JP6456266B2 - シェッド - Google Patents

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本発明は、山沿いの道路や鉄道用軌道を落石や土砂崩落等から防護するためのシェッドに関する。
シェッドの衝撃耐量を向上させるため、従来から種々の技術が提案されている。例えば、特許文献1に開示されているように、山の斜面に沿って設けられた通路の上方を覆う屋根の上方に、1層以上の網体を設置した保護構造物があった。各網体は、屋根の上面に立設された複数の支柱の間に張設され、各網体と屋根とが互いに間隔を置いて配されている。また、各網体の下面を支持する複数の支持用線材(ワイヤロープ、ピアノ線等)が設けられ、一対の支柱の間に架設されている。各支持用線材には緩衝用重複部が設けられ、この緩衝用重複部が支持用線材に加わる引張力により摩擦摺動するよう構成されている。
また、特許文献2に開示されているように、通路の上方を覆う屋根構造体の上に、山側から谷側に向かって所定角度で傾斜した傾斜体を設置した落石シェルタがあった。傾斜体として、屋根構造体上に複数の傾斜支持柱を配置し、その上にネットを張設した構造が記載されている。
その他、特許文献3に開示されているように、通路の上方を覆う屋根の上面に、緩衝性を有する発泡体から成る複数のブロック体を敷設したロックシェッドがあった。複数のブロック体の位置ずれを防止する固定手段として、最上面及び側面をネットで被覆する構造が記載されている。
特開平8−74215号公報 実開平3−62109号公報 特開平4−289305号公報
シェッドの上面に落石等を受けた時、落石等の衝撃が特定部分に集中すると、その特定部分だけで強い衝撃を吸収する必要がある。そうすると、落石等をどの部分で受けてもよいように、シェッド全体を極めて衝撃緩衝性の高い構造にしなければならず、コストが高くなってしまう。したがって、十分な衝撃耐量を確保してコストも抑えるためには、特定部分に加わった強い衝撃を周囲に分散させ、広い領域で効率よく吸収する構造であることが好ましい。
一般に、防護用のネットは、斜面落下物を受けた部分が凹むように変形して衝撃を吸収する衝撃緩衝性と、ネットが面内方向に引っ張り合って衝撃を分散させる衝撃分散性とを備えている。例えば、ネットの素材を合成樹脂や細い金属線等の柔らかいものにしたり、網目を大きくして伸びやすくしたりすると、斜面落下物を受けた時に変形しやすくなり、衝撃緩衝性が相対的に高くなる。一方、ネットが変形しやすくなると、ネットが面内方向に引っ張り合う力が弱くなるので、衝撃分散性が相対的に低くなり、衝撃が一部分に集中しやすくなる。シェッドが設置される場所は様々であり、それぞれ斜面落下物の種類や大きさ、想定される衝撃のエネルギー等が異なるので、設置場所ごとに衝撃緩衝性と衝撃分散性をバランスよく設定することが重要になる。しかし、設置場所ごとに最適なネットを設計し製作するのは手間とコストが掛かるため、ネットの仕様変更だけで衝撃緩衝性と衝撃分散性を調節するのは、現実的には難しい。
特許文献1の保護構造物の場合、網体の下面が複数の支持用線材で支持されているので、網体と支持用線材とが協働することによって、衝撃分散性が向上する可能性がある。しかし、網体と支持用線材とが互いに接続されているか否かが記載されていないため、効果の大きさは不明確である。仮に、網体と支持用線材とが互いに接続されていないとすると、例えば、支持用線材同士の間隔に収まる大きさの落石を、支持用線材の無い部分で受けた場合、支持用線材は衝撃の分散にほとんど寄与しないと考えられる。特許文献2の落石シェルタの場合も、ネットの下面が複数の傾斜支持柱で支持されているので、ネットと傾斜支持柱とが協働することによって、衝撃分散性が向上する可能性があるが、ネットと傾斜支柱とが互いに接続されているか否かが記載されていないため、上記と同様に、効果の大きさは不明確である。このように、特許文献1,2の構造は、落石等の大きさや落石等を受ける位置によっては衝撃分散性が向上せず、網体等の特定部分に衝撃が集中しやすいものである。
また、そもそも防護用のネットだけで、落石に対する十分な衝撃緩衝性を実現することは困難であり、特許文献1,2の構造は、衝撃のエネルギーが非常に大きい大規模シェッドには不向きな構造である。
特許文献3のロックシェッドは、屋根の上面に緩衝性を有する発泡体から成る複数のブロック体が敷設され、各部分の衝撃緩衝性は優れているが、発泡体は衝撃分散性が低いので、落石等を受けた部分に衝撃が集中しやすい。したがって、ブロック体を多段に積み上げて衝撃緩衝性を確保しなければならず、シェッドが大型化し、コストも高くなってしまう。なお、ブロック体の最上層を被覆するネットは、ブロック体の位置ずれを防止する固定手段であって、特許文献1,2の網体等のようにしっかりと張設されたネットではないので、衝撃分散性や衝撃緩衝性は共に小さく、シェッドの衝撃耐量にはほとんど影響しない。
本発明は、上記背景技術に鑑みて成されたものであり、衝撃緩衝性及び衝撃分散性をバランスよく向上させることができる衝撃緩和部により、必要な衝撃耐量を容易かつ低コストに実現できるシェッドを提供することを目的とする。
本発明は、山の斜面に沿って設けられた通路の上方を覆う屋根部と、前記屋根部上に設置され、斜面落下物を受けたときに前記屋根部に加わる衝撃を和らげる衝撃緩和部とを備えたシェッドであって、前記衝撃緩和部には、上下に重なる1つ以上のネット構造物層と1つ以上の緩衝体層とが設けられ、前記各ネット構造物層は、前記屋根部に対向するよう張設されたネットを有し、前記ネット構造物層の中の最も上側の層である第一のネット構造物層は、前記緩衝体層の中の最も上側の層である第一の緩衝体層よりも上側に配置され、その上面で斜面落下物を受けるシェッドである。
前記第一のネット構造物層は、下面が前記第一の緩衝体層の上面に支持されている。あるいは、前記第一のネット構造物層は、前記第一の緩衝体層の上方に空間を空けて配置されている。後者の場合、前記衝撃緩和部には、前記第一のネット構造物層と前記第一の緩衝体層との間に、前記ネット構造物層である第二のネット構造物層が設けられ、前記第一のネット構造物層は、前記第二のネット構造物層の上方に空間を空けて配置されている構成にしてもよい。
前記衝撃緩和部には、前記第一の緩衝体層の下面を支持する前記ネット構造物層である第三のネット構造物層と、前記第三のネット構造物層の下面を支持する前記緩衝体層である第二の緩衝体層とが設けられている。
少なくとも1つの前記ネット構造物層は、前記ネットよりも剛性が高く、斜面落下物の衝撃を受けたときに変形可能な複数の長尺部材を有し、前記複数の長尺部材は、互いに所定の間隔を空けて並列配置され、複数箇所が当該ネット構造物層の前記ネットに固定され、当該ネットの伸び量が前記長尺部材の長さ方向に制限される構成にする。さらに、前記複数の長尺部材を有した前記ネット構造物層は、互いに所定の間隔を空けて並列に張設された複数のロープを有し、前記複数のロープは前記複数の長尺部材の一部又は全部と交差する向きに配置され、当該ネット構造物層の前記ネットは、複数箇所が前記ロープに固定され、当該ネットの伸び量が前記ロープの長さ方向に制限される構成にする。
また、本発明は、山の斜面に沿って設けられた通路の上方を覆う屋根部と、前記屋根部上に設置され、斜面落下物を受けたときに前記屋根部に加わる衝撃を和らげる衝撃緩和部とを備えたシェッドであって、前記衝撃緩和部には、互いに重なるように配置された1つ以上のネット構造物層が設けられ、前記各ネット構造物層は、前記屋根部に対向するよう張設されたネットを有し、少なくとも1つの前記ネット構造物層は、前記ネットよりも剛性が高く、斜面落下物の衝撃を受けた時に変形可能な複数の長尺部材を有し、前記複数の長尺部材は、互いに所定の間隔を空けて並列配置され、複数箇所が当該ネット構造物層の前記ネットに固定され、当該ネットの伸び量が前記長尺部材の長さ方向に制限されるシェッドである。
さらに、前記複数の長尺部材を有した前記ネット構造物層は、互いに所定の間隔を空けて並列に張設された複数のロープを有し、前記複数のロープは前記複数の長尺部材の一部又は全部と交差する向きに配置され、当該ネット構造物層の前記ネットは、複数箇所が前記ロープに固定され、当該ネットの伸び量が前記ロープの長さ方向に制限される構成にする。この場合、前記屋根部の上面に前記ロープを張設するためのロープ張設装置が設置され、前記ロープ張設装置は、前記屋根部の上面に載置される基板部と、前記基板部の所定位置に立設され、前記ロープの端部が固定される一対のロープ支持部とで構成されるようにしてもよい。前記ロープ張設装置の前記基板部は、複数の棒部材が格子状に接続された格子体と、前記格子体の上面を覆う補助ネットとで構成されることが好ましい。また、前記ロープ張設装置の前記基板部は、弾性シートを介して前記屋根部の上面に載置されることが好ましい。さらに、前記ロープは、当該ロープに加わる引張力が一定以上になるのを制限する摩擦摺動式の緩衝装置を介して張設されることが好ましい。
少なくとも1つの前記ネット構造物層は、当該ネット構造物層の各構成部材が、補強材の内部に埋設されている構成にしてもよい。
本発明のシェッドは、屋根部の上に独特な衝撃緩和部を有し、斜面落下物の種類や大きさ、想定される衝撃のエネルギー等に合わせ、衝撃緩和部の衝撃緩衝性と衝撃分散性をバランスよく設定することができるものである。
例えば、ネット構造物層と緩衝体層とを組み合わせた衝撃緩和部は、高い衝撃耐量が必要な大規模なシェッドに好適であり、衝撃緩和部の衝撃緩衝性と衝撃分散性をバランスよく向上させることができるので、シェッド全体として高い衝撃耐量を確保して、コストも抑えることができる。
また、ネット構造物層だけで構成したシンプルな衝撃緩和部は、比較的小規模なシェッドに好適である。ネット構造物層は、所定の長尺部材を設け、さらにロープや緩衝装置を組み合わせることによって、個々のネット構造物層の衝撃緩衝性と衝撃分散性を容易に調節することができる。したがって、衝撃緩和部の衝撃緩衝性と衝撃分散性をバランスよく設定することができ、シェッド全体として一定以上の衝撃耐量を確保して、コストも格段に抑えることができる。
本発明のシェッドの第一実施形態を示す断面図である。 第一実施形態のシェッドのネット構造物層の構成を示す平面図である。 第一実施形態のシェッドのロープの緩衝装置を示す平面図である。 本発明のシェッドの第二実施形態を示す断面図である。 本発明のシェッドの第三実施形態を示す断面図である。 本発明のシェッドの第四実施形態を示す断面図である。 本発明のシェッドの第五実施形態を示す断面図である。 本発明のシェッドの第六実施形態を示す断面図である。 本発明のシェッドの第七実施形態を示す断面図である。 第七実施形態のシェッドのロープ張設装置の構成を示す平面図である。 本発明のシェッドの第八実施形態を示す断面図である。 本発明のシェッドの第九実施形態を示す断面図である。 本発明のシェッドの第十実施形態を示す断面図である。
以下、本発明のシェッドの複数の実施形態について、図面を基にして説明する。各実施形態のシェッドは、山の斜面Sに沿って設けられた通路(道路、鉄道用軌道等)に設置され、通路を落石、土砂崩落、雪崩等から防護するものである。
第一実施形態のシェッド10は、図1に示すように、通路の上方を覆う屋根部12と、屋根部12上に設置され、落石等の斜面落下物を受けたときに屋根部12に加わる衝撃を和らげる衝撃緩和部14とを備えている。
屋根部12は、通路の長さ方向に所定の間隔を空けて配置された複数の主桁16の上に設けられ、主桁16は、斜面S側の一端が支持壁18により支持され、谷側の一端が複数の支柱20により個別に支持されている。屋根部12は、床版層12aの上に現場打ちコンクリート層12bが積層された2重構造になっており、床版層12aは、主桁16の上に複数のプレキャストコンクリート床版を架け渡すように敷き並べることによって形成され、現場打ちコンクリート層12bは、床版層12aを形成した上にコンクリートを打設することによって形成されている。
衝撃緩和部14には、上下に重なる第一のネット構造物層22と第一の緩衝体層24とが設けられ、第一のネット構造物層22が、第一の緩衝体層24の上方に空間を空けて配置され、その上面で斜面落下物を受ける。
第一のネット構造物層22は、図1、図2に示すように、複数のロープ26、ネット28、複数の長尺部材30で構成されている。ロープ26は、例えば鋼線やステンレス線等撚り線であり、屋根部12上面の斜面S側の端部に沿って立設された擁壁であるロープ支持部32aと谷側の端部に沿って立設された擁壁であるロープ支持部32bとの間に、所定の間隔を空けて並列に張設されている。各ロープ26の谷側の端部は、緩衝装置34を介してロープ支持部32bに固定されている。緩衝装置34は、図3に示すように、U字状連結具34aを有し、U字状連結具34aが、ロープ支持部32bに取り付けられた連結部32cに係合し固定されている。U字状連結具34aの両端部には、ロープ26の末端よりやや内側の部分を摺動可能に挟持する挟持部材34bが設けられ、ロープ26の末端に、挟持部材34bに係合して摺動を止めるストッパ34cが取り付けられている。緩衝装置34は、斜面落下物を受けたとき、ロープ26に加わる引張力が所定値を超えると、ロープ26が挟持部材34b内を摩擦摺動し、衝撃を緩衝する。
ネット28は、いわゆる防護用のネットであり、例えば、紫外線等に対する耐候性に優れたポリエチレン等の繊維を編み込んで形成した合成樹脂ネット、針金を編み込んで網目状にした金網、あるいは、鋼線を格子状に配して交点を溶接して網状にしたワイヤメッシュ等が適している。ネット28は、ロープ26に固定されて張設されると共に、複数箇所がロープ26に固定されることによって、ネット28の伸び量がロープ26の長さ方向(通路の幅方向)に制限される。
長尺部材30は、ネット28よりも剛性が高く、斜面落下物を受けた時に変形可能な部材であり、例えば幅狭の金属板等が好適である。複数の長尺部材30は、互いに所定の間隔を空けて格子状に並列配置され、複数箇所がネット28に固定され、ネット28の伸び量が長尺部材30の長さ方向(通路の長さ方向及び幅方向)に制限される。
複数のロープ26、ネット28、及び複数の長尺部材30を重ねる順番は自由であるが、施工のしやすさを重視すると、ロープ26を張設した上に長尺部材30を取り付け、その上にネット28を敷いて複数箇所を固定するのが好ましい。
第一の緩衝体層24は、例えば、発泡スチロール、発泡ウレタン、EVA(エチレン-酢酸ビニル共重合樹脂)発泡体等で成る発泡体ブロック36を屋根部12の上面に敷設し、耐候性を向上させるための保護用部材38で被覆することによって形成されている。保護用部材38として、例えば、袋状の内側にコンクリートを注入して硬化させた薄い布製型枠を使用してもよいし、遮光性に優れたシート材等を使用してもよい。第一の緩衝体層24は、優れた衝撃緩衝性を有するものであり、通衝撃分散性それほど高くなくてもよい。
次に、シェッド10の落石等に対する衝撃耐量について説明する。上記のように、シェッドは、十分な衝撃耐量を確保してコストも抑えるため、特定部分に加わった強い衝撃を周囲に分散させ、広い領域で効率よく吸収する構造であることが好ましい。
第一のネット構造物層22のネット28は、落石等を受けた部分が変形して衝撃を吸収する衝撃吸収性と、ネット28が面内方向に引っ張り合って衝撃を分散させる衝撃分散性とを備えている。ロープ26は、ネット28の複数箇所に固定されてネット28の伸び量を制限することによって、衝撃分散性を向上させる。また、緩衝装置34は、挟持しているロープ26の端部が摩擦摺動することによって、衝撃緩衝性を向上させる。長尺部材30は、ネット28の複数箇所に固定されてネット28の伸び量を制限することによって、衝撃分散性を向上させる。なお、長尺部材30は、ネット28よりも剛性が高く、落石等の衝撃を受けた時に変形可能で、落石等を受けたときにネット28と一体に変形することが重要であり、緩衝機能を発揮する程度に靱性が高く弾性変形及び塑性変形可能な金属材料が好ましく、脆性破壊しやすい部材だと、ネット28が衝撃緩衝性を発揮できなくなるので好ましくない。
このように、第一のネット構造物層22の衝撃分散性と衝撃緩衝性は、ネット28の素材の剛性や網目の大きさを調節したり、ロープ26の数や張力を調節したり、緩衝装置34の数や摩擦摺動特性を調節したり、長尺部材30の数や剛性を調節したりすることによって、容易に可変調整することができる。また、第一のネット構造物層22と第一の緩衝体層24との間の空間は、第一のネット構造物層22の変形による緩衝機能を効果的に発揮させるもので、第一のネット構造物層22の衝撃分散性と衝撃緩衝性は、第一のネット構造物層22と第一の緩衝体層24の離間距離を調節することによっても可変調整することができる。
シェッド10の場合、第一のネット構造物層22は、衝撃緩衝性よりも衝撃分散性を重視した設定にすることが好ましい。そして、第一の緩衝体層24が、自己の優れた衝撃緩衝性により、第一のネット構造物層22によって広く分散されて適度に弱められた衝撃力を、広い領域で効率よく吸収する。このように、第一のネット構造物層22と第一の緩衝体層24とが協働することによって、コンクリート製の屋根部12に加わる衝撃が大幅に和らげることができる。
以上説明したように、シェッド10は、屋根部12の上に独特な衝撃緩和部14を有し、落石等の斜面落下物の種類や大きさ、想定される衝撃のエネルギー等に合わせ、衝撃緩和部14の衝撃緩衝性と衝撃分散性をバランスよく設定することができる。
特に、衝撃緩和部14は、第一のネット構造物層22と第一の緩衝体層24とを組み合わせているので、高い衝撃耐量が必要な大規模なシェッドに好適であり、衝撃緩和部14の衝撃緩衝性と衝撃分散性をバランスよく向上させることができるので、シェッド全体として高い衝撃耐量を確保して、コストも抑えることができる。
次に、本発明のシェッドの第二、第三、及び第四実施形態について、図4〜6に基づいて説明する。ここで、上記実施形態と同様の構成は、同一の符号を付して説明を省略する。第二実施形態のシェッド40は、上記と異なる衝撃緩和部42を有し、衝撃緩和部42は、図4に示すように、落石等を受ける第一のネット構造物層22の下方に空間を空けて第二のネット構造物層44が設けられ、さらに、第二のネット構造物層44の下方に空間を空けて第一の緩衝体層24が設けられている。この場合、第二のネット構造物層44は、第一のネット構造物層22と同様の構成でもよいし、例えば、ロープ26や長尺部材30の数を減らして衝撃緩衝性を重視した構成にしてもよい。
第三実施形態のシェッド46は、シェッド40の衝撃緩和部42と類似した衝撃緩和部48を有し、衝撃緩和部48は、図5に示すように、落石等を受ける第一のネット構造物層22の下方に空間を空けて第二のネット構造物層44が設けられ、さらに、第二のネット構造物層44の下面が第一の緩衝体層24の上面に支持されている。この場合、第二のネット構造物層44は、衝撃を受けたときの変形量が制限されているが、例えばネット28やロープ26の張力を高くしたり長尺部材30の数を増やす等して、衝撃分散性を高めた構成にすると良い。
第四実施形態のシェッド50は、上記と異なる衝撃緩和部52を有し、衝撃緩和部52は、図6に示すように、落石等を受ける第一のネット構造物層22の下方に空間を空けて第一の緩衝体層24が設けられ、第一の緩衝体層24の下面が第三のネット構造物層54の上面に支持され、さらに、第三のネット構造物層54の下面が第二の緩衝体層56の上面に支持されている。この場合、第三のネット構造物層54は、衝撃を受けた時の変形量が制限されているが、例えばネット28やロープ26の張力を高くしたり長尺部材30の数を増やす等して、衝撃分散性を高めた構成にすると良い。
シェッド40,46,50によれば、上記のシェッド10と同様の作用効果を得ることができ、さらに、ネット構造物層や緩衝体層が増加されているので、シェッド全体の衝撃耐量を格段に向上させることができる。
次に、本発明のシェッドの第五及び第六実施形態について、図7、図8に基づいて説明する。ここで、上記実施形態と同様の構成は、同一の符号を付して説明を省略する。第五実施形態のシェッド58は、シェッド10の衝撃緩和部14と類似した衝撃緩和部60を有し、衝撃緩和部60は、図7に示すように、第一のネット構造物層22の下面が第一の緩衝体層24の上面に支持されているという特徴がある。また、第六実施形態のシェッド62は、シェッド50の衝撃緩和部52と類似した衝撃緩和部64を有し、衝撃緩和部64は、図8に示すように、第一のネット構造物層22の下面が第一の緩衝体層24の上面に支持されているという特徴がある。
シェッド58,62は、積雪寒冷地に設置されるスノーシェッド等に好適である。スノーシェッドは、衝撃緩和部に雪が積もって定常荷重が加わるが、シェッド58,62は、第一のネット構造物層22を第一の緩衝体層24で支持する構造なので、第一のネット構造物層22に定常的なストレスが加わるのを防止することができる。なお、衝撃緩和部60,64の第一のネット構造物層22は、衝撃を受けた時の変形量が制限されているが、例えばネット28やロープ26の張力を高くしたり長尺部材30の数を増やす等して、衝撃分散性を高めた構成にすると良い。
次に、本発明のシェッドの第七実施形態について、図9、図10に基づいて説明する。ここで、上記実施形態と同様の構成は、同一の符号を付して説明を省略する。第七実施形態のシェッド66は、シェッド10とほぼ同様の衝撃緩和部14を有しているが、ロープ26を架設するためのロープ支持部32a,32bに代えて、図9に示すロープ張設装置68が設けられているという違いがある。
ロープ張設装置68は、屋根部12の上面に載置される基板部70と、基板部70の所定位置に立設され、ロープ26の端部が固定される一対のロープ支持部72a,72bとで構成されている。基板部70は、例えば図10に示すように、一定の剛性を有した棒部材を格子状に接続した格子体70aの上面を補助ネット70bで覆った構造である。ロープ支持部72aは、基板部70の斜面S側の端部に立設された複数の支柱材72a−1の上端部同士を梁材72a−2で連結した構造である。ロープ支持部72bも同様に、基板部70の谷側の端部に立設された複数の支柱材72b−1の上端部同士を梁材72b−2で連結した構造である。ロープ張設装置68は、屋根部12の上面に載置され、基板部70上面の、ロープ支持部72aとロープ支持部70bの間に第一の緩衝体層24が敷設され、さらに第一の緩衝体層24の上方に第一のネット構造物層22が設けられる。
シェッド10のロープ支持部32a,32bは、図1に示すように、下端部を屋根部12の上面に埋め込んで立設する構造なので、屋根部12自体を新設する場合は容易に設けることができるが、既設の屋根部12に付設する場合には適していない。しかし、ロープ張設装置68を使用すれば、屋根部12が新設か既設かに関係なく、ロープ支持部72a,72bを容易に設けることができる。
ロープ張設装置68は、基板部70が格子体70aと補助ネット70bとで構成された軽量構造なので、山間地の現場に運搬したり、屋根部12上に設置したりする作業が容易である。また、設置後、斜面落下物の衝撃を受けた時、基板部70は格子体70aと補助ネット70bとで構成された剛性の高い面を有するため、衝撃緩和部14を通して伝達した衝撃力をさらに分散させることができる。さらに、補助ネット70bが格子体70aの開口部分に沈み込むように変形することによって、一定の衝撃緩衝効果が得られる。なお、基板部70を屋根部12の上面に載置するとき、EVA樹脂発泡体シート等の弾性シートを介して載置してもよく、例えば、屋根部12の上面が平坦でない場合等に有効である。
次に、本発明のシェッドの第八実施形態について、図11に基づいて説明する。ここで、上記実施形態と同様の構成は、同一の符号を付して説明を省略する。第八実施形態のシェッド74は、シェッド58の衝撃緩和部60と類似した衝撃緩和部76を有し、衝撃緩和部76は、上記の第一のネット構造物層22とは異なる構造の第一のネット構造物層78を有している。
第一のネット構造物層78は、第一のネット構造物層22と同様のロープ26、ネット28及び長尺部材30を有し、これら全体がコンクリート等の補強材80の内部に埋設されて一体的に固定されているという特徴がある。第一のネット構造物層78によれば、ロープ26を引っ張った状態で補強材80に埋めて固めることによって、屋根部12の上面にロープ支持部32a,32bやロープ張設装置68を設置する作業を省略できるという利点がある。さらに、一定以上の落石等を受けて補強材80が破損しても、他の部分のロープ26とネット28及び長尺部材30が、補強材80により保持固定されているので、高い衝撃分散性及び衝撃緩衝性を発揮する。さらに、破損後、破損した箇所に補強材80を補充し硬化させることによって、第一のネット構造物層78を容易に修復することができる。
次に、本発明のシェッドの第九及び第十実施形態について、図12、図13に基づいて説明する。ここで、上記実施形態と同様の構成は、同一の符号を付して説明を省略する。第九実施形態のシェッド82は、シェッド10の衝撃緩和部14をシンプルにした衝撃緩和部84を有し、衝撃緩和部84は、図12に示すように、屋根部12の上方に空間を空けて配置された第一のネット構造物層22だけで構成されている。第十実施形態のシェッド86は、シェッド40の衝撃緩和部42をシンプルにした衝撃緩和部88を有し、衝撃緩和部88は、図13に示すように、屋根部12の上方に、互いに空間を空けて配置された第一及び第二のネット構造物層22,44だけで構成されている。
シェッド82,86の衝撃緩和部84,88は、緩衝体層を省略し、ネット構造物層だけで構成されているので、比較的小規模なシェッドに好適である。ネット構造物層22,44は、長尺部材30を設け、さらにロープ26や緩衝装置34を組み合わせることによって、ネット構造物層22,44の衝撃緩衝性と衝撃分散性を容易に調節することができる。したがって、衝撃緩和部の衝撃緩衝性と衝撃分散性をバランスよく設定することができ、シェッド全体として一定以上の衝撃耐量を確保して、コストも格段に抑えることができる。
なお、本発明のシェッドは上記実施形態に限定されるものではなく、例えば、上記の屋根部12、主桁16、支持壁18及び支柱20の構成は、その他の公知な構成に置き換えてもよい。
ネット構造物層の構成は、少なくとも屋根部に対向するよう張設されたネットを有するものであればよく、ネットの衝撃分散性と衝撃緩衝性を調節するためのロープや緩衝装置の数、長尺部材の数は、ネット構造物層ごとに変更することができる。また、ロープや長尺部材の配置は、通路に対して直角、平行、斜めのいずれでもよく、格子状又は菱形状に配置してもよい。ロープを張設する構造は、上記のロープ支持部32a,32bやロープ張設装置68を使用した構造に限定されず、例えば、ロープの一端を取り付けたアンカーを斜面Sに打ち込んで固定する構造にしてもよい。
緩衝体層は、上記のような発泡スチロール、発泡ウレタン、EVA発泡体等の材料に限定されず、優れた衝撃緩衝性を有するものであれば、ゴムチップ、廃タイヤ、敷砂等の他の材料を使用することができ、緩衝体層ごとに異なる材料を選択することができる。また、同じの材料(例えば、発泡スチロールのブロック体)を複数段に積み重ねて1つの緩衝材層にしてもよいし、異なる材料(例えば、発泡スチロールのブロック体とEVA発泡体シート)を積み重ねて1つの緩衝体層にしてもよい。さらに、積み重ねた間に、衝撃分散板(例えば、一定以上の剛性を有する格子状枠体等)を配置してもよい。
10,40,46,50,58,62,66,74,82,86 シェッド
12 屋根部
14,42,48,52,60,64,76,84,88 衝撃緩和部
22,78 第一のネット構造体
24 第一の緩衝体層
26 ロープ
28 ネット
30 長尺部材
34 緩衝装置
44 第二のネット構造物層
54 第三のネット構造物層
56 第二の緩衝体層
68 ロープ張設装置
70 基板部
70a 格子体
70b 補助ネット
72a,72b ロープ支持部
80 補強材
S 斜面

Claims (11)

  1. 山の斜面に沿って設けられた通路の上方を覆う屋根部と、前記屋根部上に設置され、斜面落下物を受けたときに前記屋根部に加わる衝撃を和らげる衝撃緩和部とを備えたシェッドにおいて、
    前記衝撃緩和部には、上下に重なる1つ以上のネット構造物層と1つ以上の緩衝体層とが設けられ、前記各ネット構造物層は、前記屋根部に対向するよう張設されたネットを有し、前記ネット構造物層の中の最も上側の層である第一のネット構造物層は、前記緩衝体層の中の最も上側の層である第一の緩衝体層よりも上側に配置され、その上面で斜面落下物を受け、
    少なくとも1つの前記ネット構造物層は、前記ネットよりも剛性が高く、斜面落下物の衝撃を受けたときに変形可能な複数の長尺部材を有し、前記複数の長尺部材は、互いに所定の間隔を空けて並列配置され、複数箇所が当該ネット構造物層の前記ネットに固定され、当該ネットの伸び量が前記長尺部材の長さ方向に制限され、
    前記複数の長尺部材を有した前記ネット構造物層は、互いに所定の間隔を空けて並列に張設された複数のロープを有し、前記複数のロープは前記複数の長尺部材と交差する向きに配置され、当該ネット構造物層の前記ネットは、複数箇所が前記ロープに固定され、当該ネットの伸び量が前記ロープの長さ方向に制限されることを特徴とするシェッド。
  2. 前記第一のネット構造物層は、下面が前記第一の緩衝体層の上面に支持されている請求項1記載のシェッド。
  3. 前記第一のネット構造物層は、前記第一の緩衝体層の上方に空間を空けて配置されている請求項1記載のシェッド。
  4. 前記衝撃緩和部には、前記第一のネット構造物層と前記第一の緩衝体層との間に、前記ネット構造物層である第二のネット構造物層が設けられ、前記第一のネット構造物層は、前記第二のネット構造物層の上方に空間を空けて配置されている請求項3記載のシェッド。
  5. 前記衝撃緩和部には、前記第一の緩衝体層の下面を支持する前記ネット構造物層である第三のネット構造物層と、前記第三のネット構造物層の下面を支持する前記緩衝体層である第二の緩衝体層とが設けられている請求項1乃至3のいずれか記載のシェッド。
  6. 山の斜面に沿って設けられた通路の上方を覆う屋根部と、前記屋根部上に設置され、斜面落下物を受けたときに前記屋根部に加わる衝撃を和らげる衝撃緩和部とを備えたシェッドにおいて、
    前記衝撃緩和部には、互いに重なるように配置された1つ以上のネット構造物層が設けられ、前記各ネット構造物層は、前記屋根部に対向するよう張設されたネットを有し、
    少なくとも1つの前記ネット構造物層は、前記ネットよりも剛性が高く、斜面落下物の衝撃を受けた時に変形可能な複数の長尺部材を有し、前記複数の長尺部材は、互いに所定の間隔を空けて並列配置され、複数箇所が当該ネット構造物層の前記ネットに固定され、当該ネットの伸び量が前記長尺部材の長さ方向に制限され、
    前記複数の長尺部材を有した前記ネット構造物層は、互いに所定の間隔を空けて並列に張設された複数のロープを有し、前記複数のロープは前記複数の長尺部材と交差する向きに配置され、当該ネット構造物層の前記ネットは、複数箇所が前記ロープに固定され、当該ネットの伸び量が前記ロープの長さ方向に制限されることを特徴とするシェッド。
  7. 前記屋根部の上面に前記ロープを張設するためのロープ張設装置が設置され、前記ロープ張設装置は、前記屋根部の上面に載置される基板部と、前記基板部の所定位置に立設され、前記ロープの端部が固定される一対のロープ支持部とで構成される請求項1乃至6のいずれか記載のシェッド。
  8. 前記ロープ張設装置の前記基板部は、複数の棒部材が格子状に接続された格子体と、前記格子体の上面を覆う補助ネットとで構成される請求項7記載のシェッド。
  9. 前記ロープ張設装置の前記基板部は、弾性シートを介して前記屋根部の上面に載置されている請求項7又は8記載のシェッド。
  10. 前記ロープは、当該ロープに加わる引張力が一定以上になるのを制限する摩擦摺動式の緩衝装置を介して張設されている請求項1乃至9のいずれか記載のシェッド。
  11. 少なくとも1つの前記ネット構造物層は、当該ネット構造物層の各構成部材が、補強材の内部に埋設されている請求項1乃至10のいずれか記載のシェッド。
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