸支持部材5、5により回動自在に支持することである。
図11に示す12aは、第1の部材12の端部に設けられた第1のボール部で、13aは、第2の部材13の端部に設けられた第2のボール部で、Kは、防塵カバーで、第1の部材12及び第2の部材13の外側には2個のナットがそれぞれ位置し、第1の部材12及び第2の部材13の取付ネジの緩みを防ぐようになっている。
即ち、ハンドル7を介して雄ネジ部材14を一方向又は他方向に任意に回転させることができ、微調整が容易で操作性が良く、しかも、ハンドル7の停止状態は、雄ネジ部材14に螺合する後述する一対の雌ネジ部材15、16を介在するため、保持され、傾斜した載置台11が不用意に回動せず、安全性をも図ることができる。
なお、上述した雄ネジ部材14は、具体的には、中央より一方側に雄ネジ部14a、中央より他方側に雄ネジ部14bが位置し、雄ネジ部14aと雄ネジ部14bとは、スクリュー溝の方向が逆になるように設けられている。
また、一対の雌ネジ部材15、16は、第1の雌ネジ部材15と第2の雌ネジ部材16である。
図3及び図10に示す17は、第1の雌ネジ部材15に取り付けられた第1’の部材で、17aは第1’の部材17の端部に設けられた第1’のボール部である。図10に示すKは、上述と同様、防塵カバーで、第1’の部材17の外側には2個のナットが位置し、第1’の部材17の取付ネジの緩みを防ぐようになっている。
18は、第1の部材12と第1’の部材17を接続する第1の接続部材(アーム)で、第1の接続部材18は、一端に第1のボール部12aを摺動自在に嵌合保持する第1のボール受部18a(図11参照)を、他端に第1’のボール部17aを摺動自在に嵌合保持する第1’のボール受部18a’(図10参照)を 、それぞれ有して、関節の動きができるようになっている。
20は、第2の部材13と第2’の部材19を接続する第2の接続部材(アーム)で、第2の接続部材20は、一端に第2のボール部13aを摺動自在に嵌合保持する第2のボール受部20a(図11参照)を、他端に第2’のボール部19aを摺動自在に嵌合保持する第2’のボール受部20a’(図9参照)を、それぞれ有して、関節の動きができるようになっている。なお、図9に示すKは 、上述と同様、防塵カバーで、第2’の部材19の外側には2個のナットが位置し、第2’の部材19の取付ネジの緩みを防ぐようになっている。
また、Rは、開閉部材21を開閉するロックレバーで、ロックレバーRの回動により、開閉部材21を閉じることによりハンドル7が回転しないようにすると共に、前記回動と逆方向にロックレバーRを回動して、開閉部材21を開いてハンドル7が回転するようにしている。
また、上述した傾斜載置台1にあっては、ベース10に図示しない回転手段を付加して、傾斜に加え回転をも加味するようにしても良い。
2 …………物品
10 …………ベース
11 …………載置台
12 …………第1の部材
12a …………第1のボール部
13 …………第2の部材
13a …………第2のボール部
14 …………雄ネジ部材
15 …………第1の雌ネジ部材
16 …………第2の雌ネジ部材
17 …………第1’の部材
18 …………第2の雌ネジ部材
19 …………第2’の部材
19a …………第2’のボール部
20 …………第2の接続部材
20a …………第2’のボール受部
Claims (3)
- ベースと、
このベースに対して傾斜自在に軸支されると共に、物品が載置される載置台と、
この載置台の裏面にアングル材を介して取り付けられると共に、離間して設けられた第1の部材及び第2の部材と、
前記第1の部材の端部に設けられた第1のボール部と、
前記第2の部材の端部に設けられた第2のボール部と、
前記ベースに回転自在に取り付けられた雄ネジ部材と、
この雄ネジ部材を一方向又は他方向に回転する回転手段と、
前記雄ネジ部材に螺合し、前記雄ネジ部材の一方向への回転により接近し、前記雄ネジ部材の他方向への回転により離間する一対の雌ネジ部材と、
この一対の雌ネジ部材は、第1の雌ネジ部材と第2の雌ネジ部材であり、
前記第1の雌ネジ部材に取り付けられた第1’の部材と、
この第1’の部材の端部に設けられた第1’のボール部と、
一端に前記第1のボール部を摺動自在に嵌合保持する第1のボール受部を、他端に前記第1’のボール部を摺動自在に嵌合保持する第1’のボール受部を、それぞれ有して、前記第1の部材と前記第1’の部材を接続する第1の接続部材と、
前記第2の雌ネジ部材に取り付けられた第2’の部材と、
前記第2’の部材の端部に設けられた第2’のボール部と、
一端に前記第2のボール部を摺動自在に嵌合保持する第2のボール受部を、他端に前記第2’のボール部を摺動自在に嵌合保持する第2’のボール受部を、それぞれ有して、前記第2の部材と前記第2’の部材を接続する第2の接続部材と、
を備えていることを特徴とする傾斜載置台。 - 回転手段は、雄ネジ部材を一方向又は他方向に回転するハンドルであることを特徴とする請求項1記載の傾斜載置台。
- 物品の下端を支持する支持部材を載置台の表側に設けていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の傾斜載置台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006009010U JP3128777U (ja) | 2006-11-06 | 2006-11-06 | 傾斜載置台 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006009010U JP3128777U (ja) | 2006-11-06 | 2006-11-06 | 傾斜載置台 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3128777U true JP3128777U (ja) | 2007-01-25 |
Family
ID=43279785
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006009010U Expired - Fee Related JP3128777U (ja) | 2006-11-06 | 2006-11-06 | 傾斜載置台 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3128777U (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110936341A (zh) * | 2019-12-19 | 2020-03-31 | 西安工程大学 | 一种可旋转实验台 |
CN111350922A (zh) * | 2018-12-24 | 2020-06-30 | 中国空气动力研究与发展中心超高速空气动力研究所 | 一种大行程高负载的倾斜角度调整装置 |
CN112846914A (zh) * | 2021-01-06 | 2021-05-28 | 安徽将煜电子科技有限公司 | 一种cnc精密加工用工作台 |
CN113681489A (zh) * | 2021-08-25 | 2021-11-23 | 安徽锦恒筑家门窗科技有限公司 | 一种具备废料收集功能的铝合金门窗组装平台 |
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2006
- 2006-11-06 JP JP2006009010U patent/JP3128777U/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN111350922A (zh) * | 2018-12-24 | 2020-06-30 | 中国空气动力研究与发展中心超高速空气动力研究所 | 一种大行程高负载的倾斜角度调整装置 |
CN110936341A (zh) * | 2019-12-19 | 2020-03-31 | 西安工程大学 | 一种可旋转实验台 |
CN112846914A (zh) * | 2021-01-06 | 2021-05-28 | 安徽将煜电子科技有限公司 | 一种cnc精密加工用工作台 |
CN113681489A (zh) * | 2021-08-25 | 2021-11-23 | 安徽锦恒筑家门窗科技有限公司 | 一种具备废料收集功能的铝合金门窗组装平台 |
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